JPH0334535Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0334535Y2
JPH0334535Y2 JP2730387U JP2730387U JPH0334535Y2 JP H0334535 Y2 JPH0334535 Y2 JP H0334535Y2 JP 2730387 U JP2730387 U JP 2730387U JP 2730387 U JP2730387 U JP 2730387U JP H0334535 Y2 JPH0334535 Y2 JP H0334535Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
locking
valve
locking hole
stem
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2730387U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63135083U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2730387U priority Critical patent/JPH0334535Y2/ja
Publication of JPS63135083U publication Critical patent/JPS63135083U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0334535Y2 publication Critical patent/JPH0334535Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Preventing Unauthorised Actuation Of Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、流体の開放及び閉止状態をロツクす
ることのできるロツク機構付きバルブの改良に関
するものである。
(従来の技術) 通常、バルブのボデー内に設けられた弁体を、
ハンドル操作で90゜回転させて、流体の開放及び
閉止を行なうボールバルブやバタフライバルブ等
にあつては、誤操作等による事故を防止するため
に、ハンドルの回動に対するロツク機構が付設さ
れている。
そして、斯るロツク機構の代表例として、具体
的には図示しないが、以下の二種類のものが存す
る。
まず、第一のロツク機構は、弁体とハンドルを
連結するステムに、先端部に1個の施錠孔を形成
したハンドルとは別体の回動部材を固定し、バル
ブのボデー側に、開放用と閉止用の2個の施錠孔
を有する固定部材をボルト締めして、ハンドル操
作に伴うステムの回転で、回動部材を所定方向に
回動し、該回動部材の施錠孔と固定部材のいずれ
か一方の施錠孔とを合致させて、該各孔に錠手段
を通して施錠することにより、ハンドルの誤操作
を防止できる構成となつている。
又、第二のロツク機構は、実公昭61−第23745
号公報に示す如く、上記固定部材に代えて、ボデ
ー壁面に当接する係止片と回動部材の施錠孔と合
致する1個の施錠孔を有するストツパー部材を別
途製造して、ハンドル操作の都度、該ストツパー
部材を回動部材に取り付けて、合致する各施錠孔
に錠手段を通して施錠し、ストツパー部材の係止
片をボデー壁画に強制的に当接させることによ
り、同様にハンドルの誤操作を防止できる構成と
なつている。
(考案が解決しようとする問題点) 然し乍ら、上記従来のロツク機構にあつては、
いずれも標準バルブを構成する部品以外にも、回
動部材と固定部材又はストツパー部材の2部品が
要求されるばかりか、特に前者の第一ロツク機構
にあつては、ボデーに対して固定部材をボルト締
めするための構造を更に付与しなければならない
ので、加工が大変となるばかりか、これにより標
準バルブに対しての汎用性に欠ける大きな問題点
を有していた。
又、後者の第二ロツク機構にあつては、ボデー
側に前者の如き加工を施す必要は全くないが、ス
トツパー部材がバルブ・固定部材と別体であるた
め、紛失しないように保管することが大変である
と共に、その都度回動部材に取り付けたり取り外
したりしなければならないので、使用上極めて不
利不便であつた。しかも、該第二ロツク機構にあ
つては、ボデー等に何らの加工を施す必要がない
と言えども、その使用はストツパー部材の係止片
を自身の壁面に確実に当接できる形態のバルブに
限定されるので、それ程汎用性に応えることがで
きなかつた。
(問題点を解決するための手段) 而して、本考案は、斯る従来の種々の問題点を
有効に解決するために開発されたもので、ボデー
内に設けられた弁体をステムを介してハンドルと
連結し、該ハンドルの回動操作で弁体の開閉を行
なうと共に、ハンドルの回動操作をボデーのステ
ム軸装部上端に設けられたストツパー部により規
制する構成のバルブにおいて、上記ステムのハン
ドル下方に、上記ストツパー部に係止する共回り
防止部を形成したロツクプレートを嵌装し、該ロ
ツクプレートには、開放用施錠孔と閉止用施錠孔
を形成すると共に、上記ハンドルに回動操作に応
じて該ロツクプレートの各施錠孔に合致する施錠
孔を形成する構成を採用した。
(作用) ロツクプレートをステムのハンドル下方に嵌装
し、ステム軸装部に設けたストツパー部にロツク
プレートの共回り防止部を係止するだけで、ロツ
ク機構付きバルブが容易に構成できるばかりか、
ハンドルの回動により、該ハンドルの施錠孔とロ
ツクプレートの各施錠孔を合致させて、錠手段に
より施錠することにより、バルブを開放状態と閉
止状態に確実にロツクすることができる。
(実施例) 以下、本考案を図示する一実施例に基づいて詳
述する。
該実施例は、ボールバルブに実施応用したもの
で、具体的には、第1図、第2図に示す如く、バ
ルブボデー1内にボールシート2を介して配設さ
れた弁体たるボール3を、ステム4を介してハン
ドル5と連結し、該ハンドル5の回動操作で、ボ
ール3の開閉を行なうと共に、ハンドル5の基部
に形成されている当接部5a,5bを、ボデー1
のステム軸装部1aの上端に設けられたストツパ
ー部6に当接させて、該ハンドル5の回動位置を
規制する構成となつている。
そして、本実施例にあつては、特に第2図に示
す如く、中央部にステム4の挿通孔8を形成する
と共に、後述するハンドル5の施錠孔と合致する
開放用施錠孔9aと閉止用施錠孔9bを有し、且
つ上記ストツパー部6に係止する凹条の共回り防
止部10を形成した薄板状のロツクプレート7を
別体に成形して、バルブの組付け時に、凹状の共
回り防止部10と上記ストツパー部6の係止状態
を得て、該ロツクプレート7をステム4のハンド
ル5下方に単に嵌装する構成とする。
又、上記開放用施錠孔9aと閉止用施錠孔9b
は、図示する如く、挿通孔8の中心より90度の角
度をもつてロツクプレート7の一側に一列に配置
するものとする。
他方、ハンドル5の基部側適所に、ストツパー
部6による回動規制位置毎で、上記ロツクプレー
ト7の各施錠孔9a,9bに合致する1個の施錠
孔11を形成するものとする。
次に、本実施例の作用について説明すると、ま
ずバルブを開放状態にロツクする場合は、第3図
Aに示す如く、ハンドル5の当接部5aがストツ
パー部6に当接するまで、ハンドル5をボデー1
と平行となる状態に回動すると、ハンドル5の回
動によりボール3が90゜回転して、ボールの貫通
孔3aでボデー1の流入出口を連通する。
尚、斯る開放状態を得るために、ハンドル5を
回動してステム4を回転しても、該ステム4に嵌
装されている上記ロツクプレート7は、ロツクプ
レート7の共回り防止部10を軸装部1aのスト
ツパー部6に係止しているので、ステム4と一緒
に共回りすることがなく、常に位置決めされてい
る。
従つて、開放状態にあつては、ハンドル5の施
錠孔11がロツクプレート7の開放用施錠孔9a
に合致するので、後は該各孔11と9aに錠手段
12通して施錠することにより、開放状態におけ
るハンドル5の回動が確実にロツクされることと
なる。
又、斯るバルブを開放状態から閉止状態に変更
してロツクする場合には、上記の錠手段12を解
錠して、同図Bに示す如く、当接部5bがストツ
パー部6に当接するまで、ハンドル5を90゜回動
すると、ボール3の球面でボデー1の流入出口の
連通が遮断されると同時に、ハンドル5の施錠孔
11が、今度はロツクプレート7の閉止用施錠孔
9bと合致する。尚、この場合にあつても、ロツ
クプレート7の共回りが防止されていることは言
うまでもない。
従つて、後は該各施錠孔11と9bに錠手段1
2を通して施錠することにより、閉止状態におけ
るハンドル5の回動も確実にロツクされることと
なる。
尚、上記実施例は、ボールバルブに実施したも
のであるが、本考案はこれに限定されるものでは
なく、バタフライバルブは勿論のこと、ハンドル
の操作でボデー内の弁体を回動開閉するバルブで
あれば、如何なるバルブに対しても容易に実施応
用できることは言うまでもない。
(考案の効果) 以上の如く、本考案は、従来の如きハンドルと
は別体の回動部材やストツパー部材を用いずと
も、ステムのハンドル下方に、開放用と閉止用の
施錠孔を有し且つハンドルの回動規制ストツパー
部に係止する共回り防止部を形成したロツクプレ
ートを単に嵌装すると共に、ハンドル適所に、該
ロツクプレートの各施錠孔に合致する施錠孔を形
成するだけで、直ちにロツク機構が構成できるの
で、極めて構造簡単でコスト低廉なロツク機構付
バルブを提供できることとなつた。
しかも、上記ロツクプレートと施錠孔を有する
ハンドル用意し、ロツクプレートをステムに嵌装
するだけで、直ちにロツク機構付きバルブが得ら
れるので、組付作業が頗る簡易となるばかりか、
バルブボデーに何らの加工を施す必要も全くなく
なる。
従つて、本考案は、特に既存の標準バルブをロ
ツク機構付バルブに容易に改造できるので、その
汎用性は極めて大である。尚、例え施錠孔が形成
されていても、ハンドル自体は標準バルブのハン
ドルとしても十分に共用できるので、この点から
もコスト低廉化が図れることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係るロツク機構付バ
ルブを示す断面図、第2図はロツク機構部を示す
要部分解斜視図、第3図Aはバルブを開放状態に
ロツクした状態を示す要部平面図、同図Bはバル
ブを閉止状態にロツクした状態を示す要部平面図
である。 1……ボデー、1a……ステム軸装部、3……
ボール(弁体)、4……ステム、5……ハンドル、
6……ストツパー部、7……ロツクプレート、9
a,9b……ロツクプレートの施錠孔、10……
共回り防止部、11……ハンドルの施錠孔、12
……錠手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボデー内に設けられた弁体をステムを介してハ
    ンドルと連結し、該ハンドルの回動操作で弁体の
    開閉を行なうと共に、ハンドルの回動操作をボデ
    ーのステム軸装部上端に設けられたストツパー部
    により規制する構成のバルブにおいて、上記ステ
    ムのハンドル下方に、上記ストツパー部に係止す
    る共回り防止部を形成したロツクプレートを嵌装
    し、該ロツクプレートには、開放用施錠孔と閉止
    用施錠孔を形成すると共に、上記ハンドルに回動
    操作に応じて該ロツクプレートの各施錠孔に合致
    する施錠孔を形成したことを特徴とするロツク機
    構付きバルブ。
JP2730387U 1987-02-27 1987-02-27 Expired JPH0334535Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2730387U JPH0334535Y2 (ja) 1987-02-27 1987-02-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2730387U JPH0334535Y2 (ja) 1987-02-27 1987-02-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63135083U JPS63135083U (ja) 1988-09-05
JPH0334535Y2 true JPH0334535Y2 (ja) 1991-07-22

Family

ID=30829203

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2730387U Expired JPH0334535Y2 (ja) 1987-02-27 1987-02-27

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0334535Y2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2531288Y2 (ja) * 1990-06-22 1997-04-02 株式会社巴技術研究所 バルブ開閉用ハンドルのロック装置
KR100465535B1 (ko) * 2003-08-19 2005-01-13 구종환 볼 밸브 상에 액츄에이터 탑재를 고려한 핸들 잠금장치
JP4563846B2 (ja) * 2005-03-16 2010-10-13 シーケーディ株式会社 残圧排出弁
JP4749877B2 (ja) * 2006-02-02 2011-08-17 株式会社キッツ ボールバルブ
JP4727527B2 (ja) * 2006-07-28 2011-07-20 日立建機株式会社 操作パターン選択弁のロック装置
KR200450519Y1 (ko) * 2006-10-20 2010-10-07 장혜숙 밸브의 봉인장치
KR200460832Y1 (ko) 2012-04-20 2012-06-08 주식회사 정도기계 레버타입 버터플라이밸브
KR102097117B1 (ko) * 2019-12-23 2020-04-03 지준동 밸브 잠금장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63135083U (ja) 1988-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0334535Y2 (ja)
US4773788A (en) Safety strap assembly for molds and die cast dies
US5515704A (en) Security lock for a dead bolt lock assembly
US6453707B2 (en) Device for locking channel opening-closing handle of fluid controller
JPS5954863A (ja) 回転弁のシヤフトと閉鎖部材とのピン連結
US5570984A (en) 1/4 turn fastener
JPH0235979Y2 (ja)
JPH0115972Y2 (ja)
JPH018775Y2 (ja)
JP2536757Y2 (ja) 球接手とスタビライザとの結合構造
JPS6123745Y2 (ja)
JP2519480Y2 (ja) 弁の二段開閉用ストッパー
JPH1151240A (ja) 流体制御器
CN219281464U (zh) 一种推拉门锁定位结构
JPH0117745Y2 (ja)
JP2515818Y2 (ja) 自動車のフューエルリッド装置
JP3040326U (ja) 左右兼用型ロックハンドル装置
JPH045664Y2 (ja)
JPH0440059Y2 (ja)
JPS627827Y2 (ja)
JPH0228308Y2 (ja)
JPH0215139Y2 (ja)
JPS63145079U (ja)
JPH116581A (ja) 流体制御器の流路開閉ハンドルのロック装置
JPS62125797U (ja)