JP4599448B2 - 引戸用鎌錠 - Google Patents

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本発明は、外部操作でボタンスイッチを押して鎌を回動し、その先端鎌部を引戸の木口と対向する戸枠側の鎌掛け穴に対し係脱させて引戸を施解錠する、引戸用鎌錠に関する。
従来、引戸用鎌錠の中には、鎌を回動させる外部操作手段がサムターンで、そのサムターンのツマミを回して鎌を回動することにより施解錠するサムターン式のものがある。しかし、サムターン式鎌錠は、身障者や高齢者にとって、サムターンのツマミを指先で摘んで回動操作することが難しく、使い勝手が悪いことから、最近は、外部操作手段がシーソー構造のボタンスイッチで、このボタンスイッチを押して鎌を回動することにより施解錠するボタンスイッチ式鎌錠と云われるものがある(特許文献1参照)。
従来のボタンスイッチ式鎌錠は、例えば図13に示すように、引戸aの戸先側に錠ケース1を内設し、この錠ケース1内の下部に、図中左右の横方向へ移動可能で、引戸aの閉時に戸枠に当たると後退するトリガ2を設ける一方、上部寄りに、鎌出入口1aから先端鎌部3aが突出して戸枠側の鎌掛け穴に掛止する施錠位置と錠ケース1内に引っ込む解錠位置との間を回動する鎌3を支軸3bで軸支し、これらトリガ2と鎌3との間において、下端の二股状部4aをトリガ2の係止ピン2aに係止し、上端の係合軸4bを鎌3の長穴3cに係合させて鎌3をトリガ2に連結し、トリガ2が後退すると鎌3を施錠位置へ回動させる作動部材4を支持軸4cで回動可能に軸支し、引戸aが開いた状態では、ねじりばね5で鎌3を解錠位置に付勢する一方、引戸aを閉じたときに、戸枠に先端部2bが当ってトリガ2が後退すると、それに従い作動部材4で鎌3を押し回し、ねじりばね5の一端Qの位置が基準線dより鎌出入口1a側の前方へ出ると、ねじりばね5の付勢力が鎌3を施錠位置へ回動する向きへ働いて、鎌3をさらに回動して先端鎌部3aを鎌掛け穴に自動的に掛け止める。これにより、引戸aを開けない限り鎌掛け穴に対する掛け止めが外れない、仮施錠状態にする。しかし、従来のボタンスイッチ式鎌錠では、閉時に、引戸aが戸枠に強く衝突したりすると、弾みで鎌3が鎌掛け穴から外れて引戸aが開いてしまうことがある。そこで、鎌3が鎌掛け穴から外れるのを確実に防止するため、仮施錠状態の鎌錠を、更に本施錠状態にすることができる構造になっている。即ち、図13(A)に示すように、錠ケース1の片側に装着したシーソー構造のボタンスイッチ6を外部操作してトリガ2の移動を規制し、それに基づいて鎌3の回動をロックするようにしている。
そのため、ボタンスイッチ6は、く字状に屈曲した操作板6aが中央の枢軸6bを支点として揺動するように引手凹部6c内に軸支している。操作板6aは、その内側板面において、施錠時に押す片側の折曲板部(図中上側)6dに、先端が四角い角軸のロック部材7を突設している。一方、トリガ2には、基端側上面にロック用係止凹部2cが設けられている。そこで、図示鎌錠を本施錠状態にするとき、ボタンスイッチ6を外部操作し、操作板6aの折曲板部6dを押してシーソーのように傾けると、ロック部材7が錠ケース1の奥行前後方向後方へ突出し、いま後退位置に移動しているトリガ2のロック用係止凹部2cに差し込まれ、このトリガ2に連結した作動部材4を介して鎌3の回動がロックされる構造になっている。
特開平10−292693号公報 特開平10−280769号公報
ところが、従来のボタンスイッチ式鎌錠では、トリガ2の進退移動を利用して鎌3を施解錠位置に回動させる構造であるので、本施錠時は、そのトリガ2の進退移動を規制して鎌3の回動をロックするために、トリガ2側にロック用係止凹部2cを精密加工により凹設し、他方、ボタンスイッチ6側にはロック部材7が部品として別途に必要となり、それだけ構造が複雑になって部品点数が増加し、コストが高くなるという問題がある。
一方で、この従来のボタンスイッチ式鎌錠では、鎌3の下方に揺動手段8を備え、引戸aを閉めたときに、ボタンスイッチ6の手動操作でトリガ2の進退をロックする本施錠状態にしないで、仮施錠状態のままでも、鎌3が鎌掛け穴から外れるのを防止できるように先端鎌部3aが鎌掛け穴に掛止して施錠姿勢にある鎌3を揺動手段8で支承する構造になっている。しかし、これでは、そのように重りやバネや軸受け等で構成される揺動手段8が別途に必要となることから、それだけ構造が複雑で部品点数が増加し、コストが更に高くなるという問題がある。
また、従来のボタンスイッチ式鎌錠においても、それが施錠状態にあるときに、異常事態が発生すると、外側から解錠して引戸を開けることができるように、錠ケース1には、通常、ボタンスイッチ6と反対の外側に非常解錠用のロックオープナーを回動可能に組み付けている。その場合、ロックオープナーは、ボタンスイッチ6のロック部材7と同軸に連結すると共に、外側でコイン等を用いて回動されると、その回転運動を、錠ケース1の奥行前後方向の直線運動に変換してロック部材7に伝達する必要がある。従って、従来のボタンスイッチ式鎌錠では、このようにロックオープナー側の回転運動と、ボタンスイッチ6側のロック部材7の直線前後運動との間に運動変換機構が必要となるので、それだけ更に構造が複雑になって部品点数が増加し、その結果、コストが更に一層高くなるという問題がある。
更に、従来のボタンスイッチ式鎌錠では、トリガ2の進退移動を利用して鎌3を施解錠位置に回動させる構造であるので、閉時は、引戸aにかかる摩擦抵抗に加え、トリガ2を後退させて鎌3を突出させるねじりばね5のばね力が抵抗となり、開時には、鎌3を解錠位置へ引っ込めるねじりばね5のばね力が抵抗になり、その結果、引戸aを引いてスライドさせる操作が重くて引戸の開閉操作性が悪いという問題がある。加えて、従来のボタンスイッチ式鎌錠では、本施錠状態にしないで、仮施錠状態のまま、ただ引戸aの開閉操作を繰り返すときでも、その都度、錠ケース1内では、トリガ2のほか、鎌3、作動部材4、ねじりばね5、揺動手段8など、内部の鎌錠部品が無駄に作動するため、それら鎌錠部品の摩耗が早くて耐久性に乏しいという問題があった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、ボタンスイッチ式の引戸用鎌錠において、構造をシンプルにし、部品点数を少なくして低コスト化を実現し、他方で、耐久性を上げると共に引戸の開閉操作性を良好にすることにある。
この課題を解決すべく、請求項1に記載の発明は、たとえば以下に示す図示実施の形態のとおり、引戸Aの戸先側の木口75から鎌出入口14とトリガ穴18を外部に向け臨ませて引戸Aに内設する錠ケース10と、前記鎌出入口14から先端鎌部20bが突出する施錠姿勢と前記錠ケース10内に引っ込む解錠姿勢とに回動変位可能に、該錠ケース10内に横架した鎌軸15で吊持し、該鎌軸15より前記鎌出入口14とは反対側に片寄った位置で頭部20aに偏心穴25を設けた鎌20と、先端部に連結突起29を設け、基端部に支軸55が貫挿する軸穴33を設けると共に、該軸穴33と前記連結突起29との間に嵌合穴50を設け、前記連結突起29を前記偏心穴25に係合して前記鎌20に連結する一方、前記支軸55で該鎌20が施錠姿勢となる第1位置と解錠姿勢となる第2位置との間を揺動可能に前記錠ケース10内に枢支し、前記鎌20の偏心穴25と前記支軸55間に縦向きの前記鎌出入口14に対して横向きに架設するクランクアーム30と、該クランクアーム30を揺動操作する外部操作手段Sと、突端を前記トリガ穴18に向けて前記錠ケース10内にスライド自在に組み込む一方、常時ばね付勢して突端を前記トリガ穴18から突出させると共に、前記鎌20に一部を掛け止めて先端鎌部20bが前記錠ケース10内に引っ込んだ前記鎌20の解錠姿勢を保持するトリガ40とを備え、前記クランクアーム30は、前記支軸55と前記偏心穴25間に掛け渡す架設距離Lを、前記鎌軸15を中心に前記鎌20が回動して前記第1位置にあるときの前記連結突起29の位置と、前記第2位置にあるときの該連結突起29の位置をそれぞれ前記支軸55の中心点Pと結んだ半直線間のクランク角αが、前記鎌が施錠姿勢となる前記第1位置と解錠姿勢となる前記第2位置間を回動する角度より狭小な挟角になる長さに、横に長く設定し、前記外部操作手段Sは、操作板46および該操作板46の中央を横断する枢軸部46aに凸設した嵌合突起47からなるボタンスイッチ45と、前記操作板46の両端の押圧板部46b・46cが前記枢軸部46aを支点に交互に上下するようにボタンスイッチ45を揺動可能に支持するスイッチケース70のような支持部材とを備え、前記ボタンスイッチ45の枢軸部46aを前記クランクアーム30の架設方向に合わせて前記嵌合突起47を前記クランクアーム30の嵌合穴50に嵌合させて前記錠ケース10に装着してなることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の引戸用鎌錠において、たとえば以下に示す図示実施の形態のとおり、前記錠ケース10を挟んで前記外部操作手段Sと反対側から、非常解錠操作するロックオープナー65を備え、該ロックオープナー65は、非常解錠用のキー溝65bが刻設された円板部65aに回転伝達可能な軸形状をなす前記支軸55を突設し、該支軸55の先端を前記軸穴33に嵌合させて前記クランクアーム30と一体回動可能に連結してなることを特徴とする。
請求項1に記載の引戸用鎌錠では、鎌が施錠姿勢となる第1位置と解錠姿勢となる第2位置間を揺動するクランク角が狭小な一定角度で足りるように、支軸と偏心穴間に掛け渡す架設距離を長く形成してクランクアームを錠ケース内で横向きに架設し、このクランクアームの嵌合穴にボタンスイッチの嵌合突起を嵌合させて、外部操作手段でクランクアームを直接操作する構造となし、施解錠時は、その時に応じて、操作板の押圧板部の一側を押し、ボタンスイッチを錠ケースの前後方向に揺動させると、嵌合穴に嵌合した操作板の嵌合突起にクランクアームが押されて狭小なクランク角の範囲で上下に揺動し、すると、その揺動方向に応じ、鎌を押し回して施錠姿勢と解錠姿勢とに回動変位させることができる。従って、本発明によれば、こうして外部操作手段とクランクアーム間に何ら運動変換機構を介さず、ボタンスイッチを前後に傾動操作して直接クランクアームを揺動し、これにより、鎌を施錠姿勢となる位置と解錠姿勢となる位置とに回動して施解錠することができ、その結果、ボタンスイッチ式の引戸用鎌錠にあって、その構造をシンプルにし、部品点数を少なくして低コスト化を実現させることができる。
加えて、請求項1に記載の引戸用鎌錠では、従来のようにトリガの進退移動を利用して鎌を施解錠位置に回動させるのではなく、外部操作手段でクランクアームを直接操作して鎌を施解錠位置に回動させる構造であるので、開閉時、引戸には、その摩擦抵抗以外にスライド操作の抵抗となる外力が加わる余地がなく、それだけ引戸の開閉操作性を軽快で且つ良好なものにすることができ、しかも、引戸を施錠しないで、ただ開閉操作を繰り返すときは、トリガ以外の鎌錠部品は作動しないため、それら鎌錠部品の摩耗も遅くて耐久性に富むという効果を奏することができる。
請求項2に記載の発明によれば、引戸の外側から非常解錠して引戸を開けるときでも、ロックオープナーの回動角度がクランクアームの狭小な揺動角度に対応して短くなり、従って、ロックオープナーの操作に必要な回動ストロークが短くて済む分だけ操作性を良好にすることができる。加えて、請求項2に記載の発明によれば、ロックオープナーは、回転伝達可能な軸形状をなす支軸の先端を軸穴に嵌合し、間に何ら運動変換機構を介さずに直接クランクアームと一体回動可能に連結するため、運動変換のために複雑な機構部品が不要となり、それだけ更に構造がシンプルになって部品点数が削減され、その結果、コストを更に低減することができる。
(A)引戸用鎌錠を施錠状態で示す正面図、(B)線A−A断面図、(C)線B−B断面図である。 (A)引戸用鎌錠を解錠状態で示す正面図、(B)線C−C断面図、(C)線D−D断面図である。 (A)・(B)にそれぞれ向きを違えて示す鎌錠本体の組立斜視図である (A)鎌錠本体を解錠状態で示す正面図、(B)鎌錠本体を施錠状態で示す正面図である。 錠本体の分解斜視図である。 外部操作手段と表示器の分解斜視図である。 外部操作手段の分解斜視図である。 (A)外部操作手段の側面図、(B)外部操作手段の正面図である。 鎌錠本体の表示器側の分解斜視図である。 表示器の分解斜視図である。 引戸に組み込み状態の鎌錠本体を、向きを違えて示す斜視図である。 引戸に組み込み状態の引手一体型鎌錠本体を、向きを違えて示す斜視図である。 (A)従来の引戸用鎌錠を施錠状態で示す切欠き側面図、(B)その引戸用鎌錠を解錠状態で示す縦断面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一例である引戸用鎌錠を引戸に組み込んで施錠状態で示し、図2は、その引戸用鎌錠を解錠状態で示し、図3は、鎌錠本体の組立斜視図である。図示例の引戸用鎌錠は、例えば木製のトイレ用扉の引戸Aに組み込む鎌錠本体Rと、戸枠Fの縦枠材85に取り付ける鎌受けTとからなる。鎌錠本体Rは、その錠本体Kと、錠本体Kを挟んで片側に組み付ける外部操作手段Sと、他側に組み付ける表示器Dとで構成する。
錠本体Kは、図4および図5に示すように、錠ケース10と、錠ケース10内に組み込んで支持する鎌20、クランクアーム30、付勢ばね35、トリガ40を備えた構成になっている。
錠ケース10は、片側を開放した浅底なケース本体11に蓋板12を被せて薄箱状に組み立てる。ケース本体11は、図中左右の横方向一側に長手の取付板13を接着し、取付板13の図中上下の縦方向中間に細長い鎌出入口14を設け、鎌出入口14の図中下側にトリガ穴18を設けてなる。底板部11aには、横方向一側の図中上方に鎌軸15を、下方にトリガ軸16を突設し、横方向他側の上方にばね掛け軸17を突設する一方、コーナー板部11cの近くに異形な貫通穴19と、縦長な逃げ穴49を横に並べて穿設し、貫通穴19と縦に並べて2つの丸穴の位置決め穴21と呼込み軸穴22を穿設している。貫通穴19は、丸穴部19aの周縁を一部扇形に切り欠いて規制穴部19bを設け、全体に鍵穴状に穿設してなる。更に、コーナー板部11cには、切欠き凹部26・27を凹設している。こうした形状のケース本体11には、鎌軸15近傍のコーナーにクッションゴム31を固着している。他方、蓋板12には、ケース本体11側の鎌軸15、トリガ軸16、ばね掛け軸17がそれぞれ嵌着する軸穴23を設けるほか、ケース本体11側と同じ貫通穴19、逃げ穴49、2つの丸い位置決め穴21と呼込み軸穴22が設けられ、また、切欠き凹部26・27に対応するU形の切欠き26a・27aが設けられている。
鎌20は、回転中心穴24を有する板状の頭部20aと、頭部20aからL状に延びる先端鎌部20bとからなる。頭部20aには、回転中心穴24より先端鎌部20bとは反対側へ片寄った偏心位置に、径方向に長い偏心穴25を穿設し、周縁を一部切り欠いて一対の当接凹部20c・20dを設けてなる。
クランクアーム30は、羽子板状のアーム本体30aの先端に、連結突起29を板厚方向片側に向け突設する一方、基端に、円筒突部32を板厚方向両側に突設している。円筒突部32は、貫通穴19の穴形状に合わせ、丸穴部19aに嵌合可能な短筒部32aと、短筒部32aの周縁から径方向外向きに突出して規制穴部19bに係入可能な係入凸部32bとからなる。短筒部32aには、ロックオープナー65の支軸55に合わせて、回転伝達が可能な断面四角形の軸穴33を穿設している。特に、アーム本体30aには、軸穴33と連結突起29間に嵌合穴50が設けられている。嵌合穴50は、アーム本体30aの長さ方向に沿って横に長い楕円穴で、穴縁に沿って板厚方向両側に隆起したリブ50aが凸設されている。
トリガ40は、L形のトリガ本体41と、圧縮コイルばねのトリガスプリング42を備える。トリガ本体41は、一端側の突端にストッパ部41aを形成する一方、他端側には、一端側と直交する長手方向に沿ってばね溝43を形成すると共に、突端に突当軸41bを突設してなる。
そこで、錠本体Kは、鎌20、クランクアーム30、付勢ばね35、トリガ40をケース本体11に組み付け、そのケース本体11に蓋板12を被せて鎌軸15と、トリガ軸16と、ばね掛け軸17を軸穴23に嵌着して薄箱な錠ケース10を組み立て、以下のように、鎌軸15で鎌20を、支軸55でクランクアーム30を、トリガ軸16でトリガ40をそれぞれ枢支し、付勢ばね35は、ばね掛け軸17に装着する。
即ち、鎌20は、回転中心穴24に鎌軸15を通して枢着し、鎌出入口14から先端鎌部20bが突出する施錠姿勢と錠ケース10内に引っ込む解錠姿勢とに、略90度回動変位可能に鎌軸15で吊持する。
クランクアーム30は、連結突起29を偏心穴25に係合して鎌20に連結する一方、円筒突部32の短筒部32aを貫通穴19の丸穴部19aに嵌合し、係入凸部32bを規制穴部19bに係入し、軸穴33に貫挿する支軸55を支点として、所定のクランク角αだけ揺動するように鎌20の頭部20aと支軸55間に横向きに掛け渡す。即ち、クランクアーム30は、支軸55を支点にクランク角αの範囲で揺動すると、その揺動方向に応じて、先端の連結突起29で鎌20を押し回し、図4に示すように、鎌20が施錠姿勢となる第1位置と解錠姿勢となる第2位置との間を回動するようになっている。そこで、クランクアーム30は、鎌20が施錠姿勢となる施錠位置と解錠姿勢となる解錠位置間の略90度回動するのに必要なクランク角αを、狭小な、例えば略20度に設定し、即ち、貫通穴19の丸穴部19aの中心点Pを支点としたクランクアーム30が揺動するストロークの角度αが狭小な略20度で足りるように錠ケース10内に架設する。
そのため、錠本体Kでは、クランク角αが狭小な略20度になるように、クランクアーム30において、支軸55が貫挿する軸穴33を、先端の連結突起29から長さ方向に離隔した位置に穿設すると共に、ケース本体11において、円筒突起19が嵌合する貫通穴19を鎌軸15から横方向に離隔した位置に穿設し、これにより、軸穴33に貫挿する支軸55と、連結突起20が係合する鎌20の偏心穴25間に掛け渡すクランクアーム30の架設距離Lを横に長く形成する。一方、貫通穴19は、クランクアーム30の係入凸部32bが係入する規制穴部19aを、クランク角αが狭小な略20度の角度範囲に常に規制されるように、それに対応する開き角度の扇形に穿設する。
付勢ばね35は、ねじりコイルばねで、コイル部をばね掛け軸17に係着して一端のばね部を後側壁11bに掛け止め、他端のばね部をクランクアーム30に掛け止めて、クランクアーム30を、常時、図4(A)に示すように、鎌20が解錠姿勢をなる第2位置に回動付勢している。
トリガ40は、トリガ本体41を、突当軸41bをトリガ穴18に向けてケース本体11の下側壁11d上にスライド自在に載置し、トリガ軸16を、ばね溝43内に係入したトリガスプリング42の一端フック42aに係合して錠ケース10内に組み込み、常時はトリガスプリング42のばね付勢力で突当軸41bをトリガ穴18から突出させる一方、ストッパ部41aを先端鎌部20bに掛け止めて鎌20の回動を規制し、先端鎌部20bが錠ケース10内に引っ込んだ解錠姿勢を保持し、鍵出入口14から突出するのを防止する。そのとき、鎌20には、当接凹部20cにクッションゴム31が当っている。従って、引戸Aの閉時に、トリガ40の突当軸41bが戸枠Fの戸先側縦枠材85に突き当り、トリガスプリング42に抗して規制解除位置にスライド移動すると、ストッパ部41aの先端鎌部20bに対する掛け止めが外れて鎌20の回動規制が解除されるようになっている。
外部操作手段Sは、図6および図7に示すように、ボタンスイッチ45と、ボタンスイッチ45を組み付けて支持するスイッチケース(支持部材)70とを備える。ボタンスイッチ45は、操作板46に一対の嵌合突起47を凸設してなる。操作板46は、く字状に屈曲させて中央を横断する枢軸部46aの両端に、対称な押圧板部46b・46cを形成してなる。枢軸部46aには、軸線方向に軸挿通穴48が穿設されている。嵌合突起47は、押圧板部46b・46cが互いに曲げ起きる内側板面側において、枢軸部46a上の両端から、先細ピン状に凸設してなる。スイッチケース70は、縦長矩形の本体板部70aに、ボタンスイッチ45の外形に合わせて矩形箱状で片側開放の浅底な支持凹部59を設け、支持凹部59の底壁部59aの幅方向両側に、ボタンスイッチ45の嵌合突起47と対応させて、左右に一対の縦長なガイド穴56が設けられている。尚、本体板部50aの上下両端には、呼込みスタッド54・54を立設している。底壁部59aには、中心丸穴60の図中上下に一対の位置決めピン61・62が突設されている。
斯かる外部操作手段Sにおいて、ボタンスイッチ45は、それぞれ細軸端部52aを軸押え51に嵌着した一対の軸芯52を、軸スプリング53を間に挟んで枢軸部46aの軸挿通穴48に同軸的に挿設して組み立てる。それから、ボタンスイッチ45は、嵌合突起47の先端をガイド穴56に嵌合してスイッチケース70の支持凹部59内に嵌入し、支持凹部59の両側壁59bに有する細軸穴28に、軸押え51の細管部51aを係合してスイッチケース70の支持凹部59に組み込み、図8に示すごとく、操作板46の押圧板部46b・46cが枢軸部46aを支点として支持凹部59内で深さ方向に交互に上下するようにスイッチケース70で揺動可能に支持し、以って、外部操作手段Sを組み立ててなる。そこで、外部操作手段Sは、ボタンスイッチ45が揺動する角度が、鎌20が施錠姿勢をとる第1位置と解錠姿勢をとる第2位置間を揺動するクランクアーム30の狭小なクランク角α(略20度)に対応する角度になるように、嵌合突起47が嵌合するガイド穴56を一定の穴長さに規定している。
表示器Dは、図9および図10に示すように、表示器本体63と、表示板64と、ロックオープナー65と、表示カバー66を備える。表示器本体63は、図中上下に縦長な矩形板で、中央に軸貫通穴67を設けると共に、軸貫通穴67の周りに浅い嵌付凹部63aを形成してなる。嵌付凹部63aは、中心に軸貫通穴67が貫通する円形部位と、扇形の回動規制部位68とで全体を瓢箪形状に似た形に凹設されてなる。回動規制部位68は、錠ケース10に有する貫通穴19の規制穴部19aと同様に、クランクアーム30のクランク角αと対応する開き角度の扇形に凹設してなる。表示板64は、U字型の挟持部64aと、先端に向け次第に幅広となる表示部64bとで、全体を略Y形に形成してなる。表示部64bの表面には、例えば使用中(施錠中)を示す、例えば赤色の着色が施されている。ロックオープナー65は、円板部65aと、円板部65aから突出する前記支軸55とからなる。円板部65aには、非常解錠用のキー溝65bが刻設されている。支軸55は、基部55aの先端に、一段細い角軸部55bを突設してなる。支軸55の基部55aは、外周に平面のカット面55cを形成し、角軸部55bは、クランクアーム30の軸穴33の穴形状に合わせて回転伝達可能な四角形の角軸からなる。表示カバー66は、表示板64の表示部64bの形状に合わせた穴形状に開けた表示窓71と、ロックオープナー65の円板部65aに合わせて丸穴状の操作用窓72を設けてなる。
そこで、表示器Dは、基部55aのカット面55cを挟持部64aで挟んで表示板64をロックオープナー65に装着してから、ロックオープナー65の支軸55を表示器本体63の軸貫通穴に貫挿し、表示板64を、嵌付凹部63aに嵌め付けてロックオープナー65と一体に回動可能に表示器本体63に組み付け、表示器本体63に表示カバー66を被せて組み立てる。表示カバー66は、錠本体Kに表示器本体63を組み付けた後、表示器本体63に被せる。
これら表示器Dと外部操作手段Sを、図3に示すように錠本体Kに組み付けてから、以下のように引戸A内に組み込むと、鎌錠本体Rが組み立てられる。なお、図1および図2に示すように鎌錠本体Rを組み込む引戸Aは、予め、錠本体Kの外形状に合わせて、戸先側の木口75から戸尻側に向けて縦穴76が穿設され、一方、縦穴76に連通するように図中手前の内側板面77に外部操作手段Sの外形状に合わせて取付穴が穿設され、外側板面には、表示器Dの外形状に合わせて嵌め込み穴が穿設されている。そこで、錠本体Kは、縦穴76に差し込んで引戸A内に組み込み、鎌出入口14を外部に臨ませて取付板13を木口75にねじ止めする。
一方、外部操作手段Sは、ボタンスイッチ45の枢軸部46aを横向きのクランクアーム30の架設方向に合わせてから、引戸Aの内側板面77の取付穴にスイッチケース70を嵌め込み、位置決めピン61を切欠き凹部26に係止すると共に位置決めピン62を位置決め穴21に係合させて、取付位置を位置決める一方、一側の嵌合突起47の先端を切欠き凹部27に係止し、他方の嵌合突起47の先端を、クランクアーム30の嵌合穴50に嵌合して錠ケース10の肩部に装着する。
他方、表示器Dは、引戸Aの外側板面の嵌め込み穴に表示器本体63を嵌め込み、錠ケース10内でロックオープナー65の支軸55を、錠ケース10内でクランクアーム30の軸穴33に貫挿し、併せて、外側板面から、呼込みネジ79を表示器本体63のねじ挿通穴に通して呼込みスタッド54にねじ込み、表示器本体63とスイッチケース70を引戸Aの両板面に固定し、これにより、表示器D側の表示板64を挟持したロックオープナー65と、錠ケース10内のクランクアーム30とを、一体回動可能に連結して外部操作手段Sと表示器Dとを錠本体Kに組み付け、これにより、鎌錠本体Rとして組み立てて、図11に示すように引戸Aに組み込んでなる。
さて、図示鎌錠では、閉時、図2に示すように、開いた引戸Aを引いて閉方向へ横にスライド移動し、図1に示すように、戸枠Fの縦枠材85に戸先側の木口75が当って閉止すると、錠本体Kでは、トリガ40の突当軸41bが戸枠Fの戸先側縦枠材85に突き当り、トリガスプリング42に抗して規制解除位置にスライド移動すると、ストッパ部41aの先端鎌部20bに対する掛け止めが外れて、鎌20の回動規制が解除される。そこで、この閉時、内側から引戸Aを施錠するときは、図1に示すように、操作板46の押圧板部46b側を押し、ボタンスイッチ45を、嵌合突起47の先端が図中下向きの施錠方向に傾動し、嵌合突起47を介してクランクアーム30を支軸55を中心に第1位置から第2位置へクランク角αだけ付勢ばね35に抗して揺動し、偏心穴25に係合した連結突起29で鎌20を押し回して施錠姿勢とし、鎌出入口14から先端鎌部20bを突出させて鎌受けTの鎌掛け穴81に掛け止め、こうして引戸Aを施錠する。そのとき、鎌20には、クッションゴム31が当接凹部20dに当ってクッションになっている。
反対に、図示鎌錠で施錠した引戸Aを開ける場合は、図2に示すように、操作板46の押圧板部46c側を押し、ボタンスイッチ45を、嵌合突起47の先端が図中上向きの解錠方向に揺動させる。すると、クランクアーム30が、付勢ばね35の付勢力と相俟って、支軸55を中心に第2位置から第1位置へクランク角α揺動し、偏心穴25に係合した連結突起29で鎌20を押し回して解錠姿勢とし、先端鎌部20bと鎌受けTの鎌掛け穴81との掛け止めを外して錠ケース10内に引っ込め、こうして引戸Aを解錠する。そのとき、鎌20には、クッションゴム31が当接凹部20cに当ってクッションになっている。しかる後、引戸Aを引いて開方向へスライド移動させて開ける。
図示鎌錠では、上述のように鎌20が施錠姿勢となる第1位置と解錠姿勢となる第2位置間を揺動するクランク角αが狭小な略20度で足りるように、支軸55と偏心穴25間に掛け渡す架設距離Lを長く形成してクランクアーム30を錠ケース10内で横向きに架設し、このクランクアーム30の嵌合穴50にボタンスイッチ45の嵌合突起47を嵌合させて、外部操作手段Sでクランクアーム30を直接操作する構造となし、施解錠時は、その時に応じて、操作板46の押圧板部46b・46cの一側を押し、ボタンスイッチ45を錠ケース10の前後方向に揺動させると、嵌合穴50に嵌合した操作板46の嵌合突起47にクランクアーム30が押されて狭小なクランク角αの範囲で上下に揺動し、すると、その揺動方向に応じて、鎌20を押し回して施錠姿勢と解錠姿勢とに回動変位させることができる。従って、図示鎌錠では、こうして外部操作手段Sとクランクアーム30間に何らの運動変換機構を介さず、ボタンスイッチ45を前後に傾動操作して直接クランクアーム30を揺動し、これにより、鎌20を施錠姿勢となる位置と解錠姿勢となる位置とに回動して施解錠することができる。
また、図示鎌錠では、引戸Aの開閉時、ボタンスイッチ45を押して引戸Aを施解錠するとき、同時に、クランクアーム30に連結したロックオープナー65の支軸55と一体に表示板64が正逆方向に回動する。すると、表示板64の正逆回動方向に応じて、表示窓71から表示板64の表示部64bが切り替え表示され、これにより、引戸Aの施解錠状態を外部に表示する。一方、例えば異常事態を発生したため、外側から解錠して引戸Aを開けたいときは、コイン等を用い、これを非常解錠操作用のキー溝65bに係止してロックオープナー65を回動する。すると、支軸55と一体にクランクアーム30が第2位置から第1位置へクランク角α揺動し、鎌20を解錠姿勢となる位置へ回動する。すると、先端鎌部20bが鎌受けTの鎌掛け穴81から外れ、こうして引戸Aの外側から非常解錠される。そこで、図示鎌錠では、外側から非常解錠して引戸Aを開けるとき、ロックオープナー65の回動角度がクランクアーム30の狭小な揺動角度αに対応して短くなり、従って、ロックオープナー65の操作に必要な回動ストロークが短くて済み、それだけ操作性を良好にすることができる。
加えて、図示鎌錠では、ロックオープナー65は、回転伝達可能な角軸状をなす支軸55の先端を軸穴33に嵌合し、間に運動変換機構を介さずに、直接クランクアーム30と一体回動可能に連結するため、運動変換のために複雑な機構部品が不要となり、それだけ更に構造がシンプルになって部品点数が削減され、以って、コストを更に低減させることができる。
ところで、本発明の引戸用鎌錠では、例えば図12に示すように、外部操作手段Sのスイッチケース70と表示器Dの表示器本体63に、それぞれ引手部76を一体に備える構成にすることもできる。
A 引戸
D 表示器
F 戸枠
L 架設距離
R 鎌錠本体
S 外部操作手段
T 鎌受け
α クランク角
10 錠ケース
14 鎌出入口
15 鎌軸
20 鎌
20b 先端鎌部
25 偏心穴
30 クランクアーム
33 軸穴
35 付勢ばね
40 トリガ
45 ボタンスイッチ
46 操作板
46a 枢軸部
47 嵌合突起
50 嵌合穴
55 支軸
65 ロックオープナー
65b キー溝
70 スイッチケース(支持部材)

Claims (2)

  1. 引戸の戸先側の木口から鎌出入口とトリガ穴を外部に向け臨ませて引戸に内設する錠ケースと、
    前記鎌出入口から先端鎌部が突出する施錠姿勢と前記錠ケース内に引っ込む解錠姿勢とに回動変位可能に、該錠ケース内に横架した鎌軸で吊持し、該鎌軸より前記鎌出入口とは反対側に片寄った位置で頭部に偏心穴を設けた鎌と、
    先端部に連結突起を設け、基端部に支軸が貫挿する軸穴を設けると共に、該軸穴と前記連結突起との間に嵌合穴を設け、前記連結突起を前記偏心穴に係合して前記鎌に連結する一方、前記支軸で該鎌が施錠姿勢となる第1位置と解錠姿勢となる第2位置との間を揺動可能に前記錠ケース内に枢支し、前記鎌の偏心穴と前記支軸間に縦向きの前記鎌出入口に対して横向きに架設するクランクアームと、
    該クランクアームを揺動操作する外部操作手段と、
    突端を前記トリガ穴に向けて前記錠ケース内にスライド自在に組み込む一方、常時ばね付勢して突端を前記トリガ穴から突出させると共に、前記鎌に一部を掛け止めて先端鎌部が前記錠ケース内に引っ込んだ前記鎌の解錠姿勢を保持するトリガとを備え、
    前記クランクアームは、
    前記支軸と前記偏心穴間に掛け渡す架設距離Lを、前記鎌軸を中心に前記鎌が回動して前記第1位置にあるときの前記連結突起の位置と、前記第2位置にあるときの該連結突起の位置をそれぞれ前記支軸の中心点と結んだ半直線間のクランク角αが、前記鎌が施錠姿勢となる前記第1位置と解錠姿勢となる前記第2位置間を回動する角度より狭小な挟角になる長さに、横に長く設定し、
    前記外部操作手段は、
    操作板および該操作板の中央を横断する枢軸部に凸設した嵌合突起からなるボタンスイッチと、前記操作板の両端の押圧板部が前記枢軸部を支点として交互に上下するように前記ボタンスイッチを揺動可能に支持する支持部材とを備え、前記ボタンスイッチの枢軸部を前記クランクアームの架設方向に合わせて前記嵌合突起を前記クランクアームの嵌合穴に嵌合させて前記錠ケースに装着してなる、引戸用鎌錠。
  2. 前記錠ケースを挟んで前記外部操作手段と反対側から、非常解錠操作するロックオープナーを備え、該ロックオープナーは、非常解錠用のキー溝が刻設された円板部に回転伝達可能な軸形状をなす前記支軸を突設し、該支軸の先端を前記軸穴に嵌合させて前記クランクアームと一体回動可能に連結してなる、請求項1に記載の引戸用鎌錠。
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