JP3040326U - 左右兼用型ロックハンドル装置 - Google Patents
左右兼用型ロックハンドル装置Info
- Publication number
- JP3040326U JP3040326U JP1997001021U JP102197U JP3040326U JP 3040326 U JP3040326 U JP 3040326U JP 1997001021 U JP1997001021 U JP 1997001021U JP 102197 U JP102197 U JP 102197U JP 3040326 U JP3040326 U JP 3040326U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat body
- handle
- latch plate
- shaft
- rear end
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 回転角度規制用のストッパー円板を省くこと
によって、製作加工のコスト節減が行える左右兼用型の
ロックハンドル装置を提供する。 【解決手段】 受座本体2の軸筒部3にハンドル4の回
転軸5を嵌挿し、掛金板8を基端部の角孔9にて該回転
軸5の後端角軸部5aに嵌め合わせ固着し、掛金板8の
基端部に角孔9を中心とする円弧状の規制切欠10を設
け、受座本体2の軸筒部3の後端面に該規制切欠10の
円周方向長さよりも幅が狭い規制突起11を設け、規制
切欠10の内面壁10a,10bを規制突起11の端面
壁11a,11bに当接させて、ハンドル4の受座本体
2に対する回転角度を一定範囲に規制する。
によって、製作加工のコスト節減が行える左右兼用型の
ロックハンドル装置を提供する。 【解決手段】 受座本体2の軸筒部3にハンドル4の回
転軸5を嵌挿し、掛金板8を基端部の角孔9にて該回転
軸5の後端角軸部5aに嵌め合わせ固着し、掛金板8の
基端部に角孔9を中心とする円弧状の規制切欠10を設
け、受座本体2の軸筒部3の後端面に該規制切欠10の
円周方向長さよりも幅が狭い規制突起11を設け、規制
切欠10の内面壁10a,10bを規制突起11の端面
壁11a,11bに当接させて、ハンドル4の受座本体
2に対する回転角度を一定範囲に規制する。
Description
【0001】
【考案が属する技術分野】 本考案は、配電盤収納ボックス本体等の固定枠 体に対し扉を閉鎖位置において係止施錠するロックハンドル装置に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】 ロックハンドル装置では、扉に固着される受座本体の軸筒 部にハンドルの回転軸を嵌挿し、該回転軸の後端角軸部に掛金板を基端部の角孔 にて嵌め合わせ固着し、ハンドルの回転によって掛金板の先端部を固定枠体側の 受金部に係合させて、扉を固定枠体に係止施錠している。このハンドルは、掛金 板の先端部が受金部が係合した施錠位置と掛金板の先端部が扉内側に退避した解 錠位置において、回転を停止させられる。
【0003】 実公昭48−21989号公報に開示された従来のロックハンドル装置では、 中央部の角孔にてストッパー円板を回転軸の後端角軸部に嵌め合わせ、ストッパ ー円板に該角孔を中心とする円弧状の規制切欠を設け、受座本体の軸筒部の後端 面に該規制切欠の円周方向長さよりも幅が狭い規制突起を設け、規制切欠の内面 壁を規制突起の端面壁に当接させることによって、ハンドルの受座本体に対する 回転角度を一定範囲に規制している。
【0004】 扉には、扉の右側端部を蝶番によって固定枠体に枢着され、扉の左側端部にロ ックハンドル装置を装着した左開き型扉と、扉の左側端部を蝶番によって固定枠 体に枢着され、扉の右側端部にロックハンドル装置を装着した右開き型扉の2種 類があり、これに対応してロックハンドル装置にも左開き型扉用と右開き型扉用 の2種類があるが、製作コストの節減や在庫スペースの削減のためには、左開き 型扉と右開き型扉の双方に兼用できるものが望ましい。
【0005】 前記従来装置では、受座本体を180度回転させて扉に固着し、ストッパー円 板と掛金板を裏返してハンドルの回転軸に取り付けることによって、左右兼用型 としているのであるが、掛金板の他にストッパー円板を必須不可欠の部品として いるため、その分だけ部品点数が増え、製作コストの節減には限界がある。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】 したがって本考案の目的は、回転角度規 制用のストッパー円板を省くことによって、製作加工のコスト節減が行える左右 兼用型のロックハンドル装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】 本考案のロックハンドル装置では、扉1に 固着される受座本体2の軸筒部3にハンドル4の回転軸5を嵌挿し、固定枠体6 側の受金部7に係脱する掛金板8を基端部の角孔9にて該回転軸5の後端角軸部 5aに嵌め合わせ固着し、掛金板8の基端部に角孔9を中心とする円弧状の規制 切欠10を設け、受座本体2の軸筒部3の後端面に該規制切欠10の円周方向長 さよりも幅が狭い規制突起11を設け、規制切欠10の内面壁10a,10bを 規制突起11の端面壁11a,11bに当接させて、ハンドル4の回転角度を一 定範囲に規制する。
【0008】 図2に示したように左開き型扉1に使用したとき、施錠位置では掛金板8の規 制切欠10は一方の内面壁10aが受座本体2の規制突起11の一方に端面壁1 1aに当接している。ハンドル4を矢印で示した解錠方向に回転させると、掛金 板8の先端部が固定枠体7側の受金部7から離脱し、規制切欠10の他方の内面 壁10bが規制突起11の他方の端面壁11bに当接したとき、ハンドル4の回 転が停止させられる。
【0009】 図3に示したように右開き型扉1に使用したとき、施錠位置では掛金板8の規 制切欠10は内面壁10aが受座本体2の規制突起11の端面壁11bに当接し ている。ハンドル4を矢印で示した解錠方向に回転させると、掛金板8の先端部 が固定枠体7側の受金部7から離脱し、規制切欠10の内面壁10bが規制突起 11の端面壁11aに当接したとき、ハンドル4の回転が停止させられる。
【0010】 左開き型扉への使用と右開き型扉への使用の切り替えは、掛金板8を裏返すか 180度回転させてから、ハンドル4の回転軸5の後端角軸部5aに取り付ける ことによって行われる。
【0011】
【考案の実施の形態】 図示の実施例では、ハンドル4の回転軸5の後端角 軸部5aは正方形状に設けられ、その一方の対角線は掛金板8の長手方向軸線に 対して直角に配置されている。そのため、掛金板8を裏返すか180度回転させ たとき、規制切欠10は左右反転した対称位置に来ることになる。回転軸5の後 端角軸部5aには螺子孔12が設けられ、掛金板8は該螺子孔12にねじ込まれ るボルト13と座金14によって回転軸5に締付け固着されている。
【0012】 本実施例のロックハンドル装置は、ハンドル4が受座本体2から握り部が常時 突出している露出型のロックハンドル装置であるが、本発明の適用対象はこれに は限定されず、常時はハンドルの握り部が受座本体の正面凹部内に収納されてお り、開閉操作に必要な時に受座本体に対して平行移動または回転して突出する平 面ハンドル型のロックハンドル装置にも適用することができる。
【0013】
【考案の効果】 以上のように本考案では、掛金板8の基端部に角孔9を中 心とする円弧状の規制切欠10を設け、受座本体2の軸筒部3の後端面に規制突 起11を設け、規制切欠10の内面壁10a,10bを規制突起11の端面壁1 1a,11bに当接させて、ハンドル4の一定角度に規制したものであり、掛金 板8を裏返すか180度回転させてハンドル4の回転軸5に取り付けることによ って、左開き型扉と右開き型扉の双方に兼用できるため、従来装置のストッパー 円板を省略することができ、部品点数の減少によって製作加工のコスト節減が可 能である。
【図1】 本考案の一実施例に係る左右兼用型ロックハ
ンドル装置の掛金板取り外し状態の斜視図である。
ンドル装置の掛金板取り外し状態の斜視図である。
【図2】 該ロックハンドル装置を左開き型扉に適用し
たときの背面図である。
たときの背面図である。
【図3】 該ロックハンドル装置を右開き型扉に適用し
たときの背面図である。
たときの背面図である。
1 扉 2 受座本体 3 受座本体の軸筒部 4 ハンドル 5 ハンドルの回転軸 5a 回転軸の後端角軸部 6 固定枠体 7 固定枠体側の受金部 8 掛金板 9 掛金板の角孔 10 掛金板の規制切欠 11 受座本体の規制突起 12 回転軸の螺子孔 13 掛金板の固着用ボルト 14 座金
Claims (1)
- 【請求項1】 扉1に固着される受座本体2の軸筒部3
にハンドル4の回転軸5を嵌挿し、固定枠体6側の受金
部7に係脱する掛金板8を基端部の角孔9にて該回転軸
5の後端角軸部5aに嵌め合わせ固着し、掛金板8の基
端部に角孔9を中心とする円弧状の規制切欠10を設
け、受座本体2の軸筒部3の後端面に該規制切欠10の
円周方向長さよりも幅が狭い規制突起11を設け、規制
切欠10の内面壁10a,10bを規制突起11の端面
壁11a,11bに当接させて、ハンドル4の受座本体
2に対する回転角度を一定範囲に規制する左右兼用型ロ
ックハンドル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997001021U JP3040326U (ja) | 1997-02-07 | 1997-02-07 | 左右兼用型ロックハンドル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997001021U JP3040326U (ja) | 1997-02-07 | 1997-02-07 | 左右兼用型ロックハンドル装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3040326U true JP3040326U (ja) | 1997-08-19 |
Family
ID=43174903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997001021U Expired - Lifetime JP3040326U (ja) | 1997-02-07 | 1997-02-07 | 左右兼用型ロックハンドル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3040326U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016061130A (ja) * | 2014-09-22 | 2016-04-25 | 株式会社野口ハードウェアー | 家具用扉のロック装置 |
-
1997
- 1997-02-07 JP JP1997001021U patent/JP3040326U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016061130A (ja) * | 2014-09-22 | 2016-04-25 | 株式会社野口ハードウェアー | 家具用扉のロック装置 |
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