JPS585154Y2 - 過流出防止弁付ガスコック - Google Patents

過流出防止弁付ガスコック

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JPS585154Y2
JPS585154Y2 JP8892880U JP8892880U JPS585154Y2 JP S585154 Y2 JPS585154 Y2 JP S585154Y2 JP 8892880 U JP8892880 U JP 8892880U JP 8892880 U JP8892880 U JP 8892880U JP S585154 Y2 JPS585154 Y2 JP S585154Y2
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JP
Japan
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closure
valve
notch
gas
overflow prevention
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Expired
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JP8892880U
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English (en)
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JPS5711372U (ja
Inventor
片山敏之
Original Assignee
株式会社 藤井合金製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は過流出防止弁付ガスコックは関し、特に閉子と
連動させた過流出防止弁のリセット装置(過流出防止弁
の弁座口に嵌入した球弁を該弁座口から脱出させて初期
位置に′復帰させる装置)を具備するこの種ガスコック
に関する。
従来のこの種ガスコックに用いる前記リセット装置には
次の三つの形式がある竺 (イ)、閉子と別体のリセット装置をこの閉子に連動さ
せる形式のもの □ (ロ)・閉子の一部により直接球弁を押し込んでリセッ
トする形式のもの □ ←う、その他閉子以外の部分に上りリセット干るものあ
るいは圧力手段によりリセットする形式のもの 本考案は、前記口)の形式の過流出防止弁付ガスコック
に関するものであり、この種ガスコックがすでに実開昭
52−109619号公報に開示されている。
このものは、第4図に示す構成を採り、閉子4内にL字
状の通過孔を形成して該閉子の下端からその胴部に致る
屈曲流路を該閉子内に形成したもので、前記閉子4の下
端の偏心位置に突片13を設け、該突片を閉子4の下方
で且上流側に設けた過流出防止弁の弁座口5に対応させ
たものであり、前記閉子と弁座口とを互いに偏心状態に
置いたものである。
このものでは、突片13が閉子4と一体回動し、且、前
記閉子4、弁座口5及び突片13の偏心関係を適宜に設
定していることから、過流出防止弁の作動時に弁座口5
′に嵌入した球弁Iが閉子4の閉開動により前記突片1
3により押し込められて所期位置に復帰せしめられる。
ところ力(このものでは、過流出防止弁の弁座口5の下
流側からガス出口までの間の流路には突片13の回動を
許容するための空室、L字型に屈曲する通過孔があり、
しかも、この通過孔の上流端と弁座口5が互いに偏心状
に位置している。
従って、この間の流路の圧力損失が大きくなる。
なぜなら、流路の屈曲(及び偏心)による圧力損失、流
路断面の急変に上る圧力損失が生ずるからである。
過流出防止弁付ガスうツクでは、過流出防止弁を組み込
んだことによる圧力損失も大きく、他の部分での圧力損
失は極力小さく抑えなげればならない。
これは、供給ガス圧力の変動範囲(50mmH20−1
50y+o++H20の範囲)の全域で過流出防止弁が
安定的に作動する必要があり、上記の如く、過流出防止
弁以外の部分での圧力損失が大きい場合には最低供給ガ
ス圧条件下で球弁が作動しない事態も生ずるからである
本考案に転弁座口から閉子の出口までの流路の断面積の
変(t、流路の曲がりを極力小さくすることをその技術
的課題とする。
上記課題を解決するための本考案の技術手段は、閉子の
胴部に該閉子の軸線と直交する切欠部を開削して該切欠
部をコック全開時に於ける閉子内ガス流路とし、該閉子
の上流側に過流出防止弁の筒体な設け、該筒体及び前記
閉子内ガス流路を閉子の中心から偏心させて位置せしめ
、前記筒体の先端部を弁座口とすると共に該先端部を前
記切欠部内に突出させ、前記切欠部の底壁の一部が閉子
の全閉位置で前記弁座口に対向近接するように5、切欠
部の切込み深さを設定したことである。
本考案の上記技術手段によれば、−過流出防止弁の筒体
が閉子の軸線から偏心し、切欠部の底壁の位置が閉子の
全閉位置で前記弁座口に対向近接するように定められて
いるから、過流出防止弁が作動した後で閉子を全閉位置
に回動させると、弁座口に嵌入していた体弁が前記底壁
により押し込められて初期位置に復帰する。
すなわちリセットできる。
他方、閉子を全開位置にセットした通常使用状態では、
弁座口が閉子内ガス流路となる切欠部に突出しており、
この間には流路屈曲部、あるいは流路断面の急変部がな
く、かかる原因による圧力損失が低く抑えられる。
本考案は次の特有の効果を有する。
(1)、筒体の一部が閉子内に突出し且、従来のような
突片13を回動させるための空室を弁座口と閉子との間
に設ける必要がないから、同一長さの筒体な具備する過
流出防止弁付ガスコックとした揚台、ガスコック75シ
」\型化できる。
(2)、実公昭34−8670号に熊載された構造のも
のによっても前記課題を解決し得るが、このものでは、
弁座口及び体弁にグリスが付着する。
これにくらべて、本考案の上記構成によれば、弁座口は
コック本体のグリス塗布面から切欠部内に突出した筒体
の先端に位置するから、切欠部を塞ぐ摺動面をグリスが
流下しても該弁座口に敗らず、弁座口にグリスが付着し
ない。
また、切欠部の底壁によりリセットするものであるから
、リセット時に於げる体弁へのグリスの付着もない。
以下、本考案の実施fF)詳細を図面に従って訳述する
第1図に於いて、1は本体で、その内部にはガス人口2
からガス出口→プラグ3に致るガス流路が形成されてお
り、その中程に閉子4が挿入され、これの回動により前
記ガス流路が開・閉される。
前記ガス流路はガスコック設置状態に於いて上方に向う
流路となっているが、閉子4の下方上流側には、下流端
に弁座口5を有する筒体6及び該筒体の下端開口部近傍
に自由状態に収容される体弁Iから成る過流出防止弁が
配設されている。
閉子4は第2図に示す如き形状で、中程に閉子内ガス流
路となる切欠部8が開削され、該切欠部が下流側口部9
及び筒体6先端に対応し、切欠部8の底壁10の一部は
、全閉状態に於いて、第3図の如く、閉子4の切欠部8
内に突出する筒体6の先端と適宜間隙を置いて対向近吸
するようになっている。
尚、筒体6の中心ま閉子4の中心から偏心させて配設し
、閉子4の全開状態で筒体6側部と切欠部8の底壁10
間に適宜間隙か生じるように威し、加えて、閉子40回
動範囲を予め適宜手段により90度に規制しである。
上記実施例の作用についてさらに詳述すると、第1図の
状態では、閉子4は全開状態にあり、プラグ3に適宜手
段でガス接続された器具にガス供給される。
、この状態では、ガス人口2からの供給ガスは筒体6の
側壁に開口する口部11,11及び体弁Iと筒体6の内
周壁との間隙を介して該筒体6内に至り、弁座口5から
閉子4の切欠部8を介してその下流側に流れる。
ここで、プラグ3以下の下流側にガスゴム管の外れ等の
過流出状態9が生Vると、筒体6の入口と出口間に大き
な圧力差が生じ、ガス流量力極端に増大する。
筒体6内Qガス流量は主に口部11゜11により予め規
制されているため、このガス流量増大により体弁7は上
昇移動せしめられて弁座口5に嵌入し、以鋒まガス圧力
により嵌入状態に保持される。
これにより、ガス流路は遮断状態に保持されることとな
、、す、以後の過流出状態、すなわちガスゴム管の外れ
等による生ガス放出事故等が防止される。
閉子4を閉開動させて第3図の状態とすると、閉子4以
下の下流側は該閉子により遮断されると共に、切欠部8
の底壁10がこの全閉状態で筒体6の先端の弁座口5に
嵌入している体弁Iを僅かに押し込む、これにより体弁
Iは筒体6内に下落せしめられ、下端開放部に架設した
線体12により自由状態に保持されて体弁7は初期状態
に復元される。
閉子40回動角度は予め適宜に規制されているため、筒
体6の先端と切欠部8の底壁10とは、閉子4の全閉状
態でも互いに当接せず、体弁Tの下落時に於いて閉子4
に異常な力が作用する心配もない。
尚、図示実施例の場合、閉子4の下流側流路は斜行して
L〕る戟筒体6の先端に対向近接する底壁10の要部以
外の各部は仕様に応じて適宜に変更可能であり、この条
件下で図示実施例の切欠部8を変更すれば、ガス人口2
とプラグ3とを同軸上に設けることも可能となる。
上記した実施例の場合、体弁7を下落させるためのリセ
ット機構として、特別な手段を用いることなく、閉子4
により直接これを下落させるものであるから、リセット
機構が簡略化されると共に、リセット機構の為の特別な
占有スペースが不要でこの種ガスコックの小型化が図ら
れる。
次に、図示実施例の場合、筒体6の長さが十分に長く設
定し得るため、体弁7の上昇移動距離が従来のこの種装
置にくらべて延長されたものとなり、その分該体弁の作
動時間が遅延さハる。
従って、プラグ3の下流側に電磁弁等の急開閉弁を持つ
器具を接続しても、この急開・閉弁の開放作動時に体弁
Iが作動する不都合も防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の断面図、第2図はその閉子4の
斜視図、第3図は要部の作動説明図、第4図は従来例の
説明図であり、図中 4・・・・・・閉子、5・・・・・・弁座口、6・・・
・・・筒体、8・・・・・・切欠部、10・・・・・・
底壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 閉子の胴部に該閉子の軸線と直交する切欠部を開削して
    該切欠部をコック全開時に於げる閉子内ガス流路とし、
    該閉子の上流側に過流出防止弁の筒体を設け、該筒体及
    び前記閉子内ガス流路を閉子の中心から偏心させて位置
    せしめ、前記筒体の先端部を弁座口とすると共に該先端
    部を前記切欠部内に突出させ、前記切欠部め・底壁の一
    部が閉子の全閉位置で前記弁座口に対向近接するように
    、切欠部め切込み深さを設定した過流出防止弁付ガスコ
    ック。
JP8892880U 1980-06-24 1980-06-24 過流出防止弁付ガスコック Expired JPS585154Y2 (ja)

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JPS5711372U JPS5711372U (ja) 1982-01-21
JPS585154Y2 true JPS585154Y2 (ja) 1983-01-28

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