JP2531150Y2 - 可撓管 - Google Patents

可撓管

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JP2531150Y2
JP2531150Y2 JP1991014503U JP1450391U JP2531150Y2 JP 2531150 Y2 JP2531150 Y2 JP 2531150Y2 JP 1991014503 U JP1991014503 U JP 1991014503U JP 1450391 U JP1450391 U JP 1450391U JP 2531150 Y2 JP2531150 Y2 JP 2531150Y2
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JP
Japan
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tube
core
ball
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spherical
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利行 岩本
徹 難波
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は管路の途中に介装される
可撓管に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、継手部が大きく屈曲できるように
した可撓管として、特公昭55-14953号において、図3に
示すような形式のものが提案されている。
【0003】図3においては、コア1とストッパー2の
第1の球状凹面3および第2の球状凹面4が一体となっ
て、ボール形リング5の球状凸面6に対して摺動するこ
とにより、管7と直管8の任意方向への屈曲が許容さ
れ、可撓性が確保される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の構成によれば、直管8の挿入時に、コア1と直管8と
の位置関係を規定するものがなく、挿入距離が長過ぎた
り短すぎたりする問題があった。
【0005】本考案は上記課題を解決するもので、挿入
時にコアに対して直管を容易に位置決めすることができ
る可撓管を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の可撓管は、互いに接続される管の端部に挿口
を形成し、一方の管の挿口に、筒状をなして一端側で一
方の管の挿口に外嵌合するとともに他端側の外周に球状
凸面を形成されたボール形リングを取付け、他方の管の
挿口に、筒状をなして一端側で他方の管の挿口に外嵌合
するとともに他端側の内周に前記ボール形リングの他端
側から前記球状凸面に摺接する第1の球状凹面を有した
コアを取付け、このコアに、前記ボール形リングの一端
側から前記球状凸面に摺接する第2の球状凹面を一端側
から前記球状凸面に摺接する第2の球状凹面を一端側に
有して他端側でコアに外嵌合するリング状のストッパー
を取付け、前記コアの一端側の内周面に他方の管の先端
に当接して管を係止するコアストッパーを設け、前記ボ
ール形リングの一端側の内周面と前記一方の管の外周面
の双方の相対向する位置と、前記コアの一端側の内周面
と前記他方の管の外周面の双方の相対向する位置と、前
記ストッパーの内周面と前記コアの他端側の外周面の双
方の相対向する位置との各々に環状溝を形成し、各環状
溝内にロックリングを配置するとともに、前記ロックリ
ングを半径方向に縮径させて相対向する環状溝の双方に
嵌装させるセットボルトを設けた構成としたものであ
る。
【0007】
【作用】上記構成により、球状凸面がボール形リングの
他端側に形成されて、接続される管の周囲に位置せず、
また、第1の球状凹面がコアの他端側に形成されて、接
続される管の周囲に位置しないので、ボール形リングと
コアおよびストッパーよりなる継手の形状を、接続する
管の外径に制約されることなく、小形化することが可能
となる。
【0008】さらに、コアに対する管の挿入時には、コ
アストッパーが管の挿口端部に当接して管を所定の挿入
位置で係止するので、コアに対する管の挿入量を常に一
定にすることができる。
【0009】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。まず、接続される管11,12の端部は挿口1
1a,12aに形成されており、両管11,12は継手
部13を介して互いに接続されている。この継手部13
は、胴部をなす直管14と直管14の両端に設けられた
一対の継手15とで形成されている。
【0010】そして、継手15は、直管14の挿口14
aに一端側で外嵌するとともに他端側の外周に球状凸面
16を形成されたボール形リング17と、管11,12
の挿口11a,12aに一端側で外嵌合するとともに他
端側の内周にボール形リング17の他端側から球状凸面
16に摺接する第1の球状凹面18を有したコア19
と、ボール形リング17の一端側から球状凸面16に摺
接する第2の球状凹面20を一端側に有して他端側でコ
ア19に外嵌合するリング状のストッパー21とで形成
されている。さらに、コア19の一端側の内周面には挿
口11a,12aを所定位置で係止するコアストッパー
19aが半径方向に環状に突出して形成されている。
【0011】そして、ボール形リング17の一端側は、
ロックリング22とロックリング22を半径方向に付勢
して縮径させるセットボルト23とで直管14に固定さ
れ、ボール形りぐ17と直管14との間にはシール用の
ゴム輪24が介在されている。また、コア19の一端側
は、ロックりぐ25とロックリング25を半径方向に付
勢するセットボルト26とで管11,12に固定され、
コア19と管11,12との間にはシール用のゴム輪2
7が介在されている。
【0012】そして、ストッパー21の他端側は、ロッ
クリング28とロックリング28を半径方向に付勢する
セットボルト29とでコア19に固定され、ストッパー
21とコア19との間にはシール用のゴム輪30が介在
されている。
【0013】以下、上記構成における作用を説明する。
コア19とストッパー21の第1の球状凹面18および
第2の球状凹面20が一体となって、ボール形リング1
7の球状凸面16に対して摺動することにより、管11
と直管14、直管14と管12との任意方向への屈曲が
許容され、可撓性が確保される。
【0014】そして、球状凸面16がボール形リングの
他端側に形成され、第1の球状凹面18がコア19の他
端側に形成されることにより、従来のように、接続され
る管11,12の周囲に球状凸面16および第1の球状
凹面18が位置しないので、継手15の形状を管11,
12の外径に制約されることなく小形化することが可能
となる。
【0015】さらに、コア19に対する管11,12の
挿入時には、コアストッパー19aが管11,12の挿
口端部に当接して管11,12を所定の挿入位置で係止
するので、コア19に対する管11,12の挿入量を常
に一定にすることができる。
【0016】
【考案の効果】以上述べたように本考案によれば、球状
凸面および球状凹面が、接続される管の周囲に位置しな
いので、継手の形状を管の外径に制約されることなく小
形化することができ、コアストッパーが管の挿口端部に
当接して管を所定の挿入位置で係止することにより、コ
アに対する管の挿入量を常に一定にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例における可撓管の全体構成図
である。
【図2】同実施例における継手の拡大断面図である。
【図3】従来の可撓管を示す全体構成図である。
【符号の説明】
11,12 管 14 直管 15 継手 16 球状凸面 17 ボール形リング 18 第1の球状凹面 19 コア 19a コアストッパー 20 第2の球状凹面 21 ストッパー

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに接続される管の端部に挿口を形成
    し、一方の管の挿口に、筒状をなして一端側で一方の管
    の挿口に外嵌合するとともに他端側の外周に球状凸面を
    形成されたボール形リングを取付け、他方の管の挿口
    に、筒状をなして一端側で他方の管の挿口に外嵌合する
    とともに他端側の内周に前記ボール形リングの他端側か
    ら前記球状凸面に摺接する第1の球状凹面を有したコア
    を取付け、このコアに、前記ボール形リングの一端側か
    ら前記球状凸面に摺接する第2の球状凹面を一端側から
    前記球状凸面に摺接する第2の球状凹面を一端側に有し
    て他端側でコアに外嵌合するリング状のストッパーを取
    付け、前記コアの一端側の内周面に他方の管の先端に当
    接して管を係止するコアストッパーを設け、前記ボール形リングの一端側の内周面と前記一方の管の
    外周面の双方の相対向する位置と、前記コアの一端側の
    内周面と前記他方の管の外周面の双方の相対向する位置
    と、前記ストッパーの内周面と前記コアの他端側の外周
    面の双方の相対向する位置との各々に環状溝を形成し、
    各環状溝内にロックリングを配置するとともに、前記ロ
    ックリングを半径方向に縮径させて相対向する環状溝の
    双方に嵌装させるセットボルトを設けた ことを特徴とす
    る可撓管。
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