JP3148301U - バルブ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回動部材の磨耗が小さく、且つ、密封性が高く漏れ防止効果が優れたバルブ装置を提供すること。【解決手段】入口11と出口12とバルブ本体収容部13とを有する中空枠体10と、バルブ本体収容部と連通する円筒部20と、バルブ本体収容部内に回動可能に配置され、回動により入口及び出口と連通して該入口と該出口とを連通させることができる通路31を有しているバルブ本体30と、回動可能に円筒部に嵌挿され、その一端側が円筒部外に露出し、その他端側がバルブ本体に固定されている円柱形の制御軸40とを備え、制御軸を回動させてバルブ本体の通路の向きを変えることにより、開放状態と、閉止状態とに切り替えることができるバルブ装置において、制御軸の円筒部の内周面21に臨んでいる表面に環状の第1のシール溝41が形成され、該第1のシール溝内に圧入された第1のシールリング61が円筒部に当接しているバルブ装置を提供する。【選択図】図2

Description

本考案は、バルブ装置に関し、特に、漏れ防止効果が優れたバルブ装置に関する。
従来、ボールバルブがよく使用されている。図1は、従来のボールバルブの構成例を示す断面図である。図示のように、該例にあるボールバルブ8は、中空枠体80と、バルブ本体85と、レバー87とを備えている。バルブ本体85は、球状であり、中空枠体80内に回動可能に配置されている。バルブ本体85には、流体が流れる通路86が形成されている。レバー87は、中空枠体80に回動可能に嵌挿され、バルブ本体85に固定されている。レバー87でバルブ本体85を回動操作することにより、該ボールバルブ8を、入口81と出口82とが完全に連通している開放状態(通路86を介して入口81から出口82に流れる流体の流量が最大となる状態)と、入口81と出口82との間が完全に閉止されている閉止状態(通路86を介して入口81から出口82に流れる流体の流量が0となる状態)とに切り替えることができる。
この構成を有するボールバルブ8は、レバー87及びバルブ本体85の回動により開放状態と閉止状態とに切り替えられるので、レバー87の中空枠体80に嵌挿されている回動軸871と中空枠体80との間、そしてバルブ本体85と中空枠体80との間には、回動するのに必要な遊びが設けられている。
しかし、このような遊びが広すぎると、該ボールバルブ8を通過する流体がその遊びを通って漏れ出す恐れがある一方、漏れを防ぐのに遊びを狭くすると、レバー87を回動させることが難しくなり、そして回動軸871やバルブ本体85の磨耗が大きくなるため使用寿命が短くなる。
ところで、前記バルブ装置は、レバー87により開放状態と閉止状態とに切り替えられるものの、開放状態と閉止状態との間の状態として、入口81と出口82とが完全に連通しておらず、且つ、入口81と出口82との間が完全に閉止されていない第3の状態がある。もし、閉止状態にあるべき場合においてレバー87が動かされてこの第3の状態になると、入口81から出口82に不意に流体が漏れる可能性があり、浪費や安全上の問題が引き起こされる恐れがある。
上記問題点を解決するために、本考案は、回動部材の磨耗が小さく、且つ、密封性が高く漏れ防止効果が優れたバルブ装置を提供することを目的とする。
本考案は、また、レバーの不意な回動によって、開放状態が閉止状態または第3の状態に、或いは、閉止状態が開放状態または第3の状態に切り替わり難いバルブ装置を提供することを他の一つの目的とする。
上記目的を達成すべく、本考案は、入口と、出口と、該入口及び出口にそれぞれ連通しているバルブ本体収容部とを有する中空枠体と、前記バルブ本体収容部と連通するように、開口された一端側が前記中空枠体から突出している円筒部と、前記バルブ本体収容部内に前記円筒部の軸心を中心に回動可能に配置され、且つ、前記回動により両端に形成された開口の一方が前記入口と連通し、他方が前記出口と連通することにより該入口と該出口とを連通させることができる通路を有しているバルブ本体と、回動可能に前記円筒部に嵌挿される上、その一端側が前記円筒部外に露出し、その他端側が前記バルブ本体に固定されている円柱形の制御軸と、を備えていて、前記制御軸を回動させて前記バルブ本体の通路の向きを変えることにより、前記入口と前記出口とを完全に連通させる開放状態と、前記入口と前記出口との間を完全に閉止する閉止状態とに切り替えることができるバルブ装置において、前記制御軸の前記円筒部の内周面に臨んでいる表面に形成された環状の第1のシール溝と、該第1のシール溝内に圧入された第1のシールリングとを備え、該第1のシールリングが前記円筒部に当接していることを特徴とするバルブ装置を提供する。
好ましくは、前記円筒部の前記一端側に、第2のシールリングが該一端側の開口の周縁と同心円状になるように取付けられており、前記制御軸の前記一端側には、該制御軸の径方向に張り出し、前記第2のシールリングと当接するフランジが形成されている構成とされる。
より好ましくは、前記円筒部の前記一端側に、第2のシール溝が該一端側の開口の周縁と同心円状になるように形成され、前記第2のシールリングは、前記第2のシール溝内に圧入されている構成とされる。
また、好ましくは、前記バルブ本体収容部の内面における該バルブ本体収容部と前記円筒部とが連通する連通開口の近くに、前記バルブ本体と近接になっている環状区域があり、前記環状区域に前記連通開口の周縁と同心円状になるように凹設された第3のシール溝と、該第3のシール溝内に圧入された第3のシールリングとを備え、該第3のシールリングが前記バルブ本体と当接している構成とされる。
更に、上記バルブ装置は、前記円筒部の前記一端側の周縁面において該円筒部の軸心を中心とする円弧の一端または他端にそれぞれ配置形成された第1の係合孔及び第2の係合孔であって、該円弧の中心角が前記開放状態における前記バルブ本体の通路の向きと前記閉止状態における前記バルブ本体の通路の向きとが成す角度と同等である第1の係合孔及び第2の係合孔と、前記制御軸の前記一端側の一部が挿入されている制御キャップと、前記制御軸の回動軸と直交する第1の所定方向に沿って前記制御キャップ及び前記制御軸に挿通されたシャフトであって、その軸心を中心に前記制御キャップを前記制御軸に対して回動可能に前記制御軸に連結するシャフトと、前記制御キャップの前記円筒部に臨む面であって、前記シャフトを挟んで一方側に形成された第1の接触面と、前記制御キャップの前記円筒部に臨む面であって、前記シャフトを挟んで他方側に形成された第2の接触面と、前記第1の接触面に突設された係合ピンとを備え、前記第1の接触面と前記第2の接触面とは、前記制御キャップを前記制御軸に対して前記シャフトの軸心を中心に回動させることにより、選択的に前記円筒部の前記一端側の周縁面に当接可能に形成され、前記係合ピンは、前記第2の接触面が前記円筒部の前記一端側の周縁面に当接しているときに、前記制御キャップ及び前記制御軸を一体的に前記制御軸の回動軸を中心に回動させることにより、該円筒部の周方向において前記第1の係合孔または前記第2の係合孔に対応する位置に移動可能とされ、且つ、該円筒部の周方向において前記第1の係合孔または前記第2の係合孔に対応する位置に移動したときに、前記第1の接触面を前記円筒部の前記一端側の周縁面に当接させることで、前記第1の係合孔または前記第2の係合孔に挿し込むことが可能に構成される。
上記の円弧の中心角は、例えば、90°とすることができる。
また、好ましくは、その一端側が前記制御キャップの前記中空枠体に臨む面に、その他端側が前記円筒部の前記一端側の周縁面に取付けられ、前記第1の接触面が前記円筒部の前記一端側の周縁面に当接するように前記制御キャップを付勢している付勢手段を更に備えている構成とされる。
また、好ましくは、前記制御キャップには、前記制御キャップの前記シャフトの軸心を中心とした回動と、前記制御キャップ及び前記制御軸の前記制御軸の回動軸を中心とした一体的な回動とを行わせるための制御レバーが取付けられている構成とされる。
上記構成による本考案に係るバルブ装置は、まず、バルブ本体の回動を制御する制御軸と円筒部との間に第1のシールリングが介在しているので、該バルブ装置を通過する流体が制御軸と円筒部との間の遊びを経由して漏れ出すことを防ぐことができる上、制御軸と円筒部との接触及び摩擦による制御軸と円筒部との磨耗を低減することができる。
また、上記構成による本考案に係るバルブ装置は、係合ピンを第1の係合孔または第2の係合孔に挿し込むことにより、制御キャップが制御軸の回動軸を中心に回動することを制限することができる。従って、誤作動により、開放状態が閉止状態または第3の状態に、或いは、閉止状態が開放状態または第3の状態に切り替わることを防ぐことができる。
以下、図面を参照しながら、本考案に係るバルブ装置の好ましい実施形態について詳しく説明する。
図2は本実施形態のバルブ装置の断面図であり、図3は該バルブ装置の分解図である。
図2及び図3に示すように、本実施形態のバルブ装置は、中空枠体10と円筒部20とバルブ本体30と制御軸40と制御キャップ50とを備えている。
中空枠体10は、入口11と、出口12と、該入口11及び出口12にそれぞれ連通しているバルブ本体収容部13とを有するように形成されている。
円筒部20は、開口された一端側が中空枠体10のバルブ本体収容部13から突出すると共に、バルブ本体収容部13の内部と連通している。
バルブ本体30は、バルブ本体収容部13内に、円筒部20の軸心を中心に回動可能に配置されている。バルブ本体30には、通路31が形成されている。バルブ本体30自身の回動によって、通路31の両端にそれぞれ形成されている開口311、312の一方が入口11と連通し、他方が出口12と連通することにより、該入口11と該出口12とが連通する。即ち、中空枠体10の入口11と出口12とが連通するか否かは、バルブ本体30の通路31の向きにより決められる。
制御軸40は、円柱形であり、円筒部20に回動可能に嵌挿される上、一端側が円筒部20外まで延伸して露出し、他端側がバルブ本体30に固定されている。
制御キャップ50は、その中心部に制御軸40の一端側の先端部が挿入されて、制御軸40と一体的に制御軸40の回動軸を中心に回動可能に円筒部20の一端側に取付けられている。制御キャップ50には、その側面に、棒状の制御レバー51が設けられている。
この構成により、本実施形態のバルブ装置においては、制御レバー51を掴んで制御キャップ50を回動させると、制御軸40及びバルブ本体30が回動して通路31の向きが変わる。従って、本実施形態のバルブ装置は、制御キャップ50を回動させることで、入口11と出口12とが通路31により完全に連通する開放状態と、入口11と出口12との間が完全に閉止される、即ち、通路31の開口311が入口11より完全に隔たり、また、通路31の他の開口312も出口12より完全に隔たっている閉止状態と、開放状態及び閉止状態の間の第3の状態とに切り替えることができる。
更に、本実施形態のバルブ装置は、このバルブ装置により流れが制御される流体が、制御軸40と円筒部20との間、またはバルブ本体30と中空枠体10との間を経由して漏れ出すことを防ぐシール手段6を更に備えている。
シール手段6は、第1のシールリング61と第2のシールリング62と第3のシールリング63とを備えている。第1のシールリング61は、本実施形態では2つ備えられ、制御軸40の円筒部20の内周面21に臨んでいる表面に形成された2つの環状の第1のシール溝41内にそれぞれが圧入されている。この2つの第1のシールリング61は、それぞれ円筒部20の内周面21に当接している。この2つの第1のシールリング61が制御軸40と円筒部20との間に介在しているので、該バルブ装置を通過する流体が制御軸40と円筒部20との間にある遊びを経由して漏れ出すことを防ぐことができる。
第2のシールリング62は、円筒部20の一端側に、該一端側の開口の周縁と同心円状になるように形成された第2のシール溝22内に圧入されている。制御軸40の円筒部20外に露出している一端側には、制御軸40の径方向に張り出し、第2のシールリング62に当接するフランジ42が形成されている。この第2のシールリング62が制御軸40のフランジ42と円筒部20との間に介在しているので、該バルブ装置を通過する流体が制御軸40と円筒部20との間にある遊びを経由して漏れ出すことを一層防ぐことができる。
第3のシールリング63は、バルブ本体収容部13の内面における該バルブ本体収容部13と円筒部20とが連通する連通開口の近くにある環状区域に、該連通開口の周縁と同心円状になるように凹設された第3のシール溝131内に圧入されている。この第3のシールリング63は、バルブ本体30に当接している。この第3のシールリング63がバルブ本体30と中空枠体10との間に介在しているので、該バルブ装置を通過する流体がバルブ本体30と中空枠体10との間にある遊びを経由して円筒部20へ漏れ出すことを防ぐことができる。
これらの第1、第2、第3のシールリング61、62、63によって漏れ防止機能が高められるので、本考案は、従来のバルブ装置より信頼度の高い(漏れ防止効果が優れた)バルブ装置を提供することができる。
更に、本実施形態のバルブ装置には、制御レバー51の不意な回動による、閉止状態が開放状態または第3の状態に、或いは、開放状態が閉止状態または第3の状態に切り替わる誤作動を防ぐための安全手段7が設けられている。
安全手段7は、一つの独立な部材として取付けられたものではなく、上記本実施形態のバルブ装置を構成する各部材、特に円筒部20と制御軸40と制御キャップ50との結合部分に追加される手段として構成されている。以下、図4、図5を図2及び図3とあわせて参照して安全手段7の構成について詳しく説明する。
まず、制御キャップ50の円筒部20に臨む面の中心近くに、制御軸40の一端側の先端部が挿入される受入部70が凹設されている。
受入部70に挿入されている制御軸40と制御キャップ50とに、シャフト71が、制御軸40の回動軸と直交する第1の所定方向に沿って挿通され、該シャフト71によって、シャフト71の軸心を中心に制御キャップ50が制御軸40に対して回動可能に制御軸40に連結されている。
制御キャップ50の円筒部20に臨む面、即ち、図2、図5における下側の面は、シャフト71を挟んで一方側に形成された第1の接触面72Aと、シャフト71を挟んで他方側に形成された第2の接触面72Bとを有している。第1の接触面72Aと第2の接触面72Bとは、制御キャップ50を制御軸40に対してシャフト71の軸心を中心に回動させることにより、選択的に円筒部20の一端側の周縁面23に当接させることができる。尚、第1の接触面72Aと第2の接触面72Bとが成す角度は鈍角である。
円筒部20の一端側の周縁面23には、図4に示すように、円筒部20の軸心を中心とする円弧の一端または他端に第1の係合孔73Aと第2の係合孔73Bとがそれぞれ配置形成されている。該円弧の中心角θは、開放状態におけるバルブ本体30の通路31の向きと、閉止状態におけるバルブ本体30の通路31の向きとが成す角度(本実施形態では、90°)と同等である。更に、円筒部20の一端側の周縁面23には、第1の係合孔73A及び第2の係合孔73Bより浅く形成され、且つ、第1の係合孔73Aと第2の係合孔73Bとの両方に連通している円弧状の凹陥部74が形成されている。
第1の接触面72Aには、係合ピン75が突設されている。係合ピン75は、第2の接触面72Bが円筒部20の一端側の周縁面23に当接しているときに、制御キャップ50及び制御軸40を制御軸40の回動軸を中心に一体的に回動させることによって、該円筒部20の周方向において第1の係合孔73Aまたは第2の係合孔73Bに対応する位置に移動させることが可能とされている。また、係合ピン75は、円筒部20の周方向において第1の係合孔73Aまたは第2の係合孔73Bに対応する位置に移動したときに、第1の接触面72Aを円筒部20の一端側の周縁面23に当接させると、第1の係合孔73Aまたは第2の係合孔73Bに挿し込まれる。また、係合ピン75が第1の係合孔73Aまたは第2の係合孔73Bに挿し込まれているときに、第2の接触面72Bを円筒部20の一端側の周縁面23に当接させると、係合ピン75は、第1の係合孔73Aまたは第2の係合孔73Bから抜け出す。
また、制御軸40の一端側の先端面401の第2の接触面72B側にばね設置孔43が凹設されている。該ばね設置孔43の中には圧縮コイルばねである付勢手段76が配置されている。付勢手段76の一端側は、制御キャップ50の中空枠体10に臨む面に取付けられている。一方、他端側は、制御軸40の設置孔43の底部に取付けられ、制御軸40を介して円筒部20の一端側の周縁面23に取付けられている。付勢手段76は、第1の接触面72Aが円筒部20の一端側の周縁面23に当接するように付勢力を制御キャップ50に与えている。
更に、この実施形態では、係合ピン75が第1の係合孔73Aに挿し込まれている時、バルブ本体30の通路31の向きが入口11と出口12を完全に連通させる開放状態に対応する向きとなり、そして係合ピン75が第2の係合孔73Bに挿し込まれている時、バルブ本体30の通路31の向きが入口11と出口12との間が完全に閉止される閉止状態に対応する向きとなるように構成されている。付勢手段76の働きによって、通常時は図2に示すように、第1の接触面72Aが円筒部20の一端側の周縁面23に当接する。従って、開放状態または閉止状態の場合は、係合ピン75が第1の係合孔73Aまたは第2の係合孔73Bに挿し込まれ、制御キャップ50及び制御軸40が一体的に制御軸40の回動軸を中心に回動することが制限されている。このため、開放状態が閉止状態または第3の状態に、或いは、閉止状態が開放状態または第3の状態に不意に切り替わることを防ぐことができる。
このバルブ装置を開放状態から閉止状態へ、或いは閉止状態から開放状態へ切り替えるには、まずは図5に示すように、制御レバー51を下に押して、付勢手段76を圧縮して第2の接触面72Bを円筒部20の一端側の周縁面23に当接させると共に、係合ピン75を第1の係合孔73Aまたは第2の係合孔73Bから抜け出させる。これにより、制御キャップ50及び制御軸40が一体的に制御軸40の回動軸を中心に回動することに対する制限が解除される。それから係合ピン75を前と別の係合孔に挿し込めるように制御レバー51を制御軸40の回動軸を中心に90°回動させて、バルブ装置を開放状態から閉止状態へ、または閉止状態から開放状態へ切り替え、制御レバー51を上へ戻して、係合ピン75を該別の係合孔に挿し込ませる。これにより、このバルブ装置を開放状態から閉止状態へ、或いは閉止状態から開放状態へ切り替えることができ、切替後も不意な切り替えを防ぐことができる。また、本実施形態のバルブ装置は、制御キャップ50に制御レバー51が取付けられており、制御レバー51を掴んで制御キャップ50を操作することができる。従って、本実施形態のバルブ装置においては、シャフト71の軸心を中心として制御キャップ50を容易に回動させ、制御軸40の回動軸を中心として制御キャップ50及び制御軸40を容易に一体的に回動させることができる。
上記構成による本考案に係るバルブ装置は、まず、バルブ本体の回動を制御する制御軸と円筒部との間に第1のシールリングが介在しているので、該バルブ装置を通過する流体が制御軸と円筒部との間の遊びを経由して漏れ出すことを防ぐことができる上、制御軸と円筒部との接触及び摩擦による制御軸と円筒部との磨耗を低減することができる。
また、上記構成による本考案に係るバルブ装置は、係合ピンを第1の係合孔または第2の係合孔に挿し込むことにより、制御キャップが制御軸の回動軸を中心として回動することを一時的に制限することができる。従って、誤作動により、開放状態が閉止状態または第3の状態に、或いは、閉止状態が開放状態または第3の状態に切り替わることを防ぐことができる。
従来のボールバルブの構成例を示す断面図である。 実施形態のバルブ装置の断面図である。 実施形態のバルブ装置の分解図である。 円筒部の一端側の周縁面の構成を示す平面図である。 実施形態のバルブ装置の安全手段の構成を示す断面図である。
符号の説明
10 中空枠体
11 入口
12 出口
13 バルブ本体収容部
131 第3のシール溝
20 円筒部
21 内周面
22 第2のシール溝
23 周縁面
30 バルブ本体
31 通路
311、312 開口
40 制御軸
41 第1のシール溝
42 フランジ
43 ばね設置孔
50 制御キャップ
51 制御レバー
6 シール手段
61 第1のシールリング
62 第2のシールリング
63 第3のシールリング
7 安全手段
70 受入部
71 シャフト
72A 第1の接触面
72B 第2の接触面
73A 第1の係合孔
73B 第2の係合孔
74 凹陥部
75 係合ピン
76 付勢手段

Claims (8)

  1. 入口と、出口と、該入口及び出口にそれぞれ連通しているバルブ本体収容部とを有する中空枠体と、
    前記バルブ本体収容部と連通するように、開口された一端側が前記中空枠体から突出している円筒部と、
    前記バルブ本体収容部内に前記円筒部の軸心を中心に回動可能に配置され、且つ、前記回動により両端に形成された開口の一方が前記入口と連通し、他方が前記出口と連通することにより該入口と該出口とを連通させることができる通路を有しているバルブ本体と、
    回動可能に前記円筒部に嵌挿される上、その一端側が前記円筒部外に露出し、その他端側が前記バルブ本体に固定されている円柱形の制御軸と、を備えていて、
    前記制御軸を回動させて前記バルブ本体の通路の向きを変えることにより、前記入口と前記出口とを完全に連通させる開放状態と、前記入口と前記出口との間を完全に閉止する閉止状態とに切り替えることができるバルブ装置において、
    前記制御軸の前記円筒部の内周面に臨んでいる表面に形成された環状の第1のシール溝と、
    該第1のシール溝内に圧入された第1のシールリングとを備え、
    該第1のシールリングが前記円筒部に当接していることを特徴とするバルブ装置。
  2. 前記円筒部の前記一端側に、第2のシールリングが該一端側の開口の周縁と同心円状になるように取付けられており、
    前記制御軸の前記一端側には、該制御軸の径方向に張り出し、前記第2のシールリングと当接するフランジが形成されていることを特徴とする請求項1に記載のバルブ装置。
  3. 前記円筒部の前記一端側に、第2のシール溝が該一端側の開口の周縁と同心円状になるように形成され、
    前記第2のシールリングは、前記第2のシール溝内に圧入されていることを特徴とする請求項2に記載のバルブ装置。
  4. 前記バルブ本体収容部の内面における該バルブ本体収容部と前記円筒部とが連通する連通開口の近くに、前記バルブ本体と近接になっている環状区域があり、
    前記環状区域に前記連通開口の周縁と同心円状になるように凹設された第3のシール溝と、
    該第3のシール溝内に圧入された第3のシールリングとを備え、
    該第3のシールリングが前記バルブ本体と当接していることを特徴とする請求項1に記載のバルブ装置。
  5. 前記円筒部の前記一端側の周縁面において該円筒部の軸心を中心とする円弧の一端または他端にそれぞれ配置形成された第1の係合孔及び第2の係合孔であって、該円弧の中心角が前記開放状態における前記バルブ本体の通路の向きと前記閉止状態における前記バルブ本体の通路の向きとが成す角度と同等である第1の係合孔及び第2の係合孔と、
    前記制御軸の前記一端側の一部が挿入されている制御キャップと、
    前記制御軸の回動軸と直交する第1の所定方向に沿って前記制御キャップ及び前記制御軸に挿通されたシャフトであって、その軸心を中心に前記制御キャップを前記制御軸に対して回動可能に前記制御軸に連結するシャフトと、
    前記制御キャップの前記円筒部に臨む面であって、前記シャフトを挟んで一方側に形成された第1の接触面と、
    前記制御キャップの前記円筒部に臨む面であって、前記シャフトを挟んで他方側に形成された第2の接触面と、
    前記第1の接触面に突設された係合ピンとを備え、
    前記第1の接触面と前記第2の接触面とは、前記制御キャップを前記制御軸に対して前記シャフトの軸心を中心に回動させることにより、選択的に前記円筒部の前記一端側の周縁面に当接可能に形成され、
    前記係合ピンは、前記第2の接触面が前記円筒部の前記一端側の周縁面に当接しているときに、前記制御キャップ及び前記制御軸を一体的に前記制御軸の回動軸を中心に回動させることにより、該円筒部の周方向において前記第1の係合孔または前記第2の係合孔に対応する位置に移動可能とされ、且つ、該円筒部の周方向において前記第1の係合孔または前記第2の係合孔に対応する位置に移動したときに、前記第1の接触面を前記円筒部の前記一端側の周縁面に当接させることで、前記第1の係合孔または前記第2の係合孔に挿し込むことが可能とされていることを特徴とする請求項1に記載のバルブ装置。
  6. 前記円弧の中心角が90°であることを特徴とする請求項5に記載のバルブ装置。
  7. その一端側が前記制御キャップの前記中空枠体に臨む面に、その他端側が前記円筒部の前記一端側の周縁面に取付けられ、前記第1の接触面が前記円筒部の前記一端側の周縁面に当接するように前記制御キャップを付勢している付勢手段を更に備えていることを特徴とする請求項5に記載のバルブ装置。
  8. 前記制御キャップには、前記制御キャップの前記シャフトの軸心を中心とした回動と、前記制御キャップ及び前記制御軸の前記制御軸の回動軸を中心とした一体的な回動とを行わせるための制御レバーが取付けられていることを特徴とする請求項5に記載のバルブ装置。
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