JPS5827199Y2 - ガスコンロにおける安全機構 - Google Patents

ガスコンロにおける安全機構

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Publication number
JPS5827199Y2
JPS5827199Y2 JP4150378U JP4150378U JPS5827199Y2 JP S5827199 Y2 JPS5827199 Y2 JP S5827199Y2 JP 4150378 U JP4150378 U JP 4150378U JP 4150378 U JP4150378 U JP 4150378U JP S5827199 Y2 JPS5827199 Y2 JP S5827199Y2
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JP
Japan
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cylinder
spring
pulp
gas
force
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Expired
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JP4150378U
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JPS54145468U (ja
Inventor
啓治 青柳
Original Assignee
タイガー魔法瓶株式会社
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Publication date
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  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)
  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はガスコンロ、更に詳しくはガスボンベ室内に
収めたガスボンベ内のガスを燃料とするガスコンロの安
全機構に関する。
この考案の目的は、バルブが開いているときはたとえガ
スボンベのノズルをガバナーのノズル受口に嵌め入れよ
うとしても、それが出来ないようにして、開いた状態の
パルプ及びバーナーを通じて生ガスが不用意に流出する
のを防止することにある。
以下にこの考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図に示す如く、ガスコンロAのケース2
の中央やや左側にバーナー1が設けられ、このバーナー
1とガス圧調節のためのガバナー8とを接続するガス通
路にはこのガス通路を開閉するパルプ35が設けられて
いる。
ガバナー8はボンベガイド30とともにケース2の右側
部のガスボンベ室3の前部(前とは第1図の下方をいい
、後とは同図上方をいう。
)に設けられている。第4図に示す如くガスボンベ室3
内には小型液化ガスボンベ4が収められるようになされ
、このガスボンベ4はボンベセッター18により前後動
、換言すればガスボンベ4のノズル5をガバナー8のノ
ズル受口6に嵌めたりそれより外したりさせられるもの
である。
ボンベセッター18はガスボンベ室3の底壁12の下面
(第4図参照)に前後動自在に設けられており、その前
端にはボンベ押し突起41が設けられ、この突起41は
ガスボンベ室3の底壁12に形成された長孔33を通じ
てガスボンベ室3内に突出し、ガスボンベ4の前端鍔部
に対向するようになされている。
またボンベセッター18の後端にはボンベ抑圧片34が
一体形成され、このボンベ抑圧片34は、ガスボンベ室
3の底壁12に形成された開口を通じてボンベ室3内に
突出し、ガスボンベ4の後壁(底壁)を当接するように
なされている。
上記の如き構成によリ、ボンベセッター18を前方に向
かって移動させることによりボンベ押圧片34によって
ガスボンベ4を前方に移動させ、そのノズル5をガバナ
ー8のノズル受口6に嵌入させることが出来る。
ところで、ノズル5は公知の如く通常状態では閉じてお
り、押圧力が作用すると開くようになされており、且つ
ノズル受口6にはノズル5によって開かれる弁が内蔵さ
れているものであるから、前記の如くノズル5がノズル
受口6に嵌入することにより、ガスボンベ4内のガスが
ガバナー8内に流入する。
他方、ボンベセッター18を後退させれば突起41によ
りガスボンベ4を後退させ、そのノズル5をノズル受口
6より外すことが出来る。
ノズル5がノズル受口6より外れれば、ガスの供給が断
たれる。
第2図において、ボンベセッター18の前端にはビン(
図示路)が設けられ、このピンにボンベセッター18を
操作するための操作レバー15に形成された長孔(図示
路)を嵌めることにより連結されている。
この操作レバー15はガスボンベ室3の底壁12に枢軸
14により水平揺動自在に、且つ枢軸14の軸心方向、
即ち上下方向にやや動き得るようにして取付けられてい
る。
操作レバー15には、第2図においてそれを反時計回転
方向に、換言すればボンベセッター18を後退させる方
向に付勢するスプリング40が取付けられている。
従って、操作レバー15をスプリング40の力に抗して
時計方向(第2図)に回転させることにより、ボンベセ
ッター18、ひいてはガスボンベ4を前進させることが
出来、他方操作レバー15を自由にすればスプリング4
0の力により操作レバー15は反時計方向に移動し、ボ
ンベセッター18、ひいてはガスボンベ4を後退させる
ことが出来る。
第4図に示す如く、ガバナー8のケーシング7のシリン
ダー9内には、上端がそれを貫通して上部に露出するよ
うな状態でロッド10が昇降自在に設ケられ、このロッ
ド10の下端のピストン31はスプリング32によりケ
ーシングT内のガス通路に連通した開口を閉塞するよう
になされていて、ガス通路内のガス圧が設定値以上の異
常高圧になるとスプリング32の押圧力に抗して上方に
押し上げられるようになされている。
前記ロッド10の上方には、第4図において示す如く、
ロック部材13の上端水平部が臨むようになされ、ロッ
ク部材13は長方形状の開口を有し、この開口にガバナ
ー8のノズル受口6を嵌めるようにして、ガバナー8に
上下動自在に取付けられ、その下端には突起11が形成
され、この突起11は底壁12に形成された孔(図示路
)を通じて底壁12の下方に突出するようになされてい
る゛。
ロック部材13はスプリング29により下向きに付勢さ
れている。
前記操作レバー15の曲折角部16には、操作レバー1
5をスプリング40の力に抗して第2図において時計方
向に回転させ、ガスボンベ4のノズル5をノズル受口6
に完全嵌入させたときにロック部材13の突起11がス
プリング29の力により嵌まる係合孔17が形成されて
いる。
なお、係合孔17に代えて突起11の係合する段部な操
作レバー15に設けてもよい。
このような構成により操作レバー15は上記の如き状態
においてロックされ、ロック部材13がスプリング29
の力に抗して上動するか、操作レバー15を、その係合
孔1γより突起11が外れる位置まで押し下げるかしな
い限り反時計方向に回動することはない。
なお、ロック部材13の突起11が係合孔17に係合す
るのを阻止することがないようにロッド10の長さが調
節されている。
而して、ロッド10がスプリング32の力に抗して上昇
すると、ロック部材13が押し上げられ、突起11が係
合孔1γより外れるようになされている。
第2図及び第3図に示す如く、ロック部材13には延長
片13aが前方に向かって突出状態で設けられ、この延
長片13aにこの下方から回動板23の右端26が当接
し得るようになされ、この回動板23はケース2の前壁
20の後面に枢軸28により上下揺動自在に設げられて
いる。
回動板23の左端24には、それを第3図において反時
計回転方向に付勢するスプリング25が設けられている
スプリング250強度は次のように設定される。
即ち、ロック部材13が上動し、その突起11が係合孔
17より外れているときは、回動板23の右端26によ
り延長片13aを介して上動した位置にあるロック部材
13をスプリング29の付勢力に抗して上動した状態に
保持し得るけれども、ロック部材13の突起11が係合
孔11に係合して、操作レバー15を付勢するスプリン
グ40の力により係合孔110周縁が突起11に押し付
けられ、両者の間に所定の摩擦力が生じた状態となった
ときには、たとえ回動板23の右端26が延長片13a
に当接しても、ロック部材13が上動させられることが
ないよ5に回動板23のスプリング25の力は設定され
ている。
パルプ35の回動軸22はスプリング33により前方に
向かって突出する方向に付勢され、またとの回動軸22
にはストッパー37が設けられている。
他方ケーシング39には、回動軸22がパルプ35を閉
じた状態にあるときにストッパー37が嵌まり込む凹所
が形成されている。
このような構成により、一旦閉じたパルプ35を開くに
は回動軸22をスプリング38の力に抗して押し、スト
ッパー37を凹所から脱出させなげればならず、他方、
パルプ35を閉じればスプリング38の作用によりスト
ッパー31が凹所に嵌まり込み、回動軸22の固定が行
なわれる。
回動軸22の、ケース2の前壁20を貫通してその前方
に突出した部分にパルプ操作摘み21が取付けられてい
る。
このパルプ操作摘み21は前壁20のくぼみにその一部
が嵌まり込んでいる。
また、このパルプ操作摘み21には回動板23が連動す
る。
すなわち、パルプ操作摘み21の後面には突起27が一
体形成され、この突起21は前壁20に形成された回動
軸22の軸心と軸心を共通にする円弧状開口36を通じ
て前壁20の後方、即ちケース2内に突出し、回動板2
3の上方に位置するようになされている。
そして、パルプ操作摘み21が閉位置、即ちパルプを閉
じた状態にあるとき、前記突起21はスプリング25の
力に抗して回動板23を第3図において時計方向に回動
させ、回動板23をロック部材13の延長片13aに当
接させないようにするようになされている。
次に上記ガスコンロAの使用方法について説明する。
まず、パルプ操作摘み21を第3図において時計方向に
回動させ、それを閉位置にする。
この操作により、パルプ操作摘み21の突起2γにより
回動板23をスプリング25の力に抗して第3図におい
て時計方向に回動させ、ロック部材13がスプリング2
9の付勢力により下方に移動し得る状態とする。
もし、パルプ操作摘み21を閉位置に回動させなげれば
、パルプ操作摘み21の突起2Tが回動板23に力を加
えないものであるから、回動板23によりロック部材1
3は上動した状態を保持するようになされていて下動す
ることが出来ないため、後述の如く操作レバー15を回
動させてもそれを固定することが出来ない。
上記準備の後、ガスボンベ室3内にガスボンベ4を収め
て、操作レバー15を第2図において時計方向に回動さ
せる。
その操作により、ガスボンベ4のノズル5はガバナー8
のノズル受口6に嵌め入れられ、またロック部材13の
突起11はスプリング29の力により操作レバー15の
係合孔17に嵌まって操作レバー15を回向する。
前記の如く、パルプ操作摘み21が閉位置になくロック
部材13が回動板23により押し上げられた状態であれ
ば、操作レバー15を回動させても、ロック部材13の
突起11が係合孔17に嵌まり込まないので、操作レバ
ー15はスプリング40の付勢力により元の状態に戻る
このようにパルプ操作摘み21が開位置にあったとして
も操作レバー15を動かすことが出来るので、パルプ操
作摘み21が開位置にあるときに操作レバー15の動き
を阻止する形式の安全機構と相違して、操作レバー15
の無理な操作によりガスコンロAを壊すこともない。
このようにして ガスボンベ4のノズル5をガバナー8
に嵌合した後は、普通の使用方法によりバーナー1に火
をつげることが出来る。
なお、旦ロック部材13の突起11が操作レバー15の
係合孔17に入り込むと、スプリング40の力により係
合孔11の周縁が突起11に押し付けられる。
その結果、回動板23がロック部材13を押し上げる力
よりも、ロック部材13がその状態を保持しようとする
力が大きくなるため、パルプ操作摘み21を開位置に回
動させても回動板230作用によってロック部材13が
上動することはない。
ところで、伺らかの理由によりガスボンベ4即ちガバナ
ー8内の圧力が異常高圧となればガバナー8内のロッド
10が押し上げられ、それに伴ってロック部材13が押
し上げられ、その突起11が係合孔11より外れ、操作
レバー15はスプリング40の力により第2図において
反時計方定に回動し、ガスボンベ4をガバナー8より外
し、ガスの供給を断つ。
このような異常事態の後において、ガスボンベ4のノズ
ル5を再びガバナー8のノズル受口6に嵌める際におい
ても、前記の如くバルブ操作摘み21を閉位置にしなげ
れば、操作レバー15の固定は出来ない。
ガスコンロAの使用カ終って、ガスボンベ4をノズル受
口6より取外すには、操作レバー15を枢軸14を中心
として下方に押し下げて、ロック部材13の突起11か
ら係合孔1Tを外すことにより行える。
本考案によれば、バルブ操作摘み21が閉位置になげれ
ば、ガスボンベ4のノズル5をノズル受註6vc嵌 で、生ガスがバーナー8を通じて不用意に流出すること
を防止することが出来る。
またバルブ操作摘み21が開位置にある場合にでき、操
作レバー15の動きを阻止する形式の安全機構と相違し
、操作レバー15を動かすことは出来るものであるから
、操作レバー15の無理な操作によりガスコンロAを壊
すおそれもない。
更にバルブ操作摘み21が開位置にある場合操作レバー
15をセットしようとしても、スプリング400作用に
より急激に元の状態に戻り、その時衝突音を発するので
使用者にバルブ操作摘み21が開位置にあることを知ら
せることも出来る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すものであって、第1図は
ガスコンロの平面図、第2図は要部を実線で表わし、ケ
ース、ガスボンベを仮想線で表わした平面図,第3図は
同正面図、第4図は同側面図である。 A・・・・・・ガスコンロ 1・・・・・・バーナー
2・・・・・・ケース 3・・・・・・ガスボンベ室、
4・・・・・・ガスボンベ5・・・・・・ノズル、8・
・・・・・ガバナー、11・・・・・・突起、13・・
・・・・ロック部材、15・・・・・・操作レバー 1
7・・・・・・係合孔、18・・・・・・ボンベセッタ
ー、21・・・・・・バルブ操作摘み、23・・・・・
・回動板、25・・・・・・スプリング、29・・・・
・・スプリング、35・・・・・・バルブ。 40・・・・・・スプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース2内の一側部のガスボンベ室3に設けられたガバ
    ナー8とバーナー1とを接続するガス通路に設けたパル
    プ操作摘み21により開閉するバルブ35と、操作レバ
    ー15の操作により進退し、ガバナー8のノズル受口6
    にガスボンベ4を嵌脱自在にセット可能とするボンベセ
    ッター18とを有し、該ボンベセッター18は、常にス
    プリング40によりボンベセット解除方向に付勢する一
    方、前記ボンベセッター18が前進位置にある時、昇降
    自在で且つスプリング29により下方に付勢されたロッ
    ク部材13の突起11が前記操作レバー15の係合孔1
    7に係合して、前記ボンベセッター18の後退を阻止す
    べくしたガスコンロAにおいて、前記パルプ操作摘み2
    1と連動する回動板23が上下回動自在に設けられ、と
    の回動板23は パルプ操作摘み21が閉位置にある時
    バルブ操作摘み21に押されて、ロック部材13に力を
    加えない位置に回動するようになされるとともにパルプ
    操作摘み21が、開位置にある時は、パルプ操作摘みか
    ら力を加えられることなく回動板23に設けられたスプ
    リング25によりロック部材13に下方から当接し、ロ
    ック部材13をスプリング29の力に抗して押し上げた
    状態に保持し得るようになされているガスコンロの安全
    機構。
JP4150378U 1978-03-30 1978-03-30 ガスコンロにおける安全機構 Expired JPS5827199Y2 (ja)

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JPS54145468U JPS54145468U (ja) 1979-10-09
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