JPS5915804Y2 - ガスコツク - Google Patents
ガスコツクInfo
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- JPS5915804Y2 JPS5915804Y2 JP5732181U JP5732181U JPS5915804Y2 JP S5915804 Y2 JPS5915804 Y2 JP S5915804Y2 JP 5732181 U JP5732181 U JP 5732181U JP 5732181 U JP5732181 U JP 5732181U JP S5915804 Y2 JPS5915804 Y2 JP S5915804Y2
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- Japan
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- gas
- ball
- clutch cylinder
- cylinder
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- Mechanically-Actuated Valves (AREA)
- Preventing Unauthorised Actuation Of Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はガス管接続具を具備するガスコック、特に、ガ
スコックの操作部にガス出口を設け、これら操作部とガ
ス出口が同軸上に位置するガスコックに関する。
スコックの操作部にガス出口を設け、これら操作部とガ
ス出口が同軸上に位置するガスコックに関する。
この種ガスコックとして、実公昭44−7498号公報
に記載のものがあるが、このガスコックでは、閉子に直
接ホースエンドを取付けて該ホースエンドの外周側に操
作部を設け、この操作部の操作ハンドルを前記閉子にか
み合せるようにすると共に、ホースエンドへのガスゴム
管の接続によって操作部のロックが外れて閉子を開放で
きるようにしたものである。
に記載のものがあるが、このガスコックでは、閉子に直
接ホースエンドを取付けて該ホースエンドの外周側に操
作部を設け、この操作部の操作ハンドルを前記閉子にか
み合せるようにすると共に、ホースエンドへのガスゴム
管の接続によって操作部のロックが外れて閉子を開放で
きるようにしたものである。
(第7図参照)この場合、操作ハンドルの回動によって
、閉子に連設したホースエンドが一体的に回動するため
、接続されたゴム管等がねじれることとなり、ゴム管の
屈曲応力又はねじり応力が閉子とコック本体の摺動面に
作用してガス漏れの生ずる危険性がある。
、閉子に連設したホースエンドが一体的に回動するため
、接続されたゴム管等がねじれることとなり、ゴム管の
屈曲応力又はねじり応力が閉子とコック本体の摺動面に
作用してガス漏れの生ずる危険性がある。
本考案は、この種ガスコックに接続するガスゴム管等の
可撓管のねじり応力等の外力が閉子に作用しないように
するため、前記可撓管接続部がコックの開閉操作時に回
動しないようにすることをその課題とする。
可撓管のねじり応力等の外力が閉子に作用しないように
するため、前記可撓管接続部がコックの開閉操作時に回
動しないようにすることをその課題とする。
上記課題を解決するための本考案の技術的手段を実施例
の図面符号を用いて説明すると、ガス出口5を閉子3の
大径部側中央に突出させた軸部4に開口させると共に該
軸部を下流側のガス接続部としたガスコックに於いて、
上流側が前記ガス出口に外周気密状態に挿入され且下流
側に可撓管を接続する接続管63とこれに外嵌させて該
接続管とまわり対偶する筒状の操作筒64から成る接続
具を、前記閉子を具備するコック本体と別体に設け、該
コック本体の下流側接続部に一方が閉子3の軸部4にか
み合い且他方がコック本体1の接続口部30に円筒対偶
状態に内嵌するクラッチ筒40を設け、該クラッチ筒の
開口近傍にボール46を半径方向に出没自在に設けると
共に該クラッチ筒の全閉位置でのみ該ボールがクラッチ
筒の肉厚内に没入すべくコック本体1の接続口部30の
所定位置に半径方向の凹所を設け、他方、接続具6の操
作筒64の接続側に設は且前記クラッチ筒に内嵌するボ
ス筒66の先端に前記ボール46に適合させた係合凹溝
65を形成し、さらに、前記クラッチ筒40の開口端に
は一対の切欠凹部47.47を設けると共に前記ボス筒
66の基端部には一対の係合突起68.68を設け、接
続具6の接続状態では、前記ボール46と係合凹溝65
が一致し且前記係合突起68、68と切欠凹部47.4
7とがかみ合うようにしたことである。
の図面符号を用いて説明すると、ガス出口5を閉子3の
大径部側中央に突出させた軸部4に開口させると共に該
軸部を下流側のガス接続部としたガスコックに於いて、
上流側が前記ガス出口に外周気密状態に挿入され且下流
側に可撓管を接続する接続管63とこれに外嵌させて該
接続管とまわり対偶する筒状の操作筒64から成る接続
具を、前記閉子を具備するコック本体と別体に設け、該
コック本体の下流側接続部に一方が閉子3の軸部4にか
み合い且他方がコック本体1の接続口部30に円筒対偶
状態に内嵌するクラッチ筒40を設け、該クラッチ筒の
開口近傍にボール46を半径方向に出没自在に設けると
共に該クラッチ筒の全閉位置でのみ該ボールがクラッチ
筒の肉厚内に没入すべくコック本体1の接続口部30の
所定位置に半径方向の凹所を設け、他方、接続具6の操
作筒64の接続側に設は且前記クラッチ筒に内嵌するボ
ス筒66の先端に前記ボール46に適合させた係合凹溝
65を形成し、さらに、前記クラッチ筒40の開口端に
は一対の切欠凹部47.47を設けると共に前記ボス筒
66の基端部には一対の係合突起68.68を設け、接
続具6の接続状態では、前記ボール46と係合凹溝65
が一致し且前記係合突起68、68と切欠凹部47.4
7とがかみ合うようにしたことである。
本考案の上記技術手段によれば、次の作用が得られる。
接続具6をコック本体1の接続部側(クラッチ等40側
)を挿入すると、接続管63とガス出口5とが外周気密
状態に嵌合する。
)を挿入すると、接続管63とガス出口5とが外周気密
状態に嵌合する。
この状態で操作筒64を回動すると、係合突起68と切
欠凹部47とのかみ合い及びクラッチ筒40と閉子3の
軸部4とのかみ合いにより、閉子3が該操作筒64と一
体回動せしめられ、「開」状態となる。
欠凹部47とのかみ合い及びクラッチ筒40と閉子3の
軸部4とのかみ合いにより、閉子3が該操作筒64と一
体回動せしめられ、「開」状態となる。
この時、ボール46はコック本体の凹所から外れて内方
に突出せしめられボス筒66の係合凹溝65に係合する
。
に突出せしめられボス筒66の係合凹溝65に係合する
。
また、この回動操作の際、操作筒64と接続管63とは
回動自在で且閉子3のガス出口5とも回動自在に対偶す
るから、該接続管63及びこれに接続される可撓管は回
動しない。
回動自在で且閉子3のガス出口5とも回動自在に対偶す
るから、該接続管63及びこれに接続される可撓管は回
動しない。
従って、ガスゴム管等の可撓管にはねじれが生じないこ
ととなって、閉子3には余分な外力が作用せず、摺動面
からガス漏れが生じるような不都合が防止できる。
ととなって、閉子3には余分な外力が作用せず、摺動面
からガス漏れが生じるような不都合が防止できる。
以下、本考案の実施例を図面に示す実施例に従って詳述
する。
する。
第1図に於いて、1はコック本体で全体は略り字形の形
状を持ち、下方の接続ネジ部を具備したガス人口2から
閉子3に致り、該閉子の軸部4に同軸に設けたガス出口
5に達する流路が形成されている。
状を持ち、下方の接続ネジ部を具備したガス人口2から
閉子3に致り、該閉子の軸部4に同軸に設けたガス出口
5に達する流路が形成されている。
同図は、接続具6を接続してコックを開放した状態の断
面図であるが、コック本体1の閉子3を収容する弁室7
には、ガス人口2の反対側の側壁に溝部8を設けて該弁
室の中程からその底部9に致らしめ、閉子3の小径部先
端と前記底部との間に適宜間隔を有するようにしである
。
面図であるが、コック本体1の閉子3を収容する弁室7
には、ガス人口2の反対側の側壁に溝部8を設けて該弁
室の中程からその底部9に致らしめ、閉子3の小径部先
端と前記底部との間に適宜間隔を有するようにしである
。
また、閉子3には、ガス人口2に対応し且閉子3の側部
から小径部先端に至る斜めの切欠部10と、該切欠部の
反対側から軸部4のガス出口5に致る屈曲流路11とが
形成されており、閉子3の全開位置では、同図又は第2
図の如く、ガス人口2とガス出口5とは、切欠部1〇−
弁室7の底部−溝部8−屈曲流路11を介して連通し、
逆に、閉子3の全閉位置では、第3図の如く、コック本
体1の溝部8の一方の摺動面12が屈曲流路11の上流
端13を閉塞して前記ガス流路を遮断する。
から小径部先端に至る斜めの切欠部10と、該切欠部の
反対側から軸部4のガス出口5に致る屈曲流路11とが
形成されており、閉子3の全開位置では、同図又は第2
図の如く、ガス人口2とガス出口5とは、切欠部1〇−
弁室7の底部−溝部8−屈曲流路11を介して連通し、
逆に、閉子3の全閉位置では、第3図の如く、コック本
体1の溝部8の一方の摺動面12が屈曲流路11の上流
端13を閉塞して前記ガス流路を遮断する。
また、図示実施例の場合、ガス人口2に続けて過流出防
止弁20が収容され、該過流出防止弁と閉子3の間には
、自己復帰形の摺動杆21が挿入されて、その軸部22
の上端は、閉子3の切欠部10に続けて設けたカム部1
4と対応し、他方、該軸部の下端は過流出防止弁20の
上端の弁座口23の中央に対向突出し、該摺動杆は閉子
3の回動に応じて昇降するようになっている。
止弁20が収容され、該過流出防止弁と閉子3の間には
、自己復帰形の摺動杆21が挿入されて、その軸部22
の上端は、閉子3の切欠部10に続けて設けたカム部1
4と対応し、他方、該軸部の下端は過流出防止弁20の
上端の弁座口23の中央に対向突出し、該摺動杆は閉子
3の回動に応じて昇降するようになっている。
次に、閉子3の軸部4はコック本体の下流側に開口させ
た接続口部30の奥部に位置すると共に該接続口部と同
軸に設けられ、該軸部の先端に形成した一対の切欠部1
5.15が、接続口部30にこれと円筒対偶状態で収容
したクラッチ筒40の底部41の一対の突起42.42
とかみ合い、しかも、このかみ合い状態で前記クラッチ
筒40の軸線方向の摺動が可能となっている。
た接続口部30の奥部に位置すると共に該接続口部と同
軸に設けられ、該軸部の先端に形成した一対の切欠部1
5.15が、接続口部30にこれと円筒対偶状態で収容
したクラッチ筒40の底部41の一対の突起42.42
とかみ合い、しかも、このかみ合い状態で前記クラッチ
筒40の軸線方向の摺動が可能となっている。
この為、切欠部15゜15の深さは十分に設定しである
。
。
前記クラッチ筒と閉子3との間には該閉子のシール圧力
を付与するバネ31が介装されてこれにより該クラッチ
筒40にこれの軸線方向の自己復帰力も付与される。
を付与するバネ31が介装されてこれにより該クラッチ
筒40にこれの軸線方向の自己復帰力も付与される。
また、コック本体1の接続口部30の外周にはフランジ
32を内方に張り出させたキャップ33が被冠して前記
クラッチ筒40の抜は止めを図り、さらに、該キャップ
を接続口部30に止着するための一対の止めネジ34.
34が、第4図の如く該接続口部の周壁を貫通してその
先端がクラッチ筒40の外周に形成した一対の逆り字形
の凹溝43.43 (第5図)内に突出している。
32を内方に張り出させたキャップ33が被冠して前記
クラッチ筒40の抜は止めを図り、さらに、該キャップ
を接続口部30に止着するための一対の止めネジ34.
34が、第4図の如く該接続口部の周壁を貫通してその
先端がクラッチ筒40の外周に形成した一対の逆り字形
の凹溝43.43 (第5図)内に突出している。
この逆り字型の凹溝の軸線方向の溝部(以下、横溝44
という)と前記止めネジ34とがクラッチ筒40すなわ
ち閉子3の全閉位置で一致し、該クラッチ筒40はこの
全閉位置で第4図の如く後退状態にある。
という)と前記止めネジ34とがクラッチ筒40すなわ
ち閉子3の全閉位置で一致し、該クラッチ筒40はこの
全閉位置で第4図の如く後退状態にある。
尚、クラッチ筒40の抜は止めは、前記止めネジ34と
前記凹溝43との係合により実現するようにしてもよい
。
前記凹溝43との係合により実現するようにしてもよい
。
さらに、クラッチ筒40の生端部外周にはOリング48
を外嵌させて接続口部30との摺動気密を図ると共に、
該クラッチ筒の開口端近傍にはその直径位置に適宜大き
さの透孔、45.45を貫通させて該誘孔内にボール4
6.46を収容し、該ボールを内方に軽げ落ちないよう
に透孔45.45の内周端側端縁をこれらボールより僅
かに小径にしである。
を外嵌させて接続口部30との摺動気密を図ると共に、
該クラッチ筒の開口端近傍にはその直径位置に適宜大き
さの透孔、45.45を貫通させて該誘孔内にボール4
6.46を収容し、該ボールを内方に軽げ落ちないよう
に透孔45.45の内周端側端縁をこれらボールより僅
かに小径にしである。
このボール46.46及び透孔45.45は全閉位置に
さるクラッチ筒40が初期位置に復帰したとき(第4図
)接続口部30に穿設した一対の孔部35.35と一致
し、この時、これらボール全体が透孔45.45及び孔
部35.35内に没入するようになっている。
さるクラッチ筒40が初期位置に復帰したとき(第4図
)接続口部30に穿設した一対の孔部35.35と一致
し、この時、これらボール全体が透孔45.45及び孔
部35.35内に没入するようになっている。
他方、接続具6は、ホースエンド61を具備し他端を接
続部62とした接続管63と、該接続管のホースエンド
61の外周に設は且これとまわり対偶する操作筒64と
から成り、前記接続管63の接続部62が該操作筒から
突出している。
続部62とした接続管63と、該接続管のホースエンド
61の外周に設は且これとまわり対偶する操作筒64と
から成り、前記接続管63の接続部62が該操作筒から
突出している。
操作筒64の接続側の一側には、外周にボール46に適
合する係合凹溝65を設けたボス筒66が突出し、その
基端側の大径部67をクラッチ筒40と、の先端に当接
するように威すと共に、その直径線上に設けた一対の係
合突起68.68がクラッチ筒40の開口端に配した一
対の切欠凹部47.47と係合し得るようになっている
。
合する係合凹溝65を設けたボス筒66が突出し、その
基端側の大径部67をクラッチ筒40と、の先端に当接
するように威すと共に、その直径線上に設けた一対の係
合突起68.68がクラッチ筒40の開口端に配した一
対の切欠凹部47.47と係合し得るようになっている
。
上記した実施例の作用についてさらに詳述すると、ガス
ゴム管Aは予め接続具6のホースエンド61に外嵌止着
して用いられ、まず、この接続具を係合突起68.68
とクラッチ筒の切欠凹部47.47に合せて該クラッチ
筒内に挿入し、さらにこれを押し込む。
ゴム管Aは予め接続具6のホースエンド61に外嵌止着
して用いられ、まず、この接続具を係合突起68.68
とクラッチ筒の切欠凹部47.47に合せて該クラッチ
筒内に挿入し、さらにこれを押し込む。
これにより、ボス筒66の大径部67がクラッチ筒40
をバネ31に抗して押し込むと同時に、又はこれに先立
って接続部62が閉子3のガス出口5に外周気密状態で
挿入される。
をバネ31に抗して押し込むと同時に、又はこれに先立
って接続部62が閉子3のガス出口5に外周気密状態で
挿入される。
これで、ボール46.46が内側に突出してボス筒66
の係合凹溝65に係合する。
の係合凹溝65に係合する。
このとき、接続具6とクラッチ筒40とは係合突起68
.68と切欠凹部47.47でかみ合っており、操作筒
64を回動させると閉子3はクラッチ筒40とかみ合に
より一体回動されて、初期位置から90度回動した位置
でガス人口2とガス出口5とが既述の回路で連通ずる。
.68と切欠凹部47.47でかみ合っており、操作筒
64を回動させると閉子3はクラッチ筒40とかみ合に
より一体回動されて、初期位置から90度回動した位置
でガス人口2とガス出口5とが既述の回路で連通ずる。
この開回動位置では、止めネジ34.34と凹溝43.
43との対偶関係からクラッチ筒40は押し込み状態に
保持されると共にボール46.46はその外周側がコッ
ク本体1の接続口部30の内周に当接状態にあるため、
操作筒64とクラッチ筒40とは接続状態に保され、第
1図の如く、抜は止めされている。
43との対偶関係からクラッチ筒40は押し込み状態に
保持されると共にボール46.46はその外周側がコッ
ク本体1の接続口部30の内周に当接状態にあるため、
操作筒64とクラッチ筒40とは接続状態に保され、第
1図の如く、抜は止めされている。
また、上記した接続具6の接続及び操作筒64によるコ
ック開放操作に於いて、接続部62と閉子3のガス出口
5とは気密状態で回動可能であるから、操作筒64及び
閉子3がガスゴム管Aあるいは接続管63から独立して
回動し、該ガスゴム管にねじれ等が生じない。
ック開放操作に於いて、接続部62と閉子3のガス出口
5とは気密状態で回動可能であるから、操作筒64及び
閉子3がガスゴム管Aあるいは接続管63から独立して
回動し、該ガスゴム管にねじれ等が生じない。
また接続管63は操作筒64により保持されており、該
操作筒64はクラッチ筒40に保持される構造であるか
ら、接続管63に作用するガスゴム管Aからの引張力、
曲げ作用力も直接閉子3に作用しないものとなり、かか
る作用力による摺動面からのガス漏れも防止できる。
操作筒64はクラッチ筒40に保持される構造であるか
ら、接続管63に作用するガスゴム管Aからの引張力、
曲げ作用力も直接閉子3に作用しないものとなり、かか
る作用力による摺動面からのガス漏れも防止できる。
上記したコック全開状態においては、第1図、第2図の
如く閉子3のカム部14と摺動杆21の軸部22先端と
は非接触状態にあって、ガスコックの下流側で過流出状
態(ガスゴム管の外れ等)が生じると、球弁24が持ち
上げられて弁座口23に嵌入する。
如く閉子3のカム部14と摺動杆21の軸部22先端と
は非接触状態にあって、ガスコックの下流側で過流出状
態(ガスゴム管の外れ等)が生じると、球弁24が持ち
上げられて弁座口23に嵌入する。
すなわち、ガス流路を自動的に遮断し、以後の過流出状
態が防止される。
態が防止される。
ガスコックを閉止するには、接続具6の操作筒64を逆
回動させればよく、これにより閉子3がクラッチ筒40
を介して一体回動(復帰)せしめられて閉子3は第3図
の状態に復帰し、流路は遮断される。
回動させればよく、これにより閉子3がクラッチ筒40
を介して一体回動(復帰)せしめられて閉子3は第3図
の状態に復帰し、流路は遮断される。
この時、カム部14が摺動杆21を押し込むため、球弁
24が作動して弁座口23に嵌入している場合には、該
摺動杆21の軸部22の下端が前記球弁24を弁座口2
3から脱出下落させ、過流出防止弁20をも初期状態に
復元させる。
24が作動して弁座口23に嵌入している場合には、該
摺動杆21の軸部22の下端が前記球弁24を弁座口2
3から脱出下落させ、過流出防止弁20をも初期状態に
復元させる。
さらに、この全閉位置では、クラッチ筒40の外周の凹
溝43.43の横溝44.44と止めネジ34.34と
が一致してクラッチ筒40がバネ31により後退復帰せ
しめられる。
溝43.43の横溝44.44と止めネジ34.34と
が一致してクラッチ筒40がバネ31により後退復帰せ
しめられる。
これにより、ボール46.46が接続口部30の孔部3
5.35に一致して接続具6の抜は止めが開放され、該
接続具の取外しも可能となる。
5.35に一致して接続具6の抜は止めが開放され、該
接続具の取外しも可能となる。
尚、図示実施例の場合には、過流出防止弁20を収容す
る構造としたが、これを具備しないガスコツクとする場
合には、摺動杆21及びこれの為のカム部14も不要と
なり、閉子3内の通過孔構造は単に屈曲流路だけの簡単
な構成で上記した開閉機能を発揮する。
る構造としたが、これを具備しないガスコツクとする場
合には、摺動杆21及びこれの為のカム部14も不要と
なり、閉子3内の通過孔構造は単に屈曲流路だけの簡単
な構成で上記した開閉機能を発揮する。
さらに、この場合に於いて、第6図の如く、ガス入口部
分Bと閉子収容部分Cとを気密接続して両者の相対回動
可能にすることも可能である。
分Bと閉子収容部分Cとを気密接続して両者の相対回動
可能にすることも可能である。
また、閉子3と接続管63との接続の雄・雌関係を逆に
しても上記実施例と同様に機能する。
しても上記実施例と同様に機能する。
本考案は、上記構成であるから、次の特有の効果を有す
る。
る。
(1) 接続管の回動はないから、金属管型の可撓管
、あるいは屈曲変形能の少ない高圧配管用の可撓管にも
適用できる。
、あるいは屈曲変形能の少ない高圧配管用の可撓管にも
適用できる。
(2)接続管は、接続具により保持され、該接続具はコ
ック本体に保持されたクラッチ筒に保持されるため、接
続具に接続した可撓管に作用する曲げ力、引張力がクラ
ッチ管で吸収されることとなり、この点からも、閉子へ
の余分な作用力が防止でき、摺動面からのガス漏れも確
実に防止できる。
ック本体に保持されたクラッチ筒に保持されるため、接
続具に接続した可撓管に作用する曲げ力、引張力がクラ
ッチ管で吸収されることとなり、この点からも、閉子へ
の余分な作用力が防止でき、摺動面からのガス漏れも確
実に防止できる。
(3)可撓管接続部は操作筒内に収容されるため、この
接続部は操作筒によって保護され、物が当ったりすると
きの衝撃で前記接続部が損傷する事故も未然に防止でき
る。
接続部は操作筒によって保護され、物が当ったりすると
きの衝撃で前記接続部が損傷する事故も未然に防止でき
る。
第1図は本考案実施例の使用状態(接続状態)の断面図
、第2図はそのX−X断面図、第3図はコック全閉状態
のX−X断面図、第4図は要部の分離状態のY−Y断面
図、第5図はその要部の分解図、第6図は他の実施例の
説明図、第7図は従来例の説明図である。 図中、1・・・コック本体、3・・・閉子、4・・・軸
部、5・・・ガス出口、6・・・接続具、30・・・接
続口部、40・・・クラッチ筒、63・・・接続管、6
4・・・操作部。
、第2図はそのX−X断面図、第3図はコック全閉状態
のX−X断面図、第4図は要部の分離状態のY−Y断面
図、第5図はその要部の分解図、第6図は他の実施例の
説明図、第7図は従来例の説明図である。 図中、1・・・コック本体、3・・・閉子、4・・・軸
部、5・・・ガス出口、6・・・接続具、30・・・接
続口部、40・・・クラッチ筒、63・・・接続管、6
4・・・操作部。
Claims (1)
- ガス出口5を閉子3の大径部側中央に突出させた軸部4
に開口させると共に該軸部を下流側のガス接続部とした
ガスコックに於いて、上流側が前記ガス出口に外周気密
状態に挿入され且下流側に可撓管を接続する接続管63
とこれに外嵌されて該接続管とまわり対偶する筒状の操
作筒64から成る接続具を、前記閉子を具備するコック
本体と別体に設け、該コック本体の下流側接続部に一方
が閉子3の軸部4にかみ合い且他方がコック本体1の接
続口部30に円筒対偶状態に内嵌するクラッチ筒40を
設け、該クラッチ筒の開口端近傍にボール46を半径方
向に出没自在に設けると共に該クラッチ筒の全閉位置で
のみ該ボールがクラッチ筒の肉厚内に没入すべくコック
本体1の接続口部30の所定位置に半径方向の凹所を設
け、他方、接続具6の操作筒64の接続側に設は且前記
クラッチ筒に内嵌するボス筒66の先端に前記ボール4
6に適合させた係合凹溝65を形威し、さらに、前記ク
ラッチ筒40の開口端には一対の切欠凹部47、47を
設けると共に前記ボス筒66の基端部には一対の係合突
起68.68を設け、接続具6の接続状態では、前記ボ
ール46と係合凹溝65が一致し且前記係合突起68.
68と切欠凹部47.47とがかみ合うようにしたガス
コック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5732181U JPS5915804Y2 (ja) | 1981-04-20 | 1981-04-20 | ガスコツク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5732181U JPS5915804Y2 (ja) | 1981-04-20 | 1981-04-20 | ガスコツク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57169874U JPS57169874U (ja) | 1982-10-26 |
JPS5915804Y2 true JPS5915804Y2 (ja) | 1984-05-10 |
Family
ID=29853796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5732181U Expired JPS5915804Y2 (ja) | 1981-04-20 | 1981-04-20 | ガスコツク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5915804Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-04-20 JP JP5732181U patent/JPS5915804Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57169874U (ja) | 1982-10-26 |
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