JP2003083484A - 配管接続用継手 - Google Patents

配管接続用継手

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JP2003083484A
JP2003083484A JP2001274836A JP2001274836A JP2003083484A JP 2003083484 A JP2003083484 A JP 2003083484A JP 2001274836 A JP2001274836 A JP 2001274836A JP 2001274836 A JP2001274836 A JP 2001274836A JP 2003083484 A JP2003083484 A JP 2003083484A
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JP
Japan
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joint
pipe
tightening nut
core member
diameter portion
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Pending
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JP2001274836A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Yoshihara
義憲 吉原
Shinzaburo Sugano
信三郎 菅野
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HOKKAIDO SUIDO KIZAI KK
Original Assignee
HOKKAIDO SUIDO KIZAI KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ネジを加工する必要がなく、かつ、位置決め
や配管長の調整が容易な配管接続用継手。 【解決手段】 継手本体12は内部の中央に小径部12
aが、両端に大径部12bが、小径部と大径部との間に
遷移部12cがそれぞれ設けられ、各大径部に雌ねじが
設けられている。2つの締付ナット14が、頭部14a
と、雄ねじが設けられた軸部14bとを有し、継手本体
の大径部にねじ込まれている。締付ナットの軸部の側の
端部の内面にはテーパー部14cが設けられており、継
手本体の小径部の端部と間隔を隔てて遷移部にリング状
のコア部材18が配置され、コア部材と締付ナットのテ
ーパー部との間にはCリング22が配置され接続しよう
とする配管の端部に継手を嵌め込み、締付ナットを締め
付けることにより、Cリングが締付ナットのテーパー部
に押されて配管の前記溝内に収容され、配管が接続され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に、配管接続用
継手に関する。より詳細には、本発明は、接合しようと
する配管にネジ加工をする必要のない配管接続用継手に
関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、配管を接続しよ
うとする場合には、接続しようとする双方の配管の端部
にそれぞれネジを加工し、このネジ部に継手をねじ込む
ことによって、配管を接続していた。しかしながら、配
管にネジを加工するのに時間や手間がかかるという課題
があった。また、従来の接続手法では、配管の位置決め
や配管長の調整が容易でないという課題もあった。
【0003】したがって、本発明は、ネジを加工する必
要がなく、かつ、位置決めや配管長の調整が容易な配管
接続用継手を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願請求項1に記載され
た配管接続用継手は、ほぼ円筒形状の継手本体を備え、
継手本体の内部に、中央に小径部が、両端に大径部が、
小径部と大径部との間に遷移部がそれぞれ設けられてお
り、小径部の内径が、接続しようとする配管の外径より
も僅かに大きく、各大径部に、雌ねじが設けられてお
り、ほぼ円筒形状の2つの締付ナットを更に備え、各締
付ナットが、頭部と、雄ねじが設けられた軸部とを有
し、各締付ナットが、継手本体の大径部にねじ込まれて
おり、各締付ナットの内径が、継手本体の小径部の内径
と実質的に同じ大きさであり、各締付ナットの軸部の側
の端部の内面に、テーパー部が設けられており、継手本
体の小径部の端部と間隔を隔てて遷移部に配置されたリ
ング状のコア部材を更に備え、コア部材の内径が、継手
本体の小径部及び締付ナットの内径と実質的に同じ大き
さであり、コア部材と締付ナットのテーパー部との間に
配置されたCリングを更に備え、接続しようとする配管
の端部に継手を嵌め込み、締付ナットを締め付けること
により、Cリングが締付ナットのテーパー部に押されて
配管の溝内に収容され、配管が接続されるように構成さ
れていることを特徴とするものである。
【0005】本願請求項2に記載の配管接続用継手は、
前記請求項1の継手において、前記コア部材と前記継手
本体の小径部の端部との間に配置されたパッキンを更に
備え、締付ナットを締め付けることにより、コア部材が
Cリングに押され、パッキンが配管に押し付けられて密
封性が高められるように構成されていることを特徴とす
るものである。
【0006】本願請求項3に記載の配管接続用継手は、
前記請求項1の継手において、継手本体とコア部材が一
体に形成されていることを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して、本発明の
好ましい実施の形態について詳細に説明する。図1にお
いて全体として参照符号10で示される本発明の好まし
い実施の形態に係る配管接続用継手は、継手本体12を
備えている。継手本体12は、ほぼ円筒形の形状を有し
ており、その内部には、中央に小径部12aが設けら
れ、両端に大径部12bがそれぞれ設けられ、小径部1
2aと大径部12bとの間に遷移部12cがそれぞれ設
けられている。
【0008】小径部12aは、接続しようとする配管3
0の外径よりも僅かに大きな内径を有している。継手本
体12の内部の中央(すなわち、小径部12aの中央)
には好ましくは、接続しようとする配管30を位置決め
するための突起12dが設けられている。大径部12b
の各々には、雌ねじが切られている。なお、継手本体1
2には、図1に示されるように、外面の中央に凹部が設
けられているが、この凹部は、継手本体12に必須のも
のではない。
【0009】配管接続用継手10は又、2つの締付ナッ
ト14を備えている。締付ナット14の形状は各々、ほ
ぼ円筒形である。各締付ナット14は、頭部14aと、
軸部14bとを有しており、軸部14bには、大径部1
2bの雌ねじと噛み合う雄ねじが切られている。なお、
好ましくは、各締付ナット14の軸部14bの外面に設
けられた凹部に、第1のパッキン16が装着されてい
る。第1のパッキン16は、詳細には後述するように、
締付ナット14を継手本体12にねじ込んだときの締付
ナット14の緩み止めの役目を果たす。
【0010】各締付ナット14の内径は、継手本体12
の小径部12aの内径と実質的に同じ大きさであり、各
締付ナット14の軸部14bの側の端部の内面には、テ
ーパー状に面取りされたテーパー部14cが設けられて
いる。
【0011】配管接続用継手10は更に、継手本体12
の小径部12aの端部と間隔を隔てて遷移部12cに配
置されたリング状のコア部材18を備えている。コア部
材18の内径は、継手本体12の小径部12a及び締付
ナット14の内径と実質的に同じ大きさである。コア部
材18と小径部12aの端部との間には、第2のパッキ
ン20が装着されている。第2のパッキン20は、詳細
には後述するように、配管30を接続したときの水漏れ
防止の役目を果たす。
【0012】配管接続用継手10は更に、コア部材18
と締付ナット14のテーパー部14cとの間に配置され
たCリング22を備えている。
【0013】なお、本発明の配管接続用継手10で接続
しようとする配管30には、図2に示されるように、端
部に隣接した個所に、円周方向に延びた半円形の溝30
aが設けられている。
【0014】以上のように構成された配管接続用継手1
0の使用について説明する。まず、溝30aが加工され
た配管30の端部に配管接続用継手10を嵌め込む(図
3(a)参照)。その際、継手本体12の突起12dが
配管30を位置決めするのに役立つ。なお、溝30a
は、配管30に継手10を嵌め込んだときCリング22
が位置する個所に加工しておく。次いで、締付ナット1
4を締め付けると、図3(b)に示されるように、Cリ
ング22が、締付ナット14のテーパー部14cに押さ
れて溝30a内に収容され、これにより、配管30が強
固に接続されることとなる。また、締付ナット14を締
め付けると、Cリング22によりコア部材18が押さ
れ、図3(b)に示されるように、第2のパッキン20
が配管30に押し付けられて密封性が高まり、配管30
から水が漏れるおそれがなくなる。さらに、第1のパッ
キン16が設けられているので、締付ナット14が緩む
のが防止される。
【0015】本発明は、以上の発明の実施の形態に限定
されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範
囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範
囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
【0016】たとえば、前記実施の形態では、継手本体
12とコア部材18が別個の部材として示されている
が、図4に示されるように、継手本体12とコア部材1
8を一体の部材として形成してもよい。
【0017】
【発明の効果】本発明の継手によれば、配管にネジ加工
をすることなしに接合することができる。また、本発明
の継手によれば、配管の位置決め及び配管長の調整が容
易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施の形態に係る配管接続用
継手を模式的に示した断面図である。
【図2】図1の継手で接続される配管を示した図であ
る。
【図3】図1の継手を用いて配管を接合する手順を示し
た図である。
【図4】配管接続用継手の変形形態を示した図である。
【符号の説明】
10 配管接続用継手 12 継手本体 14 締付ナット 14c テーパー部 18 コア部材 16、20 パッキン 22 Cリング 30 配管 30a 溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端部に隣接した個所に円周方向に延びた
    溝が設けられている配管を接続するための配管接続用継
    手であって、 ほぼ円筒形状の継手本体を備え、継手本体の内部に、中
    央に小径部が、両端に大径部が、小径部と大径部との間
    に遷移部がそれぞれ設けられており、小径部の内径が、
    接続しようとする配管の外径よりも僅かに大きく、各大
    径部に、雌ねじが設けられており、 ほぼ円筒形状の2つの締付ナットを更に備え、各締付ナ
    ットが、頭部と、雄ねじが設けられた軸部とを有し、各
    締付ナットが、継手本体の大径部にねじ込まれており、
    各締付ナットの内径が、継手本体の小径部の内径と実質
    的に同じ大きさであり、各締付ナットの軸部の側の端部
    の内面に、テーパー部が設けられており、 継手本体の小径部の端部と間隔を隔てて遷移部に配置さ
    れたリング状のコア部材を更に備え、コア部材の内径
    が、継手本体の小径部及び締付ナットの内径と実質的に
    同じ大きさであり、 コア部材と締付ナットのテーパー部との間に配置された
    Cリングを更に備え、 接続しようとする配管の端部に継手を嵌め込み、締付ナ
    ットを締め付けることにより、Cリングが締付ナットの
    テーパー部に押されて配管の前記溝内に収容され、配管
    が接続されるように構成されていることを特徴とする継
    手。
  2. 【請求項2】 前記コア部材と前記継手本体の小径部の
    端部との間に配置されたパッキンを更に備え、締付ナッ
    トを締め付けることにより、コア部材がCリングに押さ
    れ、パッキンが配管に押し付けられて密封性が高められ
    るように構成されていることを特徴とする請求項1に記
    載の継手。
  3. 【請求項3】 前記継手本体と前記コア部材が、一体に
    形成されていることを特徴とする請求項1に記載の継
    手。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101013105B1 (ko) * 2008-06-02 2011-02-14 김정순 관이음쇠
KR101399092B1 (ko) 2013-03-22 2014-05-27 보스텍주식회사 고정이 용이한 금형 냉각라인용 조인트
CN108869926A (zh) * 2018-09-11 2018-11-23 无锡英罗唯森科技有限公司 一种换热管连接接头和碳化硅换热管

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