JP2636270B2 - 文書作成装置 - Google Patents

文書作成装置

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JP2636270B2
JP2636270B2 JP62274552A JP27455287A JP2636270B2 JP 2636270 B2 JP2636270 B2 JP 2636270B2 JP 62274552 A JP62274552 A JP 62274552A JP 27455287 A JP27455287 A JP 27455287A JP 2636270 B2 JP2636270 B2 JP 2636270B2
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F40/00Handling natural language data
    • G06F40/10Text processing
    • G06F40/191Automatic line break hyphenation

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は英文等のように複数の単語を含む文書のため
の文書作成装置に関するものであり、特に、オペレータ
による単語の区切り処理を援助する援助手段の改善に関
するものである。
〔従来の技術〕
文書作成装置として既に、(a)複数の単語を含む文
書の生文書データを入力するための入力装置と、(b)
その入力装置に接続されてそれから入力された生文書デ
ータを記憶する記憶手段、および生文書データと予め定
められた行の両端位置のデータとに基づいて複数の行か
ら成る編集文書データを作成する編集文書データ作成手
段を含む処理装置と、(c)その処理装置に接続され、
編集文書データに対応する文書を画面に表示する表示装
置とを備えたものが知られている。
英文等の文書は1単語が2行に跨がらないように配慮
されつつ作成されるのが普通である。そして、この要求
を満たすべく、1単語のデータが上記行の両端位置のデ
ータに基づいて決まる行末を越えてあるいは行末近傍ま
で1単語のデータが入力された際、その単語のデータあ
るいは次の単語のデータを次行へ自動改行させる自動改
行機能を備えた文書作成装置が知られている。
しかし、自動改行のために行の最後端単語の後方に多
くの空白部が残されることがあり、文書の体裁が不良と
なったり、文書を画面や印刷紙等に表示するのに多くの
スペースが必要となる事態が発生する。
文書作成装置が、上記自動改行処理に続いて、自動改
行によって行の後端に発生した空白部を、この行に存在
する単語間の各隙間をほぼ均等に拡張することによって
消滅させ、行の最後端文字の位置を行末に揃える、いわ
ゆるジャスティファイ処理を行うものである場合には、
文書の体裁が不良となる問題は解決されるが、多くのス
ペースが必要となる問題は残る。
このような事態を回避するために、次行の先頭に移動
させられた移動単語を前行と次行との2行に分けて配置
する単語区切り処理が行われる。この処理に続いて、前
行の最後端文字の後端に、1単語が2行に分かれて表示
されていることを示す符号としてハイフンを挿入するの
が普通であり、これはハイフネーション処理(以下、ハ
イフン処理という。)と呼ばれる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、従来の文書作成装置においては上記移動単語
が単に表示されるにとどまり、オペレータによるハイフ
ン処理前の段階においては、表示装置の画面にハイフン
処理が全く為されていない状態の文書が表示されるに過
ぎなかった。ハイフン処理を実際に行うか否かは、自動
改行によって発生した空白部の長さや文書全体のバラン
スを考慮してはじめて決めることができるものであるに
もかかわらず、オペレータによるハイフン処理前に、移
動単語を2行に分けて配置した場合の文書を表示させ、
オペレータによるハイフン処理後の文書形態の予測を援
助することは未だ為されておらず、そのため、文書作成
作業はオペレータに大きな負担がかかり、能率が悪かっ
た。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記の問題を解決すべく、第1図に示すよう
に、前記入力装置と、前記記憶手段、および予め定めら
れた行の両端位置のデータに基づいて決まる行末を越え
てあるいは行末近傍まで1単語のデータが入力された
際、その単語のデータあるいは次の単語のデータを次行
へ自動改行させて複数の行から成る編集文書データを作
成する編集文書データ作成手段を含む処理装置と、前記
表示装置とを備えた文書作成装置において、処理装置
に、(a)編集文書データに関して、複数の行から自動
改行が行われた行のうちの1行を選択行として選択する
行選択手段と、(b)自動改行により選択行の次の行へ
移動した移動単語を、その自動改行前に選択行の行末近
傍部分に行末を越えることなく配列され得た最大文字数
を越えない数の文字より成る前半文字列と残りの後半文
字列とに区切る区切り位置を演算する演算手段と、
(c)前半文字列を自動で選択行の行末近傍部分へ移動
させる自動文字列移動手段と、(d)移動単語における
前半文字列と後半文字列との区切り位置を変更する区切
り位置変更手段とを設けたものである。
本発明はワードプロセッサあるいは編集機能を有する
電子タイプライタ等の文書作成装置に適用することがで
きる。
〔作用および発明の効果〕
上記のように構成された文書作成装置においては、編
集文書データ作成手段により、記憶手段に記憶された生
文書データと予め定められた行の両端位置のデータとに
基づいて複数の行から成る編集文書データが作成され
る。このとき、編集文書データ作成手段は、1単語のデ
ータが上記行の両端位置のデータに基づいて決まる行末
を越えて入力された際にはその単語のデータを、また、
1単語のデータが行末近傍まで入力された際にはその次
の単語のデータを次行へ自動改行させる。これによっ
て、複数の行から成る文書において1単語が2行に跨が
って配列されることが回避される。
このようにして作成された編集文書データに関して、
行選択手段によって自動改行が行われた行のうちの1行
が選択行として選択されれば、演算手段が、自動改行に
より選択行の次の行へ移動した移動単語を、その自動改
行前に選択行の行末近傍部分に行末を越えることなく配
列され得た最大文字数を越えない数の文字より成る前半
文字列と残りの後半文字列とに区切る区切り位置を演算
する。
ここにおいて、最大文字数とは、例えば、複数の単語
がそれらの入力状態のまま配列される場合、すなわち単
語同士が詰めて配列される場合には、選択行の後端に存
在する空白部に配置され得る文字数を意味し、また、選
択行が上記ジャスティファイ処理が既に行われた行であ
る場合には、その処理が行われる前の状態において選択
行の後端に存在した空白部に配置され得る文字数を意味
する。
上記演算手段が区切り位置を演算した後、自動文字列
移動手段が、上記前半文字列を自動的に選択行の行末近
傍部分へ移動させ、その結果、表示装置の画面には移動
単語が2行に分かれた状態の文書が表示される。
このように、本発明に従えば、オペレータがハイフン
処理を行う前に、ハイフン挿入後の文書形態あるいはそ
れに近い形態で文書が表示され、オペレータによる文書
作成が容易となって作業時間が短縮される効果が得られ
る。
オペレータがハイフン処理を行うに当たって、移動単
語における前半文字列と後半文字列との区切りが適切で
ある場合にはその区切りの位置にハイフンデータを加入
し、不適切である場合には区切り位置変更手段によって
その区切り位置を適正な位置に変更した上でハイフンデ
ータを加入すればよい。なお、ハイフンデータの加入が
不要な場合には、区切り位置変更手段によって区切り位
置の適正化のみを行えばよい。
このように、本発明に従えば、区切り位置を変えるた
めに必要な文字列の移動が自動的に行われ、オペレータ
による単語区切り処理が軽減される効果が得られる。
なお、文書作成装置が、例えばフロッピーディスク等
によって生文書データを保存するための文書データ保存
装置を備えている場合、この装置に保存されている生文
書データに基づいて文書を作成するときには、生文書デ
ータはキーボード等の人為的な入力手段からではなく、
生文書データ保存装置から与えられることとなる。つま
り、この場合、文書データ保存装置が入力装置を構成す
るのである。
以上の説明から明らかなように、本発明においては、
行選択手段,演算手段,自動文字列移動手段および区切
り位置変更手段がオペレータによるハイフン処理を援助
する手段を構成する。
〔実施例〕
以下、本発明を英文ワードプロセッサに適用した一実
施例を図面に基づいて詳細に説明する。
第2図の符号10は入力装置としてのキーボードを示
し、多数の英字キー12,スペースキー14,多数のテンキー
16,ハイフンキー18を含む多数の記号キー19,リターンキ
ー20を始め、カーソル上下移動キー22,カーソル左右移
動キー23,レフトマージン設定キー24(以下、LMキーと
いう。),ライトマージン設定キー26(以下、RMキーと
いう。),ホットゾーン設定キー28,ジャスティファイ
処理モード設定/解除キー29(以下、単にジャスティフ
ァイキーという。),ハイフネーション援助処理モード
設定/解除キー30(以下、ハイフンモードキーとい
う。)等の各種ファンクションキー32を備えている。ホ
ットゾーン設定キー28,ジャスティファイキー29および
ハイフンモードキー30の機能は後に説明する。
キーボード10には主制御装置40が接続され、そして、
この装置40にはCRT42とプリンタ44とが接続されてい
る。
主制御装置40はCPU50,ROM52およびRAM54を含むコンピ
ュータと、CRTコントローラ56と、ビデオRAM58とを備え
ている。CPU50とキーボード10,プリンタ44,ROM52,RAM5
4,CRTコントローラ56およびビデオRAM58とはそれぞれバ
ス60,62,64,66,68および70を介して互いに接続されてい
る。
ROM52には生文書データ記憶,生文書データ変更,編
集文書データ作成,ハイフネーション援助処理(以下、
ハイフン援助処理という。)等を実行するための各種制
御プログラムが格納されている。また、RAM54には、キ
ーボード10から入力された生文書データを格納するため
の生文書データメモリ72と、レフトマージン(以下、LM
で表す。図において同じ。)およびライトマージン(以
下、RMで表す。図において同じ。)のデータを格納する
ためのマージンデータメモリ74と、ホットゾーン長さデ
ータを格納するためのホットゾーン長さデータメモリ76
とが設けられている。LM,RMおよびホットゾーンの機能
については後に説明する。
CRTコントローラ56にはCRT42とビデオRAM58とがそれ
ぞれリード線80とバス82とによって接続されている。こ
れらCRTコントローラ56およびビデオRAM58の構造および
作動は周知のものであり、本発明を理解する上で不可欠
なものではないため、詳細な説明は省略する。
上記のように構成された英文ワードプロセッサにおい
ては、生文書データがキーボード10から入力されれば、
このデータはCPU50によるROM52の前記生文書データ記憶
用プログラムの実行により、RAM54の生文書データメモ
リ72に格納される。また、LMおよびRMキー24,26が操作
されれば、CRT42の画面上における文書の行の両端位
置、すなわちLMとRMの位置を表す数値のデータがRAM54
のマージンデータメモリ74に書き込まれる。さらに、ホ
ットゾーン設定キー28の操作後にホットゾーン長さを指
定する数値のデータが入力されれば、そのデータがRAM5
4のホットゾーン長さデータメモリ76に書き込まれる。
上記各データに基づいて、CPU50がROM52の編集文書デ
ータ作成用プログラムを実行して編集文書データを作成
し、その編集文書データはビデオRAM58の編集文書デー
タメモリ84に格納されるとともに、CRT42の画面に表示
される。
編集文書データは通常は自動改行モードで作成され
る。自動改行モードとは、生文書データのうちスペース
データ,ハイフンを表すデータ等のように予め定められ
た改行指令データがRMから左寄りの一定範囲内に配置さ
れた場合には、CRT42の画面上においてカーソルが次行
の先頭に強制的に改行され、また、ある単語データが上
記一定範囲を越えて配置される場合には、CRT42の画面
上においてその単語全体が次行の先頭に配置されるモー
ドをいう。RMから左寄りの一定範囲内が上記ホットゾー
ンなのである。このように、本実施例のワードプロセッ
サにおいては、1単語が2行に跨がることがないように
文書が作成される。なお、ある単語データの終端のデー
タがRMに位置し、そのデータに続くデータがスペースデ
ータである場合には、編集文書データはその単語データ
が次行に移動させられないように作成される。
自動改行の様子を具体例をもとに説明する。第5図の
ように、単語ABCのデータ90が入力された後、スペース
データ92(図においてU字状の印で表す。)がホットゾ
ーンHZ内に配置された場合、カーソル94(図において四
角形の枠で表す。)は次行の先頭に移動させられる。こ
の場合、スペースデータ92に続く単語が移動単語となる
のである。これに対して、第6図のように、単語DEFGHI
JKLのデータ96がホットゾーンHZを越える状態で配置さ
れる場合には、その単語DEFGHIJKLのデータ96全体が次
行の先頭に移動させられる。この場合、単語DEFGHIJKL
が移動単語なのである。また、第7図のように、単語DE
FGHIJKのデータ98の終端文字KのデータがRMに位置し、
そのデータに続くデータがスペースデータ92である場合
には、単語DEFGHIJKのデータ98は次行に移動させられな
い。
自動改行モードの状態からジャスティファイキー29が
操作されれば、ジャスティファイ処理モードに切り換わ
る。ジャスティファイ処理モードとは、自動改行によっ
て行の後端に発生すべき空白部をその行に存在する単語
間の各隙間を拡張することによって消滅させ、それによ
って、その行の最後端文字の位置をRMの位置に合わせる
モードをいう。この状態で編集文書データを作成すれ
ば、右端がほぼ行末において揃った体裁の良好な文書が
作成される。
このジャスティファイ処理の様子を具体例をもとに説
明すれば、第8図のように複数の単語のデータが配列さ
れた行においてジャスティファイ処理が行われれば、そ
の行は第9図のように、最後端文字位置がRMの位置に配
置される。
オペレータがハイフン援助処理を希望する行にカーソ
ル94を位置させ、ハイフンモードキー30を1回操作すれ
ば自動改行モードあるいはジャスティファイ処理モード
が有効なままハイフネーション援助処理モード(以下、
ハイフンモードという。)に入り、ROM52に格納されて
いる前記ハイフン援助処理用プログラムが実行される。
以下、この処理を第3図および第4図のフローチャート
に基づいて説明する。
第3図のフローチャートのステップS1(S1と略称す
る。他のステップについても同じとする。)においてカ
ーソル94によって選択された行(以下、カーソル行とい
う。)の最後端のスペースデータ92の位置EOLの値が算
出される。ここにおいて、EOLとは、ジャスティファイ
処理が行われていない行に関しては、カーソル行の最後
端の文字あるいはスペースデータ92の位置を意味し、一
方、ジャスティファイ処理が既に行われた行に関して
は、その処理が行われていない状態でカーソル行の最後
端の文字等のデータの位置を意味する。
S2において、カーソル行のRMの位置を表す値から、EO
Lの値に1だけ加えられた値が差し引かれることによっ
てカーソル行の行末近傍に配列可能な最大文字数が算出
され、さらに、その最大文字数に相当する長さがホット
ゾーンHZの長さ以上であるか否かが判定される。なお、
カーソル行がリターンキー20の操作に伴うデータによっ
て改行されている場合には、EOLにRMと等しい値が与え
られて、ハイフン援助処理の対象から除外されるように
なっている。S2における判定結果がYESの場合にはハイ
フン援助処理が必要であると判断されてS3以降が実行さ
れるが、NOの場合には不必要であるとしてS3〜S13がバ
イパスされる。
S2における判定結果がYESの場合には、S3において第
4図にフローチャートが示されているサブルーチンが実
行される。第4図のルーチンのS100において、上記最大
文字数から1だけを差し引いた文字数が算出されるとと
もに、次行の先頭の移動単語の頭からその文字数の文字
列が選び出される。すなわち、この文字列が前半文字列
であり、残りが後半文字列である。
S101において、前半文字列のデータがカーソル行のEO
Lの後方に配置され、その結果、カーソル行の行末には
1文字分の長さの空白部が設けられるように、前記編集
文書データメモリ84の内容が変更される。このとき、カ
ーソル行がジャスティファイ処理が行われた行である場
合には、ジャスティファイ処理が為される前の配列状態
に戻された後に後半文字列の移動が行われる。続いて、
S102において、移動単語がCRT42の画面上において反転
表示されるように編集文書データメモリ84の内容が変更
される。そして、S103においてカーソル94が現カーソル
行のRMに移動させられ、S104において移動単語の後半文
字列以降の文書が、ROM52の前記編集文書データ作成用
プログラムの実行により再配列され、その後、第3図の
プログラムに戻り、S4以降が実行される。
S4ないしS6においては、それぞれカーソル左右移動キ
ー23,リターンキー20およびハイフンキー18の入力の有
無が繰り返し判定され、リターンキー20あるいはハイフ
ンキー18の入力があったときにこの判定ループから脱す
るようになっている。
カーソル位置が移動単語の区切りに適切でない場合、
オペレータはカーソル左右移動キー23によりカーソル94
を適切な位置に移動させる。この場合、S4における判定
結果がYESとなり、S7においてカーソル位置がホットゾ
ーンHZ内にあるか否かが判定される。YESの場合にはS8
においてカーソル94が実際に移動させられるが、NOの場
合にはカーソル94が移動させられることなくS9において
ブザーが一定時間鳴らされ、カーソル位置が不適切であ
ることがオペレータに警告される。そして、いずれの場
合にも再び上記S4〜S6の判定ループに戻る。
現カーソル行におけるハイフン援助処理を回避したい
場合、オペレータはリターンキー20を入力する。この場
合、S5における判定結果がYESとなり、S10において第4
図のS101において為された前半文字列の移動が解除さ
れ、カーソル行はハイフン援助処理が為される前の状
態、すなわち自動改行処理されている状態に復帰するの
である。そして、S13において移動単語の反転表示命令
が解除される。
カーソル位置が移動単語の区切りに適切であり、その
位置にハイフンを挿入する場合、オペレータはハイフン
キー18を操作する。この場合、S6における判定結果がYE
Sとなり、S11においてカーソル位置にハイフンのデータ
が配置されるように前記生文書データメモリ72の内容が
変更され、S12においてそのカーソル位置の次の位置以
降の編集文書データが再配列され、S13において移動単
語の反転表示命令が解除される。
以上のハイフン援助処理を、それが第6図の上の行に
ついて行われる具体例をもとに説明する。まず、第6図
の上の行にカーソル94を移動させ、ハイフンモードキー
30を操作すれば、この行の後方に長い空白が存在してい
るから、ハイフン援助処理が行われる。つまり、第6図
において次行の先頭にあった単語DEFGHIJKLのデータ96
のうち単語DEFGHIJのデータ102が第10図に示されるよう
に前行に移動させられ、その単語の終端文字Jの後方に
1個の空白部104(図において四角形にハッチングを施
した印で表す。)が設定されるとともに、その空白部10
4の位置にカーソル94が移動させられる。このとき、ハ
イフンキー18を操作すれば第11図のようにその位置にハ
イフン106が挿入されるが、カーソル位置が不適切であ
る場合には、第12図のようにカーソル94を適切な位置に
移動させた後にハイフンキー18を操作することにより、
第13図のような文書が得られる。
第3図のS1〜13の実行が終了すれば、S14において、
カーソル94が次行の先頭に配置されるように編集文書デ
ータが変更され、S15においてそのカーソル94が文書の
最終行に位置させられているか否かが判定される。判定
結果がNOの場合には再びS1以降が実行されることによ
り、上から下に一行ずつ順次ハイフン援助処理が行われ
る。そして、S15における判定結果がYESとなった場合に
は、S16の実行によりハイフンモードが解除されてハイ
フン援助処理が終了する。
なお、上記プログラムの実行中、ハイフンモードキー
30が再び操作されたことが判定され、YESとなった場合
には、ハイフンモードが解除される。
そして、キーボード10に設けられた図示しないプリン
トキーが操作されれば、プリンタ44にCRT42の画面に表
示された文書と同様な文書が印刷される。
以上の説明から明らかなように、本実施例において
は、主制御装置40のコンピュータの、生文書データ記
憶用プログラムを記憶する部分,それを実行する部分お
よびRAM54の生文書データメモリ72が記憶手段を、上
記コンピュータの編集文書データ作成用プログラムを記
憶する部分,それを実行する部分およびビデオRAM58の
編集文書データメモリ84が編集文書データ作成手段を構
成している。また、キーボード10のカーソル上下移動
キー22,上記コンピュータの、カーソル上下移動キー22
の操作状態に応じてカーソルの移動を制御する部分,コ
ンピュータの第3図のS14およびS15を記憶する部分およ
びそれを実行する部分が行選択手段を、上記コンピュ
ータの第3図のS1,S2および第4図のS100を記憶する部
分およびそれを実行する部分が演算手段を、上記コン
ピュータの第3図のS13および第4図のS101ないし104を
記憶する部分およびそれを実行する部分が自動文字列移
動手段を、キーボード10のカーソル左右移動キー23,
上記コンピュータの、カーソル左右移動キー23の操作状
態に応じてカーソルの移動を制御する部分,コンピュー
タの第3図のS4〜S12を記憶する部分およびそれを実行
する部分が区切り位置変更手段を構成している。さら
に、CRT42と、CRTコントローラ56と、コンピュータお
よびビデオRAM58のCRTコントローラ56を作動させる部分
とが表示装置を構成している。
以上、本発明の一実施例を詳細に説明したが、本発明
はこの他の態様でも実施することができる。
例えば、上記実施例においてはRMの位置にも文字ある
いはスペースデータ92が自動的に配置されるようになっ
ているが、オペレータがあえてその位置に文字等のデー
タを配置しない限り、その位置への配置が為されないよ
うにすることもできる。つまり、本発明において行の両
端位置とは編集文書データ作成手段によって自動的に配
置される行の範囲を意味しているのである。
また、上記実施例は各文字の大きさが互いに等しい文
字等のデータのみが入力される場合についてであるが、
例えば、『H2O』の『』のように『H』,『O』のよ
うな標準文字の占めるスペースの長さより短いスペース
を占める文字データを含む文書データについても同様に
ハイフン援助処理を行うことができる。この場
合、『』の文字数は例えば0.5のように1より小さい
数値と考えればよい。
また、上記実施例においては、ハイフン援助処理の際
にオペレータがハイフンキー18を操作すればそのハイフ
ン106に続くデータ以降の編集文書データが所定の書式
に従って自動的に再配列されるが、ハイフンキー18を入
力した後、オペレータがハイフン106に続くデータ以降
の修正をキーボード10の操作によって行うようにしても
よい。
また、上記実施例においてはホットゾーン長さが任意
の値に変更可能とされているが、ROM52に一定のホット
ゾーン長さデータを固定データとして格納してもよい。
また、上記実施例においては、表示装置(CRT42)に
表示される範囲の文書に対応する編集文書データのみが
記憶されるようになっているが、生文書データ全体に対
応する編集文書データを記憶するようにしてもよい。
また、上記実施例においては、移動単語が2行に分か
れて配置される場合には前行後端へのハイフン加入が同
時に行われるようになっているが、移動単語を単に2行
に分けて配置することも可能である。この場合、キーボ
ード10に移動単語の区切りを命令する区切りキーを追加
するとともに、第3図のS11の処理前にこの区切りキー
が入力されたか否かの判定処理を行い、判定結果がYES
の場合にはS11をバイパスしてS12に移行し、NOの場合に
はS4に戻るようにすればよい。
その他、本発明の主旨を逸脱することなく、当業者の
知識の範囲内で種々の変形,改良を施した態様で本発明
を実施することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明を概念的に説明するブロック図である。
第2図は本発明を英文ワードプロセッサに適用した一実
施例を概略的に説明する電気的なブロック図であり、第
3図および第4図はその実施例においてハイフネーショ
ン援助処理を行うための制御プログラムを示すフローチ
ャートである。第5図ないし第7図は上記実施例におけ
る改行の一例を示す説明図であり、第8図および第9図
は上記実施例におけるジャスティファイ処理の一例を示
す説明図であり、そして、第10図ないし第13図はハイフ
ネーション援助処理の一例を示す説明図である。 10:キーボード 22:カーソル上下移動キー 23:カーソル左右移動キー 28:ホットゾーン設定キー 29:ジャスティファイ処理モード設定/解除キー 30:ハイフネーション援助処理モード設定/解除キー 40:主制御装置、42:CRT

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の単語を含む文書の生文書データを入
    力するための入力装置と、 その入力装置に接続されてそれから入力された前記生文
    書データを記憶する記憶手段、および予め定められた行
    の両端位置のデータに基づいて決まる行末を越えてある
    いは行末近傍まで1単語のデータが入力された際、その
    単語のデータあるいは次の単語のデータを次行へ自動改
    行させて複数の行から成る編集文書データを作成する編
    集文書データ作成手段を含む処理装置と、 その処理装置に接続され、前記編集文書データに対応す
    る文書を画面に表示する表示装置と を含む文書作成装置において、 前記処理装置に、(a)前記編集文書データに関して、
    前記複数の行から前記自動改行が行われた行のうちの1
    行を選択行として選択する行選択手段と、(b)前記自
    動改行により前記選択行の次の行へ移動した移動単語
    を、その自動改行前に選択行の行末近傍部分に行末を越
    えることなく配列され得た最大文字数を越えない数の文
    字より成る前半文字列と残りの後半文字列とに区切る区
    切り位置を演算する演算手段と、(c)前記前半文字列
    を自動で前記選択行の行末近傍部分へ移動させる自動文
    字列移動手段と、(d)前記移動単語における前記前半
    文字列と前記後半文字列との区切り位置を変更する区切
    り位置変更手段とを設けたことを特徴とする文書作成装
    置。
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