JP3282647B2 - オーバレイ印刷システム、方法 - Google Patents
オーバレイ印刷システム、方法Info
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Description
けるオーバレイ印刷技術に関し、特にオーバレイ帳票の
登録を適切に行うのに好適なオーバレイ印刷装置、方
法、およびシステムに関する。
術として、オーバレイ印刷と呼ばれる印刷技術が知られ
ている。ここで、オーバレイ印刷に関する公知の用語の
定義を説明しておく。
ンタなどのページプリンタには、ページ登録、またはフ
ォーム登録と呼ばれる機能があり、この機能により、例
えば原稿用紙形式の枠線などの図形情報を登録すること
が可能である。さらに、このページプリンタを利用して
プレーンテキストの文章を印刷するときに、ページ呼出
し、またはフォーム呼出しと呼ばれる機能を利用する
と、先に登録してあった原稿用紙形式の図形情報と重ね
合わせて文章を印刷することができる。このような重ね
合わせ印刷のことをオーバレイ印刷と呼ぶ。
される帳票を、オーバーレイ帳票、またはオーバーレイ
フォームと呼ぶ。一般に、オーバーレイ帳票は専用の帳
票設計システムを利用して作成される。
ーバレイ帳票情報が保存されるファイル。
レイ帳票内に印刷される印刷データを、後付けデータと
呼ぶ。通常の後付けデータは図形情報などは含まず、位
置合わせのスペースコード、タブコード、改行コード、
改ページコード等を含む単純なテキストデータである。
これをプレーンテキストデータと呼ぶ。
アプリケーションプログラムの処理結果として出力され
た後付けデータのファイルを指す。
別、文字サイズ(ポイント)、太字(ボールド)、斜体
(イタリック)などの文字修飾により決定される印刷文
字の形を指す。
ッチ(LPI)の指定、縦横の印字方向、左右寄せ中央
寄せ等の割付け等の文字レイアウト情報一式を指す。
オーバレイ帳票設計システムを利用し、線分、円弧、面
の塗りつぶし、複数の文字タイプフェースや印字版組が
設定された文字列などの豊富な種類の図形データ項目を
利用して、高機能な帳票を設計し利用することが可能で
ある。
ムは、近年の技術革新により高性能化したコンピュータ
システムのGUI(Graphic User Int
erface)を利用し、設計情報をプリンタ装置に印
字された時と同様にグラフィカルにユーザに対して表示
する方式が採られている。
ページプリンタにフォーム登録する場合、オーバレイ帳
票上にユーザが定義した図形データ項目は、全てフォー
ム登録されてしまっていた。
ーバレイ帳票が実際に印字してみて美しいか否かの判断
には、そこにオーバレイ印刷される後付けデータ文字と
のデザインバランスを加味する必要がある。例えば、オ
ーバレイ帳票に引かれた線分と後付けデータにより位置
決定される文字との間隔や、後付けデータ文字の文字タ
イプフェースと線分の太さの強弱などを吟味する必要が
ある。
レイ帳票内の後付けデータを印字する領域に、適当な仮
の文字列データを定義してみるという設計技法が採られ
てきた。
ずしも1人のエンドユーザによって行われるものではな
い。例えば、オーバレイ帳票の概略をオーバレイ帳票の
利用者がラフスケッチし、オーバレイ帳票の詳細は専門
のデザイナーが設計し、そこにオーバレイする後付けデ
ータは別のアプリケーションプログラマーが設計する、
といった分業がしばしば行われている。
計や利用に関する注意事項を伝達するために、オーバレ
イ帳票の適当な場所に注意事項を記述した文字列データ
を定義するという設計技法が採られてきた。
イ帳票上にユーザが定義した図形データ項目は、全てペ
ージプリンタにフォーム登録されて印刷されてしまう。
このため、実際に印刷する際には不要となる上記仮の文
字列データや注意事項を記述した文字列データも印刷さ
れてしまうので、これらデータをオーバレイ帳票設計が
完成した時点で全て消去しなければならず、オーバレイ
帳票設計作業を効率良く行うとができなかった。
もので、その目的は、オーバレイ帳票設計作業を効率良
く行えるようにすることにある。
め、請求項1記載のオーバレイ印刷システムは、オーバ
レイ帳票の設計処理とオーバレイ印刷処理とを実行する
オーバレイ印刷システムであって、オーバレイ帳票を設
計する場合に、注釈文字列データを定義して入力する入
力制御手段と、該入力制御手段定により定義して入力さ
れた注釈文字列データをオーバレイ帳票を構成する他の
図形データ項目と共に記憶する記憶制御手段と、該記憶
制御手段により記憶されたデータを順次読出してプリン
タにフォーム登録する場合に、順次読出した注釈文字列
データについてはフォーム登録を禁止し、他の図形デー
タ項目についてはフォーム登録を許可する登録制御手段
とを備えている。
オーバレイ印刷システムでは、請求項1記載の前記注釈
文字列データは、オーバレイ帳票の仮の後付けデータに
より構成され、文字列開始座標、文字タイプフェース設
定値、印字組版設定値等のデータを含んでいる。
オーバレイ印刷システムでは、請求項1記載の前記注釈
文字列データは、オーバレイ帳票の設計、利用に関する
注意事項に係るデータにより構成され、文字列開始座
標、文字タイプフェース設定値、印字組版設定値等のデ
ータを含んでいる。
オーバレイ印刷システムでは、請求項1記載の前記入力
制御手段は、既に入力された注釈文字列データの修正デ
ータを入力し得るように構成されている。
オーバレイ印刷システムでは、請求項1記載の前記入力
制御手段、記憶制御手段、登録制御手段は、既存のオー
バレイ印刷用ソフトウェアに対して追加されたソフトウ
ェアにより構成されている。
オーバレイ印刷方法は、オーバレイ帳票の設計処理とオ
ーバレイ印刷処理とを実行するオーバレイ印刷システム
におけるオーバレイ印刷方法であって、オーバレイ帳票
を設計する場合に、注釈文字列データを定義して入力
し、該注釈文字列データをオーバレイ帳票を構成する他
の図形データ項目と共に記憶し、該記憶されたデータを
順次読出してプリンタにフォーム登録する場合に、順次
読出した注釈文字列データについてはフォーム登録を禁
止し、他の図形データ項目についてはフォーム登録を許
可するように構成されている。
オーバレイ印刷方法では、請求項6記載の前記注釈文字
列データは、オーバレイ帳票の仮の後付けデータにより
構成され、文字列開始座標、文字タイプフェース設定
値、印字組版設定値等のデータを含んでいる。
オーバレイ印刷方法では、請求項6記載の前記注釈文字
列データは、オーバレイ帳票の設計、利用に関する注意
事項に係るデータにより構成され、文字列開始座標、文
字タイプフェース設定値、印字組版設定値等のデータを
含んでいる。
オーバレイ印刷方法では、請求項6記載の前記注釈文字
列データとして、既に入力された注釈文字列データの修
正データを入力し得るように構成されている。
のオーバレイ印刷方法では、請求項6記載の前記入力、
記憶、登録の各処理は、既存のオーバレイ印刷用ソフト
ウェアに対して追加されたソフトウェアにより構成され
ている。
前記入力制御手段は、オーバレイ帳票を設計する場合
に、注釈文字列データを定義して入力し、前記記憶制御
手段は、定義して入力された注釈文字列データをオーバ
レイ帳票を構成する他の図形データ項目と共に記憶し、
前記登録制御手段は、記憶されたデータを順次読出して
プリンタにフォーム登録する場合に、順次読出した注釈
文字列データについてはフォーム登録を禁止し、他の図
形データ項目についてはフォーム登録を許可することに
より、注釈文字列データがフォーム登録により印刷され
るのを未然に回避するので、オーバレイ帳票の設計が完
了した段階で注釈文字列データを消去しなくても済み、
オーバレイ帳票設計作業を効率良く行えるようになる。
は、請求項1記載の前記注釈文字列データは、オーバレ
イ帳票の仮の後付けデータにより構成され、文字列開始
座標、文字タイプフェース設定値、印字組版設定値等の
データを含んでおり、請求項1と同様の作用・効果が得
られる。
は、請求項1記載の前記注釈文字列データは、オーバレ
イ帳票の設計、利用に関する注意事項に係るデータによ
り構成され、文字列開始座標、文字タイプフェース設定
値、印字組版設定値等のデータを含んでおり、請求項1
と同様の作用・効果が得られる。
は、請求項1記載の前記入力制御手段は、既に入力され
た注釈文字列データの修正データを入力し得るように構
成されており、請求項1と同様の作用・効果が得られ
る。
は、請求項1記載の前記入力制御手段、記憶制御手段、
登録制御手段は、既存のオーバレイ印刷用ソフトウェア
に対して追加されたソフトウェアにより構成されてお
り、請求項1と同様の作用・効果が得られると共に、既
存のオーバレイ印刷用ソフトウェアをそのまま活用する
ことができる。
方法では、請求項1と同様の作用・効果が得られ、請求
項10記載のオーバレイ印刷方法では、請求項5と同様
の作用・効果が得られる。
ながら説明する。
イ印刷装置を適用したコンピュータシステムの構成図で
ある。
を制御するCPUであり、主記憶装置(CS:Cent
ral Storage)306に記憶されている制御
プログラムに従って装置の動作を制御している。また主
記憶装置306は、外部記憶制御装置(ASC:Aux
iliary Storage Controler)
307を介して外部記憶装置(ASU:Auxilia
ry StorageUnit)308からロードされ
たアプリケーションプログラムを記憶して実行するため
のメモリ領域でもあり、後述するオーバレイ帳票設計シ
ステム、オーバレイ印刷システム、および後付けデータ
を生成する適用業務プログラムなどの各種アプリケーシ
ョンプログラムもその領域中に存在する。
種アプリケーションプログラムは、以下の2つの装置か
らの指示によって操作される。1つは表示装置(SCO
PE)301、キーボード装置(KBD)302、操作
卓制御装置(TCU:Terminal Contro
l Unit)303からなるオペレーター操作卓であ
る。もう1つは、LANやWANなどのネットワークを
介して接続された外部のコンピュータシステムからの指
示で、ネットワーク接続機構(NIC:Network
Interface Controler)304を
通じて本コンピュータシステムに取り込まれる。
ter)311は、入出力制御装置(IOC:Inpu
t Output Controler)310を介し
て本コンピュータシステムに接続されており、オーバレ
イ印刷システムから印刷命令が転送される。なおシステ
ムバス309は、操作卓制御装置303,CPU30
5、主記憶装置306、入出力制御装置310の間のデ
ータおよびプログラム命令の転送が行われる経路であ
る。
レイ帳票設計システム全体を示す。オーバレイ帳票設計
システム401は、実際にはソフトウェア等により構成
され、稼働時には図3の主記憶装置306上に存在す
る。オーバレイ帳票設計システム401は、4つの機能
部分からなり、ユーザインターフェース部407がこれ
らの機能部分全体の制御を行っている。
制御部403を用いてオーバレイ帳票設計システムの利
用者の操作指示を受取り、それを解析して描画制御部4
04やファイル入出力部405に内部命令として処理要
求を発する。またユーザインターフェース部407は、
描画制御部404やファイル入出力部405の処理結果
を表示制御部403に転送し、図3の表示装置301に
表示させる。
部404経由で図形バッファ402上の現在設計中のオ
ーバレイ帳票に関する図形情報を図3の表示装置301
に表示し、図3のキーボード装置302から入力された
ユーザの操作指示を受け付けるプログラムである。
バッファ402を管理し、オーバレイ帳票上に作図され
た全ての図形要素を図形バッファ402に入出力し、ユ
ーザインターフェース部407の指示により表示制御部
403やファイル入出力部405へ双方向に転送するプ
ログラムである。
は、ユーザインターフェース部407の指示に従い、描
画制御部404経由で図形バッファ402上の現在設計
中のオーバレイ帳票に関する図形情報を、図3の外部記
憶装置308上に存在するオーバレイ帳票ファイル40
6へ書込み読出すプログラムである。
レイ印刷システム全体を示す。オーバレイ印刷システム
501は、実際にはソフトウェア等により構成され、稼
働時には図3の主記憶装置306上に存在する。オーバ
レイ印刷システム501は、4つの機能部分からなり、
オーバレイ印刷制御部506がこれらの機能部分全体の
制御を行っている。
ンターフェース部505を介してオーバレイ帳票ファイ
ル名称と後付けデータファイル名称を受取り、ファイル
入出力部502によりこれら2つのファイルを読込み、
プリンタドライバ部507を経由して図3のページプリ
ンタ装置311によるオーバレイ帳票のページ登録と後
付けデータのオーバレイ印刷を行うプログラムである。
は、ファイル入出力部502からオーバレイ帳票ファイ
ル名称と後付けデータファイル名称と一覧を受取り、図
3の表示装置301に表示し、図3のキーボード装置3
02から入力されたファイル名選択情報を受付けるプロ
グラムである。
は、オーバレイ印刷制御部506より渡されたオーバレ
イ帳票のページ登録情報と後付けデータのオーバレイ印
刷情報を基に、図3のページプリンタ装置311に印刷
命令群を発行するプリンタドライバプログラムである。
計処理(注釈文字列の定義処理)を示すフローチャート
であり、本フローチャートは、図4のユーザインターフ
ェース部407のプログラムにて実現されており、図4
の表示制御部403から図形データ項目の定義を行う指
示が渡ってきたときに最初に起動される。
フローの初期化を行う(ステップS100)。初期化の
内容は、以下のフローで利用するために、図4のユーザ
インターフェース部407のプログラム領域内に形成さ
れた新規の注釈文字列データ項目の一時保管領域を初期
化することである。
ってきたユーザからの作図指示が、注釈文字列を定義す
る指示であるか否かを判定する(ステップS101)。
この判定の結果、注釈文字列を定義する指示以外の図形
データに関する指示であった場合は、本注釈文字列の定
義処理は終了する。そして、図4のユーザインターフェ
ース部407のプログラム内の従来技術のオーバレイ印
刷方式に含まれる手法により、ユーザからの作図指示は
処理され、その結果は図4の図形バッファ402に保存
される。
場合は、この指示が、新規に注釈文字列を定義する指示
であるか、或いは既存の注釈文字列を修正する指示であ
るかを判定する(ステップS102)。その結果、既存
の注釈文字列を修正する指示である場合には、図4の図
形バッファ402に保存されていた既存の注釈文字列の
文字列開始座標値と、文字タイプフェース設定値と、印
字組版設定値と、文字列を図4の描画制御部404を利
用して読込み、ステップS100で用意した一時保管域
に保管して(ステップS103)、ステップS104に
進む。
あった場合は、直ちに、ステップS104に進む。この
ステップS104は、ステップS100で初期化され、
場合によってはステップS103で一時保管域に保管さ
れた修正対象の注釈文字列情報を取得し、図4の表示制
御部403を通してユーザにこれらの値を表示し、さら
に図4の表示制御部403を通じてユーザからの注釈文
字列の文字列開始座標値と、文字タイプフェース設定値
と、印字組版設定値と、文字列の決定内容(修正内容、
または新規の定義内容)を得るステップである。さら
に、ステップS104は、これらの決定内容を注釈文字
列に関する図形データ項目として、図4の描画制御部4
04を利用して図4の図形バッファ402に保管するス
テップである。
り、この処理フローチャート全体は終了する。そして、
図4のユーザインターフェース部407のプログラム内
の従来技術のオーバレイ印刷方式に含まれる処理が再び
継続する。
ーバレイ帳票ファイルの読み/書きに関する指示が与え
られた場合は、図4のユーザインターフェース部407
のプログラム内の従来技術のオーバレイ印刷方式に含ま
れる手法により処理される。オーバレイ帳票ファイル読
出しの場合は、図4のオーバレイ帳票ファイル406か
ら図4のファイル入出力部405、描画制御部404を
経由してオーバレイ帳票の図形データ項目の一式が図4
の図形バッファ402に読込まれる。オーバレイ帳票フ
ァイルへの書込みの場合は、逆に図4の図形バッファ4
02からオーバレイ帳票の図形データ項目一式が図4の
描画制御部404、ファイル入出力部405を経由して
オーバレイ帳票ファイル406へ書込まれる。
実施例におけるフォーム登録処理を説明する。なお、本
フォーム登録処理は、図5のオーバレイ印刷制御部50
6のプログラム内に実現されており、図5のユーザイン
ターフェース部505からオーバレイ帳票ファイル名称
と、後付けデータファイル名称と、オーバレイ印刷の指
示が与えられたときに起動される。また本処理は、図5
のオーバレイ印刷制御部506のプログラムで最初に実
行される処理であり、本処理以降に、後付けデータのオ
ーバレイ印刷が図5のオーバレイ印刷制御部506のプ
ログラム内の従来技術のオーバレイ印刷方式に含まれる
手法により行われる。
ローの初期化を行う(ステップ201)。初期化の内容
は、図5のプリンタドライバ部507経由でページプリ
ンタ装置にページ登録の開始命令を転送し、以下の処理
フローで利用する図5のオーバレイ印刷制御部506の
プログラム領域内の図形データ読込み域を初期化する、
以下のフローで利用するオーバレイ帳票ファイルを図5
のファイル入出力部502を利用して先頭から読出し可
能位置に位置付ける、という3つである。
用して、オーバレイ帳票ファイルを読出し、図形データ
項目を1つステップS201で初期化した図形データ読
込み域に保管する(ステップS202)。そして、正常
に図形データ項目が読込めたか、またはファイルの終了
やファイルの異常により読込めなかったかを判定する
(ステップでS203)。その結果、正常に図形データ
が読込めなかった場合は、本フォーム登録処理の終了処
理を行って(ステップS206)、終了する。
ドライバ部507経由でページプリンタ装置311にペ
ージ登録の終了命令を転送し、以降の後付けデータ印刷
に備え、以上のフローで利用したオーバレイ帳票ファイ
ルを図5のファイル入出力部502を利用して開放す
る、という2つである。
は、ステップS203で読込み域に保管された図形デー
タ項目が注釈文字列であるか否かを判定する(ステップ
S204)。その結果、注釈文字列ではないと判定され
た場合は、その注釈文字列以外の図形データ項目を図5
のプリンタドライバ部507経由でページプリンタ装置
311にページ登録データとして転送し、オーバレイ帳
票(フォーム)を登録して(ステップS205)、ステ
ップS202に戻り、次の図形データ項目を読込む。
は、ステップS205をスキップしてステップS202
に戻り、次の図形データ項目を読込むことにより、注釈
文字列のフォーム登録を禁止する。
より、オーバレイ帳票を設計する際に、注釈文字列を定
義することが可能になった。また、図2に示した処理に
より、オーバレイ印刷を行う際に、特にオーバレイ帳票
をフォーム登録する際に、オーバレイ帳票ファイルに定
義された注釈文字列だけはフォーム登録を禁止し、オー
バレイ帳票ファイルに定義されたその他のデータ項目を
フォーム登録することが可能になった。
のオーバレイ印刷方式では、オーバレイ帳票上にユーザ
が定義した図形データ項目が全てページプリンタヘフォ
ーム登録されてしまうために発生していた、2つの問題
点を以下のように解決できた。
ーバレイ印刷方式では、デザインの確認のためにオーバ
レイ帳票の後付けデータを印字する領域に適当な仮の文
字列データを定義し、この仮の文字列データをオーバレ
イ帳票設計が完成した時点で、全て消去しなければなら
ないという手間があった。この問題点は、デザイン確認
のためにオーバレイ帳票の後付けデータを印字する領域
に仮の文字列データを本実施例の注釈文字列として定義
すれば、この仮の文字列データがオーバレイ帳票のフォ
ーム登録によって印字されるのを未然に回避できるの
で、オーバレイ帳票設計が完成した時点で消去する必要
がなくなった。
計や利用に関する注意事項を伝達するためにオーバレイ
帳票の適当な場所に注意事項を記述した文字列データを
定義し、オーバレイ帳票設計が完成した時点で、全て消
去しなければならないという手間があった。この問題点
は、オーバレイ帳票の設計や利用に関する注意事項を伝
達するためにオーバレイ帳票の適当な場所に注意事項を
記述した文字列を本実施例の注釈文字列として定義すれ
ば、この注意事項を記述した文字列がオーバレイ帳票の
フォーム登録によって印字されるのを未然に回避できる
ので、オーバレイ帳票設計が完成した時点で消去する必
要がなくなった。
例の処理を実現する図1および図2に示した処理フロー
は、従来のオーバレイ印刷方式を実現していたプログラ
ムから分岐させて新たに追加した処理フローである。ま
た、本実施例の処理で利用する注釈文字列データ項目
は、従来のオーバレイ印刷方式で利用していたオーバレ
イ帳票上の図形データ項目に新たな種別として追加し
た。本実施例の処理を以上のように、従来のオーバレイ
印刷方式に新たに追加する方法で実現したために、従来
のオーバレイ印刷方式で作成してあったオーバレイ帳票
ファイルや後付けデータファイルは、本実施例のオーバ
レイ印刷方式を実現するオーバレイ帳票設計システムや
オーバレイ印刷システムで、全く修正することなしに利
用することが可能になった。
ーバレイ帳票を設計する場合に、注釈文字列データを定
義して入力し、入力された注釈文字列データをオーバレ
イ帳票を構成する他の図形データ項目と共に記憶し、記
憶されたデータを順次読出してプリンタにフォーム登録
する場合に、順次読出した注釈文字列データについては
フォーム登録を禁止し、他の図形データ項目については
フォーム登録を許可するように構成し、注釈文字列デー
タがフォーム登録により印刷されるのを未然に回避する
ので、オーバレイ帳票の設計が完了した段階で注釈文字
列データを消去しなくても済み、オーバレイ帳票設計作
業を効率良く行うことが可能となる。
処理を示すフローチャートである。
ーム登録する処理を示すフローチャートである。
ムの構成を示すブロック図である。
ステムの構成を示すブロック図である。
ムの構成を示すブロック図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 オーバレイ帳票の設計処理とオーバレイ
印刷処理とを実行するオーバレイ印刷システムであっ
て、 オーバレイ帳票を設計する場合に、注釈文字列データを
定義して入力する入力制御手段と、 該入力制御手段定により定義して入力された注釈文字列
データをオーバレイ帳票を構成する他の図形データ項目
と共に記憶する記憶制御手段と、 該記憶制御手段により記憶されたデータを順次読出して
プリンタにフォーム登録する場合に、順次読出した注釈
文字列データについてはフォーム登録を禁止し、他の図
形データ項目についてはフォーム登録を許可する登録制
御手段と、 を備えたことを特徴とするオーバレイ印刷システム。 - 【請求項2】 前記注釈文字列データは、オーバレイ帳
票の仮の後付けデータにより構成され、文字列開始座
標、文字タイプフェース設定値、印字組版設定値等のデ
ータを含むことを特徴とする請求項1記載のオーバレイ
印刷システム。 - 【請求項3】 前記注釈文字列データは、オーバレイ帳
票の設計、利用に関する注意事項に係るデータにより構
成され、文字列開始座標、文字タイプフェース設定値、
印字組版設定値等のデータを含むことを特徴とする請求
項1記載のオーバレイ印刷システム。 - 【請求項4】 前記入力制御手段は、既に入力された注
釈文字列データの修正データを入力し得ることを特徴と
する請求項1記載のオーバレイ印刷システム。 - 【請求項5】 前記入力制御手段、記憶制御手段、登録
制御手段は、既存のオーバレイ印刷用ソフトウェアに対
して追加されたソフトウェアにより構成されたことを特
徴とする請求項1記載のオーバレイ印刷システム。 - 【請求項6】 オーバレイ帳票の設計処理とオーバレイ
印刷処理とを実行するオーバレイ印刷システムにおける
オーバレイ印刷方法であって、 オーバレイ帳票を設計する場合に、注釈文字列データを
定義して入力し、 該注釈文字列データをオーバレイ帳票を構成する他の図
形データ項目と共に記憶し、 該記憶されたデータを順次読出してプリンタにフォーム
登録する場合に、順次読出した注釈文字列データについ
てはフォーム登録を禁止し、他の図形データ項目につい
てはフォーム登録を許可することを特徴とするオーバレ
イ印刷方法。 - 【請求項7】 前記注釈文字列データは、オーバレイ帳
票の仮の後付けデータにより構成され、文字列開始座
標、文字タイプフェース設定値、印字組版設定値等のデ
ータを含むことを特徴とする請求項6記載のオーバレイ
印刷方法。 - 【請求項8】 前記注釈文字列データは、オーバレイ帳
票の設計、利用に関する注意事項に係るデータにより構
成され、文字列開始座標、文字タイプフェース設定値、
印字組版設定値等のデータを含むことを特徴とする請求
項6記載のオーバレイ印刷方法。 - 【請求項9】 前記注釈文字列データとして、既に入力
された注釈文字列データの修正データを入力し得ること
を特徴とする請求項6記載のオーバレイ印刷方法。 - 【請求項10】 前記入力、記憶、登録の各処理は、既
存のオーバレイ印刷用ソフトウェアに対して追加された
ソフトウェアにより構成されたことを特徴とする請求項
6記載のオーバレイ印刷方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP03425095A JP3282647B2 (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | オーバレイ印刷システム、方法 |
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JPH08207377A JPH08207377A (ja) | 1996-08-13 |
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JP03425095A Expired - Fee Related JP3282647B2 (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | オーバレイ印刷システム、方法 |
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-
1995
- 1995-01-31 JP JP03425095A patent/JP3282647B2/ja not_active Expired - Fee Related
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