JPS5911238Y2 - 埋込型ガスコツク - Google Patents

埋込型ガスコツク

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Publication number
JPS5911238Y2
JPS5911238Y2 JP17463778U JP17463778U JPS5911238Y2 JP S5911238 Y2 JPS5911238 Y2 JP S5911238Y2 JP 17463778 U JP17463778 U JP 17463778U JP 17463778 U JP17463778 U JP 17463778U JP S5911238 Y2 JPS5911238 Y2 JP S5911238Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plug
valve
operating pin
gas
closure
Prior art date
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Expired
Application number
JP17463778U
Other languages
English (en)
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JPS5590864U (ja
Inventor
輝 井内
一靖 前田
Original Assignee
株式会社ターダ
大阪瓦斯株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ターダ, 大阪瓦斯株式会社 filed Critical 株式会社ターダ
Priority to JP17463778U priority Critical patent/JPS5911238Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は過大流量防止機構付きの埋込型ガスコツクに関
し、コック本体1に装着した閉子2の操作軸とソケット
A接続用のプラグ4とを略平行に配設し、コック本体1
とプラグ4との接続部5内に自重にて降下してガス通路
を開くとともに所定流量以上のガスの圧力にて浮上して
ガス通路を閉じる弁6を装備した弁装置7をプラグ4に
対して略45゜に傾斜させて配置し、閉子2の開回動操
作にて閉子2の周部に形或したカム面8に押作動されて
プラグ4と直角な方向へ摺動自在な操作ピン9の先部を
プラグ内に位置せしめると共にプラグ内に配した復帰ば
ね1にて閉子2の閉回動操作時に操作ピン9を復帰自在
とし、操作ピン9の復帰移動時に浮上した弁6の上部を
押圧する押突片10をプラグ4内にて操作ピン9に一体
に突設して戊る埋込型ガスコックに係るものである。
本考案の目的とするところは、浮上してガス通路を閉じ
た弁を閉子の操作で確実にリセットさせてガス器具使用
時にガス通路を開けておくことができ、しかもこの弁リ
セットの機構を簡単な構造で形戊でき、さらに加えて壁
面に埋込んだときでも床面に埋込んだときでもガス過大
流量時の弁による閉弁機能が正常に作動する埋込型ガス
コックを提供するにある。
以下本考案を図示実施例に基づき詳述する。
筒状のコック本体1の一端にはフランジ25が接続され
ており、中央部にはこのコック本体1と直交するように
側面からシリンダ一孔23が穿孔され、閉子2が回動自
在に装着されている。
3はこの閉子2の操作軸であリ、24は操作軸3と閉子
2とを連結する回転子である。
コック本体1の他端はソケツ}A接続用のプラグ4との
接続部5となっている。
この接続部5はシリンダ一孔23と直交するコック本体
1の通気孔32に対して略45゜となるように傾斜させ
てあって、この接続部5の端部にはプラグ4の一端が略
45゜の切断面となった取付部22が取付けられており
、閉子2の操作軸3とプラグ4とが略平行となっている
接続部5内には弁装置7がプラグ4に対して略45゜に
傾斜させて内装してある。
この弁装置7は第2図に示すように形威され、筒部13
の一端には鍔部14が連設してあり、筒部13の上部に
は数個の透孔15が穿孔されている。
鍔部14の内径は筒部13の内径より小さく、筒部13
内を移動自在な球状の弁6が気密的に接する弁座16と
なっている。
17は筒部13の他端に取付けられた弁6の抜け止め用
のストップノングである。
この弁装置7はコック本体1の接続部5開口端に形威さ
れた段部18に鍔部14が係止されて装着される。
19はコック本体1とプラグ4との間に介装されたパッ
キングである。
シリンダ一孔23に装着した閉子2の周部には第3図a
,bに示すようにカム溝26が凹設してあって、カム溝
26の溝底にカム面8が形或してある。
このカム面8は復帰部8aと押圧部8b,8Cとより形
或される。
またコック本体1内にはシリンダ一孔23よりプラグ4
内へ通ずる摺動孔27がブラグ4と直交するように穿孔
してある。
操作ピン9はジュラコンのような材料で形或され、先部
にばね受け鍔部28が設けてあり、ばね受け鍔部28よ
り押突片10が操作ピン9と直角方向にて一体に突設し
てあって、この操作ピン9の一端を摺動孔27に挿入し
て閉子2のカム面8に当接させてある。
29はプラグ4の側壁に設けた組込用開口30にねじ具
31で取付ける密閉蓋で、復帰ばね11を組込用開口3
0より操作ピン9の鍔部28に配設した後に組込用開口
30を密閉蓋29で覆い操作ピン9が摺動するようにし
てある。
第1図閉子2でガス流路を閉じている状態で、このとき
は操作ピン9の基端は復帰ばね11で押圧されてカム面
8の復帰部8aに位置しており、押突片10の先端は弁
装置7の弁座16内周部に位置している。
この状態より閉子2を流路を開く方向へ回すと、カム面
8の押圧部8b,8Cで操作ピン9の基端が押圧されて
操作ピン9は復帰ばね11に抗して移動し、押突片10
の先端は弁座16内より出てプラグ4内側へ移動する。
閉子2を再度閉める方向へ回すと復帰ばね11の弾発力
で操作ピン9は第1図の元の位置へ戻る。
しかして、上記のように形或したガスコックはケース2
0内に納められて壁面や床面に埋込まれるものであって
、プラグ4にソケツ}Aを装着してコック本体1を開く
とガスが流れ、コック本体1を閉じて操作軸3を操作す
ると公知手段によりソケツ}Aがプラグ4より離脱する
ものである。
今、ゴム管やソケツ}Aを介してプラグ4に接続された
ガス器具に正常な状態でガスが供給されている時には接
続部5内を流れるガスの圧力は弁6を浮上させるだけの
圧力を持たず、透孔15及び鍔部14の内面を通ってガ
スは連気孔32よりプラグ4内へと流れる。
また、ガス器具等よりゴム管が外れたりした時のように
、あるいはプラグ4に何も接続せずにコック本体1を開
いた時のように無負荷でガスが流れる時には、自重にて
筒部13下部に静止していた弁6が正常時よりも流量が
増大したガスの圧力によって浮上して弁座16に接し、
弁装置7を閉じてしまうものである。
このように閉子2を開いた状態では閉子2の開方向への
回動で操作ピン9は押動されて押突片10の先端が弁座
16内より出ているので、弁6は押突片10に阻害され
ることなく弁座16に接して過大流量の防止の機能は正
常に働く。
この弁6による弁装置7を閉じた状態にあって、閉子2
を閉じる方向へと回すと、操作ピン9の基端に接するカ
ム面8は押圧部8C,8bより復帰部8aに変るので、
操作ピン9は復帰ばね11に押されて元の位置へ戻り、
押突片10の先端が弁座16内に人って弁座16に当接
している弁6を押突片10で押え、弁6を元の位置へ落
下させる。
このとき操作ピン9の移動方向は弁装置7に対して45
゜の方向であるので、押突片10の先端は斜上方より弁
6を押圧することによなり、弁6と弁座16との寸法精
度が若干狂って弁座16への弁6の嵌入寸法が変っても
上方よりの押圧にて確実に弁6を押突片10で押すこと
ができ、確実に弁6を落下させることができるものであ
る。
このように閉子2を閉じるのと同時に弁6をリセットし
ておくことにより、次に正常な状態で使用するときはガ
スを連気孔32よりプラグ4へと正常に供給できるよう
になるのである。
また、第1図は上記本考案のガスコックを壁面に、第5
図は床面に配設した状態を示し、21は緑枠であって蓋
体(図示せず)が取付けられる。
壁面に埋込んだ場合でも床面に埋込んだ場合でも弁装置
7の鍔部14が上方に位置してプラグ4に対して略45
゜に傾斜した状態となるので、壁面用としても床面用と
しても使用しても弁装置7を正常に機能させることがで
きるものである。
上記のように本考案は、閉子の閉回動操作にて復帰ばね
で操作ピンを復帰移動させて操作ピンの押突片にて浮上
した弁の上部を押圧するようにしてあるので、閉子を閉
じるのと同時に弁をリセットしておくことができて、弁
装置が弁で閉じられた状態のままになることを防止でき
、次に正常な状態で使用するときにはガスを正常に供給
できるようになるものである。
しかも操作ピンはプラグと直角な方向へ摺動自在とし、
弁装置をプラグに対して略45゜に傾斜させて配置して
あるので、操作ピンの復帰摺動時に操作ピンより突出し
た押突片の先端は弁を約45゜の斜上方より押圧できる
ものであって弁を落下させる方向へ押圧力を加えること
ができて弁のリセットを確実に行なえるものであり、さ
らに押突片は操作ピンと一体に形或してあるので、弁を
リセットする機構を一つの部材で構或でき、部品点数を
減少できるものである。
また、閉子の開回動操作にて閉子の周部に形威したカム
面に押作動されて操作ピンが摺動するようにしたので、
閉子の開回動操作で操作ピンを摺動させるにあたって操
作ピンは閉子の周部に形威されたカム面の作用で摺動す
ることになって、操作ピンを摺動動作させるための特別
な部材を必要とせず、ガスコックの構造が複雑になった
り大型化したりすることがないものであり、さらにプラ
グ内に配した復帰ばねにて閉子の閉回動操作時に操作ピ
ンを復帰自在にしたので、閉子の開回動操作で操作ピン
をカム面による押作動で摺動させることができると共に
操作ピンの復帰はこのように復帰ばねによる押圧で行な
われ、操作ピンの往復動が確実に強制的に行なわれるこ
とになり、操作ピンの確実な動きで弁による弁装置の開
閉が確実に行なわれるものである。
さらに弁装置は操作軸と略平行なプラグに対して略45
゜に傾斜させて配置してあるので、壁面に埋込まれる時
、あるいは床面に埋込まれる時にも弁装置の弁が正常な
機能を果たすものであり、壁面用にも床面用にも使用す
ることができるという利点を有し、この為一器種を生産
するのみでよく、生産が容易となりまた製品管理等簡略
化でき、実用的効果の大きなものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の断面図、第2図は同上の弁の
破断斜視図、第3図a, l), cは同上の閉子
の一部破断正面図、上断面図、上面図、第4図a, l
), cは同上の操作ピンの正面図、上面図、側面図、
第5図は同上の床面に埋込んだ時の断面図である。 1はコック本体、2は閉子、.3は操作軸、4はプラグ
、5は接続部、6は弁、7は弁装置、8はカム面、9は
操作ピン、10押突片、11は復帰ばね、Aはソケット
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コック本体に装着した閉子の操作軸とソケット接続用の
    プラグとを略平行に配設し、コック本体とプラグとの接
    続部内に自重にて降下してガス通路を開くとともに所定
    流量以上のガスの圧力にて浮上してガス通路を閉じる弁
    を装備した弁装置をプラグに対して略45゜に傾斜させ
    て配置し、閉子の開回動操作にて閉子の周部に形戊した
    カム面に押作動されてプラグと直角な方向へ摺動自在な
    操作ピンの先部をプラグ内に位置せしめると共にプラグ
    内に配した復帰ばねにて閉子の閉回動操作時に操作ピン
    を復帰自在とし、操作ピンの復帰移動時に浮上した弁の
    上部を押圧する押突片をプラグ内にて操作ピンに一体に
    突設して或る埋込型ガスコック。
JP17463778U 1978-12-18 1978-12-18 埋込型ガスコツク Expired JPS5911238Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17463778U JPS5911238Y2 (ja) 1978-12-18 1978-12-18 埋込型ガスコツク

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17463778U JPS5911238Y2 (ja) 1978-12-18 1978-12-18 埋込型ガスコツク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5590864U JPS5590864U (ja) 1980-06-23
JPS5911238Y2 true JPS5911238Y2 (ja) 1984-04-06

Family

ID=29181442

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JP17463778U Expired JPS5911238Y2 (ja) 1978-12-18 1978-12-18 埋込型ガスコツク

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JPS5590864U (ja) 1980-06-23

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