JP2519480Y2 - 弁の二段開閉用ストッパー - Google Patents
弁の二段開閉用ストッパーInfo
- Publication number
- JP2519480Y2 JP2519480Y2 JP7834891U JP7834891U JP2519480Y2 JP 2519480 Y2 JP2519480 Y2 JP 2519480Y2 JP 7834891 U JP7834891 U JP 7834891U JP 7834891 U JP7834891 U JP 7834891U JP 2519480 Y2 JP2519480 Y2 JP 2519480Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- valve shaft
- control plate
- stopper
- closing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Preventing Unauthorised Actuation Of Valves (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は手動ハンドル操作で開閉
する弁の二段開閉用ストッパーに関する。
する弁の二段開閉用ストッパーに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、手動ハンドルの操作により開
閉する弁は広く用いられているが、弁の開閉は全開か又
は全閉とされていた。
閉する弁は広く用いられているが、弁の開閉は全開か又
は全閉とされていた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】小型の弁やボールバル
ブにおいて、弁の開閉が全開か全閉の状態で使用される
のは普通であるが、圧力の高い液体を急激に全開より全
閉にすると、弁体、弁座に加わる衝撃が大きく、弁体や
弁座に損壊が生じるおそれがある。又、ボールバルブを
定量出荷施設として使用する場合には全開、全閉の状態
だけでなく、適宜の量に応じた弁の手動ハンドル操作が
要求される。
ブにおいて、弁の開閉が全開か全閉の状態で使用される
のは普通であるが、圧力の高い液体を急激に全開より全
閉にすると、弁体、弁座に加わる衝撃が大きく、弁体や
弁座に損壊が生じるおそれがある。又、ボールバルブを
定量出荷施設として使用する場合には全開、全閉の状態
だけでなく、適宜の量に応じた弁の手動ハンドル操作が
要求される。
【０００４】本考案の目的は上記のような要望に適する
ように、手動ハンドル操作による弁の開閉を段階的に規
制することのできる弁の二段開閉用ストッパーを提供し
ようとするものである。
ように、手動ハンドル操作による弁の開閉を段階的に規
制することのできる弁の二段開閉用ストッパーを提供し
ようとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本考案では、手動ハンドルで回動される弁軸を貫挿通
する長孔を有し、この長孔の範囲で摺動できると共に弁
軸と共に回動する制御板を設け、この制御板の周縁に
は、基板に設けたボルトその他の１対の当接部と係合す
る止定部を設け、弁軸の回動範囲を規制するようにした
弁の二段開閉用ストッパーとした。
め本考案では、手動ハンドルで回動される弁軸を貫挿通
する長孔を有し、この長孔の範囲で摺動できると共に弁
軸と共に回動する制御板を設け、この制御板の周縁に
は、基板に設けたボルトその他の１対の当接部と係合す
る止定部を設け、弁軸の回動範囲を規制するようにした
弁の二段開閉用ストッパーとした。
【０００６】
【作用】本考案では制御板には手動ハンドルで回動され
る弁軸を貫挿通する長孔があり、この長孔の範囲で制御
板が摺動することにより、弁軸の回動範囲が規制され
る。これは弁の基板に設けたボルトその他の当接部は弁
軸を中心として両側に１対として設けられ、弁軸に貫挿
通され、弁軸と同時に回動する制御板がこれら当接部と
係合して止定するので、回動範囲が制限されるからであ
る。従って、弁が全開−中開−全閉となる位置に対応し
て制御板が止定するように止定部が設けられている。
る弁軸を貫挿通する長孔があり、この長孔の範囲で制御
板が摺動することにより、弁軸の回動範囲が規制され
る。これは弁の基板に設けたボルトその他の当接部は弁
軸を中心として両側に１対として設けられ、弁軸に貫挿
通され、弁軸と同時に回動する制御板がこれら当接部と
係合して止定するので、回動範囲が制限されるからであ
る。従って、弁が全開−中開−全閉となる位置に対応し
て制御板が止定するように止定部が設けられている。
【０００７】
【実施例】以下、実施例として示した図面に従って説明
する。１は弁軸で、弁体を開閉操作するよう手動ハンド
ルを取付けている。２は制御板で長孔３を有し、この長
孔３には弁軸１が貫挿通されて弁軸１と共に回動すると
共に長孔の範囲で摺動可能となっている。４、５、６、
７は止定部で、制御板２の周縁に設けられ、当接部８、
８と当接して、弁軸１と共に回動する角度を規制するよ
うになっている。４、５のように凸部である場合もある
が、６、７のように外周縁の場合もある。当接部８、８
は実施例の場合、基板９と弁箱10とを固定するボルトを
利用しているが、これに限定されるものではない。
する。１は弁軸で、弁体を開閉操作するよう手動ハンド
ルを取付けている。２は制御板で長孔３を有し、この長
孔３には弁軸１が貫挿通されて弁軸１と共に回動すると
共に長孔の範囲で摺動可能となっている。４、５、６、
７は止定部で、制御板２の周縁に設けられ、当接部８、
８と当接して、弁軸１と共に回動する角度を規制するよ
うになっている。４、５のように凸部である場合もある
が、６、７のように外周縁の場合もある。当接部８、８
は実施例の場合、基板９と弁箱10とを固定するボルトを
利用しているが、これに限定されるものではない。
【０００８】図１において、弁軸１が長孔３のＡ端にあ
る場合、弁軸１を左回転させると制御板２の止定部６が
当接部８に当接して回転を止め、弁は全開状態となる。
図２の場合、同一条件で弁軸１を右回転させると、止定
部５が当接部８に当り止定され、弁は中開の状態とな
る。この状態から図３に示すように制御板２の長孔３内
で弁軸１の位置をＢ側へ摺動させると、さらに弁軸１は
回動して弁は全閉となる。
る場合、弁軸１を左回転させると制御板２の止定部６が
当接部８に当接して回転を止め、弁は全開状態となる。
図２の場合、同一条件で弁軸１を右回転させると、止定
部５が当接部８に当り止定され、弁は中開の状態とな
る。この状態から図３に示すように制御板２の長孔３内
で弁軸１の位置をＢ側へ摺動させると、さらに弁軸１は
回動して弁は全閉となる。
【０００９】図４は要部断面図、図５は弁軸１と制御板
２との相互位置を示す断面図で、11はボールで、スプリ
ングで付勢されている。12、13は係合孔で、長孔３内で
弁軸１の位置をクリック動作で摺動し、止定することが
できるようにしている。
２との相互位置を示す断面図で、11はボールで、スプリ
ングで付勢されている。12、13は係合孔で、長孔３内で
弁軸１の位置をクリック動作で摺動し、止定することが
できるようにしている。
【００１０】上記のように、図１、図２、図３と弁軸
１、制御板２との係合状態と、当接部８、８とにより弁
軸１の回動範囲が規制され、弁の開閉が全開、中開、全
閉の二段階で行われるようになっている。尚、図示した
制御板２を裏返して弁軸１と係合させた場合、前記弁軸
１の回動方向を逆にして、同様に二段階の弁の開閉状態
を得ることができる。なお、二段階に限らず、多段に変
化させることも容易に行うことができる。
１、制御板２との係合状態と、当接部８、８とにより弁
軸１の回動範囲が規制され、弁の開閉が全開、中開、全
閉の二段階で行われるようになっている。尚、図示した
制御板２を裏返して弁軸１と係合させた場合、前記弁軸
１の回動方向を逆にして、同様に二段階の弁の開閉状態
を得ることができる。なお、二段階に限らず、多段に変
化させることも容易に行うことができる。
【００１１】
【考案の効果】本考案は弁の開閉時、弁軸を貫挿通した
長孔を有する制御板を設け、この制御板と当接部との位
置により弁を全開、中開、全閉となるよう段階的にした
ので、圧力の高い液体用の弁としても安全に利用するこ
とができる。又、定量出荷施設として使用して、所望の
量に応じた弁の開閉も可能となる等その応用範囲は広
く、安全で簡潔な弁の二段開閉用ストッパーを提供する
ことができた。
長孔を有する制御板を設け、この制御板と当接部との位
置により弁を全開、中開、全閉となるよう段階的にした
ので、圧力の高い液体用の弁としても安全に利用するこ
とができる。又、定量出荷施設として使用して、所望の
量に応じた弁の開閉も可能となる等その応用範囲は広
く、安全で簡潔な弁の二段開閉用ストッパーを提供する
ことができた。
【図１】弁の全開時を示すストッパーの平面図
【図２】弁の中開時を示すストッパーの平面図
【図３】弁の全閉時を示すストッパーの平面図
【図４】本考案の要部断面図
【図５】制御板と弁軸との係合を示す断面図
１ 弁軸 ２ 制御板 ３ 長孔 ４、５、６、７ 止定部 ８ 当接部 ９ 基板
Claims (1)
- 【請求項１】 手動ハンドルで回動される弁軸を貫挿通
する長孔を有し、この長孔の範囲で摺動できると共に弁
軸と共に回動する制御板を設け、この制御板の周縁に
は、基板に設けたボルトその他の１対の当接部と係合す
る止定部を設け、弁軸の回動範囲を規制するようにした
ことを特徴とする弁の二段開閉用ストッパー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7834891U JP2519480Y2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 弁の二段開閉用ストッパー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7834891U JP2519480Y2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 弁の二段開閉用ストッパー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0530672U JPH0530672U (ja) | 1993-04-23 |
| JP2519480Y2 true JP2519480Y2 (ja) | 1996-12-04 |
Family
ID=13659487
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7834891U Expired - Lifetime JP2519480Y2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 弁の二段開閉用ストッパー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2519480Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-09-27 JP JP7834891U patent/JP2519480Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0530672U (ja) | 1993-04-23 |
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