JP2006214081A - 錠装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明の錠装置20によれば、障子12を閉めたつもりでも、半開き状態であると、ストライカ63がラッチ34に係合可能な係合可能領域に進入せず、トリガー35がラッチ34に係合した状態に保持されて、解錠位置から施錠位置へのラッチ34の回動操作が禁止される。そして、ストライカ63がラッチ34に係合可能な係合可能領域に進入した位置まで障子12を閉めると、トリガー35とラッチ34との係合が解除されて、解錠位置から施錠位置へのラッチ34の回動操作が許容され、施錠を行うことができる。これにより、空掛けが防止され、障子12と枠との間を確実に施錠することができる。
【選択図】 図5
Description
請求項1の錠装置によれば、障子を閉めたつもりでも、半開き状態であると、ストライカがラッチに係合可能な係合可能領域に進入せず、トリガーがラッチに係合した状態に保持されて、解錠位置から施錠位置へのラッチの回動操作が禁止される。そして、ストライカがラッチに係合可能な係合可能領域に進入した位置まで障子を閉めると、トリガーとラッチとの係合が解除されて、解錠位置から施錠位置へのラッチの回動操作が許容され、施錠を行うことができる。これにより、空掛けが防止され、障子と枠との間を確実に施錠することができる。
請求項2の錠装置によれば、ラッチが、解錠位置から施錠位置に回動する過程で、係合可能領域内のストライカが錠装置側に引き寄せられ、これにより障子と枠との間で隙間風防止等を目的とした弾性部材を押し潰すことができる。
請求項3の錠装置によれば、障子を閉めてラッチを解錠位置から施錠位置に回動操作すると、これに連動してポールが回動してラッチに係合し、ラッチを施錠位置に固定する。また、解錠するときには、ポール操作部を操作することで、施錠位置のラッチとポールとの係合が解除され、ラッチを施錠位置から解錠位置に戻すことができるようになる。ここで、請求項4の錠装置によれば、ポール操作部の押圧操作によりポールを回動させて、ポールとラッチとの係合を解除することができる。
請求項5の錠装置によれば、板金ベースのうち線対称の2つの位置に、ラッチ用、トリガー用及びポール用の3種類の各取付部をそれぞれ設けたので、錠装置が取り付けられる位置に応じて、板金ベースにおける2つの位置の何れか一方を選択してラッチ、トリガー及びポールを組み付けることができる。即ち、板金ベース、ラッチ等の各部品を流用して、錠装置の取付位置に応じた仕様に錠装置を組み替えることができる。
請求項6の錠装置は、障子又は枠の錠固定面に形成した孔に錠装置を挿入した状態にしてベース固定部を錠固定面に重ねて固定することで、障子又は枠に錠装置を固定することができる。
請求項7の錠装置によれば、ラッチ操作部のうち操作に必要な先端部以外をカバーにより覆って見栄えを向上させることができる。
請求項8の錠装置によれば、ラッチ操作部の回動位置に拘わらず、常時、スリットを可動円弧部材によって閉塞することができるので、見栄えがさらに向上する。ここで、可動円弧部材は、ラッチ操作部の先端に冠着された樹脂キャップの基端部に一体形成することが好ましい(請求項9の発明)。
請求項10の錠装置によれば、ポール操作部のうち操作に必要な先端部以外をカバーにより覆って見栄えを向上させることができる。
以下、本発明の第1実施形態を図1〜図10に基づいて説明する。
図1に示した窓用サッシ10は、縦長矩形状の窓枠11(本発明の「枠」に相当する)の内側に障子12を備えてなり、その障子12は、縦長の矩形枠形状をなした框12Wの内側にガラス板12Gを張った構造になっている。また、障子12及び窓枠11の上辺部同士の間と下辺部同士の間には、障子支持アーム13,13(図1には、下辺部の障子支持アーム13のみが示されている)がそれぞれ差し渡されている。そして、窓枠11の室内面に取り付けられた開閉ハンドル14の操作によって障子支持アーム13,13が回動し、障子12が水平にスライドしながら回転して開閉される。また、障子12は開いた状態になると、障子12の両側部が室内側と室外とに分かれて突出する。なお、このような構造は、一般に、「縦辷り出し構造」と呼ばれている。
障子12が開いた状態では、図5に示すように、ラッチ34が解錠位置に位置すると共にトリガー35がラッチ係合位置に位置する。そして、トリガー35のラッチ係止アーム35Kと、ラッチ34のトリガー係合部34Jとが係合し、これによりラッチ操作レバー34Rの回動操作が禁止され、ラッチ34の解錠位置に保持される。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
12,12X 障子
20,20X 錠装置
33 板金ベース
33C ベース固定部
34 ラッチ
34J トリガー係合部
34R ラッチ操作レバー(ラッチ操作部)
35 トリガー
35T 障子検知アーム
36 ポール
36R ポール被操作レバー(回動アーム)
40 カバー
42 ポール操作部材
45 樹脂キャップ
46 可動円弧部材
50A,50B,51A 取付孔
63 ストライカ
Claims (10)
- 障子又はその障子を内側に備えた枠の一方に組み付けられ、他方に備えたストライカに対向配置される錠装置であって、施錠位置と解錠位置との間を回動可能なラッチと、そのラッチを手動で回動操作するためのラッチ操作部とを有し、前記障子が閉じた状態で、前記ラッチを前記解錠位置から前記施錠位置に回動操作してストライカに係合させて施錠する錠装置において、
前記障子が開いた状態で前記ラッチに係合して前記解錠位置から前記施錠位置への前記ラッチの回動操作を禁止すると共に、前記障子が閉じられる過程で、前記ストライカが前記ラッチに係合可能な係合可能領域に進入したときに、前記障子又は前記枠のうち前記ストライカを備えた側に設けられたトリガー当接部に押されて作動することで前記ラッチとの係合を解除し、前記ラッチの回動操作を許容するトリガーを備えたことを特徴とする錠装置。 - 前記ラッチは、前記解錠位置から前記施錠位置に回動する過程で、前記係合可能領域内のストライカを前記錠装置側に引き寄せるように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の錠装置。
- 前記ラッチが前記解錠位置から前記施錠位置に回動することを許容する第1位置と、前記施錠位置の前記ラッチに係合して前記ラッチを固定する第2位置との間で回動可能なポールと、
前記ラッチが前記解錠位置から前記施錠位置に回動したことに連動して、前記ポールを前記第1位置から前記第2位置に回動させるラッチポール連動機構と、
前記施錠位置の前記ラッチと前記ポールとの係合を手動操作により解除するためのポール操作部とを備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の錠装置。 - 前記ポール操作部を、直動可能とし、押圧操作された前記ポール操作部に押されて回動する回動アームを前記ポールに設け、その回動アームと共に前記ポール全体が回動して前記ラッチとの係合が解除されるようにしたことを特徴とする請求項3に記載の錠装置。
- 前記ラッチ、前記トリガー及び前記ポールは、共通した板金ベースの一の面に回動可能に組み付けられ、前記板金ベースには、前記ラッチ用、前記トリガー用及び前記ポール用の3種類の各取付部が線対称の2つの位置にそれぞれ設けられ、それら2つの位置の何れか一方を選択して前記ラッチ、前記トリガー及び前記ポールを組み付け可能としたことを特徴とする請求項3又は4に記載の錠装置。
- 前記ラッチ、前記トリガー及び前記ポールを、共通した板金ベースの一の面に回動可能に組み付けると共に、前記一の面に直交して、前記障子又は前記枠の一方に備えた錠固定面に重ねて固定されるベース固定部を設け、
前記ラッチ操作部は、前記錠固定面から突出するように前記ラッチの回動中心から前記一の面と略平行に延びたことを特徴とする請求項3乃至5の何れかに記載の錠装置。 - 前記板金ベースに、前記ラッチ操作部の回動領域を覆った筐体状のカバーを設け、前記カバーには、前記ラッチ操作部の回動軌跡に対応した円弧形状部が備えられ、その円弧形状部の先端円弧壁に形成されたスリットを通して前記ラッチ操作部の先端部が前記カバーの外部に露出されたことを特徴とする請求項6に記載の錠装置。
- 前記先端円弧壁に内側から重ねられた可動円弧部材を前記ラッチ操作部に固定して設け、前記可動円弧部材は、前記ラッチ操作部の回動位置に拘わらず常時前記スリットを閉塞する長さに形成されたことを特徴とする請求項7に記載の錠装置。
- 前記ラッチ操作部の先端に冠着された樹脂キャップを設け、
前記樹脂キャップの基端部に前記可動円弧部材を一体形成したことを特徴とする請求項8に記載の錠装置。 - 前記ポール操作部の側方を前記カバーで覆い、前記ポール操作部の先端部を前記カバーから外部に露出させたことを特徴とする請求項7乃至9の何れかに記載の錠装置。
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JP2001193326A (ja) * | 2000-01-06 | 2001-07-17 | Nippon Kaba Kk | サムターン錠装置 |
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