JPH0426782Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0426782Y2 JPH0426782Y2 JP1987020935U JP2093587U JPH0426782Y2 JP H0426782 Y2 JPH0426782 Y2 JP H0426782Y2 JP 1987020935 U JP1987020935 U JP 1987020935U JP 2093587 U JP2093587 U JP 2093587U JP H0426782 Y2 JPH0426782 Y2 JP H0426782Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- socket
- stopper
- ball
- shaped ring
- accommodating groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 claims description 17
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 11
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 claims description 6
- 238000009750 centrifugal casting Methods 0.000 description 6
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 6
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 229910001018 Cast iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 1
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Joints Allowing Movement (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は可撓管に関する。
従来の技術
継手部を大きく屈曲できるようにした可撓管と
して、従来たとえば特開昭62−204088号公報に示
されるものがある。これは、管の一端部に球状の
膨出部を形成するとともに、管の他端部には、接
続すべき相手の管の膨出部を収容可能な広口の筒
状体を取付けた構成となつている。そして、筒状
体の内部で膨出部が自身の周方向に移動可能とさ
れることにより、継手部の屈曲を許容している。
して、従来たとえば特開昭62−204088号公報に示
されるものがある。これは、管の一端部に球状の
膨出部を形成するとともに、管の他端部には、接
続すべき相手の管の膨出部を収容可能な広口の筒
状体を取付けた構成となつている。そして、筒状
体の内部で膨出部が自身の周方向に移動可能とさ
れることにより、継手部の屈曲を許容している。
考案が解決しようとする問題点
しかし、このような従来の構成では、管の一端
部に形成される膨出部は球状であるため、この管
の製造に際し、成形された管を一方向に引抜く遠
心鋳造法を適用できない。このため土間込めなど
により管を鋳造する必要があり、生産性が低いと
いう問題点がある。
部に形成される膨出部は球状であるため、この管
の製造に際し、成形された管を一方向に引抜く遠
心鋳造法を適用できない。このため土間込めなど
により管を鋳造する必要があり、生産性が低いと
いう問題点がある。
また、管の他端部には、膨出部を収容可能な程
度に口径の大きな筒状体を取付けるものであるた
め、大形部材の取付作業が必要となつて継手部の
接合作業性が悪いという問題点もある。
度に口径の大きな筒状体を取付けるものであるた
め、大形部材の取付作業が必要となつて継手部の
接合作業性が悪いという問題点もある。
そこで本考案はこのような問題点を解決し、管
体を遠心鋳造法により生産可能で、しかも継手部
の接合作業性の良好な可撓管を得ることを目的と
する。
体を遠心鋳造法により生産可能で、しかも継手部
の接合作業性の良好な可撓管を得ることを目的と
する。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するため本考案は、互いに接
続される一方の管の端部に受口を一体に形成する
とともに他方の管の端部に挿口を形成し、前記挿
口の先端部の外周に、外周面が球状に形成された
ボール形リングを、シールを保つて固定し、前記
挿口が挿入される受口の内周面と前記ボール形リ
ングの外周面との間にシール材を配置し、前記シ
ール材よりも奥側の受口内面に、前記ボール形リ
ングにおける最大径部よりも挿口の先端側の部分
に当たる内周突部を形成し、前記受口の開口端側
を、前記ボール形リングを越えた位置まで延ばし
て形成し、前記シール材よりも開口端側における
受口の内周にストツパ収容溝を形成し、このスト
ツパ収容溝に、前記ボール形リングにおける最大
径部よりも受口の開口端側の部分に当たるリング
状のストツパを収容し、前記受口に、この受口の
開口端から前記ストツパ収容溝に向かう第1の切
欠きを、周方向に複数形成し、前記ストツパにお
ける前記収容溝へのはめ込み部を、前記第1の切
欠きを管軸方向に通過可能なように第2の切欠き
によつて周方向に分断させて構成するとともに、
前記第1の切欠きを通過した後にストツパを周方
向に一定角度だけ回転させたときに、ストツパ収
容溝における第1の切欠きを避けた側壁部分に係
り合い可能に構成し、前記ストツパとストツパ収
容溝の側壁部分とが係り合つて第1および第2の
切欠きが同位相となつたときにこれら切欠きによ
り形成される空隙部に、前記ストツパの回り止め
を施すスペーサを収容して固定したものである。
続される一方の管の端部に受口を一体に形成する
とともに他方の管の端部に挿口を形成し、前記挿
口の先端部の外周に、外周面が球状に形成された
ボール形リングを、シールを保つて固定し、前記
挿口が挿入される受口の内周面と前記ボール形リ
ングの外周面との間にシール材を配置し、前記シ
ール材よりも奥側の受口内面に、前記ボール形リ
ングにおける最大径部よりも挿口の先端側の部分
に当たる内周突部を形成し、前記受口の開口端側
を、前記ボール形リングを越えた位置まで延ばし
て形成し、前記シール材よりも開口端側における
受口の内周にストツパ収容溝を形成し、このスト
ツパ収容溝に、前記ボール形リングにおける最大
径部よりも受口の開口端側の部分に当たるリング
状のストツパを収容し、前記受口に、この受口の
開口端から前記ストツパ収容溝に向かう第1の切
欠きを、周方向に複数形成し、前記ストツパにお
ける前記収容溝へのはめ込み部を、前記第1の切
欠きを管軸方向に通過可能なように第2の切欠き
によつて周方向に分断させて構成するとともに、
前記第1の切欠きを通過した後にストツパを周方
向に一定角度だけ回転させたときに、ストツパ収
容溝における第1の切欠きを避けた側壁部分に係
り合い可能に構成し、前記ストツパとストツパ収
容溝の側壁部分とが係り合つて第1および第2の
切欠きが同位相となつたときにこれら切欠きによ
り形成される空隙部に、前記ストツパの回り止め
を施すスペーサを収容して固定したものである。
作 用
このような構成によれば、一端に受口を有する
とともに他端に挿口を有する管体を遠心鋳造法に
より成形した後に、挿口の先端部の外周にボール
形リングを固定することにより、管本体が製造さ
れる。ここでボール形リングは挿口の外周に取付
けられ、かつ受口の内部に収容されるものである
ため、比較的小形の部材となり、その取付作業は
容易なものとなる。受口と挿口との間はシール材
でシールされる。ストツパは、第1の切欠きを通
過した後に周方向に回転されることで収容溝に係
り合うとともに、スペーサにより回りり止めが施
されて受口からの抜け出しが確実に防止される。
またボールリングはその最大径部よりも受口奥側
と受口開口側が内周突部とストツパとに当たつた
状態で周方向に変位可能であるため、挿口は受口
との伸縮を防止された状態で自在に屈曲可能とな
る。
とともに他端に挿口を有する管体を遠心鋳造法に
より成形した後に、挿口の先端部の外周にボール
形リングを固定することにより、管本体が製造さ
れる。ここでボール形リングは挿口の外周に取付
けられ、かつ受口の内部に収容されるものである
ため、比較的小形の部材となり、その取付作業は
容易なものとなる。受口と挿口との間はシール材
でシールされる。ストツパは、第1の切欠きを通
過した後に周方向に回転されることで収容溝に係
り合うとともに、スペーサにより回りり止めが施
されて受口からの抜け出しが確実に防止される。
またボールリングはその最大径部よりも受口奥側
と受口開口側が内周突部とストツパとに当たつた
状態で周方向に変位可能であるため、挿口は受口
との伸縮を防止された状態で自在に屈曲可能とな
る。
実施例
第1図において、互いに接続されるべき一方の
管の端部には受口1が形成され、かつ他方の管の
端部には、受口1の内部へ挿入可能な挿口2が形
成されている。これら管は、それぞれ一端に受口
1を有するとともに他端に挿口2を有するように
遠心鋳造により形成され、管内面にはモルタルラ
イニング層3が形成されている。
管の端部には受口1が形成され、かつ他方の管の
端部には、受口1の内部へ挿入可能な挿口2が形
成されている。これら管は、それぞれ一端に受口
1を有するとともに他端に挿口2を有するように
遠心鋳造により形成され、管内面にはモルタルラ
イニング層3が形成されている。
挿口2の先端部の外周にはボール形リング4が
取付けられている。このボール形リング4は、外
周面5が球状に形成され、その両端が溶接部6に
よりシールを付与されて挿口2に固定されてい
る。また、その内部には、重量を軽減するための
空洞部7が形成されている。
取付けられている。このボール形リング4は、外
周面5が球状に形成され、その両端が溶接部6に
よりシールを付与されて挿口2に固定されてい
る。また、その内部には、重量を軽減するための
空洞部7が形成されている。
受口1の内面には、その開口端側から順に、ボ
ール形リング4が軸心方向に通過可能な内周面8
と、この内周面8よりも大径のシール材収容溝9
と、ボール形リング4の外周面5に当たる内周突
部10と、管径方向の奥端部11とが形成されて
いる。内周面8における管軸方向の中央部には、
この内周面8よりも大径のストツパ収容溝12が
形成されている。シール材収容溝9にはゴム製の
環状のシール材13が収容され、シール材収容溝
9の内面とボール形リング4の外周面との間でこ
のシール材13が圧縮されることにより、受口1
と挿口2との間をシールしている。内周突部10
は、シール材13よりも受口の奥側の位置で、ボ
ール形リング4における最大径部よりも挿口の先
端側の部分に当たるように構成されている。
ール形リング4が軸心方向に通過可能な内周面8
と、この内周面8よりも大径のシール材収容溝9
と、ボール形リング4の外周面5に当たる内周突
部10と、管径方向の奥端部11とが形成されて
いる。内周面8における管軸方向の中央部には、
この内周面8よりも大径のストツパ収容溝12が
形成されている。シール材収容溝9にはゴム製の
環状のシール材13が収容され、シール材収容溝
9の内面とボール形リング4の外周面との間でこ
のシール材13が圧縮されることにより、受口1
と挿口2との間をシールしている。内周突部10
は、シール材13よりも受口の奥側の位置で、ボ
ール形リング4における最大径部よりも挿口の先
端側の部分に当たるように構成されている。
ストツパ収容溝12には、リング状のストツパ
14が収容されている。このストツパ14は、シ
ール材13よりも受口の開口端側の位置で、ボー
ル形リング4における最大径部よりも受口の開口
端側の部分に当たる内周テーパ面15を有してい
る。ストツパ14における収容溝12へのはめ込
み部16は、第3図に示すように、周方向の複数
箇所において一定幅の切欠き17により分断され
た構成となつている。なお、第3図においては、
ストツパ14は周方向に連続した完全なリング状
のものを例示したが、周方向ひとつ割りの構成と
することもできる。
14が収容されている。このストツパ14は、シ
ール材13よりも受口の開口端側の位置で、ボー
ル形リング4における最大径部よりも受口の開口
端側の部分に当たる内周テーパ面15を有してい
る。ストツパ14における収容溝12へのはめ込
み部16は、第3図に示すように、周方向の複数
箇所において一定幅の切欠き17により分断され
た構成となつている。なお、第3図においては、
ストツパ14は周方向に連続した完全なリング状
のものを例示したが、周方向ひとつ割りの構成と
することもできる。
第2図に示すように、受口1には、開口端18
からストツパ収容溝12に向かう切欠き19が、
周方向に複数形成されている。この切欠き19
は、ストツパ14のはめ込み部16に対応して形
成され、このはめ込み部16が管軸方向に通過可
能なようにされている。ストツパ14は、はめ込
み部16が切欠き19を通過して収容溝12に達
した後に周方向に一定角度だけ回転できるように
されている。この回転により、ストツパ収容溝1
2における切欠き19を避けた側壁部分にはめ込
み部16が係り合い、これによりストツパ14が
受口1から抜け出すことを防止する。
からストツパ収容溝12に向かう切欠き19が、
周方向に複数形成されている。この切欠き19
は、ストツパ14のはめ込み部16に対応して形
成され、このはめ込み部16が管軸方向に通過可
能なようにされている。ストツパ14は、はめ込
み部16が切欠き19を通過して収容溝12に達
した後に周方向に一定角度だけ回転できるように
されている。この回転により、ストツパ収容溝1
2における切欠き19を避けた側壁部分にはめ込
み部16が係り合い、これによりストツパ14が
受口1から抜け出すことを防止する。
このようにストツパ14が回転されると、第2
図に示すようにストツパ14と受口1との切欠き
17,19が互いに同位相となり、両切欠き1
7,19により空隙部20が形成される。周方向
1箇所の空隙部20には、第4図に示すような折
れ板状のスペーサ21が収容されている。このス
ペーサ21は、受口1の外周面から管径方向にね
じ込まれる固定ボルト22により固定され、これ
によりスペーサ21を回り止めして、このスペー
サ21の受口1からの抜け出しを確実に防止して
いる。
図に示すようにストツパ14と受口1との切欠き
17,19が互いに同位相となり、両切欠き1
7,19により空隙部20が形成される。周方向
1箇所の空隙部20には、第4図に示すような折
れ板状のスペーサ21が収容されている。このス
ペーサ21は、受口1の外周面から管径方向にね
じ込まれる固定ボルト22により固定され、これ
によりスペーサ21を回り止めして、このスペー
サ21の受口1からの抜け出しを確実に防止して
いる。
このような構成において、継手の接合に際して
は、まず、受口1の内部にシール材13をはめ込
んだ状態で、先端外周にボール形リング4が固定
された挿口2を受口1の内部へ挿入する。ボール
形リング4が受口1の内周突部10に当たるまで
挿口2を挿入すると、第1図に示すように、シー
ル材13は、ボール形リング4のほぼ最大径部の
位置とシール材収容溝9の内周面との間で圧縮さ
れ、これにより受口1とボール形リング4との間
のシールが確保される。挿口2とボール形リング
4との間は、溶接部6によりシールされる。
は、まず、受口1の内部にシール材13をはめ込
んだ状態で、先端外周にボール形リング4が固定
された挿口2を受口1の内部へ挿入する。ボール
形リング4が受口1の内周突部10に当たるまで
挿口2を挿入すると、第1図に示すように、シー
ル材13は、ボール形リング4のほぼ最大径部の
位置とシール材収容溝9の内周面との間で圧縮さ
れ、これにより受口1とボール形リング4との間
のシールが確保される。挿口2とボール形リング
4との間は、溶接部6によりシールされる。
次に、ボール形リング4を溶接する前に挿口2
に外ばめしておいたストツパ14を受け口1に接
近させ、そのはめ込み部16を受口1の切欠き1
9に通して、ストツパ収容溝12にはめ込む。そ
の後、ストツパ14を周方向に一定角度だけ回転
させ、ストツパ収容溝12における切欠き19を
避けた側壁部分にはめ込み部16を係り合わせ
る。これにより空隙部20が形成されることにな
るため、この空隙部20にスペーサ21を収容し
て、固定ボルト22で固定すれば、接合作業は完
了する。
に外ばめしておいたストツパ14を受け口1に接
近させ、そのはめ込み部16を受口1の切欠き1
9に通して、ストツパ収容溝12にはめ込む。そ
の後、ストツパ14を周方向に一定角度だけ回転
させ、ストツパ収容溝12における切欠き19を
避けた側壁部分にはめ込み部16を係り合わせ
る。これにより空隙部20が形成されることにな
るため、この空隙部20にスペーサ21を収容し
て、固定ボルト22で固定すれば、接合作業は完
了する。
このようにすると、ボール形リング4は、内周
突部10とストツパ14の内周テーパ面15とに
当たつた状態でその周方向に移動可能となるた
め、継手部の伸縮を防止した状態で、この継手部
の自在な屈曲が可能となる。またスペーサ21に
よりストツパ14の回り止めが施されることにな
るため、ストツパ14の回転によりそのはめ込み
部16が受口1の切欠き19の位置と揃つて受口
1から外れ、これにより挿口2が受口1から抜け
出すような事故の発生を確実に防止できる。
突部10とストツパ14の内周テーパ面15とに
当たつた状態でその周方向に移動可能となるた
め、継手部の伸縮を防止した状態で、この継手部
の自在な屈曲が可能となる。またスペーサ21に
よりストツパ14の回り止めが施されることにな
るため、ストツパ14の回転によりそのはめ込み
部16が受口1の切欠き19の位置と揃つて受口
1から外れ、これにより挿口2が受口1から抜け
出すような事故の発生を確実に防止できる。
管体は、一端に受口1を有するとともに他端に
挿口2を有する鋳鉄管を遠心鋳造により成形し、
鋳型から受口側へ引き抜いた後にボール形リング
4を溶接するだけで製造できる。このため、生産
性を良好なものとすることができる。またボール
形リング4が取付けられた挿口2を、管胴部と一
体に成形された受口1の内部へ挿入させる構成と
したため、従来のような広口の筒状体を取付ける
必要がなくなり、継手部の接合作業性が良好なも
のになる。
挿口2を有する鋳鉄管を遠心鋳造により成形し、
鋳型から受口側へ引き抜いた後にボール形リング
4を溶接するだけで製造できる。このため、生産
性を良好なものとすることができる。またボール
形リング4が取付けられた挿口2を、管胴部と一
体に成形された受口1の内部へ挿入させる構成と
したため、従来のような広口の筒状体を取付ける
必要がなくなり、継手部の接合作業性が良好なも
のになる。
考案の効果
以上述べたように本考案によると、先端部の外
周にボール形リングが固定された挿口を受口の内
部に挿入して屈曲構造を得るものであるため、一
端に受口を有しかつ他端に挿口を有する管体を遠
心鋳造により形成した後に挿口の先端部にボール
形リングを固定するだけで管本体を製造できるこ
とになつて、生産性の高いものとすることが可能
となる。また、挿口を挿入すべき受口は管胴部と
一体に形成されるものであり、またストツパは第
1の切欠きを通過した後に周方向に回転されるだ
けて所定位置に設置されるため、継手部の接合作
業性を良好なものとすることができる。さらに、
受口からのストツパの抜け出しをスペーサによつ
て防止でき、このためストツパとボール形リング
との係り合いを確実なものとすることができる。
周にボール形リングが固定された挿口を受口の内
部に挿入して屈曲構造を得るものであるため、一
端に受口を有しかつ他端に挿口を有する管体を遠
心鋳造により形成した後に挿口の先端部にボール
形リングを固定するだけで管本体を製造できるこ
とになつて、生産性の高いものとすることが可能
となる。また、挿口を挿入すべき受口は管胴部と
一体に形成されるものであり、またストツパは第
1の切欠きを通過した後に周方向に回転されるだ
けて所定位置に設置されるため、継手部の接合作
業性を良好なものとすることができる。さらに、
受口からのストツパの抜け出しをスペーサによつ
て防止でき、このためストツパとボール形リング
との係り合いを確実なものとすることができる。
第1図は本考案の一実施例の要部を示す断面
図、第2図は第1図における−断面図、第3
図はストツパを示し、同図aはその正面図、同図
bはaにおけるB−B断面図、同図cはaにおけ
るC−C断面図、第4図はスペーサを示し、同図
aはその平面図、同図bはその正面図である。 1……受口、2……挿口、4……ボール形リン
グ、10……内周突部、13……シール材、14
……ストツパ。
図、第2図は第1図における−断面図、第3
図はストツパを示し、同図aはその正面図、同図
bはaにおけるB−B断面図、同図cはaにおけ
るC−C断面図、第4図はスペーサを示し、同図
aはその平面図、同図bはその正面図である。 1……受口、2……挿口、4……ボール形リン
グ、10……内周突部、13……シール材、14
……ストツパ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 互いに接続される一方の管の端部に受口を一体
に形成するとともに他方の管の端部に挿口を形成
し、 前記挿口の先端部の外周に、外周面が球状に形
成されたボール形リングを、シールを保つて固定
し、 前記挿口が挿入される受口の内周面と前記ボー
ル形リングの外周面との間にシール材を配置し、 前記シール材よりも奥側の受口内面に、前記ボ
ール形リングにおける最大径部よりも挿口の先端
側の部分に当たる内周突部を形成し、 前記受口の開口端側を、前記ボール形リングを
越えた位置まで延ばして形成し、 前記シール材よりも開口端側における受口の内
周にストツパ収容溝を形成し、 このストツパ収容溝に、前記ボール形リングに
おける最大径部よりも受口の開口端側の部分に当
たるリング状のストツパを収容し、 前記受口に、この受口の開口端から前記ストツ
パ収容溝に向かう第1の切欠きを、周方向に複数
形成し、 前記ストツパにおける前記収容溝へのはめ込み
部を、前記第1の切欠きを管軸方向に通過可能な
ように第2の切欠きによつて周方向に分断させて
構成するとともに、前記第1の切欠きを通過した
後にストツパを周方向に一定角度だけ回転させた
ときに、ストツパ収容溝における第1の切欠きを
避けた側壁部分に係り合い可能に構成し、 前記ストツパとストツパ収容溝の側壁部分とが
係り合つて第1および第2の切欠きが同位相とな
つたときにこれら切欠きにより形成される空隙部
に、前記ストツパの回り止めを施すスペーサを収
容して固定し、 たことを特徴とする可撓管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987020935U JPH0426782Y2 (ja) | 1987-02-16 | 1987-02-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987020935U JPH0426782Y2 (ja) | 1987-02-16 | 1987-02-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63128386U JPS63128386U (ja) | 1988-08-22 |
JPH0426782Y2 true JPH0426782Y2 (ja) | 1992-06-26 |
Family
ID=30816910
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987020935U Expired JPH0426782Y2 (ja) | 1987-02-16 | 1987-02-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0426782Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0610514B2 (ja) * | 1989-12-28 | 1994-02-09 | 株式会社クボタ | 可撓管 |
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JPS571195U (ja) * | 1980-06-02 | 1982-01-06 |
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1987
- 1987-02-16 JP JP1987020935U patent/JPH0426782Y2/ja not_active Expired
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63128386U (ja) | 1988-08-22 |
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