JP2001324259A - 冷却貯蔵庫の扉装置 - Google Patents

冷却貯蔵庫の扉装置

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JP2001324259A JP2000269517A JP2000269517A JP2001324259A JP 2001324259 A JP2001324259 A JP 2001324259A JP 2000269517 A JP2000269517 A JP 2000269517A JP 2000269517 A JP2000269517 A JP 2000269517A JP 2001324259 A JP2001324259 A JP 2001324259A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 適用範囲の広い扉の保持装置を提供する。 【解決手段】 扉12Bの周縁部には、回転錠30の操
作によって軸線回りで開位置と閉位置の二位置に回動可
能な回動軸40が設けられる。回動軸40の先端には、
その軸線と直交して被係止棒50が装着され、開位置で
は縦向きの、閉位置では横向きの姿勢を取る。出入口1
1の上面にはアングル状の係止部材60が摘み69A付
きのネジ69で着脱可能に取り付けられ、その垂下面に
は、逃がし溝62の両側に一対の係止板63が設けられ
ている。閉扉したのち回転錠30により回動軸40を閉
位置に回動すると、被係止棒50が横に寝た姿勢とな
り、両突出部が係止板63に係止されることによって、
扉12Bが閉鎖状態に施錠される。庫内に閉じ込められ
た場合は、ネジ69を外して係止部材60を外せば係止
が解除されるので、扉12Bを押すことで開放できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷却貯蔵庫の扉を
閉鎖状態に保持する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、プレハブ型冷蔵庫のような大型
の冷蔵庫では、出入口に設けられた扉を閉鎖状態に保持
する装置を備えている場合がある。従来その一例として
は、図13に示すようなラッチ式のものが知られてい
る。このものは、扉1側に設けられたラッチ本体2の爪
3を、冷蔵庫本体4側に設けられたラッチ受け5の爪6
の後面に係止することで扉1を閉鎖状態に保持し、ハン
ドル7を引いて爪3を後退させることで係止を解除し、
扉1を開放する構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のラ
ッチ式のものは、いわば係止機構部分が扉1の外面側に
設けられる構造であって、例えばラッチ受け5について
は出入口8の外側の口縁に取り付ける必要がある。その
ため、出入口8の中央に仕切用の縦枠を設けることなく
一対の扉を観音開き式に装備した形式のもの等、出入口
8の口縁が扉で覆われて外面に露出しない構造のもので
は、ラッチ受け5が取り付けられないために適用するこ
とができず、すなわち使用が制限されるという問題があ
った。また、誤って庫内に人が閉じ込められた場合にも
脱出できるように、扉1の内面に解除棒9が設けられ、
この解除棒9を押すことでハンドル7を強制的に回動さ
せて係止を解除し得る手当が施されてはいるが、上記の
ように係止機構部分は扉1の外面側にあるために、庫内
からでは係止が解除される動作を直接に目視することが
できず、安心感に欠ける嫌いがあった。本発明は上記の
ような事情に基づいて完成されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、貯蔵
庫本体の出入口に開閉可能な扉が設けられた冷却貯蔵庫
において、前記扉の周縁部には、この扉を内外に貫通し
た回動軸が、軸線回りで所定角度間隔を開けた開位置と
閉位置との2位置に回動可能に設けられ、この回動軸の
内面側への突出端に、その軸線と直交する方向を向いた
被係止棒が設けられるとともに、前記出入口の周面の対
応位置には、前記回動軸が閉位置に回動された場合には
前記係止棒に係止可能で、前記回動軸が開位置に回動さ
れた場合には前記被係止棒に対する係止が解除可能とさ
れる係止部が設けられている構成としたところに特徴を
有する。
【0005】請求項2の発明は、請求項1に記載のもの
において、前記扉の外面には、差し込んだ鍵を介して軸
部が正逆方向に回動操作される回転錠が設けられて、こ
の回転錠の軸部と前記回動軸とが一体回動可能に連結さ
れているとともに、前記係止部と前記被係止棒とのいず
れか一方が前記係止を解除すべく移動可能に設けられて
いるところに特徴を有する。請求項3の発明は、請求項
2に記載のものにおいて、前記係止部が締結具を介して
着脱可能に設けられ、この締結具を緩めて前記係止部を
外すことで前記被係止棒に対する係止が解除されるよう
になっているところに特徴を有する。請求項4の発明
は、請求項2に記載のものにおいて、前記被係止棒がば
ね弾力により一方向へ進出付勢されてその進出端が前記
係止部に係止可能となっており、前記被係止棒を前記ば
ね弾力に抗して後退させることで前記被係止棒に対する
係止が解除されるようになっているところに特徴を有す
る。
【0006】請求項5の発明は、請求項4の記載におい
て、前記扉の内面には前記被係止棒と係合したレバーが
揺動可能に軸支され、このレバーの一方向への揺動操作
により前記被係止棒が後退されるようになっているとこ
ろに特徴を有する。請求項6の発明は、請求項5の記載
において、前記レバーには、その軸支部分を挟んだ操作
端とは反対側の端部に、前記出入口の口縁に当接可能な
当接部が設けられ、前記レバーの揺動操作に伴い前記当
接部が前記出入口の口縁を押圧可能となっているところ
に特徴を有する。請求項7の発明は、請求項5または請
求項6の記載において、前記レバーには、前記被係止棒
における前記進出端とは反対側の端部を軸線方向に挿通
して係止する補助係止部が設けられているところに特徴
を有する。
【0007】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>扉を閉めた
のち回動軸を閉位置に回動すると、被係止棒が係止部に
係止されて扉が閉鎖状態に保持され、一方回動軸を開位
置に回動すると、被係止棒に対する係止が解除されて扉
が開かれる。庫内に閉じ込められた場合は、庫内から回
動軸を開位置に回動することで係止が解除され、扉を開
けることができる。係止機構部分が扉の内面側に配さ
れ、例えば係止部は出入口の周面に設ければ足りるか
ら、出入口の口縁が外面に露出しない構造のものにも適
用でき、使用範囲が大幅に広がる。また、庫内から係止
解除の操作を行う場合、解除動作を直接目視することが
できるから、安心感を得ることができる。
【0008】<請求項2の発明>回転錠を用いることに
より、外部から扉を閉鎖状態に施錠することができる。
誤って庫内に閉じ込められた場合には、係止部と被係止
棒のいずれか一方を移動させることで係止が解除される
から、引き続いて扉を開けることができる。 <請求項3の発明>締結具を緩めて係止部を外すことに
より、被係止棒に対する係止が解除できる。 <請求項4の発明>被係止棒をばね弾力に抗して後退さ
せることで、この被係止棒に対する係止が解除できる。
【0009】<請求項5の発明>レバーのてこ作用を利
用して、係止を解除すべく被係止棒の後退操作をスムー
ズに行うことができる。 <請求項6の発明>レバーを揺動操作すると、被係止棒
が後退されるとともに、当接部が出入口の口縁を押圧す
る。レバーの操作により、係止の解除から扉の開放の取
っ掛かりまでの動作を一連に行うことができる。 <請求項7の発明>無理に開扉操作された場合にも、被
係止棒の両端が支持された状態となってその傾倒やこじ
りが回避され、損傷の発生が未然に防止される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。 <第1実施形態>本発明の第1実施形態を図1ないし図
5によって説明する。この実施形態では、プレハブ冷蔵
庫を例示している。図1において、符号10はプレハブ
冷蔵庫の本体であって、複数枚の断熱パネルを組み付け
ることによって前面開口の箱形に形成されており、この
前面開口が出入口11となっている。
【0011】この出入口11には、左右一対の断熱性の
扉12A,12Bがいわゆる観音開き式に装着されてい
る。詳細には、左扉12Aが出入口11の左側縁に、右
扉12Bが出入口11の右側縁にそれぞれヒンジを介し
て揺動可能に支持されている。左扉12Aの開放端に
は、ピラー14が内方に引っ込んだ状態で装着され、左
右の扉12A,12Bが閉じられると、右扉12Bの開
放端がピラー14に当たって閉鎖するようになってい
る。両扉12A,12Bの外面の開放端側には取手部1
6が設けられているとともに、内面の周縁には、図3に
示すようにマグネット18を埋設したパッキン17が装
着され、閉扉された場合に、出入口11の外側の口縁や
ピラー14に密着されるようになっている。
【0012】さて、両扉12A,12Bを閉鎖状態に保
持する装置が備えられており、以下それについて説明す
る。右扉12Bの上縁部における開放端に寄った位置に
は、回動軸40等が設けられている。これらの取付位置
には、図2及び図3に示すように、扉12Bの内外を貫
通する貫通孔20が形成されている。この貫通孔20の
内側の端部では、内箱21の内側に補強板22が張ら
れ、それらに貫通孔20と整合した孔23が開けられて
いるのに対して、貫通孔20の外側の端部では、同様に
外箱25の内側に補強板26が張られているものの、そ
れらには横長の長円形の取付孔27が形成されている。
【0013】貫通孔20の外面側には、回転錠30が取
り付けられている。この回転錠30は、横長の長円形断
面の本体部31の外端側に、鍵の差し込み部となる頭部
32が設けられているとともに、他端側に回動操作され
る一回り小さい長円形断面の軸部33が設けられた構造
であって、頭部32の鍵孔に図示しない鍵を差し込ん
で、正面から見た時計回り方向に90度回動操作するこ
とによって、軸部33が縦向きの姿勢を取り、その状態
から鍵を反時計回り方向に90度回動させることで、軸
部33が元の横向きの姿勢に戻るようになっている。ま
た、回転錠30の本体部31の外周には、雄ネジ34が
切られている。回転錠30は、本体部31を取付孔27
に外面側から挿入し、内面側から貫通孔20内に入れた
ナット35を本体部31に螺合して締め付けることによ
って、回転錠30が一定の姿勢で回り止め状態で固定さ
れている。
【0014】貫通孔20の内面側には、回動軸40が庫
内側に向けて突出するようにして設けられている。この
回動軸40は基端側に鍔41が形成されて、その後ろ
に、上記した回転錠30の軸部33と同じ長円形断面の
連結軸42が突設されているとともに、先端側には、上
下両面に平行二面43が形成され、両面43を貫通して
取付孔44が形成されている。この取付孔44には、被
係止棒50が取付可能とされている。被係止棒50に
は、フランジ51と止め輪52の取付溝53が所定間隔
を開けて形成されている。
【0015】その他、上記した回転錠30の軸部33
と、回動軸40の連結軸42との間を連結すべく連結部
材37が備えられている。この連結部材37は合成樹脂
製であって、全体としては円筒形に形成されているが、
その中心孔38は、回転錠30の軸部33と回動軸40
の連結軸42とが嵌合可能な長円形断面に形成されてい
る。また、内箱21の表面に当てられる取付板55が設
けられ、この取付板55には、回動軸40が挿通される
軸受孔56と、その両側にネジ57の挿通孔58が開口
されている。
【0016】回動軸40は以下のようにして組み付けら
れる。上記のように回転錠30が取り付けられたのち、
その軸部33に連結部材37の中心孔38の一端が嵌合
される。続いて回動軸40の連結軸42が、連結部材3
7の中心孔38の他端に嵌合される。次に取付板55が
軸受孔56に回動軸40を通して内箱21の表面に当て
られ、挿通孔58に通したネジ57を内箱21のネジ孔
59に螺合して締め付けることで取付板55が固定され
る。そして、回動軸40における軸受孔56から突出し
た部分の取付溝45に止め輪46が嵌着されることによ
って、回動軸40は、軸線回りの回動可能に、かつ軸線
方向の抜け止め状態に支持される。
【0017】また、回動軸40の先端の取付孔44に
は、被係止棒50が下方から挿通され、フランジ51を
平行二面43の下面に突き当てたのち、上面から突出し
た取付溝53に止め輪52を嵌着することによって、両
端部をほぼ同じ寸法突出させた状態で固定される。すな
わち回動軸40は、連結部材37を介して回転錠30の
軸部33と一体的に軸線回りに回動し、回転錠30に鍵
を差し込んで閉位置に回動操作すると、被係止棒50が
横向きに寝た姿勢を取り(図4)、元の開位置に戻す
と、被係止棒50が縦向きの姿勢を取る(図3)ように
なっている。
【0018】一方、冷蔵庫本体10の出入口11側に
は、係止部材60が取り付けられている。その取付位置
は詳細には、図1に示すように、上記した回動軸40、
被係止棒50等の取付位置と対応して、出入口11の上
側の周面における幅方向の中央部から少し右側に寄った
位置である。係止部材60は、全体としてアングル状に
形成され、水平面が取付板61となっているとともに、
垂下面では、下端開放の逃がし溝62を挟んだ両側に一
対の係止板63を備えた形状である。上記の逃がし溝6
2は、回動軸40の先端部分から被係止棒50の上方突
出部を挿通可能な幅と高さとを有している。
【0019】係止部材60の取付板61には、左右一対
のネジの挿通孔64が形成されている。一方、出入口1
1の上側の周面の取付位置では、図3に示すように、内
箱21の裏側に補強板66が配され、内箱21にはネジ
の挿通孔67が、また補強板66にはネジ孔68が切ら
れている。係止部材60は、図1に示すように、係止板
63を手前に向けた姿勢で出入口11の取付面に当てら
れて、取付板61と内箱21の挿通孔64,67同士が
整合され、両挿通孔64,67に摘み69A付きのネジ
69が挿通され、ネジ孔68に螺合して締め付けること
により係止部材60が固定されるようになっている。係
止部材60が固定されると、右扉12Bが閉じられた場
合に、回動軸40の先端と被係止棒50の上方突出部が
逃がし溝62を通ってその裏側に進入し(図3参照)、
回動軸40の回動に伴って被係止棒50が横に寝ると、
その両突出部が左右の係止板63に係止されるようにな
っている。なお、摘み69A付きのネジ69を緩めて外
すと、被係止部材60は出入口11の取付面から取り外
すことが可能となっている。
【0020】続いて、本実施形態の作用を説明する。庫
内での作業等が終了して閉扉する場合は、まず左扉12
Aを閉じると、裏面のマグネット18付きパッキン17
が出入口11の左半分の口縁に磁気吸引力で密着して閉
じられる。続いて右扉12Bが閉じられ、このときは図
1に示すように、回動軸40の先端の被係止棒50が縦
向きの姿勢にあるから、回動軸40の先端から被係止棒
50の上方突出部が、図3に示すように、係止部材60
の逃がし溝62を通って係止板63の裏側に進入し、そ
れとともに、裏面のマグネット18付きパッキン17が
出入口11の右半分の口縁とピラー14とに磁気吸引力
で密着して閉じられる。これだけでも、上記した磁気吸
引力で両扉12A,12Bは閉鎖状態に保持される。
【0021】さらに施錠する場合は、図3の状態から回
転錠30に鍵を差し込んで、閉位置に向けて正面から見
た時計回り方向に90度回動させると、連結部材37を
介して回動軸40が同方向に同角度回動し、図4に示す
ように、被係止棒50が横向きの姿勢となって、両突出
部が左右の係止板63に係止される。これにより、右扉
12Bが閉鎖状態にロックされ、また左扉12Aは、一
体に設けられたピラー14が右扉12Bで押さえ付けら
れることによって同じく閉鎖状態にロックされる。解錠
する場合は、再度鍵を差し込んで元の開位置に向けて反
対方向に90度回動させると、回動軸40が同方向に同
角度回動して、被係止棒50が図3のように縦向きに起
こされる。したがって右扉12Bを手前に引くと、被係
止棒50が逃がし溝62を通って手前に抜けつつ開扉さ
れ、それに伴いピラー14に対する押さえも無くなるか
ら、引き続いて左扉12Aも開けることができる。
【0022】なお、庫内に入って作業等をしている間
に、他人が誤って閉扉して施錠してしまう、すなわち庫
内に閉じ込められてしまう場合があり得る。その場合
は、図5に示すように、係止部材60を取り付けている
摘み69A付きのネジ69を緩めて外し、逃がし溝62
に回動軸40を通しつつ係止部材60を庫内側に向けて
外す。そうすると、施錠されているにも拘わらず、被係
止棒50に対する係止が解除されるから、引き続いて右
扉12Bを庫外に向けて押すことで開扉することができ
る。
【0023】以上説明したように本実施形態の扉保持装
置では、係止機構部分が扉の内面側に配された構造であ
って、係止部材60は出入口11の周面に設ければ足り
るから、本実施形態に例示した観音開き式の扉12A,
12Bを備えた冷蔵庫のように、出入口11の口縁が外
面に露出しない構造のものにも使用可能となる。誤って
庫内に閉じ込められた場合にも、摘み69A付きのネジ
69を緩めて係止部材60を外せば、被係止棒50に対
する係止が解除されるから、引き続いて扉12Bを開け
ることができる。そのとき、係止の解除動作を直接目視
することができるから、大きな安心感が得られる。ま
た、従来のラッチ式のものと比べると、構造も比較的簡
単で小型であるから低コストで対応でき、またメンテナ
ンス性にも優れている。なお、係止部材60を予め外し
ておくことにより、回転錠30の組み込まれた構造では
あっても、施錠機能を除去した状態で使用できる。
【0024】また上記のように、回転錠30により回動
軸40を回動させる構造とした場合、回動軸40は庫内
に突出していて冷却状態にあるため、それらが直接連結
されていると、回動軸40の冷熱が回転錠30に伝達さ
れて冷却され、回転錠30の頭部32等に結露が生じる
おそれがある。その点この実施形態では、回転錠30と
回動軸40とが断熱性に優れた合成樹脂製の連結部材3
7を介して連結されているから、回動軸40の冷熱が回
転錠30に伝達されることが連結部材37により抑えら
れ、それにより回転錠30が冷却されることが防止され
て結露の発生も未然に防ぐことができる。
【0025】<第2実施形態>図6及び図7は本発明の
第2実施形態を示す。この第2実施形態では、係止機構
部分に変更が加えられている。以下には、第1実施形態
と相違した部分を主に説明し、第1実施形態と同一機能
を有する部位については同一符号を付すことで重複した
説明は省略する。回転錠30と連動して回動される回動
軸40の先端の取付孔44には、被係止棒70が装着さ
れている。被係止棒70は、先端側が縮径された段付き
状に形成され、先端側に止め輪71が嵌着可能とされて
いる。被係止棒70は取付孔44内に下方から摺動可能
に挿通され、その上方突出部に圧縮コイルバネ72を嵌
装して止め輪71で係止することにより、被係止棒70
に上方への移動力が付勢され、段付部73が平行二面4
3の下面に当たることで停止した状態にある。
【0026】この第2実施形態では、被係止棒70が縦
に立った状態が閉位置であり、図7の鎖線に示すよう
に、横に寝た状態が開位置である。一方、出入口11の
上側の周面には、縦向きに立った被係止棒70の先端が
嵌入可能な係止凹部75が形成されている。なお、被係
止棒70が横向きの姿勢を取りつつ係止凹部75から脱
出可能なように、係止凹部75の底面は円弧状に形成さ
れている(図7)。
【0027】第2実施形態の作用は以下のようである。
閉扉する場合は、左扉12Aを閉じたのち右扉12Bを
閉じると、このときは、図7の鎖線に示すように、回動
軸40の先端の被係止棒70が横向きの姿勢にあるか
ら、そのまま係止凹部75の直下に進入しつつ閉扉され
る。さらに施錠する場合は、回転錠30に差し込んだ鍵
の操作によって、回動軸40を閉位置に回動させると、
被係止棒70が図7の鎖線位置から実線位置に回動し、
図8に示すように、被係止棒70の先端が係止凹部75
内に嵌入した状態となって、右扉12Bが閉鎖状態にロ
ックされる。左扉12Aは、同じくピラー14が右扉1
2Bで押さえ付けられることで閉鎖状態にロックされ
る。
【0028】解錠する場合は、再度鍵を差し込んで回動
軸40を元の開位置に向けて反対方向に回動させると、
被係止棒70が図7の鎖線に示すように横向きに寝るた
めに係止が解除され、右扉12Bを手前に引くことで開
扉でき、引き続いて左扉12Aも開扉できる。また、庫
内に閉じ込められてしまった場合には、図6の状態か
ら、圧縮コイルバネ72の弾力に抗して被係止棒70を
下方に引っ張り、先端を係止凹部75から抜き出すと、
施錠されているにも拘わらず被係止棒70に対する係止
が解除されるから、引き続いて右扉12Bを庫外に向け
て押すことで開扉することができる。
【0029】<第3実施形態>本発明の第3実施形態を
図8ないし図12によって説明する。この第3実施形態
は、上記の第2実施形態にさらに改良を加えたものであ
って、以下には主に改良部分について説明し、第2実施
形態さらには第1実施形態と同一機能を有する部位につ
いては同一符号を付すことで重複した説明は省略する。
右扉12Bの裏面における上縁部の開放端に寄った位置
には、図11に示すように、取付凹部80が形成されて
おり、この取付凹部80の奥面に取付板55が固定され
た状態で、回動軸40等が装着されている。回動軸40
の先端の取付孔44には、被係止棒70Aが装着されて
いる。被係止棒70Aには、その後端に操作フランジ7
7が形成されている。被係止棒70Aは取付孔44内に
下方から摺動可能に挿通され、その上方突出部に圧縮コ
イルバネ72を嵌装して、先端寄りの位置に嵌着された
止め輪71で係止することにより、被係止棒70Aに上
方への移動力が付勢され、係止フランジ78が平行二面
43の下面に当たることで停止した状態にある。この第
3実施形態でも、図12の実線に示すように被係止棒7
0Aが縦に立った状態が閉位置であって、この閉位置に
あるときには、被係止棒70Aの先端が、出入口11の
上側の周面に形成された係止凹部75内に嵌入してお
り、一方、同図の鎖線に示すように、横に寝た状態が開
位置である。
【0030】さて第3実施形態では、被係止棒70Aを
後退操作させるための操作レバー81が装備されてい
る。この操作レバー81は、鋼板等の帯材をL形に曲げ
て形成されており、縦板82の上端における庫内側の面
には、フック状に屈曲された当接部84が形成されてい
る。また、上記の縦板82における図11の手前側から
見た右側縁には、回動軸40を嵌めて逃がす逃がし溝8
5が切り欠き形成されているとともに、横板83の右側
縁には、被係止棒70Aの後端側を若干のクリアランス
を持って嵌合する係止溝86が同じく切り欠き形成され
ている。この係止溝86は、本願の特許請求の範囲に記
載された「補助係止部」に相当する。
【0031】上記の操作レバー81が、取付凹部80内
の正面から見た左側の領域に配設され、その屈曲部分に
設けられた蝶番88を取付凹部80の奥面の下部にネジ
89で固定することによって、操作レバー81は蝶番8
8を中心として揺動可能に支持されている。操作レバー
81が取り付けられた状態では、縦板82の逃がし溝8
5内に回動軸40が嵌まって逃がされるとともに、横板
83がその係止溝86に被係止棒70Aの下端部を嵌め
つつ操作フランジ77の上に載って、図9に示すように
水平姿勢を取るようになっている。これに伴い縦板82
は、取付板55のすぐ手前で垂直姿勢を取り、その上端
の当接部84が、出入口11における上側の口縁11A
の所定寸法手前側で対向するようになっている。
【0032】第3実施形態の作用は以下のようである。
閉扉する場合は、左扉12Aを閉じたのち右扉12Bを
閉じると、このときは、図12の鎖線に示すように、回
動軸40の先端の被係止棒70Aが横向きの姿勢にある
から、そのまま係止凹部75の直下に進入しつつ閉扉さ
れる。施錠する場合は、回転錠30に差し込んだ鍵の操
作によって、回動軸40を閉位置に回動させると、被係
止棒70Aが図12の鎖線位置から実線位置に回動し、
図9に示すように、被係止棒70Aの先端が係止凹部7
5内に嵌入した状態となって、右扉12Bが閉鎖状態に
ロックされる。左扉12Aは、ピラー14が右扉12B
で押さえ付けられることで閉鎖状態にロックされる。解
錠する場合は、再度鍵を差し込んで回動軸40を元の開
位置に向けて反対方向に回動させると、被係止棒70A
が図12の鎖線に示すように横向きに寝るために係止が
解除され、右扉12Bを手前に引くことで開扉でき、引
き続いて左扉12Aも開扉できる。
【0033】また、庫内に閉じ込められてしまった場合
には、図9の状態から、横板83の先端を同図の矢線に
示すように引き下げると、操作レバー81が蝶番88を
中心に同図の時計回り方向に揺動し、係止溝86の溝縁
が操作フランジ77を押し下げることで、被係止棒70
Aが圧縮コイルバネ72の弾力に抗して下方に引っ張ら
れ、その先端が係止凹部75から抜け出すことで、施錠
されているにも拘わらず被係止棒70Aに対する係止が
解除される。上記の操作に伴い縦板82の上端が次第に
庫内側に傾倒し、被係止棒70Aの先端が係止凹部75
から抜けたところで、当接部84が出入口11の口縁1
1Aに当接する。したがってさらに操作レバー81を同
方向に揺動操作すると、図10に示すように、当接部8
4が出入口11の口縁11Aを押圧することによって、
右扉12Bが少し開かれる。そのため、続いて右扉12
Bを庫外に向けて押すことで開扉することができる。
【0034】この第3実施形態によれば、以下のような
利点を得ることができる。操作レバー81を揺動操作す
るだけで、係止の解除から扉12Bの開放の取っ掛かり
までの動作を一連に行うことができる。操作レバー81
のてこ作用を利用しているから、横板83の突出端を長
く延出させることによって、係止の解除並びに扉の開放
動作をより小さな力で行うことができ、大型の扉でも容
易に開けることが可能となる。係止の解除操作のために
部材を外す必要がないから、部材が落下したり紛失する
おそれがない。また、出入口11の周面から庫内に対し
て突起物がないから、貯蔵物の出し入れの障害とならな
い。
【0035】被係止棒70Aが閉位置にあるときに、そ
の先端が係止凹部75に嵌入しただけの構造であると、
施錠状態で無理に開扉しようとした場合に、被係止棒7
0Aが傾倒して回動軸40を貫通した部分でこじる等に
よりその損傷を招くおそれがある。その点この実施形態
では、被係止棒70Aが閉位置にあるときに、その後端
側が操作レバー80の横板83の係止溝86に嵌まるよ
うにしたから、上記のように施錠状態で無理に開扉しよ
うとした場合にも、被係止棒70Aの両端が支持された
状態となってその傾倒が回避され、損傷の発生等が未然
に防止される。
【0036】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)鍵を伴う施錠が不要である場合には、錠前を用い
ることなく、回動軸を扉の内外両面側から回動操作可能
に装着しておけばよく、そのようなものも本発明の技術
範囲に含まれる。 (2)本発明は、片開き等の他の扉開閉方式を備えた冷
却貯蔵庫全般に広く適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るプレハブ冷蔵庫の
部分斜視図
【図2】扉側の保持機構部分の分解斜視図
【図3】閉扉した後施錠前の側断面図
【図4】施錠後の側断面図
【図5】係止解除動作を示す側断面図
【図6】本発明の第2実施形態に係る施錠後の側断面図
【図7】その正面からの断面図
【図8】本発明の第3実施形態に係るプレハブ冷蔵庫の
外観斜視図
【図9】閉扉施錠状態の側断面図
【図10】係止解除動作を示す側断面図
【図11】扉側の保持機構部分の分解斜視図
【図12】施錠状態の正面からの断面図
【図13】従来例の斜視図
【符号の説明】
10…冷蔵庫本体 11…出入口 12A,12B…扉 20…貫通孔 30…回転錠 37…連結部材 40…回動軸 50…被係止棒 60…係止部材 61…取付板 62…逃がし溝 63…係止板 69…ネジ 69A…摘み 70…被係止棒 72…圧縮コイルバネ 75…係止凹部 70A…被係止棒 77…操作フランジ 81…操作レバー 82…縦板 83…横板 84…当接部 86…係止溝 88…蝶番 11A…(出入口11の)口縁

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯蔵庫本体の出入口に開閉可能な扉が設
    けられた冷却貯蔵庫において、 前記扉の周縁部には、この扉を内外に貫通した回動軸
    が、軸線回りで所定角度間隔を開けた開位置と閉位置と
    の2位置に回動可能に設けられ、この回動軸の内面側へ
    の突出端に、その軸線と直交する方向を向いた被係止棒
    が設けられるとともに、前記出入口の周面の対応位置に
    は、前記回動軸が閉位置に回動された場合には前記係止
    棒に係止可能で、前記回動軸が開位置に回動された場合
    には前記被係止棒に対する係止が解除可能とされる係止
    部が設けられていることを特徴とする冷却貯蔵庫の扉装
    置。
  2. 【請求項2】 前記扉の外面には、差し込んだ鍵を介し
    て軸部が正逆方向に回動操作される回転錠が設けられ
    て、この回転錠の軸部と前記回動軸とが一体回動可能に
    連結されているとともに、前記係止部と前記被係止棒と
    のいずれか一方が前記係止を解除すべく移動可能に設け
    られていることを特徴とする請求項1記載の冷却貯蔵庫
    の扉装置。
  3. 【請求項3】 前記係止部が締結具を介して着脱可能に
    設けられ、この締結具を緩めて前記係止部を外すことで
    前記被係止棒に対する係止が解除されるようになってい
    ること特徴とする請求項2記載の冷却貯蔵庫の扉装置。
  4. 【請求項4】 前記被係止棒がばね弾力により一方向へ
    進出付勢されてその進出端が前記係止部に係止可能とな
    っており、前記被係止棒を前記ばね弾力に抗して後退さ
    せることで前記被係止棒に対する係止が解除されるよう
    になっていること特徴とする請求項2記載の冷却貯蔵庫
    の扉装置。
  5. 【請求項5】 前記扉の内面には前記被係止棒と係合し
    たレバーが揺動可能に軸支され、このレバーの一方向へ
    の揺動操作により前記被係止棒が後退されるようになっ
    ていることを特徴とする請求項4記載の冷却貯蔵庫の扉
    装置。
  6. 【請求項6】 前記レバーには、その軸支部分を挟んだ
    操作端とは反対側の端部に、前記出入口の口縁に当接可
    能な当接部が設けられ、前記レバーの揺動操作に伴い前
    記当接部が前記出入口の口縁を押圧可能となっているこ
    とを特徴とする請求項5記載の冷却貯蔵庫の扉装置。
  7. 【請求項7】 前記レバーには、前記被係止棒における
    前記進出端とは反対側の端部を軸線方向に挿通して係止
    する補助係止部が設けられていることを特徴とする請求
    項5または請求項6記載の冷却貯蔵庫の扉装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100965404B1 (ko) * 2002-02-26 2010-06-24 다키겐 세이조 가부시키가이샤 문구조의 내부잠금 해제장치
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