JPH0738407Y2 - 量水器の接続装置 - Google Patents

量水器の接続装置

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JPH0738407Y2
JPH0738407Y2 JP1992036151U JP3615192U JPH0738407Y2 JP H0738407 Y2 JPH0738407 Y2 JP H0738407Y2 JP 1992036151 U JP1992036151 U JP 1992036151U JP 3615192 U JP3615192 U JP 3615192U JP H0738407 Y2 JPH0738407 Y2 JP H0738407Y2
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JP
Japan
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water meter
water
connection
pipe
meter
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JP1992036151U
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Inventor
晃 依田
和弥 坂田
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株式会社竹村製作所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は水道管に量水器を接続す
るための量水器の接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、水道管に量水器を接続するための
接続装置としては、例えば、特願平3−147941号
で開示される水道用メータの取付装置が知られている。
【0003】同取付装置は両端に保持部を一体に有する
ホルダー部材を備え、かつ各保持部には水道用メータ
(量水器)の両端部にそれぞれ連結する連結部材を備え
るとともに、一方の連結部材側に設けたシリンダ状の本
体には、水路を開閉する弁機構及び一方向に付勢された
ピストン管部材を具備する摺動部材を内蔵し、このピス
トン管部材の先端に一方の連結部材を取付け、摺動部材
を摺動させることにより、弁機構の開閉と水道用メータ
の端部に対する連結部材の接続又は離脱を可能にしたも
のである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上述した取付
装置をはじめ、従来におけるこの種の接続装置は次のよ
うな問題点があった。
【0005】第一に、量水器の着脱作業に際し、作業者
は比較的重い量水器を手で持ちながら、量水器の両端に
備える各接続口を接続装置側の接続部に対して着脱する
必要があり、不安定ゆえに作業性の悪化、さらには作業
能率の大幅な低下を招く。
【0006】第二に、装置の全体構造が複雑になるた
め、故障が発生しやすいとともに、コスト上昇により安
価に提供できない。
【0007】本考案はこのような従来の技術に存在する
課題を解決したものであり、量水器の着脱作業に際し、
量水器を安定に保持することにより、作業性及び作業能
率の向上を達成するとともに、構造の簡略化により、信
頼性向上及びコスト低減を図れる量水器の接続装置の提
供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は水道管の中途に
量水器Mを接続するための量水器の接続装置1を構成す
るに際して、特に、外面に水道管Pf、Ps側を接続す
る外接続部2o、3oを有するとともに、内面に量水器
Mを接続する内接続部2i、3iを有し、かつ少なくと
も一方の内接続部3iを固定管部14及びこの固定管部
14の内部に螺合する可動管部16により伸縮可能に構
成した対峙する一対の接続ベース部2、3と、各接続ベ
ース部2、3を連結する連結ステー部5と、連結ステー
部5の中間位置に設けることにより量水器Mの底面Md
を保持可能な保持台部4を備えることを特徴とする。
【0009】この場合、内接続部2i、3iは量水器M
に螺着して接続するナット部7、8を備えるとともに、
伸縮可能な内接続部3iは短縮した際に水路Rを閉じ、
かつ伸長した際に水路Rを開く弁部9を備えて構成でき
る。また、接続ベース部2、3は左右一対の脚部2c、
2c、3c、3cを有するとともに、保持台部4は量水
器Mに対して左右方向の位置決めを行うストッパ部4
s、4sを備えて構成できる。
【0010】
【作用】本考案に係る量水器の接続装置1によれば、一
対の対峙した接続ベース部2と3は連結ステー部5によ
り連結され、これにより、両者は一体化される。この場
合、各接続ベース部2と3はそれぞれ左右一対の脚部、
即ち、計四個所の脚部2c、2c、3c、3cにより安
定に置くことができる。そして、一方の接続ベース部2
の外面に備える外接続部2oには上流側の水道管Pfが
接続されるとともに、他方の接続ベース部3の外面に備
える外接続部3oには下流側(蛇口側)の水道管Psが
接続される。
【0011】また、量水器Mは各接続ベース部2と3間
に配することにより、量水器Mにおける両端の各接続口
が各接続ベース部2、3の各内面に備える内接続部2
i、3iにナット部7、8を用いて接続される。この場
合、可動管部16を回動操作することにより内接続部3
予め短縮させておけば、各ナット部7と8の間隔は
広がるため、ナット部7と8間に量水器Mを介在させる
ことができるとともに、量水器Mはその底面Mdが連結
ステー部5の中間位置に設けた保持台部4によって保持
され、この際、ストッパ部4s、4sにより左右方向の
位置決めがなされる。これにより、作業者は量水器Mを
手で持っていなくとも、量水器Mは正規の位置に位置決
めされた状態で保持され、量水器Mの一方の接続口はナ
ット部7に、他方の接続口はナット部8にそれぞれ接続
される。なお、接続時には可動管部16が上記とは逆方
向に回動操作されるため、内接続部3iが伸長する。
【0012】なお、内接続部3iは伸縮し、弁部9の作
用によって、短縮時には水路Rを閉じ、かつ伸長時には
水路Rを開く。この結果、量水器Mの接続時には内接続
部3iが伸長して通水状態となり、他方、量水器Mの取
外し、或いは取付け時には内接続部3iが短縮して止水
状態となり、短縮時には、水道管Po(下流側)からの
水道水の後戻りが阻止される。
【0013】
【実施例】次に、本考案に係る好適な実施例を挙げ、図
面に基づき詳細に説明する。
【0014】まず、本考案に係る量水器の接続装置1の
構造について、図1〜図4を参照して説明する。
【0015】接続装置1は大別して、一対の接続ベース
部2、3と、保持台部4と、連結ステー部5を備えてな
る。
【0016】接続ベース部2は鉛直な板状をなし、下部
には図3に示すような左右一対の脚部2c、2cを形成
する。また、上部における外面にはネジ孔部11を有す
る外接続部2oを形成するとともに、内面には内接続部
2iを取付ける。内接続部2iはネジ孔部11に連通す
る管部12と、この管部12の先端に設けた接続用のナ
ット部7からなり、このナット部7は管部12に対して
抜けが阻止され、かつ回動自在となる。
【0017】他方、接続ベース部3も接続ベース部2と
同様に鉛直な板状をなし、下部には左右一対の脚部3
c、3cを形成する。また、上部における外面にはネジ
孔部13を有する外接続部3oを形成するとともに、内
面には内接続部3iを取付ける。内接続部3iはネジ孔
部13に連通し、かつ内半部にネジ孔部15を有する固
定管部14を備える。一方、固定管部14の内部には可
動管部16を螺合する。可動管部16は固定管部14の
内部に挿入し、かつ外周の半部に形成したネジ部17が
ネジ孔部15に螺合する管体部18と、この先端に一体
形成した接続用のナット部8からなる。なお、管体部1
8の中間位置における外周部にはシールリング19を備
え、このシールリング19は、常時、固定管部14の内
周面に接触する。
【0018】さらにまた、可動管部16の内側端部は端
面部20により閉塞するとともに、この端面部20の周
縁に複数の通水孔21…を形成する。他方、通水孔21
…の前方に対向する固定管部14の内面にはゴムリング
による弁座22を取付ける。この通水孔21…と弁座2
2は弁部9を構成する。これにより、可動管部16は回
動操作により固定管部14に対して進退変位し、内接続
部3iは伸縮する。よって、短縮時には端面部20の周
縁が弁座22に当接するため、水路Rが閉じられ、止水
状態となるとともに、伸長時には端面部20が弁座22
から離間するため、水路Rが開き、通水状態となる。な
お、このような機能を発揮させるために、ネジ孔部13
とナット部8のネジピッチは同一に設定するとともに、
弁座22は軸方向における弾性変位可能な範囲をできる
だけ大きく設定する。図中、23、24はOリングを示
す。
【0019】一方、連結ステー部5は一本の棒材で形成
し、両端にはそれぞれネジ部26、27を形成する。そ
して、ネジ部26は一方の接続ベース部3に直接ネジ結
合するとともに、ネジ部27は他方の接続ベース部2に
設けた孔部に挿入した後、ナット28により締付ける。
これにより、接続ベース部2と3は連結ステー部5によ
り連結され、一体化する。
【0020】また、連結ステー部5の中間位置には保持
台部4を取付ける。保持台部4は量水器Mの底面Mdを
載置可能な平坦な載置部4aと、この載置部4aの左右
端から上方へ略直角に立ち上げ、量水器Mに対して左右
方向の位置決めを行うストッパ部4s、4sを備える。
なお、保持台部4は、連結ステー部5の外周面に設けた
リング溝29にネジ30の締付けにより固定される。
【0021】以上の構成により、全体の構造は極めて簡
略化され、部品点数の削減、製造コストの低減によっ
て、全体のコスト低減が図られるとともに、故障等が発
生しにくくなり、耐久性、長期使用における信頼性が高
められる。
【0022】次に、本考案に係る接続装置1の使用方法
について、図1〜図5を参照して説明する。
【0023】図5において、51は地面に埋設したメー
タボックスであり、このメータボックス51の内部に本
考案に係る接続装置1を設置(載置)する。この際、各
接続ベース部2と3はそれぞれ左右一対の脚部2c、2
c、3c、3cを有するため、計四個所の脚部により安
定に置くことができる。そして、一方の接続ベース部2
における外接続部2oには、止水栓52を介して上流側
(水源側)の水道管Pfを接続するとともに、他方の接
続ベース部3における外接続部3oには、下流側(蛇口
側)の水道管Psを接続する。
【0024】一方、可動管部16は回動操作し、図4に
示すように固定管部14に侵入させる。これにより、内
接続部3iは短縮状態となる。この結果、量水器Mは一
方の内接続部2iと他方の内接続部3i間に配すること
ができ、この際、量水器Mはその底面Mdが連結ステー
部5の中間位置に設けた保持台部4における載置部4a
に載置され、かつストッパ部4s、4sにより左右方向
の位置決めがなされる。よって、作業者は量水器Mを手
で持っている必要はなく、量水器Mは正規の位置に位置
決めされた状態で保持される。
【0025】これにより、作業者は量水器Mの一端にお
ける接続口Mfにナット部7を螺着して接続するととも
に、他方の接続口Msにナット部8を螺着して接続す
る。この結果、量水器Mは接続装置1を介して水道管P
fとPs間に接続される。
【0026】ところで、量水器Mの取替等のために、接
続装置1から取外す場合には、止水栓52を閉じるとと
もに、各ナット部7、8を回動操作すれば、量水器Mは
接続装置1から取外される。この際、取外される直前に
は弁部9が水路Rを閉じ、下流側の水道管Psからの水
道水の後戻りが阻止される。
【0027】以上、実施例について詳細に説明したが、
本考案はこのような実施例に限定されるものではない。
例えば、連結ステー部は一本の場合を例示したが、二本
以上であってもよい。また、保持台部におけるストッパ
部或いは弁部は必ずしも設ける必要はない。さらにま
た、内接続部の双方を伸縮可能に構成してもよい。その
他、細部の構成、形状、数量、素材等において、本考案
の要旨を逸脱しない範囲で任意に変更できる。
【0028】
【考案の効果】このように、本考案に係る量水器の接続
装置は、外面に水道管側を接続する外接続部を有すると
ともに、内面に量水器を接続する内接続部を有し、かつ
少なくとも一方の内接続部を固定管部及びこの固定管部
の内部に螺合する可動管部により伸縮可能に構成した対
峙する一対の接続ベース部と、各接続ベース部を連結す
る連結ステー部と、連結ステー部の中間位置に設けるこ
とにより量水器の底面を保持可能な保持台部を備えるた
め、次のような顕著な効果を奏する。
【0029】 量水器の着脱作業に際し、量水器は位
置決めされた状態で安定に保持されるため、作業性及び
作業能率の大幅な向上を達成できる。
【0030】 装置の全体構造が簡略化されるため、
故障の発生防止により信頼性向上を図れるとともに、コ
スト低減により安価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る接続装置の縦断側面図、
【図2】図1中A−A線断面図、
【図3】同接続装置における内接続部の短縮した状態を
示す縦断側面図、
【図4】同接続装置に量水器を接続した状態を示す外観
側面図、
【図5】同接続装置をメータボックスの内部に設置した
状態を示す側面構成図、
【符号の説明】
1 接続装置 2 接続ベース部 2i 内接続部 2o 外接続部 2c 脚部 3 接続ベース部 3i 内接続部 3o 外接続部 3c 脚部 4 保持台部 4s ストッパ部 5 連結ステー部 7 ナット部 8 ナット部 9 弁部14 固定管部 16 可動管部 Pf 水道管(上流側) Ps 水道管(下流側) M 量水器 Md 底面 R 水路

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水道管の中途に量水器を接続するための
    量水器の接続装置において、外面に水道管側を接続する
    外接続部を有するとともに、内面に量水器を接続する内
    接続部を有し、かつ少なくとも一方の内接続部を固定管
    部及びこの固定管部の内部に螺合する可動管部により
    縮可能に構成した対峙する一対の接続ベース部と、各接
    続ベース部を連結する連結ステー部と、連結ステー部の
    中間位置に設けることにより量水器の底面を保持可能な
    保持台部を備えることを特徴とする量水器の接続装置。
  2. 【請求項2】 内接続部は量水器に螺着して接続するナ
    ット部を備えることを特徴とする請求項1記載の量水器
    の接続装置。
  3. 【請求項3】 伸縮可能な内接続部は短縮した際に水路
    を閉じ、かつ伸長した際に水路を開く弁部を備えること
    を特徴とする請求項1記載の量水器の接続装置。
  4. 【請求項4】 接続ベース部は左右一対の脚部を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の量水器の接続装置。
  5. 【請求項5】 保持台部は量水器に対して左右方向の位
    置決めを行うストッパ部を備えることを特徴とする請求
    項1記載の量水器の接続装置。
JP1992036151U 1992-04-30 1992-04-30 量水器の接続装置 Expired - Lifetime JPH0738407Y2 (ja)

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JP5208068B2 (ja) * 2009-07-15 2013-06-12 前澤給装工業株式会社 水道用メータホルダー
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