JPS5911229Y2 - 過流出防止弁付ガスコック - Google Patents

過流出防止弁付ガスコック

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JPS5911229Y2
JPS5911229Y2 JP6845681U JP6845681U JPS5911229Y2 JP S5911229 Y2 JPS5911229 Y2 JP S5911229Y2 JP 6845681 U JP6845681 U JP 6845681U JP 6845681 U JP6845681 U JP 6845681U JP S5911229 Y2 JPS5911229 Y2 JP S5911229Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
closure
prevention valve
overflow prevention
cock
gas
Prior art date
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Expired
Application number
JP6845681U
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English (en)
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JPS57181961U (ja
Inventor
譲 山岡
Original Assignee
株式会社 藤井合金製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 藤井合金製作所 filed Critical 株式会社 藤井合金製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は過流出防止弁付のガスコック、特に、閉子の回
転軸が水平方向となりしかもこの回転軸と同軸にガス出
口が設けられ、他方、この閉子の上流側に位置するガス
入口が前記閉子回転軸に対して直交する形式のガスコッ
クに関し、この種ガスコックは例えば、壁面に埋設する
形式のガスコックとして利用される。
このような壁面に埋設する形式の過流出防止弁付のガス
コックとして実開昭56−15871号公報に開示され
たものがある。
このものでは、閉子にこの回転軸と直交する通過孔を貫
通させる構戒をとるがこの通過孔6を第6図の如くL字
状に構威して、閉子5の回転軸と同軸のガス出口を設け
るようにすれば、上記した形式のガスコック、すなわち
、ガス出口が閉子の回転軸と同軸で、ガス人口2がこれ
に直交するような過流出防止弁付のガスコックとなる。
ところが、このものでは、コック全閉時に於いて閉弁不
良が生じる。
過流出防止弁と閉子5との間に介装したリセット杆31
を、通過孔6の上流端に設けたカム部32に対接する構
或からなるリセット装置によりこの過流出防止弁をリセ
ットするものであるから、コック閑の状態に於いてカム
部32とリセット杆31との対偶により該リセット杆が
押し込められたとき、第7図の如く、コック本体1の閉
子収容部として閉子室8の壁面と閉子5の外周面との相
互接触によるシール長さ1が極端に少なくなるからであ
る。
本考案は、このように、閉子内に設けた通過孔の下流部
を該閉子の回転軸と同軸に設けるとともにその上流部を
、前記下流部から屈曲させて閉子の胴部に開口させ、他
方、コック本体の閉子の上流側に前記閉子の回転軸と直
交するガス人口を設け、該ガス入口部分に過流出防止弁
を挿入するとともにこの過流出防止弁と前記閉子の間に
バネにより下流側に付勢されたリセット杆を摺動自在に
設け、該リセット杆の下流側端部を閉子の胴部に設けた
カム部に対接させ、閉子の閉回動に伴うリセット杆の移
動により過流出防止弁をリセットさせるものにBいて、
コック閉におけるシール不良を防止するため、閉子のカ
ム部が通過孔の上流端から外れて位置するようにするこ
とをその課題とする。
上1記課題を解決するための本考案の技術的手段は、通
過孔の上流部の開口端を閉子の全閉位置ではガス入口室
の反対側に位置するようにし、コック本体の閉子室には
リセット杆を挿入した流路の下流端から閉子の小径部を
迂回して反対側の閉子胴部に達する連続凹部を形威した
ことである。
本考案の上記技術手段は次のように作用する。
」閉子の全開位置では、ガス入口と閉子の通過孔とは連
続凹部を介して連通ずる。
この時、リセット杆と閉子のカム部とは対接状態になく
、リセット杆の上流端が弁座口から離れている。
過流出防止弁が作動して弁座口に球弁が嵌入し.たとき
、閉子を全閉位置に回動させると、カム部とリセット杆
の軸部とのカム対偶により該リセット杆が押し込められ
て軸部の上流側端部が球弁を押し込み過流出防止弁をリ
セットさせる。
この時、閉子の外周壁とコック本体の連続凹部とにより
形威される流路は、閉子の胴部により閉じられている。
言い換えれば、通過孔の上流部の開口端はコック本体の
閉子室に設けた連続凹部から外れるため、閉子収容部の
側壁により閉じられることとなる。
従って、この時、閉子に設けたカム部とリセット杆を収
容する流路の下流端とが近接状態にあるが、これによっ
ては前記通過孔の上流部開口端におけるシール長さ不足
が生じない。
本考案は次の特有の効果を有する。
実開昭52−109619号の第4図に示すようなリセ
ット装置を採用する場合には、ガス入口が閉子の小径部
端面からさらに突出して位置し、コック本体の奥行寸法
が必要以上に長くなるが、本考案の上記構或によれば、
ガス入口の中心が閉子の胴部の略中夫に一致するから、
コック本体の奥行寸法が小さくできる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明を加える。
第1図に本考案の実施例を示すが、同図に於いて、1は
コック本体で、ガス人口2とガス出口は直交状に設けら
れ、このガス出口にガスゴム管等の可撓管3を接続する
プラグ4が接続され、該プラグによってコック本体1の
一側(ガス出口側)に接続保持される。
コックの閉子5には、同図及び第4,5図に示す如く、
屈曲する通過孔6が貫通し、その上流部は該閉子の側部
に、他方、下流部は筒状の軸部7に開口し、この閉子は
コック本体1における閉子収容部としての閉子室8に収
容されている。
閉子5の小径端部9と前記閉子室8の底部10との間に
は、空隙11が設けられ、閉子室8の側壁には、その上
部に中程から前記底部19にかけて通過孔6の直径に略
一致する幅の凹溝12が形或され、他方、閉子5の通過
孔6の上流部開口端の反対側にその胴部中程から小径端
部9にかけて切欠溝33が設けられている。
また、前記切欠溝33の一側にはカム部32が設けられ
、これが、ガス人口2内に摺動自在に挿入されたリセッ
ト杆31の軸部38の下流側端部39と対接する。
次に、プラグ4と軸7に設けたガス出口13との接続構
造についてさらに詳述すると、コック本体1の出口側筒
部14には、クラッチ筒15が収容されており、これが
閉子5の軸7の先端と摺動可能にかみ合っており、他端
には、プラグ4の操作筒16に設けた突起17.17と
嵌合する切欠凹部18,18が設けられ、プラグ接続時
、前記突起と切欠凹部とがかみ合う。
クラッチ筒15は、その外周に設けた一対のL型溝部1
9が出口側筒部14から螺合突出させた止ネジ20と係
合し、閉子5の全開位置で前記L型溝部19の軸線方向
の縦溝部21が前記止ネジ20と一致し、この全閉位置
で軸線方向の進退が可能となっている。
また、クラッチ筒15の接続口近傍には、複数のボール
22 . 22が設けられて側壁の肉厚内に収容され、
これらボールはその全閉位置では出口側筒部に設けた透
孔23,23とも一致する。
他方、操作筒16の先端には、前記ボールと係合する係
合溝24が巻回している。
上記した実施例の操作について説明すれば、プラグ4を
、突起17.17と切欠凹部18,18とを一致させて
該プラグの接続管34先端をガス出口13内に挿入し、
さらに、操作筒16を一定量押し込むと、止ネジ20
. 20はL型溝部19.19の円周方向の溝部に一致
すると同時に、ボール22.22と保合溝24とが一致
した状態で押し込められて該ボールが保合溝24側に突
出し、これと係合する。
この状態から操作筒16を一定角度回動させると該操作
筒が接続管34から独立して回動し、止ネジ20 .
20がL型溝部19.19の円周方向溝部に係合して、
クラッチ筒15は抜け止めされ、従って、操作筒16と
まわり対偶状態にある接続管34も該操作筒15を介し
て抜け止めされ、接続状態に保持される。
この接続状態では、ガス人口2〜空隙11〜凹溝12〜
通過孔6〜接続管34の回路が連通ずる。
操作筒16を上記位置から全閉位置に復帰回動させると
、第5図の如く、通過孔6の上流端が閉子室8の凹溝1
2の近傍の側壁により閉塞され、コック全閉となる。
次に、過流出防止弁との関係について詳述すると、閉子
5の全開位置では、リセット杆31はバネ35により持
ち上げられており、その軸部38の下端は過流出防止弁
30の弁座口36から適宜量離れて位置する。
この状態で、コックの下流側でゴム管の外れ等の過流出
状態が生じると、球弁37がこの時のガス流により上昇
せしめられて弁座口36に嵌入する。
爾後、閉子5を全閑にすると、第5図の如く、カム部3
2がリセット杆31の軸部38を押し込むため、該軸部
の下端が嵌人状態にある球弁37を押し下げて該弁座口
36から脱出させる。
すなわち、過流出防止弁30がリセット(初期状態に復
元)される。
次いで、ガスコック以下の回路を正常に戻して該コック
を開放すると再使用状態となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の断面図、第2図はプラグ4を分
離した状態の要部関係図、第3図はクラッチ筒15とプ
ラグ4の関係図、第4図は要部のYY断面図、第5図は
閉子全閉状態の要部のYY断面図、第6図は従来例の説
明図、第7図はコック内のX−X断面図で゛あり、図中 1・・・・・・コック本体、2・・・・・・ガス入口、
5・・・・・・閉子、6・・・・・・通過孔、8・・・
・・・閉子室、10・・・・・・底部、11・・・・・
・空隙、12・・・・・・凹溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 閉子内に設けた通過孔の下流部を該閉子の回転軸と同軸
    に設けるとともにその上流部を、前記下流部から屈曲さ
    せて閉子の胴部に開口させ、他方、コック本体の閉子の
    上流側に前記閉子の回転軸と直交するガス入口を設け、
    該ガス入口部分に過流出防止弁を挿入するとともにこの
    過流出防出弁と前記閉子の間にバネにより下流側に付勢
    されたリセット杆を摺動自在に設け、該リセット杆の下
    流側端部を閉子の胴部に設けたカム部に対接させ、閉子
    の閉回動に伴うリセット杆の移動により過流出防止弁を
    リセットするものにおいて、通過孔の上流部の開口端を
    閉子の全閉位置ではガス入口の反対側に位置するように
    し、コック本体の閉子室にはリセット杆を挿入した流路
    の下流端がら閉子の小径部を迂回して反対側の閉子胴部
    に達する連続凹部を形威した過流出防止弁付ガスコック
JP6845681U 1981-05-12 1981-05-12 過流出防止弁付ガスコック Expired JPS5911229Y2 (ja)

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JPS57181961U JPS57181961U (ja) 1982-11-18
JPS5911229Y2 true JPS5911229Y2 (ja) 1984-04-06

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JP6845681U Expired JPS5911229Y2 (ja) 1981-05-12 1981-05-12 過流出防止弁付ガスコック

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