JPH0121257Y2 - - Google Patents

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JPH0121257Y2
JPH0121257Y2 JP19568681U JP19568681U JPH0121257Y2 JP H0121257 Y2 JPH0121257 Y2 JP H0121257Y2 JP 19568681 U JP19568681 U JP 19568681U JP 19568681 U JP19568681 U JP 19568681U JP H0121257 Y2 JPH0121257 Y2 JP H0121257Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ガスの元栓に関し、特に、ゴム管外
れ等一定流量以上の過流出状態となつたときガス
流路を自動的に遮断する形式の所謂、過流出防止
弁を具備するガス元栓に関するものである。従来
のこの種元栓としては、閉子回動型のガスコツク
内に過流出防止弁を組み込んだものが採用されて
おり、この種、過流出防止弁付ガスコツクとして
は実公昭56−043582号公報に開示のものがある。
ところが、このものでは、閉子が半開状態に置
かれるとゴム管外れ等の過流出状態が生じても、
過流出防止弁を介する流量は作動流量に達せず、
過流出防止弁は作動しない。従つて、ガスゴム管
が外れたりしてガス回路が異常状態にあるにもか
かわらず、生ガス放出状態が継続する不都合があ
る。
[目的] 本考案は、元栓が半開等の中間状態に位置しな
いようにして、異常状態での過流出防止弁の不作
動を防止することを目的とする。
[技術的手段] 上記目的を達成するために講じた本考案の技術
的手段は、〓本体1内にガス入口7からガス出口
5に至る屈曲ガス流路を形成し、この屈曲点に弁
室3を設け、ガス入口7の下流側に挿入した過流
出防止弁6の弁座口8とガス出口5の上流側に設
けた弁座9をこの弁室3内に臨ませ、さらに、前
記弁室3内に直線移動可能に支持されたリフト弁
2を収容し、このリフト弁2の弁体10を前記弁
座9に対して接離自在に対向させるとともにこの
リフト弁2を常時閉弁方向に付勢し、このリフト
弁2の弁軸11にリセツト板14を一体的に設け
てこのリセツト板14の下方の端縁を前記弁座口
8に近接させるとともに、リフト弁2の閉弁状態
でのみ前記リセツト板14の端縁が弁座口8の上
方近傍に位置するようにこのリセツト板14の取
付位置を設定し、他方、リセツト板14の上方に
は弁軸11を直交するように操作主軸17を設
け、弁室3内における操作主軸17の突出端部の
偏心位置に設けた突起19を前記リセツト板14
の上方の端縁にその復帰方向から係合させ、前記
操作主軸17の回動域を一定角度に規制し、この
回動域における操作主軸17の全開位置で前記突
起19がリセツト板14との対偶関係における上
死点に位置するようにし、この操作主軸17を外
部操作可能にした〓ことである。
[作用] 上記技術的手段は次のように作用する。
操作部すなわち操作主軸17が「閉」の状態に
あるとき、突起19は上死点から外れた位置にあ
つて、リフト弁2は、これに付与させた付勢力に
より初期位置に維持され、弁体10は弁座9に対
接している。本体1内の流路は、これにより遮断
状態にある。
次いで、この状態から、操作主軸17を開回動
させると、リセツト板14と操作主軸17の突出
端部の突起19との対偶関係(カム機構)から、
上記付勢力に抗して前記リフト弁2が閉弁付勢力
に抗して直接移動せしめられて弁体10が弁座9
から離反せしめられる。操作主軸17が全開位置
に回動せしめられると、突起19がリセツト板1
4との関係では上死点に位置せしめられ、リフト
弁2が開弁状態に維持され、リセツト板14は弁
座口8から外れて位置することとなる。
この開回動の過程で、操作主軸17に作用させ
た回動力を解放すると、リフト弁2には常時閉弁
方向の付勢力が作用していること、および、リフ
ト弁2と操作主軸17とは偏心突起と直動板との
組み合せからなるカム機構を介して関連している
ことから、リフト弁2は閉弁位置に復帰せしめら
れ、且、副軸20、操作主軸17も初期位置に復
帰せしめられる。
上記全開状態で、ゴム管が外れたりして、過流
出状態になると、過流出防止弁6が作動して、本
体1内の流路はこの過流出防止弁6によつて遮断
され過流出防止弁6の球弁Aが弁座口8から弁室
3側に一部突出する。ついで、操作主軸17を復
帰回動させるとリフト弁2はこれに作用させた付
勢力により閉弁する。このとき、リセツト板14
は弁座口8の上方に復帰するから、この弁座口8
に嵌入していたAがリセツト板14によつて押し
込まれ、過流出防止弁6がリセツトされる。
[効果] 本考案は上記構成であるから次の特有の効果を
有する。
操作部の回動のみでガス回路が開閉できるとと
もに過流出防止弁6がリセツトできるから操作性
が優れたものとなる。
開回動の過程で、操作主軸17に作用させた回
動力を解放すると、リフト弁2は閉弁位置に復帰
せしめられ、且、操作主軸17も初期位置に復帰
せしめられるから、本体1内の流路が半開状態に
置かれるような不都合が解消される。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1図に示す第1実施例は、元栓として、リフ
ト弁のみを用いたもので、本体1内に横向きに設
けたリフト弁2が該本体内の弁室3に進退自在に
収容されている。
弁室3の側部にはホースエンド4を連設したガ
ス出口5が開口し、他方、該弁室3の下方には過
流出防止弁6を収容したガス入口7が設けられ、
該過流出防止弁の上端に位置する弁座口8は弁室
3に開口する。
弁室3に開口するガス出口5の上流端には、弁
座9が設けられて、リフト弁2の弁体10が該弁
座に対接し、その弁軸11は本体1の他方の側壁
に取着した盲栓12の筒部13により摺動自在に
支持され、該弁軸の中程に設けた円板状のリセツ
ト板14と前記盲栓との間に圧縮バネ15を介装
してリフト弁2を常閉方向に付勢している。
前記リセツト板14の下端は弁座口8に近接さ
せてあり、全閉位置では該リセツト板は該弁座口
の上方に位置するようになつている。又、リフト
弁2は弁室3の上壁16を外周気密状態で貫通す
る操作主軸操作主軸17により開閉駆動されるも
ので、該操作主軸17の下端突出部18の下面に
偏心位置に突設した突起19がリセツト板14の
一側に近接している。
次に、操作主軸17の上端側には副軸20が摺
動自在に勘合しており、これの下部に外嵌し、本
体1の上部の筒部21内に固定する回動規制部材
22により回動範囲を適宜(90度)に規制すると
ともに副軸20に取着した操作つまみ23の操作
を押し回し式に規制してある。
この為、操作主軸17と副軸20の下端の開削
部24には圧縮バネ25を挿入して該操作主軸を
上昇方向に付勢し、副軸20の下端に突出させた
一対の突片26,26を回動規制部材22に設け
た切欠部27,27内に位置するようにしてあ
る。
回動規制部材22は第3図の如く筒状に構成さ
れており、この回動規制部材22の下端縁に一対
の切欠部27,27が形成され、この切欠部に突
片26,26の形成範囲によつて副軸20の回動
範囲が上記のように所定に設定される。又、切欠
部27,27の一側には縦方向の溝部28,28
が形成され、この溝部28,28に前記突片2
6,26が嵌入係合する。
上記した第1実施例のものでは、操作つまみ2
3は押し回し式となる。すなわち、全閉位置で該
操作つまみを押し込むと突片26,26が溝部2
8,28から外れて開回動可能となり、この押し
込み状態で操作つまみ23を90度回動させると、
突片26,26が切欠部27,27の一側に当接
して操作つまみ23は全閉位置から90度回動した
位置(全開位置)に停止せしめられる。
この間、操作主軸17も一体的に回動し、下端
で偏心状態にある下端突出部18の突起19が第
3図の実線の位置から二点鎖線の位置に90度回動
する。これにより、該突起19がリセツト板14
を圧縮バネ15に抗して横移動させ、該リセツト
板は過流出防止弁6の弁座口8から外れるととも
に、操作主軸17を介して連結する弁体10が開
弁する。この時、突起19は死点位置にあり、リ
セツト板14及び弁体10は盲栓12側に後退し
た状態に保持される。
尚、操作主軸17が上記全開位置に達するまで
の間で操作つまみ23の開回動を停止した場合に
は、突起19が死点より手前側にあることから、
リセツト板14に作用する圧縮バネ15の付勢力
で復帰回動せしめられるとともに弁体10も閉弁
する。
従つて、弁体10は半開状態等の不完全の状態
に置かれることがない。
次いで、上記開弁状態でホースエンド4以下の
下流側でガスゴム管の外れ等の異常過流出状態が
生じると、過流出防止弁6を介する流量が増大し
て球弁Aが持ち上げられて弁座口8に嵌入する。
これにより、元栓内の流路が遮断されて過流出状
態が停止する。
爾後、操作つまみ23を全閉側に復帰回動させ
ると、弁体10及びリセツト板14が圧縮バネ1
5により初期位置に復帰せしめられ、弁体10が
閉弁するとともにリセツト板14は弁座口8の上
方に位置して弁座口8に嵌入突出する球弁Aの突
出部を押し込み、該球弁を下落させる。この全閉
状態でホースエンド4以下の下流側を正常に復元
すると元栓の開放によりガスが再度使用可能とな
る。上記閉弁操作はそのまま復帰回動させればよ
く、全閉位置で突片26,26が溝部28,28
に嵌入係合する。尚、上記第1実施例の元栓を電
磁弁式とするには、第1図の二点鎖線で示す如
く、盲栓12に電磁ソレノイド30を設け、弁体
10,リセツト板14と一体的に移動する弁軸1
1を外周気密状態で前記電磁ソレノイド30内に
突出させてその突出部を出力軸31とすればよ
く、電磁ソレノイド30への電気回路をON,
OFFさせることにより弁体10を開閉でき、こ
の場合にも弁体10が不完全開の中間状態に保持
される不都合が防止できる。又、第1実施例の場
合と同様、電磁ソレノイド30への電気回路を
OFFさせて弁体10を閉弁させることにより作
動状態にある球弁Aをリセツト板14によりリセ
ツトすることができる。
尚、この電磁弁式元栓の場合の操作装置として
は、第1図に示す押し回し機構をそのまま利用
し、第4図の如く、操作つまみ23に設けた舌片
32を本体1の上面の適宜位置に設けたスイツチ
33に対応させ、操作つまみ23を初期位置から
90度回動させた時点で該スイツチを閉成するよう
にした場合には、電磁弁式元栓の操作も初期位置
から90度回動させると元栓が開弁することとな
り、他の元栓と操作が同様に統一されたものとな
る。
又、既述の第1実施例の場合において、操作主
軸17と本体1とのまわり対偶部の気密保持手段
として、手段として第5図に示す如く、円錐形軸
部40とテーパー状軸受部41とのまわり対偶部
にシール用グリスを介在させた方式も採用可能で
あり、この場合には操作主軸17の気密がOリン
グ等のゴムパツキンシールに比べて耐熱性、耐久
性が向上したものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例の説明図、第2図
はこれに用いる直動カム機構の説明図、第3図は
回動規制部材22の斜視図、第4図は第2実施例
の説明図、第5図は第3実施例の要部の説明図で
あり、図中、1……本体、2……リフト弁、3…
…弁室、5……ガス出口、6……過流出防止弁、
7……ガス入口、8……弁座口、9……弁座、1
0……弁体、11……弁軸、14……リセツト
板、17……操作主軸、20……副軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体1内にガス入口7からガス出口5に至る屈
    曲ガス流路を形成し、この屈曲点に弁室3を設
    け、ガス入口7の下流側に挿入した過流出防止弁
    6の弁座口8とガス出口5の上流側に設けた弁座
    9をこの弁室3内に臨ませ、さらに、前記弁室3
    内に直線移動可能に支持されたリフト弁2を収容
    し、このリフト弁2の弁体10を前記弁座9に対
    して接離自在に対向させるとともにこのリフト弁
    2を常時閉弁方向に付勢し、このリフト弁2の弁
    軸11にリセツト板14を一体的に設けてこのリ
    セツト板14の下方の端縁を前記弁座口8に近接
    させるとともに、リフト弁2の閉弁状態でのみ前
    記リセツト板14の端縁が弁座口8の上方近傍に
    位置するようにこのリセツト板14の取付位置を
    設定し、他方、リセツト板14の上方には弁軸1
    1と直交するように操作主軸17を設け、弁室3
    内における操作主軸17の突出端部の偏心位置に
    設けた突起19を前記リセツト板14の上方の端
    縁にその復帰方向から係合させ、前記操作主軸1
    7の回動域を一定角度に規制し、この回動域にお
    ける操作主軸17の全開位置で前記突起19がリ
    セツト板14との対偶関係における上死点に位置
    するようにし、この操作主軸17を外部操作可能
    にした過流出防止弁付のガス元栓。
JP19568681U 1981-12-29 1981-12-29 過流出防止弁付のガス元栓 Granted JPS58101063U (ja)

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JPS58101063U JPS58101063U (ja) 1983-07-09
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