JP2533578Y2 - 過流出防止弁付きガスコック - Google Patents
過流出防止弁付きガスコックInfo
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- JP2533578Y2 JP2533578Y2 JP1990048597U JP4859790U JP2533578Y2 JP 2533578 Y2 JP2533578 Y2 JP 2533578Y2 JP 1990048597 U JP1990048597 U JP 1990048597U JP 4859790 U JP4859790 U JP 4859790U JP 2533578 Y2 JP2533578 Y2 JP 2533578Y2
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- gas
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- prevention valve
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、過流出防止弁付きガスコック、特にガス
の流入側にフレキシブルガス管が接続される過流出防止
弁付きガスコックに関する。
の流入側にフレキシブルガス管が接続される過流出防止
弁付きガスコックに関する。
[従来の技術] 一般に、過流出防止弁付きガスコックは、次のように
構成されている。すなわち、ガスコック本体には、その
内部を貫通するガス通路が形成されており、このガス通
路の流入側端部に流入管が接続される流入側接続部が形
成され、ガス通路の流出側端部に流出管が接続される流
出側接続部が形成されている。流入側接続部の近傍でそ
の下流側のガス通路には、過流出防止弁が設けられてい
る。過流出防止弁は、過流出防止弁本体(以下、弁本体
という。)と弁体とを備えている。弁本体は、筒状をな
すものであり、その外周がガス通路に気密嵌合せしめら
れる一方、その内部がガス通路の一部とされ、さらに内
部には弁座が形成されている。弁体は、弁本体の内部で
弁座より上流側に、弁本体の軸線方向へ移動自在に配置
されている。そして、ガス通路を流れるガスの流量が過
剰になると、弁体が弁座に着座してガス通路を遮断す
る。これによって、過流出状態になるのが阻止されるよ
うになっている。
構成されている。すなわち、ガスコック本体には、その
内部を貫通するガス通路が形成されており、このガス通
路の流入側端部に流入管が接続される流入側接続部が形
成され、ガス通路の流出側端部に流出管が接続される流
出側接続部が形成されている。流入側接続部の近傍でそ
の下流側のガス通路には、過流出防止弁が設けられてい
る。過流出防止弁は、過流出防止弁本体(以下、弁本体
という。)と弁体とを備えている。弁本体は、筒状をな
すものであり、その外周がガス通路に気密嵌合せしめら
れる一方、その内部がガス通路の一部とされ、さらに内
部には弁座が形成されている。弁体は、弁本体の内部で
弁座より上流側に、弁本体の軸線方向へ移動自在に配置
されている。そして、ガス通路を流れるガスの流量が過
剰になると、弁体が弁座に着座してガス通路を遮断す
る。これによって、過流出状態になるのが阻止されるよ
うになっている。
ところで、上記の構成の過流出防止弁付きガスコック
において、流入側接続部には、通常、フレキシブルガス
管(以下、フレキ管と略称する。)が接続される。この
場合、ガス通路の内面には、環状の突出部が形成され、
この突出部の流入側を向く端面が当接面とされる。そし
て、この当接面にフレキ管の端面を押圧接触させること
により、フレキ管がガスコックに接続される。
において、流入側接続部には、通常、フレキシブルガス
管(以下、フレキ管と略称する。)が接続される。この
場合、ガス通路の内面には、環状の突出部が形成され、
この突出部の流入側を向く端面が当接面とされる。そし
て、この当接面にフレキ管の端面を押圧接触させること
により、フレキ管がガスコックに接続される。
[考案が解決しようとする課題] ところが、ガス通路の内面に当接面を形成するための
環状突出部が形成された過流出防止弁付きガスコックに
おいては、過流出防止弁をガス通路に設置するに際して
は、弁本体を環状突出部の内部を通してその下流側へ挿
入することになる。したがって、弁本体については、そ
の外径を小さくしなければならず、その内径はさらに小
径になる。このため、弁本体の内部のガスに対する流通
抵抗が過大になり、ガスコックの機能を損ねることがあ
る。
環状突出部が形成された過流出防止弁付きガスコックに
おいては、過流出防止弁をガス通路に設置するに際して
は、弁本体を環状突出部の内部を通してその下流側へ挿
入することになる。したがって、弁本体については、そ
の外径を小さくしなければならず、その内径はさらに小
径になる。このため、弁本体の内部のガスに対する流通
抵抗が過大になり、ガスコックの機能を損ねることがあ
る。
そこで、従来の過流出防止弁付きガスコックにおいて
は、環状突出部が形成されるガスコックの端部を環状突
出部より下流側の主体部分と別体に形成し、両者をねじ
結合するようにしている。
は、環状突出部が形成されるガスコックの端部を環状突
出部より下流側の主体部分と別体に形成し、両者をねじ
結合するようにしている。
しかしながら、ガスコックを2つの部分に分割する
と、部品点数が増えるのみならず、両者を結合するため
のねじ部をそれぞれに形成しなければならず、その分だ
け加工箇所が増加する。また、両者の結合のために手間
がかかる。そして、この結果としてガスコックの製造費
が高騰するという問題を招来していた。
と、部品点数が増えるのみならず、両者を結合するため
のねじ部をそれぞれに形成しなければならず、その分だ
け加工箇所が増加する。また、両者の結合のために手間
がかかる。そして、この結果としてガスコックの製造費
が高騰するという問題を招来していた。
この考案は、上記の問題を解決するためになされたも
ので、過流出防止弁の弁本体を小径に形成することな
く、ガスコック全体を一体に形成することができ、した
がって安価に製造することができる過流出防止弁付きガ
スコックを提供することを目的とする。
ので、過流出防止弁の弁本体を小径に形成することな
く、ガスコック全体を一体に形成することができ、した
がって安価に製造することができる過流出防止弁付きガ
スコックを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この考案は、上記の目的を達成するために、過流出防
止弁の弁本体の上流側の端部に当接部を形成したもので
ある。
止弁の弁本体の上流側の端部に当接部を形成したもので
ある。
[作用] 弁本体に当接部を形成しているから、ガスコック本体
のガス通路に環状突出部を形成する必要がない。したが
って、弁本体を小径に形成することなく、ガスコック全
体を一体に形成することができる。
のガス通路に環状突出部を形成する必要がない。したが
って、弁本体を小径に形成することなく、ガスコック全
体を一体に形成することができる。
[実施例] 以下、この考案の実施例について、第1図および第2
図を参照して説明する。
図を参照して説明する。
第1図はこの考案の一実施例を示すものであり、符号
1はガスコック本体である。このガスコック本体1は、
軸線を第1図の上下方向(以下、上下左右は第1図にお
ける上下左右をいうものとする。)に向けた下本体部1a
と、この下本体部1aと軸線を直交させてその上端部に一
体に設けられた上本体部1bとから構成されている。下本
体部1aには、その中央部を下端面から上方へ向かって延
びる垂直孔2が形成されている。一方、上本体部1bに
は、その中央部を貫通する水平孔3が形成されている。
垂直孔2と水平孔3とは、連通孔4によって連通せしめ
られており、これら垂直孔2、連通孔4および水平孔3
によってガスコック本体1を貫通する貫通孔5が形成さ
れている。
1はガスコック本体である。このガスコック本体1は、
軸線を第1図の上下方向(以下、上下左右は第1図にお
ける上下左右をいうものとする。)に向けた下本体部1a
と、この下本体部1aと軸線を直交させてその上端部に一
体に設けられた上本体部1bとから構成されている。下本
体部1aには、その中央部を下端面から上方へ向かって延
びる垂直孔2が形成されている。一方、上本体部1bに
は、その中央部を貫通する水平孔3が形成されている。
垂直孔2と水平孔3とは、連通孔4によって連通せしめ
られており、これら垂直孔2、連通孔4および水平孔3
によってガスコック本体1を貫通する貫通孔5が形成さ
れている。
垂直孔2の下端部には、雌ねじ部2aが形成されてお
り、この雌ねじ部2aにはボルトBが螺合されている。こ
のボルトBにより、フレキ管Fがガスコック本体1に接
続され、フレキ管Fから貫通孔5内にガスが供給される
ようになっている。なお、フレキ管Fの接続状態につい
ては後述する。
り、この雌ねじ部2aにはボルトBが螺合されている。こ
のボルトBにより、フレキ管Fがガスコック本体1に接
続され、フレキ管Fから貫通孔5内にガスが供給される
ようになっている。なお、フレキ管Fの接続状態につい
ては後述する。
一方、水平孔3の内部には、弁体6が移動自在に設け
られている。この弁体6は、互いに別体に形成された、
副弁体61、主弁体62およびばね受け63とから構成されて
おり、ガスコックの不使用時には、弁ばね7によってば
ね受け63が直接左方へ押圧され、ばね受け63のフランジ
部63aによって主弁体62が、主弁体62によって副弁体61
がそれぞれ左方へ押圧され、副弁体61が弁座8に着座す
るとともに、主弁体62が連通孔4の水平孔3側開口部を
遮蔽する。これによって、ガスコックを閉状態になる。
その一方、上本体部1bの左端部外周には、プラグ部9が
形成されており、このプラグ部9にソケット(図示せ
ず)を装着すると、ソケットの一部が水平孔3内に入り
込んで副弁体61を右方へ押圧し、弁体6全体を弁ばね7
に抗して右方へ移動させる。すると、副弁体61が弁座8
から離間するとともに、主弁体62の切欠き62aが連通孔
4と対向する。これによって、ガスコックが開状態にな
る。
られている。この弁体6は、互いに別体に形成された、
副弁体61、主弁体62およびばね受け63とから構成されて
おり、ガスコックの不使用時には、弁ばね7によってば
ね受け63が直接左方へ押圧され、ばね受け63のフランジ
部63aによって主弁体62が、主弁体62によって副弁体61
がそれぞれ左方へ押圧され、副弁体61が弁座8に着座す
るとともに、主弁体62が連通孔4の水平孔3側開口部を
遮蔽する。これによって、ガスコックを閉状態になる。
その一方、上本体部1bの左端部外周には、プラグ部9が
形成されており、このプラグ部9にソケット(図示せ
ず)を装着すると、ソケットの一部が水平孔3内に入り
込んで副弁体61を右方へ押圧し、弁体6全体を弁ばね7
に抗して右方へ移動させる。すると、副弁体61が弁座8
から離間するとともに、主弁体62の切欠き62aが連通孔
4と対向する。これによって、ガスコックが開状態にな
る。
なお、符号10はボールであり、その一部が主弁体62に
形成されたスリット62bに入り込むことにより、主弁体6
2が回動するのを阻止するものである。
形成されたスリット62bに入り込むことにより、主弁体6
2が回動するのを阻止するものである。
また、上記貫通孔2には、その内部を流れるガスの流
量が過剰になった場合に、ガスの流通を遮断する過流出
防止弁11が設けられている。この過流出防止弁11は、筒
状をなす弁本体12を備えている。この弁本体12は、下端
側の大径部12aと中間部の小径部12bとを有しており、小
径部12bを垂直孔2の内周面に形成された雌ねじ部2bに
螺合させるとともに、大径部12aの上端面を垂直孔2の
内周面に形成された段差面2cに突き当てることにより、
垂直孔2の内部に固定されている。
量が過剰になった場合に、ガスの流通を遮断する過流出
防止弁11が設けられている。この過流出防止弁11は、筒
状をなす弁本体12を備えている。この弁本体12は、下端
側の大径部12aと中間部の小径部12bとを有しており、小
径部12bを垂直孔2の内周面に形成された雌ねじ部2bに
螺合させるとともに、大径部12aの上端面を垂直孔2の
内周面に形成された段差面2cに突き当てることにより、
垂直孔2の内部に固定されている。
また、弁本体12の内部には、弁体13が上下方向移動自
在に設けられている。この弁体13は、ばね14によって下
方に付勢されており、通常時は下案内部材15に突き当た
って停止している。しかし、貫通孔2内を流れるガスの
流量、すなわち弁本体12の内部を流れるガスの流量が過
剰になった場合には、ガスによって上方へ移動せしめら
れ、弁本体の内部に形成された弁座16に着座し、弁本体
12の内部を遮断する。これによって、過流出状態になる
のを防止するようになっている。
在に設けられている。この弁体13は、ばね14によって下
方に付勢されており、通常時は下案内部材15に突き当た
って停止している。しかし、貫通孔2内を流れるガスの
流量、すなわち弁本体12の内部を流れるガスの流量が過
剰になった場合には、ガスによって上方へ移動せしめら
れ、弁本体の内部に形成された弁座16に着座し、弁本体
12の内部を遮断する。これによって、過流出状態になる
のを防止するようになっている。
また、弁体13が弁座16に着座したままになり、ガスコ
ックが使用不能になるのを防止するために、弁本体12の
上方の垂直孔2の内部には、弁戻し部材17が摺動自在に
設けられている。この弁戻し部材17の上端面には突起17
aが形成されており、この突起17aは、連通孔4内に入り
込んでいる。そして、突起17aは、上記弁体6が閉弁位
置にあるときには、主弁体62の外周に接触し、第1図に
示す位置に位置せしめられている。この状態において
は、仮に弁体13が弁座16側へ向かって上動したとして
も、弁体13が弁戻し部材17に突き当たる。したがって、
弁体13が弁座16に着座することはない。一方、弁体6が
開弁位置にあるときには、突起17aが主弁体62の外周か
ら外れ、切欠き62a内に入り込む。この結果、弁戻し部
材17がばね18の付勢力によって上動する。上動した状態
においては、弁体13が弁戻し部材17に接触することがな
い。したがって、弁体13は弁座16に着座可能である。
ックが使用不能になるのを防止するために、弁本体12の
上方の垂直孔2の内部には、弁戻し部材17が摺動自在に
設けられている。この弁戻し部材17の上端面には突起17
aが形成されており、この突起17aは、連通孔4内に入り
込んでいる。そして、突起17aは、上記弁体6が閉弁位
置にあるときには、主弁体62の外周に接触し、第1図に
示す位置に位置せしめられている。この状態において
は、仮に弁体13が弁座16側へ向かって上動したとして
も、弁体13が弁戻し部材17に突き当たる。したがって、
弁体13が弁座16に着座することはない。一方、弁体6が
開弁位置にあるときには、突起17aが主弁体62の外周か
ら外れ、切欠き62a内に入り込む。この結果、弁戻し部
材17がばね18の付勢力によって上動する。上動した状態
においては、弁体13が弁戻し部材17に接触することがな
い。したがって、弁体13は弁座16に着座可能である。
上記の点を換言すれば、ソケットをプラグ部9に接続
した状態において弁体13が弁座16に着座した場合には、
ソケットをプラグ部9から外すと、弁戻し部材17が弁体
6によって下動せしめられ、弁体13を押し下げる。この
結果、弁体13が弁座16から離間せしめられ、使用可能に
なるのである。
した状態において弁体13が弁座16に着座した場合には、
ソケットをプラグ部9から外すと、弁戻し部材17が弁体
6によって下動せしめられ、弁体13を押し下げる。この
結果、弁体13が弁座16から離間せしめられ、使用可能に
なるのである。
なお、弁戻し部材17の外周には、平取り部17bが周方
向に180°離間して2箇所形成されており、この平取り
部17bと垂直孔2の内周面との間をガスが流通するよう
になっており、また連通孔4は第1図の紙面と直交する
方向における幅が突起17aの直径よりも大きくなされて
いる。したがって、弁戻し部材17および突起17aがガス
の流通の妨げになることはない。
向に180°離間して2箇所形成されており、この平取り
部17bと垂直孔2の内周面との間をガスが流通するよう
になっており、また連通孔4は第1図の紙面と直交する
方向における幅が突起17aの直径よりも大きくなされて
いる。したがって、弁戻し部材17および突起17aがガス
の流通の妨げになることはない。
また、上記フレキ管Fは次のようにしてガスコック本
体1に接続されている。すなわち、上記弁本体12の下端
面12cには、凹部12dが形成されており、この凹部12dに
は、ガスケット19が装着されている。また、フレキ管F
は、蛇腹状をなす金属管Tとその外側に設けられた樹脂
製の外被Cとからなるものであり、外被Cの先端側の一
部は剥ぎ取られている。そして、金属管Tの先端から2
〜3山分だけ後端側の外周には、一対の半割りリングR,
Rが装着されている。この半割りリングR,RをボルトBに
よってフレキ管Fの先端側へ押圧し、金属管Tの先端面
をガスケット19を介して弁本体12の下端面12cに突き当
てる。そして、さらにボルトBを締め付け、半割りリン
グR,Rの先方に位置する2〜3山分が押し潰されるまで
金属管Tの先端面を弁本体12の下端面12cに突き当て
る。この状態で、フレキ管Fがガスコック本体1に接続
されている。
体1に接続されている。すなわち、上記弁本体12の下端
面12cには、凹部12dが形成されており、この凹部12dに
は、ガスケット19が装着されている。また、フレキ管F
は、蛇腹状をなす金属管Tとその外側に設けられた樹脂
製の外被Cとからなるものであり、外被Cの先端側の一
部は剥ぎ取られている。そして、金属管Tの先端から2
〜3山分だけ後端側の外周には、一対の半割りリングR,
Rが装着されている。この半割りリングR,RをボルトBに
よってフレキ管Fの先端側へ押圧し、金属管Tの先端面
をガスケット19を介して弁本体12の下端面12cに突き当
てる。そして、さらにボルトBを締め付け、半割りリン
グR,Rの先方に位置する2〜3山分が押し潰されるまで
金属管Tの先端面を弁本体12の下端面12cに突き当て
る。この状態で、フレキ管Fがガスコック本体1に接続
されている。
この点から明らかなように、弁本体12の下端面12cが
当接部とされている。つまり、当接部12cが弁本体12に
形成されているのである。
当接部とされている。つまり、当接部12cが弁本体12に
形成されているのである。
ここで、仮に当接部12cを垂直孔3の内周面に形成し
た場合には、垂直孔3の内周面に環状突出部が形成され
ことになり、その環状突出部よりも下流側に過流出防止
弁11の弁本体12を装着する必要上、第1図に想像線イで
示す箇所若しくはその近傍でガコック本体1を分割しな
ければならない。
た場合には、垂直孔3の内周面に環状突出部が形成され
ことになり、その環状突出部よりも下流側に過流出防止
弁11の弁本体12を装着する必要上、第1図に想像線イで
示す箇所若しくはその近傍でガコック本体1を分割しな
ければならない。
しかるに、上記の過流出防止弁付きガスコックにおい
ては、弁本体12に当接部12cを形成しているから、環状
突出部が形成されることがない。したがって、過流出防
止弁11を装着するためにガスコック本体1を分割する必
要がなく、ガスコック本体1全体を一体に形成すること
ができる。よって、部品点数を減らすことができるのみ
ならず、加工の手間を軽減することができ、また組み立
てを容易に行うことができる。その結果、ガスコックを
安価に製造することができる。
ては、弁本体12に当接部12cを形成しているから、環状
突出部が形成されることがない。したがって、過流出防
止弁11を装着するためにガスコック本体1を分割する必
要がなく、ガスコック本体1全体を一体に形成すること
ができる。よって、部品点数を減らすことができるのみ
ならず、加工の手間を軽減することができ、また組み立
てを容易に行うことができる。その結果、ガスコックを
安価に製造することができる。
また、第2図は、この考案の他の実施例を示すもので
ある。この実施例のガスコックにおいては、当接部12c
をテーパ面とすることにより、当接部12cと金属管Tと
の接触圧を高めるとともに、弁本体12とフレキ管Fとの
接続部近傍の垂直孔2の内周面にOリング20を装着し、
このOリング20を弁本体12、金属管Tの押し潰し部およ
び半割りリングRに接触させるている。これによって、
弁本体12とフレキ管Fとの接続部からガスが漏れるのを
より確実に防止するようにしたものである。なお、この
実施例ではボルトBに代えてナットNが用いられてお
り、ナットNは下本体部1aの下端部外周に形成された雄
ねじ部1cに螺合されている。
ある。この実施例のガスコックにおいては、当接部12c
をテーパ面とすることにより、当接部12cと金属管Tと
の接触圧を高めるとともに、弁本体12とフレキ管Fとの
接続部近傍の垂直孔2の内周面にOリング20を装着し、
このOリング20を弁本体12、金属管Tの押し潰し部およ
び半割りリングRに接触させるている。これによって、
弁本体12とフレキ管Fとの接続部からガスが漏れるのを
より確実に防止するようにしたものである。なお、この
実施例ではボルトBに代えてナットNが用いられてお
り、ナットNは下本体部1aの下端部外周に形成された雄
ねじ部1cに螺合されている。
なお、この考案は上記の実施例に限定されるものでな
く、その要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能で
ある。
く、その要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能で
ある。
例えば、上記の弁体13に代えて球弁を用いてもよく、
また弁体6についても他の弁体を用いてもよい [考案の効果] 以上説明したように、この考案の過流出防止弁付きガ
スコックによれば、過流出防止弁の弁本体の下流側の端
部に当接部を形成したものであるから、過流出防止弁の
弁本体を小径に形成することなく、ガスコック全体を一
体に形成することができ、したがって安価に製造するこ
とができる等の効果が得られる。
また弁体6についても他の弁体を用いてもよい [考案の効果] 以上説明したように、この考案の過流出防止弁付きガ
スコックによれば、過流出防止弁の弁本体の下流側の端
部に当接部を形成したものであるから、過流出防止弁の
弁本体を小径に形成することなく、ガスコック全体を一
体に形成することができ、したがって安価に製造するこ
とができる等の効果が得られる。
第1図、第2図はそれぞれこの考案の一実施例を示す縦
断面図である。 1……ガスコック本体、5……貫通孔、11……過流出防
止弁、12……過流出防止弁本体、13……弁体、16……弁
座、12c……当接部、F……フレキシブルガス管。
断面図である。 1……ガスコック本体、5……貫通孔、11……過流出防
止弁、12……過流出防止弁本体、13……弁体、16……弁
座、12c……当接部、F……フレキシブルガス管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 小坂 悦二 埼玉県上尾市原市1781―7 (72)考案者 工月 良太 東京都杉並区善福寺3―12―13 (72)考案者 佐藤 文隆 東京都江戸川区西一之江3―27―15 (72)考案者 大川 慶三 東京都品川区豊町4丁目20番14号 光陽 産業株式会社内 (72)考案者 斎藤 長司 東京都足立区綾瀬3丁目14番10号 ミツ ワガス機器株式会社内 (72)考案者 長谷川 道夫 新潟県上越市大字上源入428―7 (56)参考文献 実開 昭60−85689(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】ガスコック本体にその内部を貫通するガス
通路が形成され、このガス通路の流入側端部にフレキシ
ブルガス管がその先端部を当接部に押圧接触させた状態
で接続され、このフレキシブルガス管の接続部の近傍で
その下流側のガス通路内に、内部がガス通路の一部をな
し、かつ内部に弁座が形成された筒状の過流出防止弁本
体、およびこの過流出防止弁本体の内部を流通するガス
の流量が過剰になった際に前記弁座に着座して前記ガス
通路を閉じる弁体を有する過流出防止弁が設けられた過
流出防止弁付きガスコックにおいて、前記過流出防止弁
本体の上流側の端部に前記当接部を形成したことを特徴
とする過流出防止弁付きガスコック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990048597U JP2533578Y2 (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | 過流出防止弁付きガスコック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990048597U JP2533578Y2 (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | 過流出防止弁付きガスコック |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH048873U JPH048873U (ja) | 1992-01-27 |
JP2533578Y2 true JP2533578Y2 (ja) | 1997-04-23 |
Family
ID=31565550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990048597U Expired - Lifetime JP2533578Y2 (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | 過流出防止弁付きガスコック |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP2533578Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP5851635B2 (ja) * | 2015-01-19 | 2016-02-03 | 大阪瓦斯株式会社 | ガスプラグ |
CN110260001A (zh) * | 2019-07-08 | 2019-09-20 | 宁波国创机车装备有限公司 | 一种弹簧式止回阀 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6085689U (ja) * | 1983-11-14 | 1985-06-13 | 株式会社藤井合金製作所 | ガス管接続具のソケツト |
-
1990
- 1990-05-11 JP JP1990048597U patent/JP2533578Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH048873U (ja) | 1992-01-27 |
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