JP2531340Y2 - 管継手 - Google Patents

管継手

Info

Publication number
JP2531340Y2
JP2531340Y2 JP25993U JP25993U JP2531340Y2 JP 2531340 Y2 JP2531340 Y2 JP 2531340Y2 JP 25993 U JP25993 U JP 25993U JP 25993 U JP25993 U JP 25993U JP 2531340 Y2 JP2531340 Y2 JP 2531340Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
tube
tubular member
tubular
pipe joint
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP25993U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0654988U (ja
Inventor
省治 牧野
Original Assignee
省治 牧野
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 省治 牧野 filed Critical 省治 牧野
Priority to JP25993U priority Critical patent/JP2531340Y2/ja
Publication of JPH0654988U publication Critical patent/JPH0654988U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2531340Y2 publication Critical patent/JP2531340Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Joints With Pressure Members (AREA)
  • Joints Allowing Movement (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、同軸線上にある二本
の配管相互の接続のみならず、軸線方向が相違する二本
の配管相互についても接続可能である管継手に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】この種の管継手としては、例えば、図6
に示すものがあり、このものは同図に示す如く、90°
エルボ管80aと短管80bとこれら相互を繋ぐ接続筒
80cとを有すると共に前記エルボ管80aを接続筒8
0cに対して回動可能な構成としてある。
【0003】従って、接続されるべき二本の配管相互の
角度が90°であれば、エルボ管80a側には全方向か
らの配管を接続することができる。しかしながら、この
管継手では、接続されるべき二本の配管相互の角度が9
0°以外の場合や、たとえ前記角度が90°であったと
しても配管軸線がある程度ズレている場合(配管軸線が
交わっていない場合)には接続できないという問題を有
している。
【0004】他方、この種の管継手としては図7に示す
形式のものもある。この管継手は、同図に示すように、
一方の短管90aの一端側に球状部91を具備させると
共に他方の短管90bの一端側に前記球状部91を包み
持つ包持部92を具備させ、これらを球面対遇状態に接
続した構造としてある。従って、接続されるべき二本の
配管相互の角度が90°以外の場合でも無理なく接続す
ることができる。
【0005】しかしながら、この管継手ではその構造
上、接続されるべき二本の配管相互の角度が小さい(0
°〜45°程度)場合にしか使用することができず、
又、製造に精度が要求されることから量産性が劣るとい
う問題を有している。上記した如く各管継手はそれぞれ
問題を有しているが、これらの全ての問題が解決された
管継手の出現が望まれている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】そこで、この考案で
は、配管の軸線がある程度ズレていても無理なく接続
でき、接続されるべき二本の配管相互の角度が比較的
大きな場合でも接続でき、量産性に優れた管継手を提
供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この考案の管継手は、一
端側に内方突出部を有する両端開放の筒部材と、前記筒
部材の他端側に螺入せしめられた管部材と、前記筒部材
内において一端側に抜止め状態となるべく上記内方突出
部と係合する外方突出部を有し且つ筒部材に対して回動
自在に取付けられた管部材と、前記管部材相互の対向面
間の流体密性を確保するシール部材とを有し、各管部材
における一端側の流体経路が他端側のそれに対して45
°傾斜している。
【0008】他の考案の管継手は、一端側に内方突出部
を有する両端開放の筒部材と、前記筒部材内において一
端側に抜止め状態となるべく上記内方突出部と係合する
外方突出部を有し且つ筒部材に対して回動自在に取付け
られた管部材と、管主体と前記筒部材内に回動自在に収
容された鍔部とを有する管部材と、前記管主体に外挿せ
しめられ且つ前記鍔部を内方突出部側に押込むべく螺入
された環状雄ねじ部材と、前記管部材相互の対向面間の
流体密性を確保するシール部材とを具備しており、各管
部材における一端側の流体経路が他端側のそれに対して
45°傾斜している。
【0009】
【作用】この考案は次の作用を有する。この考案の管継
手では、外方突出部を有した管部材を所望位置に回動さ
せることにより、管部材相互の角度を接続されるべき二
本の配管の方向に対応させることができる。この管継手
の管部材相互は筒部材を介して接続されていると共に各
管部材における一端側の流体経路が接続側端のそれに対
して45°傾斜させてあるから、上記した管部材の回動
操作により、配管軸線相互の角度が0°〜90°の範囲
で配管接続でき、又、配管相互の軸線がある程度ズレて
いても無理なく接続できる。
【0010】他方、この管継手は従来の技術の欄に記載
した後者のもののように、加工しにくい球面対遇部はな
いから量産性は優れたものとなる。
【0011】
【実施例】以下、この考案の構成を実施例として示した
図面に従って説明する。この実施例の管継手は、図1に
示すように、筒部材1と、前記筒部材1の一端側に取付
けられた管部材2と、前記筒部材1の他端側に取付けら
れた管部材3と、前記管部材2,3の端部相互の流体密
性を確保するシール部材4とから構成されている。
【0012】筒部材1は、同図に示すように、一端側に
はその開放部に内方突出周片10(手段の欄の内方突出
部と対応する)を、他端側にはその内周部に雌ネジ部1
1を、それぞれ設けてあり、全体としては両端開放の筒
状に形成されている。管部材2は、同図に示すように、
45°エルボ管20、短管21及び上記内方突出周片1
0と係合する外方突出周片22(手段の欄の外方突出部
と対応する)から成る構成としてある。そして、この管
部材2は、前記外方突出周片22の外径寸法を筒部材1
の内径寸法よりも少し小さく設定することにより筒部材
1に対して回動可能なものとしてあると共に内方突出周
片10と外方突出周片22との係合により筒部材1の一
端側に抜止め状態となるようにしてある。
【0013】管部材3は、図1に示すように、45°エ
ルボ管30の一端にこれよりも大径の雄ネジ部31を具
備させて構成してあり、前記雄ネジ部31を上記雌ネジ
部11に螺入する態様で筒部材1に取付け得るようにし
てある。シール部材4は、同図に示すように、JIS規
格のOリングが使用されており、上記した如く前記管部
材2,3の端部相互の流体密性を確保し得るようにして
ある。
【0014】この実施例の管継手は上記のような構成と
してあるから、図1の状態において、管部材2は筒部材
1や管部材3に対して360°回動し得ることとなり
(図1〜図4参照)、作用の欄に記載した如く、配管軸
線相互の角度が0°〜90°の範囲にある二本の配管を
無理なく接続できる。そして、この管継手では、作用・
効果の欄に記載しているように、配管の軸線がある程度
ズレていても無理なく接続でき、接続されるべき二本の
配管相互の角度が比較的大きな場合でも接続でき、量産
性に優れている。
【0015】尚、上記実施例の管部材3を、図5に示す
如く、管部材3’とこれに外挿された環状雄ねじ部材5
との組合せにかえることができ、この場合も上記実施例
と同様の効果を有したものとなる。そして、上記実施例
において、管部材2,3,3’の配管接続側部に配管接
続用の雌ねじ部を形成することもできる。
【0016】
【考案の効果】この考案は、上述の如くの構成を有する
ものであるから、次の効果を有する。作用の欄に記載し
た内容から、配管の軸線がある程度ズレていても無理
なく接続でき、接続されるべき二本の配管相互の角度
が比較的大きな場合でも接続でき、量産性に優れた管
継手を提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例における管継手の断面図。
【図2】前記管継手の一方の管部材を回動させた状態を
示す図。
【図3】前記管継手の一方の管部材を回動させた状態を
示す図。
【図4】前記管継手の一方の管部材を回動させた状態を
示す図。
【図5】この考案の他の実施例の管継手の断面図。
【図6】従来の管継手の断面図。
【図7】従来の他の管継手の断面図。
【符号の説明】
1 筒部材 2 管部材 3 管部材 3’ 管部材 4 シール部材 5 環状雄ねじ部材 10 内方突出周片 11 雌ネジ部 31 雄ネジ部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端側に内方突出部を有する両端開放の
    筒部材と、前記筒部材の他端側に螺入せしめられた管部
    材と、前記筒部材内において一端側に抜止め状態となる
    べく上記内方突出部と係合する外方突出部を有し且つ筒
    部材に対して回動自在に取付けられた管部材と、前記管
    部材相互の対向面間の流体密性を確保するシール部材と
    を有し、各管部材における一端側の流体経路が他端側の
    それに対して45°傾斜していることを特徴とする管継
    手。
  2. 【請求項2】 一端側に内方突出部を有する両端開放の
    筒部材と、前記筒部材内において一端側に抜止め状態と
    なるべく上記内方突出部と係合する外方突出部を有し且
    つ筒部材に対して回動自在に取付けられた管部材と、管
    主体と前記筒部材内に回動自在に収容された鍔部とを有
    する管部材と、前記管主体に外挿せしめられ且つ前記鍔
    部を内方突出部側に押込むべく螺入された環状雄ねじ部
    材と、前記管部材相互の対向面間の流体密性を確保する
    シール部材とを具備しており、各管部材における一端側
    の流体経路が他端側のそれに対して45°傾斜している
    ことを特徴とする管継手。
JP25993U 1993-01-08 1993-01-08 管継手 Expired - Lifetime JP2531340Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25993U JP2531340Y2 (ja) 1993-01-08 1993-01-08 管継手

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25993U JP2531340Y2 (ja) 1993-01-08 1993-01-08 管継手

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0654988U JPH0654988U (ja) 1994-07-26
JP2531340Y2 true JP2531340Y2 (ja) 1997-04-02

Family

ID=11468927

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25993U Expired - Lifetime JP2531340Y2 (ja) 1993-01-08 1993-01-08 管継手

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2531340Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112021001169B4 (de) 2020-02-21 2024-05-29 Daicel Corporation Kopplungsstruktur, Airbag-Vorrichtung und Fahrzeugsitz

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015218908A (ja) * 2014-05-14 2015-12-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 排水出口機構及びそれを備えた貯湯式給湯装置
CN114739567B (zh) * 2022-05-05 2024-05-03 安徽春辉仪表线缆集团有限公司 一种便于安装的化工用不锈钢压力表

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112021001169B4 (de) 2020-02-21 2024-05-29 Daicel Corporation Kopplungsstruktur, Airbag-Vorrichtung und Fahrzeugsitz

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0654988U (ja) 1994-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8096586B2 (en) Double-pipe joint
JP2642924B2 (ja) 管継手
JP3978133B2 (ja) ピッチの異なる2個のネジを有する締付け用ナットを備え、所要の締付け力を低減する管継手
JP2531340Y2 (ja) 管継手
US3361450A (en) Laterally and angularly adjustable tube fitting
JP2002048277A (ja) 管継ぎ手
JP2009174648A (ja) スイベル管継手
KR20000029156A (ko) 계단형 동기식 나사들을 가지는 유체 커플링
JPH0417893Y2 (ja)
JPH01145493A (ja) 自在管継手
JP2000074274A (ja) 管体接続構造
JP4381725B2 (ja) 管継手ユニット
JP2518399Y2 (ja) 簡易スイベルホース継手及び継手付ホース
CN215522333U (zh) 阀门控制用连接装置
JP2554712B2 (ja) 波形管用管継手
JPH0469486A (ja) 管継手
JPH0792168B2 (ja) 流体用配管の継手を構成する雄・雌形継手構造
JPH04285388A (ja) 自在管継手
CN212203534U (zh) 一种用于管路旁接的连接组件
JP3025006U (ja) パイプ型自在継手
JPS5817986Y2 (ja) 管継手
JPS5921186U (ja) 管継手
JP2522603Y2 (ja) 管継手
JPH0712691U (ja) 配管用継手
JPS5848452Y2 (ja) 管継手

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19960930

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250