JPH0654988U - 管継手 - Google Patents
管継手Info
- Publication number
- JPH0654988U JPH0654988U JP25993U JP25993U JPH0654988U JP H0654988 U JPH0654988 U JP H0654988U JP 25993 U JP25993 U JP 25993U JP 25993 U JP25993 U JP 25993U JP H0654988 U JPH0654988 U JP H0654988U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- end side
- tubular member
- tube
- pipes
- Prior art date
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- Granted
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- Joints With Pressure Members (AREA)
- Joints Allowing Movement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 配管の軸線がある程度ズレていても無理な
く接続でき、接続されるべき二本の配管相互の角度が
比較的大きな場合でも接続でき、量産性に優れた管継
手を提供すること。 【構成】 一端側に内方突出部10を有する両端開放の
筒部材1と、前記筒部材の他端側に螺入せしめられた管
部材3と、前記筒部材1内において一端側に抜止め状態
となるべく上記内方突出部10と係合する外方突出部2
2を有し且つ筒部材に対して回動自在に取付けられた管
部材2と、前記管部材相互の対向面間の流体密性を確保
するシール部材4とを有し、各管部材2,3における一
端側の流体経路が他端側のそれに対して45°傾斜して
いる。
く接続でき、接続されるべき二本の配管相互の角度が
比較的大きな場合でも接続でき、量産性に優れた管継
手を提供すること。 【構成】 一端側に内方突出部10を有する両端開放の
筒部材1と、前記筒部材の他端側に螺入せしめられた管
部材3と、前記筒部材1内において一端側に抜止め状態
となるべく上記内方突出部10と係合する外方突出部2
2を有し且つ筒部材に対して回動自在に取付けられた管
部材2と、前記管部材相互の対向面間の流体密性を確保
するシール部材4とを有し、各管部材2,3における一
端側の流体経路が他端側のそれに対して45°傾斜して
いる。
Description
【0001】
この考案は、同軸線上にある二本の配管相互の接続のみならず、軸線方向が相 違する二本の配管相互についても接続可能である管継手に関するものである。
【0002】
この種の管継手としては、例えば、図6に示すものがあり、このものは同図に 示す如く、90°エルボ管80aと短管80bとこれら相互を繋ぐ接続筒80c とを有すると共に前記エルボ管80aを接続筒80cに対して回動可能な構成と してある。
【0003】 従って、接続されるべき二本の配管相互の角度が90°であれば、エルボ管8 0a側には全方向からの配管を接続することができる。 しかしながら、この管継手では、接続されるべき二本の配管相互の角度が90 °以外の場合や、たとえ前記角度が90°であったとしても配管軸線がある程度 ズレている場合(配管軸線が交わっていない場合)には接続できないという問題 を有している。
【0004】 他方、この種の管継手としては図7に示す形式のものもある。 この管継手は、同図に示すように、一方の短管90aの一端側に球状部91を 具備させると共に他方の短管90bの一端側に前記球状部91を包み持つ包持部 92を具備させ、これらを球面対遇状態に接続した構造としてある。 従って、接続されるべき二本の配管相互の角度が90°以外の場合でも無理な く接続することができる。
【0005】 しかしながら、この管継手ではその構造上、接続されるべき二本の配管相互の 角度が小さい(0°〜45°程度)場合にしか使用することができず、又、製造 に精度が要求されることから量産性が劣るという問題を有している。 上記した如く各管継手はそれぞれ問題を有しているが、これらの全ての問題が 解決された管継手の出現が望まれている。
【0006】
そこで、この考案では、配管の軸線がある程度ズレていても無理なく接続で き、接続されるべき二本の配管相互の角度が比較的大きな場合でも接続でき、 量産性に優れた管継手を提供することを課題とする。
【0007】
この考案の管継手は、一端側に内方突出部を有する両端開放の筒部材と、前記 筒部材の他端側に螺入せしめられた管部材と、前記筒部材内において一端側に抜 止め状態となるべく上記内方突出部と係合する外方突出部を有し且つ筒部材に対 して回動自在に取付けられた管部材と、前記管部材相互の対向面間の流体密性を 確保するシール部材とを有し、各管部材における一端側の流体経路が他端側のそ れに対して45°傾斜している。
【0008】 他の考案の管継手は、一端側に内方突出部を有する両端開放の筒部材と、前記 筒部材内において一端側に抜止め状態となるべく上記内方突出部と係合する外方 突出部を有し且つ筒部材に対して回動自在に取付けられた管部材と、管主体と前 記筒部材内に回動自在に収容された鍔部とを有する管部材と、前記管主体に外挿 せしめられ且つ前記鍔部を内方突出部側に押込むべく螺入された環状雄ねじ部材 と、前記管部材相互の対向面間の流体密性を確保するシール部材とを具備してお り、各管部材における一端側の流体経路が他端側のそれに対して45°傾斜して いる。
【0009】
この考案は次の作用を有する。 この考案の管継手では、外方突出部を有した管部材を所望位置に回動させるこ とにより、管部材相互の角度を接続されるべき二本の配管の方向に対応させるこ とができる。この管継手の管部材相互は筒部材を介して接続されていると共に各 管部材における一端側の流体経路が接続側端のそれに対して45°傾斜させてあ るから、上記した管部材の回動操作により、配管軸線相互の角度が0°〜90° の範囲で配管接続でき、又、配管相互の軸線がある程度ズレていても無理なく接 続できる。
【0010】 他方、この管継手は従来の技術の欄に記載した後者のもののように、加工しに くい球面対遇部はないから量産性は優れたものとなる。
【0011】
以下、この考案の構成を実施例として示した図面に従って説明する。 この実施例の管継手は、図1に示すように、筒部材1と、前記筒部材1の一端 側に取付けられた管部材2と、前記筒部材1の他端側に取付けられた管部材3と 、前記管部材2,3の端部相互の流体密性を確保するシール部材4とから構成さ れている。
【0012】 筒部材1は、同図に示すように、一端側にはその開放部に内方突出周片10( 手段の欄の内方突出部と対応する)を、他端側にはその内周部に雌ネジ部11を 、それぞれ設けてあり、全体としては両端開放の筒状に形成されている。 管部材2は、同図に示すように、45°エルボ管20、短管21及び上記内方 突出周片10と係合する外方突出周片22(手段の欄の外方突出部と対応する) から成る構成としてある。そして、この管部材2は、前記外方突出周片22の外 径寸法を筒部材1の内径寸法よりも少し小さく設定することにより筒部材1に対 して回動可能なものとしてあると共に内方突出周片10と外方突出周片22との 係合により筒部材1の一端側に抜止め状態となるようにしてある。
【0013】 管部材3は、図1に示すように、45°エルボ管30の一端にこれよりも大径 の雄ネジ部31を具備させて構成してあり、前記雄ネジ部31を上記雌ネジ部1 1に螺入する態様で筒部材1に取付け得るようにしてある。 シール部材4は、同図に示すように、JIS規格のOリングが使用されており 、上記した如く前記管部材2,3の端部相互の流体密性を確保し得るようにして ある。
【0014】 この実施例の管継手は上記のような構成としてあるから、図1の状態において 、管部材2は筒部材1や管部材3に対して360°回動し得ることとなり(図1 〜図4参照)、作用の欄に記載した如く、配管軸線相互の角度が0°〜90°の 範囲にある二本の配管を無理なく接続できる。そして、この管継手では、作用・ 効果の欄に記載しているように、配管の軸線がある程度ズレていても無理なく接 続でき、接続されるべき二本の配管相互の角度が比較的大きな場合でも接続でき 、量産性に優れている。
【0015】 尚、上記実施例の管部材3を、図5に示す如く、管部材3’とこれに外挿され た環状雄ねじ部材5との組合せにかえることができ、この場合も上記実施例と同 様の効果を有したものとなる。 そして、上記実施例において、管部材2,3,3’の配管接続側部に配管接続 用の雌ねじ部を形成することもできる。
【0016】
この考案は、上述の如くの構成を有するものであるから、次の効果を有する。 作用の欄に記載した内容から、配管の軸線がある程度ズレていても無理なく 接続でき、接続されるべき二本の配管相互の角度が比較的大きな場合でも接続 でき、量産性に優れた管継手を提供できた。
【図1】この考案の実施例における管継手の断面図。
【図2】前記管継手の一方の管部材を回動させた状態を
示す図。
示す図。
【図3】前記管継手の一方の管部材を回動させた状態を
示す図。
示す図。
【図4】前記管継手の一方の管部材を回動させた状態を
示す図。
示す図。
【図5】この考案の他の実施例の管継手の断面図。
【図6】従来の管継手の断面図。
【図7】従来の他の管継手の断面図。
1 筒部材 2 管部材 3 管部材 3’ 管部材 4 シール部材 5 環状雄ねじ部材 10 内方突出周片 11 雌ネジ部 31 雄ネジ部
Claims (2)
- 【請求項1】 一端側に内方突出部を有する両端開放の
筒部材と、前記筒部材の他端側に螺入せしめられた管部
材と、前記筒部材内において一端側に抜止め状態となる
べく上記内方突出部と係合する外方突出部を有し且つ筒
部材に対して回動自在に取付けられた管部材と、前記管
部材相互の対向面間の流体密性を確保するシール部材と
を有し、各管部材における一端側の流体経路が他端側の
それに対して45°傾斜していることを特徴とする管継
手。 - 【請求項2】 一端側に内方突出部を有する両端開放の
筒部材と、前記筒部材内において一端側に抜止め状態と
なるべく上記内方突出部と係合する外方突出部を有し且
つ筒部材に対して回動自在に取付けられた管部材と、管
主体と前記筒部材内に回動自在に収容された鍔部とを有
する管部材と、前記管主体に外挿せしめられ且つ前記鍔
部を内方突出部側に押込むべく螺入された環状雄ねじ部
材と、前記管部材相互の対向面間の流体密性を確保する
シール部材とを具備しており、各管部材における一端側
の流体経路が他端側のそれに対して45°傾斜している
ことを特徴とする管継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25993U JP2531340Y2 (ja) | 1993-01-08 | 1993-01-08 | 管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25993U JP2531340Y2 (ja) | 1993-01-08 | 1993-01-08 | 管継手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0654988U true JPH0654988U (ja) | 1994-07-26 |
JP2531340Y2 JP2531340Y2 (ja) | 1997-04-02 |
Family
ID=11468927
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25993U Expired - Lifetime JP2531340Y2 (ja) | 1993-01-08 | 1993-01-08 | 管継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2531340Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015218908A (ja) * | 2014-05-14 | 2015-12-07 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 排水出口機構及びそれを備えた貯湯式給湯装置 |
WO2021166564A1 (ja) * | 2020-02-21 | 2021-08-26 | 株式会社ダイセル | 連結構造、エアバッグ装置、及び車両用シート |
CN114739567A (zh) * | 2022-05-05 | 2022-07-12 | 安徽春辉仪表线缆集团有限公司 | 一种便于安装的化工用不锈钢压力表 |
-
1993
- 1993-01-08 JP JP25993U patent/JP2531340Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015218908A (ja) * | 2014-05-14 | 2015-12-07 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 排水出口機構及びそれを備えた貯湯式給湯装置 |
WO2021166564A1 (ja) * | 2020-02-21 | 2021-08-26 | 株式会社ダイセル | 連結構造、エアバッグ装置、及び車両用シート |
JP2021134795A (ja) * | 2020-02-21 | 2021-09-13 | 株式会社ダイセル | 連結構造、エアバッグ装置、及び車両用シート |
CN115135917A (zh) * | 2020-02-21 | 2022-09-30 | 株式会社大赛璐 | 连结构造、气囊装置以及车辆用座椅 |
CN115135917B (zh) * | 2020-02-21 | 2024-04-19 | 株式会社大赛璐 | 连结构造、气囊装置以及车辆用座椅 |
CN114739567A (zh) * | 2022-05-05 | 2022-07-12 | 安徽春辉仪表线缆集团有限公司 | 一种便于安装的化工用不锈钢压力表 |
CN114739567B (zh) * | 2022-05-05 | 2024-05-03 | 安徽春辉仪表线缆集团有限公司 | 一种便于安装的化工用不锈钢压力表 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2531340Y2 (ja) | 1997-04-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960930 |
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R250 | Receipt of annual fees |
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