JP4864692B2 - 配管継手装置及びその製造方法 - Google Patents

配管継手装置及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4864692B2
JP4864692B2 JP2006353018A JP2006353018A JP4864692B2 JP 4864692 B2 JP4864692 B2 JP 4864692B2 JP 2006353018 A JP2006353018 A JP 2006353018A JP 2006353018 A JP2006353018 A JP 2006353018A JP 4864692 B2 JP4864692 B2 JP 4864692B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
piping member
fitted
fitting
piping
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006353018A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008164026A5 (ja
JP2008164026A (ja
Inventor
誠 吉野
金次 落合
功二 田中
学 鈴木
武 菱川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Denso Air Systems Corp
Original Assignee
Denso Corp
Denso Air Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp, Denso Air Systems Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2006353018A priority Critical patent/JP4864692B2/ja
Priority to CN200710199356.2A priority patent/CN101210636B/zh
Priority to DE102007061906A priority patent/DE102007061906A1/de
Priority to US12/005,253 priority patent/US7837234B2/en
Publication of JP2008164026A publication Critical patent/JP2008164026A/ja
Publication of JP2008164026A5 publication Critical patent/JP2008164026A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4864692B2 publication Critical patent/JP4864692B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L37/00Couplings of the quick-acting type
    • F16L37/08Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members
    • F16L37/084Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking
    • F16L37/0841Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of a transversally slidable locking member surrounding the tube
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L37/00Couplings of the quick-acting type
    • F16L37/08Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members
    • F16L37/12Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members using hooks, pawls or other movable or insertable locking members
    • F16L37/138Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members using hooks, pawls or other movable or insertable locking members using an axially movable sleeve
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L2201/00Special arrangements for pipe couplings
    • F16L2201/10Indicators for correct coupling
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L2201/00Special arrangements for pipe couplings
    • F16L2201/20Safety or protective couplings
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture

Description

本発明は、雄側継手を有する流体用配管部材と雌側継手を有する流体用配管部材とを接続する配管継手を備える配管継手装置及びその製造方法に関するものであり、例えば、車両空調用冷凍サイクルの冷媒用配管部材の配管継手に用いて好適なものである。
従来、この種の配管継手装置として、例えば、特許文献1に示されるものが知られている。すなわち、周部に開口が形成された筒状の雌側継手を有する第2配管部材と、雄側継手を有する第1配管部材と、雌側継手に雄側継手を内嵌したときに第1配管部材と第2配管部材との周壁間に装着して第1配管部材と第2配管部材とを係止する配管継手である係止部材と、第1配管部材に遊嵌されて係止部材の係止を解離するための半円筒状部材とを備えている。
係止部材は、両配管部材の周壁間に軸方向に延設された弾性腕部と、この弾性腕部の一端部に第2配管部材に形成された開口に係合する係止部と、弾性腕部の他端部にテーパー状に形成された受圧面とを有している。さらに、半円筒状部材は、第1配管部材の周面に沿った軸方向への摺動操作に伴って係止部材の受圧面に圧接して弾性腕部を径方向に押圧するテーパー状に形成された加圧面を有している。
そして、係止部材が第1配管部材と第2配管部材との周壁間に装着されて、上記開口に係止部が係止された第1配管部材と第2配管部材とを解離するときは、第1配管部材に遊嵌された半円筒状部材を第1配管部材の周面に沿った軸方向への摺動操作する。すると半円筒状部材の端部に形成された加圧面が弾性腕部の他端部に形成された受圧面に圧接する。このため弾性腕部は半径方向に撓み変形して、係止部は上記開口より離脱し両配管部材の解離が可能となる。
特公平6−31669号公報
ところで、上記特許文献1の構成によれば、第2配管部材の雌側継手に第1配管部材の雄側継手を嵌入して、両配管部材の周壁間に装着された係止部材により第1配管部材と第2配管部材とをワンタッチで接続することができる配管継手装置である。
しかしながら、発明者の検討によると、雌側継手、雄側継手の後方側にゴムホースを接続する配管部材に適用した場合には、係止部材が第1配管部材に回転自在に配設されていることで、雄側継手と雌側継手との間で回転方向に動いて、第1配管部材または第2配管部材のいずれかで連れ回りが発生することを見出した。
また、これらの連れ回りが発生すると、ゴムホースの搭載状態のばらつきによるゴムホース近傍における他部品との干渉、継手間における気密部の磨耗、振動による冷媒漏れなどの不具合が懸念される。
そこで、本発明の目的は、上記点に鑑みたものであり、部品点数を増加させることなく第1配管部材と第2配管部材との回り止めが図れる配管継手装置およびその装置の製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1ないし請求項6に記載の技術的手段を採用する。すなわち、請求項1に記載の発明では、雌側継手(32)を有する第2配管部材(3)と、拡径、縮径可能な係止部(14)を有し、第1配管部材(2)と第2配管部材(3)とを係止する配管継手(10)とを備える配管継手装置において、
第1配管部材(2)と第2配管部材(3)とは、雄側継手(22)の外周面が雌側継手(32)の内周面に嵌合する部位に、第1配管部材(2)と第2配管部材(3)とが円周方向に回転することなく接続するように回り止め部(24a、24b、34a〜34d、22a、22b、32a、32b)が形成され、
第1配管部材(2)には、雄側継手(22)の根元部外周に外方に突き出した膨拡部(24)と、その膨拡部(24)の外周に第1嵌合部(24a、24b)とが形成され、第2配管部材(3)には、雌側継手(32)の先端部側に膨拡部(24)に嵌合される拡管部(34)と、その拡管部(34)の内周に第1嵌合部(24a、24b)に係合される第1被嵌合部(34a〜34d)とが形成され、
回り止め部(24a、24b、34a〜34d)は、第1嵌合部(24a、24b)に第1被嵌合部(34a〜34d)が係合されることで第1配管部材(2)と第2配管部材(3)とが回り止めされていることを特徴としている。
この発明によれば、第1嵌合部(24a、24b)および第1被嵌合部(34a〜34d)がともに同質材料(例えば、金属製)によって形成できるため嵌め合うための位置決めの精度が向上できる。また、第1嵌合部(24a、24b)、第1被嵌合部(34a〜34d)のそれぞれが、膨拡部(24)、拡管部(34)を形成する際に同時形成することができる。これにより、製造コストの低減が図れる。さらに、第1配管部材(2)と第2配管部材(3)との2部品で回り止め機能を形成できるため、部品間のばらつきを最小にできる。
請求項2に記載の発明では、第1嵌合部(24a、24b)と第1被嵌合部(34a〜34d)とは、いずれか一方が凸状に形成され、これに対応する他方が凹状に形成されていることを特徴としている。この発明によれば、簡素な形状で第1配管部材(2)と第2配管部材(3)とに回り止め機能を形成することができる。
請求項3に記載の発明では、第1嵌合部(24a、24b)と第1被嵌合部(34a〜34d)とは、互いの断面形状が略半円形状、略多角形状のいずれかの形状で形成されていることを特徴としている。
この発明によれば、これらの形状の回り止め部(24a、24b、34a〜34d)であれば、簡素な形状で第1配管部材(2)と第2配管部材(3)とに回り止め機能を形成することができる。
請求項4に記載の発明では、第1嵌合部(24a、24b)と第1被嵌合部(34a〜34d)とは、膨拡部(24)および拡管部(34)の円周方向に不等角に複数個形成されていることを特徴としている。
この発明によれば、第1配管部材(2)と第2配管部材(3)との接続位置関係が所定の位置に設定できるため誤組み付けの防止が図れる。従って、雌側継手(32)、雄側継手(22)の後方側にゴムホースを接続する配管部材に適用した場合には、ゴムホースの搭載状態のばらつきによるゴムホース近傍における他部品との干渉、継手間における気密部の磨耗、振動による冷媒漏れなどの不具合が解消できる。
請求項5に記載の発明では、第2配管部材(3)には、雌側継手(32)の端末に第1配管部材(2)側に向かって延設される延設筒部(37)が設けられ、
配管継手(10)は、係止部(14)が弾性変位可能な樹脂材料で形成され、第1配管部材(2)の外周と延設筒部(37)との間に装着して第1配管部材(2)と第2配管部材(3)とを係止することを特徴としている。
この発明によれば、各配管部材(2、3)に配管継手(10)が係止する当接面に回り止め機能を付加する必要がない。これにより、配管継手(10)を簡素な形状で形成できる。また、配管継手(10)は樹脂材料で形成しているため、配管継手(10)と各配管部材(2、3)との間に回り止め機能を付加したときには、配管継手(10)と各配管部材(2、3)との当接面が異種材料であるため回り止め部の強度が強いられて体格が大型になるが其の必要はなしといえる。
請求項6に記載の発明では、請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の配管継手装置における第1配管部材(2)と第2配管部材(3)とに回り止め部(24a、24b、34a〜34d)を形成する配管継手装置の製造方法であって、
回り止め部(24a、24b、34a〜34d)は、第1配管部材(2)の膨拡部(24)の外周に設けられた第1嵌合部(24a、24b)と、第2配管部材(3)の拡管部(34)の内周に設けられた第1被嵌合部(34a〜34d)とからなっており、
第1嵌合部(24a、24b)は、膨拡部(24)を所定の形状に形成するバルジ加工を行うときに同時に形成し、
これに対応する第1被嵌合部(34a〜34d)は、拡管部(34)を所定の形状に形成する拡管加工を行うときに同時に形成することを特徴としている。
この発明によれば、第1嵌合部(24a、24b)、第1被嵌合部(34a〜34d)のそれぞれが、膨拡部(24)、拡管部(34)を形成する際に同時形成することができる。これにより、製造コストの低減が図れる。また、第1配管部材(2)と第2配管部材(3)との2部品で回り止め機能を形成できるため、部品間のばらつきを最小にできる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態による配管継手装置を図1ないし図8に基づいて説明する。図1は本発明を車両空調用冷凍サイクルの冷媒配管に適用したもので、配管継手装置の全体構成を示す模式図である。図2は係止部材10の外観形状および全体構成を示す斜視図である。図3は第1配管部材2の外観形状を示す外観図である。図4は図3に示すIV矢視図である。
また、図5は第2配管部材3の外観形状を示す外観図である。図6は図5に示すVI矢視図である。図7は第2配管部材3に第1配管部材2を挿入する前の分解断面図である。図8は第1配管部材2と第2配管部材3とを接続する際の作用形態を示す断面図である。
本実施形態の配管継手装置は、図1に示すように、雄側継手22を有する第1配管部材2と、雌側継手32を有する第2配管部材3と配管継手である係止部材10とから構成される。第1配管部材2に係止部材10に装着して、雌側継手32内に雄側継手22を挿入して第1配管部材2と第2配管部材3とを接続し、係止部材10を介して第1配管部材2と第2配管部材3とを係止するように構成されている。
第1配管部材2は、冷媒を流通するために筒状に形成され、その挿入側先端部が筒部21より拡径された雄側の継手部としての雄側継手22が形成されている。この雄側継手22には、気密部材であるゴム材からなるOリング5が嵌入される円環状の凹状溝部23が2列形成されるとともに、その凹状溝部23の反先端部側、すなわち雄側継手22の根元部に外方に突き出した膨拡部24が形成されている。
膨拡部24は、外形が軸心に対し外方に拡径する膨拡状からなる略円筒状の断面形状に形成され、膨拡部24の後方側に配置される筒部21と膨拡部24との段差面が後述する係止部材10の係止部14と係止する第1被係止部26として形成されている。
また、膨拡部24の前方側の端面は、第2配管部材3に形成された後述する拡管部34の根元部に当接される。さらに、膨拡部24の外周面には、第2配管部材3と第1配管部材2との回り止め機能を果たすための回り止め部である第1嵌合部24aが形成されている。
また、膨拡部24の後方側の筒部21には、凹状の溝部からなる制止部21bが形成されている。この制止部21bは、後述する係止部材10を第1配管部材2の外周に装着するときに、係止部材10の位置決めを行うための溝である。つまり、第1配管部材2と第2配管部材3とを接続するときに、第1配管部材2の外周に装着された係止部材10が筒部21の後方側にずれることを防止するためのストッパー機能を有している。
なお、本実施形態では、制止部21aを凹状の溝部で形成したが、これに限らず、第1配管部材2の筒部21外周に凸状の凸部を形成し、係止部材10側にその凸部を嵌め合う凹状の凹部を形成して係止部材10の位置決めを行うようにしても良い。
一方、第2配管部材3は、冷媒を流通するために筒状に形成され、挿入側先端部が筒部31より拡径された雌側の継手部としての雌側継手32が形成されている。この雌側継手32には、第1配管部材2の雄側継手22を内嵌する挿入口33と、この挿入口33よりも拡径された拡管部34と、この拡管部34から前方に延設された延設筒部37とを形成している。ここで、挿入口33は雄側継手22をシールするための内周面である。
拡管部34は、上記膨拡部24を内嵌するように形成されるとともに、その内周面には第2配管部材3と第1配管部材2との回り止め機能を果たすための回り止め部である第1被嵌合部34aが形成されている。
延設筒部37は、拡管部34よりも外方に拡径されて延設されるとともに、その先端が内周側に折り曲げるように形成して、延設筒部37の内周面に凹状の溝部からなる内径段差部38を形成する。つまり、内径段差部38は、後述する係止部材10の係止部14を内嵌するとともに、内径段差部38の先端で係止部14の第2当接部14aに当接するように形成している。
より具体的には、第1配管部材2と第2配管部材3とを接続するときにおいて、第1配管部材2の膨拡部24に第2配管部材3の拡管部34の根元部が当接したときに、第1配管部材2に装着された後述する係止部材10の係止部14が内径段差部38に内嵌可能なように凹状の溝部で形成される。
ところで、これら挿入口33、拡管部34、内径段差部38は筒部31の先端側を拡管などの塑性加工によって形成される。ここで、本実施形態の内径段差部38は、凹状の溝部を延設筒部37の内周面の全周に渡って形成したが、これに限らず、部分的に凹状の溝部を形成しても良い。
次に、配管継手である係止部材10は、図1に示すように、第1配管部材2に形成された拡管部34の反先端部側の外周に装着するように形成されている。この係止部材10は弾性変位を許容する樹脂材料によって形成される。または、係止部材10は金属材料あるいは樹脂材料と金属材料とを混合して一体的に成形しても良い。
係止部材10は、図2に示すように、全体形状が第1配管部材2および第2配管部材の軸心CLに対してリング状に形成されており、延設筒部37の内周側と、第1配管部材2の筒部21との間の隙間に配設するように形成している。そして、内径段差部38と膨拡部24とをそれぞれ係止する係止部14と、その係止部14を径方向に弾性変位させるための弾性変位部13と、係止部材10を第1配管部材2の外周面に装着するための配管装着部12とから構成されている。
係止部14は、軸心CLに対して対向する位置に複数(本例では2個)形成されている。この複数の係止部14の数は3つ、6つなど耐えうる圧力に応じて設定される。軸心CLに対して対向する一対の係止部14が組を成している。複数組の係止部14が円周方向に分散して配置される。
係止部14の先端側に凸状の第1当接部14eが形成されている。この第1当接部14eが膨拡部24に形成された第1被係止部26を係止する。そして、第1当接部14eに対向する軸方向の他端側には直線状の第2当接部14aが形成され、その第2当接部14aが第2配管部材3に形成された内径段差部38の先端を係止する。
換言すると、係止部14の軸方向の両端面において、一方の端面である第1当接部14eが第1配管部材2の第1被係止部26に係止され、他方の端面である第2当接部14aが第2配管部材3の内径段差部38に係止されることになる。
ここで、第2当接部14aは、第1配管部材2と第2配管部材3とが接続された後に、第1、第2配管部材2、3内に流体が封入されて内部圧力が高いときに、内圧によって第1、第2配管部材2、3との抜け方向に力が作用することで、内径段差部38の先端を当接することで係止される。
また、複数の係止部14のそれぞれは、外周方向に関して湾曲した円弧状の部分環の形状である。係止部14は、軸心CLを通る断面において、長方形もしくは略台形と呼びうる形状を呈している。また、係止部14の先端には、円錐の一部によって提供されるテーパー状のテーパー面部14bが形成される。そのテーパー面部14bに繋がれる外周には、円柱の一部によって提供される外周面が形成される。
また、内周面に形成された部分円板面の段差面が第1当接部14eであって、膨拡部24に形成された第1被係止部26に係止される。また、後端面に形成された部分円板面が第2当接部14aであって、第2配管部材3の内径段差部38の先端に係止される。さらに、係止部14の軸方向に関する全長にわたって樹脂材料で満たされた塊状に形成されており、軸方向に関して、配管を離す方向への力に抗することができる強度を提供している。
これにより、係止部14の一端を膨拡部24に係止させ、その他端を内径段差部38の先端に係止させることで第1配管部材2と第2配管部材3とが接続できる。また、係止部14の先端にテーパー面部14bを設けることで、第2配管部材3に第1配管部材2を挿入するときに、延設筒部37の先端で係止部14をスムーズに縮径することができる。しかも、係止部材10を延設筒部37の内周側にスムーズに挿入することができる。
配管装着部12は、断面が略C型状で薄肉の筒状に形成して第1配管部材2の外周に弾性変位させて装着するように形成されている。より具体的には、略C型状で薄肉の筒状に形成することで、第1配管部材2の外周に装着するときに、略C型状の開口部を開いて第1配管部材2の側方から装着することができる。また、配管装着部12の末端は、図1に示すように、第1配管部材2の筒部21に形成された制止部21bに係合するように内周側に折り曲げを形成している。
弾性変位部13は、配管装着部12の一端と係止部14とを繋ぐとともに、係止部14を径方向に弾性変位するように形成している。より具体的には、配管装着部12の径方向外側から軸方向に延びるように形成され、その一端が配管装着部12の一端から外方に延びて軸方向にUターンするように延設させ、その先端が係止部14の一端を繋ぐように形成している。そして、周方向に関して湾曲した円弧状の部分環の形状に形成されている。
ここで、弾性変位部13の径方向の厚さは、係止部14の厚さよりも充分に小さく、同じ樹脂材料によって形成されていても、径方向に関して充分な柔軟性を示し、係止部14が径方向に弾性変位可能に構成されている。
そして、弾性変位部13は配管装着部12の軸心CLに対して、配管装着部12の外方に対称位置に対向するように薄肉のリング状に一対形成されている。つまり、配管装着部12と2層となるように、配管装着部12の一端からUターンするように延設させてその先端に係止部14の一端を繋ぐように形成している(図1参照)。
そして、弾性変位部13先端の円周方向の両外方に係止部14の一端を繋げている。これにより、弾性変位部13の先端には、円周方向に2個の係止部14が形成されることになる。なお、第2配管部材3の延設筒部37に形成される内径段差部38は、上述した2個の係止部14に対向する部位、つまり、延設筒部37の円周方向の軸心CLに対して対向する部位に形成されている。
また、本実施形態の係止部材10では、弾性変位部13を円周上に2箇所形成させ、その弾性変位部13に係止部14を2箇所形成させたが、これに限らず、軸心CLに対して等間隔であれば係止部14を円周上に3箇所以上形成しても良い。また、弾性変位部13の円周上の中間位置に軸方向に延びる図示しない溝部を形成して2分割して、その先端側にそれぞれ係止部14を設けるように構成しても良い。
ところで、係止部材10が第1配管部材2、第2配管部材3に回転自在に装着されていることで、雄側継手22と雌側継手32との間で回転方向に動いて、第1配管部材2または第2配管部材3のいずれかで連れ回りが発生する。
そこで、本実施形態では、この連れ回りを防止するために、雄側継手22の外周面が雌側継手32の内周面に嵌合する部位に、第1配管部材2と第2配管部材3とが円周方向に回転することなく接続するように回り止め部である第1嵌合部24aと第1被嵌合部34aが形成されている。
具体的には、第1配管部材2の膨拡部24の外周面と第2配管部材3の拡管部34の内周面との嵌合する部位に形成している。より具体的には、第1配管部材2の膨拡部24の外周面に、図3および図4に示すように、複数の第1嵌合部24aが形成されている。そして、第2配管部材3の拡管部34の内周面に、図5および図6に示すように、第1嵌合部24aに嵌め合うための第1被嵌合部34aが形成されている。
本実施形態では、膨拡部24の外周面に形成される第1嵌合部24aは、例えば、断面形状が半円状の溝部で形成され、かつ膨拡部24の軸方向全長L1に渡って形成されている。そして、拡管部34の内周面に形成される第1被嵌合部34aは、例えば、断面形状が半円状の溝部に嵌合する半円状の凸部で形成している。
第1嵌合部24aは、雄側継手22の内側に向けて陥没した凹部として把握される。第1嵌合部24aは、フランジ状の膨拡部24を、軸方向に貫通する長さをもった凹溝として形成されている。また、第1嵌合部24aは、膨拡部24の径方向高さよりも小さい深さをもつ凹溝である。第1嵌合部24aは、膨拡部24の全外周長さよりも充分に短い幅をもった細い凹溝である。
一方、第1被嵌合部34aは、雌側継手32の内側に向けて突出した凸部として把握される。第1被嵌合部34aは、拡管部34の開口端側の端部よりわずかに内側から形成されている。第1被嵌合部34aは、拡管部34と、シール用の内周面である挿入口33との間に広がるテーパー状の円錐面35にまで延びている。
よって、第1被嵌合部34は、軸方向に延びる凸状として把握される。また、第1被嵌合部34aの頂部は、挿入口33より径方向外側に位置している。第1被嵌合部34aは、拡管部34の全周長さよりも充分に短い幅をもった細い凸条である。複数の第1嵌合部24aと複数の第1被嵌合部34aとは、膨拡部24の外周面、もしくは拡管部34の内周面に円周方向に対して不等間隔部をもち、中心軸に対して点対称とならないように配置されている。
本実施形態では、3個の第1嵌合部24a、第1被嵌合部34aが、中心軸に対して点対称とならないように配置されている。誤組付けを防止するために、図4および図6中に示すように、円周方向に、例えば、145°に複数の第1嵌合部24aもしくは第1被嵌合部34aを配置すれば不等角ピッチとなる。
さらに、図3中に示す符号21aは、第1配管部材2と第2配管部材3とを接続するときにおける位置合わせを行うときの識別部である。この識別部21aは、筒部21の外周面のうち、第1嵌合部24aから軸方向延長上に設けられている。識別部21aは、筒部21の外周を凹状に凹ませて形成されている。
また、図5中に示す符号31aは、第1配管部材2と第2配管部材3とを接続するときにおける位置合わせを行うときの識別部である。この識別部31aは、筒部31の外周面のうち、第1被嵌合部34aから軸方向延長上に設けられている。識別部31aは、筒部31の外周線上に凹状に凹ませて形成している。
これは、第1嵌合部24aおよび第1被嵌合部34aを不等角ピッチで形成したことで、第1配管部材2と第2配管部材3とを接続する際に、これらの識別部21a、31aを同一方向に位置合わせを行うことで、第1配管部材2と第2配管部材3とが所定の位置関係に接続することができる。従って、誤組付けを防止できる。なお、本実施形態では、第1嵌合部24aと第1被嵌合部34aとを円周方向に3個形成したが、これに限ることはない。
次に、回り止め部である第1嵌合部24a、第1被嵌合部34aの製造方法を説明する。具体的には、素管である筒部21より外方に拡径する膨拡状からなる略円筒状の断面形状の膨拡部24をバルジ加工によって形成するときに第1嵌合部24aを同時に形成している。換言すると、膨拡部24を形成する外型を、第1嵌合部24aに対応する形状の凸部を含めた膨拡部24となるように形成することで可能である。
従って、バルジ加工を行うことで、外方に拡径する膨拡状からなる略円筒状の断面形状の膨拡部24と、その膨拡部24の外周面に第1嵌合部24aが同時に形成できる。これにより、第1嵌合部24aを形成するための製造コストの低減が図れる。一方、素管である筒部31より拡管部34を拡管加工によって形成するときに第1被嵌合部34aを同時に形成している。
換言すると、拡管部34を形成する内型を、第1被嵌合部34aに対応する形状の凹部を含めた拡管部34となるように形成することで可能である。従って、拡管加工を行うことで、外方に拡径する拡管部34と、その拡管部24の内周面に第1被嵌合部34aが同時に形成できる。これにより、第1被嵌合部34aを形成するための製造コストの低減が図れる。
次に、以上の構成による第1実施形態の配管継手装置の組み付け方法を図1、図7、および図8に基づいて説明する。図7は第1配管部材2を第2配管部材3に挿入する前の形態を示す断面図であり、図1は係止直前の作用形態を示す断面図、図8は係止後もしくは流体封入後の作用形態を示す断面図である。
まず、図7に示すように、配管装着部12のC型状の開口部を拡げて第1配管部材2の外周に係止部材10を装着させる。そして、第1配管部材2の識別部21aと第2配管部材3の識別部21aとを同一方向に位置合わせを行いながら、第1配管部材2の雄側継手22を第2配管部材3の延設筒部37に対向する位置に配置させた後、第1配管部材2の雄側継手22を延設筒部37内に挿入する。
これにより、雄側継手22の先端が第2配管部材3の挿入口33内に挿入される。このときに、延設筒部37の先端で係止部14のテーパー面部14bを押圧することで係止部14が軸心方向に縮径される。そして、膨拡部24の先端側が第2配管部材3に形成された拡管部34の先端部に当接すると、拡管部34の第1被嵌合部34aが膨拡部24の第1嵌合部24aに挿通されて膨拡部24の先端側が拡管部34の根元部に挿入する。
このときに、係止部14が延設筒部37の内周側に挿入される。そして、図1に示すように、膨拡部24の先端側が拡管部34の根元部に当接すると、係止部14は弾性復帰して内径段差部38内に挿通する。このときは、係止部14が係止直前の作用形態であって、係止部14の先端と膨拡部24の第1被係止部26との間には隙間Sが形成されている。
そして、この状態から第1配管部材2を左方側(抜け方向)に引っ張ると、図8に示すように、係止部14の第1当接部14eの内壁面が膨拡部24の第1被係止部26に係止される。つまり、隙間Sが狭まることで係止部14が第1被係止部26に係止される。また、係止部14の第2当接部14aが内径段差部38の先端に係止されることになって、第1、第2配管部材2、3同士が軸方向に拘束されて第1配管部材2と第2配管部材3とがワンタッチで接続される。
ところで、接続後に第1、第2配管部材2、3内に内部流体を封入すると、第1、第2配管部材2、3内の内部圧力が高くなると、図8に示すように、第1配管部材2が内部圧力により軸方向(抜け方向)に移動するとともに、第1被係止部26に係合された第1当接部14eが軸方向(抜け方向)に移動することで第1当接部14eが第1被係止部26に係止される。また、係止部14の第2当接部14aが第2配管部材3に形成された内径段差部38の先端に係止される。
言い換えると、上述したように第1、第2配管部材2、3内に内部流体が封入していないときは、第1配管部材2を左方側に強制的に引っ張ることで、内圧が高まったときと同じように第1当接部14eが第1被係止部26に係止される。そして、このときに、係止部材10の弾性変位部13を外方から軽く押圧しても係止部14が径方向に拘束しているため第1配管部材2と第2配管部材3との接続を取り外すことはできない。
また、接続した後に、接続を取り外すときは、第1配管部材2を第2配管部材3側に押圧して第1当接部14eと第1被係止部26との係止を取り除いた後、弾性変位部13を外方から押圧して係止部14を縮径させれば良い。
以上のような組み付け方法により、拡管部34の第1被嵌合部34aが膨拡部24の第1嵌合部24aに嵌め合わされているので第1配管部材2と第2配管部材3との回り止めが図られる。つまり、第1配管部材2と第2配管部材3とで直接回り止め機能を果たすことができる。従って、回り止め機能を付加させるための部品点数を増加させなくても第1配管部材2と第2配管部材3との回り止めが図れる。
なお、本実施形態では、第1配管部材2の雄側継手22には、Oリング5が嵌入される凹状溝部23を二つ形成したが、これに限らず、一つもしくは二つ以上の複数個の凹状溝部23を形成して複数個のOリング5を嵌入して雄側継手22と雌側継手32とが気密されるように構成しても良い。また、本実施形態では、気密部材としてゴム材からなるOリング5を用いたが、これに限らず、メタルシールや樹脂材料によるシール部材を用いても良い。
以上の第1実施形態による配管継手装置によれば、第1配管部材2には、雄側継手22の根元部外周に外方に突き出した膨拡部24と、その膨拡部24の外周に第1嵌合部24aとが形成され、第2配管部材3には、雌側継手32の先端部側に膨拡部24に嵌合される拡管部34と、その拡管部34の内周に第1嵌合部24aに係合される第1被嵌合部34aとが形成され、回り止め部は、第1嵌合部24aに第1被嵌合部34aが係合されることで第1配管部材2と第2配管部材3とが回り止めされている。
これによれば、第1嵌合部24aおよび第1被嵌合部34aがともに同質材料(例えば、金属製)の剛体によって形成できるため嵌め合うための位置決めの精度が向上できるとともに、体格を大きくしなくても回り止めの強度を確保できる。
また、第1嵌合部24aおよび第1被嵌合部34aを円周方向に不等角ピッチで配置したことにより、回り止め機能と取付位置決め機能の両立が図れることで、車両等に配管を搭載したときに、配管近傍における他部品との干渉、継手間における気密部の磨耗、振動による冷媒漏れなどの不具合などの懸念が解消される。
第1嵌合部24aは、膨拡部24を所定の形状に形成するバルジ加工を行うときに同時に形成し、これに対応する第1被嵌合部34aは、拡管部34を所定の形状に形成する拡管加工を行うときに同時に形成するようにしている。
これによれば、第1嵌合部24a、第1被嵌合部34aのそれぞれが、膨拡部24、拡管部34を形成する際に同時形成することができる。これにより、製造コストの低減が図れる。また、第1配管部材2と第2配管部材3との2部品で回り止め機能を形成できるため、部品間のばらつきを最小にできる。
(第2実施形態)
以上の第1実施形態では、回り止め部である第1嵌合部24aを半円状の溝部で形成し、他方の第1被嵌合部34aをその半円状の溝部に嵌合する半円状の凸部で形成したが、これに限らず、第1被嵌合部34bを半円状の溝部で形成し、他方の第1嵌合部24bを第1被嵌合部34bの半円状の溝部に嵌合する半円状の凸部で形成しても良い。
本実施形態では、膨拡部24の外周面に形成される第1嵌合部24bは、図9および図10に示すように、断面形状が半円状の凸部で形成され、かつ膨拡部24の軸方向全長L1に渡って形成されている。そして、拡管部34の内周面に形成される第1被嵌合部34bは、図11および図12に示すように、断面形状が半円状の凸部に嵌合する半円状の溝部で形成し、かつ拡管部34の軸方向全長に渡って形成している。
以上の形状による第1嵌合部24b、第1被嵌合部34bの製造方法は、上記第1実施形態と同じように、膨拡部24を形成する外型を、第1嵌合部24bに対応する形状の溝部を含めた膨拡部24となるように形成することで可能である。従って、バルジ加工を行うことで、外方に拡径する膨拡状からなる略円筒状の断面形状の膨拡部24と、その膨拡部24の外周面に第1嵌合部24bが同時に形成できる。
また、拡管部34を形成する内型を、第1被嵌合部34bに対応する形状の凸部を含めた拡管部34となるように形成することで可能である。従って、拡管加工を行うことで、外方に拡径する拡管部34と、その拡管部24の内周面に第1被嵌合部34bが同時に形成できる。これにより、第1被嵌合部34aを形成するための製造コストの低減が図れる。
第1参考形態)
以上の実施形態では、第1嵌合部24a、24bを膨拡部24の外周面に、第1被嵌合部34a、34bを拡管部34の内周面にそれぞれ形成したが、これに限らず、雄側継手22の外周面が雌側継手32の内周面に嵌合する部位として、雄側継手22の先端側の外周面が雌側継手32の根元側の内周面に嵌合する部位に回り止め部である第2嵌合部22aおよび第2被嵌合部32aを形成しても良い。
第2嵌合部22aおよび第2被嵌合部32aは、上述の第1嵌合部24a、24b第1被嵌合部34a、34bに加えて、あるいは代えて設けることができる。
図13に示すように、雌側継手32の根元側の内周面に断面形状が半円状の凸部からなる第2被嵌合部32aを形成し、これに対応する雄側継手22の先端側の外周面に断面形状が第2被嵌合部32aの半円状の凸部に嵌合する半円状の溝部からなる第2嵌合部22aを形成している。
また、これら第2嵌合部22a、第2被嵌合部32aは、雌側継手32の根元側の内周面、雄側継手22の先端側の外周面に円周方向に不等角ピッチで複数個配置されている。これにより、以上の実施形態と同じように、第1配管部材2と第2配管部材3とが所定の位置関係に接続することができる。ただし、この場合には、雄側継手22の先端側の外周面に凸状の第2嵌合部22aを形成すると、雄側継手22が挿入口33内に内嵌できなくなるため凹み状に形成することが望ましい。
次に、以上の形状による回り止め部である第2嵌合部22a、第2被嵌合部32aの製造方法について説明する。本参考形態の場合には、第2嵌合部22aが雄側継手22の外周面に形成され、第2被嵌合部32aが雌側継手32の挿入口33の内周面に形成されている。
従って、雄側継手22および雌側継手32もともに拡管加工で形成が可能であるため、拡管加工を行うときに第2嵌合部22aもしくは第2被嵌合部32aを同時に形成ができる。これにより、第2嵌合部22aもしくは第2被嵌合部32aを形成するための製造コストの低減が図れる。
第2参考形態)
以上の第1参考形態では、雄側継手22の先端側の外周面に第2嵌合部22aを形成して、雌側継手32の根元側の内周面に第2被嵌合部32aを形成したが、これに限らず、雄側継手22の外周面が雌側継手32の内周面に嵌合する部位として、雄側継手22の後方側の外周面が雌側継手32の先端側の内周面に嵌合する部位に回り止め部である第2嵌合部22bおよび第2被嵌合部32bを形成しても良い。
より具体的には、図14に示すように、雄側継手22の後方側の外周面に断面形状が半円状の凸部からなる第2嵌合部22bを形成し、これに対応する雌側継手32の先端側の内周面に断面形状が第2嵌合部22bの半円状の凸部に嵌合する半円状の溝部からなる第2被嵌合部32bを形成している。
また、これら第2嵌合部22b、第2被嵌合部32bは、雌側継手32の先端側の内周面、雄側継手22の後方側の外周面に円周方向に不等角ピッチで複数個配置されている。これにより、以上の実施形態と同じように、第1配管部材2と第2配管部材3とが所定の位置関係に接続することができる。
ただし、この場合には、雌側継手32の先端側の内周面に凸状の第2被嵌合部32bを形成すると、雄側継手22が挿入口33内に内嵌できなくなるため凹み状に形成することが望ましい。
次に、以上の形状による回り止め部である第2嵌合部22b、第2被嵌合部32bの製造方法について説明する。本参考形態の場合には、第2嵌合部22bが雄側継手22の外周面に形成され、第2被嵌合部32bが雌側継手32の挿入口33の内周面に形成されている。
従って、雄側継手22および雌側継手32もともに拡管加工で形成が可能であるため、拡管加工を行うときに第2嵌合部22bもしくは第2被嵌合部32bを同時に形成ができる。これにより、第2嵌合部22bもしくは第2被嵌合部32bを形成するための製造コストの低減が図れる。
第3実施形態)
以上の実施形態では、回り止め部である第1嵌合部24a、24b、第1被嵌合部34a、34b、第2嵌合部22aおよび第2被嵌合部32aを、断面形状が半円状の凸部もしくは溝部で形成したが、これに限らず、略台形状もしくは略三角形状の略多角形状に形成しても良い。
本実施形態では、図15に示すように、第1被嵌合部34cの断面形状を台形状の略多角形状の溝部で形成している。そして、これに嵌め合う第1嵌合部を図示しないが略多角形状の凸部で形成している。
第4実施形態)
本実施形態では、図16に示すように、第1被嵌合部34dの断面形状を山形状、もしくは三角形状の略多角形状の溝部で形成している。そして、これに嵌め合う第1嵌合部を図示しないが略多角形状の凸部で形成している。勿論、第2嵌合部22aと第2被嵌合部32aとにおいても、略台形状もしくは略三角形状の略多角形状に形成しても良い。
(他の実施形態)
以上の実施形態では、本発明を車両用空調用冷凍サイクルの冷媒配管に適用させたが、これに限定することなく、流体を封入する配管に適用できる。
本発明の第1実施形態における配管継手装置の全体構成を示す模式図である。 本発明の第1実施形態における係止部材10の外観形状および全体構成を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態における第1配管部材2の外観形状を示す外観図である。 図3に示すIV矢視図である。 本発明の第1実施形態における第2配管部材3の外観形状を示す外観図である。 図5に示すVI矢視図である。 本発明の第1実施形態における第2配管部材3に第1配管部材2を挿入する前の分解断面図である。 本発明の第1実施形態における第1配管部材2と第2配管部材3とを接続する際の作用形態を示す断面図である。 本発明の第2実施形態における第1配管部材2の外観形状を示す外観図である。 図9に示すX矢視図である。 本発明の第2実施形態における第2配管部材3の外観形状を示す外観図である。 図11に示すXII−XII断面図である。 第1参考形態における配管継手装置の全体構成を示す模式図である。 第2参考形態における第1配管部材2および第2配管部材3の外観形状を示す外観図である。 本発明の第3実施形態における第1被嵌合部34cの断面形状を示す断面図である。 本発明の第4実施形態における第1被嵌合部34dの断面形状を示す断面図である。
符号の説明
2…第1配管部材
3…第2配管部材
10…係止部材(配管継手)
14…係止部
22…雄側継手
22a、22b…第2嵌合部(回り止め部)
24…膨拡部
24a、24b…第1嵌合部(回り止め部)
32…雌側継手
32a、32b…第2被嵌合部(回り止め部)
34…拡管部
34a、34b、34c、34d…第1被嵌合部(回り止め部)
37…延設筒部

Claims (6)

  1. 雄側継手(22)を有する第1配管部材(2)と、
    雌側継手(32)を有する第2配管部材(3)と、
    拡径、縮径可能な係止部(14)を有し、前記第1配管部材(2)と前記第2配管部材(3)とを係止する配管継手(10)とを備える配管継手装置において、
    前記第1配管部材(2)と前記第2配管部材(3)とは、前記雄側継手(22)の外周面が前記雌側継手(32)の内周面に嵌合する部位に、前記第1配管部材(2)と前記第2配管部材(3)とが円周方向に回転することなく接続するように回り止め部(24a、24b、34a〜34d、22a、22b、32a、32b)が形成され
    前記第1配管部材(2)には、前記雄側継手(22)の根元部外周に外方に突き出した膨拡部(24)と、その膨拡部(24)の外周に第1嵌合部(24a、24b)とが形成され、
    前記第2配管部材(3)には、前記雌側継手(32)の先端部側に前記膨拡部(24)に嵌合される拡管部(34)と、その拡管部(34)の内周に前記第1嵌合部(24a、24b)に係合される第1被嵌合部(34a〜34d)とが形成され、
    前記回り止め部(24a、24b、34a〜34d)は、前記第1嵌合部(24a、24b)に前記第1被嵌合部(34a〜34d)が係合されることで前記第1配管部材(2)と前記第2配管部材(3)とが回り止めされていることを特徴とする配管継手装置。
  2. 前記第1嵌合部(24a、24b)と前記第1被嵌合部(34a〜34d)とは、いずれか一方が凸状に形成され、これに対応する他方が凹状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の配管継手装置。
  3. 前記第1嵌合部(24a、24b)と前記第1被嵌合部(34a〜34d)とは、互いの断面形状が略半円形状、略多角形状のいずれかの形状で形成されていることを特徴とする請求項2に記載の配管継手装置。
  4. 前記第1嵌合部(24a、24b)と前記第1被嵌合部(34a〜34d)とは、前記膨拡部(24)および前記拡管部(34)の円周方向に不等角に複数個形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の配管継手装置。
  5. 前記第2配管部材(3)には、前記雌側継手(32)の端末に前記第1配管部材(2)側に向かって延設される延設筒部(37)が設けられ、
    前記係止部(14)は、前記第1配管部材(2)の外周と前記延設筒部(37)との間に装着して前記第1配管部材(2)と前記第2配管部材(3)とを係止することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の配管継手装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の配管継手装置における前記第1配管部材(2)と前記第2配管部材(3)とに前記回り止め部(24a、24b、34a〜34d)を形成する配管継手装置の製造方法であって、
    前記回り止め部(24a、24b、34a〜34d)は、前記第1配管部材(2)の前記膨拡部(24)の外周に設けられた前記第1嵌合部(24a、24b)と、前記第2配管部材(3)の前記拡管部(34)の内周に設けられた前記第1被嵌合部(34a〜34d)とからなっており、
    前記第1嵌合部(24a、24b)は、前記膨拡部(24)を所定の形状に形成するバルジ加工を行うときに同時に形成し、
    これに対応する前記第1被嵌合部(34a〜34d)は、前記拡管部(34)を所定の形状に形成する拡管加工を行うときに同時に形成することを特徴とする配管継手装置の製造方法。
JP2006353018A 2006-12-27 2006-12-27 配管継手装置及びその製造方法 Active JP4864692B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006353018A JP4864692B2 (ja) 2006-12-27 2006-12-27 配管継手装置及びその製造方法
CN200710199356.2A CN101210636B (zh) 2006-12-27 2007-12-17 管连接单元和制造该管连接单元的方法
DE102007061906A DE102007061906A1 (de) 2006-12-27 2007-12-21 Rohrverbindungseinheit und Verfahren zu deren Herstellung
US12/005,253 US7837234B2 (en) 2006-12-27 2007-12-26 Pipe joint unit and method of manufacturing the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006353018A JP4864692B2 (ja) 2006-12-27 2006-12-27 配管継手装置及びその製造方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2008164026A JP2008164026A (ja) 2008-07-17
JP2008164026A5 JP2008164026A5 (ja) 2009-08-06
JP4864692B2 true JP4864692B2 (ja) 2012-02-01

Family

ID=39564089

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006353018A Active JP4864692B2 (ja) 2006-12-27 2006-12-27 配管継手装置及びその製造方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7837234B2 (ja)
JP (1) JP4864692B2 (ja)
CN (1) CN101210636B (ja)
DE (1) DE102007061906A1 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102008020886A1 (de) * 2008-04-25 2009-10-29 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Wasserführendes Haushaltsgerät, insbesondere Geschirrspül- oder Waschmaschine
DK2715203T3 (en) * 2011-06-01 2018-04-09 Elaflex Hiby Tanktechnik Gmbh & Co Kg Tear-off coupling to a fluid line
US9989252B2 (en) * 2013-08-22 2018-06-05 Noritz Corporation Exhaust adapter, exhaust structure for water heater, and method for installing exhaust adapter
US10648601B2 (en) * 2014-06-10 2020-05-12 Kohler Co. Quick connect system for a fluid coupling
AT516151B1 (de) * 2015-03-03 2016-03-15 Henn Gmbh & Co Kg Steckverbinderbaugruppe zum Verbinden von Leitungen
US10184383B2 (en) * 2015-07-14 2019-01-22 Cummins Emission Solutions Inc. Visual marking and geometric poka-yoke for fluid and electrical lines of aftertreatment systems
DE102015111895A1 (de) * 2015-07-22 2017-01-26 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Fahrzeugkomponente und Kraftfahrzeug
US10502353B2 (en) 2016-05-27 2019-12-10 Kohler Co. Quick connect release system for a fluid coupling
JP6884022B2 (ja) * 2016-08-08 2021-06-09 因幡電機産業株式会社 配管用装着部材
KR102363378B1 (ko) * 2017-06-12 2022-02-15 현대자동차주식회사 차량용 유압튜브커넥터
FR3080444B1 (fr) * 2018-04-19 2020-05-29 Valeo Systemes Thermiques Echangeur thermique comprenant des tubulures de raccordement pour l'alimentation et l'evacuation d'un fluide caloporteur
CN109099246A (zh) * 2018-09-30 2018-12-28 上海松芝酷能汽车技术有限公司 一种快速接头
JP7426691B2 (ja) 2019-11-28 2024-02-02 株式会社パロマ パイプの接続構造
US11603952B2 (en) 2021-07-23 2023-03-14 Cooper-Standard Automotive, Inc. In-line quick connector

Family Cites Families (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3628768A (en) * 1970-10-16 1971-12-21 Primore Sales Inc Quick connecting coupling
US3735928A (en) * 1971-12-02 1973-05-29 T E Watts Sprinkler mounting and pipe connector
US3933378A (en) * 1974-11-29 1976-01-20 Ford Motor Company Quick-connect tubing coupling
US4613710A (en) * 1984-08-08 1986-09-23 Firmenich Sa Process for the preparation of (±)-3a-6,6,9a-tetramethylperhydronaphto[2,]furan
JPH0631669B2 (ja) * 1986-02-21 1994-04-27 日産自動車株式会社 管継手解離構造
IT220672Z2 (it) * 1990-11-13 1993-10-11 Itw Fastex Italia Spa Dispositivo di collegamento a scatto, a tenuta di fluido, per tubazioni
JPH0631669A (ja) 1992-07-16 1994-02-08 Nec Corp スポンジ供給用ロボットハンド
US5364131A (en) * 1993-02-01 1994-11-15 Ford Motor Company Quick-connect tubular coupling
US5341773A (en) * 1993-11-04 1994-08-30 Ford Motor Company Joint for an automative air induction system
JP3467500B2 (ja) * 1994-03-29 2003-11-17 臼井国際産業株式会社 配管用継手
ES2105811T3 (es) * 1995-05-11 1997-10-16 Benteler Werke Ag Disposicion para la conexion de un tubo metalico con un manguito de alojamiento.
FR2736135B1 (fr) * 1995-06-28 1997-08-29 Valeo Climatisation Dispositif de raccord rapide entre une tubulure et un embout, notamment pour echangeur de chaleur, et echangeur de chaleur equipe d'un tel dispositif
SE506193C2 (sv) 1996-01-02 1997-11-17 Aba Sweden Ab Anordning vid slangkopplingar
US5992902A (en) * 1996-10-14 1999-11-30 Masco Corporation Of Indiana Device for the connection of a hydraulic apparatus to an external component
US6302451B1 (en) * 2000-03-15 2001-10-16 Dana Corporation Quick-connect hose end couplings
JP2002115790A (ja) * 2000-10-06 2002-04-19 Ootsuka:Kk ワンタッチ継手の接続部構造
JP2002295763A (ja) 2001-04-04 2002-10-09 Hino Motors Ltd 配管用コネクタ
JP4291989B2 (ja) * 2002-10-01 2009-07-08 株式会社パイオラックス 配管用コネクタ
JP2004218832A (ja) 2002-12-26 2004-08-05 Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd 配管用継手
JP4299646B2 (ja) * 2003-12-05 2009-07-22 株式会社パイオラックス 管継手
EP1692425B1 (en) * 2003-12-09 2010-07-28 Cooper-Standard Automotive, Inc. Quick connect collet retainer with self-centering structure
JP4196879B2 (ja) * 2004-05-18 2008-12-17 株式会社デンソー 配管継手装置
US7967342B2 (en) 2005-03-01 2011-06-28 Ti Group Automotive Systems, Llc Anti-rotation quick connector
JP2006313010A (ja) 2005-04-04 2006-11-16 Denso Corp 配管継手装置
JP4644063B2 (ja) * 2005-07-26 2011-03-02 豊田合成株式会社 管接続構造体
US7699356B2 (en) * 2007-05-10 2010-04-20 Craig Assgembly, Inc. Quick connector for fluid conduit

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008164026A (ja) 2008-07-17
CN101210636B (zh) 2010-06-02
CN101210636A (zh) 2008-07-02
US20080157525A1 (en) 2008-07-03
US7837234B2 (en) 2010-11-23
DE102007061906A1 (de) 2008-07-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4864692B2 (ja) 配管継手装置及びその製造方法
JP4929864B2 (ja) 配管継手装置
KR100753663B1 (ko) 파이프조인트장치 및 그의 제조방법
JP3373046B2 (ja) クイックコネクタ
EP1394460B1 (en) Flexible pipe joint
JP3621016B2 (ja) 流体輸送用伸縮継手
JP3032200B1 (ja) 管体の継手構造
JP5534821B2 (ja) 離脱防止機能付きシール材および離脱防止管継手
JP4781220B2 (ja) 管継手およびそれに用いられるバックアップリング
JP5748632B2 (ja) フレキシブルボールジョイントのユニット、同ユニットの組み立て方法および同ユニットを用いた配管方法
JP6590626B2 (ja) シール材および管継手
JP2011074990A (ja) コネクタ
JP2005172131A (ja) 配管接続部構造
JPH0426782Y2 (ja)
JP2007024173A (ja) 管部材の接合装置
JP5967271B2 (ja) 継手及び継手取付構造
JP2002054781A (ja) 管継手構造
JP2000179769A (ja) 管継手
JP5253025B2 (ja) 管体の接続構造、それを備えた管継手、ます、パイプ
JP4397966B1 (ja) 管部の接続構造
JP2008286369A (ja) 配管継手装置
JP5610823B2 (ja) 管継手および管継手用のシール材
JP2010185470A (ja) 管継手及び管継手の製造方法
JP6813183B2 (ja) 管継手の組付方法及び管継手
JPH088385Y2 (ja) 離脱防止管継手

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090618

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090618

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110510

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110628

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111108

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111109

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141118

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4864692

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250