JPH059583Y2 - - Google Patents

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JPH059583Y2
JPH059583Y2 JP4608887U JP4608887U JPH059583Y2 JP H059583 Y2 JPH059583 Y2 JP H059583Y2 JP 4608887 U JP4608887 U JP 4608887U JP 4608887 U JP4608887 U JP 4608887U JP H059583 Y2 JPH059583 Y2 JP H059583Y2
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JP
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adapter
bulge
stopper ring
socket
synthetic resin
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、角度調整を可能とした所謂合成樹脂
製自在管継手に関するものである。
(従来の技術) 従来、例えば実開昭53−28521号公報記載のも
のが知られており、これは第3図において、合成
樹脂管1aの一端部に、内面形状が球面状の膨出
部2aを形成し、該膨出部2a内に球面状の外面
形状を有する管挿入用アダプター3aを嵌合し、
該嵌合部を相互に摺動させることにより角度調整
を可能としたものである。尚、30a,31aは
環状凹溝であり、該凹溝にはそれぞれ環状のシー
ル部材5a,6aが装着されている。32aはア
ダプターの受口部、4aは接続管である。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、上記従来の自在管継手においては、ア
ダプター3aが膨出部2a内に単に回動可能に嵌
合されているだけであるため、アダプター3aは
膨出部2a内を自由に回動し、アダプター3aの
受口部32aの軸心が膨出部の軸心と極端にず
れ、受口部32aが膨出部2a内に隠れてしまう
ことがあつた。
従つて、被接続管4aをアダプターの受口部3
2aに挿入する際、受口部32aの軸心を膨出部
2aの軸心と一致するようにアダプターを回動さ
せて修正しなければならず、このため、施工現場
での被接続管の接続作業の効率が低下するという
問題があつた。また、最大曲げ状態では、被接続
管4aの外面が膨出部2aの開口端と直接接触す
るので、地中に埋設して使用される場合、埋設後
の土圧等の外的負荷荷重により、膨出部2aの開
口端に破損や亀裂が生じるという問題があつた。
更に、被接続管4aと膨出部2aの開口端との間
より、土砂等の異物がアダプター3aと被接続管
4aの隙間に入り込み、該異物との接触によりシ
ール部材5a,6aが損傷を受け、シール性能が
低下するという問題があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記の問題点に鑑み、管挿入用アダ
プターの受口部に、アダプターの回動を規制する
ストツパーリングの一端を係合し、該ストツパー
リングの内周面には周方向に環状突起を設け、且
つストツパーリングの他端を前記膨出部の開口端
より突出させることにより、施工現場にて容易に
接続作業を行え、且つ膨出部に破損や亀裂等が生
じず、接続部のシール性に優れた合成樹脂製自在
管継手を提供することを目的とするものである。
(作用) 上述のように、アダプターの受口部に、ストツ
パーリングの一端が係合され、且つその他端は膨
出部の開口端より突出されているので、ストツパ
ーリングの外周面が膨出部の開口端と当接するま
での範囲内で、アダプターの回動が規制される。
この回動範囲内では、アダプターの受口部は常に
膨出部の開口端から臨める状態となり、被接続管
の挿入に際し、アダプターの軸心の修正をしなく
てよい。
また、ストツパーリングの内周面に周方向に設
けられた環状突起が、被接続管を挿入する際の挿
入ガイドの役目を果たし、接続作業が容易とな
る。
更に、上記環状突起が土砂等の異物の侵入を防
止する役目を果たすので、施工時あるいは施工後
の所謂砂かみ現象は起こらず、シール性は長期に
亘つて保持される。
(実施例) 以下、本考案の合成樹脂製自在管継手の一例を
図面に基づいて説明する。
第1図は本考案の合成樹脂製自在管継手の一実
施例を示す縦断面図、第2図は第1図の要部拡大
断面図である。
合成樹脂製自在管継手Aは管体10と、管挿入
用アダプター20と、ストツパーリング30とに
より構成されている。管体10は直管部11の一
端部に内外周面12a,12b共に球面状に成形
された膨出部12を有している。膨出部12は開
口端12cがわずかに拡径されている。
アダプター20は管体10の膨出部12内に回
動自在に嵌合されるもので、その外面形状20a
は膨出部12の内面形状12aとほぼ同形であ
る。受口部21はその内径が被接続管40の外径
よりわずかに大きくなされており、その開口端に
は係止溝22が設けられている。係止溝22は、
後述のストツパーリング30の係止部31が係合
されるためのものであり、その形状等は係止部3
1の形状に符号されている。アダプター20の外
面側の環状凹溝23には環状のシール部材24が
装着され、また、内面側の環状凹溝25には環状
のシール部材26が装着されている。アダプター
20の外周面には環状凹溝27が設けられてい
る。該凹溝27は曲げ角度の目印となる標示であ
り、例えば凹溝27は曲げ角度が最大許容角度に
相当する20度である位置を示すものである。標示
は上記凹溝の他例えば線条、凸条であつてもよ
い。尚、28はストツパーであり、被接続管40
の挿入長さを規制するためのものである。
管体10及びアダプター20は例えば硬質塩化
ビニル樹脂等より製されてなるものである。
30はアダプター20の回動を規制するストツ
パーリングであり、一端に係止部31、他端に鍔
部32を有し、内周面には環状突起33が設けら
れている。係止部31はアダプターの受口部21
の開口端に形成された係止溝22に係合されてい
る。ストツパーリング30の内径は前記アダプタ
ーの受口部21の内径とほぼ等しくなされ、ま
た、環状突起33部分の内径は被接続管40の外
径にほぼ等しくなされている。ストツパーリング
30の長さは鍔部32側が膨出部12の開口端よ
り突出するようになされている。ストツパーリン
グ30の材質は管体10やアダプター20と同材
質のものでもよいが、ポリエチレン、ポリブテン
等の軟質合成樹脂よりなるもののほうがよい。こ
の場合、係止溝22への係止部31の係合を容易
に行える。
上記合成樹脂製自在管継手Aは次のようにして
形成される。アダプター20の環状凹溝23,2
5にそれぞれシール部材24,26を装着し、次
いで該アダプター20を径方向に弾性的に偏平さ
せて管体10の膨出部12内に強制的に挿入す
る。挿入後、アダプター20を回転させ、その軸
心を受口部12の軸心と一致させる。次に、アダ
プター20の受口部21の開口端に形成された係
止溝22にストツパーリング30の係止部31を
係合させることにより、第1図で示される自在管
継手Aが得られる。
そして、上記状態では、ストツパーリング30
の外周面が膨出部12の開口端の内周面に当接す
ると共に、ストツパーリング30の鍔部32が開
口端面に当接する位置でアダプター20の回動が
規制されることになり、この回動範囲内ではアダ
プター20の受口部21は常に膨出部12の開口
端から臨める。被接続管40の受口部21への挿
入に際しては、アダプター20の向きを修正する
ことなく、しかも、ストツパーリング30の内周
面に設けられた環状突起33を挿入用ガイドとし
て利用できるので、挿入作業が容易となる。ま
た、環状突起33により外部からの土砂等の侵入
が防止される。
尚、本考案においては、ストツパーリングの内
周面に設けられる環状突起の数は2本以上であつ
もよく、その際、奥側のものほど突起の高さをや
や高くする方がよい。また、管体の一端部は曲管
部であつてもよく、あるいは断面円弧形状をなす
取付けプレートが設けられたものであつてもよ
い。
(考案の効果) 以上の通り、本考案の合成樹脂製自在管継手に
よれば、アダプターの受口部に、ストツパーリン
グの一端が係合され、且つその他端が膨出部の開
口端より突出されているので、ストツパーリング
の外周面が膨出部の開口端と当接するまでの範囲
内で、アダプターの回動が規制される。この回動
範囲内では、アダプターの受口部は常に膨出部の
開口端から臨める状態となり、被接続管の挿入に
際してはアダプターの軸心の修正をしなくてよ
い。
また、ストツパーリングの内周面に周方向に設
けられた環状突起が、被接続管を挿入する際の挿
入ガイドの役目を果たし、接続作業が容易とな
る。更に、上記環状突起が土砂等の異物の侵入を
防止する役目を果たすので、施工時あるいは施工
後の所謂砂かみ現象は起こらない。このためシー
ル部材が損傷を受けることがなく、シール性は長
期に亘つて保持される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の合成樹脂製自在管継手の一実
施例を示す縦断面図、第2図は第1図の要部拡大
断面図、第3図は従来公知の自在管継手を示す縦
断面図である。 10……管体、12……膨出部、20……管挿
入用アダプター、21……受口部、30……スト
ツパーリング、31……係止部、33……環状突
起、40……被接続管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 端部に内面形状が球面状の膨出部を有する管体
    と、該管体の膨出部へ回動自在に嵌合され、且つ
    被接続管の外径よりわずかに大きい内径の受口部
    を有する管挿入用アダプターとを備えた合成樹脂
    製自在管継手において、前記アダプターの受口部
    に、内周面に周方向に環状突起が設けられたスト
    ツパーリングの一端が係合され、且つ該ストツパ
    ーリングの他端は前記膨出部の開口端より突出さ
    れていることを特徴とする合成樹脂製自在管継
    手。
JP4608887U 1987-03-28 1987-03-28 Expired - Lifetime JPH059583Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4608887U JPH059583Y2 (ja) 1987-03-28 1987-03-28

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JP4608887U JPH059583Y2 (ja) 1987-03-28 1987-03-28

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JPS63152990U JPS63152990U (ja) 1988-10-06
JPH059583Y2 true JPH059583Y2 (ja) 1993-03-09

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