JPS6312287Y2 - - Google Patents

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JPS6312287Y2
JPS6312287Y2 JP8730282U JP8730282U JPS6312287Y2 JP S6312287 Y2 JPS6312287 Y2 JP S6312287Y2 JP 8730282 U JP8730282 U JP 8730282U JP 8730282 U JP8730282 U JP 8730282U JP S6312287 Y2 JPS6312287 Y2 JP S6312287Y2
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JP
Japan
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valve seat
valve
seat opening
closure
protrusion
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JP8730282U
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JPS58189865U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は過流出防止弁付のガスコツク、特に、
ガスコツクの閉子内に過流出防止弁を内蔵させる
形式のガスコツクに関する。
この種ガスコツクとして、実開昭57−70568号
公報に記載のものが公知であるが、これは、閉子
の通過孔をL形に形成して、コツク本体に固定し
た過流出防止弁の筒体を前記通過孔の縦孔内に挿
入させたもので、筒体の側部に弁座口が形成され
ており、過流出状態では、該弁座口に球弁が嵌入
する。
ところが、この場合には、前記弁座口が筒体の
側部の円孤状曲面に穿設されることから、弁座口
が複雑な曲面となり、球弁が密嵌し得る弁座口の
加工には、特殊な加工が要求される。従つて、通
常のドリル加工のみの弁座口では球弁外周に部分
的なすき間が生じる。
上記の問題を解消するものとして、実開昭56−
8978号公報に開示される考案のリセツト機構をそ
のまま利用することが考えられる。この場合に
は、第3図に示すように、過流出防止弁の筒体7
の頂面に弁座口8を形成して、これを閉子1の通
過孔の頂面に形成し且閉子と一体回動する突起5
によつて球弁11をリセツトできることとなる。
ところが、このものでは、通過孔の縦孔の直径
が極端に大きくなる。
これは、閉子1の全閉位置への閉回動によつて
突起5が弁座口に嵌入している球弁11を押し込
むようにする場合には、閉子1の全閉位置で突起
5が弁座口8の中央部近傍に位置し得るように、
前記弁座口8を前記縦孔内において十分に偏心さ
せなければならず、弁座口8を具備する筒体7も
前記偏心量と同じだけ偏心させなければならない
からである。
言い換えれば、上記従来のものでは、筒体と弁
座口とが同心であることから、弁座口8に要求さ
れる偏心量がそのまま筒体7の偏心量となるから
である。
本考案は、上記のように、〓閉子1の通過孔2
の縦孔3内に過流出防止弁の筒体7を収容し、こ
の筒体の頂面に弁座口8を形成し、この弁座口8
に対向する縦孔3の頂面から突起5を突出させ、
閉子1の閉回動に伴なうこの突起5の偏心回動に
よつて弁座口8に嵌入した球弁をリセツトするよ
うにした過流出防止弁付ガスコツク〓において、
ガスコツク全体を小型化できるようにするため、
縦孔3内おける筒体7の偏心度合を少くしても一
定範囲偏心回動する突起5によつて球弁のリセツ
トができるようにすることを、その技術的課題と
する。
上記技術的課題を解決するために講じた本考案
の技術的手段は、〓筒体7の頂面に形成した弁座
口8をこの筒体7の軸線に対して偏心した位置に
設け、この偏心方向と筒体7の縦孔3内における
偏心方向とを一致させ、閉子1の全開位置では突
起5が弁座口8から外れ逆に閉子1の全閉位置で
は突起5が弁座口8の上方域に位置するように前
記各偏心量を設定した〓ことである。
本考案の上記技術的手段は次のように作用す
る。
閉子1を全開にした状態において、ガスコツク
の下流側の回路に異常があつて過流出状態が生じ
ると、球弁は弁座口8内に嵌入してガスコツク内
の流路を自動的に遮断する。次いで、閉子1を全
閉位置に回動させると、縦孔3の頂部の所定の位
置に配設した突起5が弁座口8の上方に移動して
これに嵌入している球弁の頂部を押し込み、球弁
をリセツトさせる。
このリセツトのため、突起5を閉子1の中心か
ら偏心させると共に、筒体7を偏心させ、さら
に、この筒体7の頂面に形成した弁座口8を筒体
7の中心に対して偏心させ、前記筒体7の偏心量
と筒体7に対する弁座口8の偏心量の和を上記突
起5の偏心量に対応させてある。その結果、閉子
1を全閉位置に回動させたときに、突起5が弁座
口8に嵌入状態にある球弁を一定量押し込むこと
となる。
本考案は上記構成であるから次の特有の効果を
有する。
弁座口8に嵌入した球弁の一部は、閉子1の
通過孔2の縦孔3の上部に露出するが、この部
分は閉子1の外周に塗布したグリスから十分離
れて上方に位置すると共に、コツク本体のガス
出口及び閉子1の通過孔2の横穴4内にグリス
がはみ出したとしても、これが前記球弁の露出
部に付着することはない。従つて、球弁にグリ
スが付着することによる過流出防止弁の作動不
良が防止できる。
筒体7の偏心量と筒体7に対する弁座口8の
偏心量の和を、球弁リセツトのための突起5の
偏心量に対応させたものであるから、筒体7に
対して弁座口8を同軸に設けた場合に比べて、
縦孔3内における筒体7の偏心量が、少くな
り、その分、縦孔3の直径を小さく設定でき
る。従つて、ガスコツク全体も小型化できるも
のとなる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明を
加える。
第1図に示す第1実施例のものは、閉子1内に
形成した通過孔2の縦孔3の上底に回動片に対応
する突起5を偏心位置に設けると共にこれを下方
に突出させ、他方、該縦孔3内に収容され且コツ
ク本体6に固定した過流出防止弁Aの筒体7を前
記縦孔内に偏心させて設け、さらに、弁座口8を
も筒体7の平面状の頂面に偏心させて穿設したも
のであり、縦孔3の中程に貫通させた横穴4がコ
ツク本体6の側部に形成したガス出口9と対応す
る。
また、筒体7はその基端部がガス入口10の下
流側近傍に螺着、嵌着等の手段で固定され、その
外周の気密がパツキン等により確保されている。
尚、この実施例では筒体7をコツク本体6と別体
に形成して組み立てるようにしたが、これを一体
に加工成形することも可能である。この場合に
は、本願考案にかぎらず、筒体嵌合部の漏れが解
消できる利点があり、部品点数が削減できる利点
がある。
次に、上記した弁座口8、突起5の関係は、第
2図に示す如くであり、閉子1の全開位置では、
これらが互いに偏心状態にあることから、弁座口
8から外れ、逆に全閉位置ではこの突起5が弁座
口8の中央上方に近接するようになつている。
従つて、過流出防止弁が作動する閉子1の全開
位置では突起5が球弁11の弁座口8への嵌入障
害とはならない。
コツク開の状態で過流出状態になると球弁11
が弁座口8に嵌入してコツク本体内流路が遮断さ
れるが、この状態で閉子1を閉回動させると、突
起5が弁座口8から突出する球弁11の一部を押
し込んで筒体7内に下落せしめ、球弁11は下端
部に架設した線体12により自由状態に保持さ
れ、各部が初期状態に復元される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例の断面図、第2図
は要部のX−X断面図、第3図は従来技術をその
まま使用した要部断面図であり、図中 1……閉子、2……通過孔、3……縦孔、4…
…横穴、5……突起、6……コツク本体、7……
筒体、8……弁座口、14……回動板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 閉子1の通過孔2における縦孔3内に過流出防
    止弁の筒体7を収容し、この筒体の頂面に弁座口
    8を形成し、この弁座口8に対向する縦孔3の頂
    面から突起5を突出させ、閉子1の閉回動に伴な
    うこの突起5の偏心回動によつて弁座口8に嵌入
    した球弁をリセツトするようにした過流出防止弁
    付ガスコツクにおいて、筒体7の頂面に形成した
    弁座口8をこの筒体7の軸線に対して偏心した位
    置に設け、この偏心方向と筒体7の縦孔3内にお
    ける偏心方向とを一致させ、閉子1の全開位置で
    は突起5が弁座口8から外れ逆に閉子1の全閉位
    置では突起5が弁座口8の上方域に位置するよう
    に前記各偏心量を設定した過流出防止弁付ガスコ
    ツク。
JP8730282U 1982-06-10 1982-06-10 過流出防止弁付ガスコツク Granted JPS58189865U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8730282U JPS58189865U (ja) 1982-06-10 1982-06-10 過流出防止弁付ガスコツク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8730282U JPS58189865U (ja) 1982-06-10 1982-06-10 過流出防止弁付ガスコツク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58189865U JPS58189865U (ja) 1983-12-16
JPS6312287Y2 true JPS6312287Y2 (ja) 1988-04-08

Family

ID=30096027

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JP8730282U Granted JPS58189865U (ja) 1982-06-10 1982-06-10 過流出防止弁付ガスコツク

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JPS58189865U (ja) 1983-12-16

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