JP2000161531A - ボール弁 - Google Patents

ボール弁

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JP2000161531A
JP2000161531A JP10339203A JP33920398A JP2000161531A JP 2000161531 A JP2000161531 A JP 2000161531A JP 10339203 A JP10339203 A JP 10339203A JP 33920398 A JP33920398 A JP 33920398A JP 2000161531 A JP2000161531 A JP 2000161531A
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JP
Japan
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stem
lever handle
spring
valve
ball valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP10339203A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Fuseya
広樹 布施谷
Hiroaki Nakagawa
博明 仲川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kitz Corp
Original Assignee
Kitz Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kitz Corp filed Critical Kitz Corp
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Publication of JP2000161531A publication Critical patent/JP2000161531A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造によって全閉時のハンドルロック
機構を得ることができ、部品点数を少なくしてコストを
削減することができると共に、組立て工数を少なくする
ことが可能であり、しかも、コンパクトなボール弁を提
供すること。 【解決手段】 ステム6の突出部分に嵌合したレバーハ
ンドル11により弁体7を回して開閉するボール弁にお
いて、ボデー2のステム貫通孔5に内側からステム6を
挿入して、ステム6の下方外周に設けたフランジ部6b
をステム貫通孔5の下側に係合し、レバーハンドル11
より上のステム6にスプリング10を圧縮して抜け止め
支持し、ボデー2上面にレバーハンドル11の可動域を
規制するストッパ2c、2dと、弁体7が閉の位置でレ
バーハンドル11が移動不能に嵌まる溝2eを設け、ス
プリング10によりステム6の上昇付勢とレバーハンド
ル11の下降付勢を行い、かつスプリング10で閉位置
のレバーハンドル11を溝2e内に保持するようにした
ボール弁である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レバーハンドルに
より弁体を回動して開閉するボール弁に関し、特に、自
動車等のエンジンオイルの交換時に用いられるオイル抜
き用のボール弁に関する。
【0002】
【従来の技術】ボール弁を全閉にした際に、閉状態に保
持したままでハンドルをロックするロック機構には、ガ
ス用ボール弁に見られるような構造があり、また、この
種のオイル抜き用弁の構造には、実用新案登録第254
6566号公報が存在する。
【0003】同公報のオイル抜き用操作弁は、回転軸に
接続された操作レバーを本体に形成されたL字状のガイ
ド孔に挿通し、このガイド孔内で操作レバーを作動する
ようになっており、バルブの閉状態には蓋体と操作レバ
ーの基端部の間に付勢するようにして設けた圧縮スプリ
ングによってスリット状のガイド孔の凹部に操作レバー
が付勢され、押しつけられることによって操作レバーを
ロックするようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このオ
イル抜き用操作弁は、ボデーの鍛造成形後にガイド孔を
側方から加工する必要があって加工工数がかかるばかり
でなく、組立時には、内部の付勢部材の伸縮幅を保持す
るためにスペーサを設けたり、また、回転軸の抜け止め
防止手段としてスペーサの上部に蓋体を設け、その上か
らロック部材を本体内周の溝に収納しなければならない
等の組立性が良くないという問題とバルブ全体が大きく
なるという問題があった。
【0005】このため、バルブ取付けの際には、設置箇
所のスペースを広く設けるか、または設置箇所を考慮す
る必要がある等の問題点を有していた。
【0006】本発明は、上記の問題点を解決するために
開発したものであり、その目的とするところは、簡単な
構造によって全閉時のハンドルのロック機構を得ること
ができ、加工工数を減らしてコストを削減することがで
き、また、コンパクトなボール弁を提供するものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、ステムの突出部分に嵌合したレバーハン
ドルにより弁体を回して開閉するボール弁において、ボ
デーのステム貫通孔に内側からステムを挿入して、ステ
ムの下方外周に設けたフランジ部をステム貫通孔の下側
に係合し、レバーハンドルより上のステムにスプリング
を圧縮して抜け止め支持し、ボデー上面にレバーハンド
ルの可動域を規制するストッパと、弁体が閉の位置でレ
バーハンドルが移動不能に嵌まる溝を設け、スプリング
によりステムの上昇付勢とレバーハンドルの下降付勢を
行い、かつスプリングで閉位置のレバーハンドルを溝内
に保持するようにしたボール弁である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明におけるボール弁の実施形
態を図面に従って説明する。図1は、本発明におけるボ
ール弁の一例を示す一部切欠き断面図である。ボデー2
は、一端にステム6、弁体7等を挿入するための開口部
3を有し、他端には例えば、自動車等のオイルパン等の
ドレン口等に固定するための接合部4を設けている。ス
テム6はボデー2の開口部3側から装入し、ボデー2の
内部に連通するようにして設けた貫通孔5より突出する
ようにし、貫通孔5の途中に設けた段部5aにおいてス
テム6が上方側へ飛出すことを防止するために設けた鍔
部6bが係止するように設ける。6cはステム6と貫通
孔5とをシールするOリングである。
【0009】8はシート部材であり、このシート部材8
を弁体7の奥側及びキャップ9に装着した後にボデー2
の開口部3側において、キャップ9に設けたおねじ9c
がボデー2のめねじ2aに螺合するようにしてキャップ
9をボデー2に螺着して弁本体を構成する。このキャッ
プ9には、外周溝9aを有する継手用プラグ9bを設
け、このプラグ9bに、これと対をなすソケットを接続
してホースよりオイル等を排出するようにしている。
【0010】11はバルブ開閉用のレバーハンドルであ
り、このレバーハンドル11に設けた嵌合孔11aをス
テム6の2面を切除した切欠部6aの上部より挿入し、
更に、その上からスプリング10を拡径部10aを下側
にして弾発付勢するように座金16で押圧して設け、更
にステム6の上部付近に設けた凹部6dに止め輪15を
嵌着してレバーハンドル11をボデー2のガイド面2b
側に付勢させると共に、ステム6を貫通孔5に対して回
動自在に設けている。従って、スプリング10がステム
6の上昇とレバーハンドル11の押下げとを行ってい
る。尚、嵌合孔11は、切欠部6aの断面と略同形にし
てある。
【0011】レバーハンドル11において、ボデー2の
ガイド面2bと接触する摺動面11bは略平面に精度を
確保して加工されており、レバーハンドル11は滑らか
に回転するようにしている。また、レバーハンドル11
の先端から突出して係止部11cを設け、レバーハンド
ル11を回転したときに係止部11cがボデー2のガイ
ド面2bの両端に設けたストッパ2cと、ストッパ2d
に当接するようにして回転範囲が規制されている。
【0012】更に、レバーハンドル11を回転したとき
に弁体7の流路7aが閉の状態になる側のストッパ2d
側において、突部2dからハンドル11の回転方向に向
けて係止部11cの幅よりやや拡げた幅の溝部2eを、
ボデー2に形成してあり、鍛造成形の場合は、溝部2e
をボデー2の鍛造時に成形する。レバーハンドル11を
回転して弁体7の流路7aが全閉になる状態にすると、
スプリング10の付勢力で係止部11cがボデー2の溝
部2eに嵌まり込むようにしている。
【0013】又、ステムカバー12は、軟質樹脂やゴム
等によって成形しており、嵌着溝12aを座金16に嵌
着することによってバルブ本体1に取り付け、トラック
等の自動車のオイル抜き用のバルブとして用いた場合等
に、石や砂利等が本体に接触したりしても、止め輪15
が外れないように保護したり、砂利等がスプリング部分
から本体内に入り込んで動作不良等を発生させないよう
にしている。
【0014】次に上記の実施形態の作用を説明する。図
2に示すように、弁体7が開の状態では、レバーハンド
ル11の係止部11cがボデー2のストッパ2cに当接
するようにしてレバーハンドル11の回転角度を規制し
て弁体7を略90°回動するようにしている。レバーハ
ンドル11を閉の方向に回転すると、スプリング10の
弾発力によってレバーハンドル11の係止部11cがボ
デー2方向に向けて付勢しながらガイド面2bに沿って
摺動し、弁体7はレバーハンドル11の回転角度に伴っ
て回転し、レバーハンドル11を閉の方向に回転して図
3に示すように弁体7が全閉の状態になるようにする
と、スプリング10の弾発力で係止部11cが溝部2e
に落ち込み、レバーハンドル11はロックされる。ロッ
クした状態は、スプリング10の弾発力によって係止部
11cが溝部11に嵌まり込んで保持され、みだりにバ
ルブの弁体が動いて開かないようにしている。
【0015】一方、弁体7を開の状態にする際には、先
ずレバーハンドル11をボデー2側方向に押圧し、係止
部11cをガイド面2bより上になるように溝部2eか
ら上昇させ、ロックの状態を解除する。更に、押圧した
状態でレバーハンドル11を開方向に回転して係止部1
1cの摺動面11bをガイド面2bに案内されるが、そ
のままレバーハンドル11を回転することにより、摺動
面11bがガイド面2bを摺動しながらレバーハンドル
11は回転可能になり、弁体7を開の状態することがで
きる。
【0016】スプリング10は、図5に示すように拡径
部10aを設けるようにしたので、小型化が可能な形状
で大きい蓄勢力が得られるため、弁体7を閉の状態にし
た際にロック状態を強固に保つことができる。また、ス
プリング20を小型化することによってステム6を短軸
にすることがができると共に、バルブ本体1を組立てる
際にボデー2の開口部3側から装入することが可能にな
り、ステム6の飛出防止として貫通孔5の内部に段部5
aを設けているので他に更なる部品等は必要なく、バル
ブ本体1の小型化が可能になる。
【0017】更に、スプリング10は、レバーハンドル
11の係止部11cを落とし込む付勢力を得ていること
と共に、ボデー2に対してステム3を押し上げる力を有
しているので、ボデー2の段部5aにステム6の鍔部6
bが密接し、軸方向のガタツキを防止している。
【0018】
【発明の効果】従って、本発明によると、ハンドルの閉
状態において簡単な構造によってハンドルのロック機構
を設けることができるので小型化が可能であり、更に、
製造する際には加工工数が少ないためコストを削減する
ことができる等の効果があり、特に、自動車等のオイル
交換用のボール弁に好適である。
【0019】更には、バルブ本体の内部に異物、砂利等
が混入することを防止する構造としたので、自動車等の
オイル抜き用のバルブ等、各種な用途に使用が可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるボール弁の一例を示す一部切欠
き断面図である。
【図2】本発明におけるボール弁の平面図である。
【図3】図2のレバーハンドルを閉の状態にした平面図
である。
【図4】ボデー上面を展開した展開図である。
【図5】図1におけるスプリングの正面図である。
【図6】レバーハンドルの平面図である。
【符号の説明】
2 ボデー 2c、2d ストッパ 2e 溝部 5 貫通孔 6 ステム 7 弁体 10 スプリング 11 レバーハンドル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステムの突出部分に嵌合したレバーハン
    ドルにより弁体を回して開閉するボール弁において、ボ
    デーのステム貫通孔に内側からステムを挿入して、ステ
    ムの下方外周に設けたフランジ部をステム貫通孔の下側
    に係合し、レバーハンドルより上のステムにスプリング
    を圧縮して抜け止め支持し、ボデー上面にレバーハンド
    ルの可動域を規制するストッパと、弁体が閉の位置でレ
    バーハンドルが移動不能に嵌まる溝を設け、スプリング
    によりステムの上昇付勢とレバーハンドルの下降付勢を
    行い、かつスプリングで閉位置のレバーハンドルを溝内
    に保持するようにしたことを特徴とするボール弁。
JP10339203A 1998-11-30 1998-11-30 ボール弁 Pending JP2000161531A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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