JPH0417893Y2 - - Google Patents

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JPH0417893Y2
JPH0417893Y2 JP4372788U JP4372788U JPH0417893Y2 JP H0417893 Y2 JPH0417893 Y2 JP H0417893Y2 JP 4372788 U JP4372788 U JP 4372788U JP 4372788 U JP4372788 U JP 4372788U JP H0417893 Y2 JPH0417893 Y2 JP H0417893Y2
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tube
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は下水管路などに用いられる管を直線
状には勿論のこと、屈曲状にも接続して配管し得
る管の接続装置に関するものである。
従来の技術 この種の接続装置の一例として、例えば実公昭
58−9034号公報がある。
これは第3図に示すように、一方の管51の管
端部外周に、該管の軸線Xに対し接合端面52が
直角となつた接続短管53を回転可能に嵌合し、
他方の管55の管短部外周に、該管の軸線Yに対
し接合端面56が非直角に所定の角度傾いた接続
短管57を回転可能に嵌合し、かつ両短管53,
57間に、接続短管53側の接合面58が軸線X
と直角となるとともに、接続短管57側の接合面
59が軸線Xに対し接合端面56の傾き角と同じ
角度傾いた中板61を、接合面58が接続短管5
3の接合端面52に、接合面59が接続短管57
の接合端面56に接合させて介在させたものであ
る。
62,63は前記接合部に介装された水密用の
リング状ゴムパツキン、65は中板61に固着又
は一体成形に形成された継手環で、その内周面に
は接続短管53,57の接続端面52,56を形
成するフランジ部66,67が嵌合される環状凹
溝68,69が形成されている。
この接続装置にあつては同図Aの直線状の接続
配管状態で接続短管57を回転すると、他方の管
55が、それぞれ所定の角度をもつて互いに接合
する接続短管57の接合端面56と中板61の接
合面59により、これらの角度と対応する角度の
範囲内において任意の角度に屈曲され、さらにそ
の曲げ角度の状態で継手環65と接続短管57と
を併用して回転すると、屈曲方向もまた任意の方
向が得られる。同図Bは同図Aの状態から接続短
管57を180°回転することにより、他方の管55
が最大角度θ、屈曲された状態を示す。
考案が解決しようとする課題 ところで、前記のような接続装置の場合、最大
屈曲角度θは専ら、他方の管56に嵌合された接
続短管57の接合端面56と中板61の接合面5
9によつて得られるようになつており、一方の管
51に嵌合された接続短管53の接合端面52と
中板61の接合面58によつては得られない。そ
のため、屈曲角度をこれ以上大きくすることはで
きず、これ以上の大きい屈曲角度がとれ、かつ屈
曲方向も任意なものが要請される配管の接続用に
は向かないという問題点がある。
また、前記の接続装置は中板61と継手環65
を接続後に固着又は一体成形する必要があり、接
続作業に時間がかかり作業性が悪いうえに、接続
短管53,57のフランジ部66,67や継手環
65の前記フランジ部が嵌合する環状凹溝68,
69の加工精度も高いものが要求され、加工性の
面でも難がある。
そこで、この考案は前記のような従来の問題点
を解決し、より大きな屈曲角度および屈曲方向を
得ることができ、接続作業も容易で短時間ですむ
管の接続装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 前記目的を達成するため、この考案は、第1図
に示すように一方の管1の管端部外周に、該管の
軸線Xに対し内径の軸線が同軸で、かつ外径の軸
線が所定の角度θで交叉し、外径が管端方向に順
次小径に形成された第1テーパリング3を固着
し、他方の管5の管端部外周に、該管の軸線Yに
対し内径の軸線が同軸で、かつ外径の軸線が所定
の角度θで交叉し、外径が管端方向に順次小径に
形成された第2テーパリング7を固着し、また両
管1,5の対向する管端部を接続する継手環15
の一側に、一方の管1の第1テーパリング3を回
転可能に嵌合し、継手環15の軸線と交叉する軸
線をもつ第1嵌合孔17を設け、同他側に、他方
の管5の第2テーパリング7を回転可能に嵌合
し、継手環15の軸線と交叉する軸線をもつ第2
嵌合孔18を第1嵌合孔17と連通して設けたこ
とを特徴とするものである。
作 用 継手環15の第1嵌合孔17に一方の管1の第
1テーパリング3を、第2嵌合孔18に他方の管
5の第2テーパリング7をそれぞれ嵌合して接続
する際に、継手環15に対して管1,5を回転す
ることにより、第2図に示すような両管1,5の
種々の態様の接続配管を得ることが可能である。
すなわち、嵌合後に、両管1,5を軸線X,Yが
同軸となるように回転すると、第2図Aに示すよ
うな直線状の接続配管となり、この状態からさら
に管1のみを180°回転すると、第2図Bに示すよ
うな管1のみ左上方へ角度2θ屈曲した屈曲状の接
続配管となる。逆に、第2図Aの状態から管5の
みを180°回転すると、第2図Cに示すような管5
のみ右上方へ角度2θ屈曲した屈曲状の接続配管と
なる。
また、両管1,5を前記のようにそれぞれ180°
回転すると、第2図Dに示すような各管につき角
度2θずつ屈曲し、両管につき角度4θ屈曲した接続
配管となる。この第2図DにおいてXが管1の軸
線、Oが第1テーパリング3の外径の軸線、Pが
継手環15の後記中間孔の軸線を示す。
前記においては各管1,5を180°回転したとき
のそれぞれの屈曲角度を説明したが、例えば第2
図Dの状態から継手環15を90°回転すると、第
2図Eに示すような屈曲方向(上方)が変わら
ず、屈曲角度のみが第2図Dよりやや小さい接続
配管となる。
さらに、前記最大屈曲角度4θの範囲内で屈曲方
向を変えるには各管1,5の回転と継手環15の
回転を併用する。例えば両管1,5と継手環15
を第2図Aの状態から180°回転したうえで、両管
1,5をそれぞれ180°回転すると、第2図Fに示
すような第2図Dと屈曲角度が同じで、屈曲方向
が反対(下方)となつた接続配管となる。
このように、各管1,5の回転と継手環15の
回転を併用することにより、任意の屈曲角度、屈
曲方向の種々の態様の接続配管が可能となり、特
に両管1,5とも屈曲させた場合には従来のもの
のより大きな屈曲角度(2倍)が得られる。
実施例 一実施例について、第1,2図を参照して前記
した構成以外の構成を中心に以下、説明する。
20は継手環15の第1嵌合孔17と第2嵌合
孔18を連通する中間孔であり、これら嵌合孔1
7,18より小径となつている。第1嵌合孔17
と第2嵌合孔18は中間孔20を中心として左右
対称に形成されている。第1嵌合孔17の軸線Q
は継手環15の中間孔20の軸線Pに対し角度θ
で交叉し、第2嵌合孔18の軸線Rも該軸線Pに
対し同じ角度θで交叉している。他方の管5の第
2テーパリング7の外径の軸線Sは一方の管1の
第1テーパリング3の外径の軸線Oと同様にこれ
も管5の軸線Yに対し角度θで交叉している。こ
れにより、両管1,5の第1、第2テーパリング
3,7を継手環15の第1、第2嵌合孔17,1
8にそれぞれ嵌合した際、両テーパリング3,7
の先端面と両嵌合孔17,18の中間孔20側の
内底面との間には第2図Aに示すようにわずかな
〓間21,22が形成される。
第1図Dは同図BのD−D断面における継手環
15の中間孔20の軸線Pの回転軌跡を表したも
のである。第1図BのA視方向において外周面を
同一レベルとして継手環15を時計方向に回転す
ると、中間孔20の軸線Pは第1図Bの位置から
ずれて図のように偏心回転する。勿論、第1図B
における軸線Pと同一レベルで継手環15を回転
することも可能である。
前記継手環の回転で継手環に設けた第1嵌合孔
17、第2嵌合孔18の軸線Q,Rの方向は変化
し、これに伴つて該第1、第2嵌合孔に嵌合され
た両管1,5の屈曲方向も軸線Pの偏位の有無の
うえで変る。
この実施例においては嵌合前に、管1,5のテ
ーパリング3,7の外周面に接着剤を塗布してお
き、嵌合して所望の屈曲角度、屈曲方向とした後
に、継手環15に固着するようにしている。この
固着に際し、管1,5を押込むほどにテーパリン
グ3,7の外周面とこれが摺接する嵌合孔17,
18の内周面との圧着が良好に行なわれるため、
接続後のシール性が高まる。
尚、前記実施例においては各管1,5のテーパ
リング3,7の外径の軸線O,Sを該管の軸線
X,Yに対し同じ角度に設定しているが、これら
を異なる角度に設定し、かつ継手環15の第1、
第2嵌合孔の軸線Q,Rも中間孔20の軸線Pに
対しこの角度にあわせて設定してもよい。
考案の効果 この考案は前記のようであるから、テーパリン
グの外径の軸線は継手環の軸線とθで交叉し、管
の軸線はテーパリングの外径の軸線とθで交叉し
ているから継手環を介しての接合時のそれぞれの
接合部の交叉角の和は0〜2θの範囲が得られる。
したがつて従来のものよりも大きな屈曲角度およ
び屈曲方向を得ることができ、より広範囲の配管
用に使用することができる。また、接続作業も嵌
合と回転作業だけの簡単な作業で短時間ですむた
め、容易で作業性がよいのに加え、接続部材の加
工も従来のような複雑形状の加工や高い精度が要
求されず、製作もきわめて容易であるという優れ
た効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を接続前の状態で
示し、Aは一方の管、Bは継手環、Cは他方の管
のそれぞれ縦断正面図、Dは継手環の中間孔の軸
線Pの回転軌跡を表した図であり、第2図A〜F
は接続後におれる屈曲角度および屈曲方向が種々
の態様の接続配管を示す縦断正面図、第3図A,
Bは従来例を示す縦断正面図である。 1……一方の管、3……第1テーパリング、5
……他方の管、7……第2テーパリング、15…
…継手環、17……第1嵌合孔、18……第2嵌
合孔、20……中間孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2つの管の対向する管端部を継手環を介して接
    続する装置において、一方の管の管端部外周に、
    該管の軸線に対し内径の軸線が同軸で、かつ外径
    の軸線が所定の角度で交叉し、外径が管端方向に
    順次小径に形成された第1テーパリングを固着
    し、他方の管の管端部外周に、該管の軸線に対し
    内径の軸線が同軸で、かつ外径の軸線が所定の角
    度で交叉し、外径が管端方向に順次小径に形成さ
    れた第2テーパリングを固着し、前記継手環の一
    側に、一方の管の第1テーパリングを回転可能に
    嵌合し、継手環の軸線と交叉する軸線をもつ第1
    嵌合孔を設け、同他側に、他方の管の第2テーパ
    リングを回転可能に嵌合し、継手環の軸線と交叉
    する軸線をもつ第2嵌合孔を第1嵌合孔と連通し
    て設けたことを特徴とする管の接続装置。
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JP2008008389A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Max Co Ltd 自在回転継ぎ手
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