JPS6120385Y2 - - Google Patents

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JPS6120385Y2
JPS6120385Y2 JP1981096801U JP9680181U JPS6120385Y2 JP S6120385 Y2 JPS6120385 Y2 JP S6120385Y2 JP 1981096801 U JP1981096801 U JP 1981096801U JP 9680181 U JP9680181 U JP 9680181U JP S6120385 Y2 JPS6120385 Y2 JP S6120385Y2
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JP
Japan
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plunger
switch
lever
valve
annular groove
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JP1981096801U
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JPS582480U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は三方手動弁の改良に関する。
従来の空圧管係において作動媒体の流路の切換
えを行う三方手動弁は、例えば第1図に示すよう
になつていた。
すなわち、図において、1はバルブボデイ2の
上部室3に収装されボタン4を備えたプランジヤ
5はバルブボデイ2の下部室6に螺合するコネク
タである。
上記上部室3と下部室6は、通孔7により連通
し、また下部室6は、通路Aとそれに直交方向の
通路Bにより、一方、上部室3は通路Cにより、
それぞれ空圧管係に接続されている。
前記通孔7には、バルブ8が挿通され、その上
部室3側端部にはスプリングシート部9が形成さ
れる一方、下部室6側端部は両面にシート面10
Aおよび10Bを備えたシート部10が形成され
ている。また、前記スプリングシート部9の一方
の側とプランジヤ1との間と、他方の側と上部室
3の端部との間には、それぞれコイルスプリング
11および12が介装されている。
以上のように構成され、通常、プランジヤ1は
環状溝13Aに係合するロツキングボール14に
より位置決めされ、バルブ8はコイルスプリング
12に付勢されてそのシート面10Aが下部室6
側から通路Cを閉鎖し、したがつて通路AとBが
連通されている。
次に、ボタン4を介してプランジヤ1を環状溝
13Bがロツキングボール14に係合するまで押
し込むと、バルブ8はコイルスプリング11に付
勢されて下部室6側へ移動し、そのシート面10
Bが通路Aを閉鎖し、したがつて通路BとCが連
通されて、通路Bは通路Aから通路Cへと切換え
られるのである。
ところが、この弁においてプランジヤ1の動き
は環状溝13Aまたは13Bに係合するロツキン
グボール14により位置決めされているだけなの
で、誤つてボタン4に触れたり、あるいはボタン
4に外力が作用すると、バルブ8が移動して空圧
管系が切換わることがあり、安全対策上問題とな
る。
本考案は上記した問題を解決するためのもの
で、誤作動を防止した安全な三方手動弁を提供す
ることを目的とする。
以下実施例を図面にしたがつて説明する。
第2図において、15はバルブボデイ16の上
部室17に摺動自在に収装されたプランジヤであ
つて、コイルスプリング26により上方に付勢さ
れている。18は下部室19に収められたバルブ
だあつて、周辺に切欠き溝18Aが形成されてい
る。このバルブ18は、通常、コイルスプリング
20により下部室19の上端面と当接し、下部室
19と上部室17との連通を遮断するよう圧接さ
れている一方、プランジヤ15の下降時には、そ
の下端に押されて下り、切欠き溝部18Aを介し
て下部室19と上部室17を連通させるととも
に、プランジヤ15の後述の通孔21Aを閉塞す
る。
一方、Aは空圧管系に接続する入口ポート、B
は出口ポート、Cは排気ポートであつて、出口ポ
ートBは、通常、上部室17、プランジヤ15に
形成された直交する通孔21Aおよび21Bを介
して排気ポートCに連通されている。
また、22はプランジヤ15に直交するように
バルブボデイ16に取付けられた電磁ソレノイド
であつて、そのロツクプランジヤ23は、非通電
時には、コイルスプリング24に付勢されて、プ
ランジヤ15に形成された環状溝25Aに突出
し、コイルスプリング26により上方に付勢され
たプランジヤ15を係止する。この状態でロツク
プランジヤ23先端部の上面と環状溝25Aとの
間には若干の間隙Dが形成される。
バルブボデイ16の上部には、プランジヤ15
の軸線と直交する支軸27に、レバー28が回動
自在に支持されており、そのレバー28は、通
常、右方へ45度の位置で、バルブボデイ16に取
付けられた第1の常開リミツトスイツチ(以下第
1のスイツチという)29を開路する一方、左方
へ45度回動した鎖線で示す位置では、第2の常閉
リミツトスイツチ(以下第2のスイツチという)
30を開路するように構成されている。
このレバー28のボス部31の外形は、その端
部右側辺31Aは直線状に形成され、図の実線位
置でプランジヤ15の上面に接している一方、左
側辺31Bは、梯形状に突出し、レバー28が鎖
線位置にあるとき、プランジヤ15を押し下げる
ように形成されている。
次に作用を、第3図に示す電気配線図も参照し
て説明する。
レバー28が図示のストツプ位置(実線位置)
にあるときは、第1のスイツチ29がオフのた
め、電磁ソレノイド22は作動せず、したがつ
て、ロツクプランジヤ23はコイルスプリング2
4に付勢されて、プランジヤ15の環状溝25A
に突出しプランジヤ15をロツクしている。この
ストツプ位置では、出口ポートBと排気ポートC
とが連通されている。
次に、レバー28を少し、すなわちプランジヤ
15の環状溝25Aとロツクプランジヤ23との
間の間隙D分だけ回動すると、第1のスイツチ2
9が閉路し、また、第2のスイツチ30は閉路し
ているので、電磁ソレノイド22に通電され、し
たがつて、ロツクプランジヤ23が後退して環状
溝25Aから離脱する。したがつて、プランジヤ
15のロツクが解除される。
これにより、レバー28をさらに左方に回動す
ることができ、鎖線で示す作動位置まで回動する
と、プランジヤ15は、上面を押圧するレバー2
8のボス部左側辺31Bにより押し下げられるの
で、下端部はバルブ18に当接して、これを押し
下げる。
このため、バルブ18により遮断されていた上
部室17と下部室は、バルブ18の切欠き溝18
Aを介して連通するとともに、プランジヤ15の
通孔21Aは、バルブ18の上面により閉塞され
る。
したがつて、排気ポートCは閉じられるととも
に、出口ポートBは排気ポートCから入口ポート
Aへと切換えられるのである。
この状態では、第2のスイツチ30は開路され
るので、電磁ソレノイド22の通電が断たれ、そ
の結果、ロツクプランジヤ23がコイルスプリン
グ24に付勢されて、プランジヤ15の上方の環
状溝25Bに突出する。このため、プランジヤ1
5はその位置でロツクされる。なお、この状態で
環状溝25Bとロツクプランジヤ23の上面との
間には、ストツプ位置の環状溝25Aにおける間
隙Dと同様の間隙Dが形成されるようになつてい
る。
一方、作動位置にあるレバー28を少し、すな
わち上記環状溝25Bとロツクプランジヤ23と
の間の間隙D分だけ右方に回動すると、第2のス
イツチ30が閉路し、また、第1のスイツチ29
は閉路しているので、電磁ソレノイド22に通電
され、したがつて、ロツクプランジヤ23が後退
して環状溝25Bから離脱する。その結果、プラ
ンジヤ15のロツクは解除される。
これにより、レバー28をさらに右方に回動す
ることができ、ストツプ位置では、前述のよう
に、ふたたび、ロツクプランジヤ23によりロツ
クされるのである。尚第1のスイツチ29と電源
との間には作動専用スイツチ32を設け、このス
イツチ32を事前にオンにしてから三方手動弁の
レバー28を操作するようになつている。
以上説明したように本考案は、レバーに連動し
て移動するプランジヤと、このプランジヤに押圧
されて開閉するバルブとを備えた三方手動弁にお
いて、前記レバーの全開位置でオフとなる第1の
スイツチと、同じく全開位置でオフとなる第2の
スイツチと、これら第1,第2のスイツチに直列
に挿入した作動専用スイツチと、これらのスイツ
チのいずかでもオフのときは前記プランジヤの移
動をロツクする電磁ソレノイドとを備えたもの
で、このため、作動専用スイツチをオフにしてお
けば、誤つてレバーを操作しても、切換が行なわ
れることがなく、操作の確実性、安全性が確保さ
れる一方、作動専用スイツチをオンのときでも、
レバーが全閉または全開のいずれの位置に切換ら
れているときは必ずプランジヤがロツクされてい
るので、振動などでプランジヤが切換移動するこ
となく、確実にその位置を保持することができ、
しかも、これらはレバー開度位置により自動的に
行なわれるので、操作性が極めて良好で、かつ誤
動作の危険もないという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の弁を示す断面図、第2図は本考
案の一実施例を示す断面図、第3図はこの実施例
の電線配線図である。 A……入口ポート、B……出口ポート、C……
排気ポート、15……プランジヤ、16……バル
ブボデイ、17……上部室、18……バルブ、1
9……下部室、20,24,26……コイルスプ
リング、22……電磁ソレノイド、23……ロツ
クプランジヤ、25A,25B……環状溝、28
……レバー、29……第1のスイツチ、30……
第2のスイツチ、31A……レバーボス部右側
辺、31B……レバーボス部左側辺、32……作
動専用スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. レバーに連動して移動するプランジヤと、この
    プランジヤに押圧されて開閉するバルブとを備え
    た三方手動弁において、前記レバーの全開位置で
    オフとなる第1のスイツチと、同じく全閉位置で
    オフとなる第2のスイツチと、これら第1,第2
    のスイツチに直列に挿入した作動専用スイツチ
    と、これらのスイツチのいずれかでもオフのとき
    は前記プランジヤの移動をロツクする電磁ソレノ
    イドとを備えたことを特徴とする三方手動弁。
JP9680181U 1981-06-30 1981-06-30 三方手動弁 Granted JPS582480U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9680181U JPS582480U (ja) 1981-06-30 1981-06-30 三方手動弁

Applications Claiming Priority (1)

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JP9680181U JPS582480U (ja) 1981-06-30 1981-06-30 三方手動弁

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Publication Number Publication Date
JPS582480U JPS582480U (ja) 1983-01-08
JPS6120385Y2 true JPS6120385Y2 (ja) 1986-06-19

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ID=29891630

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JP9680181U Granted JPS582480U (ja) 1981-06-30 1981-06-30 三方手動弁

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5484524A (en) * 1993-02-01 1996-01-16 Jet, Inc. Wastewater treatment apparatus
ES2395776T3 (es) * 2005-07-28 2013-02-15 Graco Minnesota Inc. Bomba alternativa con válvula de aire monitorizada electrónicamente y pistón

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5125836A (en) * 1974-08-28 1976-03-03 Shin Meiwa Ind Co Ltd Supuurubenniokeru supuurukobakusochi
JPS567097A (en) * 1979-06-29 1981-01-24 Tokyo Shibaura Electric Co Cooling device at isolation of nuclear reactor

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JPS582480U (ja) 1983-01-08

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