JPS6121665Y2 - - Google Patents

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JPS6121665Y2
JPS6121665Y2 JP15493581U JP15493581U JPS6121665Y2 JP S6121665 Y2 JPS6121665 Y2 JP S6121665Y2 JP 15493581 U JP15493581 U JP 15493581U JP 15493581 U JP15493581 U JP 15493581U JP S6121665 Y2 JPS6121665 Y2 JP S6121665Y2
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JP
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spherical
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support
support leg
tube
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JP15493581U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、配管の軸直角方向への移動を拘束す
る配管支持装置に関する。
〔従来の技術〕
この種の装置としては、第1図に示すごとく、
支持脚として外周へ放射状にコラムaを突出させ
たパイプbと、構築物cに固定されパイプbを支
持可能なサポートビームdとから成り、コラムa
先端を球面に形成しサポートビームd上の対応位
置へ表面に球形凹みeを有する球面座金fを設け
た配管支持装置(実開昭54−78924号)が既に知
られている。この装置は、固定枠たるサポートビ
ームdと滑り体たる球面座金fとの間及び球面座
金fの球形凹みeとコラムa先端との間がそれぞ
れ摺接していることにより、管体たるパイプbに
回転方向(周方向)の外力が働いた場合にこれを
許容し得るという効果を有するものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記装置にあつては、パイプb
を回転可能にするためにはコラムa先端及び球面
座金fの球形凹みeを、パイプbの中心を中心点
とした半径の球面に形成しなければならず、特に
その半径はサポートビームdの大きさによつて異
なることから、製作、加工に際してはサポートビ
ームdの大きさに合わせてその都度上記球面を形
成する必要があり、製作、加工が大変であつた。
そこで、本考案はかかる問題点を解消すべくな
されたものであり、固定枠の大きさに拘わらず支
持脚及び滑り体の球面半径の大きさを定めること
ができ、製作、加工が極めて容易な配管支持装置
を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は管体の外周部を囲繞すべく形成された
固定枠と、管体の外周部にこれより放射状に延出
させて設けられた支持脚と、これら支持脚の先端
部に形成された球面凹部と、これら球面凹部と固
定枠との間にそれぞれに対して摺動自在に介設さ
れ、球面凹部に摺接する球面部と固定枠に摺接す
る平面部とを有する半球体状の滑り体とを備えた
ものである。
〔作 用〕
管体に回転方向の外力が作用した場合、半球体
状の滑り体が支持脚の球面凹部と固定枠との間で
摺動し、管体の回転を許容する。しかるに、上記
球面凹部は管体の中心を中心点とする球面ではな
い。従つて、製作、加工が容易である。
実施例 以下に本考案の好適一実施例を添付図面に従つ
て詳述する。
第2図において、1は管軸方向から見た管体で
あり、この管体1の軸直角方向の移動を拘束した
い部分に配管支持装置が設けられる。この配管支
持装置は、構築物2に固定される固定枠3を有し
ている。この固定枠3は上記管体1の外周部を余
裕をもつて囲繞する大きさの正方形状に形成さ
れ、その内壁面3aは平坦面となつている。
一方、管体1の外周部には上記固定枠3の各内
壁面3aと対応するように放射状に延出させて支
持脚4が設けられ、各支持脚4の先端部4aと固
定枠3の内壁面3aとの間には滑り体5がそれぞ
れに対して摺動自在に介設されている。滑り体5
は第3図に示すごとく半球体状に形成されてお
り、その平面部5aを固定枠3の内壁面3aに摺
接されている。この滑り体5の球面部3bの半径
rは適当な大きさに設定されている。そして、上
記支持脚4の先端部4aには滑り体5の球面部5
bに合致して摺接する球面凹部6が形成されてい
る。従つて、管体1は回転及び支持脚4を支点と
したシーソ運動が許容されつつ軸直角方向の移動
が拘束されることになる。
実施例では、支持脚4の先端部4aは支持脚4
から切り離されて別体に形成されており、支持脚
4に対して連結手段たるフランジ継手7により着
脱自在に取付けられている。
しかして、以上のように構成された配管支持装
置は、支持脚先端部4aの球面凹部6及び滑り体
5の球面部5bの半径rを管体1の中心としてい
ないため、固定枠3の大きさに拘わらず、これら
6,5bの半径を定めることができ、製作、加工
とが極めて容易である。また支持脚4を滑り体5
との間及びこの滑り体5と固定枠3との間は、球
面並びに平面による面接触であるため、面圧を著
しく軽減することができ、耐久性の向上が図れ
る。
更に実施例のように、支持脚4の先端部4aを
別体に形成し、フランジ継手7によつて着脱自在
に構成すると、予め球面凹部6を形成しておいて
管体1と固定枠3との間の距離に合わせて支持脚
4の長さを調節することができるという製作方法
を採ることができ、汎用性に富み、また球面凹部
6が摩耗した場合には先端部4aを交換するだけ
で良く、メンテナンスが容易である。
なお、管体1の回転及び支持脚4を支点とした
シーソ運動を一定範囲に規制するために固定枠3
の内壁面3aにストツパを設けても良く、これに
より管体1の回転し過ぎによる滑り体5の脱落を
未然に防止することができる。また、支持脚先端
部4aの連結手段はフランジ継手7に限らず、い
んろう継手等その他のものであつても良い。
〔考案の効果〕
以上要するに本考案によれば、固定枠の大きさ
に拘わらず支持脚及び滑り体の球面半径の大きさ
を定めることができ、製作、加工が極めて容易に
できるという優れた効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の正面図、第2図は本考案の
一実施例を示す正面図、第3図は第2図A部拡大
断面図である。 図中、1は管体、3は固定枠、4は支持脚、4
aはその先端部、5は滑り体、5aは平面部、5
bは球面部、6は球面凹部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 管体の外周部を囲繞すべく形成された固定枠
    と、管体の外周部にこれより放射状に延出させて
    設けられた支持脚と、これら支持脚の先端部に形
    成された球面凹部と、これら球面凹部と固定枠と
    の間にそれぞれに対して摺動自在に介設され、球
    面凹部に摺接する球面部と固定枠に摺接する平面
    部とを有する半球体状の滑り体とを備えたことを
    特徴とする配管支持装置。
JP15493581U 1981-10-20 1981-10-20 配管支持装置 Granted JPS5860078U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15493581U JPS5860078U (ja) 1981-10-20 1981-10-20 配管支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15493581U JPS5860078U (ja) 1981-10-20 1981-10-20 配管支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5860078U JPS5860078U (ja) 1983-04-22
JPS6121665Y2 true JPS6121665Y2 (ja) 1986-06-28

Family

ID=29947519

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15493581U Granted JPS5860078U (ja) 1981-10-20 1981-10-20 配管支持装置

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JP (1) JPS5860078U (ja)

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JPS5860078U (ja) 1983-04-22

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