JPS596296Y2 - ガス接続具 - Google Patents

ガス接続具

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JPS596296Y2
JPS596296Y2 JP5908381U JP5908381U JPS596296Y2 JP S596296 Y2 JPS596296 Y2 JP S596296Y2 JP 5908381 U JP5908381 U JP 5908381U JP 5908381 U JP5908381 U JP 5908381U JP S596296 Y2 JPS596296 Y2 JP S596296Y2
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JP
Japan
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valve
opening shaft
socket
valve opening
plug
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JP5908381U
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JPS57171463U (ja
Inventor
正博 小川
Original Assignee
株式会社藤井合金製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ガス管接続具の改良に関し、特に鋼管配管
端末のガスコックに設けた雄具、すなわち、プラグと、
器具側に接続される雌具すなわちソケットとをいわゆる
ワンタッチカップリング式に接続できるようにしたガス
接続具に関する。
従来のこの種ガス接続具は、第4図(例えば実公昭45
−11753号公報)に示されるように、常閉の弁体4
1を具備するプラグAと、下流側のホースエンド42に
ゴム管Cを接続し且内部に開弁軸40を具備するソケッ
トBとから成り、該ソケットBをプラグAに接続保持さ
せると前記開弁軸がプラグAの弁体21を開弁させるよ
うになっている。
従って、元コック開放状態でソケツ}Bを取り外しても
前記弁体41が自動閉弁して誤操作による生ガス放出事
故が防止できる。
しかしながら、このような従来のガス接続具では、上記
した誤操作は防止できるが、ソケットからゴム管が抜け
た場合、あるいは、ゴム管非接続状態のソケットをプラ
グに接続した場合の生ガス放出事故は防止できない。
この考案は、ソケットがプラグから外れた場合、及びソ
ケットからゴム管が抜けた場合のいずれに於いても生ガ
ス放出事故が防止できるようにするために、ソケット
(ホースエンド)へのゴム管接続によって該ソケット内
の開弁軸が所定位置に維持され、且ゴム管の非接続状態
では弁体を開弁じない後退位置に置かれるようにするこ
とをその課題とする。
上記課題を解決するためのこの考案の技術的手段は、ソ
ケット内のガス流路となる内筒により開弁軸を進退自在
に保持するとともに該開弁軸の下流側に中空筒部を連設
し、これら開弁軸と中空筒部との間にフランジ状の弁部
を形或して該弁部を内簡の内壁に形或した弁座部に対接
するようにし、前記弁部の下流側近傍に前記筒部の内外
を連通させる開口部を設け、前記中空筒部の下流端を上
記内筒の下流側に続くホースエンドの外部に突出させて
、該下流端外径をホースエンド外周側に張り出す大径部
とし、前記開弁軸を内筒との間に介装したバネにより下
流側に付勢させたことである。
この考案の上記技術的手段は次のように作用する。
ソケットのホースエンドにガスゴム管を接続すると該ホ
ースエンドから突出する中空筒部の下流端に位置する大
径部とガスゴム管内面とが接触しこの時の摩擦力により
中空筒部がホースエンド内に押し込められ中程の弁部が
開放し同時に開弁軸が前記摩擦力により最前進位置に保
持される。
この状態にあるソケットをプラグに接続すると該プラグ
内の弁体が進退軸の上流側端部によって押し込められ開
弁ずる。
この接続状態では、プラグからガスゴム管への流路が中
空筒部の開口部から該中空筒部を介して連通ずる。
ここで、ガスゴム管が外れると開弁軸が内筒との間に介
装したバネにより初期位置に復帰して弁部が内筒の弁座
部に対接して流路を遮断し、同時にプラグ内の弁体も閉
弁する。
他方、ソケットがプラグから外れると開弁軸による弁体
開弁力が消失してプラグ内の弁体が閉じ同様に流路が遮
断される。
従って、この考案は上記構或により次の特有の効果を有
する。
(1)ゴム管がソケットから外れた場合及びソケットが
プラグから外れた場合のいずれに於いても流路が自動的
に遮断できる。
(2)プラグとソケットの接続状態に於いてガスゴム管
が外れた場合にはこのプラグからソケットへの流路はプ
ラグ内の弁体とソケット内の弁部とにより二重に遮断さ
れ、且、各遮断弁部は独立して遮断状態にあるから、い
ずれか一方にゴミかみがあっても、他方の閉弁部が流路
遮断し安全である。
以下、この考案の実施例を第1図ないし第3図に基づい
て説明する。
第1図に於いて、Aはプラグ、Bはソケットであり、プ
ラグAは例えば鋼管配管端末に螺合接続されるガスコッ
クに設けられ、ソケットBはガス器具(図示せず)にゴ
ム管Cを介して接続されるものである。
そして、プラグAは、その一側がソケットに嵌合する接
続部1と或り、他側にはネジ部が形或されている。
また、接続部1の開口端近傍には弁座20が形或され、
これに対接する弁体21がプラグAの基部との間に介装
したバネ22により常閉状態に付勢されている。
(第2図)他方、ソケットBは、主体30、ホースエン
ド2及び後述の中空筒部16を具備する開弁軸10とか
ら構或され、前記主体30は公知のガス管連結具(実公
昭45−11753号公報に記載のもの:第4図参照)
と同じ構或を採り、内筒15、該内筒に外嵌固着される
外筒5、これら内筒15と外筒5間に一部を内挿してバ
ネ7による前進方向の力を付与された進退筒6、さらに
は、内筒15内下流端の外周が気密状態に圧接され且バ
ネ4による伸張力を付与したゴム管3、さらには内筒1
5の適宜位置に設け且該内筒の内外に露出するように設
けた複数のボール9,9とから構威される。
前記主体の内筒15の下流側にはホースエンド2が螺着
され、該ホースエンドから内筒15の上流側に向って挿
通させた開弁軸10の中程にフランジ状の弁部11を設
け、これがホースエンド2の上流端に設けた弁座23に
対応し、弁部11と内筒15の段部との間に介装したバ
ネ14により開弁軸10は閉弁側に付勢せしめられてい
る。
前記開弁軸10は、弁部11の下流側が中空筒部16と
なっており、弁部11近傍に設けた開口部13,13を
介して中空筒部16の内外が連通されている。
また中空筒部16の下流側開口端はホースエンド2から
突出して該突出端には該ホースエンドの外径に略一致し
た適宜大きさのリング12が螺着されている。
非接続状態のソケツ}Bは、第3図に示す如く進退筒6
が後退状態にあり、伸張状態にあるゴム筒3の先端部1
7の外周がボール9,9を外側に押しやり、進退筒6が
その中程の段部8で前記ボールと係合し、該進退筒は後
退状態に保持されている。
また、開弁軸10はバネ14の付勢力により後退せしめ
られ、弁部11がホースエンド2の弁座23に当接して
おり、中空筒部16の開口端に螺着したリング12はホ
ースエンド2の先端から一定量突出した状態にある。
尚、この状態では中空筒部16内とホースエンド2の上
流側とは前記弁部により遮断されている。
かかる接続具の操作を次に説明する。
ホースエンド2にゴム管Cを接続すると、突出状態にあ
る中空筒部16のリング12は、ゴム管Cの内面との摩
擦によりホースエンド2内に押し込められてリング12
がホースエンド2の先端に当接した状態に保持される。
同時に弁部11は弁座23から離れるので中空筒部16
とその上流側とが開口部13. 13を介して連通され
る。
このように、ゴム管Cを接続したソケツ}Bをガスコッ
ク等に設けたプラグAに接続すると、該ソケツ}Bの開
弁軸10が前進状態にあるため、プラグA内の弁体21
は押し込められて開弁じ、同時にゴム筒3はプラグAの
接続部1の先端により押し込められ、内筒15が該接続
部に外嵌した状態で進退筒6が前進してボール9,9に
よりソケットBは該プラグAに接続状態に保持される。
この接続状態では、弁体21が開弁し且開弁軸10の弁
部11も開弁状態にあってプラグAからゴム管Cまでの
ガス流路が連通している。
そして、プラグAの上流側のコックが開放された状態で
、誤ってゴム管Cがホースエンド2から抜けると、リン
グ12と該ゴム管との摩擦力が無くなり開弁軸10がバ
ネ14により復帰して弁部11により流路が遮断される
また、プラグAの上流側のコックが開放された状態で誤
ってソケツ}Bを外すと、弁体21はバネ22により自
動的に復帰して該弁体21が同様にガス流路を遮断する
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の分解図、第2図は接続状態の断
面図、第3図は非接続状態のソケットの側面図、第4図
は従来例の説明図であり、図中、A・・・・・・プラグ
、B・・・・・・ソケット、C・・・・・・ゴム管、2
・・・・・・ホースエンド、10・・・・・・開弁軸、
11・・・・・・弁部、21・・・・・・弁体、15・
・・・・・内筒、16・・・・・・中空筒部、13・・
・・・・開口部、23・・・・・・弁座、14・・・・
・・バネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バネにより常閉状態に付勢された弁体を具備するプラグ
    、とこれに着脱自在に接続保持され且この接続状態で前
    記弁体を開弁させる開弁軸を具備するソケットとから或
    るガス接続具において、ソケット内のガス流路となる内
    筒内に開弁軸を進退自在に保持するとともに、該開弁軸
    の下流側に中空筒部を連設し、これら開弁軸と中空筒部
    との間にフランジ状の弁部を形威して該弁部を内筒の内
    壁に形或した弁座部に対接するようにし、前記弁部の下
    流側近傍に前記中空筒部の内外を連通させる開口部を設
    け、前記中空筒部の下流端を上記内筒の下流側に続くホ
    ースエンドの外部に突出させて該下流端外径をホースエ
    ンド外周側に張り出す大径部とし、前記開弁軸を内筒と
    の間に介装したバネにより下流側に付勢させたガス接続
    具。
JP5908381U 1981-04-22 1981-04-22 ガス接続具 Expired JPS596296Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5908381U JPS596296Y2 (ja) 1981-04-22 1981-04-22 ガス接続具

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JP5908381U JPS596296Y2 (ja) 1981-04-22 1981-04-22 ガス接続具

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Publication Number Publication Date
JPS57171463U JPS57171463U (ja) 1982-10-28
JPS596296Y2 true JPS596296Y2 (ja) 1984-02-27

Family

ID=29855464

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JP5908381U Expired JPS596296Y2 (ja) 1981-04-22 1981-04-22 ガス接続具

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