JPH0235090Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0235090Y2 JPH0235090Y2 JP17728485U JP17728485U JPH0235090Y2 JP H0235090 Y2 JPH0235090 Y2 JP H0235090Y2 JP 17728485 U JP17728485 U JP 17728485U JP 17728485 U JP17728485 U JP 17728485U JP H0235090 Y2 JPH0235090 Y2 JP H0235090Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- valve box
- box
- valve body
- inner valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 12
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 11
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 8
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Valve Housings (AREA)
- Lift Valve (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、管路に外弁箱を介設したままの状態
で弁体を離脱することのできる弁体離脱型バタフ
ライ弁に関するものである。
で弁体を離脱することのできる弁体離脱型バタフ
ライ弁に関するものである。
従来の弁体離脱型バタフライ弁は、内弁箱と外
弁箱の衝合面を金属当りのテーパ嵌合方式を採つ
ているのが一般的であり、両弁箱間のシールはＯ
リング等の弾性体を挾装して行なつており、前記
金属当りとなる衝合面の摺り合わせ加工は、現場
で行なつている場合が多かつた。
弁箱の衝合面を金属当りのテーパ嵌合方式を採つ
ているのが一般的であり、両弁箱間のシールはＯ
リング等の弾性体を挾装して行なつており、前記
金属当りとなる衝合面の摺り合わせ加工は、現場
で行なつている場合が多かつた。
ところが、衝合面を現場で合わせ加工している
ため、両弁箱の衝合面の加工精度が要求されると
共に、外弁箱と内弁箱との組合せは、一組ずつ限
定されてしまい、互換性が無いという不都合があ
つた。
ため、両弁箱の衝合面の加工精度が要求されると
共に、外弁箱と内弁箱との組合せは、一組ずつ限
定されてしまい、互換性が無いという不都合があ
つた。
本考案は上記問題点に鑑みなされたもので、内
弁箱の互換性を備えると共に、弁体の全閉時に発
生する推力による内弁箱の曲げモータメントを防
止し、長期的使用に充分耐えられる弁体離脱型バ
タフライ弁の提供を目的としている。
弁箱の互換性を備えると共に、弁体の全閉時に発
生する推力による内弁箱の曲げモータメントを防
止し、長期的使用に充分耐えられる弁体離脱型バ
タフライ弁の提供を目的としている。
上記問題点を解決するための手段として本考案
は、弁体を回動可能に設けた内弁箱を外弁箱にテ
ーパ嵌合により離脱可能に取付けた弁体離脱型バ
タフライ弁において、前記内弁箱と外弁箱の衝合
面は、上流側を弾性体当りに、下流側を金属又は
剛体性材質当りとしたことを特徴としている。
は、弁体を回動可能に設けた内弁箱を外弁箱にテ
ーパ嵌合により離脱可能に取付けた弁体離脱型バ
タフライ弁において、前記内弁箱と外弁箱の衝合
面は、上流側を弾性体当りに、下流側を金属又は
剛体性材質当りとしたことを特徴としている。
上記のように構成したことにより、弁体全閉時
等に水流による推力が発生しても、内弁箱の下流
側が外弁箱に金属又は剛体性材質当りするので、
内弁箱に曲げモーメント等の内部応力が発生せ
ず、堅固であると共に、内弁箱の上流側は、外弁
箱に弾性体当りするので、衝合面の加工誤差が吸
収され、内弁箱の互換性を持たせることができ、
また加工精度もさほど必要とされなくなる。
等に水流による推力が発生しても、内弁箱の下流
側が外弁箱に金属又は剛体性材質当りするので、
内弁箱に曲げモーメント等の内部応力が発生せ
ず、堅固であると共に、内弁箱の上流側は、外弁
箱に弾性体当りするので、衝合面の加工誤差が吸
収され、内弁箱の互換性を持たせることができ、
また加工精度もさほど必要とされなくなる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
弁体離脱型バタフライ弁１は、介設される管路
と略同径の円筒状をした外弁箱２と、内弁箱３と
から構成され、管路に接続される前記外弁箱２に
は、上部を開放し、下部が狭くなつたテーパ状の
取付け穴２ａが形成されており、該取付け穴２ａ
に前記内弁箱３がテーパ嵌合している。
と略同径の円筒状をした外弁箱２と、内弁箱３と
から構成され、管路に接続される前記外弁箱２に
は、上部を開放し、下部が狭くなつたテーパ状の
取付け穴２ａが形成されており、該取付け穴２ａ
に前記内弁箱３がテーパ嵌合している。
また、円筒状の前記内弁箱３には、弁体４が弁
棒５に支持して回動可能に配設されており、弁棒
５は内弁箱３の上部を液密に貫通して、該内弁箱
３の上部に載置された開閉機６に接続されてい
る。
棒５に支持して回動可能に配設されており、弁棒
５は内弁箱３の上部を液密に貫通して、該内弁箱
３の上部に載置された開閉機６に接続されてい
る。
また、前記内弁箱３の内周面にはゴム弁座７が
内周面の略全体を覆うように設けられており、該
ゴム弁座７に前記弁体４が着座して流体の流通を
遮断する。
内周面の略全体を覆うように設けられており、該
ゴム弁座７に前記弁体４が着座して流体の流通を
遮断する。
そして、前記ゴム弁座７は、この弁体離脱型バ
タフライ弁１の上流側（図において左側）の内弁
箱口縁部を外周側に折り返すことにより内弁箱３
の上流側衝合面７ａを形成しており、該上流側衝
合面７ａは、外弁箱２の取付け穴２ａの上流側の
衝合面２ｂと弾性体当りするようになつており、
このゴム弁座７の一部である上流側衝合面７ａに
よりシールされている。
タフライ弁１の上流側（図において左側）の内弁
箱口縁部を外周側に折り返すことにより内弁箱３
の上流側衝合面７ａを形成しており、該上流側衝
合面７ａは、外弁箱２の取付け穴２ａの上流側の
衝合面２ｂと弾性体当りするようになつており、
このゴム弁座７の一部である上流側衝合面７ａに
よりシールされている。
一方、内弁箱３の下流側衝合面３ａは、該内弁
箱３の下流側面を平面仕上げすることにより形成
されており、前記取付け穴２ａの下流側の衝合面
２ｃと金属又は剛体性材質当りするようになつて
おり、挾装された環状のゴムシール材８によりシ
ールされている。
箱３の下流側面を平面仕上げすることにより形成
されており、前記取付け穴２ａの下流側の衝合面
２ｃと金属又は剛体性材質当りするようになつて
おり、挾装された環状のゴムシール材８によりシ
ールされている。
次に、上記のように構成される本実施例の作用
を説明する。
を説明する。
内弁箱３の上流側衝合面７ａを、外弁箱２の衝
合面２ｂに対して弾性体当りに、また下流側衝合
面３ａを外弁箱２の衝合面２ｃに対して金属又は
剛体性材質当りとしたので、内弁箱３の脱着が容
易となると共に、内弁箱３の上流側衝合面７ａが
ゴム弁座７の一部を折り返して形成され、弾性を
有することから、内弁箱３の両衝合面７ａ，３ａ
および外弁箱２の各衝合面２ｂ，２ｃの仕上げ精
度が低くても良く、製作コストを下げることがで
きると共に、金属当りする衝合面を現場で合わせ
加工していた従来の弁体離脱型バタフライ弁の場
合のように、内弁箱３と外弁箱２の組合せが限定
されず、互換性を持たせることができる。
合面２ｂに対して弾性体当りに、また下流側衝合
面３ａを外弁箱２の衝合面２ｃに対して金属又は
剛体性材質当りとしたので、内弁箱３の脱着が容
易となると共に、内弁箱３の上流側衝合面７ａが
ゴム弁座７の一部を折り返して形成され、弾性を
有することから、内弁箱３の両衝合面７ａ，３ａ
および外弁箱２の各衝合面２ｂ，２ｃの仕上げ精
度が低くても良く、製作コストを下げることがで
きると共に、金属当りする衝合面を現場で合わせ
加工していた従来の弁体離脱型バタフライ弁の場
合のように、内弁箱３と外弁箱２の組合せが限定
されず、互換性を持たせることができる。
また、内弁箱３は、下流側衝合面３ａを外弁箱
２に対して金属又は剛体性材質当りとしたので堅
固であると共に、弁体４の全閉時等に弁体４が流
圧を受けることにより内弁箱３に推力が作用して
も該内弁箱３が下流側に移動することがなく、下
流側の衝合面も弾性体当りとした従来の弁体離脱
型バタフライ弁の内弁箱のように曲げモーメント
等の内部応力が発生することがない。
２に対して金属又は剛体性材質当りとしたので堅
固であると共に、弁体４の全閉時等に弁体４が流
圧を受けることにより内弁箱３に推力が作用して
も該内弁箱３が下流側に移動することがなく、下
流側の衝合面も弾性体当りとした従来の弁体離脱
型バタフライ弁の内弁箱のように曲げモーメント
等の内部応力が発生することがない。
以上説明したように本考案は弁体を設けた内弁
箱の衝合面を外弁箱に対して上流側は弾性体当
り、下流側は金属又は剛体性材質当りするように
したので、内弁箱に内部応力の発生を防止できる
と共に、内弁箱、外弁箱に互換性を持たせること
ができ、しかも下流側を金属又は剛体性材質当り
としたことにより、内弁箱に推力が作用しても変
形せず長期的使用にも耐えることができる。
箱の衝合面を外弁箱に対して上流側は弾性体当
り、下流側は金属又は剛体性材質当りするように
したので、内弁箱に内部応力の発生を防止できる
と共に、内弁箱、外弁箱に互換性を持たせること
ができ、しかも下流側を金属又は剛体性材質当り
としたことにより、内弁箱に推力が作用しても変
形せず長期的使用にも耐えることができる。
図は本考案に係る弁体離脱型バタフライ弁の一
実施例を示す、断面正面図である。 １……弁体離脱型バタフライ弁、２……外弁
箱、２ａ……取付け穴、２ｂ，２ｃ……衝合面、
３……内弁箱、３ａ……下流衝合面、４……弁
体、５……弁棒、７……ゴム弁座、７ａ……上流
側衝合面。
実施例を示す、断面正面図である。 １……弁体離脱型バタフライ弁、２……外弁
箱、２ａ……取付け穴、２ｂ，２ｃ……衝合面、
３……内弁箱、３ａ……下流衝合面、４……弁
体、５……弁棒、７……ゴム弁座、７ａ……上流
側衝合面。
Claims (1)
- 弁体を回動可能に設けた内弁箱を、外弁箱にテ
ーパ嵌合により離脱可能に取付けた弁体離脱型バ
タフライ弁において、前記内弁箱と外弁箱の衝合
面は、上流側を弾性体当りとし、下流側を金属又
は剛体性材質当りとしたことを特徴とする弁体離
脱型バタフライ弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17728485U JPH0235090Y2 (ja) | 1985-11-18 | 1985-11-18 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17728485U JPH0235090Y2 (ja) | 1985-11-18 | 1985-11-18 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6286466U JPS6286466U (ja) | 1987-06-02 |
| JPH0235090Y2 true JPH0235090Y2 (ja) | 1990-09-21 |
Family
ID=31118342
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17728485U Expired JPH0235090Y2 (ja) | 1985-11-18 | 1985-11-18 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0235090Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1992019853A1 (en) * | 1991-05-08 | 1992-11-12 | Nippondenso Co., Ltd. | Suction control device for internal combustion engine |
-
1985
- 1985-11-18 JP JP17728485U patent/JPH0235090Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1992019853A1 (en) * | 1991-05-08 | 1992-11-12 | Nippondenso Co., Ltd. | Suction control device for internal combustion engine |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6286466U (ja) | 1987-06-02 |
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