JPH01275992A - 複数回路用接続具 - Google Patents

複数回路用接続具

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JPH01275992A
JPH01275992A JP10079188A JP10079188A JPH01275992A JP H01275992 A JPH01275992 A JP H01275992A JP 10079188 A JP10079188 A JP 10079188A JP 10079188 A JP10079188 A JP 10079188A JP H01275992 A JPH01275992 A JP H01275992A
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Shinichi Nishibori
慎一 西堀
Mamoru Yamaoka
山岡 護
Shigetada Murayama
重忠 村山
Nagayoshi Saito
斎藤 長良
Masaru Ikeda
勝 池田
Seishi Kunii
国井 清史
Yoshiyuki Ikeda
美幸 池田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [利用分野] 本発明は、複数回路接続具、特に、異種流体の回路を各
別に接続する接続具に関するものであり、上流側の接続
具に対応する下流側の被接続具が前記接続具のうちの特
定の接続具にのみ接続可能となるようにして接続間違い
による不都合を防止するものである。
[従来技術及びその問題点コ 各家庭の台所には、各種流体が供給されるようになって
おり、通常の家庭では、ガス配管。
水道配管及び給湯配管が流し台に接続されるようになっ
ている。従来、これらの配管は流し金膜置部に固定的に
配設されていることから、台所内における流し台の設置
位置の変更は不可能であった。
流し台の位置の変更に際しては、たとえ僅かな変更であ
っても、前記各配管との関係が変化することから、配管
を変更する必要があり、この変更作業が大袈裟なものと
なるからである。
最近では、このような流し台の設置場所の変更に簡便に
対応できるような配管方法の要求が多い。
かかる要求に対応するためには、配管の柔軟性が必要と
なるとともに、複数の配管の接続分離の簡便化が必要に
なる。そして、かかる要求を満足する配管システムとし
て、例えば、第10図のような構成が考えられる。
同図に示す構成のものは、流し白側の水道回路(A)、
給湯回路(B)及びガス回路(C)をこの流し台に固定
的に配設される固定配管とし、これら固定配管の上流端
に一定の長さの可撓管(f)を連設し、この可撓管(f
)にソケット(S)を具備させ、一方、流し金膜置部の
床面又は壁面に上流側回路の下流端にプラグCP)を具
備させるとともにこれらを集中的に配設したものである
。そして、前記ソケット(S)  とプラグ(P) と
を公知のワンタッチカップリング式の接続具としたもの
である。
この従来技術転用例のものでは、可撓管(f)の長さの
許容範囲内において、流し台を8勤することができると
ともに、′Bil+に際して、各ソケット(S)とプラ
グ(P)  との接続を解除すれば、流し台を独立的に
8勤できる。そして、8勤後において前記ソケット(S
)とプラグCP) とを再接続すれば、流し舎内の上記
各配管が対応する上流側配管に各別に連通ずることとな
る。
ところが、このものでは、前記再接続の際に、流し舎内
の配管と上流側の配管との接続間違いが生じ易い。従フ
て、場合によっては、上流側の水道回路(A)を下流側
の給湯回路(8)に接続される可撓管(f)に接続して
しまうような事態が生じる。
これは、各回路の接続部が共に同一の接続具を用いた構
成となフており、明確に各回路を判別できないからであ
る。又、いずれのソケット(Sl も、上流側のいずれ
のプラグ(Pl に接続可能だからである。
[技術的課題] 本発明は、このような、「複数の流体回路を一ケ所に集
中させて、この集中部において上流側接続具と下流側接
続具を分離可能に接続する複数回路用の接続具」におい
て、各対応する流体回路の接続間違いを無くするため、
特定の上流側接続具が特定の下流側接続具にのみ接続可
能となるようにすることをその技術的課題とする。
*第一請求項の発明について [技術的手段] 上記技術的課題を解決するために講じた第一請求項の発
明の技術的手段は「前記接続具の一方に二個以上のn個
の雄嵌合部(11) 、 (12)を具備させ、これら
雄嵌合部を接続具の軸線と同心の円周をn+1等分した
位置に選択的に配設した構成とするとともに、n個の雄
嵌合部(11)、 (12)のうち雄嵌合部(11)と
他の雌嵌合部(12)とを別の構成とし、他方の接続具
に前記嵌合部に各別に嵌合できるn+1個の雌嵌合部(
21)、 (22)を具備させ、これら嵌合部をこの接
続具の軸線と同心の円周をn+1等分した位置に配設し
、前記雌嵌合部(21)、(22)のうちの一つ又は隣
り合う一対の雌嵌合部(21) 、 (21)を前記雄
嵌合部(11)に嵌合する構成とするとともに他方の雌
嵌合部(22)を前記雄嵌合部(12)に嵌合する構成
とし、これら雌嵌合部(21) 、 (22)のいずれ
か一つの嵌合端部を閉塞するキャップ(23)を取付は
姿勢可変に装着したjことである。
[作用] 本発明の上記技術的手段は次のように作用する。
雌嵌合部(21) 、 (22)の一つをキャップ(2
3)によって閉塞した場合には、これら雌嵌合部を具備
する一方の接続具には、他方の接続具の雄嵌合部(11
)、(12)と同数で且同位置に前記雌嵌合部(21)
 、 (22)が配設されることとなる。 nm2の特
別な場合には、雄嵌合部(11) 、 (n)のみ又は
雄嵌合部(12) 、 (12)のみの場合が生じるが
、この場合にも、雌嵌合部にはこれに対応して雌嵌合部
(21) 、 (21)のみ又は雌嵌合部(22)、 
(22)のみが所定の位置に対向することとなる。
従って、特定の回路に接続される下流側接続具として、
特定の組み合せの雄嵌合部(1りと雄嵌合部(12)を
具備させたものは、これに対応する特定の組み合せの雌
嵌合部(21)と、雌嵌合部(22)を具備する上流側
接続具にのみ接続可能となる。
[効果コ 本発明は上記構成であるから次の特有の効果を有する。
複数の異種流体回路を集中的に同じ場所で接続する場合
においても、一つの上流側接続具には一つの下流側接続
具しか接続できなくなるから、接続間違いをする心配が
ない。
又、キャップ(23)を具備する側の接続具は、このキ
ャップ(23)の取付は姿勢を変更するだけで、雌嵌合
部(21) 、 (22)の配設態様を複数のタイプに
変更できるから、各タイプに合せてこの接続具を別個に
製作しなければならない面倒が解消できる。
*第二請求項の発明について この発明は、最大四種類の流体回路の接続に対応できる
ようにしたもので、第一請求項の発明と同じ課題を解決
するものである。
[技術的手段] 第二請求項の発明の技術的手段はr前記接続具の一方に
三個の雄嵌合部(11) 、 (12)を具備させ、こ
れら雄嵌合部を接続具の軸線と同心の円周を四等分した
位置に選択的に配設した構成とするとともに、三個の雄
嵌合部(u) 、 (12)のうち雄嵌合部(11)と
雄嵌合部(12)とを別個の構成とするとともに二個の
雄嵌合部(11) 、 (11)を同一構成とし、他方
の接続具に前記嵌合部に各別に嵌合できる四個の雌嵌合
部(21) 、 (22)を具備させ、これら嵌合部を
この接続具の軸線と同心の円周を四等分した位置に配設
し、前記雌嵌合部(21) 、 (22)のうちの隣り
合う一対の雌嵌合部(21) 、 (21)を前記雄嵌
合部(11)に嵌合する構成とするとともに他方の雌嵌
合部(22) 、 (22)を前記雄嵌合部(12)に
嵌合する構成とし、これら雌嵌合部(21) 、 (2
21のいずれか一つの嵌合端部を閉塞するキャップ(2
3)を取付は姿勢可変に装着した」ことである。
〔作用] 本発明の上記技術的手段は次のように作用する。
上記技術的手段の作用の説明に際して、下流側接続具の
外周に雄嵌合部(11) 、 (1t)を配設し、上流
側接続具の外周に雌嵌合部(21) 、 (22)を配
設した構成のものを例にとフで説明する。
この場合、下流側接続具の雄嵌合部の配設態様は次のよ
うになる。(第8図参照) 1、雄嵌合部(11)が二つで、時計方向に、雄嵌合部
(4+J 、 (s tl 及び雄嵌合部(12)と連
続する配設態様。
2、雄嵌合部(11)が二つで、反時計方向に、雄嵌合
部(11) 、 (it)及び雄嵌合部(12)と連続
する配設態様。
■、雄嵌合部(11)が一つで、時計方向に雄嵌合部(
11)、(12)及び雄嵌合部(12)と連続する配設
態様。
■、雄嵌合部(11)が一つで、反時計方向に雄嵌合部
(11) 、 (12)及び雄嵌合部(12)と連続す
る配設態様。
これに対して、他方の上流側接続具の雌嵌合部の開放端
部をキャップ(23)によって選択的に閉塞すると、雌
嵌合部が開口する態様は、次のようになる。
■、雌嵌合部(22)の一つをキャップ(23)によっ
て閉塞した場合で、雌嵌合部(21)が二つで、 時計方向に、雌嵌合部(21ン、 (21)及び雌嵌合
部(22)と連続する配設態様。
■、雌嵌合部(22)の一つをキャップ(23)によっ
て閉塞した場合で、雌嵌合部(21)が二つで、 反時計方向に、雌嵌合部(21) 、 (21)及び雌
嵌合部(22)と連続する配設態様。
■、雌嵌合部(21)の一つをキャップ(23)によっ
て閉塞した場合で、雌嵌合部(21)が一つで、 時計方向に、雌嵌合部(21) 、 (22)及び雌嵌
合部(22)と連続する配設態様。
■、雌嵌合部(21)の一つをキャップC23)によっ
て閉塞した場合で、雌嵌合部(21)が一つで、 反時計方向に、雌嵌合部(21) 、 (22)及び雌
嵌合部(22)と連続する配設態様。
下流側接続具と上流側接続具とは相互に嵌合可能な雄・
雌嵌合部を具備する構成であるが、上記各嵌合部は、上
記のように、異種嵌合部の組み合せによって四つのタイ
プとなる。
従って、相互に接続可能な下流側接続部と上流側接続部
とは、次のようになる。
(a)、上記■の組み合せの下流側接続具と■の組み合
せの上流側 接続具。
(b)  上記■の組み合せの下流側接続具と■の組み
合せの上流側 接続具。
(C)、上記■の組み合せの下流側接続具と■の組み合
せの上流側 接続具。
(d)、上記■の組み合せの下流側接続具と■の組み合
せの上流側 ノ妾続具。
従って、一つの上流側接続具には一つの下流側接続具し
か接続できなくなる。しかも、最大口つの種類の流体回
路を集中的に同じ場所で接続する場合においても、上流
側接続具と下流側接続具とが択一的にのみ接続可能とな
る。
尚、以上のことは、上流側接続具に雄嵌合部(11)、
(12)を具備させ、他方の下流側接続具に雌嵌合部(
21) 、 (22)を具備させる構成としても同様で
ある。
[効果コ この第二請求項の発明は第一請求項の発明と同じ効果を
存するとともに、三種類又は四種類の異種流体回路を集
中的に同じ場所で接続する場合においても、接続間違い
をする心配がない。
又、キャップ(23)を90度回動させると、取付け姿
勢が変更できるから、このキャップ(23)の取付は姿
勢の変更のための構成が簡略化できる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を第1図から第9図に基いて説明
する。
この実施例のものは、第二請求項の発明に対応するもの
で、第1図、第2図に示すように、上流側接続具(2)
を、ボールバルブ(20)を具備する雌接続具とし、下
流側開放端部に接続凹部(24)を具備させたものとし
、他方の下流側接続具(1)を雄接続具とするとともに
先端に接続筒部(13)を具備させた構成としである。
そして、前記下流側接続具(1)、上流側接続具(2)
は接続後下流側接続具(1)に具備させた回動筒部(1
5)を一定回動させることにより、接続状態に保持させ
るものである。これら下流側接続具(1)及び上流側接
続具(2)の詳細について以下に説明する。
*下流側接続具(1)について この下流側接続具(1)は、接続筒部(13)の先端房
部に接続部の気密を確保するための0リング(14)を
具備させるとともに、接続筒部(13)の基端部にまわ
り対偶状態に外嵌させた回動筒部(15)を具備させた
ものであり、この回動筒部(15)の先端側胴部に円弧
状断面の凹溝(16)を周回させ、上端に一対の操作ハ
ンドル部(17) 、 (17)を具備させた構成であ
る。そして、前記回動筒部(15)の基端部の段部(1
9)の端面に雄嵌合部(11) 、 (12)を具備さ
せである。
この実施例では、前記雄嵌合部(11) 、 (12)
の取付は構造として、段部(19)に形成した孔部(+
8) 、 (18)にビンを圧入する構成としてあり、
第3図のように、各ビンの断面形状を長辺と短辺の長さ
が同じ長方形に設定し、雄嵌合部(11)としてのビン
は、その長辺が回動筒部(15)の半径方向線に対して
直角になるように、その取付は姿勢を設定し、他方の雄
嵌合部(12)としてのビンは、その断面の長辺が前記
半径方向線に対して平行となるように、その取付は姿勢
を設定しである。
このため、回動筒部(15)に具備させる孔部(18)
 、 (18) も、第3図に示すように、前記ビンの
断面形状及び取付は姿勢に一致させたものとしであるこ
とは言うまでもない。
従って、この実施例のものでは、三個の一定のビンを選
択的に回動筒部(15)の端面に形成した四つの(18
)、  (+8)に選択的に圧入することにより、上記
[作用]の項において説明した■〜■の四つのタイプの
下流側接続具(1)が製作できる。
水上流側接続具(2)について、 この実施例の上流側接続具(2)は、第1図及び第2図
に示す如く、ボックス(10)内に収容固定されるよう
になっており、この上流側接続具(2)の本体には、水
平流路と垂直流路との組み合せからなるL字状の流路が
形成されており、前記水平流路にボールバルブ(20)
を挿入したもので、これによってボックス(10)内の
流路が開閉される。
接続凹部(24)は、筒状体によって構成され、この筒
状体の外周に、まわり対偶状態に外嵌した保持筒(26
)が装備され、この保持筒(26)が上流側接続具(2
)の下流側開放端部において、キャップ(23)によっ
て抜は止め状態に保持されている。そして、前記保持筒
(26)の端面には、第7図に示すように、下流側接続
具(1)の雄嵌合部(11) 、 (12)に対向する
位置に開口する雌嵌合部(21) 、 (22) とし
ての長方形断面の切欠が形成されており、前記キャップ
(23)には、第1図及び第4図に示すように、前記切
欠の一つの端面を閉塞する閉塞片(H)を具備させてあ
り、その取付は姿勢を90度刻みで変化させ得るように
しである。
このため、キャップ(23)は、第5図のように、正方
形のフランジ部(27)から、被覆部(28)を突出さ
せた構成としてあり、この被覆部(28)の頂部に閉塞
片(H)を具備する開口を形成し、前記フランジ部(2
7)の四つのコーナ一部に形成した透孔を上流側接続具
(2)の上面部にネジ止めする構成としである。又、被
覆部(28)は、保持筒(26)を収容する筒部に丁度
外嵌する大きさ形状に設定されている。
従って、ネジ止めによる取付は姿勢を変更することによ
って、第4図に示すように、雌嵌合部(21) 、 (
22) としての切欠のいずれか一つのが閉塞片(H)
によって閉塞されることとなり、雌嵌合部(21) 、
 (22)の配設態様が上記[作用]の項において説明
した■〜■の四つのタイプ(第8図の工〜IV )とな
る。
次に、この上流側接続具(2)の接続保持構造について
説明する。
上記保持N (26)にはその肉厚内に、この肉厚より
も大きな直径の一対の鋼球(3) 、 (3)が収容さ
れて内外に出没可能になっており、上流側接続具(2)
の前記保持筒(26)を収容する筒部(29)の内壁に
は、第6図に示すように、この保持筒(26)の初期位
置において前記鋼球(3) 、 (3)から外れた位置
に凹部(31)、(31)が形成されている。また、こ
の筒部(29)の凹部形成部と対向する保持筒(26)
の外周には、90度より大きめの角度範囲に亙って係合
溝部(32)が形成され、この係合溝部(32)内に突
出するように、ストッパー(33)が筒部(29)に植
設されている。このストッパー(33)が前記係合溝部
(32)の一端に当接した状態から、他方の端部に当接
する範囲で前記保持筒(26)が回動可能であり、この
実施例ではこの回動範囲を、前記ストッパー(33)と
係合溝部(32)との関係により、90度に設定しであ
る。
そして、保持筒(26)の下流側の端部から前記鋼球(
3)の収容位置迄の距離を、下流側接続具(1)の段部
(19)から凹溝(16)までの長さに一致させてあり
、保持M (26)が初期位置にある場合に下流側接続
具(1)の0リング(14)を上流側接続具(2)の接
続凹部(24)に挿入接続すると、その最終挿入位置に
おいて、段部(19)と保持筒(26)の端面とが当接
又は最接近し、凹溝(]6)と鋼球(3)とが一致する
このとき、前記雌嵌合部(21) 、 (22)の組み
合せが雄嵌合部(11) 、 (12)  と一致する
場合においてのみ、下流側接続具(1)が最終位置にま
で挿入可能である。この組み合せが相違する場合には、
前記最終位置にまで挿入できず、凹溝(16)と鋼球(
3)とが一致しないこととなる。
上記のようにして、最終位置に挿入した状態では、0リ
ング(14)と接続凹部(24)との気密嵌合によって
外周気密状態に下流側接続具(1)側の回路と上流側接
続具(2)側の回路とが接続される。そして、この状態
から、下流側接続具(1)の操作ハンドル部(17) 
、 (17)を操作して、この回動筒部(15)を90
度回動させると、雄嵌合部(+1)、(12) と雌嵌
合部(21) 、 (22) とのかみ合いによって回
動筒部(15)と保持筒(26)が一体的に回動し、第
6図のr I J => r IT Jのように、この
保持筒(26)に具備させた鋼球(3) 、 (3)が
凹部(31) 、 (H)から脱出して保持筒(2B)
の内側にその一部が突出し、この突出部が回動筒部(1
5)の凹溝(16)に係合し、下流側接続具(1)が抜
止め状態に保持されることとなる。
そして、上流側接続具(2)内のボールバルブ(20)
を開回動させると、上流側回路と下流側接続具(1)に
接続される下流側回路とが連通ずることとなる。
この実施例のものでは、第9図に示すように、流し白側
の水道回路(A)、給湯回路(8)及びガス回路(C)
に各別に接続される可撓管(f)の上流端に上記下流側
接続具(1)を連設し、前記各回路と対応する上流側回
路の下流端に上記上流側接続具(2)を各別に接続し、
これら上流側接続具(2) 、 (2)を一つの箱体(
4)に収容するようにしたものである。
そして、この箱体(4)は、流し金膜置部の近傍の床面
又は壁面に埋設され、下流側回路接続側が開放状態とな
るように設置される。
尚、この実施例では、三種類の流体回路を集中的に接続
する構成としたが、この実施例のものでは、四種類の流
体回路まで接続できることとなる。
この実施例の場合には、回動筒部(15〕の段部(19
)に形成した孔部(18)、  (18)に雄嵌合部(
11)、 (12) としてのピンを圧入する構成とし
たが、これを回動筒部(15)と一体的に構成するよう
にしてもよい、この実施例のように、雄嵌合部(11)
 、 (12)をピンの圧入によって形成するようにし
た場合には、このピン以外の部分を共通に利用できる利
点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の断面図、第2図は接続状態の
断面図、第3図はX−X断面図、第4図は上流側接続具
の要部の平面図、第5図はキャップ(23)の斜視図、
第6図は保持筒(2δ)の肋作説明図、第7図は保持筒
(2B)の斜視図、第8図はこの実施例の上流側接続具
と下流側接続具との組み合せの説明図、第9図は使用例
の説明図、第10図は従来例の説明図であり、図中。 (1)  ・・・・・・下流側接続具 (2)・・・・・・上流側接続具 (11) 、 (12)  ・・・雄嵌合部(211、
(22)  ・・・雌嵌合部(23)・・・・・・キャ
ップ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数の流体回路を一ケ所に集中させて、この集中部
    において上流側接続具と下流側接続具を分離可能に接続
    する複数回路用の接続具において、前記接続具の一方に
    二個以上のn個の雄嵌合部(11)、(12)を具備さ
    せ、これら雄嵌合部を接続具の軸線と同心の円周をn+
    1等分した位置に選択的に配設した構成とするとともに
    、n個の雄嵌合部(11)、(12)のうち雄嵌合部(
    11)と他の雌嵌合部(12)とを別の構成とし、他方
    の接続具に前記嵌合部に各別に嵌合できるn+1個の雌
    嵌合部(21)、(22)を具備させ、これら嵌合部を
    この接続具の軸線と同心の円周をn+1等分した位置に
    配設し、前記雌嵌合部(21)、(22)のうちの一つ
    又は隣り合う一対の雌嵌合部(21)、(21)を前記
    雄嵌合部(11)に嵌合する構成とするとともに他方の
    雌嵌合部(22)を前記雄嵌合部(12)に嵌合する構
    成とし、これら雌嵌合部(21)、(22)のいずれか
    一つの嵌合端部を閉塞するキャップ(23)を取付け姿
    勢可変に装着した複数回路用接続具。 2、複数の流体回路を一ケ所に集中させて、この集中部
    において上流側接続具と下流側接続具を分離可能に接続
    する複数回路用の接続具において、前記接続具の一方に
    三個の雄嵌合部(11)、(12)を具備させ、これら
    雄嵌合部を接続具の軸線と同心の円周を四等分した位置
    に選択的に配設した構成とするとともに、三個の雄嵌合
    部(11)、(12)のうち雄嵌合部(11)と雄嵌合
    部(12)とを別個の構成とするとともに二個の雄嵌合
    部(11)、(11)を同一構成とし、他方の接続具に
    前記嵌合部に各別に嵌合できる四個の雌嵌合部(21)
    、(22)を具備させ、これら嵌合部をこの接続具の軸
    線と同心の円周を四等分した位置に配設し、前記雌嵌合
    部(21)、(22)のうちの隣り合う一対の雌嵌合部
    (21)、(21)を前記雄嵌合部(11)に嵌合する
    構成とするとともに他方の雌嵌合部(22)、(22)
    を前記雄嵌合部(12)に嵌合する構成とし、これら雌
    嵌合部(21)、(22)のいずれか一つの嵌合端部を
    閉塞するキャップ(23)を取付け姿勢可変に装着した
    複数回路用接続具。
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