JP2532836Y2 - 分岐管継手 - Google Patents

分岐管継手

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JP2532836Y2
JP2532836Y2 JP1993041124U JP4112493U JP2532836Y2 JP 2532836 Y2 JP2532836 Y2 JP 2532836Y2 JP 1993041124 U JP1993041124 U JP 1993041124U JP 4112493 U JP4112493 U JP 4112493U JP 2532836 Y2 JP2532836 Y2 JP 2532836Y2
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秀明 馬場
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  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、たとえば上水道配管系
において、本管から枝管を介して需要側に分岐管を分岐
するのに使用される分岐管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、地中に埋設される上水道配管系
は、図3に示すように、本管50より分岐された枝管5
1に需要側に向かう分岐管52を分岐して接続すること
によって経路が構成されている。
【0003】枝管51と分岐管52の接続は、たとえば
枝管51に介設した管継手(通称、ティーもしくはチィ
ー)53に分岐管52の一端側に設けた分岐管継手54
を着脱可能に結合することによってなされている。
【0004】従来の分岐管継手54は、図4に示すよう
に構成されている。すなわち、分岐管継手54は、ソケ
ット55とニップル56を備え、ソケット55の大径内
端部55Aを可撓管によってなる分岐管52の一端側に
外嵌して、ろう付けもしくは溶接57などにより両者5
5、52を水密に固着し、ニップル56の内端部56A
をソケット55の小径外端部55Bに外嵌して、ろう付
けもしくは溶接58などにより両者55、56を水密に
固着してある。したがって、ニップル56の雄ねじ部5
6aを枝管51に介設した管継手53の雌ねじ部53a
に螺合することによって、枝管51に分岐管52が接続
される。なお、雌ねじ部53aに対する雄ねじ部56a
の螺合作業は、ニップル56に形成した角形膨出部(た
とえば六角形膨出部)56Bにレンチもしくはスパナな
どの工具を外嵌して、分岐管継手54および分岐管52
を軸線Cまわりのねじ締め方向に回動させることによっ
て行うことができる。また、分岐管52を可撓管によっ
て構成することで、分岐管継手54の軸線と分岐管52
の他端側に取付けられた袋ナット構造やユニオン構造の
管継手(図示省略)の軸線との相対変位を吸収して接続
することもできる。
【0005】この種従来の分岐管継手54を使用して
も、分岐管52の新規配管時の接続作業は比較的スムー
ズに行うことができる。しかし、分岐管継手54と分岐
管52は、軸線Cまわりの相対回転が不能に結合されて
いるので、地中埋設後などにおいてなされるメンテナン
ス等に際して、枝管51と分岐管52の接続を解除する
場合には、分岐管継手54の接続を解く前に、分岐管5
2の他端側に取付けられて、水道メータ側に接続されて
いる袋ナット構造やユニオン構造の管継手の接続を解く
煩雑な作業が必要になる。また、接続解除後においてな
される再接続作業後に、分岐管52の他端側に取付けら
れている管継手を再び接続しなければならないので、接
続解除作業性および再接続作業性に劣る欠点を有してい
る。一方、分岐管52とソケット55の結合およびソケ
ット55とニップル56の結合が、ろう付けもしくは溶
接57、58によってなされているため、温度変化に対
する順応特性が低く経時により破損し易いため、シール
破壊が起こり易い難点もある。さらに、分岐管継手54
の接続後においてなされる分岐管52の他端に取付けら
れた袋ナット構造やユニオン構造の管継手を接続する螺
合作業時において、螺合最終時の大きい締付力が管継手
に負荷されると、該管継手とともに分岐管52が共まわ
りする現象を生じ分岐管52にトルクが発生する。その
結果、分岐管52に応力が残留し、この残留応力により
金属疲労を招いて経時により分岐管52もしくは溶接5
7、58部が破損することも懸念される。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、分岐管の接続解除作業性および再接続作業性に劣
る点、分岐管とソケットの結合およびソケットとニップ
ルの結合が、ろう付けもしくは溶接によってなされてい
るため、温度変化に対する順応特性が低く経時により破
損し易いため、シール破壊が起こり易い点、分岐管の共
まわり現象による残留応力により金属疲労を招いて、分
岐管継手よりも剛性の低い分岐管もしくは溶接部の破損
が懸念される点などの諸点である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の考案は、分岐
管の少なくとも一端側に外嵌して固着された両端開口筒
状の固定部材と、この固定部材の外端部に該固定部材の
線軸まわりの回転可能に内端部が外嵌されるとともに、
分岐管における最内周層ベロー管の一端側凹凸を除去し
た取付部に小径孔が前記固定部材の線軸まわりの回転可
能に外嵌され、かつ前記凹凸を除去した取付部の外端部
をカーリングして形成した抜け止め構造により分岐管か
ら抜けないように保持された両端開口筒状の可動部材
と、を備え、固定部材の外端部外周と可動部材の内端部
内周の摺動隙間に環状の弾性シール部材が介設されてい
るとともに、凹凸を除去した取付部の外周と前記固定部
材の内周の間に環状のシールリングが介設され、可動部
材の外周に管継手接続用の雄ねじ部が形成されているこ
とを特徴とし、新規配管時における接続作業性は勿論の
こと、分岐管の接続解除作業性および再接続作業性を向
上させ、温度変化によるシール破壊などを防止してすぐ
れたシール性を確保するとともに、残留応力の発生を避
けることで、金属疲労による分岐管の破損を無くす目的
を達成した。
【0008】請求項2の考案は、前記両端開口筒状の可
動部材が前記固定部材と前記抜け止め構造とで干渉され
る範囲内で前記軸線方向に移動可能に構成し、特に、新
規配管後の分岐管の接続解除作業性および再接続作業性
をより一層向上させるようにしている。
【0009】
【作用】請求項1の考案によれば、分岐管に外嵌して固
着された固定部材と可動部材は線軸まわりに相対回転可
能であるため、新規配管後に分岐管の接続を解除する場
合でも分岐管の他端側に取付けられた管継手の接続を解
く作業を省略できる。勿論、分岐管の再接続作業後に別
の管継手を接続させる必要はない。また、固定部材の外
端部外周と可動部材の内端部内周の摺動隙間に介設した
環状の弾性シール部材によって固定部材と可動部材の間
がシールされるので、温度変化に対する順応特性が高
く、経時によるシール破壊が避けられるとともに、摺動
隙間のシール性を高めることができ、凹凸を除去した取
付部の外周と前記固定部材の内周の間に環状のシールリ
ングによって高いシール性を保持することができる。さ
らに、固定部材と可動部材が線軸まわりに相対回転可能
であるため、残留応力の発生を避けることができる。し
たがって、金属疲労により分岐管が破損することはな
い。
【0010】請求項2の考案によれば、可動部材を固定
部材と分岐管の抜け止め構造とで干渉される範囲内で軸
線方向に移動させることによって、新規配管後の分岐管
の接続解除作業および分岐管の再接続作業時において、
分岐管に負荷される軸線方向の荷重を0もしくは0に近
付けて、両作業性をより一層向上させることができる。
【0011】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本考案の実施例を示す半截縦断側面図で
あり、この図において、分岐管継手1は、固定部材2と
可動部材3を備え、分岐管4に取付けられている。固定
部材2は、両端開口筒状に形成され、その内端部20の
外周に第1環状溝2Aが形成され、外端部21の外周に
軸線C方向の間隔を有して第2環状溝2Bと、第3環状
溝2Cが形成されるとともに、第1環状溝2Aと第2環
状溝2Bの間の内周に軸線C方向の間隔を有して第4環
状溝2Dと、第5環状溝2Eが形成されている。
【0012】可動部材3は、固定部材2の外端部21に
線軸Cまわりの回転を可能に外嵌される大径の内端部3
0と、半径方向内側にのびる段差面3Aを介して内端部
30に連続して外端31までのびる小径孔32を有し、
内端部30の外周部には、レンチもしくはスパナなどの
工具を外嵌する角形膨出部(たとえば六角形膨出部)3
Bが形成されているとともに、小径孔32の外周に外端
31に向けて漸次縮径する管用テーパ雄ねじ部3aが形
成されている。勿論、平行雄ねじ部が形成されていても
よい。
【0013】分岐管4は可撓管によって構成されてい
る。すなわち、最内周層の金属ベロー管40、ベロー管
40の一端側を残してベロー管40を覆う中間層の金属
ブレード41およびブレード41を被覆する最外周層の
ゴム被覆42を具備しており、ベロー管40の一端側に
ベローの凹凸を除去した取付部40Aが形成されてい
る。この取付部40Aの外径は、ベロー管40の最小内
径にほぼ等しく、しかも固定部材2および可動部材3の
外嵌を許容し得る大きさに設定されている。
【0014】分岐管4の取付部40Aに固定部材2の内
端部20が外嵌して固着されている。固定部材2の固着
は、分岐管4の取付部40Aに固定部材2を外嵌し、か
つ金属ブレード41で第1環状溝2Aを覆い、この金属
ブレード41を介して第1環状溝2Aの外周位置に欠円
部を有する略環状のブレード押え5を対応させ、ブレー
ド押え5を縮径方向にカシメることで、金属ブレード4
1を介してブレード押え5を第1環状溝2Aに圧入し、
第4環状溝2Dと、第5環状溝2Eの内周位置に欠円部
を有する略環状の弾性リング6A,6Bを対応させ、こ
の取出部40Aを拡径方向にカシメることで、弾性リン
グ6A,6Bを第4環状溝2Dと、第5環状溝2Eに圧
入する手順によってなされる。
【0015】固定部材2の外端部21に該固定部材2の
線軸Cまわりの回転を可能に可動部材3の大径の内端部
30が外嵌されている。内端部30の外嵌は、分岐管4
の取付部40Aを内端部30側から小径孔32に挿通
し、この挿通により段差面3Aを固定部材3の外端22
に当接させることによってなされる。この場合、固定部
材2に形成されている第2環状溝2Bに予めゴム製のシ
ールリング(Oリング)によってなる第1弾性シール部
材7Aを嵌合し、第3環状溝2Cにも予めゴム製のシー
ルリングによってなる第2弾性シール部材7Bを嵌合し
ておくことで、固定部材2の外端部21外周と可動部材
3の大径内端部30内周の摺動隙間8をすぐれたシール
性によって密封するとともに、固定部材2と可動部材3
のスムーズな相対回転を可能にする。前述の手順により
固定部材2に可動部材3を外嵌すると、仮想線で示すよ
うに、取付部40Aの外端部が僅かに突出する。この突
出部を半径方向外方にカーリングして可動部材3の外端
31に当接させることにより、可動部材3の抜け止め構
造9が設けられている。
【0016】このような構成であれば、可動部材3の管
用テーパ雄ねじ部3aを枝管51に介設した管継手53
の雌ねじ部53aに螺合することによって、枝管51に
分岐管4を接続できる。雌ねじ部53aに対する管用テ
ーパ雄ねじ部3aの螺合作業は、可動部材3に形成した
角形膨出部3Bにレンチもしくはスパナなどの工具を外
嵌してねじ締め方向に動かすことによって、可動部材3
のみが軸線Cまわりに回動することによってなされる。
このように、分岐管4に外嵌して固着された固定部材2
と可動部材3は線軸Cまわりに相対回転可能であるた
め、新規配管後に分岐管4の接続を解除する場合でも分
岐管4の他端側に取付けられた管継手(たとえば、従来
例で説明した水道メータ側に接続されている袋ナット構
造やユニオン構造の管継手に相当する)の接続を解く煩
雑な作業を省略できる。したがって、新規配管後の分解
作業性が大幅に向上するとともに、分岐管4の再接続作
業後に別の管継手、つまり、前述の袋ナット構造やユニ
オン構造の管継手を接続させる必要はない。そのため
に、分岐管4再接続作業性も大幅に向上する。
【0017】一方、固定部材2に形成されている第2環
状溝2Bに嵌合した第1弾性シール部材7Aと、第3環
状溝2Cに嵌合した第2弾性シール部材7Bとの2段シ
ール構造により、固定部材2の外端部21外周と可動部
材3の大径内端部30内周の摺動隙間8をシールしてい
るので、温度変化に対する順応特性が高く、経時による
シール破壊が避けられるので、すぐれたシール性によっ
て摺動隙間8を密封するとともに、固定部材2と可動部
材3のスムーズな相対回転を可能にする。すなわち、第
1弾性シール部材7Aにより摺動隙間8に流入した泥水
などの異物が第2弾性シール部材7B方向に侵入するの
を防止して、第2弾性シール部材7Bが損傷するのを防
止し、その結果、抜け止め構造9側から分岐管4の取付
部40Aの外周と可動部材3の小径孔32の内周によっ
て形成される小さい隙間10に流入した水道水が摺動隙
間8を通って外部に漏洩するのを防止する。また、第1
弾性シール部材7Aと第2弾性シール部材7Bとの2段
シール構造により、可動部材3の回転時における軸振れ
が防止されるので、固定部材2と可動部材3のスムーズ
な相対回転が可能になる。すなわち、分岐管継手1の着
脱時において可動部材3をスムーズに正逆回転させるこ
とができる。
【0018】他方、固定部材2と可動部材3が線軸Cま
わりに相対回転可能であるため、従来のように残留応力
が発生しない。したがって、金属疲労により分岐管4を
構成している最内周層の金属ベロー管40やベロー管4
0を覆う中間層の金属ブレード41が破損することはな
い。
【0019】図2は、本考案の他の実施例を示す半截縦
断側面図である。なお、前記第1実施例と同一もしくは
相当部分には同一符号を付して、詳しい構造説明および
作用説明は省略する。この実施例では、固定部材2の外
端22と可動部材3の段差面3Aの間に空間11を設け
てある。このように構成することで、可動部材3は固定
部材2の外端22と抜け止め構造9とで干渉される空間
11の軸方向長さLの範囲内で軸線C方向に進退移動す
ることができる。その結果、新規配管後における分岐管
4の接続解除作業時において、可動部材3を螺合解除方
向に回転させても、可動部材3のみが軸線C方向に後退
し、固定部材2および分岐管4に負荷される軸線C方向
の荷重を0もしくは0に近付けて、接続解除作業性をよ
り一層向上させることができる。同様に、分岐管4の再
接続作業性もより一層向上させることができる。
【0020】前記各実施例では、分岐管4の一端側に分
岐管継手1を取付けた構成で説明しているが、分岐管4
の他端側あるいは分岐管4の両端側に取付けた構成であ
ってもよい。また、可撓性の分岐管4に代えて、非可撓
性の分岐管4接続に接続してもよい。さらに、第1弾性
シール部材7Aと第2弾性シール部材7Bを可動部材3
側に嵌合した構成であってもよい。さらにまた、枝管5
1の軸線に対して分岐管4の軸線を投影平面上で直交さ
せて接続した列で説明しているが、可動部材3をL形に
形成することで、枝管51の軸線に対して分岐管4の軸
線を投影平面上で平行させた接続、あるいは、枝管51
の軸線に対して分岐管4の軸線を投影立面上で直交させ
た接続が可能になる。なお、本考案の適用は、前記実施
例で説明した上水道配管系にのみ限定されるものではな
く、他の配管系にも適用可能である。
【0021】
【考案の効果】請求項1の考案は、固定部材と可動部材
は線軸まわりに相対回転可能であるため、新規配管後に
分岐管の接続を解除する場合でも分岐管の他端側に取付
けられた管継手の接続を解く作業を省略できる。勿論、
分岐管の再接続作業後に別の管継手を接続させる必要は
ない。したがって、分岐管の接続解除作業性および分岐
管の再接続作業性が大幅に向上する。また、固定部材と
可動部材の摺動隙間を環状の弾性シール部材によってシ
ールしているので、温度変化に対する順応特性が高く、
経時によるシール破壊が避けられるとともに、摺動隙間
のシール性を高めることができ、凹凸を除去した取付部
の外周と前記固定部材の内周の間に環状のシールリング
によって高いシール性を保持することができる。さら
に、固定部材と可動部材が線軸まわりに相対回転可能で
あるため、残留応力の発生を避けることができる。した
がって、金属疲労により分岐管が破損することはない。
【0022】請求項2の考案は、可動部材が所定の範囲
内で軸線方向に移動できるので、新規配管後の分岐管の
接続解除作業および分岐管の再接続作業時において、分
岐管に負荷される軸線方向の荷重を軽減できるから、こ
れらの作業性をより一層向上させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施例を示す半截縦断側面図であ
る。
【図2】 本考案の他の実施例を示す半截縦断側面図で
ある。
【図3】 本考案が適用される上水道配管系の一例を部
分的に示す概略構成図である。
【図4】 従来例の半截縦断側面図である。
【符号の説明】
1 分岐管継手 2 筒状の固定部材 3 筒状の可動部材 3a 可動部材の外周雄ねじ部 4 分岐管 7A 第1弾性シール部材(環状の弾性シール部材) 7B 第2弾性シール部材(環状の弾性シール部材) 8 摺動隙間 9 カーリング(抜け止め構造) 21 固定部材の外端部 30 可動部材の内端部 32 可動部材の小径孔(可動部材の内端部を除いた部
位) 40A ベロー管の取付部(分岐管の外端部) C 軸線

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分岐管の少なくとも一端側に外嵌して固
    着された両端開口筒状の固定部材と、この固定部材の外
    端部に該固定部材の線軸まわりの回転可能に内端部が外
    嵌されるとともに、分岐管における最内周層ベロー管の
    一端側凹凸を除去した取付部に小径孔が前記固定部材の
    線軸まわりの回転可能に外嵌され、かつ前記凹凸を除去
    した取付部の外端部をカーリングして形成した抜け止め
    構造により分岐管から抜けないように保持された両端開
    口筒状の可動部材と、を備え、固定部材の外端部外周と
    可動部材の内端部内周の摺動隙間に環状の弾性シール部
    材が介設されているとともに、凹凸を除去した取付部の
    外周と前記固定部材の内周の間に環状のシールリングが
    介設され、可動部材の外周に管継手接続用の雄ねじ部が
    形成されていることを特徴とする分岐管継手。
  2. 【請求項2】 前記両端開口筒状の可動部材が前記固定
    部材と前記抜け止め構造とで干渉される範囲内で前記軸
    線方向に移動可能である請求項1記載の分岐管継手。
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