JP3431908B2 - ガス栓 - Google Patents

ガス栓

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JP3431908B2
JP3431908B2 JP2001203189A JP2001203189A JP3431908B2 JP 3431908 B2 JP3431908 B2 JP 3431908B2 JP 2001203189 A JP2001203189 A JP 2001203189A JP 2001203189 A JP2001203189 A JP 2001203189A JP 3431908 B2 JP3431908 B2 JP 3431908B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス栓、特に栓体
形状を円柱状とするものにあって栓体がガタ付くことな
く長期にわたって安定して開閉動作を行えるようにする
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】ガス栓において、ガス栓本体の栓室内に
嵌め込まれる栓体は、テーパ状に形成されているものが
あるが、栓体の形状を円柱状とするものが知られてい
る。このように栓体を円柱状とすることで、テーパ状の
ものと比して加工ロスが少なく、しかも栓体の直径を小
さくできる利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記栓
体を中心軸線にそって回動させることで、栓室の内壁面
と栓体の摺動面とに加わる負荷が均等になるが、現実に
は、栓体と連結されたつまみをひねる際に栓体の中心軸
線にそって回動されることは稀であり、多くの場合は使
用者のいわばひねり癖によって中心軸線より傾くような
力が加えられる。このような状態で栓体の開閉動作が長
期間にわたり行われると、栓室の内壁面および栓体の摺
動面における特定の摺動部分だけが他の摺動部分より多
く擦り減ってしまう。そして、この特定摺動部分の擦り
減りがひどくなると、栓体がガタ付いてガス漏れ等を生
じさせるおそれがある。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、栓体形状を円柱状とするガス栓におい
て、栓体がガタ付くことなく長期にわたって安定して栓
体の開閉動作を行わせるようにすることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に以下の手段を講じた。 (1)本発明に係るガス栓(請求項1)は、ガス通路に
直交した円柱状の栓室を有するガス栓本体と、該栓室に
回動自在に嵌め込まれた円柱状の栓体とを備えたガス栓
において、上記栓体の上面と対向させた軸受を栓室上部
に配置固定し、上記栓体の上面と上記軸受の下面との間
にカム機構を設け、該カム機構は、凸部と凹部を連続形
成したカム部と、該カム部と当接する突片とを有し、栓
体の回動に伴って上記突片が上記カム部の凸部と凹部と
の間を移動することにより該栓体を上下動させる構成と
したことを特徴とするものである。
【0006】上記カム機構によると、栓体を開閉動作さ
せる度に該栓体が上下動することとなる。これによっ
て、栓体の開閉動作のときに栓室の内壁面と栓体の摺動
面とに加わる負荷を栓体の軸線方向に分散させることが
できる。また、栓体が上下動されることで、栓体の摺動
面に塗布したグリスをよく馴染ませることができる。
【0007】(2)本発明に係るガス栓(請求項2)
は、ガス通路に直交した円柱状の栓室を有するガス栓本
体と、該栓室に回動自在に嵌め込まれた円柱状の栓体と
を備えたガス栓において、上記栓体の下面とこれと対向
する上記栓室の底面との間にカム機構を設け、該カム機
構は、凸部と凹部を連続形成したカム部と、該カム部と
当接する突片とを有し、栓体の回動に伴って上記突片が
上記カム部の凸部と凹部との間を移動することにより該
栓体を上下動させる構成としたことを特徴とするもので
ある。
【0008】上記カム機構によっても、上記ガス栓(請
求項1)と同様の作用を有することの他に、このカム機
構は、栓体の下面と栓室の底面との間に設けられている
ので、栓体を回動させる際に栓体上面側から加えられる
押圧力を受け止め、栓体の上下動の直動性が向上する。
【0009】(3)本発明に係るガス栓(請求項3)
は、ガス通路に直交した円柱状の栓室を有するガス栓本
体と、該栓室に回動自在に嵌め込まれた円柱状の栓体と
を備えたガス栓において、上記栓体と上記栓室に該栓体
を上下動させるネジ機構を設けたことを特徴とするもの
である。上記ネジ機構によっても、上記ガス栓(請求項
1)と同様の作用を有することの他に、ネジ機構による
ことで、栓体の上下動の直動性が向上する。
【0010】(4)本発明に係るガス栓(請求項4)
は、上記ガス栓(請求項3)において、上記ネジ機構
は、ネジ孔とこのネジ孔に螺合する雄ネジ部とを有する
ものであって上記栓体の下面および上記栓室の底面に設
けたことを特徴とするものである。このガス栓も、上記
ガス栓(請求項3)と同様の作用を有する。
【0011】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るガス栓(請
求項1〜4)によると、栓体の開閉動作のときに栓室の
内壁面と栓体の摺動面とに加わる負荷が栓体の軸線方向
に分散されるので、栓室の内壁面や栓体の摺動面におけ
る特定摺動部分の擦り減りが大幅に低減され、栓体がガ
タ付くことなく長期にわたって安定して栓体の開閉動作
を行わせることができる。また、栓体の摺動面に塗布し
たグリスをよく馴染ませることができるので、栓体の開
閉動作をより円滑に行わせることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて添付図面を参照しながら説明する。 実施の形態1.図1は、実施の形態1によるガス栓の断
面図を示し、同図(a)は、ガス栓の閉状態を示し、同
図(b)は、ガス栓の開状態を示す。このガス栓は、例
えば、図1(a)に示すように、ガス栓本体1のガス通
路11の縮径部分に円柱状の栓室12が設けられ、この
栓室12内には同様な円柱状をなしガス通路11と連通
する連通孔21を設けた栓体2が栓室12の内壁面13
と気密かつ回動自在に嵌め込まれている。また、栓室1
2の上方には栓室12よりも大きい内径の円筒部14が
形成され、この円筒部14内には軸受3が上記栓体2の
上面と対向して栓室12の蓋をするように配置固定され
ると共に円筒部14に回動自在に覆い被さったつまみ4
が配設されている。この軸受3は、その外縁壁31の孔
部と円筒部14の孔部とに固定部材Gを挿通させて回動
しないように円筒部14内に固定されている。また、つ
まみ4の中心部には駆動軸5が取り付けられており、こ
の駆動軸5は、軸受3の中心孔33(図3を参照。)を
回動自在に貫通させて下部で上記栓体2の上面中央の係
合突部24(図2を参照。)に係合されている。したが
って、つまみ4を回動させると駆動軸5を介し連動して
栓体2が栓室12内で回動し、栓体2の外周の摺動面2
2と連通孔21とによってガス栓本体1のガス通路11
が開閉される(図1中(a)(b)。)。なお、駆動軸
5と軸受3およびつまみ4との間や、軸受3と円筒部1
4との間には、OリングP1,P2,P3を介在させて
万一ガス漏れしないように気密性が確保されている。
【0013】一方、図2に示すように、上記栓体2の上
面23の周縁部には、全周にわたってカム部7が形成さ
れており、このカム部7は、連通孔21の対応位置で最
も隆起した凸部71と、連通孔21から90度回転した
対応位置で最も窪んだ凹部72とを有し、凸部71と凹
部72とは徐々に傾斜されて連続形成されている。そし
て、栓体2の下面25の環状溝251と栓室12の底面
15との間にコイルバネ6を介在させて栓体2が常時上
方の軸受3側へ付勢されている(図1を参照。)。
【0014】また、図3に示すように、上記軸受3の下
面32にはガス通路11の軸線方向と一致する対応位置
に中心孔33を挟んで突片8が対称に一対形成されてい
る。そして、この突片8は、上記栓体2のカム部7と当
接されており(図1を参照。)、カム部7と突片8とに
よってカム機構が構成される。
【0015】なお、このガス栓においては、図1(b)
に示すように、栓体2の開状態のとき、栓体2の連通孔
21とガス栓本体1のガス通路11とが一致するように
上記カム部7の凸部71および上記突片8の高さが設定
されている。
【0016】したがって、上記栓体2が閉状態で栓体2
のカム部7の凹部72に軸受3の突片8が当接され(図
1(a)の状態。)、この閉状態から栓体2を正回転
(例えば、反時計周り。)させるに従ってカム部7も回
転するので凹部72から凸部71の側に沿って上記突片
8が当接されて行き、これに伴って、底部のコイルバネ
6に抗して栓体2が下方へ移動される。そして、栓体2
が閉状態から90度正回転されて開状態になると、カム
部7の最も隆起した凸部71に突片8が当接され、この
とき栓体2が最下点に達する(図1(b)の状態。)。
【0017】次に、栓体2を開状態から閉状態に逆回転
(例えば、時計回り。)させると、栓体2はコイルバネ
6によって下方から上方へ付勢されているからカム部7
は凸部71から凹部72の側に沿って上記突片8が当接
されて行き、これに伴って栓体2が上方へ移動され、そ
して、栓体2が90度逆回転されて閉状態になると、カ
ム部7の最も窪んだ凹部72に突片8が当接され、この
とき栓体2が最上点に達する(図1中の(b)の状態か
ら(a)の状態。)。
【0018】このように、上記実施の形態1によるガス
栓によれば、栓体2を開閉動作させる度に栓体2が上下
動することとなる。これによって、栓体2の開閉動作の
ときに使用者のひねり癖などで栓室12の内壁面13と
栓体2の摺動面22とに加わる負荷を栓体2の軸線方向
に分散させることができる。したがって、栓室12の内
壁面13や栓体2の摺動面22における特定摺動部分の
擦り減りが大幅に低減され、栓体2がガタ付くことなく
長期にわたって安定して栓体2の開閉動作を行わせるこ
とができる。
【0019】また、上記のように栓体2が上下動される
ことで、栓体2の摺動面22に塗布したグリスをよく馴
染ませることができ、これによって、栓体2の開閉動作
をより円滑に行わせることができる。
【0020】実施の形態2.図4は、実施の形態2によ
るガス栓の断面図を示し、同図(a)は、ガス栓の閉状
態を示し、同図(b)は、ガス栓の開状態を示す。この
ガス栓は、例えば、図4(a)に示すように、カム機構
を栓体2の下面25とこれと対向する栓室12の底面1
5との間に設け、コイルバネ6aを栓体2の上面23の
環状溝231とこれと対向する軸受3の下面32との間
に介在させたものである。
【0021】具体的には、栓体2の下面25の周縁部に
全周にわたってカム部7aが形成されており、このカム
部7aの凸部71と凹部72は、実施の形態1の場合と
比べて90度ずれており、最も窪んだ凹部72が連通孔
21の対応位置に配置され、最も隆起した凸部71が連
通孔から90度回転した対応位置に配置されている。ま
た、上記栓室12の底面15にはガス通路11の軸線方
向と一致する対応位置に突片8aが対称に一対形成され
ており、これら突片8aが上記カム部7aと常時当接さ
れている。そして、栓体2の上面23と軸受3の下面3
2との間に介在されたコイルバネ6aによって栓体2が
常時下方の栓室底面15側へ付勢されている。なお、そ
の他の構成は、上記実施の形態1と同様である。
【0022】この実施の形態2のガス栓によると、栓体
2が閉状態で栓体2のカム部7aの凸部71に栓室12
の突片8aが当接され(図4(a)の状態。)、この閉
状態から栓体2を正回転(例えば、反時計周り。)させ
るに従ってカム部7aも回転するので凸部71から凹部
72の側に沿って上記突片8aが当接されて行き、これ
に伴って、上部のコイルバネ6aに付勢されて栓体2が
下方へ移動される。そして、栓体2が閉状態から90度
正回転されて開状態になると、カム部7aの最も窪んだ
凹部72に突片8aが当接され、このとき栓体2が最下
点に達する(図4(b)の状態。)。
【0023】次に、栓体2を開状態から閉状態に逆回転
(例えば、時計回り。)させると、カム部7aは凹部7
2から凸部71の側に上記突片8aが当接されて行き、
これに伴って、上部のコイルバネ6aに抗して栓体2が
上方へ移動され、そして、栓体2が開状態から90度逆
回転されて閉状態になると、カム部7aの最も隆起した
凸部71に突片8aが当接され、このとき栓体2が最上
点に達する(図4中の(b)の状態から(a)の状
態。)。このようにして、栓体2を開閉動作させる度に
該栓体2が上下動されることとなる。
【0024】したがって、この実施の形態2によるガス
栓においても、上記実施の形態1と同様に、栓室12の
内壁面13や栓体2の摺動面22における特定摺動部分
の擦り減りが大幅に低減され、栓体2がガタ付くことな
く長期にわたって安定して栓体2の開閉動作を行わせる
ことができ、また、栓体2の摺動面22に塗布したグリ
スをよく馴染ませることができるので、栓体2の開閉動
作をより円滑に行わせることができる。
【0025】また、このカム部7aと突片8aとは、栓
体2の下面25と栓室12の底面15との間に設けられ
ているので、栓体2を回動させる際に栓体2の上面23
側から加えられる押圧力を受け止め、栓体2の上下動の
直動性が向上する。したがって、栓体2のガタ付きを一
層低減させることができる。
【0026】実施の形態3.図5は、実施の形態3によ
るガス栓の断面図を示し、同図(a)は、ガス栓の閉状
態を示し、同図(b)は、ガス栓の開状態を示す。この
ガス栓は、例えば、図5(a)に示すように、上記栓体
2の下面25とこれと対向する上記栓室12の底面15
との間に栓体2の回動に応じて該栓体2を上下動させる
ネジ機構を設けたものである。
【0027】具体的には、栓体2の下部において回転中
心部にネジ孔92が設けられ、栓室12の底面15にこ
のネジ孔92と螺合する雄ネジ部91を有したネジ部材
9が固定されている。なお、このガス栓では、上記実施
の形態1,2のようなコイルバネ6,6aは取り付けら
れていないが、その他の構成は、上記実施の形態1,2
と同様である。
【0028】この実施の形態3のガス栓によると、栓体
2が閉状態で栓体2が最上点に配置され(図5(a)の
状態。)、この閉状態から栓体2を正回転(例えば、反
時計周り。)させるに従って栓室底面15のネジ部材9
の雄ネジ部91が栓体2のネジ孔92にねじ込まれて行
き、これに伴って栓体2が下方へ移動され、そして、栓
体2が閉状態から90度正回転されて開状態になると、
栓体2が最下点に達する(図5(b)の状態。)。
【0029】次に、栓体2を開状態から閉状態に逆回転
(例えば、時計回り。)させると、逆にネジ部材9の雄
ネジ部91が栓体2のネジ孔92から脱出されて行き、
栓体2が上方へ移動され、そして、栓体2が開状態から
90度逆回転されて閉状態になると、栓体2が最上点に
達する(図5(a)の状態。)。このようにして、栓体
2を開閉動作させる度に該栓体2が上下動されることと
なる。
【0030】したがって、この実施の形態2によるガス
栓においても、上記実施の形態1と同様に、栓室12の
内壁面13や栓体2の摺動面22における特定摺動部分
の擦り減りが大幅に低減され、栓体2がガタ付くことな
く長期にわたって安定して栓体2の開閉動作を行わせる
ことができ、また、栓体2の摺動面22に塗布したグリ
スをよく馴染ませることができるので、栓体2の開閉動
作をより円滑に行わせることができる。また、このよう
なネジ部材9とネジ孔92とのネジ機構によるので、栓
体2の上下動の直動性が向上し、したがって、栓体2の
ガタ付きを一層低減させることができる。
【0031】なお、本発明のガス栓は、上記実施の形態
1〜3に限定されるものではない。 (1)実施の形態1,2におけるカム機構においては、
例えば、以下のような変更が可能である。 上記カム部7における凸部71と凹部72の位置関係
を逆にするか、あるいは、軸受3の突片8がガス通路1
1と直交方向に配置されるようにしてもよい。この場合
は、栓体2が最上点にあるときに開状態となり、栓体2
が最下点にあるときに閉状態となる。 上記カム部7は、栓体2の上面周縁部の全周にわたっ
て形成されているが、凸部71と凹部72とが連続形成
されたカム部7を、少なくとも栓体2の開閉に対応した
90度の範囲で形成されていていればよい。 上記軸受3における突片8も一箇所に形成されるよう
にしてもよい。 カム部7や突片8の高さを適宜設定して開閉動作によ
る栓体2の上下移動範囲を長くしたり短くしたりする等
任意に設定してもよい。 上記突片8を栓体2側に形成するようにし、上記カム
部7は、実施の形態1では軸受3側に形成し、実施の形
態2では栓室12の底面15に形成してもよい。 実施の形態1において、図1に示すコイルバネ6に代
えて、図4に示す実施の形態2のカム機構(7a,8
a)や図5に示す実施の形態3のネジ機構(9,91,
92)を設けるようにしてもよい。
【0032】(2)また、実施の形態3におけるネジ機
構においては、例えば、以下のような変更が可能であ
る。 上記ネジ孔92は、連通孔21に貫通するが、貫通さ
せないようにしてもよい。この場合、実施の形態1,2
と同じく貫通孔21内のガス密閉性が完全となる。 上記ネジ部材9を栓体2の下面25に形成し、上記ネ
ジ孔92を栓室12の底部に形成するようにしてもよ
い。 栓体2の摺動面22から連続形成された外周面に雄ネ
ジ溝を形成し、栓室12の内壁面13にこの雄ネジ溝と
螺合する雌ネジ溝を形成するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1によるガス栓の構造を示す断面図
であり、同図(a)は、ガス栓の閉状態を示し、同図
(b)は、ガス栓の開状態を示す。
【図2】実施の形態1のガス栓における栓体を示す側面
図である。
【図3】実施の形態1のガス栓における軸受を示す底面
図である。
【図4】実施の形態2によるガス栓の構造を示す断面図
であり、同図(a)は、ガス栓の閉状態を示し、同図
(b)は、ガス栓の開状態を示す。
【図5】実施の形態3によるガス栓の構造を示す断面図
であり、同図(a)は、ガス栓の閉状態を示し、同図
(b)は、ガス栓の開状態を示す。
【符号の説明】 1 ガス栓本体 2 栓体 3 軸受 6,6a コイルバネ 7,7a カム部 8,8a 突片 9 ネジ部材 11 ガス通路 12 栓室 13 栓室の内壁面 15 栓室の底面 21 連通孔 22 栓体の摺動面 23 栓体の上面 25 栓体の下面 32 軸受の下面 71 カム部の凸部 72 カム部の凹部 91 ネジ部材の雄ネジ部 92 ネジ孔

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス通路に直交した円柱状の栓室を有す
    るガス栓本体と、該栓室に回動自在に嵌め込まれた円柱
    状の栓体とを備えたガス栓において、 上記栓体の上面と対向させた軸受を栓室上部に配置固定
    し、上記栓体の上面と上記軸受の下面との間にカム機構
    を設け、 該カム機構は、凸部と凹部を連続形成したカム部と、該
    カム部と当接する突片とを有し、栓体の回動に伴って上
    記突片が上記カム部の凸部と凹部との間を移動すること
    により該栓体を上下動させる構成としたことを特徴とす
    るガス栓。
  2. 【請求項2】 ガス通路に直交した円柱状の栓室を有す
    るガス栓本体と、該栓室に回動自在に嵌め込まれた円柱
    状の栓体とを備えたガス栓において、 上記栓体の下面とこれと対向する上記栓室の底面との間
    にカム機構を設け、 該カム機構は、凸部と凹部を連続形成したカム部と、該
    カム部と当接する突片とを有し、栓体の回動に伴って上
    記突片が上記カム部の凸部と凹部との間を移動すること
    により該栓体を上下動させる構成としたことを特徴とす
    るガス栓。
  3. 【請求項3】 ガス通路に直交した円柱状の栓室を有す
    るガス栓本体と、該栓室に回動自在に嵌め込まれた円柱
    状の栓体とを備えたガス栓において、 上記栓体と上記栓室に該栓体を上下動させるネジ機構を
    設けたことを特徴とするガス栓。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のガス栓において、 上記ネジ機構は、ネジ孔とこのネジ孔に螺合する雄ネジ
    部とを有するものであって上記栓体の下面および上記栓
    室の底面に設けたことを特徴とするガス栓。
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