JP2007192287A - カップラー - Google Patents

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陽 山盛
Kenji Yoshihiro
憲司 吉弘
Hiroaki Hayashi
浩昭 林
Kenichi Takahashi
賢一 高橋
Koichi Kawamura
公一 川村
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    • Y02E60/50Fuel cells

Abstract

【課題】簡単な操作で確実に連結でき、通常の使用範囲を超えた過剰な力が加わる場合には、破損する前に連結を開放することができるカップラーを提供すること。
【解決手段】ソケットS10とプラグP10との間に連結状態を保持する連結保持手段20として、プラグP10に係合凸部22を、他方のソケットS10に係合凹部21を設けて連結時に乗越えさせた後係合させる操作で確実に連結できるようにしている。
また、プラグP10に嵌合連結方向を中心とする円周方向に略沿って傾斜するカム部31を設け、他方のソケットS10にカムフォロア部32を設けることで、通常の使用範囲を超える過剰な回転力が加わる場合に、カム部とカムフォロア部とで自動的な連結の開放ができるようにしている。
【選択図】図4

Description

この発明はソケットとプラグとで構成され着脱可能に連結されるカップラーに関し、液体などを容器から本体側の容器などに移す場合や容器ごと交換する場合に簡単な操作で確実に連結することができ、連結状態で過剰な回転力が加わる場合には、簡単に開放して破損しないようにするもので、特にメタノール燃料電池のカートリッジ容器と燃料電池本体との間に設けて好適なものである。
従来から機器の運転や使用にともなって減少する原料などの液体を補充する必要がある場合も多く、機器本体側に設けた容器にカートリッジ容器を連結して原料などの液体を移すことで供給したり、機器本体側の容器と別の容器を付け替えることで供給することが行われている。
このような容器同士の連結や容器の付け替えを簡単にするため着脱可能な種々のカップラーが用いられている。
例えば特許文献1には、図9に示すように、連結装置が開示されており、主流路と副流路とを備えたプラグPと、主流路と副流路とを備えプラグと嵌合可能であるとともに、嵌合した状態でプラグの主流路と副流路とを連通可能なソケットSとから構成されている。
そして、この連結装置では、ソケットSは保持体1に固定された弁押体2の外周に形成された主流路2aと、さらに主流路2aの外側に形成された副流路2bと、それらの流路2a,2bを閉じるバルブ3a、3bを有し、各バルブ3a、3bはスプリング4a,4bの付勢力によって弁座に向けて押圧され、主流路2aおよび副流路2bを閉じることができる構成となっている。
一方、プラグPは弁保持体5に摺動自在に保持された弁本体6の外周に形成された主流路6aと、さらに主流路6aの外側に形成された副流路6bと、それらの流路6a,6bを閉じるバルブ7a,7bを有し、各バルブ7a,7bはスプリング8a,8bの付勢力によって弁座に向けて押圧され、主流路6aおよび副流路6bを閉じることができる構成となっている。
このようなソケットSとプラグPの接続がなされると、まず、ソケットSの副バルブ3bとプラグPの副バルブ7bが当接し、両者がそれぞれスプリング4b,8bの付勢力に抗して互いに離れる方向に移動し、副流路2b,6bが連通する。
さらに、ソケットSとプラグPの接続がなされると、ソケットSの主バルブ3aがプラグPの内筒体の端面によって押され、スプリング4aに抗して後退して弁体が弁押体2の弁座から離れ、弁押体2との主流路2aを開くとともに、ソケットS側の弁押体の先端部平面とプラグP側の弁本体6に設けた弁部材の平面とが当接しプラグP側の弁本体6をスプリング8aの付勢力に抗して押圧し、弁本体を後退させてプラグP側の主バルブ7aを開き主流路6aと連通する。
これにより、副流路が連通すると気体供給源から容器内に気体が供給され、その気体圧によって内袋を収縮させ、内袋内の液体がプラグ側の主流路からソケット側の主流路を介して液体を容器外に送出することができる。
特開2003−172487号公報
このような連結装置を、例えばメタノール燃料電池の燃料の補給用のカップラーや容器ごとの取り替えによる補給用のカップラーとして利用する場合、簡単な操作で確実に連結できるものが必要となるとともに、連結状態で通常の範囲を超えた過剰な力が加わる場合には、カップラーや機器本体が破損せずに簡単に連結を開放できるものが必要となる。
また、メタノール燃料電池の仕様により必要とされるメタノールの濃度(純度)が一定でなく、多種類の濃度のものが必要となる場合には、簡単な操作で確実に連結でき、しかもそれぞれのメタノール燃料電池の仕様に合致した濃度の燃料だけを供給でき、他の濃度のものを誤って供給することがないカップラーの開発が望まれている。
この発明は、上記従来技術の課題に鑑みてなされたもので、簡単な操作で確実に連結でき、通常の使用範囲を超えた過剰な力が加わる場合には、破損する前に連結を開放することができるカップラーを提供しようとするものであり、これに加えて、1組だけを識別して着脱することができるカップラーを提供しようとするものである。
上記従来技術の有する課題を解決するためこの発明の請求項1記載のカップラーは、弁体とこれを閉方向に付勢する付勢手段とを備えるソケットと、弁体とこれを閉方向に付勢する付勢手段とを備えるとともに、前記ソケットと着脱可能に嵌合連結され嵌合連結状態で両弁体を開放して連通可能なプラグとから構成されるカップラーであって、前記ソケットと前記プラグとのいずれか一方に嵌合連結方向を中心とする円周方向に略沿って傾斜するカム部を設け、いずれか他方に前記嵌合連結状態までは前記カム部と接触しないカムフォロア部を設けて過剰な回転力で連結を開放可能に構成したことを特徴とするものである。
このカップラーによれば、ソケットとプラグとのいずれか一方に嵌合連結方向を中心とする円周方向に略沿って傾斜するカム部を設け、いずれか他方に嵌合連結状態まではカム部と接触しないカムフォロア部を設けることで、通常の使用範囲を超える過剰な回転力が加わる場合に、カム部とカムフォロア部とで自動的な連結の開放ができるようにしている。
これにより、メタノール燃料電池に容器内のメタノールを供給したり、容器ごと取り替える場合に確実に連結すると同時に、過剰な力に対しては破損する前に確実に連結を開放できるようになる。
さらに、この発明の請求項2記載のカップラーは、請求項1記載の構成に加え、前記ソケットと前記プラグとの間に連結状態を保持する連結保持手段を設けたことを特徴とするものである。
このカップラーによれば、ソケットとプラグとの間に連結状態を保持する連結保持手段を設けており、ソケットとプラグとの連結状態を確実に保持できるようになる。
また、この発明の請求項3記載のカップラーは、請求項1または2記載の構成に加え、前記カム部を、前記プラグに突出して傾斜するカム面で構成し、前記カムフォロア部を、前記ソケットにカム面が嵌り込むカムフォロア溝として構成したことを特徴とするものである。
このカップラーによれば、前記カム部を、前記プラグに突出して傾斜するカム面で構成し、前記カムフォロア部を、前記ソケットにカム面が嵌り込むカムフォロア溝として構成してあり、真っ直ぐに連結したソケットとプラグとに回転方向の過剰な力が加わると、円周方向にほぼ沿って傾斜するカム面とソケットのカムフォロア溝とで引き離す力を作用させ、自動的に連結を開放できるようになるとともに、突き出しているカム面と窪んだカムフォロア溝とを見ながら確実に連結操作ができるようになる。
さらに、この発明の請求項4記載のカップラーは、請求項1〜3のいずれかに記載の構成に加え、前記カム部および前記カムフォロア部を、前記円周方向に複数個設けて過剰な回転力の方向にかかわらず開放可能に構成したことを特徴とするものである。
このカップラーによれば、カム部およびカムフォロア部を、円周方向両側に複数個設けることで、通常範囲を超える過剰な回転力の方向にかかわらずいずれの方向(時計回りや反時計回り)の回転力などに対しても自動的に開放できるようになる。
また、この発明の請求項5記載のカップラーは、請求項1〜4のいずれかに記載の構成に加え、前記カム部を、前記プラグの突出連結部と前記ソケットのプラグ連結孔とのいずれか一方に一体に設けるとともに、前記カムフォロア部をいずれか他方に一体に設けて構成したことを特徴とするものである。
このカップラーによれば、前記カム部を、前記プラグの突出連結部と前記ソケットのプラグ連結孔とのいずれか一方に一体に設けるとともに、前記カムフォロア部をいずれか他方に一体に設けて構成することで、プラグやソケットを一層コンパクトにできるようにしている。
さらに、この発明の請求項6記載のカップラーは、請求項1〜5のいずれかに記載の構成に加え、前記連結保持手段を、前記プラグと前記ソケットとのいずれか一方に係合凹部を設けるとともに、いずれか他方に係合凸部を設け、これらプラグのソケットへの連結嵌合時に前記係合凹部と前記係合凸部とが乗越え可能かつ連結嵌合状態で互いを係合可能に構成したことを特徴とするものである。
このカップラーによれば、連結保持手段を、プラグとソケットとのいずれか一方に係合凹部を設けるとともに、いずれか他方に係合凸部を設け、これらプラグのソケットへの連結嵌合時に係合凹部と係合凸部とが乗越えたのち連結嵌合状態で互いが係合されることで、係合による連結状態を確保しながら、通常の使用範囲を超える大きな力に対しては、乗越えることで連結が開放されるようになる。
また、この発明の請求項7記載のカップラーは、請求項6記載の構成に加え、前記係合凹部と前記係合凸部とに、周方向の一部を切り欠いた切欠き部を設けたことを特徴とするものである。
このカップラーによれば、係合凹部と係合凸部とに、周方向の一部を切り欠いた切欠き部を設けており、切欠き部の大きさにより連結状態を保持する係合力や連結状態の開放に必要な力を調整できるようにしている。
さらに、この発明の請求項8記載のカップラーは、請求項1〜7のいずれかに記載の構成に加え、前記プラグと前記ソケットとに、一組の前記プラグと前記ソケットのみを嵌合連結させる識別手段を設けたことを特徴とするものである。
このカップラーによれば、前記プラグと前記ソケットとに、一組のプラグとソケットのみを嵌合連結させる識別手段を設けており、この識別手段で一組のプラグとソケットだけを簡単かつ確実に識別して連結できるようになる。
また、この発明の請求項9記載のカップラーは、請求項8記載の構成に加え、前記識別手段を、前記カム部と前記カムフォロア部とに、前記プラグおよび前記ソケットの嵌合連結方向と交差する面上での縦方向寸法および横方向寸法を変えて構成したことを特徴とするものである。
このカップラーによれば、識別手段を、カム部とカムフォロア部とに、プラグおよびソケットの嵌合連結方向と交差する面上での縦方向寸法および横方向寸法を変えて構成するようにしており、カム部やカムフォロア部の奥行きでなく縦横の寸法を変えることで、識別性を付与することができるようにしている。
また、この発明の請求項10記載のカップラーは、請求項8または9記載の構成に加え、前記識別手段を、前記ソケットのプラグ連結孔と前記プラグの突出連結部の径を変えることを組み合わせて識別可能に構成したことを特徴とするものである。
このカップラーによれば、識別手段を、ソケットのプラグ連結孔とプラグの突出連結部の径を変えることを組み合わせて識別可能に構成しており、カム部やカムフォロア部の奥行きでなく縦横の寸法に加えてプラグ先端の径とこれが嵌合されるソケットの開口径を変えることをくみあわせることで、識別性を付与することができるようにしている。
さらに、この発明の請求項11記載のカップラーは、請求項1〜10のいずれかに記載の構成に加え、前記ソケットおよび前記プラグに、それぞれ同色の識別部を設けて識別可能に構成したことを特徴とするものである。
このカップラーによれば、ソケットおよびプラグに、それぞれ同色の識別部を設けて識別可能に構成することで、視覚的に識別することもできるようになる。
この発明の請求項1記載のカップラーによれば、弁体とこれを閉方向に付勢する付勢手段とを備えるソケットと、弁体とこれを閉方向に付勢する付勢手段とを備えるとともに、前記ソケットと着脱可能に嵌合連結され嵌合連結状態で両弁体を開放して連通可能なプラグとから構成されるカップラーで、ソケットとプラグとのいずれか一方に嵌合連結方向を中心とする円周方向に略沿って傾斜するカム部を設け、いずれか他方に嵌合連結状態まではカム部と接触しないカムフォロア部を設けたので、通常の使用範囲を超える過剰な回転力が加わる場合に、カム部とカムフォロア部とで自動的に連結を開放することができる。
これにより、メタノール燃料電池に容器内のメタノールを供給したり、容器ごと取り替える場合に確実に連結を保持することができると同時に、過剰な力に対しては破損する前に確実に連結を開放することができる。
さらに、この発明の請求項2記載のカップラーによれば、ソケットとプラグとの間に連結状態を保持する連結保持手段を設けたので、連結状態を確実に保持することができる。
また、この発明の請求項3記載のカップラーによれば、カム部を、プラグに突出して傾斜するカム面で構成し、カムフォロア部を、ソケットにカム面が嵌り込むカムフォロア溝として構成したので、真っ直ぐに連結したソケットとプラグとに回転方向の過剰な力が加わると、円周方向にほぼ沿って傾斜するカム面とソケットのカムフォロア溝とで引き離す力を作用させることができ、自動的に連結を開放できるとともに、突き出しているカム面と窪んだカムフォロア溝とを見ながら確実に連結操作をすることができる。
さらに、この発明の請求項4記載のカップラーによれば、カム部およびカムフォロア部を、円周方向に複数個設けたので、通常範囲を超える過剰な回転力の方向にかかわらずいずれの方向の回転力などにしても自動的に開放することができる。
また、この発明の請求項5記載のカップラーによれば、カム部を、プラグの突出連結部とソケットのプラグ連結孔とのいずれか一方に一体に設けるとともに、カムフォロア部をいずれか他方に一体に設けて構成したので、プラグやソケットを一層コンパクトにすることができる。
さらに、この発明の請求項6記載のカップラーによれば、連結保持手段を、プラグとソケットとのいずれか一方に係合凹部を設けるとともに、いずれか他方に係合凸部を設け、これらプラグのソケットへの連結嵌合時に係合凹部と係合凸部とが乗越えたのち連結嵌合状態で互いが係合されるようにしたので、係合による連結状態を確保しながら、通常の使用範囲を超える大きな力に対しては、乗越えることで連結を開放することができる。
また、この発明の請求項7記載のカップラーによれば、係合凹部と係合凸部とに、周方向の一部を切り欠いた切欠き部を設けたので、切欠き部の大きさにより連結状態を保持する係合力や連結状態の開放に必要な力を調整することができる。
さらに、この発明の請求項8記載のカップラーによれば、ソケットとプラグとに、一組のプラグとソケットのみを嵌合連結させる識別手段を設けたので、この識別手段で一組のプラグとソケットだけを簡単かつ確実に識別して連結することができる。
さらに、この発明の請求項9記載のカップラーによれば、識別手段を、カム部とカムフォロア部とに設け、プラグおよびソケットの嵌合連結方向と交差する面上での縦方向寸法および横方向寸法を変えて構成するようにしたので、カム部やカムフォロア部の奥行きでなく縦横の寸法を変えることで、識別性を付与することができる。
また、この発明の請求項10記載のカップラーによれば、識別手段を、ソケットのプラグ連結孔とプラグの突出連結部の径を変えることを組み合わせて識別可能に構成したので、カム部やカムフォロア部の奥行きでなく縦横の寸法に加えてプラグ先端の径とこれが嵌合されるソケットの開口径を変えることを組み合わせることで、識別性を付与することができる。
さらに、この発明の請求項11記載のカップラーによれば、ソケットおよびプラグに、それぞれ同色の識別部を設けて識別可能に構成したので、視覚的に識別することができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1〜図4はこの発明のカップラーの弁体およびその付勢手段を省略して示す一実施の形態にかかり、図1はソケットの底面図、A−A断面図およびそのB−B断面図、図2はプラグの平面図、正面図、側面図、A−A断面図およびB−B断面図、図3はプラグの概略斜視図、図4は連結前のA−A方向とB−B方向の断面図および連結保持状態のA−A方向とB−B方向の断面図である。
このカップラー10は、ソケットS10と、このソケットS10と嵌合連結されるプラグP10とで構成され、例えばメタノール燃料電池の本体側にソケットS10が設けられ、メタノール容器としてのカートリッジ側にプラグP10が設けられ、互いを連通させて本体側に燃料を補充したり、カートリッジごと交換するのに用いられる。このソケットS10の主要部は、非金属材料、例えばポリプロピレン(PP)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリスチレン(PS)などが用いられるほか、耐メタノール性を有するポリエーテルケトン(PEEK)、液晶ポリマー(LCP)などのスーパーエンジニアプラスチックや、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリアセタール(POM)などの汎用エンジニアプラスチックが好適に用いられる。
以下の説明では、図面上での上下を基準に説明するが、実際の容器本体への装着方向を何ら制限するものでなく、どのような方向で実施しても良い。
このカップラー10のソケットS10は、燃料電池の本体に形成された凹状の装着孔に取り付けられる略円筒状のソケット部材11の中心部に略円筒状のソケット本体12が取り付けられて構成され、ソケット本体12の中間部外周の2本の突条部12aを介してソケット部材11の溝部に位置決めされている。
このソケット本体12には、中間部に仕切り部12bが一体に形成され、この仕切り部12bを貫通して中心部に流路12cが形成され、この仕切り部12bの基端部側(図中、上端部側)の流路12cには、図示しない弁体およびこれを閉方向に付勢する弾性体が設けてあり、仕切り部12bの先端部側(図中、下端部側)の流路12cにプラグPとの連結用のプラグ連結孔12dが形成してある。
このプラグ連結孔12dは、上端が小径で中間部から下方が大径の円筒状とされ、円錐部と円筒部とで構成されている。
そして、このソケットS10では、図示しない弁体と一体の操作部をプラグP10との連結にともなって操作することで、自動的に弁体が開閉されるようになっている。
次に、このようなソケットS10に嵌合連結されるカップラー10のプラグP10は、例えばソケットS10と同様に主要部は、非金属材料、例えばポリプロピレン(PP)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリスチレン(PS)などが用いられるほか、耐メタノール性を有するポリエーテルケトン(PEEK)、液晶ポリマー(LCP)などのスーパーエンジニアプラスチックや、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリアセタール(POM)などの汎用エンジニアプラスチックが好適に用いられる。
このプラグP10は、図2に示すように、図示しない燃料電池の燃料であるメタノールがいれられる容器のノズルの先端部外周に装着される略円筒状のプラグ本体16を備えており、プラグ本体16の基端部(図中、下端部)の円筒状の大径円筒部16aに図示しない容器のノズルが挿入されて下端内周の係止リング部16bに容器のノズルが係止されて容器に取り付けられる。
このプラグ本体16には、先端部に突き出してソケットS10のプラグ連結孔12dに装着される略円筒状の突出連結部16cが形成してあり、この突出連結部16cを含むプラグ本体16の中心部に流路16dが貫通して形成してある。
このプラグ本体16内には、ソケットS10と同様に、図示しない弁体およびこれを閉方向に付勢する弾性体が設けてある。
ソケットS10のプラグ連結孔12dに装着されるプラグP10の突出連結部16cは、プラグ連結孔12dの内側形状に対応して上方が小径で下方が大径の2段円筒状で中間部の段差部にシール用のOリング17が装着してある。
これにより、プラグ連結孔12dの下方の大径部にOリング17が挿入されると、Oリング17の外周面によるシールが開始され、さらにプラグ連結孔12dの円錐部にOリング17が当たることで、先端面でもシールされる。
そして、このプラグP10では、弁体と一体の操作部をソケットS10との連結にともなって操作することで自動的に弁体が開閉され、連結状態とすることで、プラグP10の流路16dとソケットS10の流路12cとがシール状態で連通されるようになる。
なお、ソケットS10とプラグP10とのシールを、ソケットS10側に弾性体によるシール材を設け、このシール材とプラグP10の先端面とでシールする形式としても良い。
このようなカップラー10では、ソケットS10とプラグP10との連結状態を保持するため連結保持手段20が設けられ、例えば連結保持手段20の一方側を係合凹部21とし、相手側を係合凸部22として構成し、互いを直線方向に乗越えるように挿脱し、押込む1アクションで係合させて連結保持でき、引き出すようにする1アクションで解除できるようにしてある。
そして、このカップラー10のソケットS10では、燃料電池の本体の装着孔に取り付けたソケット部材11のプラグ連結孔12dの内周下端部に連結保持手段20の一方側となる係合凹部21が下端から上方に窄まる傾斜面21aとその上端の水平な係合面21bとを備えて形成してあり、図1に示すように、円周の左右両側(ソケットS10の中心軸を挟んだ左右の対角位置)に切り欠き部21cが形成してあり、相手側となる後述するプラグP10側の係合凸部22が乗り越えるように挿入された後に係合できるようになっている。
一方、このカップラー10のプラグP10では、図2、図3に示すように、プラグ本体16の突出連結部16cの基端部外周に、ソケットS10との連結状態を保持する連結保持手段20の相手側として、ソケットS10のプラグ連結孔12d内の係合凹部21に対応して係合凸部22が外側に突き出して形成してあり、下端から上方に窄まる傾斜面22aとその下端の水平な係合面22bとを備えて形成してある。
また、この係合凸部22は、図2、図3に示すように、円周の左右両側(プラグP10の中心軸を挟んだ左右の対角位置)に切り欠き部22cが形成してある。
これにより、係合凸部22を備えるプラグP10を相手側となるソケットS10側の係合凹部21に挿入すると、傾斜面22aと傾斜面21aが互いに乗り越えるように押し込まれ、挿入完了後、係合凸部22の下端の係合面22bと係合凹部21の上端の係合面21bが係合されて連結状態が保持される。
また、連結を解除する場合には、係合凸部22を備えるプラグP10を相手側となるソケットS10側の係合凹部21から引き抜くようにすると、係合凸部22の下端の係合面22bと係合凹部21の上端の係合面21bとの係合が互いが乗り越えるようにして外れた後、傾斜面22aと傾斜面21aが接触しながら引き離され、連結状態が開放された分離状態となる。
したがって、この連結保持機構20では、係合凹部21と係合凸部22とを互いに乗越えるようにした後、係合面21b、22b同士を係合させることで保持力を確保することから、切り欠き部21c,22cの大きさを変えることで、連結状態を保持する保持力を変えることができ、これと同時に、連結を解除する場合の開放力を調整することもできる。
このような連結保持手段20では、ソケットS10のプラグ連結孔12dとプラグP10の突出連結部16cに係合凹部21と係合凸部22と設けることで、設置スペースを極力小さくすることができ、厚さの薄い装置などにも簡単に設置することができる。
また、このカップラー10では、ソケットS10やプラグP10の中心軸を中心とする回転方向に通常の使用範囲を超えた過剰な力(無理に回転する力)が加わると、カップラー10や本体側の機器が破損する恐れがあることから、開放手段30が設けてある。
この開放手段30は、ソケットS10とプラグP10とのいずれか一方にカム部31を設け、いずれか他方にカムフォロア部32を設けて構成し、過剰な回転力を挿脱方向の引き離し力に変換することで、自動的に連結を解除できるようにしてある。
この開放手段30の一方のカム部31がプラグP10の突出連結部16cと同心の円周状の対角位置に略円周に沿う方向である弦方向に上方に突き出す傾斜面を円周方向両側に備えるカム面31aとして構成してあり、この上方に突き出すカム面31aで構成されたカム部31に対応してソケットS10ソケット部材11のソケット本体12の対角位置に、カム形状に対応する溝としてのカムフォロア部がカムフォロア溝32で構成されてプラグ連結孔12dの両側に形成してあり、このカム面31aとカムフォロア溝32aとがプラグP10とソケットS10とを嵌合連結状態までは少なくとも接触することがないようにしてある。
そして、これらカム面31aおよびカムフォロア溝32aが略プラグP10の直径と同一の上下幅に形成してあり、カップラー10と同一設置スペース内に設置できるようにしてある。
したがって、プラグP10とソケットS10との間にその中心軸を中心とする回転方向の力が相対的に加わると、略円周方向に沿うカム部31のカム面31aとカムフォロア部32のカムフォロア溝32aとが接触しながら回転することによって中心軸方向の力がプラグP10とソケットS10との間に作用し、互いを引き離すようにして連結状態が自動的に開放され、この開放手段30によって、通常の使用範囲を超える過剰な回転方向の力が加わる場合に自動的に連結状態を開放することができる。
これにより、カップラー10を破損したり、本体部分の機器を破損することなく通常の使用範囲を超えた過剰な力がかかっても安全かつ自動的にプラグP10をソケットS10から取り外すことができる。
また、この開放手段30を利用することで、ソケットS10からプラグP10を取り外す場合にも、回転力を加えるようにすることで、簡単に引き離す力を発生させて取り外すことができる。
このように構成したカップラー10では、図4に示すように、ソケットS10とプラグP10とを連結保持する場合には、ソケットS10のプラグ連結孔12dにプラグP10の突出連結部16cを挿入するとともに、連結保持手段20の係合凹部21が設けてあるソケット部材11の係合凸部22に対向させて真っ直ぐ押し込むようにする。
すると、ソケットS10のプラグ連結孔12dの下方の大径部にプラグP10の突出連結部16cのOリング17が挿入されると、Oリング17の外周面によるシールが開始され、ソケットS10およびプラグP10の弁体同士に設けられた図示しない操作部によって連結操作にともなって自動的に弁体が開かれ、プラグP10の流路16dとソケットS10の流路12cとがシール状態で連通されるようになり、さらにプラグ連結孔12dの円錐部にOリング17が当たることで、先端面でもシールされ、一層完全なシール状態となる。
このような連結操作にともなって連結保持手段20では、係合凹部21の下端の傾斜面21aと係合凸部22の傾斜面22aとの接触しながら押されて弾性変形し、さらにプラグP10を押し込むことで、係合凹部21と係合凸部22が互いを乗越えながら係合面21bと係合面22bとが接触する係合状態となり、連結状態が保持される。
一方、連結保持状態を解除する場合には、ソケットS10からプラグP10を引き抜くようにすると、係合凹部21の係合面21bと係合凸部22の係合面22bとが外側に押し広げるように弾性変形されて互いの係合が解除された後、さらに引き抜くことで、係合凹部21の傾斜面21aと係合凸部22の傾斜面22aを接触させながら取り外すようにして連結保持状態を解除することができる。
このようなカップラー10によれば、押し込み・引き抜き操作だけでソケットS10とプラグP10とを連結したり、連結を解除することができ、1アクションで簡単に操作することができる。これにより、設置スペースを小さくすることができ、例えば挿脱と回動とを組み合わせて連結保持状態とする機構(ツイストロック機構)に比べ、回動のためのスペースを確保する必要がなく、一層省スペースとなる。
また、このカップラー10の連結保持手段20では、連結保持状態を切り欠き部21cおよび切り欠き部22cを備える係合面21bおよび係合面22bを係合させておこなうようにしているので、切り欠き部21c、22cによって係合力を減少させることができ、プラグP10などに大きな軸方向の力が加わる過負荷状態となると、カップラー10の構成部品が折れたり、破損することなく連結状態が解除され、安全にプラグP10がソケットS10から外れるようになる。
また、プラグP10とソケットS10との間にその中心軸を中心とする回転方向に通常の使用範囲を超える過剰な力が相対的に加わると、略円周方向に沿うカム部31のカム面31aとカムフォロア部32のカムフォロア溝32aとが接触しながら回転することによって中心軸方向の力がプラグP10とソケットS10との間に作用し、互いを引き離すようにして連結状態が自動的に開放することができ、カップラー10を破損したり、本体部分の機器を破損することなく、安全かつ自動的にプラグP10をソケットS10から取り外すことができる。そして、この自動開放の際、係合凹部21と係合凸部22とに切り欠き部21c,22cが設けてあるので、プラグP10およびソケットS10の回転により係合凹部21と係合凸部22が他方の切り欠き部22c,21cに位置することになり、一層小さな力で連結状態を開放することができる。
さらに、このカップラー10では、係合凹部21と係合凸部22を乗越えるようにして連結保持状態としたり、連結状態を解除するようにしたので、特に連結操作の際、乗越えた後に係合状態となるので、クリック感が生じ、確実に係合状態になったことを知ることができる。
次に、このカップラー10では、例えばメタノール燃料電池で使用すべき燃料であるメタノールの濃度の異なる容器のプラグP10を連結できないようにするための識別手段40のひとつとして、開放手段30の対角位置の2つのカム部31とこれら2つのカム部が嵌り込む溝である2つのカムフォロア部32の嵌合連結方向と交差する平面である直交平面上でのこれらの縦横方向の寸法、すなわちカム部31およびカムフォロア部32の略円周方向の大きさ(幅)および略半径方向の大きさ(厚さ)を変えることで、識別機能を付加するようにしてある。
この識別手段40では、対角位置の2つのカム面31aと、これら2つのカム面31aが嵌り込むカムフォロア溝32aの幅Bおよび厚さDを変えることで、一組のプラグP10とソケットS10だけを嵌合連結できるようにするため、例えば図5に示すように、4種類を識別する場合には、1):幅B1で厚さD1、2):幅B2で厚さD2、3):幅B3で厚さD3、4):幅B4で厚さD4、ただし、B1>B2>B3>B4、D1<D2<D3<D4とする。
そして、この識別手段40では、通常の使用範囲を超えた過剰な力(無理やり回転させる力)がかかった場合に、連結状態を開放する開放手段30のカム部31とカムフォロア部32を利用しているため、カム部31とカムフォロア部32との間の回転方向には必要なクリアランスが設けてあり、このクリアランス以上の幅Bおよび厚さDの寸法差を与えることで、識別できるようにしてあり、クリアランスを例えば0.1mm程度とし、寸法差を例えば0.3〜0.5mm程度とする。
すなわち、幅Bを大きくすることと厚さDを小さくすることを組み合わせることで、他のものを識別するようにしてあり、大きいもの同士の組み合わせとすると、大きいカムフォロア溝32aに小さいもの同士の組み合わせのカム面31aを識別できずに嵌合連結できるようになることを防止している。なお、図5中の(b)〜(e)は、嵌合連結できる場合( 1)〜4) )と、嵌合連結できない場合( 1)〜4 )以外のそれぞれ3つ)の干渉状態を示している。
これにより、このカップラー10では、プラグP10をソケットS10に挿入して連結する場合に、カム面31aがカムフォロア溝32aに嵌め込まれるが、これらの間に識別機能が付加してあり、予め定めた1組だけしか嵌め込むことができず、完全に1つのソケットS10と1つのプラグP10だけを他のものと識別して連結することができる。
したがって、上記の場合には、1)〜4)の4種類の識別が可能となり、さらに幅Bおよび厚さDの最大と最小の寸法差を大きくして、寸法差のある組み合わせを多くすることで、識別できる種類を増大することができる。
一方、このように識別できるパターンが多くなると、カム面31aやカムフォロア溝32aの寸法差を外観上見分けることが難しくなるが、たとえば、嵌合連結可能なカップラー10のソケットS10とプラグP10とを同一色で色分けしたり、同一色彩模様とすることを、組み合わせることで、一層簡単に識別することができる。
また、2つのカム部やカムフォロア部の配置を対角位置とする場合が、連結状態を保持する場合およびカムによる自動連結開放の場合に加わる力のバランスが良く、カップラー自体の厚さを薄く構成することができ、設置スペースを最小にすることができるが、対角位置とせず、互いの角度を変えるようにして識別できるパターンを増大するようにすることもできる。
また、開放手段および識別手段のカム部およびカムフォロア溝をソケットとプラグとで互いに入れ替えて設けるようにしても良い。
次に、この発明のカップラーのさらに他の一実施の形態について、図6により説明するが、すでに説明した上記実施の形態と同一部分には同一記号を記し、説明は省略する。
図6は、この発明のカップラーのプラグのみを示す平面図、正面図、側面図およびA−O−B断面図である。
このカップラー10Aでは、開放手段30Aをよりコンパクトに構成するものであり、この開放手段30Aは、ソケットS10とプラグP10とのいずれか一方にカム部31Aを設け、いずれか他方にカムフォロア部32Aを設けて構成し、過剰な回転力を挿脱方向の引き離し力に変換することで、自動的に連結を解除できるようにしてある。
この開放手段30Aの一方のカム部31AがプラグP10の突出連結部16cの基端部外周の対角位置に、上方に突き出す傾斜面を備えるカム面31Aaが設けてあり、この上方に突き出すカム面31Aaで構成されたカム部31Aに対応して図示省略したソケットS10のソケット部材11のソケット本体12と一体の対角位置に、カム形状に対応する溝としてのカムフォロア部がカムフォロア溝としてプラグ連結孔の両側に形成される。
このカム面31Aaと図示しないカムフォロア溝とがプラグP10とソケットS10とを嵌合連結状態までは少なくとも接触することがないようにしてある。
そして、これらカム面31Aaおよびカムフォロア溝が略プラグP10の直径より小さい上下幅に形成してあり、突出連結部16cからの外周方向両側の突出量も考慮してコンパクト化を図るようにしてある。
これにより、カップラー10に比べ、より小さなスペース内に設置できるようにしてある。
したがって、このようなカップラー10Aにおいても、プラグP10とソケットS10との間にその中心軸を中心とする回転方向の力が相対的に加わると、略円周方向に沿うカム部31Aのカム面31Aaとカムフォロア部のカムフォロア溝とが接触しながら回転することによって中心軸方向の力がプラグP10とソケットS10との間に作用し、互いを引き離すようにして連結状態が自動的に開放され、この開放手段30Aによって、通常の使用範囲を超える過剰な回転方向の力が加わる場合に自動的に連結状態を開放することができる。
これにより、カップラー10Aを破損したり、本体部分の機器を破損することなく通常の使用範囲を超えた過剰な力がかかっても安全かつ自動的にプラグP10をソケットS10から取り外すことができる。
また、この開放手段30Aを利用することで、ソケットS10からプラグP10を取り外す場合にも、回転力を加えるようにすることで、簡単に引き離す力を発生させて取り外すことができる。
なお、このカップラー10Aでは、連結保持手段20のプラグP10に設ける係合凸部22が開放手段30Aのカム部31Aと直交する対角位置の両側(図6(a)の上下)に形成され、突出連結部16cの幅より小さい幅で形成され、切り欠き部22cが広範囲に形成してある。これに対応して、図示省略したが、ソケットS10に設ける係合凹部の幅が小さな幅とされ、切り欠き部が広範囲に形成してある。
これにより、開放に要する力が小さくて済み、過剰な回転力に対して一層安全にプラグP10とソケットS10とを開放手段30Aで引き離すようにして取り外すことができる。
さらに、このようなカップラー10Aにおいても、既に説明したカップラー10と同様に、例えばメタノール燃料電池で使用すべき燃料であるメタノールの濃度の異なる容器のプラグP10とソケットS10とを連結できないようにするための識別手段40として、開放手段30Aの対角位置の2つのカム部31Aとこれら2つのカム部31Aが嵌り込む溝である図示しないソケットS10の2つのカムフォロア部の嵌合連結方向と交差する平面である直交平面上(図6および図7の(a)の紙面上)でのこれらの縦横方向の寸法、すなわちカム部31Aおよびカムフォロア部の略円周方向の大きさ(幅)Bおよび略半径方向の大きさ(厚さ) Dを変えることで、識別機能を付加するようにしてある。
この識別手段40では、一組のプラグP10とソケットS10だけを嵌合連結できるようにするため、例えば図6と図7との2種類を識別する場合には、図6では、幅B1で厚さD1、図7では、幅B2で厚さD2としてある。ただし、B1<B2、D1>D2とする。
そして、この識別手段40でも、通常の使用範囲を超えた過剰な力(無理やり回転させる力)がかかった場合に、連結状態を開放する開放手段30Aのカム部31Aとカムフォロア部を利用しているため、カム部31Aとカムフォロア部との間の回転方向には必要なクリアランスが設けてあり、このクリアランス以上の幅Bおよび厚さDの寸法差を与えることで、識別できるようにしてあり、クリアランスを例えば0.1mm程度とし、寸法差を例えば0.3〜0.5mm程度とする。
すなわち、幅Bを小さくすることと厚さDを大きくすることを組み合わせることで、他のものを識別するようにしてあり、大きいもの同士の組み合わせとすると、大きいカムフォロア溝に小さいもの同士の組み合わせのカム面31Aaを識別できずに嵌合連結できるようになることを防止している。
これにより、このカップラー10Aでは、プラグP10をソケットS10に挿入して連結する場合に、カム面31Aaがカムフォロア溝に嵌め込まれるが、これらの間に識別機能が付加してあり、予め定めた1組だけしか嵌め込むことができず、完全に1つのソケットS10と1つのプラグP10だけを他のものと識別して連結することができる。
したがって、上記の場合には、2種類の識別が可能となり、さらに幅Bおよび厚さDの最大と最小の寸法差を大きくして、寸法差のある組み合わせを多くすることで、識別できる種類を増大することができる。
一方、このように識別できるパターンが多くなると、カム面31Aaやカムフォロア溝の寸法差を外観上見分けることが難しくなるが、たとえば、嵌合連結可能なカップラー10AのソケットS10とプラグP10とを同一色で色分けしたり、同一色彩模様とすることを、組み合わせることで、一層簡単に識別することができる。
なお、これ以外の他の構成については、既に説明したカップラー10と同一であり、同一の作用効果を奏する。
次に、この発明のカップラーの他の一実施の形態について、図8により説明するが、すでに説明した上記2つの実施の形態と同一部分には同一記号を記し、説明は省略する。
図8は、この発明のカップラーのプラグのみを示す平面図、正面図、側面図である。
このカップラー10Bでは、開放手段30BでのソケットS10とプラグP10とのいずれか一方に設けるカム部31BをプラグP10の突出連結部16cの基端部外周の2対の対角位置である円周等間隔の4ヶ所に設け、いずれか他方に対応する2対の対角位置である円周等間隔の4ヶ所に図示しないカムフォロア部を設けて構成し、過剰な回転力を挿脱方向の引き離し力に変換することで、自動的に連結を解除できるようにしてある。
この開放手段30Bの一方のカム部31Bが上方に突き出す傾斜面を両側に備えるカム面31Baで構成されて時計回りや反時計回りのいずれの回転方向に対しても機能させることができるように設けてあり、この上方に突き出すカム面31Baで構成されたカム部31Bに対応して図示省略したソケットS10のソケット部材11のソケット本体12と一体の2対の対角位置の円周等間隔の4ヶ所に、カム形状に対応する溝であるカムフォロア部がカムフォロア溝としてプラグ連結孔の両側に形成される。
このカム面31Baと図示しないカムフォロア溝とがプラグP10とソケットS10とを嵌合連結状態までは少なくとも接触することがないようにしてある。
そして、これらカム面31Baおよびカムフォロア溝が略プラグP10の突出連結部16cの直径より小さい上下幅に形成してあり、突出連結部16cからの外周方向両側の突出量も考慮してコンパクト化を図るようにしてある。
これにより、カップラー10に比べ、より小さなスペース内に設置できるようにしてある。
したがって、このようなカップラー10Bにおいても、プラグP10とソケットS10との間にその中心軸を中心とする回転方向の力が相対的に加わると、略円周方向に沿うカム部31Bのカム面31Baとカムフォロア部のカムフォロア溝とが接触しながら回転することによって中心軸方向の力がプラグP10とソケットS10との間に作用し、互いを引き離すようにして連結状態が自動的に開放され、この開放手段30Bによって、通常の使用範囲を超える過剰な回転方向の力が加わる場合に自動的に連結状態を開放することができる。
これにより、カップラー10Bを破損したり、本体部分の機器を破損することなく通常の使用範囲を超えた過剰な力がかかっても安全かつ自動的にプラグP10をソケットS10から取り外すことができる。
また、この開放手段30Bを利用することで、ソケットS10からプラグP10を取り外す場合にも、回転力を加えるようにすることで、簡単に引き離す力を発生させて取り外すことができる。
なお、このカップラー10Bでは、連結保持手段20のプラグP10に設ける係合凸部22が開放手段30Bの2対の対角位置のカム部31Bの間の円周等間隔の4箇所(図8(a)の上下左右)に形成され、切り欠き部22cがカム部30bと略同一範囲に形成してある。これに対応して、図示省略したが、ソケットS10に設ける係合凹部もカムフォロア部の間に係合凹部が形成され、切り欠き部がカムフォロア部と同一範囲に形成してある。
これにより、連結保持力を確保しながら、回転方向の回転角度が小さくても開放に要する力を軽減でき、過剰な回転力に対して一対の対角位置に配置する場合に比べ、より一層安全にプラグP10とソケットS10とを開放手段30Bで引き離すようにして取り外すことができる。
さらに、このようなカップラー10Bにおいても、既に説明したカップラー10Aと同様に、例えばメタノール燃料電池で使用すべき燃料であるメタノールの濃度の異なる容器のプラグP10とソケットS10とを連結できないようにするための識別手段を設ける場合には、開放手段30Bの対角位置の4つのカム部31Bとこれら4つのカム部31Bが嵌り込む溝である図示しないソケットS10の4つのカムフォロア部の嵌合連結方向と交差する平面である直交平面上(図8の(a)の紙面上)でのこれらの縦横方向の寸法、すなわちカム部31Bおよびカムフォロア部の略円周方向の大きさ(幅)Bおよび略半径方向の大きさ(厚さ) Dを変えることで、識別機能を付加するようにすれば良く、2対の対角位置の一対ずつの幅Bと厚さDの組み合わせる変えることで、識別パターンを増大することができる。
そして、この識別手段でも、通常の使用範囲を超えた過剰な力(無理やり回転させる力)がかかった場合に、連結状態を開放する開放手段30Bのカム部31Bとカムフォロア部を利用しているため、カム部31Bとカムフォロア部との間の回転方向には必要なクリアランスが設けてあり、このクリアランス以上の幅Bおよび厚さDの寸法差を与えることで、識別できるようにしてあり、クリアランスを例えば0.1mm程度とし、寸法差を例えば0.3〜0.5mm程度とする。
すなわち、幅Bを小さくすることと厚さDを大きくすることを組み合わせることで、他のものを識別するようにしてあり、大きいもの同士の組み合わせとすると、大きいカムフォロア溝に小さいもの同士の組み合わせのカム面31Baを識別できずに嵌合連結できるようになることを防止する。
さらに、識別パターンを定める場合に、90度回転させたいずれの位置でも嵌合連結できるようにしておくことで、識別パターンは減少するが、操作性を向上することができる。
また、既に説明した一対のカム部とカムフォロア部のものと、2対のものとで識別するようにしても良いが、この場合には、幅および厚さが大きいもの同士に小さいもの同士が嵌合連結できないように識別パターンを定めるようにする必要がある。
このようなカップラー10Bでは、プラグP10をソケットS10に挿入して連結する場合に、カム面31Baがカムフォロア溝に嵌め込まれるが、これらの間に識別機能が付加してあり、予め定めた1組だけしか嵌め込むことができず、完全に1つのソケットS10と1つのプラグP10だけを他のものと識別して連結することができる。
そして、識別できるパターンが多くなる場合には、カム面31Baやカムフォロア溝の寸法差を外観上見分けることが難しくなるが、たとえば、嵌合連結可能なカップラー10BのソケットS10とプラグP10とを同一色で色分けしたり、同一色彩模様とすることを組み合わせることで、一層簡単に識別することができる。
なお、これ以外の他の構成については、既に説明したカップラー10、10Aと同一であり、同一の作用効果を奏する。
また、上記2つの実施の形態のカップラー10A、10Bのカム部31A、31BをプラグP10の突出連結部の基端部に一体に設け、図示しないカムフォロア部をソケットS10のプラグ連結孔と一体に設けるようにしたが、カム部とカムフォロア部とを替えて設けるようにしても良い。
さらに、上記カップラーでは、通常の使用範囲を超えた過剰な力(無理やり回転させる力)がかかった場合に、カム部とカムフォロア部とによる開放手段を利用してソケットとプラグの連結を開放するようにしたが、カップラーに加わる力には、回転させる力だけでなく互いを相対的に曲げようとする力が加わる場合もあり、ソケットとプラグが曲げられても互いが干渉しない干渉防止空間(くびれ)を設けておくことで、破損する前に干渉させずに連結を開放することができる。
また、上記2つの実施の形態では、ソケットやプラグに設けられる弁体やこれを閉方向に付勢する弾性体についての説明を省略したが、プラグに設ける弁体を突出連結部の先端面より中側に位置させておくことで、誤って指などが触れても直接開弁操作されることを防止することができる。
さらに、上記各実施の形態では、識別手段として、カム部とカムフォロア部との縦横の寸法や設置個数を変えることで識別性を付与するようにしたが、プラグの突出連結部の先端の径とこれが嵌合されるプラグ連結孔の開口径を変えることを組み合わせて識別性を付与するようにしても良く、この場合には、例えば先端径の大きいプラグと幅または厚さが小さいカム部とを交差するように組み合わせ、小さいもの同士が大きいもの同士に嵌合させることがないように設定すれば良い。
また、これらのカップラーの用途としてメタノール燃料電池のメタノールの容器と本体との連結の場合を例に説明したが、これに限らず他の用途でも良く、特に多種類を識別する必要がある場合に好適である。
この発明のカップラーの弁体およびその付勢手段を省略して示す一実施の形態にかかるソケットの底面図、A−A断面図およびそのB−B断面図である。 この発明のカップラーの弁体およびその付勢手段を省略して示す一実施の形態にプラグの平面図、正面図、側面図、A−A断面図およびB−B断面図である。 この発明のカップラーの弁体およびその付勢手段を省略して示す一実施の形態にプラグの概略斜視図である。 この発明のカップラーの弁体およびその付勢手段を省略して示す一実施の形態にかかる連結前のA−A方向とB−B方向の断面図および連結保持状態のA−A方向とB−B方向の断面図である。 この発明のカップラーの弁体およびその付勢手段を省略して示す一実施の形態にかかる識別手段での嵌合連結できる場合(1)〜4))と、嵌合連結できない場合(1)〜4)以外のそれぞれ3つ)の干渉状態の説明図である。 この発明のカップラーの弁体およびその付勢手段を省略して示す他の一実施の形態にかかるプラグのみを示す平面図、正面図、側面図およびA−O−B断面図である。 この発明のカップラーの弁体およびその付勢手段を省略して示す他の一実施の形態にかかるプラグのみを示す平面図、正面図、側面図である。 この発明のカップラーの弁体およびその付勢手段を省略して示す他の一実施の形態にかかるプラグのみを示す平面図、正面図、側面図である。 従来の連結装置の縦断面図である。
符号の説明
10 カップラー
10A カップラー
10B カップラー
S10 ソケット
P10 プラグ
11 ソケット部材
12 ソケット本体
12a 突条部
12b 仕切り部
12c 流路
12d プラグ連結孔
16 プラグ本体
16a 外側大径部
16b 係止リング部
16c 突出連結部
16d 流路
17 Oリング
20 連結保持手段
21 係合凹部
21a 傾斜面
21b 係合面
21c 切り欠き部
22 係合凸部
22a 傾斜面
22b 係合面
22c 切り欠き部
30 開放手段
31 カム部
31a カム面
32 カムフォロア部
32a カムフォロア溝
30A 開放手段
31A カム部
31Aa カム面
30B 開放手段
31B カム部
31Ba カム面
40 識別機構
B1〜B4 幅(B)
D1〜D4 厚さ(D)

Claims (11)

  1. 弁体とこれを閉方向に付勢する付勢手段とを備えるソケットと、弁体とこれを閉方向に付勢する付勢手段とを備えるとともに、前記ソケットと着脱可能に嵌合連結され嵌合連結状態で両弁体を開放して連通可能なプラグとから構成されるカップラーであって、
    前記ソケットと前記プラグとのいずれか一方に嵌合連結方向を中心とする円周方向に略沿って傾斜するカム部を設け、いずれか他方に前記嵌合連結状態までは前記カム部と接触しないカムフォロア部を設けて過剰な回転力で連結を開放可能に構成したことを特徴とするカップラー。
  2. 前記ソケットと前記プラグとの間に連結状態を保持する連結保持手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のカップラー。
  3. 前記カム部を、前記プラグに突出して傾斜するカム面で構成し、前記カムフォロア部を、前記ソケットにカム面が嵌り込むカムフォロア溝として構成したことを特徴とする請求項1または2記載のカップラー。
  4. 前記カム部および前記カムフォロア部を、前記円周方向に複数個設けて過剰な回転力の方向にかかわらず開放可能に構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のカップラー。
  5. 前記カム部を、前記プラグの突出連結部と前記ソケットのプラグ連結孔とのいずれか一方に一体に設けるとともに、前記カムフォロア部をいずれか他方に一体に設けて構成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のカップラー。
  6. 前記連結保持手段を、前記プラグと前記ソケットとのいずれか一方に係合凹部を設けるとともに、いずれか他方に係合凸部を設け、これらプラグのソケットへの連結嵌合時に前記係合凹部と前記係合凸部とが乗越え可能かつ連結嵌合状態で互いを係合可能に構成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のカップラー。
  7. 前記係合凹部と前記係合凸部とに、周方向の一部を切り欠いた切欠き部を設けたことを特徴とする請求項6記載のカップラー。
  8. 前記プラグと前記ソケットとに、一組の前記プラグと前記ソケットのみを嵌合連結させる識別手段を設けたことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のカップラー。
  9. 前記識別手段を、前記カム部と前記カムフォロア部とに設け、前記プラグおよび前記ソケットの嵌合連結方向と交差する面上での縦方向寸法および横方向寸法を変えて構成したことを特徴とする請求項8記載のカップラー。
  10. 前記識別手段を、前記ソケットのプラグ連結孔と前記プラグの突出連結部の径を変えることを組み合わせて識別可能に構成したことを特徴とする請求項8または9記載のカップラー。
  11. 前記ソケットおよび前記プラグに、それぞれ同色の識別部を設けて識別可能に構成したことを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載のカップラー。

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