JPS598044Y2 - 過流出防止装置付ガスコック - Google Patents

過流出防止装置付ガスコック

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JPS598044Y2
JPS598044Y2 JP9069079U JP9069079U JPS598044Y2 JP S598044 Y2 JPS598044 Y2 JP S598044Y2 JP 9069079 U JP9069079 U JP 9069079U JP 9069079 U JP9069079 U JP 9069079U JP S598044 Y2 JPS598044 Y2 JP S598044Y2
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JP
Japan
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closure
overflow prevention
valve seat
seat opening
prevention device
Prior art date
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Expired
Application number
JP9069079U
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English (en)
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JPS5637764U (ja
Inventor
龍生 太田
保男 纐纈
晴臣 水口
Original Assignee
東邦瓦斯株式会社
株式会社藤井合金製作所
ガストツプ工業株式会社
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Publication date
Application filed by 東邦瓦斯株式会社, 株式会社藤井合金製作所, ガストツプ工業株式会社 filed Critical 東邦瓦斯株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は過流出防止装置付のガスコック、特に、作動後
の球弁を初期状態に復元させるためのリセット装置であ
ってガスコックの閉操作によってリセットする形式のも
のに関する。
この種過流出防止装置付のガスコックにおけるリセット
装置としては、すでに種々提案されており、このリセッ
ト装置を大別すると次のように分類される。
ω0 ガスコックの閉子回転軸と過流出防止装置の中心
軸が平行で両者の軸線に一定の間隔を持たせたもの。
(B) ガスコックの閉子回転軸と過流出防止装置の
中心軸が同軸のもの。
このうち、前記(4)のものでは、実開昭53−482
24号に開示されるように閉子の小径部に設けた突起で
直接球弁をリセットする構戊が採用できることから、リ
セット機構が簡単である。
ところが、この場合には、過流出防止装置収容部と閉子
収容部とが偏心していることから、流路の屈曲による圧
力損失が生じ、他方、偏心部があることから、コック本
体の加工が面倒となる。
これに対し、上記(B)のものではかかる不都合が生じ
ない利点がある。
この形式のガスコックとしては、実開昭53−3544
2号あるいは実開昭53−55825が提案されている
が、いずれも、この形式の前記利点を生かしきれず、リ
セット装置が複雑で、このリセット装置による圧力損失
が大きい。
これは、リセット装置として、閉子とすすみ対偶させた
リセット用部材としての昇降部材、この昇降部材に降下
力を付与させるためのバネ、及び、前記昇降部材を閉子
に連動させて昇降動作させるためのカム機構部の各部が
過流出防止装置の下流側に位置し、この内、昇降部材及
びバネが過流出防止装置の下流側に位置するガス流路内
に直接挿入されるからである。
本考案は、過流出防止装置と閉子が同軸に設けられ、そ
の中間にリセット装置を介装したものに於いて、リセッ
ト装置による圧力損失をなくするため、コック開に於い
てリセット装置各部が過流出防止装置の下流側の実質的
流路から外れて位置するようにすることをその課題とす
る。
上記課題を解決するための本考案の技術的手段は、過流
出防止装置の下流側直後に空室を設けて該空室の下端に
前記過流出防止弁の弁座口を臨ませ、他方、空室の上端
に閉子の小径部を臨ませ、リセット装置としては弓形レ
バーを採用し、この弓形レバーは前記空室内で水平方向
に揺動すべく前記空室下端の弁座口近傍に支点を設け、
他方、該弓形レバーの自由端を閉子の小径部端面に回動
可能に連結し、閉子の全開位置では弓形レバーが弁座口
から外れ且閉子の全閉位置では弁座口の上方に移動する
ように前記弓形レバーの揺動範囲を設定したことである
本考案の上記技術手段は次のように作用する。
過流出防止装置が作動すると球弁は弁座口に嵌大してそ
の一部が弁座口から下流側の空室側に突出する。
この時、弓形レバーは弁座口から外れて位置するため、
球弁の前記嵌入動作の障害とはならない。
次いでこの状態から閉子を全閉位置に回動させると、閉
子の小径部端面に弓形レバーの自由端が回動可能に連結
されていることから、該弓形レバーが弁座口の上方に移
動して弁座口から一部突出している球弁を下方に押し込
め、球弁がリセットされる。
このように、閉子の回動に応じて弓形レバーが揺動し、
閉子の閉回動でリセット動作が行なわれ閉子の開回動で
弓形レバーが弁座口から外れて位置することとなる。
本考案は次の特有の効果を有する。
閉子の全開位置では、リセット装置として弓形レバーが
弁座口から外れて位置し、この弓形レバーに関連する部
分(支点、閉子の小径部端面との連結部)も共に弁座口
から外れて位置することから、弁座口から閉子内の通過
孔に致るガス流路、特に実質的なガス流の流路中にはガ
ス流の抵抗となる部材等が位置せず、リセット装置によ
る圧力損失がなくなる。
弓形レバーは閉子と確動運動するものであるから、従来
に於けるような、リセット装置の昇降部材降下用のバネ
が不要となる。
また、閉子の回転力によって動作する弓形レバーの水平
方向の移動で球弁を押し込み、リセットするもので゛あ
るから、このリセット時の作用力が閉子の浮上力として
作用することがなく、長期使用によっても閉子のシール
性能が低下することもない。
以下、本考案の実施例を図面に従って詳述する。
第1図に、本考案実施例の断面図を示すが、同図に於い
て、1はコック本体で、下方のガス人口2からガス管連
結具のプラグ3に至るL字形のガス流路が形或されてお
り、該本体内に挿入した閉子4により前記ガス流路が開
・閉される。
前記閉子内にはL字形の閉子孔5が形或されて、その上
流開口部はガス入口2側に対向し、側面に開口する孔部
6はプラグ3のガス出口7に適合させてあり、閉子4の
下端とガス人口2の空室には過流出防止装置が挿入され
ている。
該装置は、球弁8とこれを自由状態で保持する筒体9と
から或り、前記筒体9はコック本体1内に圧入又は螺着
される筒状の台座11内に気密状態で止着されると共に
、該台座の頂部下面と前記筒体9の上端面との間に適宜
間隔Aを形或して前記弓形レバーを該間隔内に収容して
いる。
また、筒体9上面中央には球弁8が嵌入する適宜大きさ
の弁座口12が形或されており、筒体9外周に施した適
宜気密手段によりガス人口2から閉子孔5へは前記弁座
口さらには台座11上端の透孔Bのみを介して連通ずる
前記弁座口及び台座11の透孔Bの平面的関係は第2図
の如くであり、他方、弓形レバー10は第4図の如く形
或されてその両端に軸部13,14が同方向に突出する
一方の軸部13は長く形或されて透孔Bから閉子4の係
合部15に突出してこれに係合し、他方の軸部14は台
座11の頂面の透孔B近傍により回動自在に支持されて
おり、該軸部14が弓形レバー10の支点となる。
従って、弓形レバー10は前記軸部14を支点として、
しかも、閉子4の回動に応じて揺動する。
17は操作ハンドルで、コック本体1から上方に突出し
た閉子4の軸18に装着されており、これの操作により
閉子4が回動せしめられて流路を開閉する。
上記した実施例の作用についてさらに詳述すると、第1
図の状態では、閉子4は閉塞状態にあり、弓形レバー1
0は第2図の二点鎖線の状態にある。
この状態から、操作ハンドル17を同図の矢印方向に一
定角度回動させるとガス人口2ガス出口7とは閉子孔5
を介して連通ずると共に、弓形レバー10は第2図の実
線の状態に移動して弁座口12から外れて位置する。
このガス使用状態に於いて、プラグ3に接続されるガス
ゴム管の外れ等の過流出状態が生じると、ガス人口2と
ガス出口7との圧力差により球弁8が持ち上げられて弁
座口12内に嵌入し、ガス流路は遮断され、生ガス放出
事故が未然に防止される。
次いで、操作ハンドル17により閉子4を閉回動させる
と、その下端で連動させた弓形レバー10が揺動して閉
子4全開状態では第2図の二点鎖線の状態、すなわち、
第1図の状態に復帰する。
この動作により、弁座口12に嵌人していた球弁8の頂
部が弓形レバー10により押下げられて該球弁が筒体9
の下端に架設した線体19によりその下部に取容保持さ
れる。
この状態では、閉子4は閉塞状態にあるため、このまま
でプラグ3以下のゴム管接続等の正常化を行えばよく、
この作業に於ける危険性はない。
上記実施例の場合、コックの閉操作が球弁8を落下させ
るいわゆるリセット操作に一致するため、誤操作による
球弁8落下がなく、これに起因する事故が未然に防止さ
れる。
また、過流出防止装置が閉子4の下方の小スペースに収
容され、しかも、ガス人口2との間に直列に挿入される
こととなるため、過流出防止装置を備えたガスコックが
極めてコンパクトに構或される。
さらに、過流出防止装置が作動して弁座口12に嵌入状
態にある球弁8を落下させるための弓形レバー10は、
軸部14を支点として揺動し、しかも、その中程が球弁
8に接触するようになっているから、リセット操作時に
閉子4に加わる作用力は軽減されると共に、リセット操
作時の球弁8落下の為の作用力は閉子4に直接に作用す
るものではないから、これらの作用力及びその分力が閉
子4のシール効果に悪影響を及ぼさないものとなる。
また、図示実施例の場合は、弓形レバー10の軸部14
を支点としたから閉子4、筒体9、ガス人口2を同軸上
に配列することができるため、コック本体1内の加工が
容易となる共に組立の容易化、小型化に大きく貢献する
尚、上記実施例の場合、台座11をコック本体1と別体
に構或して台座11の頂面と筒体9の弁座口12との間
に弓形レバー10を収容したが、台座11を用いること
なく筒体9の上端部をコック本体1に直接固定するよう
に威し、加えて弓形レバー10の軸部14を下方に突出
させてこれを弁座口12近傍に回転自在に止着すること
も可能であり、この場合にも上記効果に変りはない。
また、第3図の如く、弁座口12を偏心させて形或して
これに適合する弓形レバー10を利用することもできる
以上詳記したように、本考案の過流出防止装置付ガスコ
ックは、コック本体1内のガス人口2に続けて、球弁8
及びこれを自由状態で保持しかつ過流出時に該球弁が嵌
入する弁座口12を備えた筒体9から或る過流出防止装
着を配設し、該装置とこの下流側に配しよた閉子4との
間に適宜間隔を形或して該間隔内に弓形レバー10を収
容すると共に該弓形レバーを閉子4と連動させ、さらに
、弓形レバー10は弁座口12近傍を支点として弁座口
12中央部上方よりこの外周側に至る範囲内で揺動する
ようにしたことを特徴とするものであるから、誤操作が
防止されると共にガスコックが小形化されて実用上の便
益大となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の断面図、第2図は要部の横断面
図、第3図は他の実施例の要部横断面図、第4図は弓形
レバーの斜視図であり、図中、1・・・・・・コック本
体、2・・・・・・ガス人口、4・・・・・・閉子、8
・・・・・・球弁、9・・・・・・筒体、10・・・・
.・・弓形レバー12・・・・・・弁座口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 閉子の回転軸線と筒状の過流出防止装置の中心軸とを同
    軸に設け、閉子には下方から側方に貫通する逆L字型の
    閉子孔が形或され、該閉子と前記過流出防止装置の間に
    リセット装置を挿入したものに於いて、過流出防止装置
    の下流側直後に空室を設けて該空室の下端に前記過流出
    防止弁の弁座口を臨ませ、他方、空室の上端に閉子の小
    径部を臨ませ、リセット装置としては弓形レバーを採用
    し、この弓形レバーは前記空室内で水平方向に揺動すべ
    く前記空室下端の弁座口近傍に支点を設け、他方、該弓
    形レバーの自由端を閉子の小径部端面に回動可能に連結
    し、閉子の全開位置では弓形レバーが弁座口から外れ且
    閉子の全閉位置では弁座口の上方に移動するように前記
    弓形レバーの揺動範囲を設定した過流出防止装置付のガ
    スコック。
JP9069079U 1979-06-30 1979-06-30 過流出防止装置付ガスコック Expired JPS598044Y2 (ja)

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JPS5637764U JPS5637764U (ja) 1981-04-10
JPS598044Y2 true JPS598044Y2 (ja) 1984-03-12

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JPS6135811A (ja) * 1984-07-30 1986-02-20 Maezawa Kogyo Kk フロツク形成池

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JPS5637764U (ja) 1981-04-10

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