JP6374335B2 - 軸止め構造 - Google Patents

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本発明は、支軸のまわりで可動部材を揺動自在又は回転自在に支持させる場合などに、支軸の支持構造などとして好適に使用可能な軸止め構造に関する。
引き戸用鎌錠を操作する手動式の操作具として、並んで配置された二つのボタン面を選択的に押し操作する構造を有した、いわゆるシーソースイッチが知られている(特許文献1参照)。
このシーソースイッチは、二つのボタン面を一体に備えたスイッチ部材と、このスイッチ部材の外周を取り囲むハウジングと、このハウジングの側面からスイッチ部材へ向けて串刺し状に打ち込む支軸との3者を組み立ててある。
特許第4599448号公報
前記従来のシーソースイッチを組み立てる作業では、支軸がハウジングの両側面から外方へ突き出ないように打ち込み量(長さ)を最適に加減することや、打ち込みによってハウジング等に傷を付けないこと、支軸の軸端を潰したり軸方向に曲がりを起こさせたりしないことなど、多くの留意点が要求されている。
なお、支軸を打ち込むためにハウジングに設けられている孔は、打ち込み後の支軸が軸方向に移動したり抜け出したりしないようにするため、支軸の軸径よりも径小に形成されていた。要するに、支軸の打ち込みは圧入作業になる。そのため、支軸の打ち込み時において支軸やハウジングの破損は、実はよく起こり得るものであった。
このように、支軸を打ち込む際には大胆な力作業が必要とされるにも拘わらず、支軸の軸方向の位置合わせ等では神経を集中させた繊細な作業が必要になる。そのため、この組み立て作業を手作業で行う場合には、作業者に相応の熟練が必要とされていた。ただ、熟練者といえども作業効率を高めるのは難しいということがあり、これらのことが製品価格の高騰原因として影響している実情があった。
なお、このようなシーソースイッチに限らず、可動部材(シーソースイッチのスイッチ部材に相当)を揺動自在又は回転自在に保持させた構造部分を有する器具類では、この器
具類を配置する部位で周辺部材との接触干渉が問題視されることが多く、可能な限りコンパクトにすることが要請されるのが一般的である。従って、可動部材を支軸で支持するための新たな支持構造を工夫するうえでは、構造を大型化させないことが枢要とされる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、シーソースイッチなど、支軸のまわりで可動部材を揺動自在又は回転自在に支持させる場合などに採用する軸止め構造において、熟練を必要としない程度に組み立て作業の容易化を図り、また作業の高効率化を可能にし、もって製品全体としての低コスト化等に繋げることを可能にする軸止め構造を提供することを目的とする。
また本発明は、可動部材を揺動自在又は回転自在に保持させた状態で、支軸を支持する部位から外方へ向けて支軸が突き出さない構造を実現して、周辺部材との接触干渉を防止し、構造の大型化防止が図れるようにした軸止め構造を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は次の手段を講じた。
即ち、本発明に係る軸止め構造は、貫通する軸孔を備えた可動部材と、前記可動部材の前記軸孔に両端を突き出させて挿入されることで当該可動部材を揺動自在又は回転自在に保持する支軸と、前記可動部材から突き出た前記支軸の軸端部を非圧入保持して当該支軸を両端支持状態にする一対のブラケットと、を有しており、前記支軸には一方の前記ブラケットで支持される前記軸端部に隣接すると共に前記可動部材内に収まる配置で軸径より径小の周溝部が形成されており、前記可動部材には前記支軸の前記周溝部まわりを取り巻く配置で環状凹部が形成されており、前記可動部材の前記環状凹部にはバネ弾性に抗しつつ拡径自在とする筒状の嵌着部材が収容され、前記環状凹部は前記嵌着部材を収める内径のまま側方へ開放されていると共に、前記支軸の前記周溝部以外の軸外面に嵌め付けられる嵌着部材を収容可能な内径に形成されており、前記嵌着部材は、縮径状態において前記支軸の軸径より径小の内径と前記環状凹部の内径に収まりながらも前記可動部材の前記軸孔よりは径大の外径とを有し、前記可動部材における前記環状凹部の開放部位を覆う配置で設けられる片側の前記ブラケットには、前記支軸を保持する部分に、前記環状凹部内で前記支軸の前記周溝部に嵌って縮径状態となった前記嵌着部材が前記環状凹部から抜け出すのを防止する軸受け孔が形成されていることを特徴とする。
前記嵌着部材は、周方向の一部に分断部を形成した割リングとすることができる。
前記一対のブラケットは前記可動部材の揺動又は回転を妨げない配置として前記支軸に並行して設けられる連結部材により相互連結された構成とするのが好適である。
前記支軸は両側の軸端部が前記一対のブラケットから外方へ非突出状態に支持される長さで形成されたものとするのが好適である。
本発明に係る軸止め構造は、シーソースイッチなど、支軸のまわりで可動部材を揺動自在又は回転自在に支持させる場合などに採用する軸止め構造において、熟練を必要としない程度に組み立て作業の容易化を図り、また作業の高効率化を可能にし、もって製品全体としての低コスト化等に繋げることができる。
また、可動部材を揺動自在又は回転自在に保持させた状態で、支軸を支持する部位から外方へ向けて支軸が突き出さない構造を実現できるので、周辺部材との接触干渉が防止され、構造の大型化防止が図れるようになった。
本発明に係る軸止め構造の第1実施形態(シーソースイッチへ適用)を分解して示した斜視図である。 シーソースイッチの側断面図である。 本発明に係る軸止め構造の組み立て手順を示した要部拡大断面図であって(a)は支軸の挿入直前の様子であり(b)は支軸の挿入開始時の様子である。 シーソースイッチを鎌錠と組み合わせたときの動作状況を示した要部平面図であって(a)はアンロック状態であり(b)はロック状態である。 鎌錠の一例を示した側面図である。 本発明に係る軸止め構造の第2実施形態(可動部材を円盤状の回転部材とした場合)を示した側断面図である。 本発明に係る軸止め構造の第3実施形態(可動部材を棒状の揺動部材とした場合)を示したもので(a)は正面図であり(b)は側断面図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
図1乃至図3は、本発明に係る軸止め構造1を、引き戸用鎌錠を操作するシーソースイッチ3の主要部分に適用した実施形態を示している。このシーソースイッチ3において、本発明に係る軸止め構造1は、スイッチ部材を形成している可動部材5と、この可動部材5を揺動自在に保持するための支軸6と、この支軸6を両端支持するための一対のブラケット7,8とを有している。
可動部材5は、正面から見て相隣状に並んで配置された二つのボタン面10,10を有していると共に、これら両ボタン面10,10の中間位置から後方へ向けて角棒状に突出する揺動杆11を有した構造となっている。またこの可動部材5には、両ボタン面10,10の中間位置を、これら両ボタン面10,10の境界線に平行する方向で通り抜ける軸孔12が貫通形成されている。この軸孔12に支軸6が挿通される。
一対のブラケット7,8は、可動部材5の正面を除いた外周(四周及び裏面)を取り囲んで当該可動部材5の嵌め入れを可能にした箱形ハウジングの一部として形成されている。すなわち一対のブラケット7,8は、箱形ハウジングを形成する構成要素のうち、支軸6の両端部を支持する一対の側面要素に相当している。
従って、箱形ハウジングの裏板要素や、ブラケット7,8と直交する一対の側面要素は、いずれも支軸6に並行となる配置で両ブラケット7,8の相互間隔を固定する連結部材14(裏板要素のみに符号[14]を付した)である、と言うことができる。言うまでもなく、この連結部材14は可動部材5の揺動を妨げない配置とすることが重要である。なお、裏板要素としている連結部材14には、可動部材5に設けられた揺動杆11を後方へ突き抜けさせるための開口15が形成されている。
一方のブラケット7には軸受け孔7aが形成されており、他方のブラケット8には、ブラケット7の軸受け孔7aと合致する配置(一軸配置)で軸受け孔8aが形成されている。これら軸受け孔7a、8aに対して支軸6の両端部が差し通されることで、支軸6は箱形ハウジング内を横断方向に架け渡されて両端支持される。
本実施形態において、一方のブラケット7の軸受け孔7aは、支軸6の挿通は容易に行えるが挿通後の支軸6はガタツキのない状態に安定して保持できる孔径で形成されている。これに対し、他方のブラケット8の軸受け孔8aは、ブラケット7の軸受け孔7aよりも径小化してある。そしてこの軸受け孔8aに挿通することになる支軸6の軸端部には、段付き細径部6aを設け、この段付き細径部6aとブラケット8の軸受け孔8aとがガタツキのない嵌合をするように関連付けしてある。そのため、ブラケット7,8に対して支軸6を挿入すると、支軸6の段付き細径部6aがブラケット8の軸受け孔8aに係合して当て止めされ、それ以上の挿入が規制されるから、結果として支軸6の差込量が一定化される。
一対のブラケット7,8は、図2に示すように、支軸6を支持した状態下で各ブラケット7,8の外側から支軸6の軸端部が突出しないように(非突出に)している。すなわち、支軸6は可動部材5の軸孔12よりも長く(可動部材5の両側から軸端部を突き出す長さとされ)、両ブラケット7,8間の外法(そとのり)と同等又はそれ以下に形成されている(いずれのブラケット7,8からも突出しない長さとされている)。なお、ここにおいて「同等」とは数値的な一致を言うものではなく、外観上の顕著な違いがないことを言うものとおいて、若干(ミリ単位)の長短関係は含むものとする。
そして、このような支軸6にはその一端寄り(段付き細径部6aを設けた方とは逆側)に、後述の嵌着部材30を嵌めるための周溝部31が設けられている。この周溝部31は、支軸6の軸径を一回り径小にすることにより形成してあり、支軸6の軸外面との間に全周的な段差を生じさせてある。この周溝部31は、支軸6の軸端部ではなく、軸方向にお
いて少し内側に入り込んだ配置とされている。具体的には、ブラケット7により支持される軸端部に隣接する配置であって、且つ可動部材5内に収まる配置としてある。
これに対し、可動部材5には、支軸6の周溝部31まわりを取り巻く配置で環状凹部32が形成されている。この環状凹部32に嵌着部材30が嵌め入れられる。
嵌着部材30は、周方向の一箇所に分断部33が形成された筒状のリングであって、この分断部33の幅を拡縮させるようにして内径をバネ弾性に抗しつつ拡径させることができる。この嵌着部材30は、常態(縮径方向の外力が無負荷であって拡径方向のバネ力も生じていない状態)の内径が支軸6の軸径よりも径小となるように形成されている。この常態において、分断部33が開いているか閉じているかは、いずれでもよい。
嵌着部材30の常態における内径は、支軸6の周溝部31よりも更に径小にしてもよい。なお、嵌着部材30の外径に関しては、この嵌着部材30が支軸6(周溝部31以外の軸外面)に嵌め付けられたときに、嵌着部材30の外径が可動部材5の環状凹部32内に収まるものとする必要がある。とは言え、嵌着部材30の外径を基準にしてそれが収まるように環状凹部32の内径を設定してもよいことは言うまでもない。
また、嵌着部材30の軸方向寸法も、支軸6における周溝部31の溝幅(軸方向寸法)や可動部材5における環状凹部32の深さとの関連において、嵌着部材30が軸移動不能となるように嵌ることを条件に適宜設定すればよい。
このような本発明に係る軸止め構造1を備えて成るシーソースイッチ3を組み立てるには、まず、可動部材5の環状凹部32に嵌着部材30を嵌め入れる。そして、可動部材5をブラケット7,8の間に嵌め入れた後に、ブラケット7の側面部外側から軸受け孔7a、嵌着部材30、可動部材5の軸孔12、ブラケット8の軸受け孔8aへと渡って支軸6を押し込み、この支軸6でこれらを串刺し状に貫通させる。
支軸6の押し込みは、ブラケット7の軸受け孔7aやブラケット8の軸受け孔8aが支軸6の軸径よりも径小ではない(同等以上である)ことから、強い作業力を必要とせず、極めて簡単に行える。
この貫通の途中経過を示す図3(b)から明らかなように、支軸6における押し込み方向の先端(段付き細径部6a)が嵌着部材30に差し込まれる当初、嵌着部材30は、一旦内径を支軸6の軸径まで拡径させるが、支軸6の押し込みを続けて周溝部31が嵌着部材30に達すると、嵌着部材30は分断部33を閉じる方向に作用するバネ力で、周溝部31の外径に合わせて縮径する。従って、この後、嵌着部材30が支軸6の周溝部31へ嵌り込んだ状態が嵌着部材30のバネ力にバックアップされつつ係合保持されるため、支軸6は軸方向の移動が阻止される(抜け止めされる)ことになる。
このように、僅かこれだけの作業(支軸6を押し込むだけのワンタッチ作業)で、一対のブラケット7,8間への支軸6及び可動部材5の組み付けが完了するものである。この組み付け後に支軸6の脱け出しは決して起こらないので、結果としてシーソースイッチ3が意に反して分解してしまうこともない。
以上詳説したところから明らかなように、本発明に係る軸止め構造1では、熟練を必要としない程度に組み立て作業の容易化が図られておる、また作業の高効率化が可能となっている。そのため、製品全体としての低コスト化等に繋がる。またブラケット7,8から外方へ向けて支軸6が突き出さない構造を実現できるので、周辺部材との接触干渉が防止され、構造の大型化防止が図られる。
なお、図4及び図5に示すように、このように組み立てたシーソースイッチ3は、可動部材5の揺動杆11を鎌錠40が備える駆動レバー41の入力端部42に係合させて使用する。図4(a)(b)に示すように、可動部材5の各ボタン面10,10を選択的に押し操作することで、揺動杆11の傾き方向に合わせて鎌錠40の駆動レバー41が揺動し、この駆動レバー41の出力端にリンク接続されたデッドボルト44がスライド動作したり、このデッドボルト44にリンク接続された鎌45が揺動動作したりする(図5参照)。
図6は、本発明に係る軸止め構造1の第2実施形態を示している。本第2実施形態では、可動部材5が円盤状に形成され、この円盤状の中心を貫通するように設けられる支軸6
をブラケット7,8で支持することにより、この支軸6のまわりで可動部材5を回転自在に保持するようになっている。すなわち、可動部材5は回転部材である。ブラケット7,8は互いに別部材としてT型又はL型等に形成され(図例はT型)、これら両ブラケット7,8がベースとしての連結部材14に結合されている。本第2実施形態におけるその他の構成や作用効果は第1実施形態と略同様であり、同一作用を奏するものに同一符号を付することでここでの詳説は省略する。
図7は、本発明に係る軸止め構造1の第3実施形態を示している。本第3実施形態では、可動部材5が棒状に形成され、この棒状の一端部を貫通するように設けられる支軸6をブラケット7,8で支持することにより、この支軸6のまわりで可動部材5を揺動自在に保持するようになっている。すなわち、可動部材5は揺動部材である。ブラケット7,8は連結部材14を介してコ字状に一体形成されている。
このような第3実施形態では、可動部材5が棒状であって長大になるのに対し、この可動部材5の揺動を支持するブラケット7,8は小型に抑えるように要請されることが多い。ただ、そうであっても本発明に係る軸止め構造1では、ブラケット7,8に対する可動部材5の連結作業が支軸6を差し込むだけのワンタッチ作業で済むので、従来のリベットカシメを打ちこむような作業とは異なって、ブラケット7,8を変形させてしまうような危険性は無い。
そのため、可動部材5の支持状態として、その揺動が渋くなるといったことを防止できることになる。また、リベット頭の出っ張りを無くして外観上の偏平化が可能となるので、他部材や作業者などとの接触干渉を防止できる利点も得られる。
なお、本第3実施形態において可動部材5は中実棒としているが、支軸6を差し込む部位のみを中実構造としその他の部位は中空構造(パイプ材)としてもよい。
本第3実施形態におけるその他の構成や作用効果は第1実施形態と略同様であり、同一作用を奏するものに同一符号を付することでここでの詳説は省略する。
ところで、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、実施の形態に応じて適宜変更可能である。
例えば、嵌着部材30は筒状のものを示したが、線材をリング状に曲げることで形成してもよい。
また、嵌着部材30は、軟質の樹脂やゴムなどにより形成することで、分断部33を有しない(周方向に分断されたところが無い)筒形、又はリング形をしたものに形成することができる。この場合、嵌着部材30は、支軸6の押し込み時に周方向に素材が伸びることを原理として拡径し、またこの伸びを戻そうとする弾力によって支軸6の周溝部31に嵌着するように作用する。なお、支軸6の押し込みをある程度強く行える場合は、嵌着部材30を軟質性に余裕のある金属(例えばアルミ等)により形成することもできる。
本発明に係る軸止め構造1の用途は何ら限定されない。
1 軸止め構造
3 シーソースイッチ
5 可動部材
6 支軸
6a 細径部
7 ブラケット
7a 軸受け孔
8 ブラケット
8a 軸受け孔
10 ボタン面
11 揺動杆
12 軸孔
14 連結部材
15 開口
30 嵌着部材
31 周溝部
32 環状凹部
33 分断部
40 鎌錠
41 駆動レバー
42 入力端部
44 デッドボルト
45 鎌

Claims (4)

  1. 貫通する軸孔を備えた可動部材と、
    前記可動部材の前記軸孔に両端を突き出させて挿入されることで当該可動部材を揺動自在又は回転自在に保持する支軸と、
    前記可動部材から突き出た前記支軸の軸端部を非圧入保持して当該支軸を両端支持状態にする一対のブラケットと、を有しており、
    前記支軸には一方の前記ブラケットで支持される前記軸端部に隣接すると共に前記可動部材内に収まる配置で軸径より径小の周溝部が形成されており、
    前記可動部材には前記支軸の前記周溝部まわりを取り巻く配置で環状凹部が形成されており、
    前記可動部材の前記環状凹部にはバネ弾性に抗しつつ拡径自在とする筒状の嵌着部材が収容され、
    前記環状凹部は前記嵌着部材を収める内径のまま側方へ開放されていると共に、前記支軸の前記周溝部以外の軸外面に嵌め付けられる嵌着部材を収容可能な内径に形成されており、
    前記嵌着部材は、縮径状態において前記支軸の軸径より径小の内径と前記環状凹部の内径に収まりながらも前記可動部材の前記軸孔よりは径大の外径とを有し、
    前記可動部材における前記環状凹部の開放部位を覆う配置で設けられる片側の前記ブラケットには、前記支軸を保持する部分に、前記環状凹部内で前記支軸の前記周溝部に嵌って縮径状態となった前記嵌着部材が前記環状凹部から抜け出すのを防止する軸受け孔が形成されている
    ことを特徴とする軸止め構造。
  2. 前記嵌着部材は、周方向の一部に分断部を形成した割リングであることを特徴とする請求項1記載の軸止め構造。
  3. 前記一対のブラケットは前記可動部材の揺動又は回転を妨げない配置として前記支軸に並行して設けられる連結部材により相互連結されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の軸止め構造。
  4. 前記支軸は両側の軸端部が前記一対のブラケットから外方へ非突出状態に支持される長さで形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の軸止め構造。
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