JPS596295Y2 - 過流出防止弁付のガスコック - Google Patents
過流出防止弁付のガスコックInfo
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- JPS596295Y2 JPS596295Y2 JP9013081U JP9013081U JPS596295Y2 JP S596295 Y2 JPS596295 Y2 JP S596295Y2 JP 9013081 U JP9013081 U JP 9013081U JP 9013081 U JP9013081 U JP 9013081U JP S596295 Y2 JPS596295 Y2 JP S596295Y2
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- JP
- Japan
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- valve
- closure
- overflow prevention
- gas
- prevention valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Safety Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は過流出防止弁付のガスコック、特にそのコッ
ク本体の閉子収容部及びガス入口部が水平方向横向きと
なった形式のこの種ガスコックに関するものである。
ク本体の閉子収容部及びガス入口部が水平方向横向きと
なった形式のこの種ガスコックに関するものである。
通常、過流出防止弁付のガスコックとしては、閉子をコ
ック本体内に縦向きに収容し該閉子の下方に同方向にガ
ス入口を設け該ガス入口と前記閉子との間に直線型の過
流出防止弁を挿入したもの、いわゆる縦型のガスコック
が数多く採用される。
ック本体内に縦向きに収容し該閉子の下方に同方向にガ
ス入口を設け該ガス入口と前記閉子との間に直線型の過
流出防止弁を挿入したもの、いわゆる縦型のガスコック
が数多く採用される。
過流出防止弁では通常状態に於ける球弁の開弁状態は該
球弁の自重により維持されるものであるから、前記通常
の過流出防止弁付ガスコックをそのまま横向き(水平方
向)に取付けることができない。
球弁の自重により維持されるものであるから、前記通常
の過流出防止弁付ガスコックをそのまま横向き(水平方
向)に取付けることができない。
過流出防止弁の弁座口と球弁との落差がなくなり過流出
防止弁として機能しなくなるからである。
防止弁として機能しなくなるからである。
他方、特殊な例として、水平方向に取付られる形式の過
流出防止弁が実公昭34−8670号公報に開示されて
いる。
流出防止弁が実公昭34−8670号公報に開示されて
いる。
このものは、球弁収容部を水平方向の軸線を持つテーパ
一部としたもので、この過流出防止弁では水平方向に取
付けられても、通常状態の非過流出状態で球弁が位置す
る前記テーパ一部の上流端と、弁座口となるテーパ一部
の下流端との間で一応の落差が生じることから、原理的
には、水平方向の取付状態でも使用可能となる。
一部としたもので、この過流出防止弁では水平方向に取
付けられても、通常状態の非過流出状態で球弁が位置す
る前記テーパ一部の上流端と、弁座口となるテーパ一部
の下流端との間で一応の落差が生じることから、原理的
には、水平方向の取付状態でも使用可能となる。
ところが、この形式のものでは前記落差が少ないことか
ら、作動流量の設定が不可能に近く、例え、この作動流
量の設定ができたとしても過流出防止弁の取付姿勢及び
この取付姿勢に影響するガスコックの取付姿勢のバラツ
キによりこの作動流量が大きく変化する。
ら、作動流量の設定が不可能に近く、例え、この作動流
量の設定ができたとしても過流出防止弁の取付姿勢及び
この取付姿勢に影響するガスコックの取付姿勢のバラツ
キによりこの作動流量が大きく変化する。
このような理由から、この後者の形式の過流出防止弁は
現実的には採用されておらず、いずれの過流出防止弁付
のガスコックも前者のタイプ、すなわち、弁座口が上方
に位置して、その上方に球弁収容部を設ける形式のもの
(縦型の過流出防止弁)が採用されているのが現状であ
る。
現実的には採用されておらず、いずれの過流出防止弁付
のガスコックも前者のタイプ、すなわち、弁座口が上方
に位置して、その上方に球弁収容部を設ける形式のもの
(縦型の過流出防止弁)が採用されているのが現状であ
る。
そこで、この縦型の過流出防止弁を用いて、コック本体
の閉子及びその収容部及びガス入口部分を水平方向の横
向きとした過流出防止弁付ガスコック(横型ガスコック
)を構或しようとすると、実開昭55−173773号
さらには実開昭56−27470号に開示されている如
く、横向き構或のガスコック内に過流出防止弁収容の為
の縦方向流路部を形或しなければならず、しかも、過流
出防止弁組み付の為の余分なスペースが必要となる。
の閉子及びその収容部及びガス入口部分を水平方向の横
向きとした過流出防止弁付ガスコック(横型ガスコック
)を構或しようとすると、実開昭55−173773号
さらには実開昭56−27470号に開示されている如
く、横向き構或のガスコック内に過流出防止弁収容の為
の縦方向流路部を形或しなければならず、しかも、過流
出防止弁組み付の為の余分なスペースが必要となる。
従って、この種ガスコックのコック本体部分の高さとし
ては、過流出防止弁の高さ寸法に加えて前記スペース分
の寸法が必要となり横型ガスコックの高さを小さくでき
ない。
ては、過流出防止弁の高さ寸法に加えて前記スペース分
の寸法が必要となり横型ガスコックの高さを小さくでき
ない。
また、長さ方向にも前記余分なスペースの為に必要以上
の長さが要求される。
の長さが要求される。
本考案は、コック本体の閉子及びその収容部さらにはガ
ス入口を水平方向の横向きに連続させ、前記閉子とが又
入口間に過流出防止弁を挿入する形式のガスコックの小
型化を図るため、過流出防止弁を収容するための余分な
スペースが生じないようにすることをその課題とする。
ス入口を水平方向の横向きに連続させ、前記閉子とが又
入口間に過流出防止弁を挿入する形式のガスコックの小
型化を図るため、過流出防止弁を収容するための余分な
スペースが生じないようにすることをその課題とする。
上記課題を解決するための本考案の技術的手段は、閉子
収容部とガス人口の間に分離可能な一対の区画壁を設け
、これら区画壁の接合部に球弁が昇降する弁室を設け、
上流側の区画壁の下部にガス入口に連通ずる横孔を、下
流側の区画壁の上部に前記閉子収容部に連通ずる弁座口
をそれぞれ設け、閉子の小径部端面に突起を突設し閉子
の全閉位置への回動により該突起が前記弁座口に嵌入し
ている球弁を押し込むようにしたことである。
収容部とガス人口の間に分離可能な一対の区画壁を設け
、これら区画壁の接合部に球弁が昇降する弁室を設け、
上流側の区画壁の下部にガス入口に連通ずる横孔を、下
流側の区画壁の上部に前記閉子収容部に連通ずる弁座口
をそれぞれ設け、閉子の小径部端面に突起を突設し閉子
の全閉位置への回動により該突起が前記弁座口に嵌入し
ている球弁を押し込むようにしたことである。
本考案の上記技術手段によれば、次の作用が得られる。
ガス入口側と閉子収容部側とを接合すると一対の区画壁
により弁室が構或される。
により弁室が構或される。
従ってこの接合に先立って弁室に対応する凹部に球弁を
収容しておけば、該接合によって上部に横向きの弁座口
を具備し且下部に横向きの流入口を具備する過流出防止
弁が構威される。
収容しておけば、該接合によって上部に横向きの弁座口
を具備し且下部に横向きの流入口を具備する過流出防止
弁が構威される。
この状態に於いては弁室の周囲には区画壁の肉厚がある
だけで過流出防止弁挿入のための余分なスペースが生じ
ない。
だけで過流出防止弁挿入のための余分なスペースが生じ
ない。
上記の如く構或された過流出防止弁に対しその下流側に
位置する閉子の小径部端面には突起が設けられているこ
とから、閉子を全閉位置に回動させると、弁座口に嵌大
していた球弁が押し込められ過流出防止弁がこれにより
セットされる。
位置する閉子の小径部端面には突起が設けられているこ
とから、閉子を全閉位置に回動させると、弁座口に嵌大
していた球弁が押し込められ過流出防止弁がこれにより
セットされる。
このノセットの為のスペースとしては突起回動分のスペ
ースが要求されるだけである。
ースが要求されるだけである。
上記技術手段の前記作用から、本考案は次の効果を有す
る。
る。
過流出防止弁を収容する部分には余分なスペースが生じ
ないから、過流出防止弁付の横型のガスコックが一層小
型化できる。
ないから、過流出防止弁付の横型のガスコックが一層小
型化できる。
また、リセット手段のためのスペースとしては閉子に設
けた突起回動の為の空室が要求されるだけであるから、
リセット手段の為のスペースも小さく設定できる。
けた突起回動の為の空室が要求されるだけであるから、
リセット手段の為のスペースも小さく設定できる。
従って、ガスコックの水平方向の長さも小さく設定でき
る。
る。
さらに、閉子の上流側のガス流路中には過流出防止弁を
収容するための複雑な流路を設ける必要がないから、閉
子の上流側部分の加工製作が簡単になる。
収容するための複雑な流路を設ける必要がないから、閉
子の上流側部分の加工製作が簡単になる。
また、無駄な加工、盲栓等も不要となる。以下、本考案
の実施例を図面に基づいて説明を加える。
の実施例を図面に基づいて説明を加える。
第1図に於いて、Aはコック装置、Bはプラグであり、
以下に詳述する構戊により該プラグの接続によってコッ
ク装置すなわち閉子1の開・閉が可能である。
以下に詳述する構戊により該プラグの接続によってコッ
ク装置すなわち閉子1の開・閉が可能である。
コック装置は、コック本体2と、これに収容される閉子
1及びクラッチ装置とから構戊され、閉子1はコック本
体2の中程にこれと同軸上に内挿されている。
1及びクラッチ装置とから構戊され、閉子1はコック本
体2の中程にこれと同軸上に内挿されている。
該閉子には、筒軸3と同軸で且下流端が該筒軸の先端に
開口する軸孔部4と、その上流端でこれに直交し且閉子
1を貫通する貫通孔5とから戊る通過孔6が形威されて
おり、一方の貫通孔5の上流端の口部は閉子収容室7の
内壁に形或した一対の溝部aa,abと対応し、該溝部
は閉子収容室7の中程から上流側に向って削設されて上
流側の空室9と連通している。
開口する軸孔部4と、その上流端でこれに直交し且閉子
1を貫通する貫通孔5とから戊る通過孔6が形威されて
おり、一方の貫通孔5の上流端の口部は閉子収容室7の
内壁に形或した一対の溝部aa,abと対応し、該溝部
は閉子収容室7の中程から上流側に向って削設されて上
流側の空室9と連通している。
他方、軸孔部4の下流端は、コック本体2の下流側の筒
部10に収容したクラッチ筒11の底部12に形威した
接続口部13に連通している。
部10に収容したクラッチ筒11の底部12に形威した
接続口部13に連通している。
尚、前記クラッチ筒11は、筒部10と円筒対偶し、該
クラッチ筒の外周の一対の凹欠部14. 14と止ネジ
15.15の対偶により回動角度が一定に規制されると
共該筒部10内に抜け止め状に保持されており、さらに
、該クラッチ筒11と筒部10間に介装したOリング1
6により該クラッチ筒外周の気密が確保されている。
クラッチ筒の外周の一対の凹欠部14. 14と止ネジ
15.15の対偶により回動角度が一定に規制されると
共該筒部10内に抜け止め状に保持されており、さらに
、該クラッチ筒11と筒部10間に介装したOリング1
6により該クラッチ筒外周の気密が確保されている。
また、クラッチ筒11の底部12は閉子1の筒軸3の先
端部と摺動自在にかみ合っており、これらクラッチ筒1
1と閉子1とは一体回動するようになっている。
端部と摺動自在にかみ合っており、これらクラッチ筒1
1と閉子1とは一体回動するようになっている。
(第1図、第2図、第3図)
次に、クラッチ筒11の開口端には一対の切欠部17
a, 17 bが形威されており、さらに該切欠部のそ
れぞれの近傍にボール1Bを収容した透孔19が形威さ
れてこれら切欠部17 a,17 b及び透孔19,1
9は直径線上に位置し、しかも、閉子1の全閉位置での
み、前記透孔19, 19はコック本体2の筒部10に
形或した一対の凹所20, 20と一致している。
a, 17 bが形威されており、さらに該切欠部のそ
れぞれの近傍にボール1Bを収容した透孔19が形威さ
れてこれら切欠部17 a,17 b及び透孔19,1
9は直径線上に位置し、しかも、閉子1の全閉位置での
み、前記透孔19, 19はコック本体2の筒部10に
形或した一対の凹所20, 20と一致している。
(第6図)
次に、プラグBは、可撓管接続部21と挿入筒部22を
具備する管体23と、該管体に外嵌し且これとまわり対
偶する操作筒24と、該操作筒24に揺動可能に枢着さ
れた一対の係合爪25a,25bとから或る。
具備する管体23と、該管体に外嵌し且これとまわり対
偶する操作筒24と、該操作筒24に揺動可能に枢着さ
れた一対の係合爪25a,25bとから或る。
該係合爪25a,25bには割リング26により張り出
し力が付与されており、プラグBをクラッチ筒11に挿
入したときこれら係合爪25a,25bがコック本体2
の筒部10の開口端に設けたフランジ27と係合する。
し力が付与されており、プラグBをクラッチ筒11に挿
入したときこれら係合爪25a,25bがコック本体2
の筒部10の開口端に設けたフランジ27と係合する。
(第2図)また、これら係合爪25a,25bはクラッ
チ筒11に設けた切欠部17 a, 17 bと適合し
、他方、操作筒24の先端に巻回させた凹溝2Bはボー
ル18. 18と適合するようになっている。
チ筒11に設けた切欠部17 a, 17 bと適合し
、他方、操作筒24の先端に巻回させた凹溝2Bはボー
ル18. 18と適合するようになっている。
(第6図)さらに、41は過流出防止弁の弁座口で、空
室9の上流側に外周急密状態に固定された円板29の上
部に穿設されて、閉子1の一側に設けた突起30がその
全閉位置で該弁座口41の下流側と一致するようになっ
ており、他方、該弁座口41の上流側には弁室部材31
が当接し、この一側に削設した縦溝と前記円板側面によ
り弁室32が形或されて該弁座口と連通し、該弁室32
はその下端に形或した横孔33により、ガス人口となる
接続ネジ部34の下流側の拡大径部35と連通している
。
室9の上流側に外周急密状態に固定された円板29の上
部に穿設されて、閉子1の一側に設けた突起30がその
全閉位置で該弁座口41の下流側と一致するようになっ
ており、他方、該弁座口41の上流側には弁室部材31
が当接し、この一側に削設した縦溝と前記円板側面によ
り弁室32が形或されて該弁座口と連通し、該弁室32
はその下端に形或した横孔33により、ガス人口となる
接続ネジ部34の下流側の拡大径部35と連通している
。
前記弁室32には、適宜重さの合戒樹脂製の球弁36が
収容されており、過流出状態で該球弁が上昇移動して弁
座口41に嵌入するものである。
収容されており、過流出状態で該球弁が上昇移動して弁
座口41に嵌入するものである。
上記した実施例の作用についてさらに詳述すると、プラ
グB非接状態では、閉子1は第1図、第4図の状態にあ
り、閉子1の通過孔6の貫通孔5の上流側口部は溝部8
a,8bの近傍の閉子収容室7の内壁により遮断されて
いる。
グB非接状態では、閉子1は第1図、第4図の状態にあ
り、閉子1の通過孔6の貫通孔5の上流側口部は溝部8
a,8bの近傍の閉子収容室7の内壁により遮断されて
いる。
又、この状態では、止ネジ15, 15は切欠部17
a, 17 bノ底部に位置しており、該閉子の回動は
この止ネジ15,15により阻止されている。
a, 17 bノ底部に位置しており、該閉子の回動は
この止ネジ15,15により阻止されている。
(第5図イ)次いで、プラグBを、係合爪25 a,
25 bと切欠部17 a, 17 bとが一致するよ
うにして、クラッチ筒11内に挿入すると、挿入筒部2
2がクラッチ筒11の底部12に設けたパッキン37に
内挿されて閉子1の通過孔6と気密連通し、同時に係合
爪25a,25bが切欠部17a,17bとかみ合うと
共に該係合爪25a,25bによりプラグBはコック本
体2内に抜け止め状態に保持される。
25 bと切欠部17 a, 17 bとが一致するよ
うにして、クラッチ筒11内に挿入すると、挿入筒部2
2がクラッチ筒11の底部12に設けたパッキン37に
内挿されて閉子1の通過孔6と気密連通し、同時に係合
爪25a,25bが切欠部17a,17bとかみ合うと
共に該係合爪25a,25bによりプラグBはコック本
体2内に抜け止め状態に保持される。
この状態からプラグBをさらに押し込むとクラッチ筒1
1がさらに押し込まれて止ネジ15, 15は切欠部1
7a,17bの底部から外れて凹欠部14,14と一致
し(第5図口)、クラッチ筒11すなわち閉子1の開回
動が可能となり、この時操作筒24の凹溝2Bは第6図
の如くボール1B, 18と一致している。
1がさらに押し込まれて止ネジ15, 15は切欠部1
7a,17bの底部から外れて凹欠部14,14と一致
し(第5図口)、クラッチ筒11すなわち閉子1の開回
動が可能となり、この時操作筒24の凹溝2Bは第6図
の如くボール1B, 18と一致している。
これから操作筒24を開回動させるとこれとかみ合うク
ラッチ筒11も開回動して止ネジ15,15の先端は凹
矢部14.14内に侵入し、これによりクラッチ筒11
は押し込み状態に保持され、止ネジ15, 15が凹欠
部14, 14の一側に当接したとき(第5図八)閉子
1は全開状態となる。
ラッチ筒11も開回動して止ネジ15,15の先端は凹
矢部14.14内に侵入し、これによりクラッチ筒11
は押し込み状態に保持され、止ネジ15, 15が凹欠
部14, 14の一側に当接したとき(第5図八)閉子
1は全開状態となる。
この開回動によって、クラッチ筒11に収容したボール
1B, 18は凹所20, 20から脱出して内側に突
出し(第7図)、操作筒24の凹溝28と係合するため
、この開回動域では操作筒24も抜け止め状態に保持さ
れている。
1B, 18は凹所20, 20から脱出して内側に突
出し(第7図)、操作筒24の凹溝28と係合するため
、この開回動域では操作筒24も抜け止め状態に保持さ
れている。
(第2図)操作筒24、クラッチ筒11,閉子1が上記
の連動関係により一体回動して全開位置に置かれると、
閉子1の貫通孔5の両端が溝部8a,8bと一致してガ
ス入口となる接続ネジ部34からプラグBの管体23へ
の流路が連通する。
の連動関係により一体回動して全開位置に置かれると、
閉子1の貫通孔5の両端が溝部8a,8bと一致してガ
ス入口となる接続ネジ部34からプラグBの管体23へ
の流路が連通する。
この連通状態(全開状態)では、閉子1の突起30は弁
座口41から外れている。
座口41から外れている。
(第2図)この全開状態では、接続ネジ部34からのガ
スは、拡大径部35〜横孔33〜弁室32〜弁座口41
〜空室9〜溝部8a,8b〜貫通孔5〜軸孔部4を介し
て管体23から可撓管の下流側に流れる。
スは、拡大径部35〜横孔33〜弁室32〜弁座口41
〜空室9〜溝部8a,8b〜貫通孔5〜軸孔部4を介し
て管体23から可撓管の下流側に流れる。
この可撓管以下の下流側でガス管の外れ等の異常過流出
状態が生じると、球弁36の外周間隙からの流量も急増
して該球弁36が持ち上げられて弁座口41に嵌入し、
ガス流路が自動的に遮断される。
状態が生じると、球弁36の外周間隙からの流量も急増
して該球弁36が持ち上げられて弁座口41に嵌入し、
ガス流路が自動的に遮断される。
尚、この球弁36が上昇移動を開始するときのいわゆる
作動流量は各ガス種によって異なる値に設定されるが、
これは弁室32の上部と拡大径部35とを連通させるバ
イパス路41の開口面積を通宜に定めればよい。
作動流量は各ガス種によって異なる値に設定されるが、
これは弁室32の上部と拡大径部35とを連通させるバ
イパス路41の開口面積を通宜に定めればよい。
次いで、操作筒24を閉回動させて閉子1を全閉位置に
復帰させると、その一側の突起30が弁座口41の下流
側中心近傍に戻り、これにより球弁36は弁室32側に
押し込められて落下する。
復帰させると、その一側の突起30が弁座口41の下流
側中心近傍に戻り、これにより球弁36は弁室32側に
押し込められて落下する。
これにより、過流出防止弁は初期状態に復元され、プラ
グB以下の下流側を正常に戻すと、既述の操作でコック
装置が再開放される。
グB以下の下流側を正常に戻すと、既述の操作でコック
装置が再開放される。
すなわちガスの再使用状態となる。
次に、プラグBを取外すには、操作筒24を全閉位置に
復帰回動させ、係合爪25a,25bを中心側に押さえ
込みながら該プラグを引き抜く丈でよい。
復帰回動させ、係合爪25a,25bを中心側に押さえ
込みながら該プラグを引き抜く丈でよい。
この全閉位置では、止ネジ15, 15は切欠部17a
, 17 bに一致してクラッチ筒11もバネ38によ
り初期位置に復帰しており、同時にボール18. 18
は凹所20, 20に一致しているため、ボール1B,
18と凹溝28との係合が解かれているからである。
, 17 bに一致してクラッチ筒11もバネ38によ
り初期位置に復帰しており、同時にボール18. 18
は凹所20, 20に一致しているため、ボール1B,
18と凹溝28との係合が解かれているからである。
尚、上記実施例のガスコックは、壁面に貫通状態で取付
けるのに適するものとなるが、この場合に於いて、過流
出防止弁の弁室32は弁座口41が上方となる姿勢に取
付けることは言うまでもない。
けるのに適するものとなるが、この場合に於いて、過流
出防止弁の弁室32は弁座口41が上方となる姿勢に取
付けることは言うまでもない。
尚、図示実施例に於いて縦溝を具備する弁室部材31を
接続ネジ部34と別体に構或することもできるが、上記
実施例では、これにガス接続用の接続ネジ部34を一体
的に設けたから、過流出防止弁の為の部材が一部削減で
き、過流出防止弁付のガスコックが簡略化できる。
接続ネジ部34と別体に構或することもできるが、上記
実施例では、これにガス接続用の接続ネジ部34を一体
的に設けたから、過流出防止弁の為の部材が一部削減で
き、過流出防止弁付のガスコックが簡略化できる。
第1図は本考案実施例の断面図、第2図はその使用状態
の断面図、第3図はクラッチ筒11とコック本体2の要
部の分解斜視図、第4図はX−X断面図、第5図は止ネ
ジ15と凹欠部14との関係図、第6図、第7図はプラ
グ接続時の要部動作説明図であり、図中、1・・・・・
・閉子、29・・・・・・円板、31・・・・・・弁室
部材、36・・・・・・球弁、41・・・・・・弁座口
。
の断面図、第3図はクラッチ筒11とコック本体2の要
部の分解斜視図、第4図はX−X断面図、第5図は止ネ
ジ15と凹欠部14との関係図、第6図、第7図はプラ
グ接続時の要部動作説明図であり、図中、1・・・・・
・閉子、29・・・・・・円板、31・・・・・・弁室
部材、36・・・・・・球弁、41・・・・・・弁座口
。
Claims (1)
- 閉子の回転軸線及びコック本体内の前記閉子収容部分の
軸線さらにはガス入口の軸綽を水平方向の横向きとし、
前記閉子とガス入口の間に過流出防止弁を挿入するもの
に於いて、閉子収容部、とガス入口の間に分離可能な一
対の区画壁を設け、これら区画壁の接合部に球弁が昇降
する弁室を設け、上流側の区画壁の下部にガス入口に連
通ずる横孔を、下流側の区画壁の上部に前記閉子収容部
に連通ずる弁座口をそれぞれ設け、閉子の小径部端面に
突起を突設し閉子の全閉位置への回動により該突起が前
記弁座口に嵌大している球弁を押し込むようにした過流
出防止弁付のガスコック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9013081U JPS596295Y2 (ja) | 1981-06-17 | 1981-06-17 | 過流出防止弁付のガスコック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9013081U JPS596295Y2 (ja) | 1981-06-17 | 1981-06-17 | 過流出防止弁付のガスコック |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57200775U JPS57200775U (ja) | 1982-12-21 |
JPS596295Y2 true JPS596295Y2 (ja) | 1984-02-27 |
Family
ID=29885250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9013081U Expired JPS596295Y2 (ja) | 1981-06-17 | 1981-06-17 | 過流出防止弁付のガスコック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS596295Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-06-17 JP JP9013081U patent/JPS596295Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57200775U (ja) | 1982-12-21 |
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