JPS636540Y2 - - Google Patents

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JPS636540Y2
JPS636540Y2 JP12222784U JP12222784U JPS636540Y2 JP S636540 Y2 JPS636540 Y2 JP S636540Y2 JP 12222784 U JP12222784 U JP 12222784U JP 12222784 U JP12222784 U JP 12222784U JP S636540 Y2 JPS636540 Y2 JP S636540Y2
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JP
Japan
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lift valve
valve
permanent magnets
protrusion
lift
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JP12222784U
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JPS6136771U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (利用分野) 本考案は弁操作装置、特に、弁座に対して直角
に接離して流路を開閉する。いわゆるリフト弁
が、操作部の回動に応じて動作する型式の弁操作
装置に関し、流路開閉装置として多目的に利用で
きる。
(従来技術及びその問題点) この種弁操作装置として、実願昭59−72275号
のものをすでに提案しているが、これは過流出防
止弁付ガスコツクに内蔵されたもので、過流出防
止の弁座口21にリフト弁1を対向させてこのリ
フト弁をガスコツクの閉子3に回動させるように
し、この回動位置によつてリフト弁1が開閉動作
するようにしたものである。(第4図参照)この
さため、リフト弁1には一対の脚部11,11が
設けられてこれが過流出防止弁の主体2に外嵌
し、この脚部にそれぞれ第1永久磁石4を設ける
と共にこのリフト弁を閉子3に設けた筒部31の
切欠32にすすみ対偶させてあり、さらに、前記
第1永久磁石と対向する位置、すなわち、過流出
防止弁の主体2の基部に各一対の永久磁石からな
る二組の第2永久磁石5,5及び第3永久磁石
6,6を配設している。(第5図参照) また、前記第2永久磁石の極性と第3永久磁石
のそれとは反対に設定してあり、閉子3の初期位
置では脚部11,11の第1永久磁石4,4と第
2永久磁石5,5とが対向して吸着力が作用し、
他方、閉子3の全開位置では第1永久磁石4,4
と第3永久磁石6,6とが対向して逆に斥力が作
用するようになつている。
従つて、この従来のものでは、リフト弁1は閉
子3の全開位置においてのみ前記斥力により開弁
されることとなり、閉子3が半開状態に置かれた
場合にはリフト弁1は閉弁していることとなつ
て、コツク半開状態で使用される不都合が解消で
きる。すなわち、コツク半開状態で使用された場
合、コツクに接続されるガスゴム管が外れても過
流出防止弁を介するガス量が作動流量以上に達し
ないことから、異常状態においても過流出防止弁
が作動しない不都合が生じるが、上記従来のもの
では、このような不都合が解消されるのである。
尚、以上のものにおいて、リフト弁1の開弁位
置をできるだけ閉子3の全開位置に一致させ、し
かも、リフト弁1の閉弁状態を安定させるために
は、第6図の如く、第2永久磁石5,5と第3永
久磁石6,6の境界部7を、閉子3と一体回動す
る第1永久磁石4の回動域の終点側に位置させ
る。
そうすると、閉子3すなわち第1永久磁石4の
回転角度とリフト弁1の開度の関係が第 図のよ
うになり、上記要求をある程度満足するものとな
る。
ところが、このものによつても、リフト弁1の
開弁動作の立ち上りが緩やかなものとなり、ごく
小範囲であるが、リフト弁1が不完全状態となる
ことがある。(第7図参照) 第1永久磁石4が第2、第3永久磁石の境界部
7に位置した場合、第1永久磁石に十分な斥力が
作用せず、リフト弁1が十分に持ち上げられない
からである。
(技術的課題) 本考案は、このような、リフト弁1に設けた一
対の第1永久磁石4,4を、このリフト弁と同軸
の円周上に設けた第2、第3永久磁石5,6に対
向させると共にこの第2、第3永久磁石の極性を
互いに反対方向に設定し、前記リフト弁をその移
動軸線と同軸に設けた回動筒にすすみ対偶させ、
この固定筒の正回動によつて前記リフト弁が開弁
せしめられ、逆回動によつて閉弁せしめられるよ
うにしたものにおいて、リフト弁の不完全開状態
を生じにくくするため、第1永久磁石が第2、第
3永久磁石の境界部と一致したときに生ずる不完
全な開弁力によるリフト弁の開弁を1時的に阻止
できるようにすることをその課題とする。
(手段) 上記課題を解決するための本考案の技術的手段
は、リフト弁1と回動筒とのすすみ対偶部を回動
筒に設けた溝部とリフト弁に設けた突部との組み
合せとし、前記溝部においてリフト弁の全閉位置
で前記突部が対偶する逆回動側の一側を斜めに
し、この位置で前記突部の少しの逆回動を許容す
るようにしたことである。
(作用) 上記技術的手段は、次のように作用する。
初期状態では、リフト弁の第1永久磁石4,4
は第2永久磁石5,5と対向し、両方の磁石の極
性に応じて、リフト弁1が閉弁状態に保持されて
いる。
次いで、回動筒を正回動させると、初期移動時
にリフト弁1と回動筒とが相対回動してリフト弁
の突部が回動筒の溝部の斜め部分に当接する。従
つて、この状態では、突部すなわちリフト弁1に
は、開弁方向に対し一定の抵抗が付与された状態
にある。
さらに回動筒を回動させると、第1永久磁石
4,4が第2、第3永久磁石の境界部7に対向す
る。このとき、極性変化によりリフト弁には開弁
方向の弱い付勢力が作用するが、この付勢力は前
記抵抗よりも小さく開弁しない。
さらに回動して、回動筒が全開位置に近づくと
第1永久磁石4,4は第3永久磁石6,6とのみ
対向することとなつて開弁付勢力が増大し、突部
と斜め部分との対偶による抵抗に抗して急に開弁
する。
(効果) 本考案は次の特有の効果を有する。
正回動時、第2、第3永久磁石の境界部に第1
永久磁石が位置したときの弱い付勢力による不完
全閉状態が防止されるから、従来のものにくらべ
てリフト弁が半開状態に放置されにくくなる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を第1図〜第3図に基づ
いて説明する。
この実施例は、既述の従来例と同様に過流出防
止弁付のガスコツクに利用されたもので、リフト
弁1はガスコツクの閉子3内に過流出防止弁の主
体と共に内蔵される。
回動筒としての筒部31は閉子3の下端に連設
されこれに形成した下向きに開放の切欠32,3
2が上記の溝部となる。
この溝部としての前記切欠の一側下端部が下方
に拡大する傾斜部33となり、これにリフト弁1
の脚部11に設けた第1永久磁石4が嵌合してい
る。従つて、この第1永久磁石4,4は既述した
突部としても機能する。
また、脚部11,11の長さは、第2永久磁石
5,5及び第3永久磁石6,6からなる磁石組と
弁座口21との距離に合せて所定に設定してあ
り、リフト弁1の閉弁状態において、第1永久磁
石4,4が第2永久磁石5,5に最接近した状態
にある。
上記実施例のものでは、第2、第3永久磁石相
互の境界部7は筒部31に形成した切欠32の全
開位置からわずかに逆方向に偏つて位置するよう
に設定されており、筒部31を初期位置から正回
動させると、第3図のようにリフト弁1の開度が
変化する。
第1永久磁石4が前記境界部に一致したとき、
既述したように、突起としてのこの第1永久磁石
4が傾斜部33との対偶により上昇移動が一時的
に阻止されるからである。(第2図参照) 尚、上記実施例のものでは、永久磁石相互の斥
力(反発力)によりリフト弁を開弁させる構成と
したが、これを、永久磁石相互の吸引力により開
弁させ、逆に斥力により閉弁させる構成とするこ
とも可能である。
また、突起は第1永久磁石4,4と別個に設け
る構成、さらには、脚部11以外の部分に突起を
設ける構成も採用できる。
さらに、傾斜部33は曲線で構成することも可
能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の要部分解図、第2図は
第1永久磁石と切欠との関係を示す説明図、第3
図はリフト弁の開度変化を示す説明図、第4図は
従来例の説明図、第5図はその要部の分解図、第
6図はその改善例の説明図、第7図はこの場合の
リフト弁の開度変化を示す説明図であり、図中 1……リフト弁、11……脚部、21……弁座
口、31……筒部、32……切欠、33……傾斜
部、4……第1永久磁石、5……第2永久磁石、
6……第3永久磁石。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リフト弁1に設けた一対の第1永久磁石4,4
    を、このリフト弁と同軸の円周上に設けた第2、
    第3永久磁石5,6に対向させると共に、この第
    2、第3永久磁石の極性を互いに反対方向に設定
    し、前記リフト弁をその移動軸線と同軸に設けた
    回動筒にすすみ対偶させ、この回動筒の正回動に
    よつて前記リフト弁が開弁せしめられ、逆回動に
    よつて閉弁せしめられるようにしたものにおい
    て、リフト弁1と回動筒とのすすみ対偶部を回動
    筒に設けた溝部とリフト弁に設けた突部との組み
    合せとし、前記溝部においてリフト弁の全閉位置
    で前記突部が対偶する逆回動側の一側を斜めに
    し、この位置で前記突部の少しの逆回動を許容す
    るようにした弁操作装置。
JP12222784U 1984-08-08 1984-08-08 弁操作装置 Granted JPS6136771U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12222784U JPS6136771U (ja) 1984-08-08 1984-08-08 弁操作装置

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JP12222784U JPS6136771U (ja) 1984-08-08 1984-08-08 弁操作装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6136771U JPS6136771U (ja) 1986-03-07
JPS636540Y2 true JPS636540Y2 (ja) 1988-02-24

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ID=30680988

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JP12222784U Granted JPS6136771U (ja) 1984-08-08 1984-08-08 弁操作装置

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