JPS6342304B2 - - Google Patents

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JPS6342304B2
JPS6342304B2 JP57134833A JP13483382A JPS6342304B2 JP S6342304 B2 JPS6342304 B2 JP S6342304B2 JP 57134833 A JP57134833 A JP 57134833A JP 13483382 A JP13483382 A JP 13483382A JP S6342304 B2 JPS6342304 B2 JP S6342304B2
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JP57134833A
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JPS5875238A (ja
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Aaru Hotsupaa Besu
Emu Haueru Dan
Ei Korupetsuku Robaato
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International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
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Publication date
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Publication of JPS5875238A publication Critical patent/JPS5875238A/ja
Publication of JPS6342304B2 publication Critical patent/JPS6342304B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F40/00Handling natural language data
    • G06F40/10Text processing
    • G06F40/103Formatting, i.e. changing of presentation of documents
    • G06F40/106Display of layout of documents; Previewing

Description

【発明の詳細な説明】
発明の技術的分野 本発明は操作員が選択したテキスト及びフオー
マツトに応答して最終的に文書を作成するととも
にその中間状態として特に編集時における操作員
の選択及びフオーマツト決定を助ける可視イメー
ジを作成するように構成されたテキスト処理装置
またはワード・プロセツサに係る。本発明は特に
複数のテキスト行の可視イメージを作成する能力
を有する表示装置(例えばCRT)を含むワー
ド・プロセツサに係る。しかしながら、本発明は
ワード処理機能を有する汎用デイジタル・プロセ
ツサで利用可能であることは明白である。 発明の背景 現在、本発明の技術的分野における装置は多種
多様のものが市販されており、それらの装置の能
力は真に注目に値する。前記装置は複数のキーを
有するキーボード(タイプライタに類似)を含
む。1つのキーまたはキーの組合せを押し下げる
と、独得のコード信号(キーコード)が発生さ
れ、これに対応するコード記憶に置くことによつ
て特定のグラフイツクを与えるか、またはキヤラ
クタ復帰、タブ等の機能を実行することができ
る。キーボードは主要な2つの入力能力の1つを
与える。他の入力能力は取換え可能な記憶媒体で
読取/記録を行う装置によつて与えられる。今
日、前記媒体の代表的なものは磁気を用いたカー
ド、テープ、またはデイスクである。また、本発
明の技術的分野における装置は、操作員が選択し
たフオーマツトの複数のテキスト行を含む文書
を、衝撃、インク、ジエツト等のプリンタで印刷
する機能を含む。前記文書は普通最終的に必要と
する文書である。もう1つの出力能力は、それぞ
れが複数のキヤラクタ位置を持つ複数の行から成
る視覚イメージを表示する能力を持つ表示装置
(通常CRTのような電子表示装置)によつて与え
られる。入力装置に対する応答及び出力装置の制
御は普通マイクロコンピユータで行なう(もちろ
ん、ミニコンピユータまたはメイン・フレーム・
コンピユータも使用可能である)。 今日、真に注目に値する能力を持つ装置を入手
可能であるにもかかわらず、より以上の改善が要
求されている。改善を可能とする極めて重要な1
つの領域は過去において幾多の技術的妥協が図ら
れた電子表示装置に関連する領域である。ある装
置はいわゆる全ページ表示能力を有し、その電子
表示装置は最大66行のテキスト行(普通は全ペー
ジを構成すると考えられる)を表示する能力を有
する。電子表示装置の目的はプリンタの動作を開
始した場合に何が印刷されるかを操作員が下見す
ることを可能にすることであるから、プリンタが
印刷できるすべてのキヤラクタを操作員が電子表
示装置で識別できることが不可欠であると考えら
れた。これは視覚分解能の或る最小レベルを意味
する。各行が一般に80〜100キヤラクタまたはそ
れ以上を含むテキスト行を最大66行表示する能力
に前記分解能の要求を組合わせると、電子表示装
置の大きさが決まる。この大きさは費用及び空間
の必要条件を伴なう。この点が本発明の改善の対
象である。本発明の技術的分野における他の装置
はいわゆるテキストの全ページを表示する能力が
ない電子表示装置を含み、これらの電子表示装置
は一般に6行から約30行までのテキスト行から成
る視覚イメージを生じる。このように必要条件を
緩和することによつて電子表示装置の大きさは分
解能を犠牲にすることなく小さくすることができ
る。しかしながら、この電子表示装置は全ページ
に相当するイメージを表示しないから、操作員が
全ページ表示を正確に下見することは不可能であ
る。 この問題の解決について先行技術による解決法
について説明する。論文“発光ダイオード編集表
示装置”(Fackler他、IBM Technical
Disclosure Bulletin,Vol.22、No.7、Dec.1979、
pp2614−16)は完全に可読性のある1つのテキ
スト行と、各々のキヤラクタの分解能としては不
適当な分解能であるがフオーマツト表示としては
適当な分解能を持つイメージを全ページ表示する
ため発光するLEDの2つのロウをどのように使
用するかについて説明する。RT表示装置に対す
る他の提案として(略語キヤラクタ・フオント表
示装置”(Bringol,IBM Technical Disclosure
Bulletin,Vol.19、No.9、Feb.1977、pp3248−
49)、“CRT表示装置における英数字及びフオー
マツト・データの組合せ”(Webb.IBM
Technical Disclosure Bulletin、Vol.15、No.7、
Dec.1972)、及び“セグメント表示装置”
(Lindsey、IBM Technical Disclosure
Bulletin,Vol.14、No.5、Oct.1971、pp1528−
29)がある。Bringolは観察者が実際にテキスト
を表示することなくページの特定の部分に迅速に
アクセスできる新しいフオントについて説明す
る。Webbはテキストの3行または行の一部分を
表示するほか、表示された行部分の位置を示すフ
オーマツト情報を同時に表示するCRT表示装置
について説明する。最後に、Lindseyは操作員が
編集のために選択したそれぞれの行のセグメント
にアクセスするのに長さが40〜70文字の表示装置
がどのように使用されるかを説明する。 更に、米国特許第4168489号は、テキストの全
ページを表示するのに小さすぎると一般に考えら
れている254mm×127mmのスクリーンに、テキスト
の全ページ表示も可能にする、あるワート処理装
置における全ページ・モード・システムを開示す
る。これはキヤラクタ当り14ドツトのロウの中の
5ドツトだけを縦に表示し、偏向回路のインダク
タを切換えることによつてCRTの水平偏向回路
への電流を1/3を係数として減少することによつ
て行われる。前記特許の譲受人は同じ254mm×127
mmのCRTで23行表示のモードと66行表示のモー
ドを有するビデオ・タイプ1000を発表した。 このように、通常の全ページ表示以下の大きさ
の表示を与え、しかもプリンタが何を印刷するか
を操作員が正確に下見することを可能にする表示
装置を与えることが本発明の1つの目的である。
市販の電子表示装置は相対的に限られた分解能を
有する比較的簡単な装置から、すぐれた分解能を
持つ複雑で大きく、且つ高価な装置に至る広い範
囲にわたつて存在し、その下限は標準TVセツト
と、標準TVセツトからRF回路を取除いたもの
に等しい標準TVモニタである。当業者によく知
られているように、キヤラクタは各々のキヤラク
タに異なるコード信号を用いることによつて普通
のCRTスクリーン上に表示できる。そして異な
るコードに応答し、関連するキヤラクタのドツ
ト・イメージの表示を可能にするビデオ信号を発
生するキヤラクタ発生装置が用意されている。市
販の電子表示装置はキヤラクタを表わすコード信
号のストリングを(CRTに表示したとき、コー
ド信号シーケンスに対応するキヤラクタ・シーケ
ンスから成る視覚イメージを描く)ビデオ信号に
変換するため、前記キヤラクタ発生装置と水平及
び垂直同期信号の相互作用を制御するビデオ制御
ICを含む。しかしながら、市販のICは標準TVセ
ツトの分解能に適合するように構成されているの
で、行当りのキヤラクタ数及びスクリーン当りの
行数は通常のテキスト行当りのキヤラクタ・スペ
ース数及び通常のページ当り行数以下に制限され
る。前記の能力を与えること、即ち適当な分解能
でテキストの全ページを表示するのに不十分な領
域しか持たない電子表示装置で全ページ表示を下
見する便宜を市販のCRT用のIC(チツプ)を用い
て操作員に与えることが本発明のもう1つの目的
である。 また本発明によつてアンダーライン記号の挿入
と削除の能力が与えられる。現在の技術では既に
存在しているキヤラクタ記号を乱すことなくアン
ダーラインを挿入または削除することは煩雑であ
る。その上、既に存在しているキヤラクタ記号に
関連して複数のアンダーラインの挿入または削除
を操作員の最小の操作で可能にすることが望まし
い。 今日の技術は操作員がページ境界にかかわるマ
ージンを変えることによつて現在のテキスト・フ
オーマツトを変更することを可能にする。しかし
ながら、操作員がテキスト・フオーマツトを変え
ずにテキストと現在のページ境界の関係を変える
ことを可能にすることが望ましい。 操作員の編集機能を助けるには、表示面のカー
ソル記号を用いて現在のテキストのどこで編集が
行なわれるかを正確に示すのが普通である。既に
存在しているテキストの編集場所を別に選択した
場所に変えるため、操作員はカーソル位置を希望
する編集場所に移すことを可能にするカーソル位
置制御をキーボードで行なうことができる。しか
しながら、カーソルの位置を既に存在するテキス
トではなく長方形のグリツドに関して決めること
を必要とする場合がある。従つて、操作員が前記
長方形グリツドに関して容易にカーソル位置を定
めることを可能にすることが望ましい。 操作員の編集機能を助けるため、表示装置は1
つのモードで、特定のグラフイツクによつてタブ
とインデント・タブの両方の機能位置を示す。他
の機能、例えばキヤリア復帰(CR)、一時左また
は右マージン(TL、TR)はカーソルが前記機
能にオーバーレイするように位置しない限り表示
されない。その場合、前記機能は更に特定のグラ
フイツクによつて表示される。 同り表示モードで、テキストの全ページ以下の
表示しか出来ないということから、装置にスクロ
ール機能が与えられる。しかしながら、文の前後
関係を維持するには、垂直のスクロールはできる
だけ、都合のよいパラグラフまたはセンテンスの
境界でスクリーン表示を区切るように行われる。 あるワード・プロセツサでは、挿入動作によつ
て異常に混乱した表示を招くことがある。一層具
体的に説明すると、挿入機能は、挿入位置以降の
各表示エレメントを、文書に付加(挿入)される
各表示エレメントごとに1表示エレメント・スペ
ース位置ずつ再配置しなければならない。付加さ
れるテキストの量は時間的に順次に現われるか
ら、それに応じて行われる多くのテキスト行の順
次再配置は操作員を困惑させる。これを避けるに
は、挿入を必要とする場合には挿入場所の右の全
キヤラクタを1つのステツプで再配置することに
よつて、右にある行をそつくり挿入に対してあけ
る(ホールを作る)。その後、挿入キヤラクタが
付加されるにつれて“ホール”はふさがる。挿入
完了前に“ホール”が完全に一杯になつたとき
は、挿入が完了するまでホールが追加される。 1つの表示モード(非フオーマツト)で表示の
便宜上表示面の不必要なワード・スペースが作ら
れるが、これは作成または編集される文書に関し
ては実際には存在しない。従つて、カーソル制御
はテキスト及び/または機能が占有しない領域に
カーソルが位置することを防ぐ。 もう1つの表示モード(フオーマツト)では、
新しいハイフネーシヨン機能が与えられ、右マー
ジンに関するハイフネーシヨンの俟補だけでな
く、前の行の平均的な終了に関する情報も操作員
に示される。これは位置調整なしに行端の一様性
を増すことを可能にする。 更に操作員が行なうフオーマツト決定を助ける
ため、表示装置は要求によつて左右のマージン及
びタブ・グリツドを示す。これらのパラメータは
文書内で大きく変化するから、これらのパラメー
タに対して識別される実際の位置はカーソル位置
に左右される。 非フオーマツト表示と反対にフオーマツト表示
では、非テキストが占める場所は実際に存在し、
従つてカーソル制御はカーソルがテキストが占め
る領域の内部または外部に位置することを可能に
する。現在あるテキストの外部の文書位置に対す
る挿入機能の実行は特別な属性を有するテキス
ト・マトリツクスを生じる。前記テキスト・マト
リツクス(ブロツクと呼ぶ)は1つには文書テキ
ストとは分離した存在として取扱うことができ
る。それは例えば、他の文書テキストに比して単
純な方法で移動または削除が可能である。 前記プロセツサは同じ文書のフオーマツト及び
非フオーマツト表示を行うが、表示の作成に当つ
ては異なる規則を適用する。フオーマツト表示は
マージン、インデント、タブ等が文書に加えた制
約を守ることによつて作成される。更に、これら
の制約の特定の作用を操作員の制御によつて変え
ることができる。各表示キヤラクタを見分ける分
解能がなくても全ページのフオーマツト表示を有
効なものにするには、表示装置は印刷可能なキヤ
ラクタ/グラフイツクのみが占める場所をそうで
ない場所から識別するのに十分な分解能を与え
る。即ち、各々の印刷可能なキヤラクタまたはグ
ラフイツクが同じものとして処理され、表示され
る。これに対して、非フオーマツト表示を単にテ
キスト・キヤラクタまたは区切り(句読点)グラ
フイツクのストリングを取り出して、1つのスト
リングとし、表示容量の限度に達した時にだけ、
実質的に行を区切る。即ち、マージンの効果は表
示されない。 最後に、レートの高いデイジタル信号を、スク
リーンの螢光体がそのような信号に対する設計と
なつていないCRTに使用すると、“焦点ぼけ”を
生じる。即ち、実際に表示されるイメージは
CRTの特性と特定の駆動信号の間の相互作用の
結果として同きくなる。ビデオ信号をモニタする
適当なロジツクの使用によつて、“焦点ぼけ”を
抑えることができる。 発明の要約 本発明の2つのモードで動作する電子表示装置
をワード・プロセツサに与えることによつて、前
記のようないくつかの目的を満足させる。第1の
(またはテキスト)モードでは、電子表示装置は
各々の行がページの1行における代表的なキヤラ
クタ位置数よりも少ないキヤラクタ位置数を含
み、全ページに含まれる普贈の行数よりも少ない
行数を含む視覚イメージを生じる能力がある。こ
のモードは操作員が最初、テキスト・キヤラクタ
をキーインし、編集するときに用いられ、この表
示は本質的に非フオーマツトであつて、ページ当
りの行数、ページ上のマージン位置についての操
作員の決定、及び大抵の他のフオーマツトの決定
は表示のフオーマツトに影響しない。例えば、パ
ラグラフの終了は別にして、操作員は行の終了を
キーインする必要はない。 第2のモードでは電子表示装置は全ページの下
見表示能力がある。しかしながら、電子表示装置
の領域は各キヤラクタを明白に見分けるのに必要
な分解能で全ページを表示することは不可能であ
るから、表示は単にキヤラクタが各キヤラクタ位
置に所在するかどうかを示すだけである。この第
2またはページ・モードでは、表示は完全にフオ
ーマツトされ、キヤラクタの占める位置は操作員
が選択したマージンの間で、かつ操作員が選択し
たページ当りの行数内の行に位置する。 本発明によるワード・プロセツサはアーキテク
チヤとして、表示装置(例えば、前記のCRT)
と、表示装置を正しく駆動するのに必要な水平及
び垂直同期信号を含む合成ビデオ信号を発生する
装置を含む。合成ビデオ信号は表示装置の各モー
ドに対してそれぞれ1つ、合わせて2つのリフレ
ツシユRAMの1つから発生する。各々のリフレ
ツシユRAMの出力は、トライステート・バスへ
結合され、該バスは2つのキヤラクタ発生装置の
1つに入力を与える。これらの装置のうち、テキ
スト・モードに対する通常のキヤラクタ発生装置
は操作員が文書を作成するのに用いる複数のグラ
フイツク・キヤラクタ(テキスト、区切り等を含
む)を表示する能力がある。他のキヤラクタ発生
装置はキヤラクタの占有位置を非占有位置から見
分けることができるにすぎない。前記装置は、標
準的なCRTコントローラを用いて表示装置を前
記2つのモードで動作させるため、ページ・モー
ド表示におけるキヤラクタ占有位置のフオントを
キヤラクタが普通占有するスペースよりも小さく
なるように適当に選択するので、前記CRTコン
トローラはその設計値よりも大きいキヤラクタ位
置数を操作員に示すことができる。しかしなが
ら、前記機能を達成するには、キー操作に応答す
るプロセツサは各々のキーまたはキー・グループ
の動作に応じてキーボードが発生する独得のキー
コードを文書メモリに記憶させる。操作員が文書
作成のためテキストを入力しているとき、作成中
の文書の表示を連続して見れるようにテキスト・
キヤラクタがキーインされると、プロセツサはそ
れを関連するリフレツシユRAMの1つにロード
する。しかしながら、テキスト・モード表示では
実質的にフオーマツト情報は与えられないから、
この表示は表示面のテキスト行を満たすテキス
ト・ストリームだけから成る。例外として、操作
員がキーインしたキヤリア復帰及びタブ機能(ま
たは必須キヤリア復帰及びタブ)の2つがある。
しかしながら、各表示行に含まれるテキストの量
を最大にするため、テキスト・モードでは、操作
員がキーインしたタブ機能に実際に関連するスペ
ース数と関係なく、タブ機能が一つの特定のグラ
フイツクとして表示され、文書メモリに記憶され
る。更に、既にキー入力されたテキストを調べる
とき、カーソルの伊置を操作員がキーインした機
能と一致するように定めない限り、他の機能は表
示されない。カーソルが前記のように位置付けら
れたとき、その位置で機能を識別する特定のグラ
フイツクがカーソルに重ね合わせられる。テキス
トをキー入力中またはテキストのキー入力が完了
した後はいつでも、操作員はページ・イメージ・
モードに切換えることができる。このようなコマ
ンドに応じて、プロセツサはページ・イメージ・
モードで表示装置を制御するように他のリフレツ
シユRAMにロードする。プロセツサがリフレツ
シユRAMのいずれかに書込む時間は短かいが感
知しうるものである。しかしながら、RAMが一
旦書込まれると、操作員は1つの表示モードから
他のモードに殆ど瞬間的に切換えることができ
る。ページ・イメージ・モードで、操作員は後で
説明する他のコマンドのほか全体(グローバル)
または一時マージンを再調整したり、初期書込み
点を移動したり、ページ当りの行数を調整するよ
うな複数のフオーマツト・コマンドを使用可能で
ある。 キーボードにはまた操作員がカーソル移動に使
用できる複数のカーソル位置制御キーがある。ペ
ージ・イメージ・モードでは、カーソルはマージ
ンの新しい位置、書込み点、各ページの最後の行
等を示すのに使用できる。またテキスト・モード
では、カーソルは編集機能を実行すべきメモリ位
置を示すのに使用できる。2つの表示モードを使
用するという基本的考え方に沿つて、テキスト・
モードではカーソルは既に存在しているテキス
ト・フイールドの範囲内でのみ移動するように制
約される。これに対して、ページ・イメージ・モ
ードでは、カーソルは操作員が選択したページ・
サイズ内に留まるように制限されるが、既に存在
するテキスト・フイールド外に移動できる。ペー
ジ・イメージ・モードでカーソルがテキスト・フ
イールド外に移動するとき、カーソルはブリンク
する。ページ・イメージ・モードはプリンタが作
成する文書の下見表示を目的としているから、操
作員が選択したページ領域内の表示は印刷可能な
グラフイツクのみから成る。即ち、機能は表示か
らない。しかしながら、ページ・イメージ・モー
ドでは、分割スクリーン表示が行われ、各種のプ
ロンプト・コマンドまたはモード標識がページ外
形線(輪郭線)の外に表示される。 キーボードはテキスト・モードからページ・イ
メージ・モードへ、またはその逆に切換える機能
キーを含んでいるが、プロセツサは操作員がペー
ジ・イメージ・モードで印刷可能キヤラクタをキ
ー入力すれば自動的にテキスト・モードに変換さ
れる。前記の印刷可能なキヤラクタの選択に続い
て表示されるテキストは、カーソル位置に近いテ
キストである。その理由は操作員が前記位置で印
刷可能なキヤラクタの追加または挿入を選択する
からである。また、プロセツサは前にタイプまた
は記憶したテキストを編集(挿入、削除等)する
ほか、操作員が既に存在しているテキストの外部
に挿入することを指定したテキスト・セグメント
(またはブロツク)を処理する能力がある。これ
らのブロツクはページ・イメージ・モード(した
がつて、最終的に印刷される文書)において操作
員がカーソル位置で指定する場所に挿入される。
テキスト・モードの表示では、ブロツクはブロツ
ク挿入に続くパラグラフ境界で示される。各々の
ブロツクはマージン、タブ等を含むブロツク自身
のフオーマツトを伴なう。ブロツクは一旦挿入さ
れるとテキストとは別個に処理可能である。即
ち、キーボードで簡単なコマンドをキー入力する
ことによつて、テキストに対して移動し、または
マージンを調整することができる。同時に、操作
員が呼出した最初の書込み点の変更は他のテキス
トに作用するのと同じように関連するテキスト・
ブロツクにも作用する。 更に、本発明の特徴として、アンダーライン操
作がいくつかの点で簡略化される。第1に、文書
メモリ内のキヤラクタを識別するバイトの1ビツ
トがアンダーライン・グラフイツクのため用いら
れる。従つて、単に前記ビツトをセツトまたはリ
セツトすることによつて、現在あるテキスト・キ
ヤラクタにアンダーラインし、または前記キヤラ
クタのアンダーラインを削除することができる。
勿論、この動作は隣接するキヤラクタまたは既に
存在しているそれらのコード表示に影響しない。
更に、アンダーライン機能は全ワード・アンダー
ラインまたはワード・アンダーライン削除を実行
するように拡張される。同じ動作(前記アンダー
ライン・ビツトのセツトまたはリセツト)はコマ
ンドが挿入されるとき、カーソル位置で選択され
たワードの各キヤラクタに対して1回だけ反復さ
れる。ワード境界はスペース、またはテキスト・
グラフイツクを囲む機能によつて決められる。 更に本発明の特徴として、ハイフネーシヨン機
能が操作員にとつて簡略化される。先行技術を用
いたあるワード・プロセツサは、行の終了の近く
の“警戒ゾーン”でワード末尾が得られないと
き、ハイフネーシヨン決定を操作員に要求する構
成となつている。しかながら、これらの先行技術
による装置では、操作員は右マージンとワード末
尾との関係のみに基づいてハイフネーシヨンの決
定をするように要求される。本発明においては、
前記情報に加えて、操作員は直前の複数の行に対
する行端の平均的な位置に関する情報を与えられ
るので、直前の行と一様に揃つた行終了を与える
ようにハイフネーシヨンの決定を行うことができ
る。 更に本発明の特徴として、電子表示装置はペー
ジ・モードで、1つまたはそれ以上の所定のペー
ジ・サイズの中から操作員が選択可能なページ外
形線を表示できる。マージンは選択されたページ
外形線に対して指定され、カーソル位置もまた選
択されたページ外形線によつて制約される。 更に本発明の特徴として、ページ・イメージ・
モードでは操作員が位置設定できるカーソルを表
示するほか、操作員のオプシヨンとして、仮想の
長方形グリツド内の場所にカーソル位置が得られ
るように、それぞれが水平または垂直にカーソル
位置を追尾する一対のゴースト・カーソルを与え
る。 更に本発明の特徴として、テキスト・モード表
示面(またはスクリーン)に含まれる特定の行は
カーソル位置だけでなく、センテンス境界によつ
ても選択され、それによつて、可能な場合、順方
向にスクロールするとき、前のスクリーンの最後
の行に現われるセンテンスの最初またはパラグラ
フ境界は表示面の最初の行に現われる。 最後に、表示されたページ・イメージは通常、
入力または削除のために使用されないが、一定の
限られた条件の下で、そのように使用することは
可能である。例えば、一定の機能(CR、RCR、
TAB等)はページ・イメージに挿入できる。前
記機能はページ・イメージにおけるエラー修正用
のバツクスペース操作で削除可能である。 良好な実施例の詳細な説明 本発明の基本的な目的は装置の複雑さまたは費
用について大きな犠牲を払うことなく、無理なく
容易に使用できる手段を操作員に与えることであ
る。このため、本発明のシステムは少なくともキ
ーボード入力装置と、入力情報に応答し、他のシ
ステム構成要素が使用できるように前記情報を操
作するためのプロセツサまたはプロセツサに相当
する装置と、操作員が希望する形式で作成された
文書を印刷するように構成されたプリンタと、文
書を記憶し、前にキーボード入力した情報を再び
キーボード入力する必要なしに、後で呼出し、編
集し、また印刷することを可能にする置換え可能
なメモリ媒体と、入力、編集及びフオーマツト機
能で操作員を助ける表示装置を含む。 表示装置はCRTであることが望ましい。本発
明はCRTに僅かな負担しか課さないから、通常
のTVセツトまたはモニタのような比較的安価な
CRTでも使用することができる。更に、表示装
置を2つのモードで有効に使用するため、少なく
ともリフレツシユRAMと関連するロジツク及び
制御を与えるハードウエアが設けられる。 操作員がテキストをキーボード入力するとき主
として使用するテキスト・モードでは、非フオー
マツト表示が行われ、マージン(永久的または一
時的の)、タブ、ページ長等について操作員が行
なつた選択は、操作員が観察する表示形式とは無
関係である。表示は一連のテキスト行から成り、
これは操作員がキーボード入力した最初の行で始
まる。行の長さは主に水平テキスト行に収容でき
るテキストの量に依存する。操作員はキヤリア復
帰をキーインする必要はなく、従つて最初のキー
ボード入力は本質的に非フオーマツトである。表
示に反映する唯一のフオーマツト決定は操作員が
入力したキヤリア復帰(例えば、パラグラフの終
了で用いる)と必須(インデント)タブ(例え
ば、パラグラフの最初の)である。前者のフオー
マツト決定は、普通、行を早く終了したとき表示
され、後者のフオーマツト決定は(プリンタで最
終的に生じる、希望するインデント・タブの実際
の長さに関係なく)1つの特異な記号を用いて表
示される。 インデントは後に続く行でも行われ、テキスト
を右端にある必須タブの右側に揃える。前記イン
デントは必須キヤリア復帰で終了する。ある機能
はカーソルがその位置に来たとき特定のグラフイ
ツクによつて表示される。 最初のキーボード入力中、操作員は、キーボー
ド上で容易にアクセスできる制御を用いて表示を
ページ・イメージ・モードに切換えることによつ
て、キーボード入力されたテキストがどのように
印刷されるかをいつでも下見することができる。 ページ・イメージ・モードでは、同じ表示によ
つてテキストの全ページ(例えば、テキストの78
行)の下見が可能である。表示スクリーンのサイ
ズによつて制御を受ける分解能はキヤラクタ・フ
オントの変更を余儀なくし、それによつてキヤラ
クタまたは区切りグラフイツクはそれが何であつ
ても同一の形状で表示される。従つて、操作員が
ページ・イメージ・モードで表示面に下見表示さ
れたページを読むことは不可能であるが、反面、
前記ページのフオーマツト、即ちテキストの占め
る場所の空の場所を見分けることは明らかに容易
である。 キーボード上の容易にアクセス可能な制御によ
つて操作員は左または右のマージン(永久的)を
変更し、または左または右の一時的マージンを加
えるかまたは変えることによつて、前記ページま
たは文書全体のフオーマツトを変更することが可
能になる。同様に、ページの長さ(テキスト行の
数)を増減できる(スクリーンに表示可能な限界
78行まで)。更に、ページの最初の書込み点を変
更でき、テキストの選択部分をテキストの他の部
分に対して移動でき、またはタブ・グリツドを変
更できる。そして、これらのフオーマツト変更の
いずれか、またはすべてに対応して、表示装置は
新たに示されたフオーマツトによつて印刷される
ページの下見表示を即座に操作員に与える。 ページ・イメージ・モードでフオーマツト・コ
マンドを与えるのを助けるため、カーソル(テキ
ストよりも明るい)が設けられ、その位置はキー
ボード上の制御キーによつて制御される。それぞ
れのフオーマツト・コマンドはカーソル位置によ
つて判断される。例えば操作員が左マージンを移
動したい場合、カーソルは最初、希望する左マー
ジンに対して適当な水平方向の場所に位置付けら
れ、その後左マージン・コマンドが実行に移され
る。更に、フオーマツト変更を助けるため、操作
員はそのページにグリツドを重ね合わせて、右マ
ージン、左マージン、タブ位置、最初の書込み
行、最終の書込み行を示すことができる。これら
の機能の各々はキーボードから文書、一時または
ページ終了単位のいずれかで制御される。カーソ
ルがテキスト占有領域に置かれるとき、カーソル
は継続してオンの状態である。しかしながら、カ
ーソルがテキスト占有領域の外側にある位置に移
動される場合、カーソルはブリンクし、そして操
作員がカーソルのブリンクと同時に挿入を実行す
る場合は、ブロツク挿入が行われ、挿入の開始点
に基づいてブロツクの独自のフオーマツト(一時
マージン、タブ位置等)が自動的に得られる。ブ
ロツクを形成するテキストは文書メモリの特別の
場所に挿入され、ページ・イメージ・モードでは
ブロツクないしテキストに対し1つの単位として
移動できる。 ページ・イメージ・モードでは、下見表示され
たページはスクリーンの全領域を占めることはな
く、むしろ表示面の右側の部分がプロンプト・メ
ツセージ等に利用されるようにスクリーン分割が
実現可能である。 ページ・イメージ・モードでは、下見表示され
ているページはページ・サイズの外形線とともに
示され、省略時のページは代表的な216×279mmの
サイズであるが、他の特別なページ・サイズも使
用することができ、表示面に適当に表示される。 テキスト・モードは入力操作で用いる普通のモ
ードであるが、編集機能に対しても普通のモード
として用いられる。また、テキスト・モードは操
作員を助けるため、操作員の制御によつて移動で
きるカーソルを与える。しかしながら、ページ・
イメージ・モードとは対照的に、テキスト・モー
ドでは、カーソルはテキストが占める領域外に位
置することはできない。カーソル位置が或る機能
の位置(通常は示されない)に一致するとき、こ
の位置に存在する機能を識別するために特定のグ
ラフイツクが示されるので、これを利用して例え
ば前記機能を削除できる。操作員がテキスト挿入
を欲する場合、それがキヤラクタ、ワードまたは
ワードより長いものであろうとも、挿入コマンド
は実行に移される。挿入コマンドに応じて、カー
ソルの右側にあるテキスト行は次の行に移され、
かくてカーソルが位置する行の残りの部分は挿入
のために使用できるようになる。操作員の挿入が
前記の容量を越える場合は、それ以上の挿入に対
して新しいブランク行が表示される。これと同じ
動作は、挿入コマンドを再び与えることによりシ
ステムを挿入モードから除去し且つ未使用の挿入
用ブランク空間を削除するまで続けられる。 テキスト・モードでは、操作員がキーインした
テキストを表示することに加えて、表示面の第1
行がモード及びプロンプト標識に用いられる 通常の入力操作または挿入モードのいずれの場
合であつても、操作員がテキストをキーインする
につれて、自動頁付けが行われる。 本発明によつて実行されるもう1つの強力な機
能はハイフネーシヨンの決定を要するときに操作
員に示される情報である。普通、ハイフネーシヨ
ン決定が必要となるのはページ・モードで操作員
が左または右マージンを指定した後である。通
常、各行の最後の5または6キヤラクタ空間は
“警戒ゾーン”と考えられているから、もし或る
ワードが“警戒ゾーン”で終了しなければ、ハイ
フネーシヨンの決定が必要となる。このような状
況において、表示装置は自動的にページ表示モー
ドから、ハイフネーシヨン・モードに切換えられ
る。このハイフネーシヨン・モードでは、ハイフ
ネーシヨンの決定を必要とする全ワードが表示さ
れる。さらに操作員が選択した右マージンが矢印
のようなグラフイツクで表示され、他のグラフイ
ツクまたは第2の矢印が当該ページの予定数の先
行行に対する実際の行終了の平均を示す。次いで
操作員はただハイフンが要求されている場所にカ
ーソルを置くだけでよい。その後で特別のコマン
ドを実行に移すことによつて、表示をページ・モ
ードに戻すとともに、操作員のハイフネーシヨン
決定を記録する。 第1図は表示機能に特に関連する本発明の重要
な特徴を示すブロツク図である。第1図で、キー
ボード10はプロセツサ20に対する入力装置で
ある。本発明の実施例で、プロセツサ20は米国
特許第4170414号で説明されるIBMのOPDミニコ
ンピユータを使用している。勿論、当業者はこの
特定のプロセツサの使用が本発明の特徴ではない
ことを理解している。第1図で、プロセツサ20
はまたプリンタ及び取換え可能な記憶媒体(磁気
テープ、カードまたはデイスク)を持つ記録装置
を制御するように構成されている。これらの装置
は全体のワード処理システムに対して重要な能力
を与えるが、在来の装置であるので、これ以上の
説明は行わない。 また、第1図でデータ・バス21とアドレス・
バス22はプロセツサ20に接続される。デー
タ・バス21はバツフア23を介して内部バス3
1に接続される。内部バス31はテキスト・リフ
レツシユRAM(以下、テキストRAMという)2
5、ページ表示リフレツシユRAM(以下ページ
RAMという)26、及びCRTコントローラ27
に接続される。テキストRAM25またはページ
RAM26の出力はCRTコントローラ27の出力
とともにキヤラクタ発生器28または擬似キヤラ
クタ発生器29に入力され、表示CRT32を駆
動するロジツク回路30に入力する。操作員がテ
キストをキーインし、または交換可能な記憶媒体
からテキストを読込むことによつて、テキストは
“文書メモリ”に記憶される。“文書メモリ”はプ
ロセツサ20の内部で使用可能なRAMである。
本発明の実施例で、文書メモリは2つまでの文書
を記憶するメモリから構成されているので、一方
が印刷されている間に、操作員は他方に対して作
業できる。以後、“文書メモリ”というとき、ア
クテイブな状態の文書メモリを指すものとする。
文書メモリは操作員がキーインしたテキスト・キ
ヤラクタ及びそのキーイン順序を示す情報、この
ようなテキストに通常関連するタイプライタ機能
及び以下で定義する機能を示す情報を含む。また
作成中の文書はテキスト入力の間にプロセツサ2
0によつて作成される1つまたはそれ以上のテー
ブルによつて部分的に定義される。即ち、文書自
身は参照されるテーブルの内容によつて部分的に
定義される。前記文書メモリの形式は、文書メモ
リが最終的な印刷文書にマツプされるような、多
くの先行技術のワード・プロセツサと異なる点に
注意されたい。いずれにせよ、操作の間にキーボ
ードで発生するコードに応答し、それを記憶する
ほか、プロセツサ20はテキストRAM25の書
込みをも行なう。表示CRT32はテキストRAM
25によつて駆動されるからである。本発明の実
施例でテキストRAM25は行当り52キヤラクタ
の行を14行表示できるように構成されている。テ
キストRAMは元々1024バイトの容量を有するか
ら、前記容量は、パラメータを大巾に変更するこ
となく、例えば各行が64キヤラクタの16行にまで
増すことができるものと考えられる。テキスト
RAM25に置かれたバイトの7ビツトはフオン
トを定義し、第8のビツトはアンダーラインのた
めに用いられる。CRT32にテキスト・モード
の表示を発生するため、CRTコントローラ27
は繰返しテキストRAM25をアドレス指定し、
その内容を第1図に示すように内部バス31によ
つてキヤラクタ発生器28と擬似キヤラクタ発生
器29に入力する。その詳細については後で説明
する。しかしながら、テキストRAM25、内部
バス31及びキヤラクタ発生器28の組合せは全
く通常の方法で動作する。例えば、テキスト
RAM25からのコードを定義する8ビツト・キ
ヤラクタの系列はテキスト行を定義するものであ
つて、この系列は繰返しキヤラクタ発生器28に
与れられ、表示CRT32を輝度変調するのに用
いられる2進信号の系列を生じ、テキスト行を表
示する。かくして、例えばキヤラクタ発生器28
は代表的なROMキヤラクタ発生装置を含む。第
1図に示すように、キヤラクタ発生器28から直
列出力ストリングは表示CRT32に表示される
前にロジツク回路30を通る。ロジツク回路30
の機能の詳細は後で説明されるが、ここでは、例
えば、カーソル位置を示すためにロジツク回路3
0に信号が加えられ、そして本発明の実施例で特
にテキスト表示用に設計されていない表示CRT
32を用いるときは、Z軸変調を制御してイメー
ジを強調するためにロジツク回路30に信号が加
えられるという点を指摘するに留める。 当業者はCRTコントローラ27の通常の装置
がクロツク信号に答えて、テキストRAM25に
アドレス指定信号を与え、それを読取ることによ
つてCRT偏向と正しく調整された適当な入力を
キヤラクタ発生器28に与えることを理解してい
る。CRTコントローラ27は或る限度内でプロ
セツサ20を介してプログラム可能であり、選択
されたスクリーン当りのロウ、ロウ当りのキヤラ
クタ数を与える。CRTコントローラの選択可能
な各種パラメータの中で、スキヤン/データ・ロ
ウ、キヤラクタ/データ・ロウ及びデータ・ロ
ウ/フレームが最も重要である。1つの実施例
で、ソフトウエアはパラメータを次のようにセツ
トする。
【表】 用語“スキヤン”は1つのススイーブを意味
し、“データ・ロウ”はテキスト行のような行に
相当する。従つて、15スキヤン/データ・ロウは
各々のキヤラクタが縦に15の画素を含むことを可
能にする。同様に、16データ・ロウ/フレームは
16テキスト行の表示を可能にする。実際には、く
つかのキヤラクタ位置(水平)とデータ・ロウま
たは行(垂直)は使用されない。更に、テキス
ト・モードで使用可能な行のうち、12テキスト行
をそのままにし、メツセージ行に2行用いる。ペ
ージ・イメージ・モードでは、使用可能な132の
位置のうち85のキヤラクタ位置だけがページとそ
の内容の表示に用いられ、残りの未使用の位置は
それぞれのプロンプト及びメツセージに割当てら
れる。 テキスト・モードで、CRTコントローラ27
のチツプは必要なキヤラクタ数をアドレス指定で
きる。後で述べるように、ページRAM26は全
く同じ使用方法でCRTコントローラ27と連係
動作する。即ち、CRTコントローラ27はRAM
26を読取り、所望のイメージを表わすバイト・
ストリームを内部バス31に供給する。前記スト
リームは直列化され、表示CRT32の制御に使
用される。第1図ではテキストRAM25とペー
ジRAM26は互いに分離して表示されている
が、それは単に機能的な表現であつて、両者を同
じチツプの中に置けないという理由はない。更
に、前記2つのRAMは交互に使用されるから、
実際には一度にテキストRAM25またはページ
RAM26のどちらかの機能を実行するのに十分
な容量を持つ1つのRAMで両方の機能を実現で
きる。さらに、プロセツサ20と表示CRT32
の両者が同じメモリ・チツプを使用できるよう
に、リフレツシユのためにDMA動作が使用され
るか、または或る種のマルチプレツクス動作が使
用される場合には、前記RAMの容量をプロセツ
サ20の内部RAMに統合できないという根本的
な理由はない。本実施例において、ページRAM
26はまた1024バイトの容量を持つているが、
各々のビツトが1キヤラクタを表わすので、128
キヤラクタ/ロウでスクリーン当り64ロウ記憶で
きる。それらの中で使用されるのはページ・イメ
ージに対して85キヤラクタ/ロウで、残りの43キ
ヤラクタ/ロウはプロンプト等のための分割スク
リーンで使用可能である。 前記及び他の利用できるCRTコントローラは
プログラマブルで、ロウ当りのキヤラクタ数及び
スクリーン当りのロウ数を変更できるが、通常、
全ページ表示を不可能にする限界がある。それ
は、例えばロウ当りのキヤラクタ数は156まで、
ページまたはスクリーン当りのロウ数は78までと
いう限界である。勿論、RAM26は156×78キ
ヤラクタのスクリーンまたはページを記憶するに
は容量を拡大(1024バイト以上に)しなければな
らないであろう。CRTコントローラは表示キヤ
ラクタとテキスト・キヤラクタの間で1対1の対
応を与えることができないから、所望の表示を与
えるためには、テキスト・キヤラクタ(例えば、
操作員が印刷されたページまたは表示面に現わし
たい英数字)と表示キヤラクタの間の変換を与え
なければならない。従つて、本発明の1つの実施
例では、所定数のテキスト・キヤラクタを2×2
のアレイにグループ化し、前記2×2のアレイを
1つのバイトで識別される1つの表示キヤラクタ
と定義する。そうすることによつて、156キヤラ
クタ/ロウの限界は78表示キヤラクタ/ロウに減
少し、制御チツプの能力の範囲内に入る。78ロ
ウ/スクリーンの条件も39ロウ/スクリーンに減
少し、これも通常のチツプの能力の範囲内に入
る。前記の2×2のアレイは勿論もつと大きなア
レイ、例えば8ビツト・バイトに対して3×2ま
たは2×3のアレイであつてもよい。もつと大き
いアレイを使用できないという理論的な理由はな
いが、3×3またはそれよりも大きいアレイはキ
ヤラクタ占有位置及びキヤラクタ非占有位置の
種々の組合せを見分けるのに9ビツトまたはそれ
以上のビツトを必要とする。 第3図Aはテキスト・キヤラクタの2×2アレ
イの例で、大文字E、スペース、小文字g及びピ
リオドをそれぞれ含む。第3図B及びCはそれぞ
れ10ピツチ及び12ピツチの表示で、第3図Aに対
応する表示である。これらの図面でわかるよう
に、どのキヤラクタ位置もそのキヤラクタが何で
あるかに関係なく、高さ3に幅4の画素アレイと
して表示され、アレイの中の2×2の画素アレイ
はいずれかのキヤラクタまたは区切り信号があれ
ばオン、なければオフとなる。これを実現するた
め、ページRAM26はテキストRAM25が記
憶するバイトとは異なるバイトを記憶する。当業
者によく知られているように、テキストRAM2
5は各々のキヤラクタ(またはスペース)に対し
て8ビツト・バイトを記憶し、前記バイトはキヤ
ラクタ発生器28によつて表示用2進信号系列に
変換される。他方、ページRAM26は1つの表
示キヤラクタに相当する2×2のテキスト・キヤ
ラクタ・アレイの各々に対して8ビツト・バイト
を記憶する。2×2のアレイの画素のオン、オフ
には15の異なる組合せがあるから、特定のアレイ
の構成を定義するのに4ビツトで十分である。残
りの3または4ビツトは他の機能、例えば前記表
示キヤラクタによつて表わされた4つの異なるテ
キスト・キヤラクタのいずれか1つに関してカー
ソル配置を定義するために用いることができる。
勿論、プロセツサ20がページRAM26に適当
な信号を書込むことは必要であり、それについて
は後で説明する。これまでの説明から明らかなよ
うに、擬似キヤラクタ発生器29は、適当な表
示、例えば第3図BまたはCに示すような表示を
するように、記憶された特定の表示キヤラクタを
定義する4ビツトを解釈し、その結果得られる2
進信号を直列化する機能を有する。 表示装置構成についての前記説明は本発明の実
施例で実際に使用されたものではない。前記実施
例で、CRTコントローラ27はCRT5027と命名
されたCRTビデオ・タイマ・コントローラ
(VTAC)であつて、SMCマイクロシステム社
(Hauppauge、New York)から入手できる。こ
の特定のチツプは132キヤラクタ/ロウまで表示
できるが、132キヤラクタ/ロウを選択した場合、
32ロウに対するアドレス指定だけが与えられる。
そうでない場合(69キヤラクタ/ロウまたはそれ
以下)、64ロウ/スクリーンをアドレス指定する。
本発明の実施例では、132キヤラクタ/ロウを選
択し、最上位のロウ・アドレス・ビツトDR4を
使用し、それをフリツプフロツプで2分し、使用
不可能なDR5に相当するDR6を生成する。これ
によつて64ロウ/スクリーンのアドレス指定と
132キヤラクタ/ロウのアドレス指定の能力が得
られる。 この特定のチツプはまた次のように132キヤラ
クタ/ロウ及び64ロウ/スクリーンの限界を越え
ることができる。どちらかのパルメータがチツプ
のアドレス指定出力によつて確立され、RAM2
6を読取るのに用いられる。即ち、チツプは水平
フライバツクの間に132の異なるアドレスを読取
るか、または出力し、同様に、垂直帰還の間に64
×132のアドレスをアドレス指定する。これらの
パラメータを増すため最下位のアドレス・ビツト
を取出してそのレートを増す。このようにして、
H0が最下位ビツトであるH0〜H7を取出し、よ
り速いクロツクでパルス幅を半分にし、内部発生
ビツトH0よりも下位を示すような外部発生ビツ
トH(−1)を与える。そして、8アドレス・ビ
ツト/ロウ(最大132カウントに制限)の代りに
264に制限される9ビツトを得る。この新しいア
ドレス・セツトによつて、264キヤラクタ/ロウ
までアドレス指定し、またはいろいろな取合わせ
の解読構成の1つによつてそれ以下の数をアドレ
ス指定できる。更に、ページ・イメージ・スクリ
ーンを分割して、スクリーン幅の約50%に85キヤ
ラクタ/ロウを表示できる。同じ方法によつてス
クリーン当りのロウ数を64以上に増すことができ
る。 装置の詳細を説明する前に、操作員が使用する
キーボード10について第2図で説明する。キー
ボード10が多くの点で従来のワード・プロセツ
サに似ているのは、代表的なタイプライタの英数
字記号と機能を含む第1のキー・フイールド15
0を含むことである。キー・フイールド150か
ら利用できる特異なキー・コード数を更に広げる
ために“CODE”キー137ぎ与えられ、キー・
フイード150内の他のキーと同時に押下げて用
いる。この組合わせはキー・フイールド150内
の他のキーを単独で押し下げたとき得られるコー
ドと異なるキー・コードを与える。こうして、例
えば最初のコードはキーボード10でキー136
を押下げたとき生じ、第2の異なるコードは“X
(CLR)”キー136と“CODE”キー137を同
時に押下げたときに生じる。 更に、制御キー・フイールド151及び152
が与えられる。キー・フイールド151は
“READ”(読取り)、“PRINT”(印刷)及び
“REC”(記録)の動作をそれぞれ行なうキー1
01〜103を含む。また、キー104〜106
はそれぞれ装置を“INSERT”(挿入)モード、
“REVIEW”(検査)モード及び“DEL”(削除)
モードにする手段を与える。“INSERT”キー1
04はテキストまたはページ・イメージ・モード
で実行に移すされる。テキスト・モードでこのキ
ーが押されると、プロセツサ20はカーソルが位
置する行の、カーソルの右側のテキストを取除い
て次の行に移し、それにつれて後続のテキストも
場所を調整される。それによつて、操作員は表示
CRT32に少なくともテキスト挿入に使用可能
な1行の一部分を見ることができる。操作員の挿
入が前記容量を越える場合、挿入モードで追加の
ブランク行が与えられ、後続のすべてのテキスト
はそれに応じて移される。ページ・イメージ・モ
ードでは、挿入はカーソル位置に依存してテキス
トまたはブロツク(カーソルがブリンクしている
場合)挿入を実行する。いずれの場合も、(印刷
可能な)キヤラクタが入力されるならば、装置は
以後テキスト・モードに切換えられる。 検査はテキストまたはページ・イメージ・モー
ドで実行に移される。後者のモードでは、“↑”
キー111(カーソル・アツプ)が同時に押下げ
られない限り、後に続く検査に対してページ順に
次々とページ・イメージを表示面に表示する。
“↑”キー111が同時に押下げられた場合には、
ページの逆順にページ・イメージが表示される。
テキスト・モードでも、同様のことが行われる。
ただし、各々の検査実行が、カーソル・アツプ
(“↑”キー111)を実行した場合にページより
はむしろ次のスクリーンまたはすぐ前のスクリー
ンのどちらかの異なるスクリーン(最大12行)を
呼出す点が異なる。プロセツサ20は、12行/ス
クリーンの完全に異なるセツトを表示するよりは
むしろ、センテンスまたはパラグラフの連続性を
維持しようと試みる。そのため省略時の解決によ
り、1つのスクリーンの最後(または最初)の行
は次のスクリーンの最初(または最後)の行とな
る。 “DEL”キー106は修正コマンドであるの
で別のコマンドとともに使用しなければならな
い。“DEL”キー106は予期された効果を有す
る。即ち、(ページ・モードで)テキストのブロ
ツクを削除できる。またはテキスト・モードで、
カーソル右(“↑”キー114)、ワード(“ORD
→”キー110)、及びワード(“I(WD
UNDS)”キー122)またはキヤラクタ・アン
ダーラインをそれぞれ押下げることによつてキヤ
ラクタを削除できる。また、後に説明するよう
に、前に入力した機能を削除するのにも使用でき
る。 残りのキー・フイールド(152)は操作員が
テキストまたはページ・イメージ・モードに表示
モードを設定するのに使用できる制御キーとして
“TEXT”(テキスト)キー107と“PAGE”
(ページ)キー108を含む。ページ・モードで、
“PAGE”キー108を押下げても無効である。
しかしながら、テキスト・モードで、“TEXT)
キー107を押下げると、カーソルを含むセンテ
ンス/パラグラフの最初をスクリーンの最上行に
揃える。この作用については後に説明する。 キー109〜114はカーソルの動きを制御す
るために与えられる。例えば、“WORD←”(ワ
ード左)キー109と“WORD→”(ワード右)
キー110はテキスト・モードでカーソルを1ワ
ード左または右へそれぞれ動かす。これらのキー
はページ・モードでは無効である。同様に、キー
111〜114や押下げるごとにカーソルを上ま
たは下、右または左に1行間隔またはキヤラクタ
間隔で動かすように与えられる。後で説明するよ
うに、テキスト・モードで、カーソルは現在ある
テキストのフイールド内に移動を制限される。即
ち、カーソル右(“→”キー114)は、1行の
テキストの終りで、たとえ行の終りがスクリーン
の右端でなくても、カーソルを次の行の最も左の
キヤラクタに動かす。テキスト・モードで、カー
ソルがスクリーンの最上部にあるとき、カーソ
ル・アツプ(“↑”キー111)を実行すると、
スクリーンは上方にスクロールする。カーソルが
スクリーンの最下部にあるときカーソル・ダウン
(“↓”キー112)を実行すると、スクリーンは
下方にスクロールする。カーソル左または右の場
合も上下の場合のように動作する。ページ・イメ
ージ・モードで、カーソルはページ境界内のどこ
へでも移動し、テキストから外れるとカーソルは
ブリンクする。これらのキーのどれかを実行する
ことによつて生成されるキー・コードを用いて機
能を実行する方法については後に説明する。 キー・フイールド150自身の範囲内では、大
部分のキーとそれによつて生じる結果は在来のも
のに同じであるから、これ以上の説明は行わな
い。しかしながら、特定のキーの動作の影響につ
いて簡単に説明する。いくつかのキーはタイプラ
イタの機能、即ちインデツクス、バツクスペー
ス、キヤリア復帰、タブ及びスペースを生じる。
バツクスペースは最初の文書のキー入力、文書の
キー入力の継続、挿入モードでの修正または
FAXモードでのある特別な条件の場合にのみエ
ラー修正バツクスペースであつて、他の場合には
バツクスペースはカーソル左コマンドに似てい
る。必須バツクスペースは常にただのカーソル左
である。 以下で説明するキーの各々は、そのキーが
“CODE”キー137の動作と組合わされて押下
げられたときコード化機能を生ずる。 “1(1POS)”キー116を押下げると(コー
ド化1)、操作員は最初の書込み点の位置を変更
できる。例えば、ページ・イメージ表示が与えら
れている場合、操作員はテキストを開始したい位
置にカーソルを移すことができる。キー116の
動作によつてこの機能が生じる。最初の書込み点
を変更することによつて行われる再フオーマツト
動作は文書の全体の関係を変えるものではなく、
前記再フオーマツトは後で説明する方法で最初と
最後の書込み行とともに全体の及び一時の右と左
のマージンを適当に変更することによつて行われ
る。 “3(PG.END)“キー117に押下げること
によつて(コード化3)、ページの終りを定める
のに用いるページ終了コードが与えられる。これ
は後で述べるように、テキストをフオーマツトす
るためのプロセツサ20によつて使用される。 “5(FRMT)“キー118を押下げることに
よつて(コード化5)、本発明による装置をフオ
ーマツト・モードにする。これは、タブ、グリツ
ドと水平及び垂直のゴースト・カーソルを、ペー
ジ・イメージにそれぞれ重ね合わせるのに用いら
れる。ゴースト・カーソルの各々は関連するグリ
ツドに平行であつて、文書カーソルを水平または
垂直のいずれかの方向に追尾するものである。キ
ー118を再度押下げると元のページ・イメージ
が復元される。 ページ・イメージ・モードでは、表示面は文書
境界の表示を含むので、操作員は文書境界とマー
ジン等の関係を観察できる。例えば、普通の文書
境界サイズは216mm×279mmである。“7(ENV)
キー119と“8(CARD)”キー120(コー
ド化7、コード化8)は予定された異なるサイズ
の文書境界を表示するのに使用できる。例えばキ
ー119は封筒の表示を生じ、キー120は
IBMカードの形をシユミレートする表示を行な
うことができる。他の通常の技術で同様の文書境
界を呼出すことができるであろう。 “W(TEMP R MAR)”キー125と“Q
(TEMP L MAR)”キー126(コード化W、
コード化Q)は、それぞれ現在のカーソル位置で
一時右マージンと一時左マージンを確立する。従
つて、操作員は例えば一時右マージンの変更また
は挿入を欲するとき、キー109〜114のいず
れかを用いて最初にカーソルを適当な位置に移し
てからキー125を動作させる(コード化W)。
一時マージンはプロセツサ20によつてカーソル
が位置するパラグラフでテキストに適用される。
一時マージンの作用は他の一時パラメータに作用
するように必須キヤリア復帰で取消される。マー
ジンはページ・イメージ・モードにおいてのみテ
キスト表示に影響する。 文書の永久マージンは操作員が同様の方法で
“R(R MAR)”キー124と“L(L
MAR)”キー132をそれぞれ用いて選択でき
る。(コード化R、コード化L)。しかしながら、
これはページ・イメージ・モードにおいてのみ行
われる。 “T(DOC START)“キー123は文書の最
初にリターンすることを要求するキー・コードで
(コード化T)、どちらのモードにおいても使用さ
れる。 “I(WD UNDS)”キー122はテキスト・
モードにおいてのみワード・アンダーラインを与
える(コード化I)。操作員はアンダーラインを
必要とするワードの範囲内にカーソルを置いてか
らキー122を使用すると、プロセツサ20は識
別されたワードの各キヤラクタに関連する文書メ
モリ内の各バイトに対してアンダーライン指示ビ
ツトをセツトする。 “S(T SET)”キー129及び“K(T
CLR)”キー131はそれぞれ、ページ・イメー
ジ・モードにおいてのみ用いるタブ・セツト及び
タブ・クリアを与える(コード化S、コード化
K)。“D(TEMP TAB)”キー130は一時タ
ブ・レジスタを与える外は前記に同じである(コ
ード化D)。一時タブ・レジスタは一時のマージ
ンのように必須キヤリア復帰に出会うまで有効で
ある。前記キー129及び131はそれぞれ、当
該コマンドが実行されるときカーソル位置に応じ
て一時または全(グローバル)タブ・レジスタを
セツトまたはクリアする。 “A(DOCA)”キー128及び“B(DOCB)”
キー135はプロセツサ20が文書メモリにおけ
る2つの文書を切換えることを可能にし、キー1
28(コード化A)は文書A、キー135(コー
ド化B)は文書Bを呼出す。更に、文書Bを例え
ば文書Aで作業した後で呼出すとき、表示される
文書Bの部分と文書B内のカーソル位置は文書A
が呼出されたときに存在している状態と同じであ
る。 “N(#LINES)”キー134はページ・イメ
ージ・モードでページの行数を指定するのに用い
る(コード化N)。操作員はページの最後の行に
しようとする行にカーソルを置き、キー134を
動作させる。 (M(BLKMV)”キー133はページ・イメ
ージ・モードにおいてのみテキストのブロツクを
移動するのに用いる(コード化M)。本発明では、
文書はテキスト本体とブロツクと呼ばれる1つま
たはそれ以上のテキスト付属部に分類される。テ
キスト・ブロツク、または単にブロツクは文書の
一部分を構成するがテキスト本体とは別れてお
り、異なる部分である。キー133はブロツクを
テキスト本体とは別個に動かすことができる。ブ
ロツク挿入はテキスト本体をキー入力した後に実
行される。これはページ・イメージ・モードでカ
ーソルを単にテキスト本体の外に置くことによつ
て行われる。カーソルはテキスト本体のフイール
ドの外にあるから、表示CRT32でカーソルは
ブリンクし、挿入キー104を動作させることに
よつて装置はブロツク挿入モードになる。その
後、操作員はテキストをキーインすることができ
る。テキストがキーインされると、表示CRT3
2はテキスト・モードに変り、キーインされたテ
キストを表示する。前記テキストはテキスト本体
とともに文書メモリに記憶されるが、その最初と
終りはブロツクを見分けるブロツク区切りを伴な
う。その後、キー133を使用できる。最初に、
カーソルをブロツクを置こうとする場所に置き、
それからキー133を動作させてブロツクをその
場所に移動する。文書にブロツクが2つ以上ある
場合、キー133の動作によつて動くブロツクは
最後に操作されたブロツクである。 ここに開示されたシステムを適当に変更するこ
とによつて、類似の方法でテキスト本体を最初に
キーインする操作員の操作を簡略化できる。特
に、操作員がテキスト挿入前に左マージンと最初
の書込み行を識別するのではなく、ソフトウエア
を変更して操作員が最初テキストをキーインする
ときのカーソル位置決定からこれらのパラメータ
を取込むことができる。 キー・フイールド150に関連して概略説明し
た機能の多くは、操作員が削除キー106をもう
1つのキーと一緒に操作することによつて同じよ
うに削除できる。前記操作によつて装置は削除状
態になり、かうてその後に実行されるキー機能を
挿入せずとも、前記機能は、それがカーソル位置
にあれば削除される。これは、例えば永久または
一時マージン、一時タブ及びワード・アンダーラ
インに当てはまる。同様に、ブロツクはテキス
ト・モードで、本発明による装置が削除状態のと
き、ブロツク移動キー133を操作することによ
つて削除できる。削除状態は削除キー106が押
下げられたとき(そしてそのときだけ)有効であ
る。即ち、削除は例えば挿入のようなトグル(切
換え)機能ではない。 最後に“X(CLR)”キー136は文書メモリ
をクリアする機能を与える(コード化X)。文書
メモリが2つの文書を保持できる本発明の実施例
では、クリア機能は作業中の文書に対して有効で
ある。 キーボードに関連する前記機能のいくつかは同
時に2つ以上のキーを押下げることによつて発生
するコードによつて実現されるが、当業者はそれ
が本発明に絶対必要なものではないことを容易に
理解できるであろう。1つまたはそれ以上のキー
の付加、または利用できるキーで実行される機能
の再構成によつて、2つ以上のキーの同時操作で
実現される特定の機能は、たつた1つのキーの操
作で実現可能となる。必要なことは、そのような
異なる機能を1つのキーまたはキー・グループを
押下げることによつて発生する特定のキー・コー
ドによつて識別することである。 プロセツサ20及び表示CRT32と相互作用
する装置の詳細なブロツク図を示す第4図で、プ
ロセツサ20は例えば、入力バツフア40に入力
を与える8ビツト幅の出力データ・バス21Aを
有し、入力バツフア40の出力はまた、例えば8
ビツト幅の内部バス31に接続される。出力バツ
フア41は同じ内部バス31から、例えば8ビツ
ト幅のデータと入力データ・バス21Bを通して
プロセツサ20に送る。 また、プロセツサ20は例えば10ビツト幅のア
ドレス・バス22を有し、該バスはセレクタ42
及び43に入力を与える。これらのセレクタは2
つの入力のうちの1つを選択し、それをアドレス
指定出力として関連するテキストRAM25また
はページRAM26に与えるというマルチプレツ
クス機能を有する。セレクタ42,43への他の
入力としてCRTコントローラ27の出力がバス
60によつて与えられる。セレクタ42,43へ
の制御信号入力はロジツク回路58から選択され
る。勿論プロセツサ20がテキストRAM25ま
たはページRAM26に書込むとき、前記セレク
タはプロセツサ・アドレス・バス22からアドレ
スを渡す。それに対して、実際に表示したいとき
はセレクタ42,43はCRTコントローラ27
からのアドレス指定を渡し、関連するテキスト
RAM25またはページRAM26から読取りを
行わせる。また、内部バス31は、プロセツサ2
0から、ロジツク回路58に各種の制御信号を与
えるステータス・ラツチ50にステータス情報を
転送するのに用いられる。構成された本発明の実
施例で、ステータス・ラツチ50はページ・イメ
ージ・モードのビツト、ハイライトのビツト、反
転イメージのビツト、ブランク・ビツト、ゴース
ト、カーソル(分割)ビツト、ブリンク・ビツ
ト、及びCRTコントローラ27からの垂直同期
パルスがアクテイブであることを示すビツトを含
む。バツフア51はプロセツサ20がいつでもス
テータス・ラツチ50の内容を読取ることを可能
にする。これは主として試験的動作に有用である
から、ここに記述された特性を与える必要は少し
もない。 カーソル位置の表示はカーソル位置情報をプロ
セツサ20から内部バス31によつて受領する
CRTコントローラ27によつて部分的に制御さ
れる。しかしながら、本発明のいくつかの特徴は
ゴースト・カーソルを与え、垂直に動くゴース
ト・カーソルはカーソルの水平ロウを識別し、水
平に動くゴースト・カーソルはカーソルの垂直カ
ラムを規定する。これらのカーソルの表示は、水
平及び垂直のゴースト・カーソルの位置をそれぞ
れ示す対のコンパレータ48,49を用いる。こ
れらの信号を与えるためコンパレータはラスタの
実時間的進行についての情報を与えられ、これ
は、スイープ識別情報の10ビツト、キヤラクタ・
カウンタを与える7ビツト、及び実際の行カウン
ト情報を与える4ビツトを運ぶバス60によつて
実現される。セレクタ47はコンパレータ48,
49へ行カウントと、キヤラクタ・カウントの最
下位ビツトを与える。コンパレータ48,49へ
の他の入力は各々のカーソルに対する12ビツトの
アドレスを与えるアドレス・ラツチ45からの
SP0〜11及びEP0〜11である。 コンパレータの出力(開始コンパレータ48か
らの信号SE4及び終了コンパレータ49からの
信号EE4)はロジツク回路58に与えられ、後
で説明するように基礎ビデオ信号と組合わされて
ゴースト・カーソルを明るくする。 コンパレータの出力(SL4とEL4)はロジツ
ク回路58に与えられ、後で説明するように基礎
ビデオ信号と組合わされてハイライト状態を形づ
くる。 テキスト入力の間に、プロセツサ20は表示装
置をテキスト・モードに切換え、そのモードでテ
キストRAM25の更新を続け、それによつてプ
ロセツサ20の内部の文書メモリの内容を反映す
る。プロセツサ20がテキストRAM25の書込
みを実際に行つていないとき、テキストRAM2
5はCRTコントローラ27が与える制御信号に
よつて連続的に読取られる。テキストRAM25
の各々の8ビツト・バイトは異なるキヤラクタ・
スペース等に対応し、これを4ビツトのロウ・カ
ウント情報とともにキヤラクタ発生器52に入力
することにより当該バイトに対するNビツト・ワ
ード(Nはキヤラクタ枠の幅)を発生することが
できる。本発明の実施例で、各々のキヤラクタは
カラム幅10画素、ロウの高さ15画素である。この
カウントはラツチ53に与えられる。実際には8
ビツト・バイトのうちの7ビツトがキヤラクタ発
生器52で用いられ、第8ビツトはアンダーライ
ン・ビツトに相当する。第8ビツトは直接ラツチ
53に与えられる。ラツチ53はNビツトをシフ
ト・レジスタ54にロードし、シフト・レジスタ
54の内容は適当なタイミング信号によつて読出
され、ロジツク回路58に入力される直列信号ス
トリームCOを発生する。アンダーライン・ビツ
トはラツチ53から読出され、ロジツク回路58
に直接与えられる。アンダーライン・ビツトは単
に2進信号であつて、アンダーラインを表示すべ
きかどうかを示す。CO信号ストリームはキヤラ
クタを識別する2進信号ストリームであり、
UNDSCはアンダーライン信号ストリームであ
る。 ページRAM26はテキストRAM25と全く
同様にCRTコントローラ27によつて読出され
るが、その結果はテキストRAM25の場合と本
質的に異なる。しかしながら、ページ・イメー
ジ・モードで、ページRAM26が読出されると
き、内部バス31はラツチ55を通して、シフ
ト・レジスタ54の機能に実質的に似た機能を実
行するシフト・レジスタ56に接続される。ペー
ジRAM26は、各々のバイトがキヤラクタまた
はスペースに対応するテキストRAM25に似
て、CRTスクリーンに直接にマツプするという
形式で、プロセツサ20によつて1ビツト/キヤ
ラクタ単位で書込まれる。従つて、ページRAM
26の各々のメモリ位置はCRTスクリーンの特
定の場所に対応する。ページRAM26のメモリ
位置の1ビツトの存在はCRTスクリーンの対応
する場所のキヤラクタ(または区切り信号)の存
在に相当する。ページRAM26は一度に1バイ
ト読出され、その8ビツトはシフト・レジスタ5
6に直列に入力される。ペル(画素)選択回路5
7に与えられる各ビツトは、ページRAM26か
らのビツトの有無に応じて2進信号を発生するよ
うに用いられる。タイミング信号Fc0,Fc1(4カ
ラムのうちの1つに対応)およびR0,R1(3ロウ
のうちの1つに対応)はロジツク回路58に入力
される直列ビツト・ストリームF*CLOを発生す
るのに用いられる。ペル選択回路57は、シフ
ト・レジスタ56からのビツトでイネーブルさ
れ、かつタイミング信号によつてアドレス指定さ
れる固定スイツチング・ネツトワーク(ROMの
ような)である。 従つて、ロジツク回路58への入力は、F*
CLOまたはCOとUNDSCの組合わせ(それぞれ
ページ・イメージ・モードまたはテキスト・モー
ドで)のいずれであつても、ほとんどの部分に対
して表示の基礎構成を規定するように作用する。
ロジツク回路58は、後で説明するように、前記
信号ストリームにカーソル位置、プロセツサ20
によるハイライト、ゴースト・カーソル(選択さ
れた場合)、及びキヤラクタ強調を付加する。 ロジツク回路58を説明する前に、クロツク回
路を示す第5図を参照する。 第5図で、CRTコントローラ27とロジツク
回路58にタイミング回路を与えるクロツク回路
59は適当な周波数で動作するクリスタル発振器
(本発明の1つの実施例では、12MHzで動作する
クリスタル)から成る。信号はデイバイダとして
動作する対のカウンタ70,71に与えられる。
カウンタ70は入力レートを10で割つた出力キヤ
リー(RCC)を与える。この出力はANDゲート
72に入り、FAX*信号とANDされる。例えば、
テキスト・モードで(FAXまたはページ・イメ
ージ・モードではない)、ANDゲート72の出力
は1.2MHzのクロツク信号で、ORゲート73とイ
ンバータ74を経てドツト・キヤリー・クロツク
(以下、DCCという)を与える。更に、カウンタ
70は入力レートを2の累乗で割つたカラム・カ
ウント信号(C0〜C3)を与える。信号DCC
は1パルス/キヤラクタを与える。 同様にして、カウンタ71もデイバイダとして
動作し、2つの出力(Rc0,Fc1)は2と4でそれ
ぞれ割つた入力レートである。これらの信号は
ANDゲート75に入力する。ANDゲート75の
もう1つの入力はFAX信号である。例えば、ペ
ージ・イメージ・モードで、ANDゲート75の
出力は3MHzのレート(12MHzを4で割つて得ら
れる)で、ORゲート73とインバータ74を経
てDCCを与える。また、カウンタ71の出力は
ロジツク回路の他の部分、例えばペル選択回路5
7で用いられる。ページ・イメージ・モードで、
キヤラクタ・クロツクはテキスト・モードの場合
の2.8倍の速さを有する。これはページ・イメー
ジ・モードでの表示レートが約130キヤラクタ/
ロウであるのに対し、テキスト・モードでの表示
レートが約52キヤラクタ/ロウであることによ
る。 第6〜10図にロジツク回路58の概要図を示
す。 第6図で、信号VDATA2を展開(発生)す
る回路を示す。第8図で、信号VDATA2は他
のいくつかの信号とともに用いられて合成ビデオ
VIDCOMPを生じる。第7,9及び10図は第
6,8図の回路で用いる一定の入力信号の展開を
示す。 第6図で、ANDゲート82は入力信号R1L
とR3L、及びインバータ80と81の出力が与
えられる。インバータ80と81はそれぞれR2
LとR0Lによつて駆動される。これらの入力信
号の各々は基本的には、DCCに応答してCRTコ
ントローラ27によつて与えられ、HSNYC(同
じく、CRTコントローラ27によつて与えられ
る)と同期するロウ定義信号R0〜R3の1つで
ある。従つて、ANDゲート82は各キヤラクタ
の第10ロウ、即ちアンダーライン用のロウに対す
る条件を満たす。ANDゲート82の出力はAND
ゲート83に入る入力の1つである。ANDゲー
ト83に入る他の2つの入力はFAX*とUNDSC
である。従つて、ANDゲート83は、テキス
ト・モードにおいて、各キヤラクタ(アンダーラ
イン・ビツトがセツトされている)に対する出力
を、当該キヤラクタの第10ロウの間に供給する。
こうして、ANDゲート83の出力はアンダーラ
イン・グラフイツクである。これはORゲート8
4における基礎2進信号ストリームCOに加わり、
ANDゲート85に1つの入力を与える。 テキスト・モードでは、各キヤラクタは10カラ
ムの幅を有するから、タイマ出力C3によつて駆
動されるインバータ86は、ANDゲート85と
ともに用いられ、信号C0でクリアされるカラム
9,10をブランクにする。従つて、ANDゲー
ト85の出力はアンダーライン・グラフイツクを
付加した、テキスト・モード表示に対する表示ス
トリームである。ページ・イメージ表示について
は、基本的な2進信号ストリームF*CLOはイン
バータ92を通つてNANDゲード93に入力す
る。NANDゲート93に対する他の入力は信号
CURS*である。NANDゲート93の出力は
NANDグゲート94に入力する。NAANDゲー
ト94のもうつの入力は信号EDGEとFAXを入
力とするNANDゲート91の出力である。最初
の信号は、後で説明するように、ページ・イメー
ジ・モードで文書境界を描くのに展開され、第2
の信号はページ・イメージ・モードを示すステー
タス信号である。このようにして、NANDゲー
ト94の出力はすべての位置(カーソル位置でク
リアされたFAXデータを有する)に対するペー
ジ・イメージの2進信号である。この信号はOR
ゲート87でテキスト・イメージ定義ストリーム
とORされる。勿論、FAXとFAX*は相互に排他
的であるから、ORゲート87に対する入力の方
だけがいつもアクテイブである。 第7図で、ページ・イメージ・モードにおける
カーソル・イメージの展開を示す。ORゲート1
62にはカーソル位置を定義するCRTコントロ
ーラ27で生じる信号CRV*と、ページ・イメー
ジ・モードで、カーソルがテキスト・フイールド
領域の外にあるときカーソルがブリリンクするよ
うに交互に高低を示す信号BLNKが与えられる。
ORゲート162の出力はインバータ163に入
力し、その出力はORゲート164の入力の1つ
となる。ORゲート164の出力4CRV1)はフ
リツプフロツプ90に入力信号として与えられ
る。フリツプフロツプ90のクロツク入力は
DCCに接続されている。フリツプフロツプの出
力(CURS)は排他的ORゲート88に入力とし
て与えられる。前記ゲート88の他の入力はOR
ゲート87の出力である。従つて、排他的ORゲ
ート88の出力は、テキスト,モード・ビデオ
(アンダーライン・キヤラクタを含む)またはペ
ージ・イメージ・ビデオ(ページ境界とカーソ
ル・ビデオを含む)のどちらかである信号ストリ
ームである。 ゴースト・カーソル特性の使用については既に
説明したが、ゴースト・カーソル位置はコンパレ
ータ48,49(第4図)によつて決定され、信
号SE4とEE4(それぞれ、水平、垂直ゴース
ト・カーソル位置に対する)を生じる。これらの
信号はORゲート166(第7図)に与えられ、
その出力はANDゲート165に入力する。AND
ゲート165の他の2つの入力はSPLIT(ステー
タス信号の1つであつて、ページ・イメージ・モ
ードでかつゴースト・カーソルが表示されること
になつている時にのみオンである)と、信号
CRV*(メイン・カーソル位置でゴースト・カー
ソル/FAXデータをクリアする)である。こう
して、ANDゲート165の出力はゴースト・カ
ーソルを定義し、ORゲート164の他の入力で
ある。従つて、信号CRV1は、テキスト及びペ
ージ・イメージ・モードの両方におけるカーソル
位置を規定するのに加えて、ページ・イメージ・
モードでゴースト・カーソル位置を規定する。そ
の結果、信号CURSはまた排他的CRゲート88
(第6図)の入力としてカーソルとゴースト・カ
ーソル情報を運ぶ。 排他的ORゲート88の出力を入力の1つとす
る排他的ORゲート89はハイライト特性を与え
る。このゲートの存在によつて領域をハイライト
することが可能となる(この領域は反転イメージ
としせ表示される)。言い換えれば、ハイライト
されるスクリーンの部分で、通常オンの画素はオ
フに、通常オフの画素はオンである。これは単
に、ハイライトされるスクリーン部分が表示され
ている全期間において排他的ORゲート89への
他の入力をアクテイブにすることによつて行われ
る。信号SL4とEL4(第4図)はハイライトさ
れるフイールドの開始と終了の時間を規定する。
こうして、インバータ95とANDゲート96
(第6図)の組合せには、フイールド部分がハイ
ライトされる間、高レベルの信号を与える。この
信号はフリツプフロツプ97において1クロツ
ク・カウントだけ遅れ、ANDゲート99に渡さ
れる(テキスト・モードで)。ステータス信号
HILITはANDゲート161をイネーブルし、排
他的ORゲート89にアクテイブ入力を与え、ハ
イライト機能を作用させる。ページ・イメージ・
モードで、フリツプフロツプ97の遅延ハイライ
ト出力はフリツプフロツプ98で更に遅延し、
FAX信号が存在するときANDゲート100から
出力してORゲート160からANDゲート161
に入力する。 従つて、信号VDATA2はすべてのキヤラク
タ・グラフイツク、カーソル位置、アンダーライ
ン、及びハイライトを含む。 第8図はビデオ信号の展開の次の段階を示す。
ステータス信号BONWと信号VDATA2は排他
的ORゲート165Aの入力である。信号BONW
が存在すると、スクリーン全体のイメージがハイ
ライトまたは反転する。排他的ORゲート165
Aの出力(VDATA3)とNORゲート168の
出力がANDゲート166Aに入力する。NORゲ
ート168の出力(BLEN)はANDゲート16
6Aのビデオ出力をイネーブルする役割を有す
る。NORゲート168に対する入力は3つあり、
その1つが入力すればブランク作用を生じる。ブ
ランク作用はステータス信号BLANK(スクリー
ン全体に対して有効である)、信号AD15P(プ
ロセツサによるアクテイブ・リフレツシユ・メモ
リへの書込みを示す。従つて、プロセツサのアク
セス時間の間アクテイブである。)またはCRTコ
ントローラ27によつて与えられる信号BL(書込
まれている領域の外にあるビデオ部分を規定す
る)によつて動作可能となる。こうして、AND
ゲート166Aの出力(VIDEX)はブランク・
ビデオとなる。 第8図の残りの部分はキヤラクタ強調のために
用いられ、使用される特定のモニタまたは表示装
置によつては少しも必要でないことがある。デイ
ジタル表示用に設計された蛍光体を持つ高分解能
の表示装置では、第8図の残りの論理回路で与え
られる強調は絶対必要ではないが、使用される
CRTが市販のTV受像機またはモニタであつて、
そのスクリーン螢光体が所定のレートよりも高い
繰返しレートのデイジタル信号で駆動されたとき
に焦点ぼけを生じる場合に有用である。キヤラク
タ強調または焦点ぼけ防止は、CRTグリツドを
駆動する衝撃率を入力周波数に応じて減少するこ
とによつて行われる。これはビデオに対する連続
パルス数によつてのみ決定できるから、ANDゲ
ート166Aの出力は4ステージ・シフトーレジ
スタ167に入力される。これは残りの論理回路
が将来の1ビツトを(ステージAで)、過去の2
ビツトを(ステージDで)見ることを可能にす
る。現在のビデオ出力はANDゲート177の入
力の1つとして与えられる。これはANDゲート
177を部分的にイネーブルし、他の入力がパル
ス幅を決定する特定の状況下(特にシフト・レジ
スタ167のビツトの組合わせ)で、ANDゲー
ト177をイネーブルする他の入力はパルス幅が
半分である。NANDゲート169,170、及
び178は特定のビツト組合わせパターンを検出
して、(ステージA−Dで)の)パターン0101、
0111、1100、1101、1110、及び1111についてフリ
ツプフロツプ171にクロツク入力を与える。前
記ビツト・パターンが検出されると、フリツプフ
ロツプ171はセツトされ、ANDゲート172
は部分的にイネーブルされ、そしてTWMHD
(12MHzの信号)のレートと衝撃率で完全にイネ
ーブルされる。他方、ANDゲート173はすべ
てのテキスト・モード(FAX*)表示に対して信
号TWMHDをパスする。ANDゲート172、
NANDゲート174は非カーソル表示パルスを
取扱い、ANDゲート173、NANDゲート17
5はカーソル表示パルスを取扱う。ANDゲート
173の入力の1つはFAX*であるから、FAX
カーソルはNANDゲート169とNANDゲート
170,178のそれぞれの組合せの結果による
パルス幅制限を受けない。 NANDゲート169とNANDゲート170、
178によつて選択される(フリツプフロツプ1
71をセツトする)、テキスト・モードの非カー
ソル信号について、信号TWMHDはANDゲート
172、NANDゲート174及びANDゲート1
76をパスし、ANDゲート177の出力パルス
幅を事実上スライスする。従つて、選択されたパ
ルスの組合せについて、1つのパルスは焦点ぼけ
を制限するためにそのパルス幅をANDゲート1
77で減少される。ANDゲート173、NAND
ゲート175では、テキスト・カーソルを表わす
パルスに対して同様の動作が行われ、かくて1つ
またはそれ以上のパルスのパルス幅が減少され
る。 NANDゲート174,175はそれぞれイン
バータ183、シフト・レジスタ182からの入
力によつて、非カーソル及びカーソルを表わすパ
ルスのために個性化されている。テキスト・モー
ドにおいて、カーソルを表わすパルスの時間は
ANDゲート179の出力によつて識別され、こ
の出力はシフト・レジスタ167とフリツプフロ
ツプ171の遅延に一致するようにシフトレジス
タ182で適当に遅延される。これはANDゲー
ト173の出力によつて12MHzのレートと衝撃率
で完全にイネーブルされるNANDゲート175
を部分的にイネーブルする(テキスト・モードに
おいてだけ)。他方、ページ・イメージ・モード
で、ANDゲート180がイネーブルされる。
ANDゲート180の入力の1つはDCCであるか
ら、通常4パルス幅のCRV0はANDゲート18
0、ORゲート181の出力で3パルス幅に減少
する。この減少したパルス幅のページ・イメー
ジ・カーソルはインバータ183を通つて結合
し、NANDゲート174とANDゲート177を
パスする。ページ・イメージ・カーソルに対する
ANDゲート177からの実際のパルス・カウン
トは3にすぎないが、視覚的には、モニタ上の焦
点ぼけによつて4画素幅のカーソルに見える効果
を生じる。 トランジスタQ1及びQ2は排他的ORゲート
127を経由する水平及び垂直同期信号と、同期
信号を除いた完全なビデオであるANDゲート1
77の出力の和をとるORゲートを事実上与え
る。その結果としてタツプ出力で得られる
VIDCOMP(合成ビデオ)はCRT表示32に直接
与えられる。従つて、ロジツク回路58はテキス
ト・モードで非フオーマツトVIDCOMPを、
FAXモードでフオーマツトVIDCOMPを出力す
る。 第9図で、信号BLNK*(第7図でORゲート1
62の入力として用いられる)の展開について示
す。即ち、信号VSYN(CRTコントローラ27か
ら得られる)がレート・マルチプライヤ184の
クロツク入力として用いられ、その出力はステー
タス信号BLINKでクリアされるフリツプフロツ
プ185に入力する。従つて、信号BLNKは8
回のVSYNが生じるごとに一回極性を反転する。
これによつてカーソルのブリンクが可能となり、
カーソルは7スクリーンごとにブリンクする(勿
論、信号BLINKがアクテイブであるときのみ)。 第10図の信号EDGEの発生について示す。第
10図のゲート入力信号、即ちR0,R1はペー
ジ・イメージ・モードでキヤラクタ枠の第3ロウ
を定義する。信号DR0〜DR6はキヤラクタ行
を定義し、信号HnまたはHnx(nは整数)はキヤ
ラクタ・カラムを定義するカラム信号を定義す
る。信号FC0とFC1はカラム内のドツト位置を
定義する。第10図における論理回路はスイープ
書込みの最初の行、最後の行、最初のカラム、及
び最後のカラムと同時にインバータ186を通し
ての出力を与える。これらの信号の連結は文書の
境界を定義する信号EDGEである。後に説明する
ように、他のサイズの文書を表示スクリーンに与
えることができる。 132キヤラクタ/データ・ロウ、32データ・ロ
ウ/スクリーンまたは96キヤラクタ/データ・ロ
ウ、64データ・ロウ/スクリーンのどちらかで書
込み可能なCRTコントローラ27を用いて、ペ
ージ・イメージ・モードで85キヤラクタ/デー
タ・ロウ、64データ・ロウ/スクリーンを表示す
る方法について次に説明する。132キヤラクタ/
データ・ロウを書込むようにCRTコントローラ
27をセツトアツプし、ロウ・アドレス指定を32
ロウから64ロウに拡げるように、シユミレートさ
れた最下位のロウ・アドレスを与える。説明中の
例では、1ビツト/キヤラクタを用いているか
ら、1024バイトの容量を有するリフレツシユ
RAMは8192キヤラクタを保持することが可能で
あり、従つて前述の64(ロウ)×85(キヤラクタ)
またはそれ以上を保持するのに十分である。 第11図A〜Gはそれぞれ、1つの文書のいく
つかの異なるページ・イメージ及びテキスト・モ
ードの表示を示し、第12図は第11図A〜Gに
示す表示を生じる文書メモリ・マツプを表わす。 第11図A〜Dは同一文書の4つの異なるペー
ジ・イメージ・モード表示を示し、これら4つの
表示の唯一の相違はカーソルが4つの表示の各々
で異なる領域に位置していることである。第11
図A〜Dに表示されるページにおけるテキスト行
数はテキスト・モード表示容量を超えているか
ら、第11図A〜Dの表示に示される文書は1つ
のテキスト・モード・スクリーンに表示すること
はできない。表示するためには3つの異なるスク
リーンが必要となる。第11図Eは前記文書の最
初の約3分の1を構成する第1のスクリーンを示
し、第11図Fは同様に中央の約3分の1を構成
する第2のスクリーンを示し、第11図Gは同様
に最後の約3分の1を構成する第3のスクリーン
を示す。 第11図A〜Dと第11図E〜Gを比較して見
ると、ページ・イメージ・モードの表示では文書
を構成するテキストは可読性がないのに対し、テ
キスト・モードの表示では可読性がある。反面、
文書フオーマツトは第11図A〜Dでは明白に表
示されているが、第11図E〜Gではすぐには判
らない。 第11図Eで、スクリーンを上部から縦に調べ
ると、スクリーンの最上部は“MESSAGE
LINE”と表示されている。これは操作員のプロ
ンプト等に予約されたスクリーン領域であつて、
例えば、装置がどのモード(例えば、挿入モード
等)であるかを操作員に示すのに用いられる。メ
ツセージ行は破線によつて文書テキストと区別さ
れる。メツセージ行はすべてのページ・イメージ
表示に対して共通であるが、第11図E〜Gの残
りの部分は表示文書例にそれぞれ特有のものであ
る。メツセージ行をテキストから分ける破線のす
ぐ下は受信者に関するテキストで、第11図Aを
見ればページ・イメージ・モード表示における受
信者データの場所の関係を知ることができる。第
11図Eで、受信者のテキストのすぐ下の、2本
の横方向の破線と2本の縦方向の実線で囲まれた
部分は、発信者のデータである。第11図A〜D
のページ・イメージ表示では、発信者データは実
際にはテキスト・ブロツクであつて、受信者デー
タと同じ行で右寄りにフオーマツト表示される。
このように、水平破線はテキスト本体からブロツ
クを仕切り、垂直実線は後で述べるように一時マ
ージンを示すことが明らかである。各々の垂直の
実線に隣接する小さい右向きの矢印は、一時マー
ジンが全体マージンの右にあることを示す。 テキスト本体からブロツクを仕切る前記水平破
線のすぐ下は文書のテキスト本体の続きである。
“W”の前のタブ(右向きの矢印として示される)
はページ・イメージ・モード表示において複数ス
ペースのインデントとして実際に反映される。前
記のように、テキスト・モード・表示はタブを記
号で示すだけで、その実際の内容を示さない。 第11図E及びFで、第11図Eの最後の2テ
キスト行は第11図Fの最初の2テキスト行とし
て示されている。これは隣接する2つのテキス
ト・モード・スクリーンの間のオーバラツプの例
で、後に示すセンテンス/パラグラフ境界の機能
である。 第11図Fの4行目から8行目までのテキスト
行(2本の縦方向実線の間の部分)は一時マージ
ンを示す対のグラフイツク記号で始まる。一時マ
ージンと全体マージンの関係は左向きの矢印で示
される。横方向の破線がないことは、このパラグ
ラフは一時マージンに従属するが、テキスト本体
の一部であつて、ブロツクを構成しないことを示
す。 第11図Fに示すスクリーンの最後の2テキス
ト行はタブを示すもう1つのグラフイツクで始ま
る。前に説明したように、第11図A〜Dのペー
ジ・イメージ・モード表示で前記タブの大きさは
示されるが、テキスト・モード表示では示されな
い。最後に、第11図Gで、文書の結びに相当す
る行が示される。また、第11図Gの最初の行は
第11図Fの最後の行である。 第11図Gのテキスト・モード表示で、複数の
右向きの矢印は必須タブ(アンダーライン付きの
タブ・グラフイツクとして示される)で終るいく
つかのタブ機能を示す。第11図A〜Dのペー
ジ・イメージ・モード表示で、これらのタブ機能
の実際の作用が示される。 第11図A〜Dのページ・イメージ・モード表
示が独特のものである所似は、この表示がフオー
マツト支援グラフイツクを含み、そしてこれらの
グラフイツクが操作員が行うオプシヨンとして表
示されるという点である。フオーマツト支援グラ
フイツクは水平移動ゴースト・カーソル、垂直移
動ゴースト・カーソル、最初の書込み行の表示、
カーソル位置に関連してテキストに適用できる右
左のマージンの表示、及びカーソル位置の近傍で
テキストに関連する実効タブの表示を含む。例え
ば、第11図Aと第11図Bではカーソル位置が
異なり、左右のマージンの位置も異なる。また、
実効タブ位置にも相違がある。第11図Bの表示
で、カーソルがブロツク内に位置している限り、
メツセージ“BL”が表示面における文書領域の
外側に現われる。このメツセージはカーソルがど
のブロツクの範囲内にあつても現われる。第11
図Cで、カーソルは文書マージンと位なるマージ
ンに従属するテキスト内にある。これは第11図
Aと第11図Cのマージン標識を対比することに
よつて確認できる。最後に、第11図Dで、左右
のマージン標識は第11図Aとで同じであるが、
カーソルは第11図Aまたは第11図Cのどちら
とも同じでないタブ・グリツドに関連するもう1
つのテキスト部分に位置している。 第12図は、第11図A〜Gの表示を生成でき
る文書メモリの一部分と、そこに含まれる情報を
示す。第12図で、テキスト情報(またはコー
ド)はキヤラクタXで表示され、他の機能は種々
の英字記号の組合せを用いて示される。ある場合
には、これらの英字記号のいくつかはセミコロン
で分離される。ここで、強調しなければならない
ことは、この図面におけるセミコロンは説明の目
的にのみ用いられ、対応するものが文書メモリに
はないということである。コードTL、TR及び
TTは特定の機能のほか水平位置を示すマルチ・
バイト・コードである。一時タブ・コード
(TT)は13バイト長であつて、各キヤラクタ位
置ごとに1ビツトを含む。このビツトはタブ・ス
トツプの有無を示すようにセツトまたはリセツト
される。更に、説明用の横線が用いられるが、こ
れについても対応するものは文書メモリに含まれ
ない。文書メモリは、前に述べたように、1つの
連続するメモリである。第12図は説明し易いよ
うにいくつかの平行行に分けてあるが、文書メモ
リは1本の切れ目のない行または記憶アレイと考
えれば理解し易い。 第12図の上段左の部分で、最初のテキスト行
表示はキヤリア復帰CRで終る複数のキヤラク
タ・コードを含むものとして示される。同様に、
2行目と3行目もそれぞれCRで終るキヤラク
タ・コードを含む。テキスト行の他の部分から分
るように、CRで終る行は操作員が行を途中で終
了するように意図するときにのみ用いられ、そう
でない場合は操作員が行終了をキー操作で行なう
必要はない。最初の行の左から3つ目のCRに続
いてブロツク開始バイト、即ちブロツク挿入開始
コード(BLIB)、一時左及び右マージンを与え
るコードTL及びTR、最後に一時タブ・コード
TTである。ブロツク開始バイトに続いて、ブロ
ツクに対する3つのテキスト行があり、それぞれ
がCRで終了する。ブロツクはブロツク終了バイ
ト(BLIE)で終る。実際のTTコードは本実施
例で表示されないから、第11図E〜Gには示さ
れない。勿論、希望する場合には変更によつて表
示可能である。ブロツク・コードに続いて、手紙
の書出しを表わすコード例があり、CRで終了す
る。これに手紙の書出しと残りのテキストの間の
行スペースを与える別のCRが続く。例として第
11図Aを参照されたい。この行スペースはテキ
スト・モード表示では明らかではない。行スペー
スに続くインデント・タブを示すコードはテキス
ト・モード表示で右向きの矢印のグラフイツクに
よつて表わされる。タブに続いて示される複数キ
ヤラクタのコード列は次の3テキスト行を形成
し、CRで終了する。CRで終了するのは、第11
図A〜Dで示すように、操作員が行を早目に終了
しようと意図するからである。続いて、もう1つ
の行スペース用バイトが来る。その後に、一時左
または右マージンのコードが挿入される。一時マ
ージン・コードに続いて、文書の中間パラグラフ
のテキストに相当するコード列が来る。このコー
ド列は必須キヤリア復帰(RCR)で終了する。
一時左または右マージンの作用が次のテキスト部
分で終了するように普通のキヤリア復帰よりも必
須キヤリア復帰が用いられる。前記コードの次は
また行スペース用バイトである。テキストの最後
のパラグラフはいくつかの一時タブ用バイトで開
始する。前記タブが確立された後、次のテキスト
列が続き、必須キヤリア復帰で終了する。これは
前記テキスト列の直前にセツトアツプされた一時
タブ・レジスタを取消すのに用いられる。次の行
スペースに対するCRコードの後に署名行が与え
られる。これは必須タブで終了するタブ列を含
む。これに続いて、CRコードで終了するいくつ
かのテキスト・キヤラクタが来る。必須タブによ
つて署名行の下の行は署名行と同じ場所で始ま
り、テキストでのこの位置は必須キヤリア復帰で
終了し、インデント・タブを取消す。この後は、
執筆者/タイピストのイニシヤルが現われ、それ
にCRが続く、文書メモリの最後のバイトは文書
終了を示すEODである。 例えば第12図に示すような結果を得るのに操
作員入力を文書メモリに記憶する方法、及び第1
2図に示すようなシーケンスを含む文書メモリが
第11図A〜Gに示す表示を生じる方法の詳細に
ついて、一連の例と関連フローチヤートによつて
次に説明する。 操作員がキーインした入力に応じてプロセツサ
20がどのように作用するかを論じる前に、これ
までの説明で言及した機能が実際にどのように行
なわれるかを説明するため、プロセツサ20によ
つて実行される機能の概要について述べることは
有益である。第13図はプロセツサ20の動作の
簡単なフローチヤートで、第14図はプロセツサ
20の内部RAMのメモリ・マツプである。 第13図で、プロセツサ20は操作員のキー操
作に応答するためステツプの順序に従つて動作
し、操作員に適当な表示を与える。プロセツサ2
0は通常、キー操作検出を持つ待機状態にある。
プロセツサ20がキー作動を知ると、ステツプ
200で削除キーが作動(押下げ/解除)したかど
うかを決定する。削除ステツプ201でプロセツサ
20は単に削除状態(フラグ)をセツト/リセツ
トし、待機ループにリターンして次のキー作動を
待つ。 これに対して、削除キーが作動キーでなかつた
場合には、ステツプ202でプロセツサ20はコー
ド機能が作動したかどうかを決定する。コード機
能が作動した場合は、ステツプ203でプロセツサ
20は前記機能を処理し、必要ならば他のルーチ
ンを呼出すことができる。特定の処理は勿論、そ
の機能自身による。処理の後、プロセツサ20は
待機ループにリターンし、次のキー作動を待つ。 他方、ステツプ202でコード機能キーの作動を
検出しなかつた場合には、ステツプ204で、プロ
セツサ20は装置がページ・イメージ・モードで
あるかどうかを決定する。装置がページ・イメー
ジ・モードである場合は、ステツプ205で、ステ
ツプ201でセツトされたフラグを検査することに
よつて装置がまた削除状態であるのかどうかを決
定する。装置が削除状態である場合は、ステツプ
213で、プロセツサ20は許可された前記削除機
能を処理し、特定のキー作動に対応する処理を終
了する。 ステツプ206及び215はアウトボード・キー、即
ち制御キー・フイールド151または152(第
2図)のキーの作動に関連する。勿論、特定の処
理は特定の動作キーによる。 ステツプ208は機能キー作動で動作し、その場
合、ステツプ209は文書メモリの適当な場所と、
多分表示装置自身で機能の挿入を可能にし、プロ
セツサ20は待機ループにリターンする。機能が
挿入される場所はカーソル位置と、後で説明する
他の要因に依存する。ページ・イメージ・モード
でキー作動がアウトボード・キーでも機能キーで
もなかつた場合には、それはキヤラクタ以外には
ない。既に説明したように、ページ・イメージ・
モードは特定のキヤラクタを表示しないから、前
記キヤラクタをテキスト入力に用いるのは望まし
くない。従つて、その場合は、ステツプ210は、
カーソルが文書のタイプ入力を続けるように位置
しているならばテキストを追加または挿入するた
めテキスト・モードに表示を切換える。前記の状
態で真である場合は、ステツプ211は前記キヤラ
クタをキーボード待ち行列に残しておくことを可
能にし(真でない場合には前記キヤラクタはキー
ボード待ち行列に入らない)、その後、プロセツ
サ20は待機ループにリターンする。 また、プロセツサ20は操作員が現在あるテキ
ストの上にテキストをキーインする(挿入モード
以外で)キヤラクタの二重打ちに対処し、キーイ
ンされたテキストによつて現在あるテキストを、
キヤラクタ対キヤラクタで置換える。 ステツプ204で、装置がページ・イメージ・モ
ードではなかつたと決定された場合には、ステツ
プ212(ステツプ205に類似)が実行される。ステ
ツプ212で装置が削除状態でない場合には、ステ
ツプ214で入力キーがキヤラクタ・キーであつた
かどうかを決定する。ステツプ214で、入力キー
がキヤラクタ・キーであつた場合は、ステツプ
217でそのキヤラクタに相当するコードを文書メ
モリの適当な場所(カーソルの)に格納し、プロ
セツサ20は待機ループにリターンする。ステツ
プ214で、入力キーがキヤラクタ・キーでなかつ
た場合には、ステツプ215で入力キーがアウトボ
ード・キーであるかどうかを決定し、それがアウ
トボード・キーである場合は、ステツプ218(ステ
ツプ207に類似)が実行される。ステツプ215で入
力キーがアウトボード・キーでない場合には、入
力キーは機能キーに違いないから、ステツプ216
で適当な場所に格納される。 異なるキーの作動に応じて実行される特定の処
理、または表示装置がテキスト・モードまたはペ
ージ・イメージ・モードでどのように制御される
かについては第13図に示されていない。 プロセツサ20のプログラミングの詳細を述べ
る前に、第14図でプロセツサ20の内部RAM
の一般的な使用法について説明する。第14図の
メモリ・マツプではプログラム記憶自身に割当て
られたメモリ領域が省略されている。本発明の実
施例プログラムは内部RAMに存在するが、これ
はプログラムをROMに記憶させることも可能で
あるから本発明に絶対必要ではないことを当業者
は理解するであろう。最初、操作員がそれぞれの
キーを操作すると、作動キーに対応するコード信
号は次々にキーボード待ち行列224に格能され
る。プロセツサ20は通常は入力順に待ち行列2
24からコードを取出し、一般には最終的に関連
するコード信号を文書メモリ222に格納する。
テキスト入力中、装置がテキスト・モードである
ときテキスト表示を行なうために、プロセツサ2
0はRAMの一部分にテキスト・テーブル(また
はテーブルA)221を生成する。テキスト・テ
ーブル221と文書メモリ222の生成と同時
に、プロセツサ20は第4図に示す装置に関連す
る表示を行うためテキストRAM25に書込みを
行なう。前記処理中、プロセツサ20はまた、一
般にRAMの一部分である準備ポインタ等の領域
223に含まれる複数のポインタ、カウンタ等の
種々のパラメータを追跡する。テキスト入力中ま
たはその後いつでも、操作員はページ・イメー
ジ・モードを選択できる。ページ・イメージ・モ
ードで、操作員は選択表示されたページをどのよ
うにフオーマツトするかを決定するため、選択表
示されたページまでの文書全体をフオーマツトし
なければならない。前記フオーマツトが完了する
と、プロセツサ20は文書メモリ222の内容を
検査し、RAMの一部分に格納されるページ・テ
ーブル(またはテーブルB)220を作成する。
その後、プロセツサ20は文書メモリ222に格
納されたデータからページRAM26に書込みを
行ない、適当な表示を行なう。テキスト表示処理
と全く同じように、ページ・イメージ表示処理も
また準備ポインタ等の領域223からの種々のポ
インタ及びカウンタによつて行われる。 1つのページ・サイズに対するページ境界の書
込みは第10図の論理回路で行われる。他のペー
ジ境界は代りの方法としてORメモリ227を用
いて表示できる。ORメモリ227は1Kバイトの
RAM部分で、選択されたサイズのページ境界が
適当なコマンドでプロセツサ20によつて書込ま
れる。ページRAM26に書込むとき、プロセツ
サ20は展開される各バイトをORメモリ227
の対応するバイトとORする。希望によつて第1
0図の論理回路は取除かれ、すべてのページ境界
はORメモリ227によつて実現できる。ORメ
モリ227に書込まれ、表示装置に至る特定のペ
ージ・サイズは、後で説明するようにソフトウエ
アによつて決定される。代りの方法として、柔軟
性を増すようにEDGEのハードウエアを変更し、
選択されたページ外形線を生成することができ
る。 システム・ソフトウエア 一般に、テキストまたはページ・イメージ表示
の書込みをもたらす処理は類似の目的を有する。
プロセツサ20はカーソルの近くで文書メモリ2
22を調べ、一定の規則(ページ・イメージとテ
キストでは異なる)に基づいて見つかつたキヤラ
クタを順次に表示し、モードと出会つたコードと
の組合せに基づいて表示(行終了等)を整える。
テキスト・モードは本質的に非フオーマツトであ
るから、文書メモリ222(第14図)の任意の
部分の表示を任意の場所で始めることができる。
反対に、フオーマツトされているページ・イメー
ジ表示は、ページの最初のキヤラクタ位置および
マージンを決めるのに前のテキスト・フオーマツ
トに大きく依存する。文書が前にフオーマツトさ
れていた場合(およびフオーマツトが変らない場
合)、プロセツサ20はページRAM26の急速
な書込みを可能にする重要な標識ポストを節約で
きる。この情報はページ待ち行列225(第14
図〕を構成する。ページ待ち行列225が使用可
能でないか、またはもはや正確でない場合には、
ページ・イメージ表示が開始する前に、少なくと
も表示された文書のセグメントに先行する部分に
ついてページ待ち行列225を作り直さなければ
ならい。プロセツサ20を制御して前記機能を生
じさせるソフトウエアは6セグメントに分割でき
る。前記ソフトウエアの詳細は後に説明する。第
15図A〜Cに示す割込みハンドラの目的は、キ
ーボード状態の変化、すなわち各種キーの押下げ
および/または解除に応答し、かつ前記応答から
他のルーチンで用いるキーボード待ち行列224
(第14図)を構成することである。第16.1
〜第16.18図に示すメイン・システム・プロ
グラムの機能は最初にキーボード待ち行列224
に応答し、その情報から文書メモリ222を構成
し、必要に応じてキーボード待ち行列224から
得た情報に応答する他のルーチンを呼出すことで
ある。第17.1図〜第17.2図に示すセンテ
ンス・プロセツサまたはテキスト・モード関連ル
ーチンは、文書メモリ222の情報に基づいて、
後に参照するテキスト・テーブル221(第14
図)を構成し、テキスト・テーブル221および
文書メモリ222と同時にテキストRAM25に
書込みを行なう。第18.1〜第18.11図に
示すカーソル・ルーチンはテキストおよびペー
ジ・イメージ表示モードの両方でカーソル位置を
管理する。第19.1〜第19.31図に示す
FAXまたはページ・イメージ・ルーチンは、呼
出されると文書メモリに応答して、前に述べたペ
ージ・テーブル220とページ待し行列225を
構成するとともに、ページRAM26に対する書
込みを行なう。最後に、代20.1〜第20.1
2図に示すグラフイツク・ルーチンは、前に述べ
たハードウエアによつて実際に苗かれる216(mm)
×279(mm)の標準ページ外形線以外のページ外形
線を描くことを目的としてページ・イメージ・ル
ーチンによつて用いられる。グラフイツク・ルー
チンはまたタブ・グリツド、一時マージン、ゴー
スト・カーソル、アクテイブ・マージン標識およ
び最初と最後の書込み行標識を表示する。 割込みハンドラによつて与えられる主要な機能
は、キーボード10から得たコードを内部システ
ム・コードに変換し、受領順序でキーボード待ち
行列222に格納することである。メイン・シス
テム制御プログラムはシステム・ハードウエアの
それぞれの部分を初期設定し、待機モードに入
る。待機モードは1つまたはそれ以上の信号がキ
ーボード待ち行列224で検出されると終了す
る。メイン・システム制御プログラムはキーボー
ド待ち行列224の内容を調べ、その特定の内容
を応じて処理または他の処理ルーチンの呼出し、
またはその両方を実行する。呼出されたルーチン
はページ・イメージ表示モードに対するものとテ
キスト表示モードに対するものとに分けられる。
2つのグループに分類された一方のルーチンはそ
れぞれの入力に応答し、必要ならば、入力のほか
前の入力テキスト、機能等に従つて関連する表示
を変える。分類された他方のルーチンは文書メモ
リ、および左右のマージン、ページ行数等の各種
ページ・パラメータによつて動作する。テキス
ト・ルーチンおよびページ・イメージ・ルーチン
は共に、関連するテキストRAM25またはペー
ジRAM26の書行み中、処理、特にカーソル制
御を高速化する関連テーブルを構成する。これら
の各テーブルは行編成となつている、すなわち表
示面の各行ごとにエントリがある。テキスト・モ
ード動作に関連するテーブルA(テキスト・テー
ブル221)は文書全体に対して5バイト/(表
示)行を含む。第1のバイトはPAD距離(すな
わち、スクリーンの左端から行の最初の表示可能
なキヤラクタまでの距離)を示す6ビツトと、2
つの制御ビツトで構成される。前記制御ビツトの
1つは行におけるキヤリア復帰(または必須キヤ
リア復帰)の存を示し、もう1つの制御ビツトは
行におけるセンテンス末尾の存在を示す。第2お
よび第3バイトは各行に対して文書メモリにおけ
る行の最初のキヤラクタの位置を指す。第4バイ
トは行のインデント・タブ(存在する場合)、お
よびアクテイブな一時左または右マージンの存在
を示すビツトを表わす。最後に、第5ビツトはそ
の行のブロツクに対するインデント量に対して予
約される。ページ・イメージ表示に関連するテー
ブルB(ページ・テーブル220)は表示面の文
書部分に対して6バイト/行を含む。第1のバイ
トはPAD量に対する7ビツトと、その行のフオ
ーマツト変更を示す1ビツトを含む。第2バイト
は行セグメントの長さはキヤラクタ・スペース単
位で示す。第3および第4バイトは文書メモリに
おける行の最初のキヤラクタの位置を示す。テー
ブルBのエントリである第5および第6バイトは
テーブルBにおいて、行の追加セグメントを記述
する別のエントリ(ある場合)に対するアドレス
を含む。 割込みハンドラ 第15図A〜Cは割込みハンドラ
(KBINTROT)の流れ図である。 第15図Aで、割込みが検出されると、プロセ
ツサ20は割込み元を決定する。ステツプ240で
プリンタ割込みまたはステツプ241で記録装置割
込みが決定されると、ここでは図示されないルー
チンによつて処理される。割込みはプリンタ、記
録装置、またはキーボードからではないとプロセ
ツサ20が決定すれば、その割込みは無効割込み
となされ、リセツトされる(ステツプ243)。これ
に対して、キーボードからの割込みが検出される
と(ステツプ242)、ステツプ244〜243で処理が続
行する。ステツプ244でキーボード禁止ビツト
(フラグ)がオンであると決定されると、プリン
タまたは記録装置が割込み動作中であることを示
す。前記フラグがオフであれば、ステツプ245に
進み普通のキーボード割込みであると決定される
と、点Bを経て処理はステツプ247(第15図B)
に進む。普通キーボード割込みはキーの押下げま
たは解除による割込みである。更に、キーが押下
げのままであるとき特定の反復キー機能が与えら
れる。この機能はイネーブルされたキーボード・
インターフエースのタイマによつて実行される。
判断ステツプ246はタイマがキーボード10で選
択された特定のキーの押下げによつてイネーブル
されたかどうかを決定する。 ステツプ247はキーがメーク/ブレーク・エン
トリかどうかを決定する。これはメークかブレー
クかで異なるコードが発生することを意味する。
どちらの場合もキーボード割込みコードは内部コ
ードに変換される(ステツプ248または253)。選
択された特定のキーがメーク/ブレーク・エント
リでなければ、ステツプ248に続いてステツプ249
で、それが連続作動入力であるかどうかを決定す
る。それが連続作動キーであれば、ステツプ256
でキーボード待ち行列224が空であるかどうか
を決定する。それが空でなければ、ステツプ257
でフラグをセツトし、ページ・イメージ処理を早
く終了する。コードがキーボード待ち行列224
に格納されていなければ、類似のコードを待ち行
列に格納することを妨げることになる。これに対
して、待ち行列が空であればステツプ258で前記
特定キヤラクタが許された連続作動であるかどう
かを決定する(そうでないならば、キヤラクタは
連続作動でないことを示し、これ以上の処理は実
行されない)。それが許された連続作動であれば、
ステツプ250でコード・キーが押下げられたかど
うかを調べ、押下げられていればステツプ259で
コード・ビツトを入力コードにセツトする。ステ
ツプ251はこれがスペース、キヤリア復帰、タブ、
必須タブ、または必須キヤリア復帰のような制御
エントリであるかどうかを決定する。制御エント
リが何であつてもページ・イメージ処理を早く終
了する必要があるので、ステツプ260で前記の作
用をするフラグをセツトする。ステツプ252で変
換されたコードをメイン・システム・プログラム
で処理するためキーボード待ち行列224に格納
する。 ステツプ247で、キーがメーク/ブレーク・エ
ントリであれば、ステツプ253でそのコードを内
部コードに変換し、キーボード待ち行列224に
格納した後、ステツプ254で押下げたキーがカー
ソル・キーであるかどうかを決定する。それがカ
ーソル・キーであれば、ステツプ255で連続作動
割込みをタイマによつてイネーブルし、処理を終
る。 第15図Aに戻つて、ステツプ246の結果が肯
定ならば、点Cを経て処理は第15図Cに進む。
ステツプ261でコード・キーの押下げが示されれ
ば、処理は終了する。すなわち割込みは無視され
る。ステツプ261の結果が否定ならば、ステツプ
262で検査キーの押下げを調べる。検査キーが押
下げられていれば、ステツプ264で連続作動また
はタイマ割込みを禁止またはクリアする。検査キ
ーが押下げられていなかつたならば、ステツプ
263で連続作動割込みビツトをリセツトし、キー
ボード待ち行列224が空であれば前に入力した
カーソル・コードをキーボード待ち行列224に
格納し、キーボード待ち行列224が空でなけれ
ば、前記コードは格納されない。第15図A〜C
で明らかなように、キーボード待ち行列224は
キーボード10の順次キー作動に応じて構成され
る。特定の状態では、ページ・イメージ処理を早
く終了するようにセツトされる。その作用は説明
が進めば理解される。 次に第16.1〜第16.18図に関連して説
明する。第16.1図で、ステツプ265〜269は電
源オンでのみ実行、またはリセツトされる。これ
らの機能はCRTコントローラ27をページ・イ
メージ・モードに対してセツトアツプするほか、
適当な内部ステータス・ポインタ、文書メモリ2
22、テキストRAM25、ページRAM26、
ORメモリ227を含む装置を切期設定する手段
を与える。ステツプ269は初期設定動作を完了す
るためルーチンKBFAXSETを呼出す。
KBFAXSETはKBPAGEIM(第16.12図に
示す)を呼出す。CRTコントローラ27はペー
ジRAM26から特定のパラメータをCRTコント
ローラ27に渡すことによつてセツトアツプされ
る。 プロセツサ20がステツプ269で呼出されたル
ーチンからリターンすると、ステツプ270が実行
され、キーボード待ち行列224を検査する。キー
ボード待ち行列224が空ならば、プロセツサ2
0はキーボード待ち行列224が1つまたはそれ
以上の処理コードを待つまでステツプ270に留ま
る。キーボード待し行列224が空の場合に
FAXメツセージがあれば待ち行列から外され、
表示される。 テキスト表示モード 第15図〜第21図に示すルーチンがテキスト
表示モードで動作する方法を説明するため、テキ
ストRAM25に対する書込みと、およびそれに
関連して、それぞれのカーソル移動キーの操作に
応答するカーソル移動と、ワード・アンダーライ
ン、削除ワード・アンダーライン、キヤラクタ・
アンダーライン、削除キヤラクタ・アンダーライ
ンおよびスクロールに必要な主段とを含む機能に
ついて記述する。 説明が理解し易いように最初に一部の用語につ
いて定義を示す。テキスト・モードではプロセツ
サ20は大部分がプロセツサRAM内にある多く
レジスタを有する。1つの外部のレジスタはステ
ータス・レジスタ(第4図のステータス・ラツチ
50に相当する)である。これらの内部レジスタ
の名称と機能を次の表に示す。
【表】 前記説明において装置はテキスト表示モードで
あり、操作員はキヤラクタまたは機能をキー入力
しているものとする。最初の文書キー入力で操作
員はキー137(コード)と一緒にキー123
(T)を操作すると“コード化T”を生じる。こ
れは割込みハンドラ(KBINTROT)で見分けら
れ、キーボード待し行列224に格納される(第
15図Bのステツプ252)。メイン・システム・プ
ログラムはこのエントリを見分け(第16.2図
のステツプ634)、DOCPTRとセツトし(ステツ
プ635)、そしてテキスト・モードであれば(ステ
ツプ636)、KBSENTENを呼出す(ステツプ
638)。KBSENTENは第17.1図の最初に示
され、ステツプ638〜641は特定の(ソフトウエ
ア)レジスタを初期設定する。文書メモリにテキ
ストがなければ処理を終了する。その場合、コー
ド化Tを使用する必要はない。 その後、処理は必要とする文書を示す次のデー
タの挿入を待機する。操作員が新しい文書の情報
をキーインする場合を考えると、ステツプ270(第
16.1図)はキーボード待ち行列224が空で
ないことを見分け、プロセツサ20はキーボード
待ち行列224の最初の位置の内容を検査する。
本実施例ではステツプ271(第16.1図)でキヤ
ラクタまたは必須スペースを見分ける。ステツプ
272で前記コードを文書メモリに格納する。次に
ステツプ273でKBSNMDRT(センテンス変更ル
ーチンを呼出すルーチン(第16.17図))を
呼出し、ステツプ274でKBSENMOD(第17.
6図)を呼出す。第17.6図のステツプ277お
よび278で、テキスト・テーブル21(テーブル
A)のポインタおよびカーソルのアドレス、すな
わち表示面のテキストに対するカーソルに関連す
る文書メモリ222上の位置を得る。次にステツ
プ279で、ビツトをセンテンス変更処理が行われ
ていることを示すステータスにセツトし、ステツ
プ281でLPADおよびLINELENをセツトする。
本発明の実施例で使用するパラメータは5キヤラ
クタ・スペースのPADと52キヤラクタの行長で
ある。前に述べたように、これらのパラメータは
利用できる技術および構成部品の範囲内でかなり
変更できる。例えば行長は64キヤラクタに増加で
きる。ステツプ285〜287で、特定の行がアクテイ
ブな一時左または右マージン、またはブロツク挿
入を有するかどうかを決定する。これはテキス
ト・テーブル221を参照して決定される。その
後、ステツプ280で、前のインデツクス機能があ
ればINDEXPADをセツトする。ステツプ282は
ITABPOSをゲツトし、ステツプ283はDOCPTR
の値を得る。ステツプ284はテキスト・テーブル
221の処理終了点のアドレスを計算するが、テ
キスト・テーブル221は固定したフオーマツト
であるから、TABAPTRから容易に決定される。
その後、ルーチンは点A(第17.1図)にスキ
ツプする。 文書の最初のキヤラクタのキー入力での初理は
比較的容易で、適当なテキスト・テーブル・エン
トリを書込み、キヤラクタを表示するテキスト
RAM25に1バイトを挿入することが必要とさ
れるだけである。キーボード待ち行列224(そ
して更に文書メモリ222)に入力されるキヤラ
クタが増加するに従つて、追加のエントリがテキ
スト・テーブル221およびテキストRAM25
に書込まれ、カーソルのある行の最初で再書込み
が行われる。この処理に関する次の説明では、文
書にテキストが存在し、テキストRAM25は書
込み中であるものとする。 第17.1図で、カーソルがブロツク挿入、
BLIE(ブロツク挿入終了を示す内部コード)、
BLIB(ブロツク挿入開始を示す内部コード)、ま
たは一時タブを指しているかどうかを決定する処
理が行われる(ステツプ291)。その結果が否定な
らば、ステツプ292でカーソルをスクリーン外に
移動する。これは単にカーソル位置を非表示装置
にセツトするだけでよい。後で説明するステツプ
293、294を経て、ステツプ295で、INDEXPAD
がゼロでなければ、ステツプ296でCHARCTRに
INDEXPADをロードする。CHARCTRと
LPADの和はステツプ297でテキスト・テーブル
221にPADとして格納される。INDEXPAD
がゼロであれば、ITABPOSはCHARCTRに転
送される(ステツプ639)。ステツプ298はテキス
ト・テーブル221のインデント・タブ・バイト
の書込みを行なう。後で説明するステツプ299〜
303を経て、ステツプ304で、キヤラクタがまだ表
示されていないことを示すフラグをセツトし、ス
テツプ305で、キヤラクタが現在の行で今までに
現われなかつたことを示すフラグをセツトする。
何かが表示される前に、行の最初のキヤラクタを
含む特定のワードがその行に適合するかどうかを
決定する処理が行われ、ステツプ304、305でセツ
トされたフラグは前記先見処理を追跡するのに用
いられる。ステツプ306で、プロセスが表示の末
尾を通り過ぎたかどうかを決定する。これは現在
の位置(CHARACTRの内容)をLINELENと
比較することによつて決定される。判断ステツプ
307でTLMがアクテイブでなければ、ステツプ
308で位置1〜5に5個の必須ブランク(必須ブ
ランクはキヤラクタb/で示す)を表示する。
TLM(一時左マージン)がアクテイブならば、ス
テツプ640で位置1〜4と6に“b/”を位置5に
“1”(垂直バー)を表示する。ステツプ308、640
ではテキストRAM25に書込みを行なうから、
TLMに従属する各々の行にステツプ640を実行し
た結果は、例えば第11図Fで示すような縦方向
の実線である。ステツプ309、310を経て、ステツ
プ311でPADルーチンを呼出し。CHARCTRを
渡す。第17.8図に示されるPADルーチンは
テキストRAM25を書込むのに用いられる。ス
テツプ314(第17.8図)で書込みが行われ、ス
テツプ315で、レジスタSENTPTRは常に次の空
の位置を示すように書込みに歩調を合わせる。そ
の後、処理は点A7にリターンする(第17.2
図)。 第17.2図で、DOCPTRはステツプ316で得
られる。ステツプ317で、INDEXPADをゼロに
し、ステツプ318でWORDLENをゼロにし、
DOCPTRの内容をレジスタTEMPに保管する。
次に、後で説明するステツプ319、320を経て、ス
テツプ321で、テキスト・テーブル221の
DOCPTRを格納し、行の最初のキヤラクタの文
書メモリ・アドレスとテキスト・テーブル221
の相互参照を行なう。この処理を開始したコード
は通常のキヤラクタを示すものとみなされるか
ら、あとで説明するステツプ322、323を経て、ス
テツプ324で点D(第17.3図)に分岐する。第
17.3図のステツプ325でEOS(センテンス終
了)標識がクリアされる。ステツプ326を経て、
ステツプ327、328でTEMPとWORDLENをそれ
ぞれ増分する。これらは文書メモリの次のキヤラ
クタへのアクセスを与え、処理中のワード長を追
跡する。ステツプ329は現在のワードがこれまで
行に適合するかどうかを決定する。これは単に
WORDLENとCHARCTRの和をLINELENと対
比するだけでよい。ステツプ329の結果が肯定な
らば、処理は点A2でステツプ320(第17.2
図)に入り、最初のキヤラクタが本当に通過した
と決定し(ステツプ320)、ステツプ321は実行さ
れない。同様な処理はステツプ361で、ワード終
了が認められるまで続く。ワード終了が認められ
ると、プログラムは点E(第17.3図)にジヤ
ンプし、判断ステツプ331で現在のワードが行に
適合するかどうかを決定する。その結果が肯定な
らば、プログラムは点F(第17.4図)にジヤ
ンプし、ステツプ332でレジスタWORDCTRを
ゼロにリセツトする。ステツプ333で、
WORDCTRの内容をWORDLENと対比する。
後者は前記ワードの長さを示し、前者はゼロであ
るから、ステツプ334以下が実行される。ステツ
プ333〜339はワードの各キヤラクタを一回通るル
ープを形成し、キヤラクタが何であるかによつて
第17.7図のルーチンCDSBまたはDSBが呼出
される。前者はカーソル位置によつてスペースま
たはキヤラクタを表示し、後者はキヤラクタを表
示する(いずれもテキストRAM25に書込み
5。前記ループを繰返すごとにWORDCTRが増
分する(ステツプ339)。第17.7図のステツプ
348が実行されるかどうかは開始点がCDSBまた
はDSBであるかによる。ステツプ348が実行され
るのはカーソルがキヤラクタ位置にあるときにの
みその位置のキヤラクタが表示される場合だけで
ある。第17.4図で、CDSBが呼出されて必須
スペースまたはアンダーライン必須スペースが表
示される(ステツプ342、341)。あとで説明する
ように、キヤリア復帰(CR)および必須キヤリ
ヤ復帰(RCR)もまたDSBよりはCDSBを呼出
す。どんな場合でも、ステツプ349(第17.7
図)は少なくとも1キヤラクタが現在行に表示さ
れていることを示すフラグをセツトする。判断ス
テツプ350はSENTPTRで見つかつたキヤラクタ
位置をカーソル位置と対比して、カーソルをその
キヤラクタにセツトするかどうかを決定する。カ
ーソルをそのキヤラクタにセツトしないならば、
ステツプ351でプロセツサ20は表示端を通り過
ぎたかどうかを決定する。結果が否定であれば、
判断ステツプ352を実行し、表示されるキヤラク
タでなければ(CR、RCR等のように)、ステツ
プ353〜355で何を表示しなければならないかを決
定する。いずれの場合も、ステツプ358〜360でキ
ヤラクタが表示され(すなわち、テキストRAM
25に書込まれ)、SENTPTR、CHARCTRお
よびDOCPTRを増分する。そして処理は呼出し
ルーチン(第17.4図)にリターンし、ステツ
プ333で全ワードが表示されたと決定するまでル
ープは反復実行される。ステツプ333の結果が肯
定ならば、ステツプ344で前のキヤラクタがスペ
ースであつたかどうかを決定する。その結果が否
定ならば後で述べるように特別な機能を実行しな
ければならない。ステツプ344の結果が肯定なら
ば、ステツプ345でセンテンス終了(EOS)が見
つかつたかどうかを決定する。ステツプ345の結
果が肯定ならばステツプ346でEOSビツトをセツ
トし、そうでない場合には、プログラムは点A4
(第17.2図)に戻り、前に述べた手順と同様
に次のワードを検査する。 前記処理のある点で、ステツプ331(第17.3
図)は現在のワードが行に適合しないことを示
す。その場合、ステツプ347で処理は表示の端を
通り過ぎたかどうかを決定する。ステツプ347の
結果が否定ならば、ステツプ348、349が実行され
る。ステツプ348では、PAD(第17.8図)を
呼出し、行の残りをスペースで埋める(言い換え
れば、ワードは行に適合しないから、ワードはど
の部分も表示されないし、前の内容は消される)。
ステツプ349では、表示の次の行の最初の位置に
相当するテキストRAM25のアドレス位置を指
すようにSENTPTRを増加する。その後、判断
ステツプ350でSENTPTRが表示の端を通り過ぎ
たかどうかを決定する。その結果が否定ならば、
プログラムは点A3(第17.1図)に戻る。ス
テツプ294でパラメータLPADとLINELENは再
びリセツトされ、次のキヤラクタが検査され、新
しい行を埋めるように表示される。処理のある点
で、センテンス終了が認められるかも知れない。
ステツプ361(第17.2図)で、スペースに先行
するピリオドがあつたと決定されれば、ステツプ
362〜366の一部または全部が実行される。センテ
ンス終了はピリオド・スペース・スペースのシー
ケンスとして見分けられる。ステツプ366で、セ
ンテンス終了(EOS)に対する標識(カーソ
ル・ルーチンで用いられる)をテーブルAにセツ
トする。また、ステツプ366で、第2のスペース
を埋め合わせるのにWORDLENが1増分され、
次のワードが検査される。 表示動作中、判断ステツプ344(第17.4図)
でワード終了がスペースによらなかつた場合、特
別な機能を実行するため、プログラムは点G(第
17.5図)に進む。そのキヤラクタが何である
かは、特定の順序のステツプ367〜374の1つで決
定される。第17.5図で、キヤリア復帰が認め
られると(ステツプ375)、テキスト・テーブル2
21に適当に書込むためにCRを示すようにビツ
トをセツトし(ステツプ376)、CDSB(第17.
7図)を呼出してスペースをカーソルがそこにな
い限り表示する。更に、必須キヤリア復帰はイン
デント・タブおよび一時マージンを終了する。キ
ヤリア復帰によつてCDSBから戻つた後、処理は
行終了を示すE1(第17.3図のステツプ347)
に戻る。 これに対して、タブおよび必須タブは共に右向
き矢印(例えば、第11図E,F,G)を表示す
るためDSB(第17.5図、ステツプ381、384)
を呼出す。対応するステツプ382と385はキヤラク
タが現在行に表示されていないことを示すステー
タス・ビツトをリセツトし、点A4(第17.2
図、ステツプ318)にリターンする。挿入コード
が認められると現在行の終了に類似の表示を生じ
る(第17.5図、ステツプ378、379)。これは
現在行の残りを挿入されるキヤラクタのためのブ
ランクのままにしておく。再び挿入に出会うと、
残りのスペースは削除され、詰めて表示される。
現在の水平位置を維持するように作用するインデ
ツクスが認められると(ステツプ372)、
INDEXPADにCHARCTRがロードされ(ステ
ツプ386)、ステツプ387を経てステツプ388で
CDSBは実行され、現在行の終了でE1にリターン
する。 文書終了が認められると(ステツプ373)、ステ
ツプ389でテキスト・テーブル221が適当に書
込まれる。ステツプ390で、追加のキー入力と表
示ができるようにLPADとLINELENを再び初期
設定し、ステツプ391で表示に対してCDSBを呼
出す。ステツプ392で表示端に達しない場合には、
表示端までをブランクにするBLENDを呼出す
(ステツプ393)。 第17.9図のステツプ394〜396で、現在行を
どれだけブランクするかを決定し、PAD(第1
7.8図)を呼出す。PADルーチンから戻ると、
ループを形成するステツプ397〜399で、表示端に
達したと決定されるまで(ステツプ398)、反復し
て1行ずつブランクする。 前記機能によつて操作員が入力した最初のテキ
ストはキーボード待ち行列224に構成され、キ
ーボード待ち行列224は文書メモリ222を満
たし、テキスト・テーブル221とテキスト
RAM25に書込むのに用いられる。 操作員は最初のまたは普通のテキストをキー入
力した後、テキスト・ブロツクをキー入力できる
が、それについてはページ・イメージ・モードの
記述後に説明する。その前に、テキスト・モード
表示でカーソル移動を規制するカーソル・ルーチ
ンについて述べる。 テキスト・カーソル処理 操作員が(第16.1図の)処理の間にカーソ
ル・キーの1つを操作した場合、ステツプ400は
キーボード待ち行列224でカーソル移動キーに
相当するコードを識別し、処理は点J(第16.
8図)に進む。ステツプ401で表示モードがテキ
スト・モードと決定されれば、ステツプ402で入
力された機能がカーソル右であるかどうかを決定
する。要求された特定のカーソル移動によつて、
ルーチンKBSCRT(カーソル右)、KBSCLT(カ
ーソル左)、KBSCUP(カーソル上)、または
KBSCDN(カーソル下)の1つが呼出される
(プロセツサ20はステツプ403〜405で検査され
る挿入モードでないものとして)。これらのルー
チンはそれぞれ第18.5図、第18.8図、第
18.6図および第18.9図に示される。これ
に対して、挿入モードの場合は(ステツプ403、
404)、入力点AE(第16.8図)またはAF(第1
6.10図)に示す異なる処理が行われる。挿入
モードでのカーソル処理については後で説明す
る。 第18.5図で、テキスト・カーソル右が実行
される。ステツプ450で文書メモリ222からの
次の表示キヤラクタが次の表示行にあるかどうか
を決定する。テキスト・テーブル221は次の表
示行の最初のキヤラクタの文書メモリ222での
アドレスを示すから、ステツプ450では単に、次
の表示可能なキヤラクタのアドレスと、次の表示
行に対応するテキスト・テーブル221でのエン
トリとを対比するだけでよい。次の表示キヤラク
タが次の表示行にない場合には、ステツプ451で
カーソルがEODコード上にあるかどうかを決定
する。カーソルがEODコード上にあれば、カー
ソルは先に進むことはできない。実際にカーソル
は全く動かない。そうでない場合には、ステツプ
452でCRTコントローラ27に適当なアドレスを
書込むことによつてカーソルは次の表示キヤラク
タに移動する。他方、次の表示キヤラクタが次の
表示行にある場合には、ステツプ453で現在カー
ソルが最後の表示行にあるかどうかを決定する。
カーソルが最後の表示行にあれば、表示をスクロ
ールするDOCROLLルーチンを呼出す。スクロ
ールの必要の有無にかかわらず、ステツプ454で
CRTコントローラ27に適当に書込むことによ
つて、カーソルを次の表示行の最初の表示キヤラ
クタに移動する。その後、ステツプ455で最後の
カーソル位置のキヤラクタはCR、RCR等であつ
たかどうかを決定する。その場合には、ステツプ
456で前に表示されている機能はスペースに置換
えられる。ステツプ457で新しいカーソル位置の
キヤラクタを調べ、それがCR、RCR等であれ
ば、ステツプ458でカーソル位置のテキスト
RAM25の内容を変えることによつて、スペー
スを適当な機能で置換える。 以上で明らかなように、操作員はテキスト・モ
ードで、実際に表示中のキヤラクタ(またはスペ
ース)を現在含まない位置にカーソルを移動する
ことはできない。特に、操作員はカーソルを表示
面の空白領域に位置することはできない。更に、
特別に定義された機能、すなわちCR、RCR、イ
ンデツクス、または必須スペースは通常スペース
として表示され、カーソルがその位置にある場合
にのみ適当なグラフイツクを伴なう。第18.8
図はカーソル左を実行する処理を示す。これは前
記したカーソル右の場合の処理に類似の処理であ
るので説明を省略する。 第18.6図にカーソル上を実行する処理を示
す。ステツプ413でカーソルが最初の表示行にあ
るかどうかを決定する。カーソルが最初の表示行
にあれば、ステツプ414でカーソルが文書の最初
にあるかどうかを決定する。カーソルが文書の最
初にあればカーソルは少しも上に移動できないか
ら処理は終了する。ステツプ413で結果が否定の
場合は、ステツプ416でカーソルが表示面の最初
の行にあるかどうかを決定する。カーソルが最初
の表示行にあれば、RVDOCROLLルーチン(第
18.7図)を呼出し、カーソルが上に移動でき
るように文書を逆方向にスクロールする。ステツ
プ417で、カーソルを前の行の最初、すなわち一
番左の表示位置に移動する。こうして、カーソル
は可能な場合1つ上の行に移動するだけでなく、
前の行の最初に移動する。その後、ステツプ418
〜421で、前に表示されたキヤラクタを、カーソ
ルがそこにないことから変えなければならないか
どうか、または新しいカーソル位置に関連するキ
ヤラクタを、カーソルがそこにあるという理由で
変えなければならないかどうかを決定する。カー
ソル下の処理は第18.9図に示される。その動
作はカーソル上の場合の前記説明によつて類推で
きるので説明を省略する。 カーソル移動を理由として、順方向または逆方
向のスクロールが実行される。RVDOCROLLル
ーチンは第18.7図に示される。ステツプ422
で、表示カウンタをゼロにセツトし、ステツプ
423で最初の表示行がCR、RCRまたはEOSを有
するかどうかを決定する。その結果が肯定ならば
ステツプ427に進む。ステツプ423の結果が否定な
らばステツプ424で表示行カウンタを1増分する。
ステツプ425で表示行カウンタが11に等しければ
ステツプ426で表示行カウンタをゼロにリセツト
し、ステツプ427に進む。ステツプ425で結果が否
定ならば、次の表示行を検査してステツプ423に
戻る。ステツプ427では、表示面の最上行の現在
の値を表示行カウンタの数よりも11少ない数に減
らすことによつて、新しい表示面の最上行を計算
する。これは逆方向スクロールで“繰越し”の手
段を与え、センテンスまたはパラグラフ境界を維
持する。前記計算による最上行の値で
SENTROLLルーチン(第17.6図)を呼出す
(ステツプ428)。SENTROLLルーチンは計算さ
れた新しい最上行で開始し、テキスト・テーブル
221と文書メモリ222から新しい表示を作成
する。 順方向の文書スクロールルーチン、
FDOCROLL(図示せず)は、次の点を除き、第
18.7図に示した処理に類似している。相違す
る点は、最初の表示行を検査する代りに最後の表
示行を検査すること、次の表示行を検査するので
はなく、前の表示行を検査すること、新しい最上
表示行の値を得るのに古い最上行の値を減らす代
りに現在の最上表示行の値を適当な数だけ増すこ
との3点である。 カーソルを単に右、左、上または下に移動する
代りに、キー109,110(第2図)によつて
順方向または逆方向に1ワード移動できる(テキ
スト・モードにおいてのみ)。これらのキーの1
つが押下げられると、表示コードがキーボード待
ち行列224に挿入される。これはメイン・シス
テム・プログラムによつて(第16.1図から第
16.5図につながる)Kを経て第16.5図の
ステツプ701で検査され、結果が肯定ならば点O
を経て処理は第16.11図にスキツプする。キ
ー109または110(それぞれ、順方向または
逆方向の移動)のどちらが押下げられたかによつ
て、第16.11図のステツプ702または703がそ
のコードを見分ける。ステツプ704または705装置
が挿入モードであるかどうかを決定する。挿入モ
ードでない場合は、ステツプ708または709によつ
てサブルーチンKBSWCFW(第18.10図)
またはKBSWCBK(第18.11図)のどちらか
が呼出される。挿入モードにおけるカーソル移動
については後で説明する。 第18.10図ではカーソルを1ワード順方向
に移動する処理を示す。ステツプ712、715および
718はワード末尾が見つかるまで1キヤラクタご
とに一回りするループを形成する。ループが一回
りする度にテキスト・カーソル右(第18.5
図)が呼出され、カーソルを1キヤラクタ順方向
に移動する。スペースが見つかると、ステツプ
714で機能フラグをセツトする。キヤラクタまた
は必須スペースがワード末尾を越えると、機能フ
ラグはリセツトされ(ステツプ717)、処理はリタ
ーンする。ワード逆方向移動(第18.11図)
では、カーソルを戻すのにテキスト・カーソル左
を呼出す(ステツプ725)以外は、類似の処理が
実行される。ワード順方向または逆方向の処理は
どちらも、EODまたは文書開始に出会つた場合
には処理を終了する。 アンダーライン アンダーライン、削除アンダーライン、ワー
ド・アンダーライン、および削除ワード・アンダ
ーラインについて説明する。 キーボード待ち行列224を処理している間に
ステツプ437(第16.1図)でプロセツサ20が
アンダーラインを検出した場合はステツプ438を
実行する。ステツプ438で、現在のカーソル位置
の文書メモリ222での位置を調べる。これは
DOCPTRでわかる。その点を文書メモリ222
で調べて、キヤラクタが見つかつたならば、その
キヤラクタに対するアンダーライン・ビツト(ビ
ツト7)をセツトする。テキストRAM25で、
後に説明するように前記アンダーラインの格納が
行われる。文書メモリ222の前記位置にキヤラ
クタがなければ、前記動作は行われない。ステツ
プ273で、表示を変更するKBSENMOD(第17.
6図)を呼出すKBSMDRT(第16.17図)
を呼出す。操作員がキー137および122(第
2図参照)を同時に操作し、ワード・アンダーラ
イン実行の要求を示した場合は、処理の間にステ
ツプ439(第16.2図)でコード化機能がキーボ
ード待ち行列224から読取られていると決定す
る。ステツプ441(第16.3図)でコード化I
(ワード・アンダーライン・キー122)が認め
られると、ステツプ442および443で、最初に“セ
ツト”フラグを渡すKBWUSCOM(第16.13
図)を呼出す。 ここで第16.13図でKBWUSCOMの処理
の詳細を説明する。 ステツプ444で、KBWUSCOMは文書メモリ2
22を逆方向に走査し、現在のワードの最初のキ
ヤラクタを見つける。これはキヤラクタの直前の
スペース(または機能、またはかくれたコード)
を見つけることによつて決定される。ステツプ
445で、現在のワードの末尾が見つかるまで文書
メモリ222を順方向に走査する。この場合も、
スペース(または機能またはかくれたコード)が
後に続くキヤラクタを見つける必要がある。ワー
ドの最初から文書メモリ222を順方向に走査し
ている間に各々のキヤラクタのアンダーライン・
ビツトをセツトまたはクリアする。ステツプ442
(第16.3図)で“セツト”フラグを渡すプロ
グラムは開始しているから、文書メモリ222の
各アンダーライン・ビツトはステツプ445(第1
6.13図)によつてセツトされる。
KBWUSCOMサブルーチンはステツプ445から第
16.3図にリターンする。ステツプ443で
KBSWCBK(第18.11図)を呼出す。このサ
ブルーチンの機能はDOCPTRをワードの最初に
移動することである。それによつて、
KBSENMOD(第17.6図)が後で実行されて
表示を再書込みし、ワード全体がアンダーライン
される。特に、KBSWCBKの呼出しに続いて
DOCPTRがワードの最初を指しているとき、ス
テツプ273(第16.1図)はKBSENMOD(第1
7.6図)を呼出すKBSNMDRT(第16.17
図)を呼出し、カーソル位置から順方向にテキス
ト表示を再書込みする。コード化I(キー122)
がワード全体のアンダーラインを生じるのを確実
にするため、処理は最初に文書メモリ222を書
込み(第16.13図、KBWUSCOM)、カーソ
ルをワード開始に向つて逆方向に移動し
(KBSWCBK)、テキスト表示を再書込みする
(KBSENMOD)。 削除アンダーラインおよび削除ワード・アンダ
ーラインの動作説明に入る前に、プロセツサ20
がどのように削除を開始または中止するかについ
て説明する。操作員が削除キー106(第2図)
を操作すると、キーボード待ち行列224に入つ
た削除コードがステツプ446(第16.1図)で識
別され、ステツプ448で、キー押下げによつて削
除条件がセツトされ、キー上げによつて削除条件
はリセツトされる。削除条件がプロセツサ20で
維持されるフラグに過ぎないから、このフラグは
キー押下げの間はセツトされているが、キー押下
げが解除されるとすぐにリセツトされる。従つ
て、削除はモードまたは機能を変更するだけで、
それ自身としては何の機能も持たない。この後、
処理はステツプ449(第16.1図)にスキツプ
し、キーボード待ち行列224の次のエントリを
調べる。 次のコードが見つかると、プロセツサ20はス
テツプ459で削除モードであると決定する(削除
モード・フラグがセツトされているものとして)。
従つて、処理は点Iを経てステツプ460(第16.
7図)にスキツプする。この処理において、ステ
ツプ462で、エントリが削除ハイフンまたは削除
アンダーラインで、かつカーソルがキヤラクタ上
にあることを認めると、ステツプ463において、
テキストRAM25(のカーソル位置)と文書メ
モリ222(のDOCPTRによる位置)でキヤラ
クタのアンダ−ライン・ビツトを削除する。ステ
ツプ464でカーソル右機能のKBSCRT(第18.
5図)を呼出す。その後、処理は点Fからステツ
プ449(第16.1図)に戻り、キーボード待ち行
列224の次のコードを読取る。 I(キー122)が単に削除アンダーラインと
いうよりも、削除条件で操作された場合は、ステ
ツプ642(第16.7図)で前記コードを見分け
る。従つて、ワード・アンダーラインに関連して
説明した処理に類似する処理が行われる。ただ
し、文書メモリ222におけるアンダーライン・
ビツトはセツトされるのではなく、ステツプ643
で呼出されるKBWUSCOM(第16.13図)に
よつてクリアされる。ステツプ644で、
KBSWCBK(第18.11図)と、次に
KBSENMOD(第17.6図)を呼出し、表示を
再書込みする。 第16図における処理の残りの大部分は、挿入
モード動作に対するものを除き、後で説明する
FAXまたはページ・イメージ・モードに関連す
る。 挿 入 キーボード待ち行列224の処理で、プロセツ
サ20が挿入キー104(第2図)の操作を認め
れば、処理はステツプ465(第16.1図)か
ら点Qを経て第16.9図Aに向う。 ステツプ1643で挿入モード入力を認めれば、ス
テツプ1644で装置がテキスト・モードであるかど
うかを調べ、そうであれば、ステツプ1645で文書
メモリ222をオープンする。それによつて、文
書メモリ222でDOCPTRの右のすべてのコー
ドは、すべての使用可能なメモリがDOCPTRの
すぐ隣りになるようにできるだけ大きく下方に移
される。その後、処理はAC点を経てステツプ273
(第16.1図)にスキツプし、KBSNMDRT
(第16.17図)を呼出す。ステツプ274(第1
6.17図)はKBSENMOD(第17.6図)を
呼出し、表示を再書込みする。この再書込みはカ
ーソルが位置する表示行の最初で開始する。
KBSENMODは表示面の行を再書込みするが、
文書メモリ222がオープンしたとき(第16.
9図のステツプ1645)、挿入キヤラクタは文書メ
モリ222に記録される。表示を再書込みする間
に、そのキヤラクタに出会うと(第17.2図、
ステツプ323)、処理はC点を経て第17.3図に
スキツプする。第17.3図のステツプ646で挿
入キヤラクタを認めると、ステツプ348で行の残
りをブランクにする。その後、テキスト表示の残
りが書込まれる。従つて、挿入モードになること
は文書メモリ222とカーソルの右の表示部分の
両方を開放する。しかしながら、“空地”と“ホ
ール”は程度が異なる。文書メモリ222で、
“ホール”はできるだけ大きくする。テキスト
RAM25で“ホール”はカーソルが存在する行
の残りである。ここで新しいテキストが加えられ
ると、KBSENMOD(第17.6図)は挿入キヤ
ラクタを挿入されたテキストの先に連続的に移動
することによつて、新しいテキストを表示面で前
にブランクされた領域に加える。挿入されたテキ
ストが前にブランクされた場所を完全に満たす
と、挿入キヤラクタは次の行に押下げられ、次の
表示行は挿入テキストを追加できるように空白に
なる。これに対して、メイン・システム・プログ
ラムがキーボード待ち行列224で挿入キヤラク
タを認め、装置が挿入モードであれば、ステツプ
647(第16.9図B)で、挿入モードからの出口
を認める。従つて、ステツプ648で文書メモリ2
22をクローズし、挿入ビツトをリセツトする
(挿入モードを出る)。ステツプ649からAC点を経
て処理はステツプ273(第16.1図)にスキツプ
し、KBSNMDRT(第16.17図)を呼出し、
それによつてKBSENMOD(第17.6図)が呼
出され、テキスト表示を再書込みし、在存するブ
ランク空間を実際に取除き、表示を密にする。挿
入モードで、操作員が順方向または逆方向移動
(キー109または110の操作)を行えば、ス
テツプ701(第16.5図)で処理は点Oを経て第
16.11図にスキツプする。装置は挿入モード
であるから、第16.1図のステツプ706または
707が実行され、次のまたは前のワードの開始を
探す。それが見つかると、ステツプ710または711
で文書メモリでの“ホール”をその場所に移動す
る。その後、処理は点ACを経てステツプ273(第
16.1図)にスキツプし、表示を再書込みして
新しい挿入位置を示す。 ページ・イメージまたはFAXモード処理 ページ・イメージ表示(ページRAM26)を
書込むのに実行される処理を説明する。操作員が
ある程度キー入力してあるものとして、テキスト
に既にキーインされているイメージを印刷すると
どのように表示されるかを検査するには、操作員
はページ・イメージ・キー108(第2図)を操
作する。 そのキーに相当するコードがステツプ465(第1
6.1図)で検出されると、処理は点Qを経て第
16.9図Aにスキツプし、ステツプ650でその
コードを認めるとステツプ652が実行される。 ページ・イメージ処理の詳細を説明する前に、
理解を容易にするためいくつかの用語を定義する
必要がある。ページ・イメージ・モードのプロセ
ツサ20によつて管理される複数のレジスタの大
部分はプロセツサ内部にある。第1表に示したも
ののほか、次に示す第2表に内部レジスタの名称
と機能を示す。
【表】 前に述べたように、テーブルBはカーソル移動
と文書メモリ222の間の相互参照のためペー
ジ・イメージ・プログラム実行中に作成されるペ
ージ・イメージまたはFAXテーブルである。テ
ーブルBは表示メモリの表示で各々の行に8バイ
トを与える。これらはPAD数と行の一時パラメ
ータが変更されるかどうかを示す標識との和の1
バイトと、キヤラクタ・カウントの行長の1バイ
トと、行の最初のキヤラクタの文書メモリでのア
ドレスの2バイトと、次のセグメント(これは次
の行、またはその行にブロツク挿入が現われれば
文書メモリでのブロツク挿入位置であるかもしれ
ない)へのリンクの2バイトと、現在未使用の2
バイトを含む。 電源投入またはリセツトによつて、ステツプ
269(第16.1図)は第16.12図に示す
KBPAGEIMによつて、CRTコントローラ27
をページ表示にセツトする。第16.12図のス
テツプ466とKBPAGEPRG(第19.1図)に呼
出し、文書メモリ222における現在のページ開
始位置を渡す。ページ表示のための最初のテキス
ト処理で、ページ待ち行列225が作成される。
ページ待ち行列225は特に各ページのページ開
始、すなわちページの最初のキヤラクタの文書メ
モリ222でのアドレスと、ページの最初の実際
のタブおよびマージンの表示を識別する。前ペー
ジのテキストと変らない場合、ステツプ466は必
要な情報についてページ待ち行列225を参照す
るだけである。第19.1図において、最初、ス
テツプ468で、文書開始、すなわち文書メモリ・
アドレスを格納する。ステツプ469で、フオーマ
ツト行およびカラムを表示または削除できる
GDGRIDサブルーチン(第19.28図)を呼
出す。第19.28図のステツプ528で、表示メ
モリのグリツド領域がブランクされることを確実
にするGDGRAFOR(第20.1図)を呼出す。
ステツプ529で、グリツドが表示されることにな
つているかどうかを決定する。その結果が肯定な
らば、ステツプ530および531が実行され
る。GDGRAFORの動作については後で説明す
る。ステツプ529の結果が否定ならば、ステツプ
532でGDGRAFORを呼出し、マージンまたはタ
ブ表示のORメモリ227をクリアする。ステツ
プ533および535は特別なページ外形線を表示する
ことになつているかどうかを決定する。その結果
が否定ならば、ステツプ537でSETGHOST(第1
9.26図)を呼出す。第19.26図のステツ
プ538で、グリツド標識がオンであるかどうかを
決定する。それがオンであれば、ステツプ539お
よび540が実行される。それがオンでなければ、
SETGHOSTはリターンし、続いてGDGRID(第
19.28図)もリターンする。 前記説明は特別なページ・イメージとして“カ
ード”および“エンベロープ”を必要としないと
いう仮定に基づいている。通常、ハードウエアは
操作員に正しい印刷ページ・サイズを知らせ、か
つ操作員が文書マージンと実際のページ境界の関
係を調べることができるように、216(mm)×279
(mm)のページのイメージをスクリーンに書込む。
本発明では、操作員は他のページ・サイズとし
て、80カラムのパンチ・カード(IBMカード)
の外形線を指す“カード”と、封筒の外形線を指
す“エンベロープ”を選択できる。キー119ま
たは120(第2図)の操作によつて前記イメー
ジのどちらかを選択できる。前記の動作について
は賃20.1図〜第20.12図に関連して説明
する。重要なことは、他のイメージもまた同様に
して書込みできることである。 ステツプ470(第19.1図)で、文書パラメー
タ、例えばマージン、最初の書込み行(FWL)
の位置、およびページ当りの行数をセツトアツプ
する。操作員が前記パラメータを前に選択してな
かつた場合、省略時のパラメータが選択され記憶
される。ステツプ471で、ハイフン・フラグがセ
ツトされると決定されれば、ステツプ472を実行
するが、その説明は後で行なう。ハイフン・フラ
グがセツトされない場合は、ステツプ473でカー
ソル位置のアドレスを得る。次にステツプ474で、
カーソルがかくれたコード上にあるかどうかを決
定する。ステツプ474〜476はカーソルがブロツク
挿入を飛び越えるように構成される。ページ
RAM26に書込むとき、最初にテキスト本体が
書込まれ、“ブロツク”はステツプ474〜476によ
つてスキツプされる。こうして、カーソルがかく
れたコード上にない場合、またはコードを通り過
ぎた後、ステツプ477で表示ポインタFAXPTR
を開始、すなわちページRAM26の最初にセツ
トし、ステツプ478でFMTPTRを開始位置にセ
ツトする。FMTPTRはフオーマツトまたはOR
メモリ227に対するポインタである。ステツプ
479で、ページ・イメージ・メツセージを持ち行
列から外す。これらのメツセージは表示面でモー
ド標識またはプロンプトをもたらす。段11図B
に示される“BL”はその一例である。ステツプ
480は即復帰フラグがセツトされるかどうかを決
定する。このフラグはステツプ257または260(第
15図B)でセツトすることができる。ステツプ
480の結果が否定ならば、ステツプ482で最初の書
込み行に達したかどうかを決定する。その結果が
否定ならば、ステツプ483でブロツク挿入が進行
中であるかどうかを決定する。その結果が否定な
らば、ステツプ484で行全体がブランクされるこ
とを示すEBLR(第19.21図)を呼出す。第
19.21図で、ステツプ542〜545のループは
DISPLAY(第19.22図)を呼出し、
DISPLAYが呼出される毎に1スペースを表示す
る。DISPLAYはループ当り1回呼出される。前
記ループを反復する毎にブランクされる位置数は
減分され、ブランクされる位置数がゼロに等しく
なるか、またはブランクされるキヤラクタ・スペ
ース数が行スペース数よりも大きくなるとループ
は終了する。後者の場合、ステツプ546で、
FAXPTRおよびFMTPTRを次行に進めたのち
リターンする。 第19.22図はDISPLAYの動作を示す。8
バイド長のFAXBYTEレジスタは直列にロード
され、それが一杯になるとFAXPTRによつてア
ドレス指定されるページRAM26での位置に出
力される。DISPLAYの各々のバスでロードされ
るビツトは、キヤラクタまたはグラフイツクがそ
の場所でドツトによつて表示されることになつて
いる場合は1であり、そうでない場合は0であ
る。1がFAXBYTEからページRAM26にロー
ドされる場合は、4×4の画素が表示され、そう
でない場合は表示されない。第19.22図で、
ステツプ547はFAXBYTEを1ビツト左にシフト
する。ステツプ548で、この行に何かが表示され
たことを示す標識をセツトする(この標識は他の
ルーチンで検査される)。ステツプ549でキヤラク
タが表示されることになつているかどうかを決定
する。その結果が肯定ならば、ステツプ550で下
位ビツトをセツトする。そうでない場合は、ステ
ツプ551で前記ビツトはセツトされない。ステツ
プ552で、FAXBYTEのビツトが表示面の右端を
越えるかどうかを決定する。それが右端を越える
場合は、ステツプ553でページの端を越えようと
していることを示す標識をセツトする。そうでな
い場合は、ステツプ554でFAXCTRを増分し、
ステツプ555でFAXCTRが8に等しい、すなわ
ちFAXBYTEが一杯であるかどうかを決定する。
FAXCTRが8に等しければ、ステツプ556で
FAXBYTEをFMTPTR(ORメモリ227)で
示すアドレスのバイトと論理的にORする。ステ
ツプ557でFMTPTRを増分すると、FMTPTR
をORメモリ227の次のバイトを指す。ステツプ
558で前記OR動作の結果をページRAM26の
FAXPTRに格納したのちFAXPTRを増分する。 ステツプ559で、FAXBYTEおよびFAXCTR
をクリアする。次にステツプ560で、CHARCTR
を増分し、現在行に書込まれたキヤラクタ数を増
分する。この機能はまたFAXBYTEが一杯でな
い場合にも実行される。 DISPLAYルーチンは要するに1つのキヤラク
タをドツトまたはスペースとして表示するのに用
いられる。そのため、FAXBYTEは1場所左シ
フトされ、最も右のビツトはその場所にドツトが
現われることになつているかどうかによつてセツ
トされたりされなかつたりする。そして、
FAXBYTEが一杯のとき、FAXBYTEはページ
RAM26に格納され、次の8ビツトを受け取る
ためクリアされる。 EBLR(第19.2図)からリターンすると、
ステツプ485(第19.1図)で、前記行に対する
ページ・テーブル220に、その行に何もない限
り8個のゼロを格納する。ステツプ482〜485のル
ープは最初の書込み行に達するまで続けられる。
最初の書込み行に達すると、処理はD点を経てス
テツプ486(第19.3図)にスキツプする。 第19.3図では、最初の処理でステツプ497
において、これまでページに表示された行数を増
分する。本実施例ではステツプ497の結果は1に
なる。ステツプ498でINDEXPADを検査し、そ
れが非ゼロならば、ステツプ499でPAD数を
INDEXPADにセツトする。 INDEXPADがゼロならば、ステツプ500で
TEMPLMAR(−時左マージン)がPADをセツ
トするのに用いられる。その後、ステツプ505で、
INDEXPADをゼロにセツトし、PAD数をペー
ジ・テーブル220に格納する。ステツプ503で、
PAD数のためにEBLR(第19.21図)を呼出
す。前と同様にEBLRはPAD数をブランクし、
ステツプ504でCHARCTRをゼロにセツトしたの
ち、処理は点Fを経て第19.4図にスキツプす
る。 第19.4図における処理は関連ある部分とし
てWORDCTRをゼロにセツトする動作(ステツ
プ508)と、次のワードが行に適合するかどうか
を決定する先見で用いられる一時文書ポインタ
TEMPを指定する動作を含む。ステツプ509で文
書メモリ222から次のキヤラクタを得る。これ
はTEMPによつて示される。ステツプ510〜517
で前記キヤラクタを検査し、それが挿入コード、
ブロツク挿入開始、スペース、または他の特殊機
能であるかを決定する。前記のいずれでもなけれ
ば、ステツプ518でWORDCTRを増分し、ステ
ツプ519でワードがこれまでの行に適合するかど
うかを決定する。その結果が肯定ならば、ステツ
プ520でハイフン・フラグがセツトされるかどう
かを調べる。その結果が否定ならば処理ループは
ステツプ509に戻つて、文書メモリ222から次
のキヤラクタを得る。このようにして、キヤラク
タは次々と検索され、スペースが見つかるか(ス
テツプ514)、特殊機能が見つかるか(ステツプ
517)、またはステツプ519で行の長さを越えたこ
とを決定する。スペースが最初に見つかつたとす
れば、ハイフン・フラグがセツトされないものと
して処理は点H2を経てワードを表示する第1
9.7図にスキツプする。 第19.7図で、ステツプ563〜567において挿
入コード、ブロツク挿入およびカーソルの存在に
ついて検査する。それがいずれも真でない場合、
ステツプ569で、前記キヤラクタが前記行に表示
される最初のキヤラクタであるかどうかを決定す
る。それが最初のキヤラクタであれば、処理はス
テツプ570に進み、DOCPTRバイトがページ・テ
ーブル220にセツトされたかどうかを検査す
る。その結果が否定ならば、ステツプ571を実行
し、それが特殊機能でなければ、ステツプ572で、
それがスペースであるかどうかを決定する。その
結果が肯定ならば、ステツプ573で、これはキヤ
ラクタであるという標識をセツトする。そうでな
い場合は、ステツプ574で、これはキヤラクタで
あるという標識をセツトする。ステツプ575で、
前に説明したDISPLAY(第19.22図)を呼
出し、ステツプ573、574でセツトされた標識によ
つてスペースまたはキヤラクタを表示する。次
に、ステツプ576(第19.7図)で、表示したば
かりのキヤラクタがスペースであつたかどうかを
調べる。その結果が否定ならば、処理は点H1を
経てステツプ577にスキツプし、現在のワードの
表示を続行する。ステツプ577で、文書メモリ2
22の次の位置を示すようにDOCPTRを増分し、
その後、前記と類似の機能が続く。ワード終了に
達すると、ステツプ576からFを経て第19.4
図にスキツプする。ここでは、最初に文書メモリ
222の次のワードが行に適合するかどうかを調
べ、そうであれば、類似の処理が行なわれる。 このようにして、ページRAM26の各々の行
は最初にページ幅とページ・マージンを考慮して
書込まれる。この最初の処理で、ステツプ512(第
19.4図)において処理は文書メモリ222の
ブロツクを飛び越える。 文書メモリ222から検索されたキヤラクタが
ステツプ517(第19.4図)で特殊機能であると
認められる場合、処理は点Hを経て第19.7図
にスキツプする。第19.7図で、ステツプ561、
563、565、567および569を経た後、ステツプ571
で特殊機能を認めれば、処理は点Kを経て第1
9.8図に示すデイレクトリにスキツプする。こ
のデイレクトリで、処理は見つかつた特定の特殊
機能によつて、複数の異なる点の1つにスキツプ
する。例えば、見つかつた特殊機能がCRならば、
処理は点M1(第19.12図)に続く。第1
9.12図で、ステツプ577Aと578が実行され、
DOCPTRとCHARCTRを増分し、テキストがこ
のブロツクまたは行で処理されたことを示すフラ
グをセツトする。その後、処理は点G1を経て第
19.6図にスキツプする。第19.6図で、ス
テツプ579においてCHARCTRが85よりも小さい
かどうかを調べる。CHARCTRが85よりも小さ
ければ、ステツプ580で、ページ・テーブル22
0の行長のバイトをCHARCTRにセツトする。
ステツプ581〜586でページ・テーブル220に他
のパラメータを書込む機能を与える。
CHARCTRが85よりも大きければ、ステツプ587
でページ・テーブル220の行長を85に等しくセ
ツトする。ステツプ583で、ブロツク挿入が処理
中であれば、ステツプ588でSKIPを呼出し行終了
にスキツプする。第19.8図で、特殊機能が
CRではなくRCRであれば、処理は第19.12
図のステツプ589に移り、ページ・テーブル22
0で(RCRは一時マージンと他の一時パラメー
タを終了させるから)一時パラメータがセツトさ
れたことを示し、ステツプ590で一時パラメータ
をリセツトする。 特殊機能が必須スペースの場合は、ワード終了
とみなされないから(第19.9図)、単に
DISPLAYを呼出す。 特殊機能がインデツクスの場合の処理は第1
9.10図に示される。ステツプ777で、
INDEXPADにCHARCTRとPADの和を格納す
る。これはインデツクスに出会つた表示面のキヤ
ラクタ位置である。ステツプ778でCHARCTRを
増分する。ステツプ779で、出会つた一時パラメ
ータが省略時のパラメータを変更しないように、
現在のブロツク内のテキストが処理されたことを
示すフラグをセツトする。その後、処理は点G1
を経て第19.6図にスキツプし、行終了準備が
実行される。 次行が処理されるとき(第19.3図参照)、
ステツプ498でINDEXPADが非ゼロであると決
定する(INDEXPADは第19.10図に示すス
テツプ777で書込まれたので)。従つて、その値は
ステツプ499でPADは転送され、ステツプ505で
INDEXPADはゼロにセツトされる。従つて、イ
ンデツクスは1行を終了し、インデツクスの下の
次の行を開始する。 特殊機能がTLM(一時左マージン)の場合の処
理は第19.17図に示される。ステツプ780で、
ページ・テーブル220に書込みを行ない、一時
パラメータが現在行で変つたことを示す。ステツ
プ781でCHARCTRが非ゼロであるかどうかを調
べる。CHARCTRが非ゼロならば、処理は点G
1を経て(第19.6図)スキツプし、(一時マ
ージン処理前に)次行に進む。DOCPTRは増分
されないから、次行はTLMで開始する。ステツ
プ782で、FATPTRを行の最初に進め、ステツ
プ783でFAXCTRとFAXBYTEをゼロにセツト
する。ステツプ784〜787で、TLMが適合するこ
と(ゼロよりも大きく、85よりも小さい)を確実
にする。ステツプ788、789でそれぞれ、新しい
TLMを格納し、全体の左マージンを保管する。 新しい行の書込み開始で、ブロツク挿入が処理
中でなければ(第19.18図、ステツプ790)、
EBLR(第19.21図)を呼出してTLMをブラ
ンクにする(ステツプ791)。ステツプ792で、
CHARCTRをゼロにセツトし、ステツプ793で
DOCPTRを文書メモリ222のTLMコードの先
に進める。ステツプ794でPADを保管し、ステツ
プ795でDOCPTRが現在行に対してページ・テー
ブル220でセツトされたことを示すフラグであ
る。ステツプ796で、ブロツク挿入であることを
示した場合、ステツプ797で、省略時のパラメー
タをこのブロツクで全体の左マージンになる
TLMに変更する。 特殊機能がTRMの場合の処理は第19.13
図に示される。プライム記号付きのステツプ
780′、784′等はすべてTLMの処理(第19.1
7図)における同一参照番号に対応するものであ
るから、詳細な説明は不要と考えられる。 特殊機能がインデント・タブとタブの場合の処
理を第19.16図に示す。タブの処理はステツ
プ901〜903からなる。ステツプ901で、左マージ
ンから現在の表示位置を決定する。ステツプ902
で、アクテイブ・タブ、グリツドに対するポイン
タによつて、現在の距離を次に高いタブ位置と比
較する。ステツプ903で、PAD量が戻される。ス
テツプ906で、EBLR(第19.21図)を呼出
し、次のタブ点までの所要量をブランクにする。
ステツプ904で特殊機能がインデント・タブでな
ければ、点Fを経由して次のワードを検査する。 インデント・タブの処理では、最初にステツプ
900を実行し、タブとインデント・タブを見分け
るフラグをセツトする。ステツプ904でフラグを
検査し、それがインデント・タブならば、ステツ
プ905でTLMを現在位置にセツトする。 特殊機能が一時タブ(TT)の場合の処理を第
19.11図に示す。タブの制限を緩和するた
め、プロセツサ20は各々の異なるタブ・グリツ
ドを1単位として取扱う。グリツドは文書メモリ
222の中にあり、必要なときはポインタを用い
てグリツドにアクセスする。第19.11図で、
ステツプ907においてページ・テーブル220に
ビツトを書込み、パラメータの変更を示す機能を
与える。ステツプ908で、新しいタブ・グリツド
を指すタブ・グリツド・ポインタを再書込みす
る。ステツプ909で、DOCPTRをタブ・バイトの
先に進める。ステツプ910で、ブロツク挿入開始
が処理中でない限り、処理は終了する(点F)。
それが処理中ならば、ステツプ911でアクテイ
ブ・タブ・グリツドを指すように省略時のパラメ
ータを変更する。 前記のページ・イメージ・モードにおける処理
を対応するテキスト・モード処理と対比すると、
テキスト・モードでは、CR、RCRおよびインデ
ツクス機能はカーソルと一致(第17.5図参
照)したときにのみ特異なグラフイツクとして表
示されることが明らかである。これに対して、タ
ブおよび必須タブは常に表示される。しかしなが
ら、タブおよび必須タブは実際のタブ機能(第1
7.5図参照)を表示しない。また、一時左およ
び一時右マージンは、一時マージンと前に有効で
あつたマージン(第17.11図参照)との関係
を示す左または右向きの矢印とともにマージンに
相当する縦線として表示される。 ページ・イメージ・モードでは前記説明とは対
照的に、機能はグラフイツクによつて表示されな
い。しかしながら、機能の結果はその機能に従つ
てフオーマツトされるテキストを表示することに
よつて表示される。 テキスト本体に対するページRAM26の書込
みが終了すると、処理はブロツク処理に戻る。こ
の処理はページ終了または文書終了時点で生じ
る。その場合、処理が早期に終了しなかつたなら
ば(第16.12図、ステツプ467)、ステツプ
589でKBFAXBI(第19.2図)を呼出す。 第19.2図で、ステツプ590においてブロツ
ク挿入標識をセツトし、ブロツク挿入が処理中で
あることを示す。ステツプ591で、ページ・テー
ブル・ポインタ(TABBPTR)をブロツク挿入
セクシヨンの最初、すなわちテーブルBの未使用
部分に移動し、ステツプ592で、文書ポインタを
文書メモリ222の最初にセツトする。ステツプ
593でサブルーチンFINDCOCD(第19.30
図)を呼出す。ここでの処理は一般に必要なコー
ドが見つかるまでDOCPTRを増分して文書メモ
リ222の特定のキヤラクタ・コードを探すこと
である。第19.30図に示すように、ステツプ
597での最初の検査を満足しないようにステツプ
594において比較のため無効コードを格納する。
ステツプ595〜618の処理ループで一致するものを
探す。ステツプ612でブロツク挿入開始コードが
見つかると、ステツプ613で、DOCPTRを4+ブ
ロツク挿入開始コード・アドレスにセツトし、そ
れによつてDOCPTRはブロツク挿入の最初のキ
ヤラクタを指す。ステツプ614で、どんなタイプ
のコードが見つかつたかを呼出しプログラムに示
すリターン・レジスタに6を加える。後に説明す
るように、ブロツク挿入は最初に、BLIB(ブロ
ツク挿入開始バイト)、TL(一時左マージン)、お
よびTR(一時右マージン)から成る3バイトを
含む。従つて、ステツプ620および621(第19.
2図)で、見つかつたコードが一時左、一時右、
一時タイプ、またはEODであるかどうかを(複
数分岐点としてリターン・レジスタを用いること
によつて)決定できる。見つかつた一時コードが
これらのいずれでもなければ、ブロツク挿入開始
コードが見つかつたと推定できる。ステツプ622
で、前記ブロツクの文書行番号を得る。これはテ
ーブルBポインタによつてアクセス可能である。
ステツプ623および624で、ステツプ622で得た文
書行番号がこのページにあるかどうかを決定す
る。ステツプ623の結果が肯定(文書行番号は前
のページにある)ならば、処理はステツプ593に
戻り、再びこの特定のページにあるブロツク挿入
を探す。このページのブロツク挿入が見つかれば
(ステツプ623、624の結果がいずれも否定)、ステ
ツプ627〜630が実行される。これらのステツプは
テーブルBに対する適当なエントリを作る。すな
わち、ステツプ627でブロツク挿入行番号のテー
ブルBエントリにおけるエントリをセツトアツプ
する。ステツプ628で、省略時のパラメータに文
書パラメータを格納する。ステツプ629で、アク
テイブ・パラメータを格納し、ステツプ630で、
テキストが現在のブロツクでまだ表示されていな
いことを示すので、見つかつた一時パラメータが
省略時のパラメータを変更する。この後、処理は
点A0を経て第19.1図のステツプ471にスキ
ツプする。前に説明したように、第19.1図の
ステツプ482の結果が肯定の場合は、点Dを経て
第19.3図のステツプ486にスキツプし、ブロ
ツク挿入が処理中であれば、ステツプ632でリン
クを最後のリンクまでたどり、ステツプ633で最
後のリンクにテーブルBのブロツク挿入アドレス
を格納する。前記動作によつて、テキスト本体の
文書行から、同じ表示行に現われることになつて
いるブロツク挿入へのリンクが与えられる。前記
処理に続いて、ステツプ492(第19.3図)で再
び、ブロツク挿入が処理中であると決定された場
合、処理は点E1でスキツプし、ステツプ498〜
500を再び実行し、新しいPAD数をセツトする。
その後、ステツプ501でブロツク挿入が処理中で
あれば、ステツプ502でSKIP(第19.31図)
が呼出され、PAD数を飛び越える。SKIPサブル
ーチンの目的は、テキスト本体をPAD数によつ
てブランクする代りに、ORメモリ227および
ページRAM26で前に書込まれたテキストを飛
び越すことである。第19.31図に示す処理で
は、当業者にとつて明らかであるように、
FAXCTRおよびFAXBYTEは、ゼロがロードさ
れないことを除き、前に説明したように用いられ
る。その代り、既にページRAM26にある値は
不変のままである。その後、CHARCTRはゼロ
にセツトされ(第19.3図、ステツプ504)、処
理は点Fを経て第19.4図にスキツプする。
EBLRの代りにSKIPの使用によつて、前に書込
まれたテキストをブランクするのではなく維持す
ることを除いて、各々のブロツク挿入行はテキス
ト本体と同じように処理される。更に、テーブル
Bでリンクを行のテキスト本体とその行のブロツ
クの間に維持することによつて、カーソル移動間
の調整は後で説明するように維持される。 表示実施例代案 ページRAM26の書込みについてこれまで説
明した実施例に加えて、第3図A〜Cの表示実施
例の代案として、ページRAM26がどのように
書込まれるかについて説明する。第19.1〜第
19,31図に示す実施例で、ページRAM26
の各々のベツトは表示面の特定の場所に配列され
る。CRTコトローラ27は十分なアドレス空間
を有しないので、アドレス指定能力が拡散されて
いる。実施例代案では、ページRAM26の各々
のビツトの配列は特定されていないので、限られ
たアドレス指定能力で間に合う。というよりは、
アドレス指定要求を水平、垂直共に半減して表示
キヤラクタを2×2のテキスト・アレイで構成す
るものと定義する。水平で132テキスト・キヤラ
クタ/ロウを表示するのに必要なキヤラクタ数は
半分になるから、CRTコントローラ27は96キ
ヤラクタ/ロウで64ロウ/スクリーンまたは132
キヤラクタ/ロウで32ロウ/スクリーンを与える
ものであれば十分である。また、スクリーン当り
垂直アドレスは32であれば64ロウを示すのに十分
である。第3図BおよびCはいずれも1つの表示
キヤラクタ(ページRAM26の1バイトに記憶
された)を示すが、実際には2×2のアレイで4
個のテキスト・キヤラクタを表わす。しかしなが
ら、ページRAM26に書込むには最初に2つの
行をフオーマツトしなければならない。すなわ
ち、すべてのアクテイブ・フオーマツト・ルール
に従つて、2行のそれぞれにおけるどのキヤラク
タ位置を英数字または区切り記号が占めるかを見
分ける。第19.1図〜第19.31図に示す処
理は1回に1行の機能を与えるだけであるから、
最初に2行をフオーマツトするように変更しなけ
ればならない。2行がフオーマツトされた後、
各々の2×2アレイが検査される。アレイが満た
されている状態によつて、4ビツト・コードが与
えられ、FAXBYTEのようなバツフアがキヤラ
クタを表示することを表わすコードを格納する。
前記コードの各々は表示面にマツプするためペー
ジRAM26に書込まれる。ページRAM26が
CRTコントローラ27に読取られると、前記コ
ードはキヤラクタ発生器28によつて用いられ、
第3図BまたはCの表示キヤラクタを与える。 ページ・モードにおけるカーソル移動 ページ・イメージまたはFAXモードでのカー
ソル移動を説明するため、操作員が一定量のテキ
ストをキー入力しており、且つ前記テキストはペ
ージ・イメージ・モードで表示中であるものとす
る。その後、操作員がカーソル制御キー、例えば
キー109〜114(第2図参照)の1つを操作
すると、前に説明したように、割込ルーチンによ
つて押下げられた特定のキーに対応するコードが
キーボード待ち行列224に入る。前記割込みに
続いて、メイン・システム・プログラムはステツ
プ270(第16.1図)でキーボード待ち行列22
4が空でないことを決定する。処理が点Jを経て
第16.8図にスキツプし、テキスト・モードで
も、挿入モードでもないとすれば、ステツプ433
〜436の1つのカーソル右、カーソル左、カーソ
ル上、またはカーソル下のどれかが識別される。
ワード・カーソル左またはワード・カーソル右は
ページ・イメージ・モードでは識別されない(テ
キスト・モードでは第16.5図のステツプ701
で識別される)。ページ・イメージ・モードでカ
ーソル右またはカーソル左キーが押下げられた場
合、処理はステツプ436(第16.8図)をパスし
た後、点Fを経て第16.1図のステツプ449に
戻り、キーボード待ち行列224を進める。これ
は前記キー押下げを無視することに等しい。 どのカーソル・キーを押下げるかによつて、ス
テツプ428〜431(第16.8図)でKBFCRT、
KBFCLT、KBFCUP、またはKBFCONのいず
れかが呼出される。カーソル右移動に対応する処
理(ステツプ428)は第18.4図に、カーソル
上移動に対応する処理は第18.1図に、カーソ
ル下移動に対応する処理は第18.2図及び
に夫々示される。カーソル左に対応する処理は特
に示されないが、第18.4図の説明によつて理
解できる。 第18.4図では、ページ・イメージ・モード
においてカーソル右はカーソルを行の範囲内での
み移動する。ステツプ651で、カーソルが行の終
りにあれば処理は終了する。カーソル右コマンド
前にカーソルが行の終りになければ、ステツプ
776でカーソル位置を定義するレジスタ(水平)
を増分する。ステツプ652で、フオーマツト・グ
リツドが処理中であるかどうかを調べ、もしそう
であれば、ステツプ653で、水平ゴースト・カー
ソルを追跡するキヤラクタ・カウンタの値を増加
する。それによつて、水平ゴースト・カーソルは
右に1キヤラクタ分移動する。その後、ステツプ
654で、テーブルBにおいて“予期されたセグメ
ント”の値をカーソルが所在した前のセグメント
に等しくなるようにセツトする。ステツプ655で
前記パラメータによつてFINDSEG(第18.3
図)を呼出す。 FINDSEGサブルーチンはセグメント、テキス
ト本体の特定の行、またはカーソルが所在するブ
ロツクを見つけるのに使用され、既にセツトされ
たパラメータ(予期されたセグメント)によつて
開始される。 第18.3図で、ステツプ660において、もう
1つの値テスト・セグメントを前記特定表示行で
始まるセグメントに等しくなるようにセツトす
る。これはテーブルBから取出される。その後、
ステツプ661及び664〜666で各々のセグメントを
順次検査する。ステツプ661で最初にセグメント
がデータを含んでいるかどうかを調べる。次にカ
ーソルがセグメントの開始前にあるか、またはセ
グメント終了後にあるかどうかを調べる。検査さ
れた最初のセグメントがデータを含むがカーソル
位置がセグメントを越えている、すなわち、カー
ソルがセグメント終了の左にないならば、ステツ
プ662で、前記表示行が別のセグメントを有する
かどうかを調べる。もしそうであれば、ステツプ
676でその行の次のセグメントを識別するテス
ト・セグメントを増分し、前記ステツプを反復す
る。カーソル順方向移動は、カーソルを第1にデ
ータを含む行のセグメントの先に置き、第2に行
のセグメント間の領域に置き、第3に現在あるセ
グメント中に保持し、または第4に新しいセグメ
ントに置くという結果を生じる。第1のケースの
場合、ステツプ662で行が別のセグメントを持た
ないことを識別し、ステツプ663でブリンク・フ
ラグをセツトする。その結果、カーソルがブリン
クしてカーソルがどのテキストも指していないこ
とを示す。その後、ステツプ675で見つかつたパ
ラメータ・セグメントをカーソルが所在した最後
のセグメントに等しくセツトする。ステツプ674
で、再フオーマツト・フラグがセツトされている
(カーソル右では決してセツトされない)かどう
かを調べる。それがセツトされていれば、ステツ
プ672でREFORMATサブルーチンを呼出し、ス
テツプ673で、関連セグメントのパラメータ
(TABBPTR)を見つかつたセグメントに等しく
セツトし、サブルーチンはリターンする。 第2のケースで、カーソルがテキスト・セグメ
ントの間の表示行上の位置にある場合、ある点で
カーソルはセグメント開始の右に位置しない(す
なわち、カーソルがセグメントを越えた直後はセ
グメントの右に位置する)から、処理はステツプ
664から665に進み、下限フラグをセツトする。ル
ープはカーソルの右に別のセグメントを見つける
まで続けられる。前記検査はそれぞれ、ステツプ
662で行の全セグメントが検査されたことを確認
するまでステツプ664、665を通るパスを反復する
結果となる。ステツプ662の結果が否定ならば、
ステツプ663に進む。この後の動作は前に説明し
たとおりである。 第3のケースで、カーソルが予期されたセグメ
ント内に留まる場合、ステツプ664と666でカーソ
ルがセグメント開始の右且つセグメント終了の左
に位置することを示し、カーソルが所在する特定
のセグメントが識別される。この場合、カーソル
667でセグメントは予期セグメントであることを
決定し、ステツプ675以下が実行される。 第4のケースで、カーソルが見つかつたセグメ
ントが予期セグメントと異なる場合、ステツプ
667からステツプ668に進み、カーソルが所在する
セグメントがブロツクであることがわかつた場
合、ステツプ669に進み、警告BLを書込む(例と
して第11図C参照)。セグメントがブロツクで
ない場合には、ステツプ670に進み、警告BLは削
除される。ステツプ671で、見つかつたセグメン
トはテスト・セグメントに等しくセツトされ、ス
テツプ672、673が実行される。 ステツプ655(第18.4図)でカーソルが所在
するセグメントは前記のようにして見つかる。ス
テツプ656で、フオーマツトが変更されたかどう
かを決定する。その方法及びその結果について次
に説明する。ステツプ656の結果によつてステツ
プ657が実行されたり、されなかつたりする。ス
テツプ657〜659は段取り機能を実行する。ステツ
プ657は水平及び垂直ゴースト・カーソルを識別
するレジスタ内容を制御し、水平又は垂直カーソ
ルを順方向または逆方向に移動するように、水平
または垂直レジスタ(CRTコントローラ27の)
を1カウント増分または減分する。ステツプ658
でステツプ663(第18.3図)で行なわれた決定
を実行し、カーソルがブリンクするかどうかを示
すステータス・レジスタのビツト数を変更する。
ステツプ659で、カーソル位置を識別する水平お
よび垂直レジスタを制御し、これらのレジスタの
1つを1カウント増分または減分する。 ページ・イメージ・カーソルを逆方向に移動す
るサブルーチンKBFCLTは図示されないが、第
18.4図に示すルーチンと、ステツプ651で行
終了を行開始に、ステツプ653でゴースト・カー
ソル位置の増加を減少に読み換えるほかは、全く
同じである。 カーソルを順方向または逆方向に移動するほ
か、ページ・イメージ・モードはまたカーソルを
上また下に移動する。第18.1図にカーソル上
のKBFCUPを、第18.2図にカーソル下の
KBFCDNを示す。 第18.1図で、ステツプ677で、カーソルが
最初の表示行にあるかどうかを決定する。もしそ
うであれば、カーソルは上に移動できないから処
理は終了する。カーソルが最初の表示になけれ
ば、ステツプ678で、垂直位置を示すカーソル・
レジスタから1を差引く。カーソル位置はこのレ
ジスタによつて決まるから、カーソルは1表示行
上に移動する。ステツプ679で、フオーマツト・
グリツドが処理中であるかどうかを決定する。も
しそうならば、ステツプ680に進み、垂直ゴース
ト・カーソルがカーソルの垂直位置を追跡する。
ステツプ681で、プリンタ警告が適当かどうかを
決定するルーチンを呼出す(操作員がカーソルを
ページ最上部に近づけすぎるのを防ぐ。近づきす
ぎると、ペーパー・ベイルでページを適当に保持
できない)。ステツプ682及び683で、カーソルが
テキスト上方かまたは下方か(カーソル・ブリン
ク)どうかを決定する。どちらの場合も、ステツ
プ697で、予期セグメント・レジスタをカーソル
が所在した最後のセグメントに等しくなるように
セツトする。ステツプ698で、前記パラメータに
よつてFINDSEGを呼出す。カーソルはテキスト
上に置く必要はないが、後で明らかになるよう
に、カーソル移動なしに切換えられた場合、テキ
スト・モード表示で現われるように、あるテキス
トに関連付けられなければならない。この処理に
よつて、カーソルはテキスト上にない場合でも、
文書のあるテキストに関連付けられる。 カーソルがテキストから離れていない場合、ス
テツプ684で、先の行(カーソルが移動してゆく
行)が空かどうかを決定する。そうであれば、ス
テツプ685で、前記テキスト・フラグはセツトさ
れて、カーソルがテキスト・セグメント上方にあ
ることを示すようにセツトされる。ステツプ699
で、カーソルが前に関連付けられていたセグメン
トを予期セグメントとして格納し、ステツプ691
でFINDSEG(第18.3図)を呼出す。 先の行が空でなければ、ステツプ686で、カー
ソルの移る前の行がフオーマツト変更したかどう
かを決定する。そうであれば、ステツプ687で、
FINDSEGルーチン実施中にREFORMATサブ
ルーチンを呼出す再フオーマツト・フラグをセツ
トする。それによつて、カーソルは適当なフオー
マツトに関連して維持される。再フオーマツト・
フラグをセツトする必要がない場合、または再フ
オーマツト・フラグがセツトされた後ステツプ
688で、カーソル移動に先んじて予期されたセグ
メントを、カーソルが関連付けられた前記のセグ
メントにセツトする。ステツプ689で、前記セグ
メントがフオーマツトを変更できる必須キヤリヤ
復帰を持つていたかどうかを決定する。そうであ
れば、ステツプ690で再フオーマツト・フラグを
セツトする。ステツプ691でFINDSEGを呼出す。 前記処理はFINDSEGが予期されたセグメント
が識別された後、そして一定のフラグがセツトさ
れて再フオーマツトが必要かどうか、且つカーソ
ルがテキストから離れて移動したかどうかを示し
た後に呼出されることを示す。前に説明した
FINDSEGはカーソルに関連する実際のセグメン
トを見つける(もし存在すれば)。その後、ステ
ツプ692でFINDDOCXを呼出す。これまでに展
開された情報は表示面のカーソル位置(すなわ
ち、カーソルの水平及び垂直位置)を識別してい
る。また、前記情報はカーソルが内在する、また
はカーソルが最も密接に関連付けられている特定
のテキスト・セグメントも識別している。前記情
報及びテーブルBの他の情報を用いて、
FINDDOCXは文書メモリ・アドレスDOCPTR
を伴なつてリターンする。DOCPTRは、カーソ
ルが関連付けられるキヤラクタのアドレス、カー
ソルがテキストを離れ、且つブロツクの左にある
場合のブロツク内の最も左のキヤラクタ、カーソ
ルがテキストを離れ、且つブロツクの右にある場
合のブロツク内の最も右のキヤラクタ、カーソル
がテキストを離れ、且つブロツクの上方にある場
合のブロツクの最初の行の特定のキヤラクタ、ま
たはカーソルがテキストを離れ、且つブロツクの
下方にある場合のブロツクの最後の行の特定のキ
ヤラクタのいずれかである。ステツプ693で、フ
オーマツトが変更されたかどうか、すなわち
REFORMATがFINDSEG実行中に実行された
かどうかを決定する。フオーマツトが変更された
場合は、ステツプ694でSNDFORMTが呼出さ
れ、ゴースト・カーソル位置を調整する。その
後、前に述べた目的の為ステツプ695及び696を実
行する。 第18.2図及びはカーソル下方移動の処
理(KBFCDN)を示す。これは多くの点で第1
8.1図に示す処理に類似しているので、簡単に
説明する。第18.2図のステツプ700で、最
初の行にあるカーソルを調べる代りに、最後の行
にあるカーソルを調べる。ステツプ701及び705は
カーソル移動がペーパー・ベイルによる用紙の保
持を不適切なものにする場合、プリンタの警告機
能にかかわる。ステツプ702はCRTコントローラ
27のカーソル・レジスタを調整し、ステツプ
704はゴースト・カーソル位置について同じ機能
を実行する。第18.2図ののステツプ708で
カーソル下方移動は文書で順方向移動であるから
最後のセグメント(カーソルが関連付けられてい
たセグメント)でフオーマツト変更があつたかど
うかを決定する。フオーマツト変更がなかつた場
合は、ステツプ713で、次のセグメントの位置が
FINDSEGを呼出すときの予期されたセグメント
として用いられる。他方、ステツプ708でフオー
マツト変更があつた場合は、ステツプ709で、そ
れがRCRによるものであつたかどうかを決定す
る。それがRCRによるものであれば、ステツプ
722で、前のセグメントがテキスト内であつたか
どうかを決定する。そうであれば、それはRCR
によつて要求されたものであるから、ステツプ
723でアクテイブな右及び左マージンとタブ・グ
リツドをテキストの最初にセツトする。前のセグ
メントがテキスト内になかつた場合には、適当な
フオーマツト動作がFINDSEG実行中に行なわれ
るように、ステツプ724で再フオーマツト・フラ
グをセツトする。フオーマツト変更がRCRによ
るものでなかつた場合(ステツプ709)、ステツプ
710及び711で、最後のキヤラクタがブロツクの終
り(EOB)か、またはテキスト本体の終り
(EOD)かどうかを決定する。最後のキヤラクタ
がEODまたはEOBのどちらでもなければ、ステ
ツプ713で、次のセグメントが予期セグメントと
して用いられ、最後のキヤラクタがEOBまたは
EODのどちらかであれば、ステツプ712で、テキ
スト下方フラグがセツトされ、ステツプ714で、
前のセグメント位置はFINDSEGを呼出すときの
予期セグメントとして用いられる。FINDSEGサ
ブルーチンを実行するステツプ715以下はカーソ
ル上方移動の処理(KBFCUP)を示す第18.
1図に関連して説明した動作と同じ動作が行なわ
れる。 ページRAM26に書込むため文書メモリ22
2の処理中に、各々の新しいワードの処理が点F
(第19.4図)で始まる。この点で、文書メモ
リ222で出会つたコードが何であるかによつて
対応する処理が行なわれる。例えば、挿入コード
であれば(ステツプ510)、文書メモリ222の次
の非ナル・キヤラクタにスキツプする(ステツプ
511)。すなわち処理は“ホール”を飛び越え、ブ
ロツク挿入開始の場合(ステツプ512)、ブロツク
挿入(ブロツク挿入はテキスト本体処理が終了し
た後に呼出されるKBFAXBIによつて処理され
る)を飛び越えるサブルーチンが呼出される(ス
テツプ513)。スペース・キヤラクタ(ステツプ
514)によつてワード終了が示されると(ハイフ
ン・フラグがセツトされていない場合)、処理は
点H2(第19.7図)にスキツプする。普通の
キヤラクタを除けば、識別される他のコードは特
殊機能の範疇に入り(ステツプ517)、処理は点H
を経て第19.7図にスキツプする。ワード終了
は必須スペースでない限り、スペースまたは特殊
機能のいずれかである。第19.7図で、ステツ
プ727において、コードが必須スペースであると
決定されれば、単に表示されるワードの別のキヤ
ラクタとして扱われ、処理は点F2を経て第1
9.4図に戻る。これに対してステツプ727でコ
ードがワード終了(スペース)、または必須スペ
ース以外の特殊機能であれば、処理はステツプ
561に進む(第19.4図の点H2からスキツプ
してくる場合を含めて)。この時点で、ハイフ
ン・フラグがセツトされていない状態で(ステツ
プ561)、且つコードが挿入コードまたはブロツク
挿入開始のいずれでもなければ(ステツプ563、
565)、ステツプ567で、カーソルが現在のキヤラ
クタ上にあるかどうかを決定する。ページ・イメ
ージ・モードでのカーソル位置は文書メモリ22
2における位置に対応する場合もあり、対応しな
い場合もあるが、カーソルがテキスト本体または
ブロツク内にあれば対応する。しかし、カーソル
移動によつてカーソルがテキスト本体またはブロ
ツク内にない場合には、文書メモリ222でカー
ソル位置に対応するアドレスはない。カーソルを
セツトするかどうかを決定するには、ステツプ
567で、文書ポインタFAXルーチンが開始された
ときに保管された位置と比較するだけでよい。両
者が等しければ、ステツプ568でSETCURS(第1
9.25図)が呼出される。両者が等しくなれ
ば、ステツプ575でDISPLAY呼出しを含む処理
が続けられ、そのキヤラクタを表示する。表示さ
れたキヤラクタがスペースでなければ、処理は点
H1を経てステツプ577(第19.7図)にスキツ
プし、DOCPTRを増分し、これまで説明してき
たループ動作を再び開始する。現在のワードを表
示する間にカーソル位置に遭遇すれば(ステツプ
567)、DOCPTRはカーソル位置に等しく、前に
述べた様にSETCURSが呼出される(ステツプ
568)。第19.25図のステツプ728で、カーソ
ルがセツトされた事を示す標識をセツトする。ス
テツプ729で、カーソルの水平位置を不変のまま
にしておくかどうかを決定する。このフラグ(ス
テツプ729で検出された)をメイン・プログラム
によつてキーボードからの一時マージン変更にセ
ツトし、カーソルが見つかつたパラグラフをカー
ソルとDOCPTRで追跡する。ステツプ730で、現
在のカーソル位置がカーソルをページ右端の先に
移動するかどうかを決定する。ページ右端は相対
的に固定したパラメータであるから、表示されて
いる特定のページ外形線によつて、カウンタ位置
がカーソルをページ右端の先に置くかどうかを容
易に決定できる。カーソルがページ右端を越える
ならば、ステツプ731で、カーソルをページ右端
でセツトすることを示す。ステツプ732で、カー
ソルの水平位置をセツトする、すなわち、CRT
コントローラ27の水平カーソル位置レジスタに
書込む。ステツプ733で、カーソルの垂直位置を
セツトする。これはCRTコントローラ27の特
定の(垂直カーソル)レジスタに書込むことを必
要とする。ステツプ734で、文書メモリ222に
テキストがあるかどうかを調べる。これはテーブ
ルBを参照することによつて容易に行なうことが
できる。文書メモリ222にテキストがなけれ
ば、ステツプ735で、カーソルをブリンクする。
これはステータス・レジスタ(第4図参照)の適
当なビツトをセツトすることによつて行なわれ
る。ステツプ736で、カーソル位置に適合する文
書メモリ222内のパラメータをセツトする。カ
ーソルがブロツク内にあれば、前記パラメータは
ブロツクの最初に決定され、カーソルがテキスト
本体内にあれば、全体のパラメータとともに開始
する。フオーマツト・パラメータ変更を探すペー
ジ・テーブル220を走査することによつて、現
在のパラメータは決定され、適当なレジスタに書
込まれる。例えば、あるレジスタはアクテイブ・
タブ・グリツドによつて文書メモリ222を指し
続ける。ステツプ737で、ブロツク挿入が処理中
であるかどうかを決定する。これはそのためのフ
ラグを検査するだけでよい。ブロツク挿入が処理
中ならば、ステツプ738で、BL警告(第11図B
参照)を表示する。これに対して、ブロツク挿入
が処理中でない場合、ステツプ739を実行し、警
告位置にブランクを表示し、警告を表示しないよ
うにする。ステツプ740で、後に説明する
SETGHOST(第19.26図)を呼出す。ステ
ツプ741で、省略時のパラメータをカーソル・ル
ーチンの省略時パラメータ位置に複写した後、本
サブルーチンは終了する。 第19.26図はSETGHOSTサブルーチンを
示す。ステツプ538で、最初にグリツド標識がオ
ンであるかどうかを決定する。これはそのための
特定のフラグを参照するだけでよい。グリツド標
識がオンでなければ、ゴースト・カーソルをセツ
トする必要はなく、サブルーチンはリターンす
る。これに対して、グリツド標識がオンの場合、
ステツプ539で表示がページ・モードであるかど
うかを決定する。表示がページ・モードでなけれ
ば、ゴースト・カーソルは表示されず、サブルー
チンはリターンする。表示がページ・モードなら
ば、ステツプ540で水平及び垂直ゴースト・カー
ソルをセツトする。カーソル移動ルーチンの動作
によつてカウンタが調整され、水平及び垂直ゴー
スト・カーソル位置を追跡する。当業者は前記カ
ウンタがソフトウエア・カウンタであることを理
解できる。ステツプ540では、カウンタのパラメ
ータをハードウエアのコンパレータ48及び49
(第4図)に書込む必要がある。これらのハード
ウエア・レジスタのどのような動作によつて水平
及び垂直ゴースト・カーソルが表示されるかにつ
いては既に説明されている。ステツプ540の後、
サブルーチンはリターンする。 ページ・モードの挿入処理 操作員が装置をFAXモードにして挿入を選択
すれば(第2図、キー104)、ステツプ447A
(第16.1図)でキーコードが認められ、処理
は点Hを経て第16.6図にスキツプする。ステ
ツプ465で、挿入キーコードが認められると、処
理は点Qを経て第16.9図Aにスキツプする。
ステツプ1643(第16.9図B)で、挿入エント
リが認められるが、装置はページ・イメージ・モ
ードであるから、ステツプ926でカーソルがブリ
ンク中であるかどうかを決定する。カーソルのブ
リンクはカーソルがテキスト本体から離れている
ことを示す。カーソルがブリンクしていない場合
は、ステツプ932、933で、テキスト・モード・コ
ードによつて挿入コードを進め、処理は点Uを経
てステツプ270(第16.1図)にリターンしてテ
キスト・モードに切換えの処理をする。カーソル
がブリンクしている場合には、ステツプ932、933
は実行されず、ステツプ927でテキストがあるか
どうかを調べる。テキストがなければ、ステツプ
932に進み、カーソルがブリンクしない場合と全
く同じ動作をする。しかしながら、文書メモリ2
22にテキストがあれば、ステツプ928に進み、
ブロツク挿入が可能かどうかを調べる。ブロツク
挿入が可能でなければ、処理は終了する。すなわ
ち挿入モードの機能は無視される。ブロツク挿入
が可能ならば、ステツプ929〜931で、ブロツク挿
入を準備し、その後ステツプ932に進む。 操作員がFAXモードでCR、RCR、TAB、
RTAB、必須ページ終了、インデツクス、スペ
ースまたは必須スペースを選択すれば、暗黙の挿
入動作(明白な挿入モードを用いない挿入)が行
なわれる。これらのコードに対する処理は第1
6.1図のステツプ447から第16.6図にかけ
て行なわれる。ステツプ100A〜104A(第16.
6図)では、これらのコードを識別する。ステツ
プ105Aでは、DOCPTRが挿入に対して有効な位
置であるかどうかを決定する。DOCPTRが有効
でなければ、処理は終了し、エントリは無視され
る。DOCPTRアドレスが有効ならば、ステツプ
106Aで、コードを格納し、新しいコードの空間
を作るため次のコードを1コード単位移動するこ
とによつて暗黙の挿入を行なう。ステツプ107A
でキーボード待ち行列を増分する。待ち行列が空
の場合(ステツプ108A)、または次のキヤラクタ
がグラフイツクの場合(ステツプ109A)、ステツ
プ110AでKBPAGEIM(第16.12図)を呼出
し、表示面に再書込みする。ステツプ111Aで、
DOCPTRが表示されたページにあるとき処理は
リターンし、そうでないときはステツプ112Aで
次ページに進んでステツプ110Aに戻る。ステツ
プ108Aまたは109Aのどちらかが真になるまでキ
ーボード待ち行列224は処理される。 操作員が装置をページ・イメージ・モードにし
てキヤラクタを入力した場合、処理は既に説明し
たように開始されるが、ステツプ113Aで、キヤ
ラクタ・キー・コードが見つかると、処理はR
(第16.16図)にスキツプする。第16.1
6図で、カーソルがブリンクせず、且つ
DOCPTRが挿入コード、EODまたはBLIE上に
あれば(挿入に対して有効な位置)、ステツプ
114Aで、テキスト・モードに切換えるコード、
KBCHCDを格納する。ステツプ114Aの後、前記
キヤラククタが最初の入力キヤラクタでない場
合、処理は点Uを経てステツプ270(第16.1
図)にリターンし、テキスト・モードに変更の処
理をする。前記キヤラクタが最初の入力キヤラク
タの場合には、ステツプ115Aでコード1が入力
したかのようにフオーマツト・セツテイングを開
始した後、ステツプ270にスキツプする。最初に
カーソルがブリンクしており、前記キヤラクタが
最初の入力キヤラクタではなく、且つDOCPTR
がEOD上にない場合には、点AHを経て第16.
9図Bのステツプ928にスキツプし、ブロツク挿
入が可能かどうかを調べる。ステツプ928の結果
が肯定ならばブロツク挿入が行なわれ、そうでな
ければ処理は終了する、すなわち操作員の入力は
無視される。 操作員がBKSPキーを(コード・キー137を
押下げずに)押下げ、カーソルをCR、RCR、タ
ブ、必須タブ、インデツクスのコードの後になる
ように位置し(ページ・イメージで)、またはカ
ーソルをEODまたはBLIE上に位置し且つスペー
ス・コードの後に位置した場合、カーソルの前の
コードは削除される。削除はページ・イメージの
ままで行なわれる。前記の方法は他のコードの削
除には適用されない。 処理は第16.1図のステツプ447AでFAXモ
ードを認めるところから始まり、第16.6図に
スキツプする。ステツプ120Aで、エラー修正
(非必須)バツクスペース・コードを認めると、
処理は点Sを経て第16.18図にスキツプす
る。ステツプ121Aで、DOCPTRがページ開始位
置にあるかどうかを調べ、開始位置になければ、
ステツプ122Aで、前のコードがかくれたコード
でない(FAXエラー修正バツクスペースによる
かくれたコードの削除は許されない)かどうかを
決定する。前のコードがかくれたコードでなけれ
ば、ステツプ123Aで残りの条件を調べる。ステ
ツプ121A〜123Aの結果のいずれかが否定なら
ば、ステツプ127Aに進み、FAXは早期に終了し
たかどうかを決定する。FAXが早期に終了した
かどうかによつて、処理は点Fを経てステツプ
449(第16.1図)、または点Wを経てステツプ
107A(第16.6図)にスキツプする。いずれの
場合も、バツクスペース機能は実行されない。 ステツプ121A〜123Aの結果がすべて肯定なら
ば、ステツプ124Aに進み、挿入モードであれば、
ステツプ125Aで、DOCPTRは前記コードを指
し、挿入モードでなければステツプ126Aで、
DOCPTRの前のバイトを削除して文書メモリを
詰める。これはステツプ123Aで列挙された特定
のコードの1つである。ステツプ125Aでは、
DOCPTRを減分することによつてDOCPTRは前
のコードを指し、挿入コードの書込みは、前に格
納されていたコードを削除し、ナル・コードの書
込みは削除されたコードの先に格納された前の挿
入コードに重ね書きする。ステツプ125Aまたは
126Aの後、処理は点Wを経てステツプ107A(第
16.6図)にスキツプする。 挿入モードのカーソル移動 テキスト及びFAXモードでのカーソル移動の
説明は以上のとおりであるが、装置が挿入モード
のときにカーソル移動は異なるので、以下それに
ついて説明する。 ステツプ400(第16.1図)で、カーソル・キ
ーの操作(テキスト・モードにおける挿入モー
ド)が認められると、処理は点Jを経てステツプ
401(第16.8図)にスキツプし、テキスト・モ
ードであることを認める。カーソルが左が右であ
るかによつて、ステツプ404または403で挿入モー
ドであるかどうかを調べる。挿入モードが検出さ
れれば、処理は点AEを経て第16.8図(カー
ソル右の場合)、または点AFを経て第16.10
図(カーソル左の場合)にスキツプする。カーソ
ル右の場合DOCPTRが文書終了位置になければ、
ステツプ130Aで、次のコードの長さを調べ、ス
テツプ131Aで、“ホール”を次のコードの右に移
動する。ステツプ132A及び133Aで、次のコード
及び通り越したばかりのコードが非表示のかくれ
たコードであれば、ステツプ130A及び131Aを再
び実行する。ステツプ130A〜133Aのループはス
テツプ132Aまたは133Aの結果のどちらかが否定
となつてステツプ134Aに分岐するまで反復実行
される。ステツプ134Aでは、挿入コードとナ
ル・コードをDOCPTRの位置に格納する。カー
ソル右の作用は文書メモリ222で“ホール”を
次の表示コードの先に移動することである。ステ
ツプ134Aの後、点ACを経てステツプ273(第1
6.1図)にスキツプし、表示面に再書込みし、
文書メモリ222の“ホール”の最初に対応する
表示面の“ホール”を移動する。カーソル左の場
合、第16.10図に示す処理もまた、文書メモ
リ222の“ホール”の移動を伴なうが、“ホー
ル”が左に移動するほかはカーソル右の場合の動
作に類似している。ステツプ135Aで、カーソル
は非表示コードを通り越えた後、KBSCLTはカ
ーソルを左に移動する。 操作員がカーソル上またはカーソル下を選択し
た場合、ステツプ411および412(第16.8図)
で前記カーソル移動が処理される前に、ステツプ
405で装置を挿入モードから外す。このようにし
て、挿入モードでのカーソル左または右は有効と
なり、挿入位置を移動する。他のカーソル移動は
挿入モードを取消す。 カーソル・キーがFAXモードで操作されれば、
処理はステツプ447A(第16.1図)から点Hを
経てステツプ136A(第16.6図)でカーソル・
キー・コードを認める。処理は点Jを経て第1
6.8図にスキツプし、ステツプ137Aで、挿
入モードであることが認められれば、ステツプ
138Aで、文書メモリ222を詰めることによつ
て挿入モードから外し、表示面に再書込みする。
ステツプ138Aに続いて、処理は適当なカーソル
移動サブルーチンを呼出す。こうして、ページ・
イメージでは、カーソル移動は挿入モードを取消
す。 ハイフネーシヨン 当業者に広く知られているように、ハイフネー
シヨンは通常は対話機能であつて、プロセツサ2
0が操作員である形式で特定のワードがマージン
を越えることを知らせると、操作員はハイフネー
シヨンの実施を指示すれば、指示された場所にハ
イフンを付ける。前に述べたように、本発明の利
点はハイフネーシヨン実施に際し、操作員にワー
ドがマージンをどれ位越えるかを示すほか、その
ページでのこれまでの行の長さの平均値をも知ら
せることである。このようにして、より均一の右
マージンを設定できる。ハイフネーシヨン機能は
ページ・イメージ・モードの特殊な変更子であ
る。例えば、ハイフネーシヨン機能実行またはハ
イフネーシヨン情報要求の1つの方法はページ・
イメージ・キー108(第2図)とコード・キー
137を同時に押下げることによつて行なわれ
る。ハイフネーシヨン・モードを開始する他の方
法は当業者には明らかである。ハイフネーシヨン
機能を開始する前に操作員が押下げたキーの組合
せは、キーボード待ち行列224に特定の組合せ
を識別するコードの待ち行列として記憶される。
メイン・システム・プログラムが実行中で、前記
特定のコードに遭遇すると、ステツプ465(第1
6.1図)で、ページ・イメージまたはFAXキ
ーに対応するコードが認められれば、処理は点Q
を経て第16.9図Aにスキツプし、ステツプ
650で、ページ・イメージ・モード・キー108
を識別し、ステツプ651で、それがコード機能で
あると認める。従つて、ステツプ742でハイフ
ン・フラグをセツトし、ステツプ743でCRTコン
トローラ27をページ・イメージ・モードに(前
に説明したように)変更し、KBPAGEIMを呼出
して現在ページの識別を渡す。KBPAGEIMサブ
ルーチンは第16.12図に示される。ステツプ
466でKBPAGEPRGを呼出し、再び現在ページ
の開始を引渡す。KBPAGEPRGサブルーチンは
第19.1図に示される。 ハイフネーシヨン処理の詳細を説明するに当
り、最初に操作員と装置がどのように対話して全
体のハイフネーシヨン機能を達成するかを説明す
る。説明上、操作員がコード化ページ・イメー
ジ・コマンドをキーインし、FAX表示を書込み
中にプロセツサ20が右マージンを横切るワード
に遭遇したものとする。また、右マージンを横切
るワードはワード“understanding”であると仮
定する。前記ワードが右マージンを横切つたとこ
ろで、ページRAM26の書込みを中断し、プロ
セツサ20はモードをテキスト・モードに切換
え、第21.1図に示すような形式でCRT上に
表示する。ここで示されているのは、右マージン
を横切つたワード、矢印及び矢印の意味(すなわ
ち、右マージン)である。これらはワードの英字
“tanding”が右マージンの右にあることを示す。
操作員が何も操作しなければ、表示は第21.2
図に示すように変化する。ここでは、もう1つの
矢印が“平均右マージン”という説明とともに付
加されている。これはワード“understanding”
で終了する行より上の行数に対する右側の行終了
の平均値を示す。前記行数はそのページで前記行
に先行するすべての行の場合もあり、より少ない
一定数の行の場合もある。前記行数を決定する方
法は後に詳細に説明する。また第21.2図では
ワードの最後のキヤラクタの右にカーソルが表示
されている。ここで、プロセツサ20はハイフン
を挿入し、操作員の動作を待つ。操作員はカーソ
ル左キーを操作し、カーソル左キーが操作される
毎に、カーソルは1場所ずつ左に移動する。最後
のキヤラクタをカーソル位置の右(または次行)
に1キヤラクタ・スペース移動することによつ
て、まず前記ワードに“ホール”を空ける。その
後、カーソルが左に操作される毎に、“ホール”
は1スペース左に移動する。このようにして、例
えば、第21.3図では、操作員がカーソル左キ
ーを一回操作した後の表示を示す。操作員はハイ
フンを置きたい場所にカーソルが来るまでカーソ
ル左キーを操作し続ける。カーソルが正しいハイ
フネーシヨンの位置に来たとき、操作員はペー
ジ・イメージ・キー108(第2図)を操作し、
処理を終了して、そのワードのカーソルの左の部
分を現在の行に残し、その後にハイフンを付加
し、そのワードの残りのキヤラクタは次の行に移
動することを指示する。次に前記対話がどのよう
に実行されるかについて詳細に説明する。 第19.1図で始まる処理は非コード化ペー
ジ・イメージの処理に類似しているが、唯一の相
違点はハイフン・フラグがセツトされていること
である。すなわち、ステツプ471でハイフン・フ
ラグがセツトされているのが認められると、ステ
ツプ472で、2つのソフトウエア・カウンタ“全
長”と“ハイフン・カウント”をゼロにセツトす
る。処理は再び前に説明したように進められ、最
初の書込み行に達したとき(ステツプ482)、処理
は見つかつた各々のワードがその行に適合するか
どうかの検査を開始する。見つかつたワードが処
理中の行に適合するときは、そのワードは表示さ
れる。ワードが適合しないとき、次の表示行が始
まり、適当な入力がテーブルBで作られる。最初
のワードの識別前に、2つの別のソフトウエア・
レジスタ“古いDOCPTR”と“ワード長”もス
テツプ507(第19.4図)でゼロにセツトされ
る。 ワードが行に適合するかどうかを決定する先見
処理は第19.4図に示される。この処理の間、
ハイフン・フラグがセツトされていると決定され
る毎にステツプ507で、“古いDOCPTR”及び
“ワード長”レジスタがゼロにセツトされる。ス
テツプ514で、スペースが行に認められると、ス
テツプ515で、ハイフン・フラグがセツトされて
いるかどうかを調べ、そうであれば、ステツプ
516でワード終了フラグをセツトし、処理は点H
2を経て第19.7図にスキツプし、そのワード
を表示する。ワード表示が終了すると、処理は第
19.4図に戻り、次のワードを検査する。パス
毎にワード・カウンタは増分し(ステツプ518)、
ステツプ519で、ワードがこれまでの行に適合す
るかどうかを調べる。ハイフン・フラグがセツト
されている(ステツプ520)とすれば、スペース
の直後のキヤラクタ以外の各々のキヤラクタは、
ワード終了フラグがセツトされているから、ステ
ツプ521の結果は否定となる。従つて、スペース
に続くワードの最初のキヤラクタ(ページ・マー
ジンの範囲内にある)に対しては、ステツプ522
でワード・フラグ終了をリセツトする。これに対
して、前のワードに対するワード終了であつたス
ペースが右マージンの範囲内にあつて、しかも次
のキヤラクタが右マージンの外側にある場合、ス
テツプ519で、ワードがこれまでの行に適合しな
いと決定し、ステツプ523で、ワード終了フラグ
がセツトされているかどうかを調べる。ワード終
了フラグがセツトされていれば、ステツプ525で、
ワード終了フラグをリセツトし、ステツプ526、
527を実行する。ステツプ526で、ハイフネーシヨ
ン・モードの開始でゼロにセツトされたハイフ
ン・カウントに1を加え、ステツプ527で、ハイ
フネーシヨン・モードの開始でゼロにセツトされ
た“全長”にCHARCTR(終了したばかりの行の
全長)を加える。こうして、少なくとも左マージ
ン〜右マージンの全スペースを占有する各々の行
はハイフン・カウントを1増分し、“全長”を行
の位置数だけ増分する。 更に一般的なケースで右マージンを横切るキヤ
ラクタの前にスペースではなくて別のキヤラクタ
があるとき、処理の筋書きは若干異なる。右マー
ジンを横切るキヤラクタを含むワードの最初のキ
ヤラクタの処理を調べると、ステツプ519で、(右
マージンを横切るのはワードの最初のキヤラクタ
ではないと仮定しているから)ワードはこれまで
の行に適合すると決定される。ハイフン・フラグ
がセツトされていると仮定して、ステツプ521で、
ワード終了フラグがセツトされていると認められ
ると、ステツプ522でそれをリセツトする。その
後、同じワードのキヤラクタが続くから、ワード
終了フラグはリセツトのままになつており、キヤ
ラクタが右マージンを横切ると、ステツプ519で、
ワードは適合しないと決定され、ステツプ523で、
ワード終了フラグがリセツトされていることを知
り、ステツプ525は実行されない。前記の場合、
ハイフン・フラグはセツトされているから(ステ
ツプ524)、処理は点F3(第19.51図)にス
キツプする。 第19.5図のステツプ744で、ハイフン・メ
モリ(RAMの一部分)に3つのキヤリヤ復帰を
ロードする。ステツプ745で、24個のスペース・
コードを加え、ステツプ746で“RIGHT
MARGIN”の句を表わすコードまたはバイトを
加える。ステツプ747で1つのキヤリヤ復帰と24
のスペース・コードを加える。このRAM部分ま
たはハイフン・メモリは擬似文書メモリとして作
成され、テキスト・モード・ルーチンで読取られ
て表示される。こうして擬似文書メモリに入力し
たコードは、スクリーンの最上部からの行間隔及
びスクリーンの大体中央までのスペースを与え、
“RIGHT MARGIN”の句を表示し、もう1つ
の行間隔を与え、前記句の左端のキヤラクタRの
すぐ下に位置決めする機能を与える。その後、ス
テツプ748で、左下方を指す矢印を表わすバイト
とそれに続くキヤリヤ復帰を与える。これは第2
1.1図でワード“understanding”が表示され
る行に表示をもたらす。その後、ステツプ749で、
“24−WORDCTR”に等しいスペース・コード
数(ワードの最初から右マージンまでのスペース
数)を加える。これはワードの最初までのスペー
スを与える。その後、ステツプ750で、文書メモ
リ222においてDOCPTR(右マージンを横切る
ワードの最初を指している)で開始し、前記ワー
ドを指定するバイトをハイフン・メモリに転送す
る。このように、前記機能は第21.1図に示す
ような表示の手段を与える文書メモリを作成する
手段を与える。 ステツプ751で、カーソル位置が保管され(カ
ーソル位置は移動するから)、ステツプ752で、ハ
イフン・メモリでカーソル位置を次の位置にセツ
トする、すなわちワードの最後のキヤラクタに続
ける。これは第21.2図に示すようなカーソル
表示の手段を与える。その後、753で、ソフトウ
エア・レジスタ“ワード長”を前記ワードの長
さ、すなわち右マージンを横切るワードの長さに
セツトする。ステツプ754で、挿入コードと1キ
ヤリヤ復帰を加える。挿入コードはプロセツサ2
0が挿入モードに入出する変更を行なうのに識別
するコードである。後続するキヤリヤ復帰は表示
書込みを次行に移すのに用いられる。ステツプ
755で、前記ワードが文書の最初の行またはテキ
スト・ブロツクであれば、平均を決定する前の行
がないから、平均右マージンを決定するステツプ
を経ずにステツプ759に進む。しかしながら、右
マージンから突き出ているワードが文書ページの
最初のテキスト行またはブロツク内にないとすれ
ば、ステツプ756〜758で第21.2図のワード
“understanding”の下に示す表示の手段を与え
る。すなわち、ステツプ756で示す計算式で得ら
れる値に等しいスペース数を加える。内側のかつ
こ内の式は“全長”(右マージンまたはその先で
終了する行の長さを累計した)と、前記行の数で
あるハイフン・カウントの比、すなわち平均右マ
ージンである。左及び右マージンの差から前記平
均右マージンを減じ、その結果を更に24から減じ
て得た位置から第21.1〜21.4図の表示は
書込まれる。こうして、ステツプ757では、左上
方を指す矢印とそれに続くキヤリヤ復帰を書込
み、表示を下の行に移し、この行にステツプ758
で、ステツプ756で計算した値(A)に等しいスペー
ス数を加え、それによつて、最初に書込まれるキ
ヤラクタは左上方を指す矢印のすぐ下に来る。こ
の位置でステツプ758は“AVERAGE RIGHT
MARGIN”(平均右マージン)の句を加える。
ステツプ759で、EODバイトを加え、(擬似)文
書メモリの終了であることを示す。 次に、ステツプ760で、テキストRAM25に
書込むセンテンス・サブルーチンを呼出して、ハ
イフン(擬似文書)メモリの最初のアドレスをパ
スする。センテンス・サブルーチンは前に説明し
たように動作し、テキストRAM25に書込む。
前記サブルーチンがリターンすると、ステツプ
761で、挿入グラフイツクはテキストRAM25
でハイフン・グラフイツクと置換えられる。ステ
ツプ762で、CRTコントローラ27のパラメータ
をテキスト・モードに変え、それによつて第2
1.2図の例に示すような表示を行なう。ここで
ステツプ763は待機モードで、操作員の操作を待
つ。操作員が操作できる意味のある唯一の動作は
カーソル左キーまたはページ・イメージ・キーの
操作である。カーソル左キーが押下げられる毎
に、ステツプ765、767〜770が実行され、挿入コ
ードは(擬似文書メモリの)前のコードと交換さ
れる。例えば、操作員がカーソル左キーを1回操
作すると、カーソル位置は第21.3図に示すよ
うに、当初キヤラクタgの後にあつたものが現在
はキヤラクタgの前に来る。ステツプ767と768
で、“ワード長”の値とカーソル位置アドレスを
調整する。ステツプ769で、センテンス・サブル
ーチンを呼出して表示面に再書込みし、ステツプ
770で、ステツプ761と同じように、挿入グラフイ
ツクをハイフン・グラフイツクで置換える。前記
ループはカーソル左キーが押下げられる毎に実行
され、第1回目の押下げによつて、第21.3図
の表示を生じ、操作員がカーソル左キーを更に2
回押下げると、第21.4図の表示が現われる。 操作員がページ・イメージ・キーを操作してハ
イフネーシヨン対語を終了した場合、操作員はス
テツプ766でカーソルが移動したかどうかを決定
する。カーソルが移動した場合は、点H*を経て
ステツプ771にスキツプし、無条件のハイフン・
グラフイツクがハイフネーシヨン対象ワードの最
初を指す古いDOCPTRと“ワード長”の和(現
在終了する行に残るワードのキヤラクタ数を示
す)をとつて文書メモリ222での位置を決め、
それによつてハイフン・グラフイツクは第21.
4図に示すような形式で文書メモリ222に格納
される。次に、ステツプ772〜775が実行される。
これらのステツプはステツプ766でカーソルが移
動しなかつた場合にも実行される。ステツプ722
で、行の実際の長さを得るのに、“ワード長”を
“全長”に加え、ステツプ773でハイフン・カウン
トが増分し、CHARCTRの和が“全長”に加え
られる。ステツプ775で、カーソル位置アドレス
をステツプ751で保管したアドレスに復元させる。
ここで、第19.7図に移り、(点Hを経て)、ワ
ード“understanding”がFAXBYTEに格納中で
ハイフン・フラグがセツトされているとき(ステ
ツプ561)、キヤラクタ“i”に遭遇すると判断ス
テツプ562は真となり、点G1を経てCRをシミユ
レートするルーチン(第19.6図)に処理をス
キツプすることによつて、無条件ハイフン後に表
示行を終了させる。 グラフイツク 第20.1〜20.12図に示すグラフイツ
ク・サブルーチンはページ・イメージまたは
FAXモードでフオーマツト機能を支援するため
渡されたデータを用いて呼出される。前記支援の
ためグラフイツク・サブルーチンは12.7mm及び
25.4mm間隔の水平及び垂直グリツド表示にそれぞ
れ書込む手段を与える。また、グラフイツク・ル
ーチンはスクリーン上部の水平行でアクテイブ・
タブ位置と、文書でのカーソル位置における実際
のマージンを識別する。スクリーンの左側で、ド
ツトは最後の書込み行の最初の垂直位置を表わ
す。更にまた、グラフイツク・ルーチンはページ
外形線を標準の216mm×279mmのページ以外の場合
に描く。本実施例は216mm×279mmのページ外形線
を生成するハードウエアを用いているが、グラフ
イツク・サブルーチンをその代りに使用可能であ
ることを当業者は理解しなければならない。グラ
フイツク・ルーチンは描かれるイメージを定義す
るフオト・テーブルに所在する短縮データによつ
て駆動される。前記短縮データは2種類のバイト
“FIRSTBYTE”または“COMMANDBYTE”
のいずれか一方の複数のバイトで構成される。グ
ラフイツク・サブルーチンで実行される処理はデ
ータを操作し、RAMでビツトをセツト及び/又
はクリアする能力がある。グラフイツク・ルーチ
ンの能力は、ページRAM26に直接書込み、ま
たORメモリ227に書込むのに使用できる。前
記能力は両方のメモリに書込むのに用いられる。
ページ外形線及び水平、垂直グリツドはORメモ
リ227に書込まれ、最初の書込み点と最後の書
込み行のほか、アクテイブ・タブとアクテイブ左
及び右マージンはリフレツシユRAMに直接書込
まれる。 短縮データの操作で、処理ルーチンはまず
“FIRSTBYTE”を調べて、後に続く1つまたは
それ以上の“COMMANDBYTES”の影響を決
定する。最初のバイトは各々の選択ビツト位置を
セツトまたはクリアするかどうか、ポインタを最
初のバイトが読取られた時に存在していたポイン
タに再初期設定すべきかどうかを決定する。
“COMMANDBYTES”は実際にポインタを操
作するのに必要な手段を与えて書込まれるメモリ
を指し、且つポインタは特定のビツトを選択的に
見つけるように操作される。ポインタ操作中にパ
スされたビツトはセツト、クリアまたはスキツプ
される(後者の場合はもちろん、ビツトは前の状
態のままである)。 第20.1図で、グラフイツク・サブルーチン
に対する3つの異なる入力点が示される。最初の
入力点は“GRAPHIC1”、第2の入力点は
“GRAPHIC2”、第3の入力点は“GRAPHIC
3”でそれぞれ始まる。最初の入力点はページ
RAM26の変更を生じ、第2の入力点はORメ
モリ227の変更の手段を与え、第3の入力点は
第3の入力点のサブルーチンが呼出され他の識別
されるRAM位置の変更の手段を与える。本発明
の実施例では、前記第3の入力点は決して使用さ
れない。 従つて、第20.1図で示すように、最初のエ
ントリのステツプ851で、呼出しルーチンによつ
て渡されたフオント記憶ポインタを保管し、ペー
ジRAM26のオフセツト・アドレスを検索し、
そのメモリ位置を変更できる。同様に、第2のエ
ントリのステツプ852で、フオント・ポインタを
記憶する手段を与え、ORメモリ227に対する
オフセツト・アドレスを用いてそのメモリ位置を
変更できる。その後、入力点に関係なくステツプ
854で、各々のメモリ位置のセツテイングを必要
とするビツトをセツトする。“FIRSTBYTE”が
クリアまたはスキツプの手段を与える場合、ステ
ツプ854でセツトされたビツトは変更される。ス
テツプ855で、フオント・テーブルにおけるエン
トリがポインタで指定されたアドレスで非ゼロで
あるかどうかを調べる。前記アドレスが非ゼロで
あれば(アクテイブ・テーブル・エントリを識別
する)、ステツプ856で、“FIRSTBYTE”を検索
し、それを“FSTBYT”として識別される場所
に格納する。ステツプ857で、“FSTBYT”のビ
ツト7がセツトされていれば、ステツプ860に進
み、表示ポインタ(DISPTR)を最初の入力値
にリセツトし、ステツプ854を再実行する手段を
与える。ステツプ860終了後、またはステツプ857
の結果が否定の場合、ステツプ858で、
FSTBYTのビツト0を検査する。FSTBYTの
ビツト0がセツトされている場合、ステツプ861
で、ステツプ854または860でセツトされたビツト
をクリアし、それによつて、以後、メモリ・ビツ
トはセツトされるのではなく、クリアされる。ス
テツプ858の結果が否定の場合、ステツプ859で、
FSTBYTのビツト1を検査し、リセツトされて
いる場合はエラー条件によつてリターンする。
FSTBYTのビツト1がセツトされている場合、
またはステツプ861終了後、ステツプ862で、フオ
ント・テーブルのFNTPTRを次の位置に進め、
処理は点B(第20.2図)にスキツプする。 増分されたFNTPTRは最初のバイトよりもコ
マンド・バイトを指す。従つて、第20.2図の
ステツプ863で、前記エントリが非ゼロであるか
どうかを検査する。前記エントリがゼロの場合、
ステツプ864で、FSTBYTのビツト0を検査す
る。ビツト0がセツトされている場合、ステツプ
872で、表示ポインタの省略時または初期のセツ
テイングにリターンし、ステツプ873でフオン
ト・テーブル・ポインタを進める。しかしなが
ら、ステツプ864で、ビツト0がリセツトされて
いる場合には、ステツプ865で、FSTBYTのビ
ツト1を検査する。ビツト1がセツトされている
場合、ステツプ873でフオント・テーブル・ポイ
ンタを進め、ビツト1がリセツトされている場合
には、エラー条件によつてリターンする。 通常の場合、フオント・テーブルのエントリは
非ゼロであるから(ステツプ863)、ステツプ866
で、前記バイトをCOMBYTにコピーする。次
に、ステツプ867で、COMBYTのビツト0〜4
をDISBYTにコピーする。COMBYTのビツト5
及び6は方向ビツトで、ビツトの組合せによつ
て、ハードウエア・ポインタを左、上、右または
下に指向できる。これはステツプ868〜871の1つ
によつて検出され、ビツト組合せによつて、処理
は点D〜Gの1つにスキツプする。COMBYTの
ビツト5、6の組合せが左を指しているものとし
て点Dにスキツプする場合について説明する。 第20.3図で、処理はDISBYTに含まれる
カウント毎に1回実行されるループを与える。こ
のループにおいて、ステツプ872でまず
GRMODBYT(第20.4図)を呼出す。 第20.4図のステツプ877で、COMBYTの
ビツト7を検査する。ビツト7がリセツトされて
いる場合、変更を要しない。ビツト7がセツトさ
れている場合、ステツプ880または881が実行さ
れ、表示ポインタが指しているビツトをクリアま
たはセツトする。前記ステツプのどちらが実行さ
れるかは、FSTBYTのビツト0及び1の検査に
よつて決定される。ステツプ878または879によつ
て検出された、これらのビツトの状態によつて、
現在ビツトはセツトまたはリセツトされ、処理は
リターンする。ステツプ873(第20.3図)で、
エラー(第20.4図のエラー・リターン)が検
出されない場合は、ステツプ874で、
GRBKDSPT(第20.5,20.6図)を呼出
す。第20.5図のステツプ882で、グラフイツ
ク・ルーチンがビツト・セツト・モードであれ
ば、ステツプ883以下の処理が実行され、グラフ
イツク・ルーチンがビツト・クリア・モードであ
れば、第20.6図の処理が実行される。まず、
第20.5図のステツプ882で、処理がビツト・
セツト・モードであれば、ステツプ883で、表示
ポイントが左端にあるかどうかを決定する。表示
ポインタはバイトを指し、バイト内のビツトを選
択するのに、マスクが用いられる。マスクは通常
バイトの第1ビツトを指すが、そのビツトが操作
された後、マスクは7回シフトされて元の位置に
戻り、表示ポインタは減分される。従つて、表示
ポインタが左端にない場合、ステツプ884で、異
なるビツトを選択するようにマスクをシフトし、
ステツプ885で、マスクが8回シフトされたかど
うかを決定する。マスクが8回シフトされていた
場合には、最初の位置に戻るから、ステツプ886
で、異なるバイトを指すように表示ポインタを減
分する。表示ポインタが左端にある場合(ステツ
プ883)、ステツプ887で、マスクが8回シフトさ
れたかどうかを決定する。8回シフトされていな
い場合、ステツプ888で、マスクを1ビツトだけ
シフトする。8回シフトされていた場合は、これ
以上シフトできないので処理は終了する。 第20.6図でも前記と同様の処理が行なわれ
る。 GRBKDSPTが終了すると、ステツプ875(第2
0.3図)で、DISBYTを減分する。このルー
プはDISBYTで示された回数だけ実行され、ス
テツプ876で、ループが必要な回数だけ実行され
たかどうかを調べる。そうであれば、処理は点C
を経てステツプ862(第20.1図)にリターン
し、フオント・テーブルから次のバイトを選択す
る。 次に、ページRAM26における選択されたビ
ツトのセツトまたはクリアまたはスキツプが可能
であることが明白である。左以外の方向(右、
上、または下)の移動についても類似の処理が行
なわれる。 FIRSTBYTEによつて示されたビツトのセツ
ト、クリアまたはスキツプをメモリ内で進める能
力と、初期のセツテイングにリターンして異なる
方向に動作する能力を組合わせることによつて、
明らかに前記ルーチンは例えば第11図A〜Gに
示すように、垂直または水平線、またはその両方
を書込み、12.7mmと25.4mmのマークを示す比較的
短かく、そして若干長い水平または垂直線を書込
むことが可能である。 更に、タブ・グリツドのほか、最初の書込み
点、最後の書込み行とアクテイブ左及び右マージ
ンを識別するため、処理の間にこれらの点の位置
を定義するアクテイブ・パラメータをフオント・
テーブルにロードできる。それによつて、グラフ
イツク・ルーチンが入力点1でフオント・テーブ
ルを呼出すとき、前記アクテイブ・パラメータが
得られ、アクテイブ・タブ・グリツドのほか、最
初の書込み点、最後の書込み行と、アクテイブ左
及び右マージンを見つけるのに用いられる。 ブロツク処理 前記のように、操作員はテキストを含む文書を
最初にキー入力した後、または編集中に、特殊機
能を有する1つまたはそれ以上のテキスト・マト
リツクスを加え、操作員が前記テキスト・マトリ
ツクスを文書の他のテキストに対して1つの単位
として移動し、または非常に簡単な形式で削除す
ることを可能にする。前記テキスト・マトリツク
スをブロツクと呼ぶ。ブロツクの動作を説明する
ため、操作員がテキストのある文書を記憶させ、
文書はページ・イメージ・モードで表示中である
と仮定する。 操作員がテキスト本体の外側にある領域にカー
ソルを移動すると、前に説明したようにカーソル
はブリンクする。 装置が前記状態にあつて操作員がテキストのキ
ーインを開始する場合、挿入モード・キーを押下
げた後、所望のテキストを入力する。キーボード
待ち行列224が処理されると、ステツプ465(第
16.1図)で挿入モード・コードが認められ、
処理は点Qを経てスキツプする(第16.9図
A)。第16.9図Bのステツプ1643で、挿入モ
ードの入力が認められると、ステツプ1644で、装
置がテキスト・モードではないことを決定する。
次にステツプ926でカーソルがブリンク中の場合、
ステツプ927で、DOCPTRはEODにあり、文書
メモリは空であるかどうかを決定する。今の場合
はそうではないから、ステツプ928に進み、カー
ソルが最初と最後の書込み行の間にあるか、その
行にテキストがあるか、文書メモリにスペースが
あるかどうかを決定する。これらの条件がすべて
満足されると、ステツプ929で、文書メモリ22
2を走査してパラグラフ境界(カーソル位置に続
く)を見つける。この時点で文書メモリ222は
代表的な挿入モード動作の場合のようにオープン
し、BLIBコードはオープンした領域で開始す
る。前記コードはブロツク開始を意味する。ステ
ツプ930で、カーソル位置を用いてブロツクの文
書行番号、ブロツクの水平位置を決定する。後者
のパラメータは前記ブロツクの一時左マージンと
して格納され、前者はBLIBコードで格納され
る。次にステツプ931で、文書右マージンとして
一時右マージン、一時タブ・レジスタ(5単位の
セツテイングを有する)、挿入コード及びナル・
コードを格納する。タブ・レジスタは各々の第5
のキヤラクタ・スペースでタブを与える。操作員
はこれを変更できる。BLIEコードは文書メモリ
222の“ホール”の終了位置で格納される。キ
ーボード待ち行列224の前記挿入モード・コー
ドが処理されているので、ステツプ932でキーボ
ード待ち行列ポインタは減分し、ステツプ933で、
テキスト・モード・コードを待ち行列に格納す
る。この状態で処理は点Uを経てリターンし、キ
ーボード待ち行列224が空でないと決定する
(少なくとも、ステツプ933で挿入されたテキス
ト・モード・コードが格納されているから)。前
記コードはテキスト・モード・キーのコードであ
るからステツプ465で再び、挿入モード・コード
が認められ、処理は点Qを経て再び第16.9図
Aにスキツプする。今度はステツプ934(第16.
9図A)でテキスト・モード・コードが認められ
る。ステツプ935で、DOCPTRがBLIEコード
(ステツプ931で挿入コードに残される)にないと
決定する。ステツプ937で、CRTコントローラ2
7をテキスト・モードで表示するように変更す
る。ステツプ938で、KBSENTEN(第17.1
図)を呼出し、文書をセンテンスまたはテキス
ト・モードで表示する。処理は文書の最初で開始
し、テーブルAを再書込みする。ステツプ939で、
カーソルが文書の最初のスクリーン上になけれ
ば、ステツプ940でKBSNDOCR(第17.6図)
を呼出す。第17.6図のステツプ941で
TABAPTRを得る。ステツプ942で、
SENTPTRを表示メモリまたはテキストRAM2
5の最初にセツトする。ステツプ943で、カーソ
ル位置アドレスを得る。その後、第17.6図に
関連して前に実行されたステツプが実行される。
これには、表示されるスクリーンに対応する
DOCPTRを得るステツプ283を含む。処理は点A
を経て第17.1図にスキツプする。表示は、か
くれたコード、例えばBLIBが検出されるまでは
前に説明したように進行する。これはステツプ
944及び945(第17.1図)によつてテキスト・
テーブル221に適当なエントリを与える。
BLIBはかくれたコードとみなされるから、ステ
ツプ322(第17.2図)で、処理は点Jを経て第
17.11図のかくれたコードのプロセツサにス
キツプする。第17.11図のステツプ801で
WORDLENを検査する。かくれたコードはワー
ド終了とみなされるから、スペースによつてワー
ドから分離されていない場合は、処理は点E(第
16.1図)にスキツプし、これまで展開された
ワードが表示中の行に表示できるかどうかを決定
する。それが、ある場合は処理はかくれたコード
のプロセツサにリターンし、かくれたコードを処
理する。従つて、WORDLENがゼロに等しいと
みなされるので(ステツプ801)、ステツプ802、
813及び816で、かくれたコードが一時右マージ
ン、一時タブ、または一時左マージンかどうかを
決定する。かくれたコードはブロツク挿入開始で
あると仮定しているから、処理は点Lを経て第1
7.12図にスキツプする。第17.12図のス
テツプ831で、かくれたコードがブロツク挿入開
始かどうかを調べる。そうである場合は、ステツ
プ832で、ブロツク挿入標識をセツトし、LPAD
に6をロードする。ステツプ833で、表示終了を
通り過ぎたかどうかを調べる。ステツプ833の結
果が肯定ならば、ステツプ834で、(ブロツク挿入
の)特別表示開始行を動作させるBLKINS10(第
17.10図)を呼出す。第17.10図のステ
ツプ845で、SENTPTRを行の位置4に移動す
る。ステツプ846で、特殊キヤラクタ(下向き矢
印)を表示し、ステツプ847で、行をハイフンの
列によつて表示する。ステツプ848で、下向きの
矢印で行を終了する(第11図E参照)。これで
BLKINS10は終了する。ステツプ835(第17.
12図)で、テキスト・テーブル221における
特別の開始行を示す(テキスト・カーソルがこの
行に入るのを防ぐため)。ステツプ836で、ブロツ
ク挿入コードを飛び越し、処理は点E1(第1
7.3図)にスキツプする。第17.3図のステ
ツプ347〜349で次の行を表示するようにセツトア
ツプする。ステツプ931(第16.9図B)で一時
左マージン・コードが挿入されているから、テキ
スト・モードにおける処理の間に、ステツプ293
(第17.1図)で、かくれたコードがアクテイ
ブであることを認める。一時マージンは別のかく
れたコードであるから、ステツプ322(第17.2
図)で、処理は再びかくれたコードのプロセツサ
(第17.11図)にスキツプする。第17.1
1図のステツプ816で、かくれたコードは一時左
マージンであると認める。ステツプ817で、テキ
スト・テーブル221のTL標識をセツトする。ステ
ツプ819で垂直行(第11図E参照)表示の手段
を与える。一時左マージンが全体の左マージンよ
りも大きければ(ステツプ820)、ステツプ821で、
右向き矢印を示す。これに対して、一時左マージ
ンが全体の左マージンよりも小さい場合には、ス
テツプ822及び823で、左向き矢印の表示を生じ
る。これらの特殊グラフイツクを表示した後、ス
テツプ830でDOCPTRをかくれたコードの先に進
め、処理は点A4を経て、第17.2図にスキツ
プし、ブロツクにテキストを表示する。テキスト
表示後、DOCPTRはBLIEに相当するかくれたコ
ードに達し(ステツプ322)、処理は再びかくれた
コードのプロセツサ(第17.11図)にスキツ
プし、ステツプ837(第17.12図)でブロツク
終了BLIEを認める。従つて、ブロツク838で、ブ
ロツク挿入標識、一時左及び一時右標識をリセツ
トし、LPAD及びLINELENを全体パラメータに
リセツトする。ステツプ839で、インデント・タ
ブをリセツトする。表示端を越えていない場合
(ステツプ840)、ステツプ841でブロツク挿入終了
線を上向き矢印で表示するBLKINS10を呼出す。
ステツプ842で、テキスト・テーブル221にお
ける特殊な行終了を示し、ステツプ843で、ブロ
ツク終了コードを飛び越え、テキスト行の残りを
表示する。 前記説明によつて明らかなように、ブロツク挿
入及び関連テキストは例えば、第11図Eに示す
表示をもたらす。 更に、ブロツク挿入が検出されると、テキス
ト・モードへの自動切換えは、ブロツク・モード
において操作員がテキスト・モード表示に関連し
てテキストを入力するように行なわれる。テキス
ト挿入のキーボード操作を終了すると、操作員は
ページ・イメージ・モードに戻ることができる。 その場合、カーソルがブロツク挿入を含むペー
ジから移動していないものとして、ページ・イメ
ージ・モード・キーコードがキーボード待ち行列
224で認められると、処理はステツプ465(第1
6.1図)から点Qを経て、ステツプ650(第1
6.9図A)にスキツプする。これはページ・イ
メージ・モード・キーであるから、ステツプ651
に進み、コード機能であるかどうかを決定する。
そうでない場合は、ステツプ652で、前に説明し
たKBPAGEIM(第16.12図)を呼出すこと
によつてページ・イメージで表示チツプを変更
し、現在ページの識別を与える。要するに、この
処理はKBPAGEPRG(第19.1図)が呼出す
ことである。ページRAM26に書込む最初の処
理でブロツク挿入コードをスキツプし、前記
RAMにテキスト本体の書込みを終了すると、ス
テツプ467(第16.12図)で、ページ・イメー
ジ処理を早期に終了するフラグがセツトされたか
どうかを決定する。前記フラグがセツトされてい
なかつた場合、ステツプ589で、KBFAXBI(第
19.2図)を呼出し、前に説明したようにブロ
ツク挿入を処理する。 ブロツクを移動するには、操作員はまず移動し
ようとするブロツク内のキヤラクタの1つに一致
するようにカーソルを位置する。そうすると、
DOCPTRはカーソルが位置するキヤラクタの文
書メモリ222におけるアドレスを指すように変
更される。その後、カーソルをテキストが入つて
いる領域の外側に移動しても(すなわち、カーソ
ルは別のブロツクにも、あるいはいかなるテキス
ト本体とも一致しない)、DOCPTRはカーソルが
移動する前に位置していたブロツクのキヤラクタ
を指したままである。ここで、操作員が希望する
新しいブロツク位置にカーソルを置き、キー13
3をコード・キー137(第2図)と同時に操作
する。これがコードMまたはブロツク移動命令で
ある。前記コードがキーボード待ち行列224に
達すると、ステツプ447(第16.1図)でコード
機能が認められ、処理は点Gを経て第16.2図
にスキツプし、ここで複数のコード・キーが探索
される。処理は第16.2〜16.4図にわた
り、ステツプ912(第16.4図)で、装置がペー
ジ・イメージ・モードであり且つDOCPTRがブ
ロツク内に位置することがコードMと同時に認め
られるまで続けられる。ここで、処理は点ABを
経て第16.15図にスキツプする。ステツプ
913(第16.15図)で、カーソルが最初と最後
の書込み行の間にあるかどうかを決定する。そう
でない場合には、ブロツクは最後の書込み行の先
にも、または最初の書込み行の前にも移動するこ
とはできないから、処理は終了する。しかしなが
ら、カーソルが前記範囲内にあれば、ステツプ
914で、行にテキストがあるかどうかを決定する。
これはテーブルBを参照して行なわれる。行にテ
キストがある場合、ステツプ915で、(文書メモリ
222の)ブロツクから行番号を得てカーソルの
垂直位置に一致するように変更する。 文書メモリ222に格納された前記コードはテ
ーブルBのリンクとともに、ブロツク位置を見分
ける。こうして、ステツプ915で、前記ブロツク
を移動する最初の処理が行なわれる。ブロツクが
格納されたとき、その左マージンはブロツク挿入
が認められたときのカーソル位置によつて決めら
れる。ブロツク移動中、前記左マージンの値(文
書メモリ222に格納されている)も変更しなけ
ればならない。従つて、ステツプ916で、左マー
ジン値を検索し、文書メモリ222に格納された
左マージンと、カーソルの水平現在位置の間の差
を計算する。この差によつて、ステツプ917で、
ブロツクから一時左または一時右マージンを検索
し、それが見つかると、ステツプ916で計算した
値でそれを変更する。一時左または一時右マージ
ンがこれ以上見つからないとき、ステツプ918で、
KBPAGEIMを呼出し、今変更したページを表示
する。前記処理(第16.12図)の主な機能は
KBPAGEPRGを呼出すことである。
KBPAGEPRGが呼出されると(第19.1図)、
まずテキスト本体が書込まれる。処理が早期に終
了しなかつた場合(第16.12図のステツプ
467)、テキスト本体の終了でステツプ589に進み、
KBFAXBI(第19.2図)を呼出し、文書内の
ブロツクを表示する。前記処理中第19.2図の
ステツプ592で、文書メモリ222の最初で
DOCPTRを開始し、ステツプ593で、ブロツク挿
入を見つける。見つかつた各々のブロツク挿入に
対して、ステツプ622で、文書行番号を得る。文
書行番号が表示中のページにあるとすれば、ステ
ツプ627以下で、テーブルBに適当なエントリを
行なう。前記説明の中で、ブロツクの文書行番号
がブロツク移動機能(第16.15図のステツプ
915)の結果によつて変更されているから、ステ
ツプ627以下(第19.2図)で書込まれたリン
クは、現在は最初のものとは異なる点に注意する
必要がある。重要なことは、文書メモリ222で
ブロツク・コードと関連テキストが格納されてい
る場所が変つていないことである。しかしなが
ら、前記ブロツクの文書行番号は変更されている
から、前記テキストは新しい場所に表示される。 ブロツクが特に適応するもう1つの機能は削除
である。削除機能としては、操作員はカーソルを
ブロツク内のどこかに入るように位置し、削除キ
ー106をキー133(第2図参照)とともに操
作する。これによつて、コードは削除条件に応じ
てキーボード待ち行列224に入る。キーボード
待ち行列224の処理中、前記コードがステツプ
459(第16.1図)で認められると、処理は点I
を経て第16.7図にスキツプする。ここで、特
定のコードと関連する装置の状態に対して、いく
つかのテストが行なわれる。その中で特に関心の
あるものはステツプ919である。ステツプ919で、
削除モード、ページ・イメージ・モード、プリン
クしていないカーソルおよびブロツク内に位置す
るカーソルを識別すると、ステツプ920で、装置
が挿入モードであれば文書メモリ222をクロー
ズするが、ここでは挿入モードではないからステ
ツプ921で、文書メモリ222を走査し、
DOCPTRにまたがるブロツク挿入開始とブロツ
ク挿入終了コードを見つける。前記コードが見つ
かると、ステツプ922で、コードの間で見つかつ
たバイト数に対して文書メモリ222をクローズ
し、ブロツク挿入コードおよびその間にあるすべ
てのコードを実際に消去する。ステツプ923で、
KBPAGEIMを呼出し、スクリーンに実際に再書
込みする。ブロツクは文書メモリ222から削除
されているから、スクリーン再書込みで前記ブロ
ツクはもちろん見つからないので表示されない。 再フオーマツト 再フオーマツト動作を説明するため、操作員が
文書メモリ222に文書を有し、装置はページ・
イメージ・モードの状態で、操作員がキー118
と137(第2図参照)を同時に押下げ、コード
化5を生じたものとする。このコードがキーボー
ド待ち行列224で認められると、ステツプ447
(第16.1図)でまずコード入力を認め、処理
は点G(第16.2図)にスキツプする。第16.
2図のステツプ925で、前記コードおよび装置が
ページ・イメージ・モードであることを認める
と、ステツプ924で、フオーマツト行およびカラ
ム表示を要求するビツトをセツトする。その結果
生じるキー動作によつてページRAM26の再書
込みが呼出され、セツトされたビツトによつて、
フオーマツト行及びカラムが表示される。これ
で、処理は終了する。しかしながら、操作員はこ
の時点で、文書パラメータを変更できる。例え
ば、操作員がカーソルを左マージンを変更しなけ
ればならない場所に置くと仮定する。カーソルを
このようにセツトし、操作員がキー132と13
7を同時に操作してコード化Lを生じさせる。こ
のコードはステツプ946(第16.2図)で認めら
れる。ステツプ947で、装置がページ・イメー
ジ・モードであり、カーソルは右マージンの左に
あるかどうかを調べる。カーソルがこれ以外の場
所にあることは左マージンとしては適当ではな
い。ステツプ947の結果が真であれば、ステツプ
948で左マージンをカーソルの水平現在行に変更
する。ステツプ949(第16.3図)で
KBPAGEIMを呼出し、ページ1または文書の最
初で開始する命令を渡す。前に説明したように、
KBPAGEIMの機能は新しい左マージンで文書全
体を再フオーマツトする事である。ステツプ950
(第16.3図)で、スクリーン上の最初のカー
ソル位置を見つけ、それによつて動作終了で、
DOCPTRはテーブルBを参照して決定できる。
同様の結果がコード化Rを実行した場合に得ら
れ、右マージンを変更する(第16.2図のステ
ツプ951〜953)。 左または右マージンを変更する代りに、操作員
は一時左または右マージンを変更できる。これは
コード化Qまたはコード化W(第2図参照)によ
つて実行される。この場合、ステツプ954または
955(第16.4図)でエントリを認め、装置がペ
ージ・イメージ・モードであり、カーソルが新し
い一時マージンに対して正当な場所にいるかどう
か調べる。前記テストのどれかが真でなければ、
前記コードは認められず、動作は生じない。しか
しながら、ステツプ954または955のいずれかが真
であれば、ステツプ956または957で、前記機能が
変更中の一時左または一時右マージンであるかど
うかの表示を保管する。ステツプ958で
KBSTRTMP(第16.14図)を呼出し、新し
い一時コードを格納する。 まず、ステツプ959(第16.14図)で、装置
が挿入モードの場合、文書メモリ222をクロー
ズする。挿入モードでないものとして、ステツプ
960で、ブロツク挿入終了、ブロツク挿入開始、
キヤリヤ復帰、または必須キヤリヤ復帰に対して
文書メモリ222を逆方向に走査する。一時マー
ジンは前記の点から順方向に作用するから、変更
することになつている一時マージンを見つけるた
めには、前記の点を見つけなければならない。前
記コードが見つかると、ステツプ961で見つかつ
た点が一時コードに対して正しい順序であるかど
うかを決定する。これらのコードのいくつかのフ
オーマツトは異なるので、走査点を変更される所
要のコードに対する点に再配置する必要があるか
もしれない。走査点を変更しなければならない場
合、ステツプ962が実行される。ステツプ962が実
行される毎に走査ポイントは1コード単位
(BLIB、TL等のような)変更される。これは正
しいバイトが見つかるまで続く。ステツプ963で、
変更されるコードが既にそこにあるかどうかを決
定する。それがない場合には、ステツプ964で、
文書メモリ222にコードを格納し、コードの場
所を空けるようにすべてのコードを移動する。次
に、ステツプ965で、文書メモリ222にコード
を書込み、一時左または一時右マージンが水平カ
ーソル位置として格納される。一時タブは後で述
べるように若干異なる扱いを受ける。ステツプ
966で、一時コードがブロツク内にあるかどうか
を決定する。そうでない場合には、ステツプ967
で、ページ待ち行列225を逆方向に走査し、一
時コードのあるページを見つける。これは再フオ
ーマツト動作においては前記の場所から開始しな
ければならないからである。ステツプ960では文
書メモリ222を走査するのに対し、ステツプ
967ではページ待ち行列225を走査してページ
番号を見つける点に注意する必要がある。コード
がブロツク内にあれば(ステツプ966)、ブロツク
はページ境界を横切るから、ページ待ち行列の参
照は不要である。従つて、ステツプ968で、
DOCPTRが見つかつたときページ・イメージ・
プログラムがカーソルを垂直方向だけに移動する
ようにビツトをセツトし、カーソルをパラグラフ
内に保持する。ステツプ969で、KBPAGEIMを
呼出し、表示面に書込む。表示面が再書込みされ
た後、ステツプ970で、カーソルが前記ページに
ない場合、ステツプ971で、ステツプ967で見つけ
たページを探し、それによつて、最後に書込まれ
た表示面はカーソルを含む。 コードDは一時タブ・レジスタに関連し、ステ
ツプ972及び973(第16.4図参照)に関連処理
が示される。一時タブは一時左または一時右マー
ジンのコードよりも大きいので、ステツプ965(第
16.14図)が最初に実行されると、5単位の
タブ・グリツドが一時タブ・レジスタに格納され
る。タブ点のセツトまたはクリア動作はキー12
9および131(第2図参照)でそれぞれ行なわ
れる。コード化S(タブ・セツト)またはコード
化K(タブ・クリア)はメイン・システム・プロ
グラム(第16.4図)で認められ、
KBFXTBSTまたはKBFXTBCL(第19.27
図)を呼出す。操作されるタブ・グリツドの特定
のビツトはカーソル位置によつて定まり、タブ・
レジスタはアクテイブなタブ・レジスタに対する
ポインタによつて文書メモリ222内に置かれ
る。第19.27図に示すように、タブのセツト
またはクリア動作は適当なタブのセツトまたはリ
セツト(クリア)を再度待ち行列に加えるだけで
ある。 もう1つの再フオーマツト処理は最初の書込み
位置または最初の書込み行の変更によつて行なわ
れる。これは操作員がキー116および137を
同時に押下げる(コード化1)ことによつて行な
われる。これはステツプ974(第16.2図)で認
められる。装置がページ・イメージ・モードでな
い場合、コマンドは認められないので動作は生じ
ない。装置がページ・イメージ・モードならば、
ステツプ976で、最初の書込み行、左マージン、
右マージン及びすべてのTLMとTRMのパラメ
ータを変更することによつて、最初の書込み点を
カーソル位置に等しくなるように変更する。すべ
ての他の一時マージン等は全体のパラメータに対
するものであるから、他の変更を行なう必要はな
い。その後、ステツプ977でKBPAGEIMを呼出
し、最初のページを新しいフオーマツトで表示す
る。ページ当りの行数は不変のままである。最後
の書込み行は同じ方向で、最初の書込み行の変更
と同じ量だけ変更する、すなわち、テキスト自体
の関係は変らないが、テキストとページ外形線の
関係のみが変化する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の重要な構成要素を示すブロツ
ク図、第2図は本発明の構成要素で入力装置の1
つを形成する代表的なキーボードの説明図、第3
図A,BおよびCは本発明の実施例の1つにおい
てテキストとページ・イメージ・モード表示の相
互関係を示すアレイ図、第4図は本発明の装置、
特に表示装置に関連する部分の詳細な機能ブロツ
ク図、第5〜10図はそれぞれ第4図の異なる機
能ブロツクの回路概要図、第11図A,B,Cお
よびDはそれぞれカーソル位置が異なる同じ文書
のページ・イメージ・モード表示を示す図、第1
1図E,FおよびGはそれぞれ第11図A,B,
CおよびDのいずれかのページ・イメージ・モー
ド表示で表示される全体の文書のテキスト・モー
ド表示を示す図、第12図は本発明に関連して第
11図A〜Gに示すような表示を生じる文書メモ
リを示す図、第13図は本発明によつて実行され
る処理の全体を理解するのに役立つ高いレベルの
流れ図、第14図は本発明におけるシステム
RAMのいくつかの重要な機能要素を示すマツプ
図、第15図A,BおよびCは割込みハンドラ処
理の詳細な流れ図、第16.1〜16.8図、第
16.9図A、第16.9図B、第16.10〜
16.18図は本発明におけるメイン・システ
ム・ルーチンの詳細な流れ図、第17.1〜1
7.12図は本発明におけるテキスト・モード処
理の詳細な流れ図、第18.1図、第18.2図
、第18.2図、第18.3〜第18.11
図は本発明に於るカーソル関連処理の詳細な流れ
図、第19.1〜19.31図は本発明における
ページ・イメージ・モード処理の詳細な流れ図、
第20.1〜20.12図は本発明におけるグラ
フイツク処理の詳細な流れ図、第21.1〜2
1.4図は本発明における代表的なハイフネーシ
ヨン機能表示を示す図である。 10……キーボード、20……プロセツサ、2
1……データ・バス、21A……出力データ・バ
ス、21B……入力データ・バス、22……アド
レス・バス、23……バツフア、25……テキス
トRAM、26……ページRAM、27……CRT
コントローラ、28……キヤラクタ発生器、29
……擬似キヤラクタ発生器、30……ロジツク回
路、31……内部バス、32……表示CRT。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少くとも2つのカーソル制御キーを含む、異
    なるグラフイツクまたは機能に関連する複数のキ
    ーを有し、各々のキーまたはキーグループの操作
    に応答してこれに対応するキー・コードを生じる
    入力手段と、 周期的に繰返されるビデオ信号並びに関連する
    水平及び垂直同期信号に応答して表示面に複数の
    行を有するテキストの可視イメージを生じる表示
    手段とを備え、 前記可視イメージは前記カーソル制御キーの操
    作に応答して位置決めされるカーソルを含み、 さらに前記入力手段に応答して前記キー・コー
    ドを処理し記憶するとともに、前記表示手段を制
    御するための制御手段とを備えたワード・プロセ
    ツサにおいて、 前記制御手段は、現テキスト行中の或るワード
    についてハイクネーシヨンの決定が必要なとき、
    該ワードのキヤラクタ位置のうち文書の右マージ
    ンに対応するキヤラクタ位置に関連して該右マー
    ジンを表わす第1マーカを表示するとともに、現
    テキスト行に先行する複数のテキスト行のうち前
    記右マージンを越えるものの平均的な行終了位置
    に対応する前記ワードのキヤラクタ位置に関連し
    て該平均的な行終了位置を表わす第2マーカを表
    示するためのハイフネーシヨン手段を有すること
    を特徴とするワード・プロセツサ。
JP57134833A 1981-05-29 1982-08-03 ワ−ド・プロセツサ Granted JPS5875238A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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US06/268,609 US4495490A (en) 1981-05-29 1981-05-29 Word processor and display

Publications (2)

Publication Number Publication Date
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JPS6342304B2 true JPS6342304B2 (ja) 1988-08-23

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Family Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
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JP57134833A Granted JPS5875238A (ja) 1981-05-29 1982-08-03 ワ−ド・プロセツサ
JP57134832A Granted JPS5875237A (ja) 1981-05-29 1982-08-03 ワ−ド・プロセツサ

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Application Number Title Priority Date Filing Date
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Family Applications After (1)

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JP57134832A Granted JPS5875237A (ja) 1981-05-29 1982-08-03 ワ−ド・プロセツサ

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EP (1) EP0066139B1 (ja)
JP (3) JPS581230A (ja)
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DE (1) DE3280161D1 (ja)

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