JPH0727274A - 流体機器の管継手構造 - Google Patents

流体機器の管継手構造

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JPH0727274A
JPH0727274A JP5167801A JP16780193A JPH0727274A JP H0727274 A JPH0727274 A JP H0727274A JP 5167801 A JP5167801 A JP 5167801A JP 16780193 A JP16780193 A JP 16780193A JP H0727274 A JPH0727274 A JP H0727274A
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Kiyoshi Nishio
清志 西尾
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 継手同志、継手と機器本体、あるいは機器本
体同志を、別の接続用流体管を使用しなくとも、直接に
接続できるようにして、接続作業の容易化および配管系
のコンパクト化を図れるようにする。 【構成】 本体1(31,41)の流体流路1A(31
A,41A)の開口端面1a(31a,41a)に、流
体流路1A(31A,41A)と同心状で径方向へ弾性
変形可能な管状部2を一体に形成させて一側方へ突設し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種のバルブやフィル
タ、ポンプ、流量計、タンクなどの流体機器の流体流路
の接続に用いられる流体機器の管継手構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の配管構造として、図12
に示すように、継手などの本体101の流体流路101
Aの開口端側に、その軸線Xと同心状で一体に突設され
た筒状の受口部102の外周面に雄ねじ部103を形成
し、上記流体流路101Aと同一の内径を有し、外端側
が樹脂管のような流体管104の一端押し込み部104
Aに圧入されたシール用のインナーリング105を上記
受口部102ないに挿入し、内周面に雌ねじ部106が
形成されて上記流体管104に軸線方向内向きにして遊
嵌した押輪107における上記雌ねじ部106を受口部
102側の雄ねじ部103に螺合させて上記本体101
側へ螺進させることにより、上記流体管104の一端押
し込み部104aを上記本体101に接続するようにし
たものが知られている。
【0003】上記のような管継手構造は、各種継手や異
形管、例えば図13に示すようなエルボ111を上記本
体とし、流体管104を接続したエルボ111と図外の
機器本体との接続用として、また、図14に示すよう
に、2つの機器本体121,131同志の接続用として
適用される。例えば、図14に示すような機器本体12
1,131同志を接続する場合は、一方の機器本体12
1に突設されている受口部102A内に、図15に示す
ように、インナーリング105Aの外端側が圧入された
流体管104の一端押し込み部104aを挿入し、流体
管104に軸線方向内向きで遊嵌されている押輪107
A側の雌ねじ部106Aを受口部102A側の雄ねじ部
103Aに螺合して内方へ螺進させて締め付ける一方、
同様に、インナーリング105Bが圧入された上記流体
管104の他端押し込み部104bを接続相手側である
他方の機器本体131の受口部102B内に挿入し、押
輪107B側の雌ねじ部106Bを受口部102側の雄
ねじ部103Bに螺合して内方へ螺進させて締め付け、
これによって、両機器本体121,131間を流体管1
04を介して接続している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したような構成の
従来の流体機器の管継手構造においては、本体101
(111),(121)の受口部102(102A)が
流体管104の一端押し込み部104aを接続・固定す
るためのものであり、例えば図14および図15に示す
機器本体121,131同志の接続にあたっては、流体
管104がどうしても必要であり、その両端押し込み部
104a,104bをそれぞれ上記機器本体121,1
31に接続するのに手間が掛かる。また、上記流体管1
04を接続して、各押輪107A,107Bをそれぞれ
機器本体121,131側に螺進させて締め付ける必要
があるため、機器本体121,131間の接続距離L1
が比較的長くなり、配管系のコンパクト化の上で好まし
くなかった。
【0005】また、従来、上記流体機器の管継手構造と
して、継手を機器本体にテーパねじによりねじ込むもの
も知られているが、このものは、液溜まりが生じやすい
上、樹脂継手の場合には、応力緩和による漏れが起きる
可能性があり、半導体製造設備などのように、高純度の
流体を扱う設備では実際に使用することができない。
【0006】本発明は上記の実情に鑑みてなされたもの
で、継手同志、継手と機器本体、あるいは機器本体同志
を、中間に流体管を用いずとも容易に接続することがで
き、また接続部全体としての短寸化、コンパクト化を図
ることができる流体機器の管継手構造を提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明に係る流体機器の管継手構造は、本
体の流体流路の開口端面に、その流体流路と同心状で径
方向へ弾性変形可能な管状部を一体形成して突設したも
のである。
【0008】また、請求項2の発明に係る流体機器の管
継手構造は、接続相手側に螺合される雌ねじ部が内周面
に形成された押輪を軸線方向外向きにして上記管状部に
遊嵌し、上記管状部の内径と同一内径を有し、接続相手
側のシール部に圧接されるシール部が形成されたインナ
ーリングの内端部を上記管状部の先端側に圧入・固定し
たものである。
【0009】また、請求項3の発明に係る流体機器の管
継手構造は、接続相手側に螺合される雌ねじ部が内周面
に形成された押輪を軸線方向外向きにして上記管状部に
遊嵌するとともに、上記本体と同一の樹脂材料にて縮径
変形可能に作製され、かつ、上記押輪の雌ねじ部を介し
て接続相手側に螺合されたとき、その接続相手側のテー
パ状シール部に圧接されて縮径変形するように流体流路
の軸心に対して傾斜状のシール部が形成されたシールリ
ングを上記管状部の外周に圧入・嵌合したものである。
【0010】また、請求項4の発明に係る流体機器の管
継手構造は、接続相手側に螺合される雌ねじ部が内周面
に形成された押輪を軸線方向外向きにして上記管状部に
遊嵌するとともに、上記管状部の先端部には、接続相手
側のテーパ状シール部に圧接されるシール部および接続
相手側の直管部に外嵌する大径管状部をフレア加工によ
り一体形成したものである。
【0011】さらに、請求項5の発明に係る流体機器の
管継手構造は、接続相手側に螺合される雌ねじ部が内周
面に形成された押輪を軸線方向外向きにして上記管状部
に遊嵌するとともに、上記管状部の内径と同一内径を有
し、その軸線方向の両側の外周にそれぞれ軸線方向の内
方および外方へ向って漸次縮径するテーパ面部が形成さ
れた断面略山形のインナーリングを、上記管状部内の中
間位置に圧入して、軸線方向の外方へ向って漸次縮径す
るテーパ面部により上記管状部の先端近くに接続相手側
のシール部に圧接されるシール部を形成させたものであ
る。
【0012】
【作用】請求項1〜請求項5の発明によれば、本体の流
体流路の開口端面に径方向へ弾性変形可能な管状部を一
体形成しているので、この管状部を接続相手側に対し
て、インナーリングやシールリング、押輪を用いて直接
に接続することが可能である。したがって、接続相手側
との接続に際して、中間接続用の流体管の使用を省くこ
とができて、接続作業そのものを簡易にするとともに、
接続距離を短縮して、配管全体のコンパクト化を図るこ
とができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説
明する。図1は本発明の一実施例による流体機器の管継
手構造の主要部を示す縦断面図であり、同図において、
1は本体であり、例えばPTFE、PFA、ETFE、
CTFE、ECTFEなどの耐薬品性および耐熱性に優
れた合成樹脂により形成されており、その流体流路1A
の開口端面1aには、流体流路1Aの軸線Xと同心状に
管状部2が一体形成されて一側方へ突設されている。こ
の管状部2の肉厚は薄くて、該管状部2の径方向への弾
性変形を可能にしている。
【0014】図2は上記主要部を備えた管継手構造の一
例を示すものであり、同図において、3は上記本体1に
対して軸線方向Xの外向き、つまり管状部2の先端側へ
向いて配設されて上記管状部2に遊嵌された樹脂製の押
輪であり、継手や機器本体などの接続相手側の雄ねじ部
(図示せず)に螺合可能な雌ねじ部4がその内周面に形
成されている円筒状部3Aと、該円筒状部3Aの内端に
連設された環状押圧部3Bとからなり、上記押圧部3B
の内周面の内端に押圧エッジ部3Cが形成されている。
この押輪3を接続相手側に螺合させて軸線方向Xの外方
へ螺進させることにより、管状部2を介して後述するイ
ンナーリングを接続相手側に押し付けるようにしてい
る。
【0015】5はシールリングとして、内端側が上記管
状部2に圧入されるインナーリングであり、上記本体1
と同様の性質を有する合成樹脂から構成されており、こ
のインナーリング5は、例えば接続相手側の受口部内の
奥部に嵌合可能な外端部側の嵌合部5Aと、該嵌合部5
Aに対して管状部2の肉厚相当分だけ小径の圧入部5B
と、内端部にあって、その内端から軸線方向の外方へ向
かって漸次拡径したのち、漸次縮径する断面略山形の膨
出部5Cが一体に連設され、全体としてスリーブ状に形
成されている。また、このインナーリング5における嵌
合部5Aの外端に、該外端から軸線方向Xの内方へ小径
となるテーパ状の接続相手側に対する内端シール部6が
形成され、さらに膨出部5Cの頂部から外端へ向かって
漸次縮径するテーパ面部8に接続相手側に対する外端シ
ール部7が形成されている。
【0016】上記インナーリング5の膨出部5Cおよび
圧入部5Bを上記管状部2の先端側に圧入することによ
り、膨出部5Cに対応する管状部2の一部2Aが拡径さ
れて、該管状部2に対してインナーリング5が抜け止め
状態に一体結合され、このインナーリング5を接続相手
側に挿入可能となる。そして、このインナーリング5に
おける膨出部5Cの頂部から外端へ向かって漸次縮径す
るテーパ面部8は上記管状部2の内周面との間のシール
部として構成されている。なお、上記インナーリング5
の内径は、上記管状部2の内径と同一に設定されてお
り、流体の流動をなんら妨げることがない。
【0017】上記のように、本体1に管状部2を一体に
形成しているので、接続相手側に対してインナーリング
5を挿入した上、押輪3を接続相手側に螺進させること
により、上記インナーリング5および管状部2を介して
直接、接続することが可能となる。
【0018】図3は上記したような管継手構造を、流体
管31と接続相手としての機器本体32との間を接続す
る継手の一つとしてのエルボ31に適用したものであ
る。つまり、在来のインナーリング34と、押輪35を
用いて一端受口部36に流体間30が接続されているエ
ルボ31の他端側を上記本体となし、その流体流路31
Aの開口端面31aに管状部2を一体に形成したもので
あり、この管状部2に圧入したインナーリング5を上記
機器本体32の受口部37に挿入し、押輪3の雌ねじ部
4を上記受口部37の雄ねじ部38に螺合させること
で、エルボ31の他端部側を直接、機器本体32側に接
続することができる。
【0019】図4および図5はそれぞれ上記の管継手構
造を、2つの機器本体41,42同志の接続に適用した
例を示すものである。一方の機器本体41が上述基本構
成で説明した本体に相当し、その接続端面41aに流体
流路41Aの軸線Xと同心状の管状部2が一体に形成さ
れており、この管状部2に押輪3を嵌め、かつ、先端側
にインナーリング5を圧入している。一方、接続相手側
となる他方の機器本体42の接続端面42aにその流体
流路42Aと同心状の筒形の受口部43を形成し、その
外周面に上記押輪3の雌ねじ部4に螺合可能な雄ねじ部
44を形成している。また、上記受口部43内の奥部に
は、流体流路42Aよりも大径で、奥端から軸線方向の
外方へ向けて漸次縮径されて流体流路42Aの内周面に
至るテーパ面が形成されてこれを一次シール部45と
し、また、上記受口部43の先端内周面には、該内周面
から軸線方向の外方へ向けて漸次拡径されて雄ねじ部4
4の付け根部に至るようなテーパ面を形成してこれを二
次シール部46としている。
【0020】上記のような構成において、機器本体4
1,42同志の接続要領はつぎの通りである。まず、一
方の機器本体41側の管状部2をインナーリング5と共
に接続相手側である他方の機器本体42の受口部43内
に図5に示すように挿入し、内端シール部6を一次シー
ル部45に当接させるとともに、外端シール部7を二次
シール部46に当接させる。この状態で、一方の機器本
体41側の管状部2に予め遊嵌されている押輪3の雌ね
じ部4を他方の機器本体42側の雄ねじ部44に螺合さ
せ、かつ、他方の機器本体42側に螺進させて締め付け
ることにより、インナーリング5が他方の受口部43内
に押し付けられてインナーリング5と受口部43との間
に管状部2が挟着される。このとき、押輪3の押圧エッ
ジ部3Cが管状部2の周面の一部に食い込み、これによ
り、管状部2を介して両機器本体41,42の流体流路
41A,42Aが連通・接続される。
【0021】即ち、上記管状部2およびインナーリング
5を介して他方の機器本体42に対して直接に接続させ
ることができ、したがって、別な流体管の使用が不要と
なり、しかも、押輪3は管状部2に軸線方向外向きで遊
嵌させておき、これを他方の機器本体42側の雄ねじ部
44に対し螺合させ螺進させるだけでよいから、接続作
業そのものが容易であり、さらに、中間の流体管の使用
を省けることから、両機器本体41,42間の接続距離
Lも短くなり、配管系の全体の短尺化、コンパクト化を
図ることが可能となる。
【0022】なお、上記押輪3の螺進により、一次シー
ル部45と内端シール部6および二次シール部46と外
端シール部7とがそれぞれ圧接し、それぞれの管に高い
密着力が生じるので、管状部2の外周および内周の両面
で非常に優れたシール性を確保することが可能である。
【0023】図6および図7は本発明の他の実施例によ
る流体機器の管継手構造の主要部を示す縦断面図であ
り、同図において、3は本体41に一体形成された上記
管状部2に遊嵌された樹脂製の押輪で、該押輪3は図2
などの上記実施例に示したものと同一の構成を有するた
め詳細な説明は省略する。50は上記管状部2の外周に
圧入・嵌合されるシールリングで、上記本体41と同様
な性質を有する合成樹脂材料から縮径変形可能に構成さ
れており、このシールリング50は、図7のように、上
記押輪3の雌ねじ部4を接続相手42側の雄ねじ部44
に螺合させ螺進させて締め付けたとき、その接続相手4
2側のテーパ状の二次シール部46に圧接されて縮径変
形するように、流体流路1Aの軸線Xに対して外方へ向
って漸次径小となる傾斜状のシール部51がその外周面
に形成されている。なお、図7のSは、この管継手構造
のシール面箇所を示している。
【0024】図8および図9は本発明の別の実施例によ
る流体機器の管継手構造の主要部を示す縦断面図であ
り、同図において、3は本体41に一体形成された上記
管状部2に遊嵌された樹脂製の押輪で、該押輪3は図2
や図6などの上記各実施例に示したものと同一の構成を
有するため詳細な説明は省略する。60は上記管状部2
の先端部分に一体形成されたフレア加工部である。この
フレア加工部60は、図9のように、上記押輪3の雌ね
じ部4を接続相手42側の雄ねじ部44に螺合させ螺進
させて締め付けたとき、その接続相手42側のテーパ状
の二次シール部46に圧接されるシール部61および接
続相手42側の直管部42bに外嵌する大径管状部62
とが一連一体に形成されてなるものである。なお、図9
のSは、この管継手構造のシール面箇所を示している。
【0025】図10および図11は本発明のもう1つの
実施例による流体機器の管継手構造の主要部を示す縦断
面図であり、同図において、3は本体41に一体形成さ
れた上記管状部2に遊嵌された樹脂製の押輪で、該押輪
3は図2、図6、図8などの上記各実施例に示したもの
と同一の構成を有するため詳細な説明は省略する。70
は上記本体41と同様な性質を有する合成樹脂から構成
されたインナーリングであり、該インナーリング70
は、上記管状部2の内径と同一の内径を有しているとと
もに、その外周面の軸線方向の両側には軸線方向の内方
および外方へ向って漸次縮径するテーパ面部71,72
が形成されて、全体として、断面略山形のスリーブ状に
形成されている。このようなインナーリング70を上記
管状部2内の中間位置に圧入することによって、上記両
側のテーパ面部71,72のうち、軸線方向の外方へ向
って縮径されるテーパ面部72により、上記管状部2の
先端近くに、図11のように、接続相手42側のテーパ
状二次シール部46に圧接されるシール部73を形成さ
せてなるものである。なお、図11のSは、この管継手
構造のシール面箇所を示している。
【0026】上記図6〜図11に示すような構成を採用
する場合も、接続作業の容易化を図れるとともに、中間
流体管の使用の省略化によって、配管系全体の短尺化、
コンパクト化を図れるという効果を奏するものである。
なお、上記図6〜図11の各実施例では、2つの機器本
体の接続に適用した場合について説明したが、エルボと
機器本体との接続にも適用できることはもちろんであ
る。
【0027】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、本体の流体流路の開口端面に径方向へ弾性変形可能
な管状部を一体に形成したので、この管状部を接続相手
側に直接接続させて、中間接続用の流体管の使用を省く
ことができる。したがって、接続作業そのものを簡易に
できるとともに、接続距離を短縮して、配管全体の短尺
化およびコンパクト化を図ることができる。
【0028】また、請求項2および請求項3の発明によ
れば、上記管状部に先端側にインナーリングやシールリ
ングを圧入し、このインナーリングやシールリングを接
続相手側に挿入した際、上記管状部に予め遊嵌した押輪
で締め付けるようにしたので、管状部の内外周でのシー
ル性の高い接続状態を確保することができるという効果
を奏する。
【0029】さらに、請求項4および請求項5の発明に
よれば、上記管状部の先端側に、該管状部に予め遊嵌し
た押輪による締め付けにともなって接続相手側のシール
部に圧接されるシール部を、フレア加工やインナーリン
グの圧入によって形成させているので、簡易な接続作業
によりシール性の高い接続状態を確実に得ることができ
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による流体機器の管継手構造
における主要部を示す縦断面図である。
【図2】同上実施例における主要部を備えた流体機器の
管継手構造を示す縦断面図である。
【図3】図2の流体機器の管継手構造をエルボに適用し
た状態を示す縦断面図である。
【図4】図2の流体機器の管継手構造を2つの機器本体
同志の接続のために適用した例を示す接続前の縦断面図
である。
【図5】図4の接続後の縦断面図である。
【図6】本発明の他の実施例による流体機器の管継手構
造における主要部を示す縦断面図である。
【図7】図6の場合の接続後の状態を示す縦断面図であ
る。
【図8】本発明の別の実施例による流体機器の管継手構
造における主要部を示す縦断面図である。
【図9】図8の場合の接続後の状態を示す縦断面図であ
る。
【図10】本発明のもう1つの実施例による流体機器の
管継手構造における主要部を示す縦断面図である。
【図11】図10の場合の接続後の状態を示す縦断面図
である。
【図12】従来の流体機器の管継手構造を示す縦断面図
である。
【図13】図12のものを継手としてのエルボに適用し
て示す縦断面図である。
【図14】図12のものを2つの機器本体同志の接続の
ために適用した例を示す接続前の縦断面図である。
【図15】図14の接続後の縦断面図である。
【符号の説明】
1,31,41 本体 1A,31A,41A 流体流路 1a,31a,41a 開口端面 2 管状部 3 押輪 4 雌ねじ部 5,70 インナーリング 6,7,51,61,73 シール部 45,46 相手側シール部 50 シールリング 60 フレア加工部 62 大径管状部 X 軸線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体の流体流路の開口端面に、その流体
    流路と同心状で径方向へ弾性変形可能な管状部を一体形
    成して突設したことを特徴とする流体機器の管継手構
    造。
  2. 【請求項2】 接続相手側に螺合される雌ねじ部が内周
    面に形成された押輪を軸線方向外向きにして上記管状部
    に遊嵌し、上記管状部の内径と同一内径を有し、接続相
    手側のシール部に圧接されるシール部が形成されたイン
    ナーリングの内端部を上記管状部の先端側に圧入・固定
    したことを特徴とする請求項1の流体機器の管継手構
    造。
  3. 【請求項3】 接続相手側に螺合される雌ねじ部が内周
    面に形成された押輪を軸線方向外向きにして上記管状部
    に遊嵌するとともに、上記本体と同一の樹脂材料にて縮
    径変形可能に作製され、かつ、上記押輪の雌ねじ部を介
    して接続相手側に螺合されたとき、その接続相手側のテ
    ーパ状シール部に圧接されて縮径変形するように流体流
    路の軸心に対して傾斜状のシール部が形成されたシール
    リングを上記管状部の外周に圧入・嵌合したことを特徴
    とする請求項1の流体機器の管継手構造。
  4. 【請求項4】 接続相手側に螺合される雌ねじ部が内周
    面に形成された押輪を軸線方向外向きにして上記管状部
    に遊嵌するとともに、上記管状部の先端部には、接続相
    手側のテーパ状シール部に圧接されるシール部および接
    続相手側の直管部に外嵌する大径管状部をフレア加工に
    より一体形成している請求項1の流体機器の管継手構
    造。
  5. 【請求項5】 接続相手側に螺合される雌ねじ部が内周
    面に形成された押輪を軸線方向外向きにして上記管状部
    に遊嵌するとともに、上記管状部の内径と同一内径を有
    し、その軸線方向の両側の外周にそれぞれ軸線方向の内
    方および外方へ向って漸次縮径するテーパ面部が形成さ
    れた断面略山形のインナーリングを、上記管状部内の中
    間位置に圧入して、軸線方向の外方へ向って漸次縮径す
    るテーパ面部により上記管状部の先端近くに接続相手側
    のシール部に圧接されるシール部を形成させたことを特
    徴とする請求項1の流体機器の管継手構造。
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