JP2665765B2 - 複数回路用接続具 - Google Patents

複数回路用接続具

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長良 斎藤
勝 池田
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Description

【発明の詳細な説明】 [利用分野] 本発明は、複数回路接続具、特に、異種流体の回路を
各別に接続する接続具に関するものであり、上流側の接
続具に対応する下流側の被接続具が前記接続具のうちの
特定の接続具にのみ接続可能となるようにして接続間違
いによる不都合を防止するものである。
[従来技術及びその問題点] 各家庭の台所には、各種流体が供給されるようになっ
ており、通常の家庭では、ガス配管,水道配管及び給湯
配管が流し台に接続されるようになっている。従来、こ
れらの配管は流し台設置部に固定的に配設されているこ
とから、台所内における流し台の設置位置の変更は不可
能であった。
流し台の位置の変更に際しては、たとえ僅かな変更で
あっても、前記各配管との関係が変化することから、配
管を変更する必要があり、この変更作業が大袈裟なもの
となるからである。
最近では、このような流し台の設置場所の変更に簡便
に対応できるような配管方法の要求が多い。
かかる要求に対応するためには、配管の柔軟性が必要
となるとともに、複数の配管の接続分離の簡便化が必要
になる。そして、かかる要求を満足する配管システムと
して、例えば、第10図のような構成が考えられる。
同図に示す構成のものは、流し台側の水道回路
(A),給湯回路(B)及びガス回路(C)をこの流し
台に固定的に配設される固定配管とし、これら固定配管
の上流端に一定の長さの可撓管(f)を連設し、この可
撓管(f)にソケット(S)を具備させ、一方、流し台
設置部の床面又は壁面に上流側回路の下流端にプラグ
(P)を具備させるとともにこれらを集中的に配設した
ものである。そして、前記ソケット(S)とプラグ
(P)とを公知のワンタッチカップリング式の接続具と
したものである。
この従来技術転用例のものでは、可撓管(f)の長さ
の許容範囲内において、流し台を移動することができる
とともに、移動に際して、各ソケット(S)とプラグ
(P)との接続を解除すれば、流し台を独立的に移動で
きる。そして、移動後において前記ソケット(S)とプ
ラグ(P)とを再接続すれば、流し台内の上記各配管が
対応する上流側配管に各別に連通することとなる。
ところが、このものでは、前記再接続の際に、流し台
内の配管と上流側の配管との接続間違いが生じ易い。従
って、場合によっては、上流側の水道回路(A)を下流
側の給湯回路(B)に接続される可撓管(f)に接続し
てしまうような事態が生じる。
これは、各回路の接続部が共に同一の接続具を用いた
構成となっており、明確に各回路を判別できないからで
ある。又、いずれのソケット(S)も、上流側のいずれ
のプラグ(P)に接続可能だからである。
[技術的課題] 本発明は、このような、『複数の流体回路を一ケ所に
集中させて、この集中部において上流側接続具と下流側
接続具を分離可能に接続する複数回路用の接続具』にお
いて、各対応する流体回路の接続間違いを無くするた
め、特定の上流側接続具が特定の下流側接続具にのみ接
続可能となるようにすることをその技術的課題とする。
*第一請求項の発明について [技術的手段] 上記技術的課題を解決するために講じた第一請求項の
発明の技術的手段は『第1の雌嵌合部(21)と前記第1
の雌嵌合部と異なる第2の雌嵌合部(22)とからなり、
それらの合計を三個以上のn+1個としたものを前記接
続具の軸線と同心の円周をn+1等分した位置に対応さ
せ、かつ前記第1の雌嵌合部を一個を独立した態様で又
は二個からn個の内の何れかの個数を隣接する態様で前
記接続具の一方に配設し、前記接続具の他方に前記第1
及び第2の雌嵌合部の各々に各別に嵌合できるn+1個
の雄嵌合部(11),(12)の内何れか一個を除いたn個
の雄嵌合部を具備させ、前記n個の雄嵌合部を前記接続
具の軸線と同心の円周をn+1等分した位置であって、
n+1個の前記第1及び第2の雌嵌合部の内対応するn
個の雌嵌合部と嵌合関係を維持するように配設し、前記
第1及び第2の雌嵌合部(21),(22)のいずれか一つ
の嵌合端部を閉塞するキャップ(23)を取付け姿勢可変
に装着した』ことである。
[作用] 本発明の上記技術的手段は次のように作用する。
第1及び第2の雌嵌合部(21),(22)の一つをキャ
ップ(23)によって閉塞した場合には、これら雌嵌合部
を具備する一方の接続具には、他方の接続具の雄嵌合部
(11),(12)と同数で且同位置に前記第1及び第2の
雌嵌合部(21),(22)が配設されることとなる。n=
2の特別な場合には、雄嵌合部(11),(12)のいずれ
か一方の形式のみの場合が生じるが、この場合にも、雌
嵌合部にはこれに対応して第1の雌嵌合部(21),(2
1)のみ又は第2の雌嵌合部(22),(22)のみが所定
の位置に対向することとなる。
従って、特定の回路に接続される下流側接続具とし
て、特定の組み合せの雄嵌合部(11),(12)を具備さ
せたものは、これに対応する特定の組み合せの第1の雌
嵌合部(21)と、第2の雌嵌合部(22)を具備する上流
側接続具にのみ接続可能となる。
[効果] 本発明は上記構成であるから次の特有の効果を有す
る。
複数の異種流体回路を集中的に同じ場所で接続する場
合においても、一つの上流側接続具には一つの下流側接
続具しか接続できなくなるから、接続間違いをする心配
がない。
又、キャップ(23)を具備する側の接続具は、このキ
ャップ(23)の取付け姿勢を変更するだけで、第1及び
第2の雌嵌合部(21),(22)の配設態様を複数のタイ
プに変更できるから、各タイプに合せてこの接続具を別
個に製作しなければならない面倒が解消できる。
*第二請求項の発明について この発明は、最大四種類の流体回路の接続に対応でき
るようにしたもので、第一請求項の発明と同じ課題を解
決するものである。
[技術的手段] 第二請求項の発明の技術的手段は『二個の第1の雌嵌
合部(21)と前記第1の雌嵌合部と取付姿勢が異なる二
個の第2の雌嵌合部(22)とを前記接続具の軸線と同心
の円周を四等分した位置に対応させ、かつ前記第1の雌
嵌合部同士が隣接する態様で前記接続具の一方に配設
し、前記接続具の他方に前記第1及び第2の雌嵌合部の
各々に各別に嵌合できる四個の雌嵌合部(11),(12)
の内何れか一個を除いた三個の雄嵌合部を具備させ、前
記三個の雄嵌合部を前記接続具の軸線と同心の円周を四
等分した位置であって、四個の前記第1及び第2の雌嵌
合部の内対応する三個の雌嵌合部と嵌合関係を維持する
ように配設し、前記第1及び第2の雌嵌合部(21),
(22)のいずれか一つの嵌合端部を閉塞するキャップ
(23)を取付け姿勢可変に装着した』ことである。
[作用] 本発明の上記技術的手段は次のように作用する。
上記技術的手段の作用の説明に際して、下流側接続具
の外周に雄嵌合部(11),(11)を配設し、上流側接続
具の外周に第1及び第2の雌嵌合部(21),(22)を配
設した構成のものを例にとって説明する。
この場合、下流側接続具の雄嵌合部の配設態様は次の
ようになる。(第8図参照) .雄嵌合部(11)が二つで、時計方向に、雄嵌合部
(11),(11)及び雄嵌合部(12)と連続する配設態
様。
.雄嵌合部(11)が二つで、反時計方向に、雄嵌合部
(11),(11)及び雄嵌合部(12)と連続する配設態
様。
.雄嵌合部(11)が一つで、時計方向に雄嵌合部(1
1),(12)及び雄嵌合部(12)と連続する配設態様。
.雄嵌合部(11)が一つで、反時計方向に雄嵌合部
(11),(12)及び雄嵌合部(12)と連続する配設態
様。
これに対して、他方の上流側接続具の第1及び第2の
雌嵌合部の開放端部をキャップ(23)によって選択的に
閉塞すると、雌嵌合部が開口する態様は、次のようにな
る。
.第2の雌嵌合部(22)の一つをキャップ(23)によ
って閉塞した場合で、第1の雌嵌合部(21)が二つで、 時計方向に、第1の雌嵌合部(21),(21)及び第2
の雌嵌合部(22)と連続する配設態様。
.第2の雌嵌合部(22)の一つをキャップ(23)によ
って閉塞した場合で、第1の雌嵌合部(21)が二つで、 反時計方向に、第1の雌嵌合部(21),(21)及び第
2の雌嵌合部(22)と連続する配設態様。
.第1の雌嵌合部(21)の一つをキャップ(23)によ
って閉塞した場合で、第1の雌嵌合部(21)が一つで、 時計方向に、第1及び第2の雌嵌合部(21),(22)
及び第2の雌嵌合部(22)と連続する配設態様。
.第1の雌嵌合部(21)の一つをキャップ(23)によ
って閉塞した場合で、第1の雌嵌合部(21)が一つで、 反時計方向に、第1及び第2の雌嵌合部(21),(2
2)及び第2の雌嵌合部(22)と連続する配設態様。
下流側接続具と上流側接続具とは相互に嵌合可能な雄
・雌嵌合部を具備する構成であるが、上記各嵌合部は、
上記のように、異種嵌合部の組み合せによって四つのタ
イプとなる。
従って、相互に接続可能な下流側接続部と上流側接続
部とは、次のようになる。
(a).上記の組み合せの下流側接続具との組み合
せの上流側接続具。
(b).上記の組み合せの下流側接続具との組み合
せの上流側接続具。
(c).上記の組み合せの下流側接続具との組み合
せの上流側接続具。
(d).上記の組み合せの下流側接続具との組み合
せの上流側接続具。
従って、一つの上流側接続具には一つの下流側接続具
しか接続できなくなる。しかも、最大四つの種類の流体
回路を集中的に同じ場所で接続する場合においても、上
流側接続具と下流側接続具とが択一的にのみ接続可能と
なる。
尚、以上のことは、上流側接続具に雄嵌合部(11),
(12)を具備させ、他方の下流側接続具に第1及び第2
の雌嵌合部(21),(22)を具備させる構成としても同
様である。
[効果] この第二請求項の発明は第一請求項の発明と同じ効果
を有するとともに、三種類又は四種類の異種流体回路を
集中的に同じ場所で接続する場合においても、接続間違
いをする心配がない。
又、キャップ(23)を90度回動させると、取付け姿勢
が変更できるから、このキャップ(23)の取付け姿勢の
変更のための構成が簡略化できる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を第1図から第9図に基いて説
明する。
この実施例のものは、第二請求項の発明に対応するも
ので、第1図,第2図に示すように、上流側接続具
(2)を、ボールバルブ(20)を具備する雌接続具と
し、下流側開放端部に接続凹部(24)を具備させたもの
とし、他方の下流側接続具(1)を雄接続具とするとと
もに先端に接続筒部(13)を具備させた構成としてあ
る。そして、前記下流側接続具(1),上流側接続具
(2)は接続後下流側接続具(1)に具備させた回動筒
部(15)を一定回動させることにより、接続状態に保持
させるものである。これら下流側接続具(1)及び上流
側接続具(2)の詳細について以下に説明する。
*下流側接続具(1)について この下流側接続具(1)は、接続筒部(13)の先端胴
部に接続部の気密を確保するためのOリング(14)を具
備させるとともに、接続筒部(13)の基端部にまわり対
偶状態に外嵌させた回動筒部(15)を具備させたもので
あり、この回動筒部(15)の先端側胴部に円弧状断面の
凹溝(16)を周回させ、上端に一対の操作ハンドル部
(17),(17)を具備させた構成である。そして、前記
回動筒部(15)の基端部の段部(19)の端面に雄嵌合部
(11),(12)を具備させてある。
この実施例では、前記雄嵌合部(11),(12)の取付
け構造として、段部(19)に形成した孔部(18),(1
8)にピンを圧入する構成としてあり、第3図のよう
に、各ピンの断面形状を長辺と短辺の長さが同じ長方形
に設定し、雄嵌合部(11)としてのピンは、その長辺が
回動筒部(15)の半径方向線に対して直角になるよう
に、その取付け姿勢を設定し、他方の雄嵌合部(12)と
してのピンは、その断面の長辺が前記半径方向線に対し
て平行となるように、その取付け姿勢を設定してある。
このため、回動筒部(15)に具備させる孔部(18),
(18)も、第3図に示すように、前記ピンの断面形状及
び取付け姿勢に一致させたものとしてあることは言うま
でもない。
従って、この実施例のものでは、三個の一定のピンを
選択的に回動筒部(15)の端面に形成した四つの(1
8),(18)に選択的に圧入することにより、上記[作
用]の項において説明した〜の四つのタイプの下流
側接続具(1)が製作できる。
*上流側接続具(2)について、 この実施例の上流側接続具(2)は、第1図及び第2
図に示す如く、ボックス(10)内に収容固定されるよう
になっており、この上流側接続具(2)の本体には、水
平流路と垂直流路との組み合せからなるL字状の流路が
形成されており、前記水平流路にボールバルブ(20)を
挿入したもので、これによってボックス(10)内の流路
が開閉される。
接続凹部(24)は、筒状体によって構成され、この筒
状体の外周に、まわり対偶状態に外嵌した保持筒(26)
が装備され、この保持筒(26)が上流側接続具(2)の
下流側開放端部において、キャップ(23)によって抜け
止め状態に保持されている。そして、前記保持筒(26)
の端面には、第7図に示すように、下流側接続具(1)
の雄嵌合部(11),(12)に対向する位置に開口する雌
嵌合部(21),(22)としての長方形断面の切欠が形成
されており、前記キャップ(23)には、第1図及び第4
図に示すように、前記切欠の一つの端面を閉塞する閉塞
片(H)を具備させてあり、その取付け姿勢を90度刻み
で変化させ得るようにしてある。
このため、キャップ(23)は、第5図のように、正方
形のフランジ部(27)から、被覆部(28)を突出させた
構成としてあり、この被覆部(28)の頂部に閉塞片
(H)を具備する開口を形成し、前記フランジ部(27)
の四つのコーナー部に形成した透孔を上流側接続具
(2)の上面部にネジ止めする構成としてある。又、被
覆部(28)は、保持筒(26)を収容する筒部に丁度外嵌
する大きさ形状に設定されている。
従って、ネジ止めによる取付け姿勢を変更することに
よって、第4図に示すように、雌嵌合部(21),(22)
としての切欠のいずれか一つのが閉塞片(H)によって
閉塞されることとなり、雌嵌合部(21),(22)の配設
態様が上記[作用]の項において説明した〜の四つ
のタイプ(第8図のI〜IV)となる。
次に、この上流側接続具(2)の接続保持構造につい
て説明する。
上記保持筒(26)にはその肉厚内に、この肉厚よりも
大きな直径の一対の鋼球(3),(3)が収容されて内
外に出没可能になっており、上流側接続具(2)の前記
保持筒(26)を収容する筒部(29)の内壁には、第6図
に示すように、この保持筒(26)の初期位置において前
記鋼球(3),(3)から外れた位置に凹部(31),
(31)が形成されている。また、この筒部(29)の凹部
形成部と対向する保持筒(26)の外周には、90度より大
きめの角度範囲に亙って係合溝部(32)が形成され、こ
の係合溝部(32)内に突出するように、ストッパー(3
3)が筒部(29)に植設されている。このストッパー(3
3)が前記係合溝部(32)の一端に当接した状態から、
他方の端部に当接する範囲で前記保持筒(26)が回動可
能であり、この実施例ではこの回動範囲を、前記ストッ
パー(33)と係合溝部(32)との関係により、90度に設
定してある。
そして、保持筒(26)の下流側の端部から前記鋼球
(3)の収容位置迄の距離を、下流側接続具(1)の段
部(19)から凹溝(16)までの長さに一致させてあり、
保持筒(26)が初期位置にある場合に下流側接続具
(1)のOリング(14)を上流側接続具(2)の接続凹
部(24)に挿入接続すると、その最終挿入位置におい
て、段部(19)と保持筒(26)の端面とが当接又は最接
近し、凹溝(16)と鋼球(3)とが一致する。
このとき、前記雌嵌合部(21),(22)の組み合せが
雄嵌合部(11),(12)と一致する場合においてのみ、
下流側接続具(1)が最終位置にまで挿入可能である。
この組み合せが相違する場合には、前記最終位置にまで
挿入できず、凹溝(16)と鋼球(3)とが一致しないこ
ととなる。
上記のようにして、最終位置に挿入した状態では、O
リング(14)と接続凹部(24)との気密嵌合によって外
周気密状態に下流側接続具(1)側の回路と上流側接続
具(2)側の回路とが接続される。そして、この状態か
ら、下流側接続具(1)の操作ハンドル部(17),(1
7)を操作して、この回動筒部(15)を90度回動させる
と、雄嵌合部(11),(12)と雌嵌合部(21),(22)
とのかみ合いによって回動筒部(15)と保持筒(26)が
一体的に回動し、第6図の「I」「II」のように、こ
の保持筒(26)に具備させた鋼球(3),(3)が凹部
(31),(31)から脱出して保持筒(26)の内側にその
一部が突出し、この突出部が回動筒部(15)の凹溝(1
6)に係合し、下流側接続具(1)が抜止め状態に保持
されることとなる。
そして、上流側接続具(2)内のボールバルブ(20)
を開回動させると、上流側回路と下流側接続具(1)に
接続される下流側回路とが連通することとなる。
この実施例のものでは、第9図に示すように、流し台
側の水道回路(A),給湯回路(B)及びガス回路
(C)に各別に接続される可撓管(f)の上流端に上記
下流側接続具(1)を連設し、前記各回路と対応する上
流側回路の下流端に上記上流側接続具(2)を各別に接
続し、これら上流側接続具(2),(2)を一つの箱体
(4)に収容するようにしたものである。
そして、この箱体(4)は、流し台設置部の近傍の床
面又は壁面に埋設され、下流側回路接続側が開放状態と
なるように設置される。
尚、この実施例では、三種類の流体回路を集中的に接
続する構成としたが、この実施例のものでは、四種類の
流体回路まで接続できることとなる。
この実施例の場合には、回動筒部(15)の段部(19)
に形成した孔部(18),(18)に雄嵌合部(11),(1
2)としてのピンを圧入する構成としたが、これを回動
筒部(15)と一体的に構成するようにしてもよい。この
実施例のように、雄嵌合部(11),(12)をピンの圧入
によって形成するようにした場合には、このピン以外の
部分を共通に利用できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の断面図,第2図は接続状態の
断面図,第3図はX−X断面図,第4図は上流側接続具
の要部の平面図,第5図はキャップ(23)の斜視図,第
6図は保持筒(26)の動作説明図,第7図は保持筒(2
6)の斜視図,第8図はこの実施例の上流側接続具と下
流側接続具との組み合せの説明図,第9図は使用例の説
明図,第10図は従来例の説明図であり、図中, (1)……下流側接続具 (2)……上流側接続具 (11),(12)……雄嵌合部 (21),(22)……雌嵌合部 (23)……キャップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村山 重忠 京都府京都市南区上鳥羽花名18番地の1 株式会社藤井合金製作所内 (72)発明者 斎藤 長良 東京都荒川区西日暮里6丁目22番22号 クリナップ株式会社内 (72)発明者 池田 勝 東京都荒川区西日暮里6丁目22番22号 クリナップ株式会社内 (72)発明者 国井 清史 東京都荒川区西日暮里6丁目22番22号 クリナップ株式会社内 (72)発明者 池田 美幸 東京都荒川区西日暮里6丁目22番22号 クリナップ株式会社内

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の流体回路を一ケ所に集中させて、こ
    の集中部において上流側接続具と下流側接続具を分離可
    能に接続する複数回路用の接続具において、第1の雌嵌
    合部(21)と前記第1の雌嵌合部と異なる第2の雌嵌合
    部(22)とからなり、それらの合計を三個以上のn+1
    個としたものを前記接続具の軸線と同心の円周をn+1
    等分した位置に対応させ、かつ前記第1の雌嵌合部を一
    個を独立した態様で又は二個からn個の内の何れかの個
    数を隣接する態様で前記接続具の一方に配設し、前記接
    続具の他方に前記第1及び第2の雌嵌合部の各々に各別
    に嵌合できるn+1個の雄嵌合部(11),(12)の内何
    れか一個を除いたn個の雄嵌合部を具備させ、前記n個
    の雄嵌合部を前記接続具の軸線と同心の円周をn+1等
    分した位置であって、n+1個の前記第1及び第2の雌
    嵌合部の内対応するn個の雌嵌合部と嵌合関係を維持す
    るように配設し、前記第1及び第2の雌嵌合部(21),
    (22)のいずれか一つの嵌合端部を閉塞するキャップ
    (23)を取付け姿勢可変に装着した複数回路用接続具。
  2. 【請求項2】複数の流体回路を一ケ所に集中させて、こ
    の集中部において上流側接続具と下流側接続具を分離可
    能に接続する複数回路用の接続具において、二個の第1
    の雄嵌合部(21)と前記第1の雌嵌合部と取付姿勢が異
    なる二個の第2の雌嵌合部(22)とを前記接続具の軸線
    と同心の円周を四等分した位置に対応させ、かつ前記第
    1の雌嵌合部同士が隣接する態様で前記接続具の一方に
    配設し、前記接続具の他方に前記第1及び第2の雌嵌合
    部の各々に各別に嵌合できる四個の雄嵌合部(11),
    (12)の内何れか一個を除いた三個の雄嵌合部を具備さ
    せ、前記三個の雄嵌合部を前記接続具の軸線と同心の円
    周を四等分した位置であって、四個の前記第1及び第2
    の雌嵌合部の内対応する三個の雌嵌合部と嵌合関係を維
    持するように配設し、前記第1及び第2の雌嵌合部(2
    1),(22)のいずれか一つの嵌合端部を閉塞するキャ
    ップ(23)を取付け姿勢可変に装着した複数回路用接続
    具。
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