JP2961288B2 - 管継手 - Google Patents
管継手Info
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Description
図4に示すものが知られている。
端面と第2管状継手部材(2) の一端面が円環状ガスケッ
ト(3) を挟んで突合わされ、第2継手部材(2) 側から第
1継手部材(1) にねじはめられた袋状のナット(4) によ
り第2継手部材(2) が第1継手部材(1) に固定されてい
る。そして、第2継手部材(2) 内に他端側から管(5)が
挿入され、溶接部(6) において第2継手部材(2) に固定
されている。
側から管(8) が挿入され、継手部材(7) の一端側から突
出した管(8) の周囲に2つの締付けスリーブ(フェルー
ル)(10)(11)がはめられており、管(8) 側から継手部材
(7) にねじはめられた袋状のナット(12)により、スリー
ブ(10)(11)が締付けられて、管(8) が継手部材(7) に固
定されている。
ナット(4) を緩めることにより、第1継手部材(1) と第
2継手部材(2) を軸線と直交する横方向にずらすことが
できるようになるので、分解、組立は容易であるが、溶
接が必要となる。
が、管(8) の一端部が継手部材(7) に挿入されているの
で、管(8) の他端部が別の継手部材に挿入されて外すこ
とができない場合には、ナット(12)を緩めても、管(8)
と継手部材(7) を軸方向にずらすことができず、したが
って、管(8) と継手部材(7) を横方向にずらすことがで
きない。このため、スペースの狭い場所での配管、とく
に2つの管継手の間の管が直管で短いような場合は、分
解、組立が非常に困難である。
溶接が不要で、しかも分解、組立が容易な管継手を提供
することにある。
は、管状継手部材の一端面と管の一端面とが円環状ガス
ケットを挟んで突合わされ、管の端部外周にスリーブが
はめられ、スリーブの管状継手部材側の端部が塑性変形
させられて、管の外周に形成された凹部にはめられてお
り、スリーブを包むように管の外周にはめられて管状継
手部材にねじはめられた袋状のナットにより管が管状継
手部材に固定されているものである。
ガスケットを挟んで突合わされているだけであるから、
ナットを緩めると、管状継手部材と管を軸方向にずらす
ことなく横方向にずらすことができるようになる。
部材側の端部が塑性変形させられて、管の外周に形成さ
れた凹部にはめられているので、袋状のナットによって
管を管状継手部材に直接連結することができる。
ついて説明する。
管継手の一部を示している。なお、以下の説明におい
て、図面の左右を左右とする。
と管(21)の左端面が、円環状ガスケット(22)を挟んで突
合わされている。継手部材(20)、管(21)およびガスケッ
ト(22)の内径は、ほぼ等しい。継手部材(20)の右端面の
内周寄りの部分に、ガスケット(22)の左端面に圧接する
環状突起(23)が形成されている。継手部材(20)の右端面
の外周寄りの部分に突起(23)より右側に張出した円筒部
(24)が形成され、この円筒部(24)の内側にガスケット(2
2)の約左半分がはめられている。継手部材(20)の右端部
に公知のリング状のリテーナ(33)がはめられており、こ
れによってガスケット(22)が保持されている。継手部材
(20)の右端寄りの部分の外周には、おねじ(25)が形成さ
れている。管(21)の外径は継手部材(20)の円筒部(24)の
内径より小さく、管(21)の左端面にはガスケット(22)の
右端面に圧接する環状突起(26)が形成されている。管(2
1)の左端寄りの部分の外周に、環状のみぞ(凹部)(27)
が形成されている。管(21)の外周に、たとえばスラスト
玉軸受よりなるスラストリング(28)とスリーブ(29)が右
から順にはめられ、さらにこれらを包むように袋状のナ
ット(ユニオンナット)(30)がはめられている。スリー
ブ(29)は、円筒部(29a) と、円筒部(29a) の右端部に一
体に形成された外向きフランジ部(29b) とからなり、円
筒部(29a) の左端部が塑性変形させられて、管(21)のみ
ぞ(27)にはめられている。なお、スリーブ(29)の円筒部
(29a) の内周には、変形を容易にするために、環状のみ
ぞ(31)が形成されている。ナット(30)の右端部には内向
きフランジ部(30a) が一体に形成され、このフランジ部
(30a) がスラストリング(28)の右側の管(21)の外周に摺
動および回転ができるようにはめられている。ナット(3
0)の左端側の内周にはめねじ(32)が形成され、これが継
手部材(20)のおねじ(25)にねじはめられて、管(21)が継
手部材(20)に固定されている。
られる。
端からナット(30)、スラストリング(28)および円筒部(2
9a) を変形させていないスリーブ(29)を順にはめる。次
いで、スリーブ(29)の円筒部(29a) の左端部を塑性変形
させて、図2に鎖線で示すように、これを管(21)のみぞ
(27)にはめる。この塑性変形は、例えば、図4に符号
(7) で示す継手部材と同様な右端部形状を有するおねじ
部材を管(21)の左端部に嵌め合わせて、このおねじ部材
にナット(30)を締付けることにより、図4のスリーブ(1
0)が締付けられるのと同じ原理で行うことができる。一
方、継手部材(20)の円筒部(24)の内側にガスケット(22)
をはめて、リテーナ(33)によって保持し、このガスケッ
ト(22)に管(21)の左端面の突起(26)の部分を突合わせ
る。そして、ナット(30)のめねじ(32)を継手部材(20)の
おねじ(25)にねじはめて、これを締付ける。スリーブ(2
9)の円筒部(29a) の左端部が変形させられて管(21)のみ
ぞ(27)にはめられているので、円筒部(29a) の左端部が
みぞ(27)の左側の壁に当たって、スリーブ(29)が管(21)
に対して左側に移動することが阻止される。このため、
ナット(30)を締付けることにより、継手部材(20)と管(2
1)がガスケット(22)を挟んで強固に連結される。
ら切離し、管(21)の右の方に移動すると、継手部材(20)
と管(21)を横方向にずらすことができるようになり、分
解、組立が容易にできる。
きの回転を円滑にするために、ナット(30)とスリーブ(2
9)の間にスラストリング(28)が設けられているが、この
ようなスラストリングを設けずに、ナット(30)のフラン
ジ部(30a) をスリーブ(29)のフランジ部(29b) に直接当
てるようにしてもよい。
に、ナットを緩めることにより、管状継手部材と管を軸
方向にずらすことなく横方向にずらすことができるよう
になり、分解、組立が容易にできる。しかも、袋状のナ
ットによって管を管状継手部材に直接連結することがで
き、従来のように管を管状継手部材に溶接して、この継
手部材をさらに他の管状継手部材に連結するような必要
がなく、溶接が不要になる。
断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】管状継手部材の一端面と管の一端面とが円
環状ガスケットを挟んで突合わされ、管の端部外周にス
リーブがはめられ、スリーブの管状継手部材側の端部が
塑性変形させられて、管の外周に形成された凹部にはめ
られており、スリーブを包むように管の外周にはめられ
て管状継手部材にねじはめられた袋状のナットにより管
が管状継手部材に固定されている管継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3298890A JP2961288B2 (ja) | 1991-11-14 | 1991-11-14 | 管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3298890A JP2961288B2 (ja) | 1991-11-14 | 1991-11-14 | 管継手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05141576A JPH05141576A (ja) | 1993-06-08 |
JP2961288B2 true JP2961288B2 (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=17865490
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3298890A Expired - Fee Related JP2961288B2 (ja) | 1991-11-14 | 1991-11-14 | 管継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2961288B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US5673946A (en) * | 1995-07-07 | 1997-10-07 | Ewal Manufacturing Co., Inc. | Gasket assembly for a fluid coupling |
US5681064A (en) * | 1995-07-07 | 1997-10-28 | Ewal Manufacturing Co., Inc. | Gasket retainer |
US6308994B1 (en) * | 1997-04-08 | 2001-10-30 | Swagelok Company | Fluid fitting with torque suppression arrangement |
JP4445987B2 (ja) | 2007-09-06 | 2010-04-07 | 日本ピラー工業株式会社 | 流体機器と継手との接続構造 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS512725Y2 (ja) * | 1971-01-19 | 1976-01-27 | ||
JPH0336607U (ja) * | 1989-08-21 | 1991-04-10 |
-
1991
- 1991-11-14 JP JP3298890A patent/JP2961288B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05141576A (ja) | 1993-06-08 |
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Legal Events
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