JP2554712B2 - 波形管用管継手 - Google Patents

波形管用管継手

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は波形管の管継手に関し、詳細には上記波形管
を簡単な機構によって着脱自在に接続することのできる
管継手に関するものである。
[従来の技術] 波形管用の管継手としては、ソケット管内に上記波形
管外面を接着固定してしまう固定タイプと、ソケット管
と波形管を着脱可能な様に接続する着脱自在タイプの2
種類がある。第6,7図は着脱自在タイプの管継手を示す
説明図である。第6図に示す例はソケット管部2の壁面
に周方向の切欠き2aを形成しておき、該ソケット管部2
内へ波形管1を挿入し、前記切欠き2aにC字形のクリッ
プ3を係合し、前記切欠き2aと波形管の周溝部1aを一致
させて該周溝部1aをクリップ3のアーム部3aにより係止
するものである。
一方第7図に示す例は、突起4aを形成した係止具4が
ビス5を介してソケット管2に取付けられ、切欠き2a内
に突起4aを挿通して該突起4aにより波形管の周溝部1aを
係止し、波形管1をソケット管部2に取付ける。
[発明が解決しようとする課題] 第6図に示す管継手においては、クリップ3をソケッ
ト管部2に対して直交する方向から挿込み又は抜き出す
作業によって波形管1の着脱を行なうものであり、一方
第7図に示す例においてはビス5の締付け/取外しによ
って波形管1の着脱を行なうものである。従って上記ク
リップ3及び係止具4の取付け/取外し作業に当って
は、ソケット管部2の側部方向に広い作業空間を必要と
し、例えば内外壁面パネル間のような狭い空間において
配管作業を行なうことは困難であった。
また第7図に示すものでは、波形管の着脱に際してい
ちいちビス5の締付け/取外し作業を行なわなければな
らないため非能率的であり、波形管の着脱に手間がかか
るという問題もあった。
第6図に示す例における波形管1の着脱作業は、クリ
ップ3の係合だけであるから比較的容易である。しかし
クリップ3はソケット管部2とは完全に別体として形成
される小さな部品であるので紛失し易く、特に配管施工
現場においては部品管理面において便利なものではなか
った。
そこで本発明者らは、狭い作業空間内であっても波形
管の着脱作業が簡単にできる管継手を提供する目的で研
究を重ね、ここに本発明を完成した。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成した本発明は、波形管が挿入される内
筒と、該内筒外周に嵌装される外筒からなり、前記内筒
は内周軸心と外周軸心を偏心させた偏肉厚で構成され、
前記外筒の内周径は前記内筒の外周径と略同一とされ、
さらに該外筒の開口端部に前記周溝の幅以下の肉厚で内
フランジが軸心方向に延出して形成されてなり、該内フ
ランジの内周径は前記内筒の内周軸心を中心としてその
直径が前記波形管の外径以上で且つ該波形管の外径に前
記偏心量の2倍の寸法を加えた寸法未満に形成されると
共に、前記外筒は軸方向摺動防止機構を介して前記内筒
に回動自在に嵌装されてなることを要旨とするものであ
る。
[作用及び実施例] 第1図(A)は本発明の代表的な実施例を示す断面説
明図、第1図(B)は外筒の一部破断面斜視図、第2図
は本発明を適用した水栓ジョイントボックス13を示す斜
視説明図である。波形管1接続様の継手部は円筒状の内
筒10及び該内筒10の外筒に嵌め込む外筒11により構成さ
れる。該内筒10は波形管1を挿し込むものであり、該内
筒10の外周面10Aの軸心Oと内周面の軸心C1は偏心さ
れ、内筒10の肉厚は円周方向に変化し偏心肉厚を構成し
ている。即ち内筒10と外筒11の摺擦面(内筒の外周面10
A及び外筒の内周面11A)の軸心Oは、波形管1と内筒の
内周面10Bの軸心C1からずれた位置にある。
そして上記外筒11の波形管1挿入側の開口部にはドー
ナツ状の内フランジ11Cが一体的に形成される。該内フ
ランジ11Cの内周11Bの半径は、該内周11Bの軸心C2と前
記内筒の内周面10Bの軸心C1を一致させた状態で、前記
内筒10の半径とほぼ同じ大きさに形成される。尚前記内
筒の内周面10Bの半径と上記内周11Bの半径は実質的に同
一であるが、以下述べる説明の便宜上、前者の半径をr
10、後者の半径をr11で示す。
次に内筒10と外筒11の係合機構について第1図
(A),(B)を参照しつつ説明する。前記内筒10の外
周面の一部には係合用の突起10aが突設されると共に、
前記外筒11の内周面側には、該突起10aに係合される溝1
1aが形成される。該溝11aは外筒11を内筒10に挿し込む
ときに前記突起10aをスムーズに挿通する軸心方向部分
と、これに連続する周方向部分とによって構成される。
上記溝11aは上記例の他第2図に示す様に外筒11の壁面
を厚さ方向に切り欠いたものでも良い。
第3図(A)〜(C)及び第4図(A),(B)は上
記構造の内筒10及び外筒11による波形管1の取付け状態
を示す説明図であり、第3図(A)と第4図(A),第
3図(C)と第4図(B)は夫々同じ状態を示して対応
関係にある。第3図の実線部は内筒10を示し、一点鎖線
部は外筒11を示す。第3図(A)は波形管1を挿入する
時の状態を示し、内筒の内周面10Bの軸心C1と、外筒に
設けた内フランジ11Cの内周11Bの軸心C2を一致させ(単
に接近の場合もある)、内筒10の内周面10Bの開口部を
全開にしている。この状態で前記内筒10内に波形管1を
挿し込む。
第3図(B)は第3図(A)の状態から外筒11を矢印
方向に約90度回転した状態を示し、外筒11は軸心Oを中
心にして回転するので、前記内周11Bの軸心C2は第3図
(A)に示す位置より90度旋回移動することになる。こ
れに合わせて前記内周11Bの位置も変化することになる
ので、前記内周面10Bの開口部の一部[第3図(B)の
右下部分]は、内フランジ11Cの一部で覆われる様にな
る。
第3図(C)は第3図(B)の状態よりさらに90度矢
印方向に外筒11を回転した状態を示し、軸心O,C1,C2
一直線上に並び、前記内フランジ11Cの一部は前記内周
面10Bの開口部の一部[第3図(C)の右側部分]を最
大の幅Pmaxをもって覆うことになる。従って第4図
(B)示す様に前記内フランジ11Cの一部分は波形管1
の周溝部1a内に入り込んで、該波形管1を支持すること
になる。即ち外筒11は突起10aに係止されて軸方向へ移
動できないので、波形管1を内筒10内で固定することに
なる。尚前記最大の幅Pmaxは、内筒内周面10Bの半径r10
と外筒の内部空間11Bの半径r11を同一としたとき、軸心
Oと軸心C1,C2の各偏心量X1,X2の和に相当し、Pmax=X1
+X2の式が成り立つ。
これにより明らかな様に、内フランジ11Cの一部を波
形管の周溝部1aに係合するためには、内フランジ11Cの
内周11Bの半径r11は、内筒10の内周面の半径r10に偏心
量X1を加えた寸法より短く形成しなければならない。即
ち内フランジの内周直径(2・r11)は内筒の内周面10B
の直径(2・r10)に(2・X1)を加えた寸法より短く
しなければならない。
上記例においては軸心C1,C2は一致するものを示した
が、軸心C1とC2はまったく一致しないものであっても良
く、また内フランジ11は周方向全体に円環状に形成され
るものだけでなく、第1図(B)の鎖線に示す様に一部
に突起状の爪部11c0を形成するものであっても良い。
また上記状態のうち第3図(B)の状態においても、
波形管1の周溝部1aの係止固定は可能であり、波形管1
の周溝部1aの深さ、軸心C1,C2の偏心量、内フランジの
内周径及び外筒11の回動角度を調節することにより、波
形管1の保持状態を種々に変更できる。第4図の符号14
はOリングを示し、内筒内周面10Bと波形管1を密封す
るときに使用する。
第2図に示す適用例は水栓ジョイントボックス13に接
続する内部配管12の鞘管として波形管1を使用したもの
で、該波形管1を接続するのに上記管継手を採用したも
のである。前記の波形管1は外周をスパイラル状又はリ
ング状の周溝部を有するものであれば良く、さらに上記
管継手は上記例の他、両受ソケット管や分岐継手等にも
適用できる。
第5図は本発明の他の実施例を示す断面図あり、内筒
10と外筒11の軸方向摺動防止機構として、内筒10に係合
溝10c(全周又は周方向の一部)を形成し、且つ該係合
溝10cに係合する突条(突起であっても良い)11bを外筒
11に形成したものである。この様に内筒10と外筒11の軸
方向摺動防止機構は周方向に回動自在で、軸方向に摺動
規制されるものであれば他の公知の手段も採用できる。
[発明の効果] 本発明の管継手により、波形管の取付け/取外しは、
外筒を回転するだけの極めて簡単な作業によってできる
様になり、該作業のスペースも僅かで済む様になった。
また外筒と内筒は一体的に係止しておくことができるの
で、配管施工現場における部品管理がめんどうになると
いった不都合もない。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は本発明の代表的な実施例を示す断面説明
図、第1図(B)は外筒の一部破断斜視図、第2図は本
発明の適用例を示す斜視説明図、第3図(A)〜(C)
は本発明管継手の作動状態を示す説明図、第4図
(A),(B)は第3図(A),(C)に夫々対応する
断面説明図、第5図は本発明の他の実施例を示す断面説
明図、第6,7図は従来の管継手を示す説明図である。 1……波形管、2……ソケット管部 3……クリップ、4……係止具 10……内筒、11……外筒 12……内部配管 13……水栓ジョイントボックス 14……Oリング

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周面に周溝を有する波形管用の管継手で
    あって、前記波形管が挿入される内筒と、該内筒外周に
    嵌装される外筒からなり、前記内筒は内周軸心と外周軸
    心を偏心させた偏肉厚で構成され、前記外筒の内周径は
    前記内筒の外周径と略同一とされ、さらに該外筒の開口
    端部には前記周溝の幅以下の肉厚で内フランジが軸心方
    向に延出して形成されてなり、該内フランジの内周径
    は、前記内筒の内周軸心を中心としてその直径が前記波
    形管の外径以上で且つ該波形管の外径に上記偏心量の2
    倍の寸法を加えた寸法未満に形成されると共に、前記外
    筒は軸方向摺動防止機構を介して前記内筒に回動自在に
    嵌装されてなることを特徴とする波形管用管継手。
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