JP2002195472A - 管継手 - Google Patents

管継手

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JP2002195472A
JP2002195472A JP2000401398A JP2000401398A JP2002195472A JP 2002195472 A JP2002195472 A JP 2002195472A JP 2000401398 A JP2000401398 A JP 2000401398A JP 2000401398 A JP2000401398 A JP 2000401398A JP 2002195472 A JP2002195472 A JP 2002195472A
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JP
Japan
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flange
pipe
hole
angle
central axis
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Application number
JP2000401398A
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English (en)
Inventor
Koji Ohara
幸二 大原
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ON IND Ltd
ON INDUSTRIES Ltd
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ON IND Ltd
ON INDUSTRIES Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 隣接する管同士を可変角度で接続できる管継
手を提供すること。 【解決手段】 一端側から管15が挿入される第1貫通
孔16が設けられ、他端側に径方向外側へ張り出す第1
フランジ18が形成されるとともにこの第1フランジの
先端に第1接合面18aが形成された第1接管部材12
と、一端側から管が挿入される第2貫通孔17が設けら
れ、他端側に径方向外側へ張り出す第2フランジ19が
形成されるとともにこの第2フランジの先端に第2接合
面19aが形成された第2接管部材13と、第1及び第
2接合面を任意の回転角度位置で互いに接合させた状態
で第1及び第2フランジを分離自在に固定する固定部材
14とを備え、第1フランジの中心軸が第1貫通孔の中
心軸に対し傾斜するとともに、第2フランジの中心軸が
第2貫通孔の中心軸に対し傾斜した管継手。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄肉ステンレス鋼
管等の配管同士を所望の傾斜角度で接続できる管継手に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】ボイラ用又は石油化学用等の各種配管を
配設方向を変えながら接続する管継手として、例えば、
図6に示す構造のものを用いることが考えられる。すな
わち、この管継手1は、内部に貫通孔を有する湾曲状の
継手本体2と、各々配管3の一端部が挿入されて保持さ
れる1対のリング状の保持部材4とを備え、継手本体2
の両端部に設けたフランジ5と、各保持部材4に設けた
フランジ6とをボルト7及びナット8で分離自在に接続
してなるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の管継
手1は、隣接する配管3同士を互いに所定の角度、例え
ば、直角をなすように接続できるのみである。しかし、
実際の接続現場では、接続位置毎に隣接する配管同士の
なす角度が異なる場合があり、係る場合は、異なる角度
毎に別個の管継手を準備しておく必要があるので、部品
点数が増加し、管継手の製造及び管理が煩雑になる問題
がある。
【0004】また、実際の接続に際しては、隣接する配
管同士の接続角度の微調整が必要な場合もあるが、従来
の管継手は、隣接する配管同士を固定角度で接続できる
のみであるから、接続角度の微調整も不可能であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の課題を解
決するため、隣接する配管同士を可変角度で接続できる
管継手を提供することを目的とする。そのため、本発明
の請求項1の管継手は、一端側から管が挿入される第1
貫通孔が設けられ、他端側に径方向外側へ張り出す第1
フランジが形成されるとともにこの第1フランジの先端
に第1接合面が形成された第1接管部材と、一端側から
管が挿入される第2貫通孔が設けられ、他端側に径方向
外側へ張り出す第2フランジが形成されるとともにこの
第2フランジの先端に第2接合面が形成された第2接管
部材と、上記第1及び第2接合面を任意の回転角度位置
で互いに接合させた状態で第1及び第2フランジを分離
自在に固定する固定部材とを備え、上記第1フランジの
中心軸が第1貫通孔の中心軸に対し傾斜するとともに、
第2フランジの中心軸が第2貫通孔の中心軸に対し傾斜
していることを特徴としている。
【0006】ここで、第1フランジの中心軸の第1貫通
孔の中心軸に対する傾斜角度をA、第2フランジの中心
軸の第2貫通孔の中心軸に対する傾斜角度をB(B≦
A)とする。この場合、第1及び第2接管部材の接続に
際して、第1及び第2接合面同士を円周方向へ回転させ
ることにより、第1及び第2貫通孔の中心軸同士のなす
角度α、つまり、隣接する配管同士のなす角度αを、A
−B≦α≦A+B(…)の範囲で変化させることがで
きる。
【0007】請求項2の管継手は、請求項1の構造にお
いて、上記第1フランジの中心軸の第1貫通孔の中心軸
に対する傾斜角度と、第2フランジの中心軸の第2貫通
孔の中心軸に対する傾斜角度とが相等しいことを特徴と
するものである。
【0008】この場合、上記の式において、A=Bで
あるから、隣接する配管同士のなす角度αを、0≦α≦
2Aの範囲で変化させることができ、隣接する配管同士
を直線状に接続すること(α=0)も可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1及びそのII−II線に沿う断面
図である図2に示すように、本実施の形態の管継手11
は、第1接管部材12と、第2接管部材13と、環状の
固定部材14とを備えている。第1及び第2接管部材1
2、13の内部には、各々一端部側から薄肉ステンレス
鋼管等の各種配管15(管)の端部が挿入される断面円
形の第1及び第2貫通孔16、17が設けられている。
【0010】第1及び第2貫通孔16、17には、段が
付けられることにより、大径部16a、17a、中径部
16b、17b及び小径部16c、17cが各々形成さ
れている。配管15の端部は中径部16b、17bに嵌
合されている。
【0011】一方、第1及び第2接管部材12、13の
他端部側には、各々径方向外側に張り出す環状の第1及
び第2フランジ18、19が形成され、第1及び第2フ
ランジ18、19の先端には、互いに円周方向への回転
自在に接合される第1及び第2接合面18a及び19a
が形成されている。更に、第1フランジ18には、Oリ
ング21が嵌合されるリング溝18bが第1接合面18
aから凹入するように設けられている。
【0012】第1フランジ18の外周には、雄ねじ18
cが形成される一方、第2フランジ19の外周には環状
の内向き凹部19bが設けられている。上記固定部材1
4は大略円筒状に形成され、上記雄ねじ18cに螺合す
る雌ねじ14aと、上記内向き凹部19bに係合して第
2フランジ19を第1フランジ18に結合させる環状の
内向き凸部14bとを備えている。
【0013】また、固定部材14の円周方向一箇所には
厚肉部14cが形成され、この厚肉部14cには、ねじ
孔14dが径方向に貫通するように設けられている。そ
して、ねじ孔14dにボルト22を螺合し、ボルト22
の先端を第1フランジ18の外周に圧接させることによ
り、第1及び第2接管部材12、13間での回り止めを
施すようになっている。
【0014】上記管継手11の第1フランジ18の中心
軸C1が第1貫通孔16の中心軸C2に対し角度A(例
えば、15゜)だけ傾斜するとともに、第2フランジ1
9の中心軸D1が第2貫通孔17の中心軸D2に対して
上記と同一角度Aだけ傾斜している。
【0015】また、配管15の嵌合端部付近には、径方
向外向きの拡径部15aが形成され、この拡径部15a
と第1及び第2挿入孔16、17の大径部16a、17
aの内周間の隙間にゴム製等のシール材23が配置され
るとともに、第1及び第2接管部材12、13の外周の
雄ねじ12a、13aに螺合するナット24の内向き凸
部24aが拡径部12a、13aに係合し、配管15の
抜止めが施されている。
【0016】上記の構成において、管継手11を用いて
隣接する配管15同士を接続する場合、予め第1及び第
2貫通孔16、17に各々配管15の端部を挿入してお
く。そして、ボルト22を緩め、かつ固定部材14の雌
ねじ14aを緩めた状態で、隣接する配管15同士がな
すべき角度に応じて第1接管部材12と第2接管部材1
3の第1及び第2フランジ18、19同士を円周方向へ
回転させる。
【0017】これにより、図3中(a)乃至(c)並び
に図4中(a)及び(b)に示すように、第1貫通孔1
6の中心軸C2と第2貫通孔17の中心軸D2とのなす
角度α、つまり、隣接する配管15同士のなす角度αを
種々に変更することができる。例えば、上記角度A=1
5゜の場合、角度αの最大値は2A=30゜(図3中
(a))、最小値は0゜(図4中(b)参照)となり、
その間の任意の角度を選択することができる。
【0018】上記角度αを調整した後、固定部材14の
雌ねじ14aを雄ねじ18cに締め付け、かつボルト2
2を第1フランジ18の外周にねじ込むことにより、第
1及び第2接管部材12、13同士を固定する。なお、
予め第1及び第2接管部材12、13間の角度αを調整
した後、両側から配管15を挿入する手順としてもよ
い。
【0019】上記の構成によれば、一種類の管継手11
のみで、所定角度範囲内(例えば、0゜乃至30゜)の
任意の接続角度に対応でき、かつ接続時における角度の
微調整も容易に行える。また、第1フランジ18の中心
軸C1が第1貫通孔16の中心軸C2に対してなす角度
Aと、第2フランジ19の中心軸D1が第2貫通孔17
の中心軸D2に対してなす角度Aを相等しくしておけ
ば、隣接する配管15同士を直線状に接続する場合と、
所定角度範囲内で傾斜させて接続する場合とに、一種類
の管継手11で対応できる。
【0020】図5に上記実施の形態の変形例を示す。こ
こでは、第1フランジ18の中心軸C1が第1貫通孔1
6の中心軸C2に対してなす角度Aと、第2フランジ1
9の中心軸D1が第2貫通孔17の中心軸D2に対して
なす角度B(B<A)とを相違させている。
【0021】この場合、第1貫通孔16の中心軸C2と
第2貫通孔17の中心軸D2とがなす角度β、つまり、
隣接する配管15同士がなす角度βは、A−B≦β≦A
+Bの範囲で任意で調整可能である。例えば、A=15
゜、B=10゜の場合、角度βの最大値は25゜(図5
中(a)参照)、最小値は5゜(同図中(b))とな
る。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
の管継手は、第1接管部材における第1フランジの中心
軸が第1貫通孔の中心軸に対し傾斜するとともに、第2
接管部材における第2フランジの中心軸が第2貫通孔の
中心軸に対し傾斜しているので、第1及び第2接管部材
における第1及び第2接合面同士を円周方向へ回転させ
ながら接合することにより、第1及び第2接管部材に各
々挿入される隣接する管同士のなす角度を所定角度範囲
内で変更することが可能になる。従って、角度の異なる
接続位置毎に異なる管継手を準備する必要がなくなるの
で、管継手の製造及び管理が容易になるとともに、接続
時に隣接する管同士のなす角度を微調整することも可能
となる。
【0023】請求項2の管継手は、請求項1の構造にお
いて、上記第1フランジの中心軸の第1貫通孔の中心軸
に対する傾斜角度と、第2フランジの中心軸の第2貫通
孔の中心軸に対する傾斜角度とが相等しいものであるか
ら、隣接する管同士のなす角度を所定角度範囲内で変化
させることができるとともに、隣接する管同士を直線状
に接続することも可能となる。すなわち、隣接する管同
士を直線状に接続する場合と、傾斜状(一定角度範囲
内)に接続する場合とを一つの管継手で対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における管継手を示す概略
縦断面図。
【図2】図1のII−II線に沿う概略横断面図。
【図3】上記管継手において、隣接する配管同士の接続
角度を変更する様子を示す概略縦断面説明図。
【図4】上記管継手において、隣接する配管同士の接続
角度を変更する様子を示す他の概略縦断面説明図。
【図5】上記実施の形態の変形例を示す概略縦断面図。
【図6】配管同士を所定角度で接続する管継手を示す説
明図。
【符号の説明】 11 管継手 12 第1接管部材 13 第2接管部材 15 配管(管) 16 第1貫通孔 17 第2貫通孔 18 第1フランジ 18a 第1接合面 19 第2フランジ 19a 第2接合面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端側から管が挿入される第1貫通孔が
    設けられ、他端側に径方向外側へ張り出す第1フランジ
    が形成されるとともにこの第1フランジの先端に第1接
    合面が形成された第1接管部材と、 一端側から管が挿入される第2貫通孔が設けられ、他端
    側に径方向外側へ張り出す第2フランジが形成されると
    ともにこの第2フランジの先端に第2接合面が形成され
    た第2接管部材と、 上記第1及び第2接合面を任意の回転角度位置で互いに
    接合させた状態で第1及び第2フランジを分離自在に固
    定する固定部材とを備え、 上記第1フランジの中心軸が第1貫通孔の中心軸に対し
    傾斜するとともに、第2フランジの中心軸が第2貫通孔
    の中心軸に対し傾斜していることを特徴とする管継手。
  2. 【請求項2】 上記第1フランジの中心軸の第1貫通孔
    の中心軸に対する傾斜角度と、第2フランジの中心軸の
    第2貫通孔の中心軸に対する傾斜角度とが相等しいこと
    を特徴とする請求項1記載の管継手。
JP2000401398A 2000-12-28 2000-12-28 管継手 Pending JP2002195472A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008538402A (ja) * 2005-04-18 2008-10-23 サンーゴバン パム 角度変更可能な管状接続部品
JP2011021691A (ja) * 2009-07-15 2011-02-03 Kajiwara Kogyo Kk 配管接続構造
EP3447354A1 (en) * 2017-08-21 2019-02-27 Airbus Operations, S.L. Angular adjustment coupling for connecting two pipes of an aircraft

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Legal Events

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20031030