JPS5932769Y2 - 水栓 - Google Patents

水栓

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Publication number
JPS5932769Y2
JPS5932769Y2 JP7945881U JP7945881U JPS5932769Y2 JP S5932769 Y2 JPS5932769 Y2 JP S5932769Y2 JP 7945881 U JP7945881 U JP 7945881U JP 7945881 U JP7945881 U JP 7945881U JP S5932769 Y2 JPS5932769 Y2 JP S5932769Y2
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JP
Japan
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hole
case
movable plate
outflow
inflow hole
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Application number
JP7945881U
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English (en)
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JPS57190971U (ja
Inventor
和仁 酒井
秀敏 堀江
Original Assignee
東陶機器株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は湯水混合栓等の水栓に関する。
従来、この種の水栓として特開昭55−82873号公
報の第12図のものがある。
このものについて説明すると、本体A′の隔壁2ミケー
ス9′、固定板24′が夫々重ねて設けられ本体A′の
隔壁2′には流入用通孔4’、 5’及び流出用通孔7
′が、ケース9′には通孔11′。
12’、 13’ が、固定板24′ には流入孔48
′。
49′及び流出孔50′が夫々連通状に開穿されると共
に、上記通孔11’、 12’、 13’ にはパツキ
ン55′ を夫々嵌め込むことにより、本体A′とケー
ス9′、ケース9′ と固定板24′の間をシールして
いた。
しかし、このものは上記パツキン55′の形状が短筒状
、即ち筒部の上部、中央部、下部の肉厚が均一であるた
めに組立時において横方向の力が加わったり或いは上記
固定板24′ が動くとパツキン55′ が変形して通
孔11’、 12’、 13’ 内方へ倒れこみシール
不良を起こす虞れがあった。
本考案は上記問題を解決し、パツキンに横方向の力が加
えられてもパツキン55′ が変形せず、シール不良を
起さないようにさせることを目的とするものである。
本考案の基本的な構成は、ケースの通孔内周面部に設け
られるパツキンを環状かつ隔壁上面と流入孔、流出孔周
縁部との距離よりも高さを犬に形成すると共に、その断
面形状を内方中央に向って肉厚が漸増するように略り型
に形成することによって、パツキンの腰を強くし変形し
難くさせるものである。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例は水栓が湯水混合栓の場合を示し、その本体
A内には弁室1を形成すると共に、該弁室1の底面を構
成する隔壁2には逆止弁3を介して夫々給湯源、給水源
に連絡する流入用通孔、即ち熱湯用通孔4、冷水用通孔
5と吐出口6に連絡する流出用通孔即ち、混合水用通孔
7が夫々開穿されている。
上記弁室1は上面が開口されており、この開口部にはカ
バー8が螺着されると共に、弁室1内にはケースを構成
するカートリッジケース9とバルブガイド10が設けら
れている。
カートリッジケース9は上面を開口した有底円筒状に形
成されて弁室1に回転不能に収納装着されており、その
底面には上記熱湯用通孔4、冷水用通孔5、混合水用通
孔7と夫々重なる↓うに3箇の通孔11,12.13が
上記通孔4,5.7より大径に開穿されると共に側周面
には上下に夫夫周面の一部を切欠いた切欠部14が、左
右に夫夫周面の一部を溝状に形成して開穿した保合溝部
15が形成されている。
そして、このカートリッジケース9はカバー8の螺着締
付によりパルプガイド10を介して弁室1内底面に押圧
される。
尚、上記カートリッジケース9を弁室1に対して回転不
能となす手段は、カートリッジケース9外底面に設げた
突子16と弁室1内底面に設けた凹孔17との保合が用
いられている。
パルプガイド10はカートリッジケース9と同径の円筒
状に形成され、その下部側周面には上下に突部18が、
左右に係止片19が夫々一対設けられており、この突部
18を上記切欠部14に、係止片19を係合溝部15に
夫々係合せしめてカートリッジケース9上に載乗配置し
、上端をカバ−8内面に設げた段部20に当接する。
またパルプガイド10は内周面にレバー挿通孔21を有
する環状のフランジ22を設けると共忙下端部に適当な
間隔を有して対向する一対の突部よりなるガイド部23
を突設する。
24は固定板で、カートリッジケース9の内径より僅か
に小径の円盤状に形成されたセラミック板よりなり、そ
の片面がカートリッジケース9の内底面に重なるように
ケース9内に回転不能に収納配備される。
この固定板240回転防止手段は固定板24周縁部に設
けた切欠25とカートリッジケース9の座部内周面に設
けた突部26の保合により構成する。
27はセラミックよりなる可動板で固定板24より小径
な円盤の周縁を2箇所対称位置で直角に切欠いて柄状突
出部28を形成し、該突出部28をパルプガイド10の
ガイド部23内に位置せしめて固定板24上に重ね合わ
せられる。
可動板27の背面にはその中心部に保合穴29が凹設さ
れると共にスライダ一部材3oが被せられる。
スライダ一部材30はポリアセタール樹脂等の合成樹脂
で可動板27と略同じ形状に成形され、その中央部には
可動板27の係合穴29に嵌合する円筒部31を凹設し
、柄状突出部32には可動板27の柄状突出部28を把
持するカバ一部33を有する。
而して、上記可動板27は柄状突出部28をスライタ一
部材300カバ一部33を介してパルプガイド10のガ
イド部23に係合し、該ガイド部23により進退自在か
つ回転自在に保持せしめる。
普た可動板27背面の係合穴29にはスライダ一部材3
00円筒部31を介して作動レバー34の先端部を係合
する。
作動レバー34はビン35により回転部材36及び回転
ストッパー37と一体的に固着されており、上記回転部
材36はスライダ一部材30の背後に配され、中央部を
横断する↓うな切欠溝38を有する略円柱状の軸受部3
9をパルプガイド10のレバー挿通孔21を介してその
フランジ22から上方に突出している。
軸受部39の切欠溝38底面には長方形状のガイド孔4
0が穿設されている。
また、回転部材36とスライダ一部材30との間及び回
転部材36とパルプガイド10のフランジ22との間に
は夫々グラファイト入りフッ素樹脂よりリング状に形成
したリング部材41が介在されており、それらの摺動を
滑らかにして該部分よりきしみ音が発生しないようにな
っている。
上記回転ストッパー37は円筒状に形成されパルプガイ
ド10のフランジ22の上方側より回転部材36の軸受
部39に嵌合してリング部材41を介して回転部材36
と共にパルプガイド10のフランジ22を挾持し、その
外周面には回転部材36の切欠溝38に一致せしめて断
面1」型の腕42を突出しており、腕22の底面部43
がパルプガイド10のフランジ22上面と摺接する。
回転ストッパー37の腕42はバルブガイド10内周面
に設けたストッパー44に係合して回転ストッパー37
の回転を規制する。
なお回転部材36及び回転ストッパー37はポリアセタ
ール樹脂等の合成樹脂よりなる。
作動レバー34は回転部材36のガイド孔40を挿通し
ており、回転ストッパー37を挿通して軸受部39に架
設せしめたピン35により軸受部39に軸承される。
作動レバー34には可動板27の進退距離を規制するた
めの腕部45が対称状に2本設けられており、この腕部
45は回転部材36の切欠溝38及び回転ストッパー3
7の腕42に係合する。
そして作動レバー34の後端にハレバーハンドル46が
備えられている。
従ってレバーハンドル46を上下に傾動せしめると作動
レバー34が振れ、バルブガイド10のガイド部23に
より案内されて可動板21が固定板24に摺動しつつ直
線的進退運動をし、レバーハンドル46を左右に回転せ
しめると柄状突出部28とパルプガイド10のガイド部
23との係合部を支点にして可動板27が固定板24上
を左右に回転する。
このように可動板27の柄状突出部28がガイド部23
に進退自在に又回転自在に保持されているので可動板2
70回転角度に比べてハンドル46の回転角度が大きく
とれ、混合水温度の微調整が行い易い。
これら固定板24と可動板27とは弁47を構成する部
材であり、互いの摺接面が十分に水密を保ち得る程度に
鏡面に仕上げられており、上記固定板24にはカートリ
ッジケース9の通孔11゜12.13を介して夫々本体
Aの熱湯用通孔4、冷水用通孔5、混合水用通孔Tに連
絡する熱湯流入孔48、冷水流入孔49、混合水流出孔
50が可動板2″Iがどのような位置にあっても該可動
板2.7でカバーし得る箇所に開穿され、可動板27に
はその固定板24との摺接面に可動板27の開弁位置に
おいて熱湯流入孔48及び冷水流入孔49の一方式いは
双方を混合水流出孔50に連通せしめる流路51が凹設
されている。
流路51は可動板27の対称軸に対して左右対称の大略
三日月型の凹窪を可動板27の柄状突出部28側に凹の
状態に凹設して形成すると共に、その外側周縁から内側
周縁に向けて突出する隔壁52を対称軸上に設ける。
従って熱湯と冷水とがお互いに影響されずに抵抗なく円
滑に混合水流出孔50に導かれるようになす。
そしてこの流路51にはそれと同形状の網部材53が嵌
合作土されており、鉄部に発生するキャビテーションを
少なくし、弁部分で発生する騒音を減少させるようにな
っている。
一方、上記熱湯流入孔48、冷水流入孔49、混合水流
出孔50の下面側にはカートリッジケース9の通孔11
,12.13と重なるように拡大開口部54が夫々階段
状に開穿されており、該通孔11,12.13より夫々
の拡大開口部54に渉る内周面には夫々パツキン55が
設けられている。
パツキン55は環状に形成され、その高さを取付状態で
本体Aの隔壁2上面から上記拡大開口部54上面1での
距離よりも長く形成されており、本体Aとカートリッジ
ケース9、カートリッジケース9と固定板24との間の
通孔周縁部を夫々シールするようになっている。
またパツキン55の断面形状は肉厚を内方中央に向って
漸増するように略り型に形成されており、該パツキン5
5に横方向より力が加わえられても変形し難くなってい
る。
而して斯る固定板24と可動板27で構成される弁は第
1図、第4図の状態において閉弁状態にあり、作動レバ
−34先端部が中央に位置し、・・ンドル46は中央最
上位置にある。
この状態でノ・ンドル46を廻わしても可動板27は回
転せず、固定板24の熱湯流入孔48及び冷水流入孔4
9は可動板27に上って閉弁されている。
今、・・ンドル46を中央最下位置に下げると作動レバ
−34先端部は上方に移動する。
このとき第5図に示す如く可動板27は上方に直線運動
して熱湯流入孔48と冷水流入孔49とは1対の割合で
開き、両日48.49より流路51内に流入した熱湯と
冷水とは混合されながら混合水流出孔50より出て、カ
ートリッジケース9の通孔13、弁室1の混合水用通孔
7を経て吐出口6より吐出される。
またハンドル46を上げると下方に可動板27及び作動
レバ−34先端部は直線運動する。
この直線運動では混合水の温度は一定で流量のみが変化
する。
次にハンドル46を左側の最下位置に移動せしめると、
作動レバ−34先端部は右側に位置し、第6図に示す如
く湯側を全開する。
この際、冷水流入孔49は可動板27によって閉弁され
、この状態で・・ンドル46を上げていくと作動レバ−
34先端部は左下方に直線運動をし、湯の流量が減少し
ていく。
上記とは逆に作動レバ−34先端部が左側に位置すると
き、即ち・・ンドル46を右側の最下位置に移動せしめ
るときは熱湯流入孔48は可動板27に上って閉弁され
る。
次に第7図に示す状態について説明すると・〜ンドル4
6は左側寄りで最下位置に移動しており、湯側と水側と
が大略3対lの割合で全開状態となっている。
この状態でノ・ンドル46を上げていくと作動レバ−3
4先端部は左下に直線運動をし、混合水の温度は変化せ
ず、流量が減少していく。
この状態は第8図乃至第9図に示されている。
即ち第8図は第7図の状態よりノ・ンドル46がやや上
方に移動した状態であり、第9図はハンドル46が更に
上方に移動し、最上位より若干下にある状態である。
尚、本考案を単水栓に実施した場合は、熱湯用通孔4、
通孔11、熱湯用流入孔48は不要である。
本考案は上記の構成であるから、以下の利点を有する。
■ パツキンの断面形状を中央内方に向って肉厚を漸増
させるように略り型に形成し、中央部分の肉厚が上下部
分の肉厚より厚いので、パツキンに横方向の力が加えら
れても腰が強く、変形し難く、通孔内方に倒れ込むこと
がな(、シール不良を起すことがない。
■ 上方、下方の接解面が線接触となり、シール性が良
好である。
■ パツキンは断面形状を略り型に形成されているので
、本考案のパツキンと同じ高さを有するOリングを通孔
内周面部に装着した場合と比べて、パツキンの断面積が
小さくなり流路中に大きく膨出することがなく、通孔の
通水面積を縮少することがなく、通水量を絞ることがな
い。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の一実施例を示す水栓の縦断側面図、第
2図は一部切欠正面図、第3図aは要部の分解状態を上
面側から見た斜視図で、bは主要部材で裏側から見た斜
視図である。 第4図乃至第9図は第1図のX−X線に沿える断面図で
作動状態を説明するものである。 第10図は第6図のX−Y線に沿える拡大断面図、第1
1図はパツキンの斜視図、第12図は従来例を示す断面
図である。 A・・・本体、1・・・弁体、2・・・隔壁、4,5・
・・流入用通孔(熱湯断連孔、冷水用通孔)、7・・・
流出用通孔(混合水用通孔)9.10・・・ケース(カ
ートリッジケース、パルプガイド)、11,12゜13
・・・通孔、24・・・固定板、2T・・・可動板、4
7・・・弁、48.49・・・流入孔(熱湯流入孔、冷
水流入孔)、50・・・流出孔(混合水流出孔)、51
・・・流路、55・・・パツキン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弁室の底部に流入用通孔と流出用通孔とを有する隔壁を
    備えた本体、上記弁室内に設ゆられて前記流入用通孔、
    流出用通孔に連通ずる少なくとも2つの通孔を有するケ
    ース、上記2つの通孔に連通ずる流入孔と流出孔を有し
    て前記ケース内に回転不能に装着される固定板、該固定
    板の流入孔と流出孔とを連絡する流路が凹設されると共
    に固定板に水密かつ摺動自在に重ね合せられて固定板と
    ともに弁を構成する可動板、前記隔壁上面と前記流入孔
    、流出孔周縁部下面との距離よりも高さが犬に形成され
    前記ケースの通孔内周面部に設ゆられて前記本体とケー
    ス、ケースと固定板との間の通孔周縁部を夫々シールす
    る環状のパツキンとからなり、上記パツキンの断面形状
    は肉厚を内方中央に向って漸増させるように略り型に形
    成したことを特徴とする水栓。
JP7945881U 1981-05-30 1981-05-30 水栓 Expired JPS5932769Y2 (ja)

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JPS57190971U JPS57190971U (ja) 1982-12-03
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH074378Y2 (ja) * 1989-03-23 1995-02-01 ミズタニバルブ工業株式会社 シャワーヘッド付きサーモスタット式湯水混合栓

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JPS57190971U (ja) 1982-12-03

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