JPH039563Y2 - - Google Patents

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JPH039563Y2
JPH039563Y2 JP17648283U JP17648283U JPH039563Y2 JP H039563 Y2 JPH039563 Y2 JP H039563Y2 JP 17648283 U JP17648283 U JP 17648283U JP 17648283 U JP17648283 U JP 17648283U JP H039563 Y2 JPH039563 Y2 JP H039563Y2
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JP
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valve
socket
plug
valve body
overflow prevention
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JP17648283U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はガス管接続具、特にそのソケツトに関
する。
ガス管接続具はすでに実公昭45−11753号(第
1図参照)として開示されており、これによれば
上流側すなわちプラグAと、下流側すなわちソケ
ツトBとがいわゆるワンタツチカツプリング式に
接続できる。
この為、プラグAには先端外周部に凹溝11が
設けられ、他方、これに係脱する複数のボール2
1,21がソケツトBの主筒25に設けられると
共にこれらボールに対応する作動機構が組み込ま
れ、両者の接続状態では主筒25内のゴム筒22
がプラグAの先端に対接して流路が接続され、前
記作動機構とボール21及び凹溝11との係合関
係により両者が接続状態にロツクされる。
この接続状態に於いては、作動機構の一部を構
成する可動筒23が進出状態にあり、これを下流
側に後退させるとロツク状態が解除され、ソケツ
トAがプラグBから外れる。
このガス管接続具には、プラグAに収容され且
バネ12により閉弁方向に付勢させた弁体13
と、ソケツト側に設けられ且該ソケツトの流路の
入口部分に突出する開弁軸24との組み合せから
成る安全装置が設けられている。この構成によ
り、ソケツト接続状態ではプラグAの弁体13が
ソケツト側の開弁軸24により開弁せしめられ、
ソケツトBが外れると開弁軸24による開弁力が
消失してプラグ側の弁体13が閉じる。従つて、
ソケツトBが外れてもプラグAから生ガスが放出
されることもない。
通常、プラグAはガスコツクに取付けられてお
り、ソケツトBからゴム管Cを介して器具側に接
続される。ところが上記従来のものでは、ソケツ
トBに接続されるゴム管Cが外れたり、該ソケツ
トに接続されたゴム管Cの下流端、すなわち、器
具側との接続が外れた場合には、プラグAの弁体
13が開弁状態に保持されたままの状態にあるこ
とから、生ガス放出状態となる。
本考案は、上記のようなガス管連結に於いて、
ソケツトBに接続されるゴム管Cのいずれの部分
が外れてもプラグ以下のガス回路が自動的に遮断
できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するための本考案の技術的手段
は、ソケツト内のゴム筒に過流出防止弁を外周気
密状態に内挿し、この過流出防止弁はこれに内蔵
される球状の作動弁体が該作動弁体と過流出防止
弁の主体間に介装したバネにより上流側に付勢さ
れる形式に構成すると共に、前記過流出防止弁の
主体の上流端に開弁軸を連設したことである。
本考案の上記技術的手段によれば次の作用が得
られる。
プラグに接続されるソケツトが外れた場合には
従来と同様にプラグ内の弁体が開弁する。次に、
ソケツトの下流側のゴム管が外れた場合、あるい
は、ゴム等の一部が焼けて管壁から大量のガスが
放出する場合等の異常過流出状態が生じると、ソ
ケツト内の過流出防止弁が作動して該過流出防止
弁の弁体が流路を遮断する。
従つて、この考案は上記構成により次の特有の
効果を有する。
(1) ソケツトが外れた時はもちろん、ソケツトに
接続されるゴム管のいずれの部分に異常が生じ
ても、ガス流路が遮断されるから、安全性が一
層向上する。
(2) ソケツトに設けた過流出防止弁はバネにより
上流側に付勢された弁体を具備するものである
から、通常使用時には弁体はバネにより必らず
弁座口から離されていることとなり、この過流
出防止弁との関係でその取付姿勢が一定範囲に
制約される不都合が生じない。すなわち、どの
ような取付姿勢のプラグにもこのソケツトが対
応できる。
(3) 過流出防止弁はバネにより上流側に付勢され
ており過流出状態では、この付勢力に抗して作
動弁体が弁座口に嵌入せしめられ、閉弁する。
この閉弁状態では、ごくわずかの漏れがあるこ
とから、この作動弁体の上流側を遮断すればこ
の上流側圧力が低下して作動弁体が再開弁し、
いわゆる、リセツト状態が得られる。ところ
が、場合によつては、前記作動弁体の作動より
作動弁体が完全密閉状態に弁座口に嵌入する事
態が生じ、この場合には、上流側の流路遮断、
すなわち、コツク閉によつては、リセツトでき
ない。ところが上記構成によれば、ソケツトを
プラグから外すことによつて作動弁体の上流側
が大気圧状態となるため、このソケツトの取外
しによつてリセツトができ、上記のような不都
合が解消できる。
(4) 過流出防止弁は従来のソケツトのゴム筒内に
内挿されるため、過流出防止弁を内蔵させるこ
とによつてソケツトが大型化しない。
以下、この考案の実施例を第2図〜第5図に基
づいて説明する。
第2図に示す実施例のものは、ソケツトBの下
流側に設けたゴム管接続用の筒体3を主筒25と
別体に設けて該主筒25の下流端に螺合取付ける
ようにし、このゴム管接続部、および、ゴム筒2
2内の開弁軸部以外の部分は従来のソケツトBと
同様に構成されている。他方、過流出防止弁は、
ゴム筒22内に内挿される主体6と該主体の下流
端に設けたつば部61と、該つば部の内周に設け
たテーパー状の弁座口31と、その上流側にバネ
32により上流側(復帰方向)に付勢された球状
頭部を有する作動弁体4と、この作動弁体4に設
け且上流側にのみ開放する孔部41に遊嵌する弁
体支持軸5と、前記弁体支持軸の上流端から張り
出し筒体3内流路の上流端に固定される桟51と
から成り、前記バネ32は作動弁体4の上流側部
分に設けた溝部42と前記支持軸5の基部に形成
した凹部52間に介装され、これにより、作動弁
体4には上流側への付勢力が付与される。(第3
図、第4図参照) また、支持軸5を主体6の上流側に固定するた
めの桟51には所定長さの開弁軸24が連設され
ており、該桟を主体6に取付けた状態で開弁軸2
4および主体6が一体化され、該開弁軸の先端は
従来のソケツトBの開弁軸24の先端と一致する
こととなる。
この過流出防止弁では、作動弁体4の重量及び
筒体3内流路における該作動弁体の外周間隙さら
にはバネ32の付勢力が所定に設定されており、
筒体3内の流量が一定以上の流量(作動流量)に
なると、作動弁体4の外周間隙を介するガス流の
抵抗によつて該作動弁体が下流側に移動せしめら
れて弁座口31に嵌入し、筒体3の流路が自動的
に遮断される。尚、作動弁体4の初期位置への復
帰動作はガスコツクを閉じればよく、これによ
り、バネの付勢力で作動弁体4が初期位置に復帰
せしめられる。
通常、前記作動流量はガス器具のガス使用量よ
りも大きな異常状態における流量値に設定されて
おり、ゴム管の外れ、ゴム管の焼損等の異常状態
で上記動作が得られる。
通常、上記作動流量はガス種によつて異なる値
に設定されているが、この実施例のものの場合、
ガス種変換等に際して、作動流量を変更するに
は、開弁軸24を一体化させた過流出防止弁を取
り替えるだけでよく、ソケツト全体を取り替える
必要がない。
主体6の下流端にはつば部61が張り出してお
り、このつば部が主筒25に螺合されるゴム管接
続用の筒体3のネジ部端面と前記主筒のネジ部の
基部に形成したつば部26との間に挾持されて該
主体6がゴム筒22内の所定位置に固定されてい
るからである。
この実施例のものでは、開弁軸24を連設した
過流出防止弁が従来のソケツトのゴム筒22にそ
のまま収容されるため、過流出防止弁を内蔵させ
ることによるチケツトの大型化が避けられる。
尚、過流出防止弁の作動弁体4と主体間に作用
させたバネ32は、作動弁体4の初期位置で一定
の張力が付与された状態にある。従つて、いつた
ん作動した作動弁体が初期位置に復帰したとき、
バネ32の構成線相互がからみ合う不都合、すな
わち、この絡み合いにより作動不良が生じたり、
作動流量のバラツイたりする不都合が防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の説明図、第2図は本考案の実
施例の使用状態の切欠断面図、第3図はこれに内
蔵される過流出防止弁の要部説明図、第4図その
X−X断面図であり、 図中、A……プラグ、11……凹溝、12……
バネ、13……弁体、B……ソケツト、22……
ゴム筒、24……開弁軸、25……主筒、3……
筒体、32……バネ、4……作動弁体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プラグとこれに嵌合接続されるソケツトとから
    成り、前記プラグにはバネにより閉弁方向に付勢
    させた弁体を内蔵し、他方のソケツトにはゴム管
    接続用の筒体と該ソケツト接続時に於いて前記筒
    体とプラグを連通させるゴム筒及び該ゴム筒内に
    位置してソケツト接続時に前記弁体を開弁させる
    開弁軸を具備させたガス管接続具に於いて、前記
    ゴム筒内に過流出防止弁を挿入し、この過流出防
    止弁は作動弁体がバネにより上流側に付勢されて
    いるように構成し、この過流出防止弁の主体の上
    流端に前記開弁軸を連設したガス管接続具のソケ
    ツト。
JP17648283U 1983-11-14 1983-11-14 ガス管接続具のソケツト Granted JPS6085689U (ja)

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JP17648283U JPS6085689U (ja) 1983-11-14 1983-11-14 ガス管接続具のソケツト

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JP17648283U JPS6085689U (ja) 1983-11-14 1983-11-14 ガス管接続具のソケツト

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Publication Number Publication Date
JPS6085689U JPS6085689U (ja) 1985-06-13
JPH039563Y2 true JPH039563Y2 (ja) 1991-03-11

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JP17648283U Granted JPS6085689U (ja) 1983-11-14 1983-11-14 ガス管接続具のソケツト

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2533578Y2 (ja) * 1990-05-11 1997-04-23 東京瓦斯株式会社 過流出防止弁付きガスコック

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JPS6085689U (ja) 1985-06-13

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