JP3025738U - ポリエチレン管継手 - Google Patents

ポリエチレン管継手

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JP3025738U
JP3025738U JP1995014118U JP1411895U JP3025738U JP 3025738 U JP3025738 U JP 3025738U JP 1995014118 U JP1995014118 U JP 1995014118U JP 1411895 U JP1411895 U JP 1411895U JP 3025738 U JP3025738 U JP 3025738U
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JP
Japan
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polyethylene pipe
union
outer peripheral
pipe joint
peripheral portion
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Application number
JP1995014118U
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English (en)
Inventor
康雄 前田
Original Assignee
前田バルブ工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ポリエチレン管の締付け固定を行う場合の管
のよじれを防止する。 【解決手段】 ポリエチレン管を挿入して袋ナット48
により締付け固定を行う本体が、先端外周部にOリング
22を装着すると共に環溝23を形成したユニオン部2
0と、その先端外周部が遊挿される挿入孔37を形成し
た胴体部30とからなり、挿入孔37に先端外周部を嵌
めて胴体部から突設するピン39を環溝23に係合さ
せ、ユニオン部と胴体部とを相対的に回転可能にする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は水道管等に用いられるポリエチレン管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のポリエチレン管継手は、図4に示すようにポリエチレン管の先端内面 に嵌めるコア材aと、該ポリエチレン管の外周に嵌めるスリーブbと、一端若し くは両端に前記ポリエチレン管を挿入して袋ナットcにより締付け固定を行う本 体dとから構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記した従来のポリエチレン管継手では、本体dの他端側に止水栓や水量計等 の器具や配管が取り付けられている場合、一端側にポリエチレン管tを挿入して 袋ナットcにより該管tを固定する際に該本体dが器具側と独立して回転しない ので、ポリエチレン管がよじれてしまうことがある。そのため、よじれによる反 力によって締付け部分が緩みやすいとか、前記器具が傾いた状態で取り付けられ るという不都合を生じていた。
【0004】 よって、本考案の目的は、ポリエチレン管の締付け固定を行う場合にその管の よじれを防止することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために本考案は、ポリエチレン管の先端内面に嵌めるコア 材と、該ポリエチレン管の外周に嵌めるスリーブと、一端若しくは両端に前記ポ リエチレン管を挿入して袋ナットにより締付け固定を行う本体とから構成される ポリエチレン管継手において、前記本体は、先端外周部にOリングを装着すると 共に環溝を形成したユニオン部と、前記先端外周部が遊挿される挿入孔を形成し た胴体部とからなり、該挿入孔に先端外周部を嵌めて胴体部から突設するピンを 環溝に係合させることにより、ユニオン部と胴体部とを相対的に回転可能に構成 したことを特徴とする。
【0006】
【考案の作用及び効果】
この考案のポリエチレン管継手は、本体が胴体部とユニオン部とに分割されて おり、胴体部が器具等を取り付ける側のユニオン部と独立して回転することがで きるようにされている。そこで、胴体部の一端側にポリエチレン管を挿入して袋 ナットにより該管の締付け固定を行う場合、胴体部は他端側のユニオン部と独立 して回転するので、ポリエチレン管のよじれが防止される。また、本体の胴体部 とユニオン部との嵌合部分には、Oリングを装着して水密な構成とすることによ り水漏れの防止を図っている。
【0007】 しかして、このポリエチレン管継手によれば、ポリエチレン管をよじれること なく確実に固定することができ、かつ、ユニオン部側の器具等を正常な姿勢状態 で取り付けることができて使い勝手が非常に良いという利点を生ずる。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下に、本考案の実施の形態例を図面に基づいて説明する。図1はソケット形 式のポリエチレン管継手の縦断側面図、図2は図1のA−A線断面図、図3は9 0°ベンド形式のポリエチレン管継手の縦断側面図、図4は従来のソケット形式 のポリエチレン管継手の縦断側面図である。
【0009】 図1において、Jは水道用のポリエチレン管等の接続に用いられるソケット形 式のポリエチレン管継手であり、その本体10はユニオン部20と胴体部30と からなる。円筒形状のユニオン部20には、その先端外周部21にOリング22 が2カ所に装着され、該Oリング22に隣接して環溝23が形成されている。ま た、ユニオン部20の基端24には、段部26を形成した鍔25を設ける。40 は器具等を取り付けるための袋ナットであって、その透孔41を前記段部26に 遊嵌して鍔25で係止されるように設ける。
【0010】 胴体部30には、その内部中央の壁部31に通孔32が形成され、該通孔32 の一方側33を拡径してテーパー孔34を形成し、その外周に雄ネジ35を形成 する。前記通孔32の他方側36には、前記ユニオン部20の先端外周部21を 遊挿する挿入孔37を形成する。38は胴体部30の中央外周にスパナ等の工具 を嵌めるために設けた角形部である。しかして、胴体部30の挿入孔37に、ユ ニオン部20の先端外周部21を嵌めて胴体部30から内方に突設するピン39 を環溝23に係合させることにより、ユニオン部20と胴体部30とは、相対的 に回転可能に構成される。
【0011】 45はポリエチレン管tの先端内面に嵌める中空のテーパー形状のコア材、4 6はポリエチレン管tの外周に嵌めるスリーブであって、その外面は前記テーパ ー孔33に接触するようにテーパー形47にされている。48は前記雄ネジ35 に螺合する袋ナットである。以上により、ポリエチレン管継手Jが構成されてい る。
【0012】 図3には、90°ベンド形式のポリエチレン管継手Kを示す。その構成はユニ オン部が90°の角度に曲げて形成されている点を除き、前記ソケット形式のポ リエチレン管継手Jとほぼ同じであるので、同一部分にはその数字に符号aを付 して説明を省略する。図において、50は袋ナット40aが鍔25aから抜けな いようにするための止めリングである。
【0013】 上述したポリエチレン管継手J、Kは、本体10、10aを胴体部30、30 aと器具等を取り付ける側のユニオン部20、20aとに分割して、胴体部30 、30aをユニオン部20、20aと独立して回転することができるように構成 されている。しかして、かかるポリエチレン管継手J、Kによれば、ポリエチレ ン管はよじれることなく確実に本体に固定され、かつ、ユニオン部側の器具等が 正常な姿勢状態で取り付けられるので使い勝手が非常に良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】ソケット形式のポリエチレン管継手の縦断側面
【図2】図1のA−A線断面図
【図3】90°ベンド形式のポリエチレン管継手の縦断
側面図
【図4】従来のソケット形式のポリエチレン管継手の縦
断側面図
【符号の説明】
J、K→ポリエチレン管継手 t→ポリエチレン管 10→本体 20→ユニオン部 21→先端外周部 2
2→Oリング 23→環溝 30→胴体部 37→挿入孔 39→ピン
45→コア材 46→スリーブ 48→袋ナット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエチレン管の先端内面に嵌めるコア
    材と、該ポリエチレン管の外周に嵌めるスリーブと、一
    端若しくは両端に前記ポリエチレン管を挿入して袋ナッ
    トにより締付け固定を行う本体とから構成されるポリエ
    チレン管継手において、前記本体は、先端外周部にOリ
    ングを装着すると共に環溝を形成したユニオン部と、前
    記先端外周部が遊挿される挿入孔を形成した胴体部とか
    らなり、該挿入孔に先端外周部を嵌めて胴体部から突設
    するピンを環溝に係合させることにより、ユニオン部と
    胴体部とを相対的に回転可能に構成したことを特徴とす
    るポリエチレン管継手。
JP1995014118U 1995-12-12 1995-12-12 ポリエチレン管継手 Expired - Lifetime JP3025738U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006258280A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Wen-Li Guo 水管継手構造
JP2013139839A (ja) * 2011-12-29 2013-07-18 Bridgestone Corp 管体用継手

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