JPH0318737Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0318737Y2 JPH0318737Y2 JP1983164226U JP16422683U JPH0318737Y2 JP H0318737 Y2 JPH0318737 Y2 JP H0318737Y2 JP 1983164226 U JP1983164226 U JP 1983164226U JP 16422683 U JP16422683 U JP 16422683U JP H0318737 Y2 JPH0318737 Y2 JP H0318737Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sphere
- support hole
- fitted
- cylindrical body
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この考案は、簡易な構造でしかも傾動範囲の広
いユニバーサルジヨイントに関するものである。
いユニバーサルジヨイントに関するものである。
（従来の技術）
従来二個の球関接を結合させて傾動範囲を広く
したユニバーサルジヨイントは種々の構造が提案
されている（例えば実公昭34−14813号）。
したユニバーサルジヨイントは種々の構造が提案
されている（例えば実公昭34−14813号）。
（考案が解決しようとする課題）
しかし、前記従来のユニバーサルジヨイントは
いずれも構造が複雑で部品点数が著しく多くなり
組立時間も多く掛るものであつた。
いずれも構造が複雑で部品点数が著しく多くなり
組立時間も多く掛るものであつた。
（課題を解決する為の手段）
然るにこの考案は、筒体の塞板に球体の支持孔
を設け、該支持孔の内側に球体の一側を嵌合する
と共に、前記筒体内へ球体の他側支持板を嵌挿設
置して球関接を構成し、該球関接二個の筒体端を
互に連結してユニバーサルジヨイントを構成した
ので、簡易な構造で、かつ傾動範囲の広いユニバ
ーサルジヨイントを得ることができ、前記従来の
問題点を解決したものである。
を設け、該支持孔の内側に球体の一側を嵌合する
と共に、前記筒体内へ球体の他側支持板を嵌挿設
置して球関接を構成し、該球関接二個の筒体端を
互に連結してユニバーサルジヨイントを構成した
ので、簡易な構造で、かつ傾動範囲の広いユニバ
ーサルジヨイントを得ることができ、前記従来の
問題点を解決したものである。
即ちこの考案は筒体の一側塞板に軸付球体の支
持孔を設け、該支持孔の内周壁は該球体と同等の
曲率を有する凹入部であり、前記筒体の内側側は
外側側より太径に形成し、該支持孔の内側に球体
の一側を回転、かつ傾動自在に嵌合すると共に、
前記筒体内へ、前記球体の球面に当接する凹入部
を有する、前記球体の他側支持板を嵌挿設置して
球関接を構成し、該球関接二個の筒体端のテーパ
ー嵌合部を互に嵌合させると共に、袋ナツトによ
り締付固着してなるユニバーサルジヨイントであ
る。
持孔を設け、該支持孔の内周壁は該球体と同等の
曲率を有する凹入部であり、前記筒体の内側側は
外側側より太径に形成し、該支持孔の内側に球体
の一側を回転、かつ傾動自在に嵌合すると共に、
前記筒体内へ、前記球体の球面に当接する凹入部
を有する、前記球体の他側支持板を嵌挿設置して
球関接を構成し、該球関接二個の筒体端のテーパ
ー嵌合部を互に嵌合させると共に、袋ナツトによ
り締付固着してなるユニバーサルジヨイントであ
る。
（作用）
この考案は、塞板の支持孔及び支持板で球体の
一部を回転かつ傾動自在に嵌合支持する。更に、
二個の球関接は、筒体端のテーパー部で嵌合し、
袋ナツトで締付し、容易に組立て及び分解する。
一部を回転かつ傾動自在に嵌合支持する。更に、
二個の球関接は、筒体端のテーパー部で嵌合し、
袋ナツトで締付し、容易に組立て及び分解する。
（実施例）
以下この考案を図面に示す実施例に基いて説明
する。
する。
円筒体１の一側端に環状の内鍔２が設けてあ
り、該内鍔２に塞板３が掛止固定してある。前記
塞板３の中央には球体支持孔４が設けてあり、該
球体支持孔４の内周壁５は球体６とほぼ同等の曲
率の曲面を有する凹入部であつて、円筒体１の内
側側は外側側よりも大径としてある。前記球体支
持孔４に球体６の一側が嵌合してあり、球体６の
他側（円筒体の内側側）は、球面に当接すべき凹
入部７ａを有する支持板７によつて押えられてい
る。前記支持板７は、前記円筒体１内壁に嵌装設
置されている。
り、該内鍔２に塞板３が掛止固定してある。前記
塞板３の中央には球体支持孔４が設けてあり、該
球体支持孔４の内周壁５は球体６とほぼ同等の曲
率の曲面を有する凹入部であつて、円筒体１の内
側側は外側側よりも大径としてある。前記球体支
持孔４に球体６の一側が嵌合してあり、球体６の
他側（円筒体の内側側）は、球面に当接すべき凹
入部７ａを有する支持板７によつて押えられてい
る。前記支持板７は、前記円筒体１内壁に嵌装設
置されている。
上記のように構成された２個の球関接Ａ，A1
を対向連結してユニバーサルジヨイントを構成し
ている。前記一方の球関接Ａの筒体１の開口側端
と他方の球関接A1の筒体１の開口側端とは互い
にテーパー嵌合部８，８ａ（截頭円錐状嵌合部）
を介して嵌合していると共に、球関接Ａの筒体１
の開口端外側には環状凸部９が設けてあり、該環
状凸部９に袋ナツト１０の鍔１１が掛止している
と共に、袋ナツト１０は球関接A1の筒体１の外
周に刻設した螺子に螺合している。図中１２は回
転軸である。
を対向連結してユニバーサルジヨイントを構成し
ている。前記一方の球関接Ａの筒体１の開口側端
と他方の球関接A1の筒体１の開口側端とは互い
にテーパー嵌合部８，８ａ（截頭円錐状嵌合部）
を介して嵌合していると共に、球関接Ａの筒体１
の開口端外側には環状凸部９が設けてあり、該環
状凸部９に袋ナツト１０の鍔１１が掛止している
と共に、袋ナツト１０は球関接A1の筒体１の外
周に刻設した螺子に螺合している。図中１２は回
転軸である。
上記実施例に示すユニバーサルジヨイントによ
れば、袋ナツト１０の着脱によつて二個の球関接
Ａ，A1を容易に組立て又は分解することができ
る。したがつて一方の球関接Ａの回転軸を所定位
置に固定しておき、使用時に、回転軸を他部材と
連結した球関接A1を連結するような態様での使
用することができる。この例としては、球関接Ａ
の回転軸をウインドサーフインのボードに固定
し、球関接A1の回転軸をマストの基端に固定し
ておき、使用時に両者を連結すること等が考えら
れる。
れば、袋ナツト１０の着脱によつて二個の球関接
Ａ，A1を容易に組立て又は分解することができ
る。したがつて一方の球関接Ａの回転軸を所定位
置に固定しておき、使用時に、回転軸を他部材と
連結した球関接A1を連結するような態様での使
用することができる。この例としては、球関接Ａ
の回転軸をウインドサーフインのボードに固定
し、球関接A1の回転軸をマストの基端に固定し
ておき、使用時に両者を連結すること等が考えら
れる。
（考案の効果）
すなわちこの考案によれば、筒状の球関接二個
を対向連結してユニバーサルジヨイントとしたの
で、極めて広い傾動範囲（90度以上）を得ること
ができると共に、構造が簡易であつて製造及び取
扱いが容易である等の効果がある。更に、筒体端
をテーパー嵌合部としたので、嵌合接触面積が広
く、強固に結合できる効果がある。
を対向連結してユニバーサルジヨイントとしたの
で、極めて広い傾動範囲（90度以上）を得ること
ができると共に、構造が簡易であつて製造及び取
扱いが容易である等の効果がある。更に、筒体端
をテーパー嵌合部としたので、嵌合接触面積が広
く、強固に結合できる効果がある。
第１図はこの考案実施例の断面図、第２図は同
じく使用時における最大傾動状態を示す一部断面
図である。 １……円筒体、３……塞板、４……球体支持
孔、６……球体、７……支持板、Ａ，A1……球
関接。
じく使用時における最大傾動状態を示す一部断面
図である。 １……円筒体、３……塞板、４……球体支持
孔、６……球体、７……支持板、Ａ，A1……球
関接。
Claims (1)
- 筒体の一側塞板に軸付球体の支持孔を設け、該
支持孔の内周壁は該球体と同等の曲率を有する凹
入部であり、前記筒体の内側側は外側側より太径
に形成し、該支持孔の内側に球体の一側を回転、
かつ傾動自在に嵌合すると共に、前記筒体内へ、
前記球体の球面に当接する凹入部を有する、前記
球体の他側支持板を嵌挿設置して球関接を構成
し、該球関接二個の筒体端のテーパー嵌合部を互
に嵌合させると共に、袋ナツトにより締付固着し
てなるユニバーサルジヨイント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16422683U JPS6071721U (ja) | 1983-10-24 | 1983-10-24 | ユニバ−サルジヨイント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16422683U JPS6071721U (ja) | 1983-10-24 | 1983-10-24 | ユニバ−サルジヨイント |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6071721U JPS6071721U (ja) | 1985-05-21 |
| JPH0318737Y2 true JPH0318737Y2 (ja) | 1991-04-19 |
Family
ID=30360106
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16422683U Granted JPS6071721U (ja) | 1983-10-24 | 1983-10-24 | ユニバ−サルジヨイント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6071721U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11101221A (ja) * | 1997-09-26 | 1999-04-13 | Nikken Kogyo Kk | ボールジョイント |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4942180U (ja) * | 1972-07-19 | 1974-04-13 | ||
| JPS5455928A (en) * | 1977-09-16 | 1979-05-04 | Trw Inc | Device of connecting drive portion material and tie rod portion material to steering device of wheel that can be steered |
-
1983
- 1983-10-24 JP JP16422683U patent/JPS6071721U/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4942180U (ja) * | 1972-07-19 | 1974-04-13 | ||
| JPS5455928A (en) * | 1977-09-16 | 1979-05-04 | Trw Inc | Device of connecting drive portion material and tie rod portion material to steering device of wheel that can be steered |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6071721U (ja) | 1985-05-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3312892B2 (ja) | 回転運動及び軸運動を有するボールジョイント | |
| JPH04258520A (ja) | 玉継手 | |
| JPH0220557Y2 (ja) | ||
| JPS61126179U (ja) | ||
| JPH0318737Y2 (ja) | ||
| JP3017706U (ja) | パイプ連結装置 | |
| JP2544606Y2 (ja) | 偏心自在継手 | |
| JPH0466721B2 (ja) | ||
| JPH0349582Y2 (ja) | ||
| JPH0223776Y2 (ja) | ||
| JPH0642265Y2 (ja) | 回転操作ダイヤル装置 | |
| JPH0360615U (ja) | ||
| JPH0211218U (ja) | ||
| JPS6226976Y2 (ja) | ||
| JP3740751B2 (ja) | パイプ継手 | |
| JPH0733851B2 (ja) | ユニバーサルジョイント | |
| JPH0545225U (ja) | ボールジヨイント | |
| JPS61188028U (ja) | ||
| JPS61123101U (ja) | ||
| JPH0326852U (ja) | ||
| JPH0352426U (ja) | ||
| JPH0432324U (ja) | ||
| JPH05311829A (ja) | 雨樋用のソケット | |
| JPS62184277U (ja) | ||
| JPS62163342U (ja) |