JP2007218387A - カップラー - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な操作で確実に連結でき、通常の使用範囲を超えた過剰な回転力が加わる場合には、破損を防止することができるカップラーを提供すること。
【解決手段】ソケットS10とプラグP10とのいずれか一方にキー溝51を設け、このキー溝51と嵌合されるキー52をリング状部材53に設けて、いずれか他方に回転可能に設ける。そして、キー溝51とキー52でソケットS10とプラグP10との識別を行い、通常の使用範囲を超える過剰な回転力が加わる場合に、リング状部材53を回転させることで無理な力が作用しないようにしている。
これにより、メタノール燃料電池に容器内のメタノールを供給したり、容器ごと取り替える場合に所定のものを確実に連結すると同時に、過剰な回転力に対しては破損を防止できるようにしている。
【選択図】図1

Description

この発明はソケットとプラグとで構成され着脱可能に連結されるカップラーに関し、液体などを容器から本体側の容器などに移す場合や容器ごと交換する場合に簡単な操作で確実に連結することができ、連結状態で過剰な回転力が加わる場合には、簡単に開放して破損しないようにするもので、特にメタノール燃料電池のカートリッジ容器と燃料電池本体との間に設けて好適なものである。
従来から機器の運転や使用にともなって減少する原料などの液体を補充する必要がある場合も多く、機器本体側に設けた容器にカートリッジ容器を連結して原料などの液体を移すことで供給したり、機器本体側の容器と別の容器を付け替えることで供給することが行われている。
このような容器同士の連結や容器の付け替えを簡単にするため着脱可能な種々のカップラーが用いられている。
例えば特許文献1には、図11に示すように、連結装置が開示されており、主流路と副流路とを備えたプラグPと、主流路と副流路とを備えプラグと嵌合可能であるとともに、嵌合した状態でプラグの主流路と副流路とを連通可能なソケットSとから構成されている。
そして、この連結装置では、ソケットSは保持体1に固定された弁押体2の外周に形成された主流路2aと、さらに主流路2aの外側に形成された副流路2bと、それらの流路2a,2bを閉じるバルブ3a、3bを有し、各バルブ3a、3bはスプリング4a,4bの付勢力によって弁座に向けて押圧され、主流路2aおよび副流路2bを閉じることができる構成となっている。
一方、プラグPは弁保持体5に摺動自在に保持された弁本体6の外周に形成された主流路6aと、さらに主流路6aの外側に形成された副流路6bと、それらの流路6a,6bを閉じるバルブ7a,7bを有し、各バルブ7a,7bはスプリング8a,8bの付勢力によって弁座に向けて押圧され、主流路6aおよび副流路6bを閉じることができる構成となっている。
このようなソケットSとプラグPの接続がなされると、まず、ソケットSの副バルブ3bとプラグPの副バルブ7bが当接し、両者がそれぞれスプリング4b,8bの付勢力に抗して互いに離れる方向に移動し、副流路2b,6bが連通する。
さらに、ソケットSとプラグPの接続がなされると、ソケットSの主バルブ3aがプラグPの内筒体の端面によって押され、スプリング4aに抗して後退して弁体が弁押体2の弁座から離れ、弁押体2との主流路2aを開くとともに、ソケットS側の弁押体の先端部平面とプラグP側の弁本体6に設けた弁部材の平面とが当接しプラグP側の弁本体6をスプリング8aの付勢力に抗して押圧し、弁本体を後退させてプラグP側の主バルブ7aを開き主流路6aと連通する。
これにより、副流路が連通すると気体供給源から容器内に気体が供給され、その気体圧によって内袋を収縮させ、内袋内の液体がプラグ側の主流路からソケット側の主流路を介して液体を容器外に送出することができる。
特開2003−172487号公報
このような連結装置を、例えばメタノール燃料電池の燃料の補給用のカップラーや容器ごとの取り替えによる補給用のカップラーとして利用する場合、簡単な操作で確実に連結できるものが必要となるとともに、連結状態で通常の範囲を超えた過剰な力が加わる場合には、カップラーや機器本体が破損せずに簡単に連結を開放できるものが必要となる。
また、メタノール燃料電池の仕様により必要とされるメタノールの濃度(純度)が一定でなく、多種類の濃度のものが必要となる場合には、簡単な操作で確実に連結でき、しかもそれぞれのメタノール燃料電池の仕様に合致した濃度の燃料だけを供給でき、他の濃度のものを誤って供給することがないカップラーの開発が望まれている。
この発明は、上記従来技術の課題に鑑みてなされたもので、簡単な操作で確実に連結でき、通常の使用範囲を超えた過剰な回転力が加わる場合に、破損を防止することができるカップラーを提供しようとするものであり、これに加えて、1組だけを識別して着脱することができるカップラーを提供しようとするものである。
上記従来技術の有する課題を解決するためこの発明の請求項1記載のカップラーは、弁体とこれを閉方向に付勢する付勢手段とを備えるソケットと、弁体とこれを閉方向に付勢する付勢手段とを備えるとともに、前記ソケットと着脱可能に嵌合連結され嵌合連結状態で両弁体を開放して連通可能なプラグとから構成されるカップラーであって、前記ソケットと前記プラグとのいずれか一方にキー溝若しくはキーを設け、いずれか他方にこれと嵌合されるキー若しくはキー溝が設けられたリング状部材を設け、このリング状部材をこれらプラグとソケットとの連結中心軸を中心に回転可能としたことを特徴とするものである。
このカップラーによれば、ソケットとプラグとのいずれか一方にキー溝若しくはキーを設け、このキー溝若しくはキーと嵌合されるキー若しくはキー溝をリング状部材に設けて、いずれか他方に回転可能の設けており、キー溝とキーでソケットとプラグとの識別を行い、通常の使用範囲を超える過剰な回転力が加わる場合に、リング状部材を回転させることで無理な力が作用しないようにしている。
これにより、メタノール燃料電池に容器内のメタノールを供給したり、容器ごと取り替える場合に所定のものを確実に連結すると同時に、過剰な回転力に対しては破損を防止できるようになる。
また、この発明の請求項2記載のカップラーは、請求項1記載の構成に加え、前記ソケットと前記プラグとの間に互いの連結状態を保持する連結保持手段を設けたことを特徴とするものである。
このカップラーによれば、ソケットとプラグとの間に互いの連結状態を保持する連結保持手段を設けており、ソケットとプラグとの連結状態を確実に保持できるようになる。
さらに、この発明の請求項3記載のカップラーは、請求項2記載の構成に加え、前記連結保持手段を、前記ソケットと前記プラグとのいずれか一方の前記キー溝といずれか他方の前記キーとの間に設けたことを特徴とするものである。
このカップラーによれば、連結保持手段を、ソケットとプラグとのいずれか一方のキー溝といずれか他方のキーとの間に設けており、連結保持手段の設置スペースの確保が容易となり、コンパクトに構成できるようになる。
また、この発明の請求項4記載のカップラーは、請求項1または2記載の構成に加え、前記連結保持手段を、前記ソケットと前記プラグとのいずれか一方の前記リング状部材と、いずれか他方との間に設けたことを特徴とするものである。
このカップラーによれば、連結保持手段を、ソケットとプラグとのいずれか一方のリング状部材を利用し、いずれか他方との間で連結保持することで、連結保持のための部材の片方をリング状部材と兼用して構成を簡素化できるようになる。
さらに、この発明の請求項5記載のカップラーは、請求項1〜4のいずれかに記載の構成に加え、前記連結保持手段を、前記ソケットと前記プラグとのいずれか一方に係合部を設け、いずれか他方にこの係合部に係合される弾性係合部材を設けて構成したことを特徴とするものである。
このカップラーによれば、連結保持手段を、ソケットとプラグとのいずれか一方に係合部を設け、いずれか他方にこの係合部に係合される弾性係合部材を設けて構成しており、係合部を、これに係合される弾性係合部材の弾性変形を利用して係合して連結保持したり、開放することができるようになる。
また、この発明の請求項6記載のカップラーは、請求項1〜5のいずれかに記載の構成に加え、前記キー溝と前記キーとの間に、前記プラグと前記ソケットとを識別する識別手段を設けたことを特徴とするものである。
このカップラーによれば、キー溝とキーとの間に、プラグとソケットとを識別する識別手段を設けており、キー溝とキーの形状、配置、個数などを変えることで、識別できるようになる。
さらに、この発明の請求項7記載のカップラーは、請求項1〜6のいずれかに記載の構成に加え、前記リング状部材を円周方向複数に分割するとともに、弾性的に連結保持する弾性連結手段を設けたことを特徴とするものである。
このカップラーによれば、リング状部材を円周方向複数に分割するとともに、弾性的に連結保持する弾性連結手段を設けており、弾性的に連結された分割構造のリング状部材が開くように変形でき、回転力だけでなく、曲げ方向の過剰な力に対しても破損を防止できるようになる。
また、この発明の請求項8記載のカップラーは、請求項1〜7のいずれかに記載の構成に加え、前記ソケットと前記プラグとのいずれか一方の前記リング状部材と、いずれか他方との間に、このリング状部材が押えられたときに回り難くなり過大な回転力では回転し得る回転抵抗手段を設けたことを特徴とするものである。
このカップラーによれば、ソケットとプラグとのいずれか一方のリング状部材と、いずれか他方との間に、このリング状部材が押えられたときに回り難くなり過大な回転力では回転し得る回転抵抗手段を設けており、ソケットとプラグの連結の際には、押し付けて回転を抑えることで連結が容易にでき、過大な回転力に対しては回転させて破損を防止できるようになる。
さらに、この発明の請求項9記載のカップラーは、請求項1〜8のいずれかに記載の構成に加え、前記プラグ側と前記ソケット側との間に、連結保持されたこれらを中心軸回りに相対回転することで連結を解除し得るカム機構を設けたことを特徴とするものである。
このカップラーによれば、プラグ側とソケット側との間に、連結保持されたソケットとプラグを中心軸回りに相対回転して連結を解除し得るカム機構を設けてあり、ソケットとプラグを中心軸回りに相対回転することで、通常の使用範囲を超える過剰な回転力が加わる場合に、回転力を軸方向の力に変えて自動的に連結の開放ができるようにしている。
また、この発明の請求項10記載のカップラーは、請求項9記載の構成に加え、前記カム機構のカムを端面カムで構成して前記キー溝形成側またはキー形成側に設ける一方、この端面カムに追従するカムフォロアを前記キー形成側のリング状部材またはキー溝形成側に設けたことを特徴とするものである。
このカップラーによれば、カム機構のカムを端面カムで構成してキー溝形成側またはキー形成側に設ける一方、この端面カムに追従するカムフォロアをキー形成側のリング状部材またはキー溝形成側に設けるようにしており、カム機構の一方をリング状部材に設ける端面カムまたはカムフォロアで構成するなどで、構造を簡素化してカム機構を設けることができるようになる。
この発明の請求項1記載のカップラーによれば、ソケットとプラグとのいずれか一方にキー溝若しくはキーを設け、これと嵌合されるキー若しくはキー溝をリング状部材に設けて、いずれか他方に回転可能に設けたので、キー溝とキーでソケットとプラグとの識別を行うことができ、通常の使用範囲を超える過剰な回転力が加わる場合に、リング状部材を回転させることで無理な力が作用しないようにすることができる。
これにより、メタノール燃料電池に容器内のメタノールを供給したり、容器ごと取り替える場合に所定のものを確実に選択して連結することができると同時に、過剰な回転力に対しては破損を防止することができる。
また、この発明の請求項2記載のカップラーによれば、ソケットとプラグとの間に互いの連結状態を保持する連結保持手段を設けたので、ソケットとプラグとの連結状態を確実に保持することができる。
さらに、この発明の請求項3記載のカップラーによれば、連結保持手段を、ソケットとプラグとのいずれか一方のキー溝と、いずれか他方のキーとの間に設けたので、連結保持手段の設置スペースを容易に確保することができるとともに、コンパクトに構成することができる。
また、この発明の請求項4記載のカップラーによれば、連結保持手段を、ソケットとプラグとのいずれか一方のリング状部材を利用し、いずれか他方との間で連結保持するようにしたので、連結保持のための部材の片方をリング状部材と兼用して構成することができ、簡素化することができる。
さらに、この発明の請求項5記載のカップラーによれば、連結保持手段を、ソケットとプラグとのいずれか一方に係合部を設け、いずれか他方にこの係合部に係合される弾性係合部材を設けて構成したので、係合部を、これに係合される弾性係合部材の弾性変形を利用して係合して連結保持することができるとともに、連結を開放することもできる。
また、この発明の請求項6記載のカップラーによれば、キー溝とキーとの間に、プラグとソケットとを識別する識別手段を設けたので、キー溝とキーの形状、配置、個数などを変えることで、プラグとソケットとを識別することができる。
さらに、この発明の請求項7記載のカップラーによれば、リング状部材を円周方向複数に分割するとともに、弾性的に連結保持する弾性連結手段を設けたので、弾性的に連結された分割構造のリング状部材が開くように変形でき、回転力だけでなく、曲げ方向の過剰な力に対しても破損を防止することができる。
また、この発明の請求項8記載のカップラーによれば、ソケットとプラグとのいずれか一方のリング状部材と、いずれか他方との間に、このリング状部材が押えられたときに回り難くなり過大な回転力では回転し得る回転抵抗手段を設けたので、ソケットとプラグの連結の際には、押し付けて回転を抑えることで連結が容易にでき、過大な回転力に対しては回転させて破損を防止することができる。
さらに、この発明の請求項9記載のカップラーによれば、プラグ側とソケット側との間に、連結保持されたソケットとプラグを中心軸回りに相対回転して連結を解除し得るカム機構を設けたので、ソケットとプラグを中心軸回りに相対回転することで、通常の使用範囲を超える過剰な回転力が加わる場合に、回転力を軸方向の力に変えて自動的に連結を開放することができる。
また、この発明の請求項10記載のカップラーによれば、カム機構のカムを端面カムで構成してキー溝形成側またはキー形成側に設ける一方、この端面カムに追従するカムフォロアをキー形成側のリング状部材またはキー溝形成側に設けるようにしたので、カム機構の一方をリング状部材に設ける端面カムまたはカムフォロアで構成するなどで、構造を簡素化してカム機構を設けることができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1および図2はこの発明のカップラーの一実施の形態にかかり、図1はソケットとプラグを分離した状態の縦断面図およびソケットの底面図、図2はソケットとプラグの嵌合連結状態の縦断面図である。
このカップラー10は、ソケットS10と、このソケットS10と嵌合連結されるプラグP10とで構成され、例えばメタノール燃料電池の本体側にソケットS10が設けられ、メタノール容器としてのカートリッジ側にプラグP10が設けられ、互いを連通させて本体側に燃料を補充したり、カートリッジごと交換するのに用いられる。このソケットS10は、ばね等一部を除き、主要部は、非金属材料、例えばポリプロピレン(PP)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリスチレン(PS)などが用いられるほか、耐メタノール性を有するポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、液晶ポリマー(LCP)などのスーパーエンジニアプラスチックや、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリアセタール(POM)などの汎用エンジニアプラスチックが好適に用いられる。
以下の説明では、図面上での上下を基準に説明するが、実際の容器本体への装着方向を何ら制限するものでなく、どのような方向で実施しても良い。
このカップラー10のソケットS10では、燃料電池の本体に形成された凹状の装着孔に略円筒状で内側空間がバルブ室となるソケット部材11が取り付けられて固定されている。
このソケット部材11の下端開口部にバルブシート部材12が連結され、上面側に形成した円錘面がバルブシート12aとされ、中心部に下方に突き出して円筒状のバルブガイド部12bが一体に形成してある。
そして、このバルブシート部材12の上方のソケット部材11のバブル部室内にバルブ本体13が装着され、中央部の略大円柱状のバルブヘッド13aと下端中心部に突き出す小円柱状のバブルステム13bおよび上端中心部に突き出すガイド部13cとが一体に形成されて構成され、バルブステム13bがバルブガイド部12bに装着されて往復移動するようになっている。このバルブ本体13のバルブヘッド13aの下端部にOリング溝13dが形成され、Oリング14が装着してある。また、上下端中心部のバルブステム13bおよびガイド部13cの側面に流路15となる溝が複数条形成してあり、この流路15を介してバルブ本体13が位置するバルブ室内と上方の燃料電池本体とを連通するとともに、バルブ室内と下方のプラグが連結されるプラグ連結部とを連通する。
さらに、バルブヘッド13aの外側には、圧縮コイルばね16が装着されて下端部が当てられ、ソケット部材11の上端部に取り付けたばね押え部材16aで上端部が押えられ、ばね押え部材16aに形成した中心孔にバルブ本体13のガイド部13cが装着されている。
これにより、バルブ本体13は常時下方に付勢され、バルブヘッド13aのOリング溝13dに取り付けたOリング14をバルブシート12aに押し当ててシールすることで、閉弁状態にしたり、圧縮コイルばね16に抗して離間させることで、開弁状態にできるようになっている。
また、バルブシート部材12の下方には、バルブガイド部12bを貫通して往復動するバルブステム13bを覆うように、弾性体ホルダとしてゴムホルダ17が設けてあり、上端のフランジ部がバルブシート部材12に当てられるとともに、中心孔部がバルブガイド部12bの外周に当てられて内側が流路とされ、中心孔部から下方に突き出して蛇腹部が形成され、蛇腹形状および素材特性によって上下方向に伸縮してシール状態で内側に流路18を確保できるようになっている。
このゴムホルダ17の外側でソケット部材11の下方にプラグP10を連結するためのプラグ連結空間を形成する円筒状のハウジング19が配置され、下端外側から外周側壁に嵌合される連結筒20により、ソケット部材11、ゴムホルダ17およびハウジング19が一体に連結されている。これらの連結は、例えばソケット部材11とは、ソケット部材11に形成した係合突部を連結筒20の係合孔に係合することで、ハウジング19とは、連結筒20にコ字状の切り込みを形成して内側に曲げた突出片をハウジング19に形成した係止凹部に係止することで行われ、弾性体のゴムホルダ17のフランジ部を挟むことで、強固に連結してある。
このように構成したソケットS10では、バルブ本体13のバルブステム13bをプラグP10との連結にともなって操作することで、自動的に弁体が開閉されることになる。
次に、このようなソケットS10に嵌合連結されるカップラー10のプラグP10は、例えばソケットS10と同様に、ばね等の一部を除き主要部は、非金属材料、例えばポリプロピレン(PP)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリスチレン(PS)などが用いられるほか、耐メタノール性を有するポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、液晶ポリマー(LCP)などのスーパーエンジニアプラスチックや、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリアセタール(POM)などの汎用エンジニアプラスチックが好適に用いられる。
このプラグP10は、図1および図2に示すように、燃料電池の燃料であるメタノールがいれられる内側容器のノズルNの先端部外周に装着され、内側容器を保護する外側容器にねじ込まれる押えキャップCで押えられる略3段円筒状のプラグ本体31を備えており、上端部31aが最小径で、中間部31bに続く下端部31cが最大径となっている。
このプラグ本体31には、先端部に突き出してソケットS10のプラグ連結空間を形成する連結筒20内に装着される最小径の略円筒状の突出連結部32が形成してあり、この突出連結部32の先端にソケットS10のゴムホルダ17の下端部が挿入連結されるシール凹部32aが形成されるとともに、中心孔は、ソケットS10のバルブステム13bが挿入できる大きさとしてある。
このプラグ本体31の中間径の中間部31bには、その内側に円錐面が形成されてバルブシート33としてある。
そして、プラグ本体31の下端部31cの最大径の円筒部には、内周に内側容器のノズルNがOリング34を介して挿入されるようになっており、内側容器が収納される外側容器のノズルにねじ込まれる押えキャップCでプラグ本体31の中間部31bと下端部31cとの段差部を押えるようにしてプラグ本体31が容器に取り付けられる。
このプラグ本体31の内側には、バルブ本体35が装着され、中間部の略大径円板部がバルブヘッド35aとされ、このバルブヘッド35aに上端中心部に突き出す細径のバルブステム35bと、下端中心部に突き出す太径のガイド部35cとが一体に形成してあり、上端中心部に突き出すバルブステム35bが突出連結部32内に位置し、往復移動するようになっている。
そして、このバルブ本体35のバルブヘッド35aの上端部に、バルブシート33と対向してOリング溝35dが形成され、Oリング36が装着してある。
また、バルブヘッド35aの上下中心部に突き出すバルブステム35bおよびガイド部35cには、側面に流路37となる溝が複数条形成してあり、下方のガイド部35cを介して内側容器内と連通し、上方のバルブステム35bを介して嵌合連結されるソケットS10と連通される。
このバルブ本体35の往復動をガイドするため、ガイド部35cの外側を囲むように略円筒状のバルブホルダ38が設けられ、中間のフランジ部がプラグ本体31の中間部31bのバルブシート33の下方の端面に当てられるとともに、フランジ部の下面に内側容器のOリング34が当てられて内周のねじ部にねじ込んで取り付けられている。
また、バルブ本体35のガイド部35cの外周に圧縮コイルばね39が装着され、上端がバルブヘッド35aに当てられ、下端がバルブホルダ38の中間突出部で押えられている。
これにより、バルブ本体35は常時上方に付勢され、バルブヘッド35aのOリング溝35dに取り付けたOリング36をバルブシート33に押し当ててシールすることで、閉弁状態にしたり、圧縮コイルばね39に抗して離間させることで、開弁状態にできるようになっている。
さらに、バルブホルダ38の下端部側壁には、流路孔38aが形成され、内側容器内と連通するようになっている。
このように構成したプラグP10では、バルブ本体35のバルブステム35bをソケットS10との連結にともなって操作することで、自動的に弁体が開閉されることになる。
このようなカップラー10では、ソケットS10とプラグP10とを識別して、例えば特定の燃料濃度のものだけを嵌合連結できるようにするため、識別手段としてキーとキー溝とを設けるようにしており、ソケットS10とプラグP10とのいずれか一方にキーを、いずれか他方にキー溝を形成する。
一方、識別手段としてキーとキー溝とを設けて嵌合することで、嵌合できないもとを識別することが可能となるが、ソケットS10とプラグP10との間にその中心軸を中心とする相対回転させようとする力が加わると、キーとキー溝で回転が拘束されるため、加わる力の大きさによっては何れかが破損するおそれがある。
そこで、このカップラー10では、キーを中心軸回りに回転できるようにすることで、過剰な回転力による破損などを防止できるようにしてある。
このカップラー10では、図1に示すように、プラグP10のプラグ本体31の突出連結部32の外側面に識別手段50としてキー溝51が嵌合方向に沿って形成してあり、例えば対角位置の2箇所(図1(a)では、一方のみを図示)に先端から嵌合距離に応じた深さまで形成してある。
一方、このキー溝51が嵌合されるキー52は、リング状部材である環状のキーリング53の内周側に、キー溝51の配置に対応して突き出して一体に形成してあり、このキーリング53がソケットS10のハウジング19の下端に配置され、連結筒20の下端のかしめ部20aで押えられて中心軸回りに回動可能に装着してある。
したがって、このようなプラグP10のキー溝51と、ソケットS10に装着したキーリング53に形成したキー52とを嵌合することで、ソケットS10とプラグP10とを識別することができる。
このようなキー溝51とキー52の配置を対角位置(180度の位置)とする場合に限らず、他の異なる角度としたり、キー溝とキーの幅と深さとの大小などの形状を変えることを組み合わせるようにし、大きいもの同士に小さいもの同士が嵌合される状態とならないようにこれらを組合わせること等で、多くの種類を識別することが可能となる。
一方、この嵌合状態でソケットS10とプラグP10との間に中心軸回りに過大な相対的に回転するような力が加わると、キーリング53が回動することで、ソケットS10とプラグP10に無理な力が加わらず、嵌合状態を保持したまま損傷や破損を防止することができる。
さらに、このカップラー10では、ソケットS10とプラグP10との連結状態を保持するため連結保持手段60が設けられ、例えば連結保持手段60の一方側を係合部61とし、相手側を弾性係合部材62として構成し、係合部61を直線方向に乗越えるように挿脱し、弾性係合部材62を撓ませることで、係合させて連結保持したり、引き出して解除できるようにしてある。
そして、このカップラー10では、プラグP10プラグ本体31の突出連結部32の上端部外周に、係合部61として水平に環状の係合溝が形成してあり、突出連結部32の先端部が円弧状の曲面としてある。
一方、ソケットS10に設ける弾性係合部材62は、ばね材を略U字状に成形して対向部が内側に狭まったスナップリングで構成され、図1(b)に示すように、ハウジング19の先端部にスナップリング取付溝63が一体に形成され、開口両端とU字状の中間部とが押えられて、対向部両側が弾性変形して開閉されるように装着されてある。
したがって、このような連結保持手段60を設けることで、プラグP10をソケットS10に挿入すると、プラグP10の突出連結部32の先端部で弾性係合部材62であるスナップリングを押し広げるようにして押し込まれた後、係合部61まで挿入されると、スナップリングが狭まって係合溝に嵌り、ソケットS10とプラグP10との嵌合連結状態を保持することができる。
一方、嵌合連結状態からプラグP10を引き抜くようにすると、弾性係合部材62であるスナップリングが押し広げられるように変形し、プラグP10の係合部61の係合溝から外れ、ソケットS10からプラグP10を分離することができる。
このようなカップラー10によれば、ソケットS10とプラグP10とのいずれか一方にキー溝51を設け、このキー溝51と嵌合されるキー52をリング状部材53に設けて、いずれか他方に回転可能に設けたので、キー溝51とキー52でソケットS10とプラグP10との識別を行うことができ、通常の使用範囲を超える過剰な回転力が加わる場合に、リング状部材53を回転させることで無理な力が作用しないようにすることができる。
これにより、メタノール燃料電池に容器内のメタノールを供給したり、容器ごと取り替える場合に所定のものを確実に選択して連結することができると同時に、過剰な回転力に対して破損を防止することができる。
また、このカップラー10によれば、ソケットS10とプラグP10との間に互いの連結状態を保持する連結保持手段60を設けたので、ソケットS10とプラグP10との連結状態を確実に保持することができる。
さらに、このカップラー10によれば、連結保持手段60を、ソケットS10とプラグP10とのいずれか一方に係合部61を設け、いずれか他方にこの係合部61に係合される弾性係合部材62を設けたので、係合部61を、これに係合される弾性係合部材62の弾性変形を利用して押し込むだけで係合して連結保持することができるとともに、引き抜く操作だけで簡単に連結を開放することもできる。
また、このカップラー10によれば、キー溝51とキー52とを、プラグP10とソケットS10とを識別する識別手段50としたので、キー溝51とキー52の形状(幅や深さの組み合わせなど)、配置、個数などを変えることで、プラグP10とソケットS10とを簡単に識別することができる。
なお、リング状部材であるキーリング53とこれが回動自在に支持されるハウジング19あるいは連結部材20との間に、このリング状部材であるキーリング53が押えられたときに回り難くなり過大な回転力では回転し得る回転抵抗手段として、接触面間に凹凸部などを設けておくことで、ソケットS10とプラグP10の連結の際には、押し付けて回転を抑えることでキー溝51とキー52の連結が略静止状態として容易にでき、過大な回転力に対しては凹凸部を乗越えるようにして回転させて破損を防止することができる。
次に、この発明の他の一実施の形態およびその変形例について、図3〜図5により詳細に説明するが、すでに説明した上記実施の形態と同一部分には、同一符号を記し、重複する説明は省略する。
図3〜図5は、この発明のカップラーの一実施の形態にかかり、図3(a)はソケットの縦断面図および部分斜視図、(b)はプラグの縦断面図および外観斜視図、図4は嵌合連結状態の縦断面図、図5は変形例の部分縦断面図および平面図である。
このカップラー10Aでは、ソケットS10AとプラグP10Aとの識別のための識別手段50Aのキー溝51とキー52を兼用して連結保持手段60Aが構成してあり、弁体などの構成は既に説明した実施の形態と同一である。
このカップラー10Aでは、図3に示すように、プラグP10Aのプラグ本体31の突出連結部32の外側面に識別手段50Aとしてキー溝51が嵌合方向に沿って形成してあり、例えば対角位置の2箇所に先端から嵌合距離に応じた深さまで形成してある。
そして、このキー溝51内に、連結保持手段60Aの係合部61としての係合突部が形成され、下端面がほぼ水平で側面が上側に窄まる傾斜面としてある。
一方、このキー溝51と嵌合されるキー52は、リング状部材としての2分割されて組合わせることで環状となるキーリング53a,53aの内周側に、キー溝51の配置に対応して突き出して一体に形成してある。この2分割されたキーリング53a、53aは、外周の上下2箇所に連結用溝53bが形成され、2つ合わせた状態でゴムリングなどの弾性連結手段53cを取り付けることで、環状とされ、ある程度外側に広がることができようになっている。また、キーリング53a、53aには、上端内周に突き出してフランジ部53dが形成してあり、このフランジ部53dがソケットS10Aのハウジング19の下端に、外周側に突き出して一体に形成した支持フランジ部54に支持され、中心軸回りに回動可能に装着される。さらに、このキーリング53a、53aの外側には、ゴムリングなどの弾性連結手段53cに抗して広がる範囲を規制するため、環状の支持リング55が隙間をあけて配置され、ソケットS10Aのハウジング19などに取り付けてある。
なお、キーリング53a、53aの外側に広がることを規制するため、支持リング55を用いる場合に替え、図5に示すように、2つに分割されたキーリング53a、53aの外側に装着する弾性連結手段53cをC字状の帯状の金属リングを用いることで、支持リングを省略することができる。
このようなキーリング53a、53aに形成するキー52を識別手段50Aとするとともに、連結保持手段60Aの係合受部64と兼用するため、キー52の上端面が係合部61としての係合突部とは逆に形成してある。
したがって、このようなに構成したカップラー10Aでは、プラグP10Aのキー溝51と、ソケットS10Aに装着したキーリング53a,53aに形成したキー52とを嵌合することで、ソケットS10AとプラグP10Aとを嵌合できないもと識別することができる。
このようなキー溝51とキー52の配置を対角位置(180度の位置)とする場合に限らず、他の異なる角度としたり、キー溝とキーの幅と深さとの大小などの形状を変えることを組み合わせるようにし、大きいもの同士に小さいもの同士が嵌合される状態とならないようにこれらを組合わせること等で、多くの種類を識別することが可能となる。
さらに、このカップラー10Aでは、ソケットS10AとプラグP10Aとを押し込むように挿入すると、連結状態を保持するため連結保持手段60Aとして、キー溝51の係合部61とキー52とが兼用して設けてあるので、プラグP10Aの係合部61である係合突部がソケットS10Aのキー52を乗り越えた後、互いが係合状態となり、連結状態が保持される。また、ソケットS10AとプラグP10Aとを引き抜くようにすると、プラグP10Aの係合部61である係合突部がソケットS10Aのキー52を乗り越えることで、互いの係合状態が開放され、連結状態が解除できる。この係合部61がキー52を乗り越える場合に、キーリング53a、53aが外側に広がるように変位することで、スムーズに乗り越えが起こり、容易に嵌合連結したり、解除することができる。
このような識別手段50Aと連結保持手段60Aとをキー溝51とキー52部分に設けることで、設置スペースを容易に確保することができ、カップラー10Aをコンパクトにすることができる。
一方、この嵌合状態でソケットS10AとプラグP10Aとの間に中心軸回りに過大な相対的に回転するような力が加わると、キーリング53a,53aが回動することで、ソケットS10AとプラグP10Aに無理な力が加わらず、嵌合状態を保持したまま損傷や破損を防止することができる。
さらに、この嵌合状態でソケットS10AとプラグP10Aとの間に中心軸に対して傾けるような曲げる力が加わると、キーリング53a,53aが外側のゴムリングなどの連結保持手段53cに抗して開くように変位でき、ソケットS10AとプラグP10Aに無理な曲げ力が加わらず、過大な曲げ力に対しても嵌合状態を保持したまま損傷や破損を防止することができる。
これにより、メタノール燃料電池に容器内のメタノールを供給したり、容器ごと取り替える場合に所定のものを確実に選択して連結することができると同時に、過剰な回転力や過大な曲げ力に対して破損を防止することができる。
また、このカップラー10Aによっても、既に説明したカップラー10と同一の作用効果を奏する。
なお、リング状部材であるキーリング53a,53aとこれが回動自在に支持されるハウジング19の支持フランジ部54との間に、このリング状部材であるキーリング53a,53aが押えられたときに回り難くなり過大な回転力では回転し得る回転抵抗手段として、接触面間に凹凸部などを設けておくことで、ソケットS10AとプラグP10Aの連結の際には、押し付けて回転を抑えることでキー溝51とキー52の連結が略静止状態として容易にでき、過大な回転力に対しては凹凸部を乗越えるようにして回転させて破損を防止することができる。
次に、この発明のカップラーのさらに他の一実施の形態について、図6により説明する。
このカップラー10Bでは、カップラー10と連結保持手段60Bが異なるものであり、プラグP10Bのプラグ本体31の上端部31aの突出連結部32の上端より僅かに下方に、下端面が略水平な係合部61としての係合突部がキー溝51以外の全周あるいは、円周等間隔に対角位置の2箇所や3箇所などの複数箇所に形成してある。
一方、ソケットS10Bには、係合部61としての係合突部の下端水平面に対応して識別手段50のキーリング53の上端面が係合受部となるように配置してある。
なお、他の構成は、既に説明したカップラー10と同一であり、その説明は省略する。
このようなカップラー10Bによれば、ソケットS10BとプラグP10Bとを押し込むように挿入すると、連結状態を保持するため連結保持手段60Bとして、プラグP10Bの係合部61である係合突部がソケットS10Bのキーリング53の内周面と摺接しながら弾性変形で内側に押えられるように進んだ後、キーリング53を乗り越えることで、係合部61としての係合突部の下面とキーリング53の上面とが互いに係合状態となり、連結状態が保持される。また、ソケットS10BとプラグP10Bとを引き抜くようにすると、プラグP10Bの係合部61である係合突部がソケットS10Bのキーリング53によって弾性変形で内側に押えられて内周面と摺接しながら引き戻された後、キーリング53から外れることで、互いの係合状態が開放され、連結状態が解除できる。この係合部61がキーリング53の内周に沿って移動する場合に、突出連結部32のキー溝51によって弾性変形が容易となり、スムーズに変形して容易に嵌合連結したり、解除することができる。
このように連結保持手段60Bを識別手段50のリング状部材であるキーリング53を兼用するようにしたので、スナップリングなどの弾性係合部材を設ける場合に比べ、部品点数を削減でき、設置スペースの確保が容易となるとともに、カップラー10Bをコンパクトにすることができる。
また、このカップラー10Bによっても、既に説明したカップラー10と同一の作用効果を奏する。
次に、この発明のカップラーの他の一実施の形態について、図7により説明する。
上記各実施の形態のカップラー10、10A,10Bでは、キー溝をプラグP側に設け、キーを設けたリング状部材であるキーリングをソケットS側に設けた場合を例に説明したが、このカップラー10Cでは、キーをソケットS側に、キー溝をプラグP側に設けるとともに、過大な回転力が加わる場合にこれをリング状部材であるキー溝を備えたキー溝リングを回転させて逃がすようにしている。
このカップラー10Cでは、ソケットS10CやプラグP10Cの識別手段50Cとして、ソケットS10Cの下端部に連結配置されるハウジング19の下端内周側に突き出してキー52が形成され、例えば対角位置の2箇所に形成してある。また、このハウジング19には、カップラー10と同様に、連結保持手段60のスナップリング取付溝63が形成され、弾性係合部材としてのスナップリング62が装着してある。
一方、プラグP10Cには、プラグ本体31の上端部31aである突出連結部32の外周と中間部31bの上端面と間に略円筒状のリング状部材としてのキー溝リング53Aが中心軸回りに回動可能に装着してある。そして、このキー溝リング53Aの上端部外周にキー52に対応するキー溝51が上下方向に形成してある。
すなわち、このプラグP10Cでは、リング状部材をプラグ側に装着するため、プラグ本体31の上端部31aの突出連結部32Aが細径に形成してある。この突出連結部32Aは、すでに説明した各実施の形態の突出連結部32に比べて細径とされ、この突出連結部32Aの外周に装着されるキー溝リング53Aの外径がすでに説明した各実施の形態の突出連結部32と同一外径としてある。
したがって、プラグP10Cにキー溝51を形成したリング状部材としてのキー溝リング53Aを設け、ソケットS10Cにキー52を設けて識別手段50Cを構成した場合でも、キー52をキー溝リング53Aのキー溝51に嵌合した状態で、ソケットS10CとプラグP10Cとの間に中心軸回りに過大な相対的に回転するような力が加わると、キー溝リング53Aが突出連結部32の外側で回動することで、ソケットS10CとプラグP10Cに無理な力が加わらず、嵌合状態を保持したまま損傷や破損を防止することができる。
また、突出連結部32Aが細径としてあるので、ソケットS10Cへの挿入が容易にでき、操作性が向上するとともに、シール性の確保も容易となる。
なお、リング状部材であるキー溝リング53Aとこれが回動自在に支持されるプラグ本体31の中間部31bの上端面との間に、このリング状部材であるキー溝リング53Aが押えられたときに回り難くなり過大な回転力では回転し得る回転抵抗手段として、接触面間に凹凸部などを設けておくことで、ソケットS10CとプラグP10Cの連結の際には、押し付けて回転を抑えることでキー溝51とキー52の連結が略静止状態として容易にでき、過大な回転力に対しては凹凸部を乗越えるようにして回転させて破損を防止することができるようになる。
なお、これ以外の他の構成については、既に説明したカップラー10、10A、10Bと同一であり、同一の作用効果を奏する。
次に、この発明のカップラーの他の一実施の形態について、図8〜図10により説明する。
このカップラー10Dでは、上記実施の形態のカップラー10Cと同様に、キーをソケットS側に、キー溝をプラグP側に設けるとともに、過大な回転力が加わる場合にこれをリング状部材であるキー溝を備えたキー溝リングを回転させて逃がすだけでなく、自動的に嵌合連結状態を解除できるようにカム機構が設けてある。
このカップラー10Dでは、カップラー10Cと同様に、ソケットS10DやプラグP10Dの識別手段50Dとして、ソケットS10Dの下端部に連結配置されるハウジング19の下端内周側に突き出してキー52が形成され、例えば対角位置の2箇所に形成してある。また、このハウジング19には、カップラー10と同様に、連結保持手段60のスナップリング取付溝63が形成され、弾性係合部材としてのスナップリング62が装着してある。
一方、プラグP10Dには、プラグ本体31の上端部31aである細径の突出連結部32Aの外周と中間部31bの上端面と間に略円筒状のリング状部材としてのキー溝リング53Aが中心軸回りに回動可能に装着してある。そして、このキー溝リング53Aの上端部外周にキー52に対応するキー溝51が上下方向に形成してある。
したがって、プラグP10Dにキー溝51を形成したリング状部材としてのキー溝リング53Aを設け、ソケットS10Dにキー52を設けて識別手段50Dを構成した場合でも、キー52をキー溝リング53Aのキー溝51に嵌合した状態で、ソケットS10DとプラグP10Dとの間に中心軸回りに過大な相対的に回転するような力が加わると、キー溝リング53Aが突出連結部32Aの外側で回動することで、ソケットS10DとプラグP10Dに無理な力が加わらず、嵌合状態を保持したまま損傷や破損を防止することができる。
なお、リング状部材であるキー溝リング53Aとこれが回動自在に支持されるプラグ本体31の中間部31bの上端面との間に、このリング状部材であるキー溝リング53Aが押えられたときに回り難くなり過大な回転力では回転し得る回転抵抗手段として、接触面間に凹凸部などを設けておくことで、ソケットS10DとプラグP10Dの連結の際には、押し付けて回転を抑えることでキー溝51とキー52の連結が略静止状態として容易にでき、過大な回転力に対しては凹凸部を乗越えるようにして回転させて破損を防止することができるようになる。
さらに、このカップラー10Dでは、過大な回転力が加わる場合にこれをキー溝リング53Aを回転させて逃がすだけでなく、自動的に嵌合連結状態を解除できるようにカム機構70が設けてある。
このカム機構70は、図8に示すように、プラグP10Dのプラグ本体31の中間部31bの上端面の対角位置に上方に突き出すカム71が形成され、円周方向両端部が傾斜面とされ、中央部が平坦に形成された端面カムで構成してある。この端面カム71は、連結保持手段60によりプラグP10Dの係合部61がソケットS10Dのスナップリング62に係合されて連結保持された状態から係合を解除できるだけのリフト量を確保できる高さのカムとしてある。
一方、このカム71に追従して回転方向の運動を軸方向の運動に変えるカムフォロア72が、キー溝リング53Aの下端面にカム71に対応した形状の凹部として形成してある。
したがって、図9に示すように、キー52とキー溝リング53Aのキー溝51とが嵌合された嵌合連結状態でプラグP10DとソケットS10Dとの間に、その中心軸を中心とする回転方向の力が相対的に加わると、キー溝リング53Aがキー52で回転が拘束されていることから、キー溝リング53Aの内周側でプラグP10Dが相対的に回転されることで、カム71が回転されることになる。
これにより、図10に示すように、カム71と接しているカムフォロア72が形成されたキー溝リング53Aが軸方向にリフトされ、上端面がソケットS10Dのハウジング19の下端面で押えられているキー溝リング53AによってプラグP10DがソケットS10Dから相対的に引き抜かれるようになり、プラグP10Dの係合部61がソケットS10Dのスナップリング62に係合されて連結保持された状態から係合が解除される。
したがって、このカム機構70により、通常の使用範囲を超える過剰な回転方向の力が加わる場合にキー溝リング53Aの回転で損傷を防止するのに加え、軸方向の力を生じさせて自動的に連結状態を開放することができる。
これにより、カップラー10Dを破損したり、本体部分の機器を破損することなく通常の使用範囲を超えた過剰な力がかかっても安全かつ自動的にプラグP10DをソケットS10Dから取り外すことができる。
また、このカム機構70を利用することで、ソケットS10DからプラグP10Dを取り外す場合にも、回転力を加えるようにすることで、簡単に引き離す力を発生させて取り外すことができる。
なお、これ以外の他の構成については、既に説明したカップラー10、10A、10B、10Cと同一であり、同一の作用効果を奏する。
なお、この実施の形態のカップラー10Dでは、プラグP10Dの突出連結部の中間部上端面にカムを一体に設け、カムフォロアをキー溝リングに設けるようにしたが、カムとカムフォロアとを入れ替えて設けるようにしても良い。
さらに、上記2つの実施の形態のカップラー10C,10Dでは、細径の突出連結部32Aとし、その外周にキー溝リングを回動可能に設けるようにしたが、カップラー10,10A,10Bのように、キーリングをソケット側に設ける場合にも、プラグPの突出連結部32を、先端部を細径にし、基端部を大径の少なくとも大小2つの径とすることで、ソケットSへの操作性向上やシール性確保を図るうえで好ましい。
この場合、プラグPの大径部の径は、ソケットS側の連結部の内径に対応して設定し、連結挿入時にソケットS側とプラグPの大径部とを摺接させることで、挿入時のガイドとし、プラグPとソケットSとの中心軸を一致させることができるとともに、大径部により過大な力等に対する強度を向上することもできる。
また、プラグPの細径部は、大径部の0.9〜0.5倍程度にすることが操作性の点で好ましい。
さらに、大径部の高さは、プラグPの内部のバルブ本体のバルブステム先端がソケットSのバルブ本体のバルブステムと接してからバルブヘッドが開弁官僚状態となるまでに必要なストロークに相当する長さ以上とすることが好ましい。
また、細径部の先端に凹部を設けて先端シールを可能とするようにしても良く、大径部を利用して識別手段のキーやキー溝を形成するようにしても良い。
なお、キーリングをプラグPの外側に設ける場合には、このキーリングの外径を大径部とすることもできる。
さらに、上記各実施の形態でのキーとキー溝が設けられるソケットとプラグとを入れ替えるようにしたり、連結保持手段の係合部と係合される相手側(係合受部)とを入れ替えるようにしたり、リング状部材であるキーリングやキー溝リングにキーまたはキー溝を設け、固定側にキー溝またはキーを設けるようにしても良い。
また、これらのカップラーの用途としてメタノール燃料電池のメタノールの容器と本体との連結の場合を例に説明したが、これに限らず他の用途でも良く、特に多種類を識別する必要がある場合に好適である。
この発明のカップラーの一実施の形態にかかるソケットとプラグを分離した状態の縦断面図およびソケットの底面図である。 この発明のカップラーの一実施の形態にかかるソケットとプラグの嵌合連結状態の縦断面図である。 この発明のカップラーの一実施の形態にかかり、(a)はソケットの縦断面図および部分斜視図、(b)はプラグの縦断面図および外観斜視図である。 この発明のカップラーの一実施の形態にかかる嵌合連結状態の縦断面図である。 この発明のカップラーの一実施の形態に変形例の部分縦断面図および平面図である。 この発明のカップラーの弁体およびその付勢手段を省略して示す他の一実施の形態にかかる分離状態の縦断面図および嵌合連結状態の縦断面図である。 この発明のカップラーの他の一実施の形態にかかる分離状態の縦断面図および嵌合連結状態の縦断面図である。 この発明のカップラーの一実施の形態にかかり、(a)はソケットおよびプラグの分離状態の縦断面図、(b)はプラグ側のプラグ本体およびキーリングの分解斜視図である。 この発明のカップラーの一実施の形態にかかるソケットおよびプラグの分離状態の縦断面図および部分斜視図である。 この発明のカップラーの一実施の形態にかかる嵌合連結状態の縦断面図および部分斜視図である。 従来の連結装置の縦断面図である。
符号の説明
10、10A、10B、10C、10D カップラー
S10、S10A,S10B,S10C,S10D ソケット
P10、P10A,P10B,P10C、P10D プラグ
11 ソケット部材
12 バルブシート部材
13 バルブ本体
14 Oリング
15 流路
16 圧縮コイルばね
17 ゴムホルダ
18 流路
19 ハウジング
20 連結筒
31 プラグ本体
32 突出連結部
32A 細径の突出連結部
33 バルブシート
34 Oリング
35 バルブ本体
36 Oリング
37 流路
38 バルブホルダ
39 圧縮コイルばね
50,50A,50C 識別手段
51 キー溝
52 キー
53 キーリング(リング状部材)
53A キー溝リング(リング状部材)
60、60A、60B 連結保持手段
61 係合部
62 弾性係合部材(スナップリング)
63 スナップリング取付溝
64 係合受部
70 カム機構
71 カム
72 カムフォロア
N ノズル
C 押えキャップ

Claims (10)

  1. 弁体とこれを閉方向に付勢する付勢手段とを備えるソケットと、弁体とこれを閉方向に付勢する付勢手段とを備えるとともに、前記ソケットと着脱可能に嵌合連結され嵌合連結状態で両弁体を開放して連通可能なプラグとから構成されるカップラーであって、
    前記ソケットと前記プラグとのいずれか一方にキー溝若しくはキーを設け、
    いずれか他方にこれと嵌合されるキー若しくはキー溝が設けられたリング状部材を設け、このリング状部材をこれらプラグとソケットとの連結中心軸を中心に回転可能としたことを特徴とするカップラー。
  2. 前記ソケットと前記プラグとの間に互いの連結状態を保持する連結保持手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のカップラー。
  3. 前記連結保持手段を、前記ソケットと前記プラグとのいずれか一方の前記キー溝といずれか他方の前記キーとの間に設けたことを特徴とする請求項2記載のカップラー。
  4. 前記連結保持手段を、前記ソケットと前記プラグとのいずれか一方の前記リング状部材と、いずれか他方との間に設けたことを特徴とする請求項1または2記載のカップラー。
  5. 前記連結保持手段を、前記ソケットと前記プラグとのいずれか一方に係合部を設け、いずれか他方にこの係合部に係合される弾性係合部材を設けて構成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のカップラー。
  6. 前記キー溝と前記キーとの間に、前記プラグと前記ソケットとを識別する識別手段を設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のカップラー。
  7. 前記リング状部材を円周方向複数に分割するとともに、弾性的に連結保持する弾性連結手段を設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のカップラー。
  8. 前記ソケットと前記プラグとのいずれか一方の前記リング状部材と、いずれか他方との間に、このリング状部材が押えられたときに回り難くなり過大な回転力では回転し得る回転抵抗手段を設けたことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のカップラー。
  9. 前記プラグ側と前記ソケット側との間に、連結保持されたこれらを中心軸回りに相対回転することで連結を解除し得るカム機構を設けたことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のカップラー。
  10. 前記カム機構のカムを端面カムで構成して前記キー溝形成側またはキー形成側に設ける一方、この端面カムに追従するカムフォロアを前記キー形成側のリング状部材またはキー溝形成側に設けたことを特徴とする請求項9記載のカップラー。


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